JP2020121113A - 環境保護型竹ストロー及びその製造方法と応用 - Google Patents

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Abstract

【課題】人体に無害で、生態環境保護と生態循環に有益な純植物の竹ストローを提供する。【解決手段】環境保護型竹ストロー及びその製造方法と応用に関わり、環境保護型竹ストローの材質は孟宗竹であり、長さ15〜25cm、外直径4〜9mm、内直径2〜7mmである。その製造手順は、孟宗竹のノコ切断、孟宗竹割り、削り、丸棒の乾燥、丸棒のノコ切断、丸棒研磨及びドリルでの穴あけを含み、環境保護型竹ストローができる。人体に無害で、生分解性を備えており、生態環境保護と生態循環を作り上げるのに有益で、環境保護型竹ストローの製造過程中でいかなる化学物質も使用或いは添加せず、加工工程が比較的都合がよく、加工し易く、使用される中で、耐高温性能が優れており、人体に対して如何なる有害な物質も生成或いは分解しない。【選択図】図1

Description

本発明は、食品接触包装材料分野に属し、具体的には、一種の環境保護型竹ストロー及びその製造方法と応用に関わる。
当面食品市場で使用される大多数のストローはプラスチック製ストローであり、それには耐高温性不足、分解性が悪い、非環境保護、使用寿命が短いなど欠点が存在し、かつその製造過程で関連する化学物質を使用する必要があり、人体に対して、生態環境保護と生態循環に対して非常に大きな危害がある。これ以外に、世界で大多数の国家が既に「プラスチック禁止令」を推進或いは計画し、プラスチック製ストローは市場から淘汰されようとしている。
本発明の目的は主に人体に無害で、生態環境保護と生態循環に有益な純植物の竹ストローを製造するためであり、同時に竹の付加価値を高め、竹産業を拡大することである。
上記の技術問題を解決するため、本発明の目的は以下の技術手段を経て実現する。
環境保護型竹ストローの材質は孟宗竹で長さ15〜25cm、外直径4〜9mm、内直径2〜7mmである。
環境保護型竹ストローの製造方法の手順は以下の通り;
(1)孟宗竹のノコ切断:品質の要求に合った孟宗竹を置き、ノコ切断機の中へ入れ切断し、長さ1.5〜1.8mの輪切りを得る;
(2)竹割り:手順(1)で得た孟宗竹の輪切りを竹割機に入れ割り、孟宗竹内部の竹節を除去し、厚さ1.5〜3cmの孟宗竹の板にする;
(3)削る:手順(2)で得た孟宗竹の板を削り機に入れ、孟宗竹の皮と黄色の皮に対して削り、長さ1.5〜1.8m、直径4〜9mmの孟宗竹の丸棒を得る;
(4)丸棒の乾燥:手順(3)で得た竹の丸棒を乾燥室で乾燥を行う。乾燥温度は50℃〜90℃、乾燥時間は7〜8h、乾燥完了後、含水率10%より低い乾燥した孟宗竹の丸棒を得る;
(5)丸棒のノコ切断;手順(4)で得た乾燥した孟宗竹の丸棒を自動切断機に入れ、規定のノコ切断の長さに設定、長さ15〜25cm、直径4〜9mmの規格範囲の孟宗竹の丸棒を得る;
(6)丸棒研磨:手順(5)で得た規範の孟宗竹の丸棒の研磨を行い、丸棒表面のささくれを除去し、丸棒表面を切傷しないくらい滑らかにし、研磨過程では1〜3hの時間をかけて、滑らかな孟宗竹の丸棒を得る;
(7)ドリルでの穴あけ:手順(6)で得た滑らかな孟宗竹の丸棒に直径2〜7mmのドリルを通過させて穴をあけ、長さ15〜25cm、外直径4〜9mm、内直径2〜7mmの環境保護型竹ストローを得る。
手順(1)中の、竹の品質要求:生産周期が3〜7年、且つかびや虫食い現象が出現してはならない。
環境保護型竹ストローは食品飲料業界に応用する。
竹を丸棒にする製造工程を経て、丸棒の中心にドリルで穴を開けて環境保護型竹ストローができ、全ての製造過程でいかなる余分な化学材料も添加せず、孟宗竹が元々持つ純植物の特性を変えないことで、分解性を良くし、人体の健康に良い、生態環境保護と生態循環の純植物の竹ストローができる。
本発明の有益な効果は以下のとおり。
本発明の環境保護型竹ストローと市場のプラスチック製ストローとは大きな違いを有している。
(1)本発明で述べる環境保護型竹ストローは人体に無害で生分解性を持ち、生態環境保護と生態循環に有益な純植物の竹ストローの一種である。現在多数の国家が“プラスチック禁止令”に焦点を合わせていること、ならびに市場で普遍的に存在する耐高温性の悪さ、使用過程で人体に有害な有毒物質に容易に分解すること、分解が困難なプラスチックストローは生態環境保護と生態系循環には貢献しない。このことは非常に重要なことである。
(2)本発明が述べる環境保護型竹ストローの製造過程の中では、いかなる化学物質も使用或いは添加せず、一連の物理的工程を経て純粋な竹から作られる。市場に出ているプラスチック製ストローの製造プロセスと比較すると、竹ストローの製造プロセスは完全に環境保護と生態循環に適合しており、環境汚染を低減する。
(3)本発明が述べる環境保護型竹ストローの加工工程は比較的便利で加工し易い。本発明が述べる環境保護型竹ストローの製造プロセスは、簡単に小さく細い未熟な竹の節を除去した簡単な竹ストローとは異なり、段階を追って工程を進める必要があり、厳格に工程要求書に基づいて生産加工を行うことを要求し、全ての段階でできた環境保護型竹ストローは厳格な品質要求に合致している必要があります。
