JP2020119976A - 冷却装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器の姿勢に拘わらず、冷却装置が備えるポンプ内が冷媒で満たされた状態を維持することを目的とする。【解決手段】冷却装置は、冷媒が循環する循環流路と、前記循環流路に配置され、発熱体が発する熱を冷媒が受ける受熱部と、前記循環流路に配置され、前記冷媒が前記受熱部で受けた熱を放出する放熱部と、前記循環流路に配置され、前記冷媒を前記受熱部に送出するポンプと、前記循環流路に接続され、内部に空間を有するタンクと、を備え、前記タンクは、前記ポンプが前記受熱部と前記放熱部よりも鉛直方向上側に位置している状態であるときに、前記ポンプよりも鉛直方向に高い位置に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、冷却装置及び電子機器に関する。
従来、電子機器は、その使用に伴って発熱することから、電子機器には、ポンプによって冷媒を循環させる冷却装置が組み込まれることがある。通常、ポンプは冷媒で満たされた状態で稼働させることが望ましい。このため、できるだけポンプ内に空気が送り込まれないようにすべく、冷媒の貯留タンク内に連結部を介して回転可能に導引管を設け、その吸入口が貯留された冷媒から露出しないようにした構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、ポンプへ供給される冷却液の流出口をタンクの略中央に設け、タンク内に冷却液を流入させる連通口と冷却液の流出口との間に仕切り板を設けて、気泡が流出口に移動することを抑制する提案もされている(例えば、特許文献2参照)。
特開2013−197519号公報 国際公開2018/037540号
ところで、冷媒が沸騰できるように冷媒が流通する領域に空間を設け、冷媒が沸騰する際の相変化に伴う潜熱を利用した沸騰型の冷却装置が知られている。このような沸騰型の冷却装置には、冷媒の沸騰温度を調整するために冷媒が流通する領域に設けた空間を真空引きして減圧した減圧沸騰型の冷却装置も存在する。このような減圧沸騰型の冷却装置は、ポンプ内に冷媒が存在しない状態であると、冷媒を圧送することができない。仮に、冷媒が流通する領域に設けた空間が減圧されておらず、空気が存在する形態の冷却装置であれば、ポンプ内に多少の空気が吸い込まれても、ポンプが空気を排出することに伴って、冷媒は圧送されることがある。しかしながら、減圧沸騰型の冷却装置においてポンプ内に冷媒が存在していない状態となると、ポンプ内に空気も存在しておらず、冷媒を圧送することができない。このため、減圧沸騰型の冷却装置は、減圧を行っていない冷却装置と比較して、ポンプ内が冷媒で満たされた状態に維持することの重要性が高い。この点において、特許文献1は、連結部によって導引管を回転させる構造であるため、連結部に不具合が生じると導引管の吸入口が冷媒から露出し、電子機器の姿勢によってはポンプ内の冷媒が排出された状態となることが想定される。また、特許文献2においても、電子機器の姿勢によってはポンプ内の冷媒が排出された状態となることが想定される。
1つの側面では、本明細書開示の発明は、電子機器の姿勢に拘わらず、冷却装置が備えるポンプ内が冷媒で満たされた状態を維持することを目的とする。
1つの態様では、冷却装置は、冷媒が循環する循環流路と、前記循環流路に配置され、発熱体が発する熱を冷媒が受ける受熱部と、前記循環流路に配置され、前記冷媒が前記受熱部で受けた熱を放出する放熱部と、前記循環流路に配置され、前記冷媒を前記受熱部に送出するポンプと、前記循環流路に接続され、内部に空間を有するタンクと、を備え、前記タンクは、前記ポンプが前記受熱部と前記放熱部よりも鉛直方向上側に位置している状態であるときに、前記ポンプよりも鉛直方向に高い位置に配置されている。
