JP2009204254A - 電子機器、およびヒートパイプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造コストを安価におさえつつ、複数の発熱部品の冷却に対応することができるループヒートパイプを備えた電子機器を提供する。
【解決手段】 電子機器は、筐体21の内部に収容される発熱部品25と、環状をなした内部流路に作動流体を封入して形成されるループヒートパイプ32と、を具備する。ループヒートパイプ32は、受熱部41と、放熱部42と、気化した作動流体を受熱部から放熱部42に向けて流す蒸気流路43と、液化した作動流体を放熱部42から受熱部41に向けて流す液戻り流路44と、液戻り流路44の内部で、蒸気流路43に隣接する位置に設けられるウィック45と、を備える。ウィック45は、蒸気流路43と液戻り流路44とを仕切るための仕切部を兼ねる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、発熱部品を冷却するためのループヒートパイプを備えた電子機器、ループヒートパイプおよび冷却装置に関する。
例えば、ループ形状をなしたループ型のヒートパイプとして、以下のものが知られている。このループヒートパイプは、環状の流路が内部に作りこまれたコンテナと、コンテナ内部の流路に配置されたウィックと、コンテナの内部空間に充填された作動流体と、を備えている。ウィックは、毛細管力を発揮することができる布部材で構成されている。ウィックは、作動流体のうち、凝縮して液状になったものが通る箇所に配置されている。
この従来例では、コンテナの内部のうち、空洞になっている部分に、気化した作動流体が通される。一方、コンテナの内部のうち、ウィックが充填されている部分に、液化した作動流体が通される。コンテナの内部の作動流体が循環することで、電子機器の発熱部品を冷却される(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−324906号公報
しかしながら、上記従来のループ型のヒートパイプでは、ループ形状とするため、コンテナの中央部に貫通孔を形成する必要があり、製造コストが高くなる問題がある。また、従来型のヒートパイプでは、複数の発熱部品を冷却することも可能であるが、例えば、液化した作動流体を通す部分に複数の発熱部品を配置すると、その箇所で蒸発が起こるため、作動流体の循環効率が悪くなる。このため、複数の発熱部品の冷却には不向きとなっている。
本発明の目的は、製造コストを安価におさえつつ、複数の発熱部品の冷却に対応することができるループヒートパイプを備えた電子機器を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、筐体と、前記筐体の内部に収容される発熱部品と、前記筐体の内部に収容されるとともに、環状をなした内部流路に作動流体を封入して形成されるループヒートパイプと、を具備する電子機器であって、前記ループヒートパイプは、前記作動流体の気化によって前記発熱部品の熱をうばう受熱部と、前記作動流体の液化によって前記受熱部で受けた熱を外部に放出する放熱部と、前記受熱部と前記放熱部とを接続するとともに、気化した前記作動流体を前記受熱部から前記放熱部に向けて流す蒸気流路と、前記蒸気流路から外れた位置に設けられ、前記受熱部と前記放熱部とを接続するとともに液化した前記作動流体を前記放熱部から前記受熱部に向けて流す液戻り流路と、前記液戻り流路の内部で、前記蒸気流路に隣接する位置に設けられるとともに、前記蒸気流路と前記液戻り流路とを仕切るための仕切部を兼ねているウィックと、を備える。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係るループヒートパイプは、環状をなした内部流路に作動流体を封入して形成されるループヒートパイプであって、前記作動流体の気化によって発熱部品の熱をうばう受熱部と、前記作動流体の液化によって前記受熱部で受けた熱を外部に放出する放熱部と、前記受熱部と前記放熱部とを接続するとともに、気化した前記作動流体を前記受熱部から前記放熱部に向けて流す蒸気流路と、前記蒸気流路から外れた位置に設けられ、前記受熱部と前記放熱部とを接続するとともに液化した前記作動流体を前記放熱部から前記受熱部に向けて流す液戻り流路と、前記液戻り流路の内部で、前記蒸気流路に隣接する位置に設けられるとともに、前記蒸気流路と前記液戻り流路とを仕切るための仕切部を兼ねているウィックと、を具備する。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る冷却装置は、環状をなした内部流路に作動流体を封入して形成されるとともに、受熱部および放熱部を具備するループヒートパイプと、前記受熱部に熱的に接続される発熱部品と、前記放熱部における放熱を促進するヒートシンクと、前記ヒートシンクに送風するファンユニットと、を具備する冷却装置であって、前記ループヒートパイプは、前記作動流体の気化によって前記発熱部品の熱をうばう前記受熱部と、前記作動流体の液化によって前記受熱部で受けた熱を外部に放出する前記放熱部と、前記受熱部と前記放熱部とを接続するとともに、気化した前記作動流体を前記受熱部から前記放熱部に向けて流す蒸気流路と、前記蒸気流路から外れた位置に設けられ、前記受熱部と前記放熱部とを接続するとともに液化した前記作動流体を前記放熱部から前記受熱部に向けて流す液戻り流路と、前記液戻り流路の内部で、前記蒸気流路に隣接する位置に設けられるとともに、前記蒸気流路と前記液戻り流路とを仕切るための仕切部を兼ねているウィックと、を備える。
本発明によれば、製造コストを安価におさえつつ、複数の発熱部品の冷却に対応することができるループヒートパイプを備えた電子機器を提供できる。