本発明が述べる環境保護型竹ストローは純植物竹からつくられ、使用される中で、耐高温性が優れており、人体に対して如何なる有害な物質も生成或いは分解しない。だが市場のプラスチック製ストローは使用過程中、高温液体中で容易に変形し、人体に有害な化学物質に分解し易い、したがって人の身体健康に対して比較的大きい危害をもたらす。
図1は環境保護型竹ストローの製造工程のフロー図である。
下記で本発明に対して段階的な詳細な説明を行う。本実施例は本発明技術方案の前提の下で実施し、詳細な実施方式を出すが、本発明の保護範囲は下記の実施例に限らない。
図1で示すように、環境保護型竹ストローの材質は孟宗竹であり、長さ15〜25cm、外直径4〜9mm、内直径2〜7mmである。
環境保護型竹ストローの製造方法の手順は以下の通り:
(1)品質の要求に合った孟宗竹を置き、ノコ切断機の中へ入れ切断し、長さ1.5〜1.8mの輪切りを得る;
(2)竹割り:手順(1)で得た孟宗竹の輪切りを竹割機に入れ割り、孟宗竹内部の竹節を除去し、厚さ1.5〜3cmの孟宗竹板にする;
(3)削る:手順(2)で得た孟宗竹の板を削り機に入れ、孟宗竹の皮と黄色の皮に対して削り、長さ1.5〜1.8m、直径4〜9mmの孟宗竹の丸棒を得る;
(4)丸棒の乾燥:手順(3)で得た竹の丸棒を乾燥室で乾燥を行う。乾燥温度は50℃〜90℃、乾燥時間は7〜8h、乾燥完了後、含水率10%より低い乾燥した孟宗竹の丸棒を得る;
(5)丸棒のノコ切断;手順(4)で得た乾燥した孟宗竹の丸棒を自動切断機に入れ、規定のノコ切断の長さに設定、長さ15〜25cm、直径4〜9mmの規格範囲の孟宗竹の丸棒を得る;
(6)丸棒研磨:手順(5)で得た規格範囲の孟宗竹の丸棒の研磨を行い、丸棒表面のささくれを除去し、丸棒表面を切傷しないくらい滑らかにし、研磨過程では1〜3hの時間をかけて、滑らかな孟宗竹の丸棒を得る;
(7)ドリルでの穴あけ:手順(6)で得た滑らかな孟宗竹の丸棒を直径2〜7mmのドリルを通過させ穴をあけ、長さ15〜25cm、外直径4〜9mm、内直径2〜7mmの環境保護型竹ストローを得る。
手順(1)中の、孟宗竹の品質要求:生産周期が3〜7年、且つかびや虫食い現象が出現してはならない。
環境保護型竹ストローは食品飲料業界に応用する。
孟宗竹の生産周期は3年である。
手順(1)中の、孟宗竹の長さは1.6mである。
手順(2)中の、孟宗竹の板の厚さは2.2cmである。
手順(3)中の、竹丸棒の長さは1.6m、直径4mmである。
手順(4)中の乾燥した孟宗竹の丸棒の乾燥温度は70℃、乾燥時間は7h、含水率は8%である。
手順(5)中の、規格範囲の竹丸棒の長さは15cm、直径4mmである。
手順(6)中の、丸棒の研磨工程の時間の長さは1.6hである。
手順(7)中の、環境保護型竹ストローの長さは15cm、外直径は4mm、内直径は2mmである。
竹の生産周期は5年である。
手順(1)中の、孟宗竹の輪切りの長さは1.8mである。
手順(2)中の、孟宗竹の板の厚さは3cmである。
手順(3)中の、孟宗竹の丸棒の長さは1.8m、直径7mmである。
手順(4)中の、乾燥した孟宗竹の丸棒の乾燥温度は82℃、乾燥時間は7h、含水率は9%である。
手順(5)中の、規格範囲の孟宗竹の丸棒の長さは22cm、直径7mmである。
手順(6)中の、丸棒の研磨過程の時間の長さは2.6hである。
手順(7)中の、環境保護型竹ストローの長さは22cm、外直径7mm、内直径5mmである。
孟宗竹の生産周期は7年である。
手順(1)中の、孟宗竹の輪切りの長さは1.7mである。
手順(2)中の、孟宗竹の板の厚さは2.2cmである。
手順(3)中の、孟宗竹丸棒の長さは1.7m、直径9mmである。
手順(4)中の、乾燥した孟宗竹の丸棒の乾燥温度は90℃、乾燥時間7h、含水率3%である。
手順(5)中の、規格範囲の孟宗竹の丸棒の長さは25cm、直径9mmである。
手順(6)中の、丸棒の研磨過程の時間の長さは3hである。
手順(7)中の、環境保護型竹ストローの長さは25cm、外直径9mm、内直径6mmである。
孟宗竹の生産周期は6年である。
手順(1)中の、孟宗竹の長さは1.6mである。
手順(2)中の、孟宗竹の板の厚さは3cmである。
手順(3)中の、孟宗竹の丸棒の長さは1.5m、直径6mmである。
手順(4)中の、乾燥した孟宗竹の丸棒の乾燥温度は70℃、乾燥時間7h、含水率8%である。
手順(5)中の、規格範囲の孟宗竹の丸棒の長さは22cm、外直径6mmである。
手順(6)中の、丸棒の研磨過程の時間の長さは2.5hである。
手順(7)中の、環境保護型竹ストローの長さは22cm、外直径は6mm、内直径は4mmである。
以上述べた通り、本発明の比較的良い具体的な実施方式であり、これらの具体的な実施方式はすべて本発明の全体的な構想下での異なる実現方式に基づいており、かつ本発明の保護範囲はこれに限定されるものではなく、いかなる本技術分野に詳しい技術人員であっても本発明の開示される技術範囲内で、容易に考えられる変化や置換は、すべて本発明の保護範囲の内に含まれるべきである。