他の態様では、電子機器は、発熱体と、前記発熱体を冷却する冷却装置と、を備えた電子機器であって、前記冷却装置は、冷媒が循環する循環流路と、前記循環流路に配置され、前記発熱体が発する熱を冷媒が受ける受熱部と、前記循環流路に配置され、前記冷媒が前記受熱部で受けた熱を放出する放熱部と、前記循環流路に配置され、前記冷媒を前記受熱部に送出するポンプと、前記循環流路に接続され、内部に空間を有するタンクと、を備え、前記タンクは、前記ポンプが前記受熱部と前記放熱部よりも鉛直方向上側に位置している状態であるときに、前記ポンプよりも鉛直方向に高い位置に配置されている。
本発明は、電子機器の姿勢に拘わらず、冷却装置が備えるポンプ内が冷媒で満たされた状態を維持することができる。
図1は第1実施形態の冷却装置を備えた電子機器を模式的に示し、冷却装置が備えるタンクが鉛直方向上側に位置した状態でポンプが停止しているときの様子を示す説明図である。 図2は第1実施形態の冷却装置を模式的に示し、冷却装置が備えるタンクが鉛直方向上側に位置した状態でポンプが稼働しているときの様子を示す説明図である。 図3は第1実施形態の冷却装置を模式的に示し、冷却装置が備える放熱部が鉛直方向上側に位置した状態でポンプが停止しているときの様子を示す説明図である。 図4は第1実施形態の冷却装置を模式的に示し、冷却装置が備える放熱部が鉛直方向上側に位置した状態でポンプが稼働しているときの様子を示す説明図である。 図5は第1実施形態の冷却装置を模式的に示し、冷却装置が備える受熱部が鉛直方向上側に位置した状態でポンプが停止しているときの様子を示す説明図である。 図6は第1実施形態の冷却装置を模式的に示し、冷却装置が備える受熱部が鉛直方向上側に位置した状態でポンプが稼働しているときの様子を示す説明図である。 図7は第2実施形態の冷却装置を模式的に示す説明図である。 図8は第3実施形態の冷却装置を模式的に示す説明図である。 図9は第4実施形態の冷却装置を模式的に示す説明図である。 図10は第5実施形態の冷却装置を模式的に示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては、説明の都合上、実際には存在する構成要素が省略されていたり、寸法が実際よりも誇張されて描かれていたりする場合がある。
(第1実施形態)
まず、図1から図6を参照して、第1実施形態の冷却装置10について説明する。冷却装置10は、電子機器100に組み込まれている。電子機器100は、筐体101内に発熱体102を備える。冷却装置10は、発熱体102を冷却する。本実施形態における発熱体102は、CPU(Central Processing Unit)であるが、電子機器100の使用に際して、発熱することがあるものは、冷却装置10の冷却対象とすることができる。例えば、電子機器100がプロジェクターであり、光源等を有し、これらが発熱するときは、冷却装置10は、これらを発熱体102として冷却することができる。冷却装置10は、電子機器100が使用に際し、種々の設置姿勢となることが想定される電子機器100に好適に用いることができる。なお、筐体101は、図1にのみ描かれており、他の図においては、省略されている。また、図面では、製造時に行う減圧のための配管は省略している。
冷却装置10は、冷媒Wが循環する循環流路1を備える。循環流路1には、発熱体102が発する熱を冷媒Wが受ける受熱部11、冷媒Wが受熱部11で受けた熱を放出する放熱部12、冷媒Wを受熱部11に送出する第1ポンプ15を備える。
本実施形態における冷媒Wは、純水であるが、他の冷媒とすることもできる。本実施形態の冷却装置10は、沸騰型であり、冷媒Wが沸騰することができるようにするため、冷却装置10の内部空間の一部に、液相の冷媒Wが存在しない領域を形成している。この領域は、効率的な冷媒Wの沸騰を阻害しないように冷媒Wの気体と異なる気体が排除されていることが望ましい。
純水を冷媒Wとした場合、1気圧(大気圧)における冷媒Wの沸騰は100℃である。しかしながら、電子機器100の素子は、熱伝達率を考慮すると冷却装置10によって50℃程度に冷却されることが望ましい。そこで、本実施形態の冷却装置10では、内部圧力を0.1気圧に調整することで沸点を下げている。また内封された冷媒Wが液体時や沸騰時に、冷媒Wの気体と異なる、例えば、窒素や酸素などの気体が発生しないように、冷却装置10には、脱気処理した冷媒Wが注入されている。冷媒Wを脱気処理することで、冷媒Wへの他の気体の溶解が排除される。
循環流路1は、第1配管17、第2配管18及び第3配管19を含んでいる。第1配管17の第1端部17aは、ポンプ15の吐出口15bに接続されている。第1配管17の第2端部17bは、受熱部11内に開口するように配置されている。すなわち、第1配管17は、ポンプ15から受熱部11へ向かって冷媒Wを流す。第2配管18の第1端部18aは、受熱部11に接続されている。第2配管18の第2端部18bは、放熱部12に接続されている。すなわち、第2配管18は、受熱部11から放熱部12に向かって冷媒Wを流す。但し、本実施形態では、後に説明するように放熱部12の上流側に上流側タンク13が設けられているため、第2配管18の第2端部18bは、上流側タンク13の導入口13aに接続されており、第2配管18は、上流側タンク13を介して放熱部12に接続されている。第3配管19の第1端部19aは、放熱部12に接続されている。第3配管19の第2端部19bは、ポンプ15の吸入口15aに接続されている。すなわち、第3配管19は、放熱部12からポンプ15へ向かって冷媒Wを流す。但し、本実施形態では、後に説明するように放熱部12の下流側に下流側タンク14が設けられているため、第3配管19の第1端部19aは、下流側タンク14の排出口14aに接続されており、第3配管19は、下流側タンク14を介して放熱部12に接続されている。
受熱部11は、発熱体102を接触させる発熱体設置部11aを備えている。また、受熱部11は、その内部に冷媒を貯留する空間、すなわち、受熱部貯留部11bを有している。受熱部貯留部11b内には、第1配管17が延びており、その第2端部17bが受熱部貯留部11bの内側まで到達し、開口している。第2端部17bは、発熱体設置部11aと対向した状態とされている。
放熱部12は、いわゆるラジエーターである。放熱部12の上流側には、上流側タンク13が設けられており、冷媒Wの上流側貯留部13bが形成されている。また、放熱部12の下流側には、下流側タンク14が設けられており、冷媒Wの下流側貯留部14bが形成されている。下流側タンク14は、図1や図2に示すように、ポンプ15が受熱部11と放熱部12よりも鉛直方向上側に位置している状態であるときに、ポンプ15よりも鉛直方向に高い位置に配置されている。
ポンプ15は、ケース151内に羽根状の回転子152を備えている。ケース151と回転子152との間には、隙間が設けられている。これは、回転子152が停止している状態のときに、ポンプ15内に冷媒Wが存在していない領域が形成されることがないように、冷媒Wが移動でき、ポンプ15内が冷媒Wで満たされることができるようにするためである。このように冷媒Wを移動させる要請から、本実施形態では、遠心ポンプが採用されている。
これらの受熱部11、放熱部12、第1ポンプ15が配置された循環流路1は、内部の圧力を制御するために外部圧力の影響を受けない気密性を確保した密閉構造をしている。本実施形態では、内部を0.1気圧にするため、受熱部11、放熱部12、第1ポンプ15が配置された循環流路1において冷媒Wとの接液部分は、金属であり、各部品をロウ付けで接続した密閉構造としている。