Claims (4)

  1. 環境保護型竹ストローの材質は孟宗竹であり、長さ15〜25cm、外直径は4〜9mm、内直径2〜7mmである、
    ことを特徴とする環境保護型竹ストロー。
  2. 請求項1に記載される環境保護型竹ストローの製造方法であって、
    (1)孟宗竹のノコ切断:品質の要求に合った孟宗竹を置き、ノコ切断機の中へ入れ切断し、長さ1.5〜1.8mの輪切りを得る;
    (2)竹割り:手順(1)で得た孟宗竹の輪切りを竹割機に入れ割り、孟宗竹内部の竹節を除去し、厚さ1.5〜3cmの孟宗竹の板にする;
    (3)削る:手順(2)で得た孟宗竹板を削り機に入れ、孟宗竹の皮と黄色の皮に対して削り、長さ1.5〜1.8m、直径4〜9mmの孟宗竹の丸棒を得る;
    (4)丸棒の乾燥:手順(3)で得た竹の丸棒を乾燥室で乾燥を行う。乾燥温度は50℃〜90℃、乾燥時間は7〜8h、乾燥完了後、含水率10%より低い乾燥した孟宗竹の丸棒を得る;
    (5)丸棒のノコ切断;手順(4)で得た乾燥した孟宗竹の丸棒を自動切断機に入れ、規定のノコ切断の長さに設定、長さ15〜25cm、直径4〜9mmの規格範囲の孟宗竹の丸棒を得る;
    (6)丸棒研磨:手順(5)で得た規範の孟宗竹の丸棒の研磨を行い、丸棒表面のささくれを除去し、丸棒表面を切傷しないくらい滑らかにし、研磨過程では1〜3hの時間をかけて、滑らかな孟宗竹の丸棒を得る;
    (7)ドリルでの穴あけ:手順(6)で得た滑らかな孟宗竹の丸棒を直径2〜7mmのドリルを通過させ穴をあけ、長さ15〜25cm、外直径4〜9mm、内直径2〜7mmの環境保護型竹ストローを得る、
    という製造手順を有することを特徴とする環境保護型竹ストローの製造方法。
  3. 請求項2に記載の環境保護型竹ストローの製造方法であって;
    手順(1)中の、孟宗竹の品質要求:生産周期が3〜7年、且つかびや虫食い現象が出現してはならない、
    ことを特徴とする環境保護型竹ストローの製造方法。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の環境保護型竹ストローは食品飲料業界で応用する、
    ことを特徴とする環境保護型竹ストロー。
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