本実施形態の電子機器100は、種々の設置姿勢をとることができるが、例えば、図1や図2に示すように、ポンプ15が受熱部11と放熱部12よりも鉛直方向上側に位置する姿勢となることがある。具体的に、電子機器100は、ポンプ15の吸込口15aと吐出口15bのいずれもが受熱部11と放熱部12よりも上側に位置する姿勢となることがある。本実施形態の冷却装置10は、電子機器がこのような姿勢となった場合であっても、ポンプ15内が冷媒Wで満たされるようにタンク16を備えている。
タンク16は、図1や図2に示すように、ポンプ15が受熱部11と放熱部12よりも鉛直方向上側に位置している状態であるときに、ポンプ15よりも鉛直方向に高い位置に配置されている。これは、冷却装置10の内部空間の一部に形成される液相の冷媒Wが存在しない領域がポンプ15内に移動してくることを回避するための措置である。ここで、図1は、ポンプが停止しているときの様子を示し、図2はポンプが稼働しているときの様子を示している。
タンク16は、循環流路1、より具体的には、第1配管17から分岐した分岐配管20を介して循環流路1に接続されている。分岐配管20は、第1配管17に設けられた分岐点20aから分岐している。分岐配管20は、図1に示すように、ポンプ15が受熱部11と放熱部12よりも鉛直方向上側に位置している状態であるときに、上方に向かって延びている。タンク16の底部には、連通口16bが設けられており、この連通口16bに分岐配管20が接続されている。このように、分岐配管20を介してタンク16を設けることで、タンク16は、ポンプ15よりも鉛直方向に高い位置に配置されている。分岐配管20を用いることで、冷却装置10が図1に示す姿勢となるときに、タンク16をポンプ15よりも高い位置に設置しやすくなる。なお、本実施形態では、タンク16は、ポンプ15との位置関係を実現し易くするために、第1配管17に接続させているが、同様の理由で、タンク16を第3配管19に接続するようにしてもよい。
タンク16は、内部に空間16aを有しており、冷却装置10が、ポンプ15を停止させた状態で図1に示す姿勢となったとき、冷媒Wの液面WS1はタンク16内に位置する。すなわち、冷媒Wは、その重力によって下方に移動し、冷却装置10の内部空間の一部に形成される液相の冷媒Wが存在しない領域が空間SP1として空間16a内に形成される。このように、冷却装置10が、図1に示す姿勢となったとき、ポンプ15は、液面WS1よりも下側に位置しているため、ポンプ15内は冷媒Wで満たされた状態となる。
このようなタンク16は、循環流路1やこれに配置された受熱部11、放熱部12の及びポンプ15内、すなわち、冷却装置10の内部空間の一部に形成される液相の冷媒Wが存在しない領域を一時的に収容するためのタンクである。このためタンク16は、第1配管17、第2配管18及び第3配管19から外れた位置に配置されていてもよい。すなわち、冷却装置10が稼働しているときに冷媒が通過する経路から外れた位置に配置されていてもよい。
このように、タンク16は、冷却装置10の内部空間の一部に形成される液相の冷媒Wが存在しない領域を一時的に収容するものである。このため、タンク16内の空間16aの容積は、冷媒Wが沸騰した状態のときに、循環流路1と受熱部11と放熱部12とポンプ15を合わせた領域において、気相の冷媒Wが占める容積よりも大きいことが望ましい。本実施形態にあっては、空間16aの容積は、冷却装置10においてタンク16と分岐配管20の内部容積を除いた部分において、気相の冷媒Wが占める容積よりも大きいことが望ましい。
冷媒Wは、沸騰することで液相部分が減少し、気相部分が増す。すなわち、気相の冷媒Wが増す。このように、気相の冷媒Wが増した状態においても、空間16aの容積が気相の冷媒Wが占める容積よりも大きければ、空間16a内に液相の冷媒Wが存在しない領域を収納することができる。空間16a内に液相の冷媒Wが存在しない領域を収納することができれば、ポンプ15内を液相の冷媒Wで満たすことができる。
以上のように本実施形態の冷却装置10によれば、図1に示すように、ポンプ15が受熱部11と放熱部12よりも鉛直方向上側に位置する姿勢となり、ポンプ15が停止していてもポンプ15内を液相の冷媒Wで満たすことができる。
また、図2に示すように、ポンプ15が稼働しているときであってもポンプ15内は液相の冷媒Wで満たされており、冷却装置10は、継続して稼働することができる。ここで、冷却装置10が稼働している時の冷媒Wの状態について図2を参照して説明する。冷却装置10は、電子機器100の電源が入れられると稼働し始める。ポンプ15は、冷却装置10の稼働開始と共に作動する。
ポンプ15が作動すると、冷媒Wはポンプ15の吐出口15bから第1配管17に吐出される。吐出された冷媒Wは、第1配管17を通じて受熱部11に供給される。受熱部11に供給された冷媒Wは、矢示21のように発熱体設置部11aに噴き付けられ、発熱体102の熱を受けて沸騰する。このため、受熱部11内に気相の冷媒Wによって空間SP2が形成される。そして、冷媒Wは、気液混相の状態で、上流側タンク13を通じて放熱部12へ送られる。放熱部12では、冷媒Wが冷却される。このため、気相の冷媒Wの一部が液相に戻る。液相に戻ることがなかった冷媒Wや、元々、冷却装置10の内部空間の一部に形成される液相の冷媒Wが存在しない領域は、下流側タンク14内の下流側貯留部14b内に捕集される。これにより、下流側タンク14内に液面WS2が現れ、空間SP3が形成される。これは、下流側タンク14が、タンク16と同様に、ポンプ15が受熱部11と放熱部12よりも鉛直方向上側に位置している状態であるときに、ポンプ15よりも鉛直方向に高い位置に配置されているためである。
放熱部12を通過した液相の冷媒Wは、再びポンプ15の吸込口15aに吸い込まれ、ポンプ15によって吐出される。
なお、ポンプ15が作動しているとき、タンク16内には、ポンプ15の吐出圧力によって冷媒Wが充満した状態となっている。
つぎに、このような冷却装置10の姿勢が変化した場合について図3及び図4を参照して説明する。図3及び図4は、図1及び図2に示す冷却装置10の状態から、冷却装置10を90°回転させ、放熱部12が鉛直方向上側に位置した状態を示している。図3は、ポンプ15が停止しているときの様子を示し、図4はポンプ15が稼働しているときの様子を示している。
図3や図4に示す状態の冷却装置10において、鉛直方向上側の位置が最も高いのは、放熱部12である。このため、図3に示すように、ポンプ15が停止しているとき、液相の冷媒Wはその重力で下方に移動する。そして、冷却装置10の内部空間の一部に形成される液相の冷媒Wが存在しない領域は、上流側タンク13、放熱部12及び下流側タンク14内に移動する。この結果、これらの内部に液面WS3が現れ、空間SP4が形成される。これにより、ポンプ15の内部は液相の冷媒Wで満たされた状態となる。
一方、図4に示すように、ポンプ15が稼働すると、冷媒Wはポンプ15の吐出口15bから第1配管17に吐出される。吐出された冷媒Wは、第1配管17を通じて受熱部11に供給される。受熱部11に供給された冷媒Wは、発熱体設置部11aに噴き付けられ、発熱体102の熱を受けて沸騰する。このため、受熱部11内に気相の冷媒Wによって空間SP2が形成される。そして、冷媒Wは、気液混相の状態で、上流側タンク13を通じて放熱部12へ送られる。このとき、元々、冷却装置10の内部空間の一部に形成される液相の冷媒Wが存在しない領域は、上流側タンク13内の上流側貯留部13b内に捕集される。これにより、上流側タンク13内に液面WS4が現れ、空間SP5が形成される。これは、この状態において、上流側タンク13が、タンク16と同様に、鉛直方向に高い位置にあるためである。放熱部12に送られた冷媒Wは、放熱部12において冷却される。気相の状態で放熱部12に送られた冷媒Wは、液相の状態に戻される。
このように、冷却装置10が、放熱部12を鉛直方向上側に位置させた状態であっても、ポンプ15内は、液相の冷媒Wで満たされた状態となり、ポンプ15を継続して稼働させることができる。
つぎに、図5及び図6を参照して、冷却装置10の姿勢がさらに変化した場合について説明する。図5及び図6は、図3及び図4に示す冷却装置10の状態から、冷却装置10をさらに90°回転させ、受熱部11が鉛直方向上側に位置した状態を示している。図5は、ポンプ15が停止しているときの様子を示し、図6はポンプ15が稼働しているときの様子を示している。
図5や図6に示す状態の冷却装置10において、鉛直方向上側の位置が最も高いのは、受熱部11である。このため、図5に示すように、ポンプ15が停止しているとき、液相の冷媒Wはその重力で下方に移動する。そして、冷却装置10の内部空間の一部に形成される液相の冷媒Wが存在しない領域は、受熱部11内に移動する。この結果、受熱部11の受熱部貯留部11b内に液面WS5が現れ、空間SP6が形成される。これにより、ポンプ15の内部は液相の冷媒Wで満たされた状態となる。
一方、図6に示すように、ポンプ15が稼働すると、冷媒Wはポンプ15の吐出口15bから第1配管17に吐出される。吐出された冷媒Wは、第1配管17を通じて受熱部11に供給される。受熱部11に供給された冷媒Wは、発熱体設置部11aに噴き付けられ、発熱体102の熱を受けて沸騰する。このため、受熱部11内に気相の冷媒Wによって空間SP2が形成される。そして、冷媒Wは、気液混相の状態で、上流側タンク13を通じて放熱部12へ送られる。このとき、元々、冷却装置10の内部空間の一部に形成される液相の冷媒Wが存在しない領域は、上流側タンク13内の上流側貯留部13b内に捕集される。これにより、上流側タンク13内に液面WS6が現れ、空間SP7が形成される。これは、この状態において、上流側タンク13が、導入口13aよりも上側に広がる空間を有しているためである。放熱部12に送られた冷媒Wは、放熱部12において冷却される。気相の状態で放熱部12に送られた冷媒Wは、液相の状態に戻される。
このように、冷却装置10が、受熱部11を鉛直方向上側に位置させた状態であっても、ポンプ15内は、液相の冷媒Wで満たされた状態となり、ポンプ15を継続して稼働させることができる。
なお、放熱部12を最も下側に配置した場合であっても、同様に、ポンプ15の内部を液相の冷媒Wで満たすことができ、ポンプ15を継続して稼働させることができる。
(第2実施形態)
つぎに、図7を参照して、第2実施形態の冷却装置30について説明する。第2実施形態の冷却装置30は、第1実施形態の冷却装置10が備える第1配管17に代えて、第1配管27を備える。そして、第1実施形態におけるタンク16に代えてタンク36を備えている。なお、その他の構成は、第1実施形態と異なるところがないので、共通する構成要素については、図面中、同一の参照番号を付し、その詳細な説明は省略する。
第1配管27の第1端部27aは、ポンプ15の吐出口15bに接続されている。また、第1配管27の第2端部27bは、受熱部11内に開口するように配置されている。これらの点は、第1実施形態の第1配管17と共通する。ただし、第2実施形態では、分岐配管20が廃止され、第1配管27の途中にタンク36が組み込まれている。
タンク36は、第1実施形態のタンク16と同様に、図7に示すように、ポンプ15が受熱部11と放熱部12よりも鉛直方向上側に位置している状態であるときに、ポンプ15よりも鉛直方向に高い位置に配置されている。このため、第2実施形態の冷却装置30も第1実施形態の冷却装置10と同様に、ポンプ15が受熱部11と放熱部12よりも鉛直方向上側に位置している状態のとき、ポンプ15内を冷媒Wで満たした状態とすることができる。また、冷却装置10と同様に、冷却装置30の設置姿勢が種々変化しても、ポンプ15内は、液相の冷媒Wで満たされた状態となり、ポンプ15を継続して稼働させることができる。
第2実施形態の冷却装置30は、分岐配管20が廃止されているため、清掃等のメンテナンスが容易である。
(第3実施形態)
つぎに、図8を参照して、第3実施形態の冷却装置40について説明する。第3実施形態の冷却装置40は、第1実施形態の冷却装置10が備える第3配管19に代えて、第3配管49を備える。そして、第1実施形態におけるタンク16に代えてタンク46を備えている。また、これに伴って、下流側タンク14が廃止されている。なお、その他の構成は、第1実施形態と異なるところがないので、共通する構成要素については、図面中、同一の参照番号を付し、その詳細な説明は省略する。
第3配管49はポンプ15と放熱部12を接続している。そして、その間にタンク46が組み込まれている。
タンク46は、第1実施形態のタンク16と同様に、図8に示すように、ポンプ15が受熱部11と放熱部12よりも鉛直方向上側に位置している状態であるときに、ポンプ15よりも鉛直方向に高い位置に配置されている。このため、第3実施形態の冷却装置40も第1実施形態の冷却装置10と同様に、ポンプ15が受熱部11と放熱部12よりも鉛直方向上側に位置している状態のとき、ポンプ内を冷媒Wで満たした状態とすることができる。また、冷却装置10と同様に、冷却装置40の設置姿勢が種々変化しても、ポンプ15内は、液相の冷媒Wで満たされた状態となり、ポンプ15を継続して稼働させることができる。
第3実施形態の冷却装置40は、ポンプ15の上流側にタンク46を備えているので、第1実施形態の冷却装置10が備えていた下流側タンク14を廃止することができ、構成を簡素化することができる。
(第4実施形態)
つぎに、図9を参照して、第4実施形態の冷却装置50について説明する。第4実施形態の冷却装置50は、いわば、第2実施形態の冷却装置30と第3実施形態の冷却装置40を組み合わせた形態である。すなわち、冷却装置50は、第1配管27に組み込まれたタンク36と第3配管49に組み込まれたタンク46を備えている。
タンク36及びタンク46は、第1実施形態のタンク16と同様に、図9に示すように、ポンプ15が受熱部11と放熱部12よりも鉛直方向上側に位置している状態であるときに、ポンプ15よりも鉛直方向に高い位置に配置されている。このため、第4実施形態の冷却装置50も第1実施形態の冷却装置10と同様に、ポンプ15が受熱部11と放熱部12よりも鉛直方向上側に位置している状態のとき、ポンプ15内を冷媒Wで満たした状態とすることができる。また、冷却装置10と同様に、冷却装置50の設置姿勢が種々変化しても、ポンプ15内は、液相の冷媒Wで満たされた状態となり、ポンプ15を継続して稼働させることができる。
第4実施形態の冷却装置40は、ポンプ15の上流側及び下流側にタンクを備えているので、姿勢の変化に対し、ポンプ15内に冷媒Wを充填する機能を強化することができる。
(第5実施形態)
つぎに、図10を参照して、第5実施形態の冷却装置60について説明する。第5実施形態の冷却装置60は、第4実施形態の冷却装置50の態様に、ポンプ15と並べてさらに他のポンプ65を設けた態様となっている。冷却装置60は、冷却装置50と同様に、タンク36及びタンク46を備える。タンク36及びタンク46は、図10に示すように、ポンプ15及びポンプ65が受熱部11と放熱部12よりも鉛直方向上側に位置している状態であるときに、ポンプ15及びポンプ65よりも鉛直方向に高い位置に配置されている。このため、第5実施形態の冷却装置60も第1実施形態の冷却装置10と同様に、ポンプ15及びポンプ65が受熱部11と放熱部12よりも鉛直方向上側に位置している状態のとき、ポンプ15及びポンプ65内を冷媒Wで満たした状態とすることができる。また、冷却装置10と同様に、冷却装置50の設置姿勢が種々変化しても、ポンプ15及びポンプ65内は、液相の冷媒Wで満たされた状態となり、ポンプ15及びポンプ65を継続して稼働させることができる。
第5実施形態の冷却装置60は、ポンプの数に対応させたタンクを備えているので、姿勢の変化に対し、ポンプ15及びポンプ65内に冷媒Wを充填する機能を強化することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1 循環流路
10、30、40、50 冷却装置
11 受熱部
11a 発熱体設置部
11b 受熱部貯留部
12 放熱部
13 上流側タンク
13b 上流側貯留部
14 下流側タンク
14b 下流側貯留部
15、65 ポンプ
16、36、46 タンク
17、27 第1配管
18 第2配管
19、49 第3配管
20 分岐配管
20a 分岐点
100 電子機器
102 発熱体

Claims (9)

  1. 冷媒が循環する循環流路と、
    前記循環流路に配置され、発熱体が発する熱を冷媒が受ける受熱部と、
    前記循環流路に配置され、前記冷媒が前記受熱部で受けた熱を放出する放熱部と、
    前記循環流路に配置され、前記冷媒を前記受熱部に送出するポンプと、
    前記循環流路に接続され、内部に空間を有するタンクと、
    を備え、
    前記タンクは、前記ポンプが前記受熱部と前記放熱部よりも鉛直方向上側に位置している状態であるときに、前記ポンプよりも鉛直方向に高い位置に配置された冷却装置。
  2. 前記受熱部、前記放熱部及び前記ポンプが配置された前記循環流路は、気密性を確保した密閉構造を有する請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記冷媒は、脱気処理されている請求項1又は2に記載の冷却装置。
  4. 前記タンクは、前記循環流路から分岐した分岐配管を介して前記循環流路に接続され、前記分岐配管は、前記ポンプが前記受熱部と前記放熱部よりも鉛直方向上側に位置している状態であるときに、上方に向かって延びている請求項1から3のいずれか一項に記載の冷却装置。
  5. 前記循環流路は、前記ポンプから前記受熱部へ向かって前記冷媒を流す第1配管と、前記受熱部から前記放熱部に向かって前記冷媒を流す第2配管と、前記放熱部から前記ポンプへ向かって冷媒を流す第3配管と、
    を、備え、前記タンクは、前記第1配管及び前記第3配管の少なくともいずれか一方に接続された請求項1から4のいずれか一項に記載の冷却装置。
  6. 前記受熱部は、内部に冷媒を貯留する空間を有する請求項1から5のいずれか1項に記載の冷却装置。
  7. 前記放熱部の上流側及び下流側の少なくともいずれか一方に冷媒を貯留する空間を有する請求項1から6のいずれか1項に記載の冷却装置。
  8. 前記タンク内の前記空間の容積は、前記冷媒が沸騰した状態のときに、前記循環流路と前記受熱部と前記放熱部と前記ポンプを合わせた領域において、気相の前記冷媒が占める容積よりも大きい請求項1から7のいずれか1項に記載の冷却装置。
  9. 発熱体と、
    前記発熱体を冷却する冷却装置と、を備えた電子機器であって、
    前記冷却装置は、
    冷媒が循環する循環流路と、
    前記循環流路に配置され、前記発熱体が発する熱を冷媒が受ける受熱部と、
    前記循環流路に配置され、前記冷媒が前記受熱部で受けた熱を放出する放熱部と、
    前記循環流路に配置され、前記冷媒を前記受熱部に送出するポンプと、
    前記循環流路に接続され、内部に空間を有するタンクと、
    を備え、
    前記タンクは、前記ポンプが前記受熱部と前記放熱部よりも鉛直方向上側に位置している状態であるときに、前記ポンプよりも鉛直方向に高い位置に配置された電子機器。
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