以下に、図1から図5を参照して、電子機器の第1の実施形態について説明する。図1に示すように、電子機器の一例であるポータブルコンピュータ11は、本体ユニット12と、表示ユニット13と、本体ユニット12と表示ユニット13との間に設けられるヒンジ機構14と、を備えている。ヒンジ機構14は、本体ユニット12に対して表示ユニット13が回転できるようにこれを支持している。
表示ユニット13は、ディスプレイ15を有している。ディスプレイ15は、例えば、液晶ディスプレイで構成されている。図1と図2に示すように、本体ユニット12は、筐体21と、筐体21に取り付けられたキーボード22、タッチパッド23と、筐体21の内部に収容されたプリント回路板24と、筐体21の内部に収容されるとともに、プリント回路板24の発熱部品25を冷却する冷却装置26と、を備えている。
図2と図3に示すように、プリント回路板24は、複数の銅製の配線層を積層したプリント配線板31と、プリント回路板24上に実装された3つの発熱部品25と、を有している。3つの発熱部品25は、例えば、CPU(central processing unit)、ノースブリッジ、グラフィックスチップでそれぞれ構成されているが、これに限定されるものではない。発熱部品25は、その他の回路部品であってもよい。また、本実施形態では、冷却装置26によって冷却される発熱部品25を3つ示しているが、これに限定されるものではなく、1つの発熱部品25を本実施形態の冷却装置26によって冷却してもよい。
冷却装置26は、発熱部品25を冷却するためのループヒートパイプ32と、ループヒートパイプ32の放熱部42に接続されるヒートシンク33と、ヒートシンク33に空気を送ってヒートシンク33の冷却を促進するためのファンユニット34と、を備えている。ヒートシンク33は、例えば、複数のフィンを有しており、銅やアルミニウム合金等の熱伝導性のよい金属で形成されている。本発明にいう冷却装置26は、発熱部品25を含んだ概念である。なお、ヒートシンク33は、発熱部品25と接続する面と同じ側の面に固定されており、冷却装置26の薄型化が図られている。
図3に示すように、ループヒートパイプ32は、扁平な板形状をなしており、その一例として、1つの平面内で環状をなした内部流路を有している。ループヒートパイプ32は、この内部流路に作動流体を封入して形成されている。
ループヒートパイプ32は、銅製の2枚の板材35を張り合わせて形成されており、2枚の板材35は、その外周部に枠部36をそれぞれ有している。この2枚の板材35の一方に、後述のウィック45となる焼結金属が焼結によって付着されている。ループヒートパイプ32は、この2枚の板材35を張り合わせて形成できるため、中央部に貫通孔のある従来型のループヒートパイプに比して製造コストが安くなっている。なお、本実施形態において、ウィック45は、発熱部品25に接する方の板材35に固着されている。2枚の板材35を張り合わせる際に、ウィック45は、他方の板材35に隙間なく突き当てられる。もっとも、ウィック45と他方の板材35との間には隙間があってもよく、実質的に蒸気流路43と液戻り流路44とを仕切ることができればよい。
図4に示すように、ループヒートパイプ32は、発熱部品25に熱的に接続される受熱部41と、ヒートシンク33に熱的に接続される放熱部42と、受熱部41と放熱部42とを接続する蒸気流路43と、蒸気流路43から外れた位置で受熱部41と放熱部42とを接続する液戻り流路44と、液戻り流路44の内部に設けられるウィック45と、を有している。
受熱部41は、この位置で作動流体の気化を促すことで、発熱部品25の熱をうばうことができる。一方、放熱部42は、この位置で作動流体の液化を促して、受熱部41から受けた熱を外部、つまりヒートシンク33に放出することができる。
作動流体は、液体と気体との間で状態変化することができる。作動流体は、例えば、水で構成されている。もっとも、作動流体は、水に限定されるものではない。作動流体は、例えば、エタノールや、アンモニア、ブタンであってもよい。
なお、ループヒートパイプ32の熱輸送量は、従来型のロッド状のヒートパイプの熱輸送量に比して飛躍的に向上しており、従来型のものと同列に論ずることはできない。より具体的には、従来型の棒状のヒートパイプ(外径6mm)の熱輸送量が例えば、35W程度であるのに対して、本実施形態のループヒートパイプ32(厚み寸法1.2mm)の熱輸送量は、例えば70W程度である。
蒸気流路43は、気化した作動流体を受熱部41から放熱部42に向けて流すことができる。蒸気流路43の幅は、液戻り流路44の幅よりも大きくなっている。液戻り流路44は、蒸気流路43に隣接して設けられている。液戻り流路44は、作動流体を放熱部42から受熱部41に向けて流すことができる。液戻り流路44は、ウィック45の本体45Aが設けられる第1の領域44Aと、本体45Aから外れており、空洞状になっている第2の領域44Bと、を有している。
ウィック45は、液化した作動流体に毛細管力を作用させて、作動流体を放熱部42から受熱部41に還流させるものの総称である。本実施形態において、ウィック45は、例えば、板材35の内部に金属粉末、つまり銅粉末を焼結して形成された多孔質部材で形成されている。もっとも、ウィック45は、多孔質部材に限定されるものではなく、金属のメッシュや、細溝(グルーブ)、ワイヤ、布などであってもよい。
ウィック45は、蒸気流路43に隣接する位置に設けられており、蒸気流路43と液戻り流路44とを仕切るための仕切部を兼ねている。ウィック45は、液戻り流路44の第1の領域44Aに設置される本体45Aと、本体45Aから受熱部41の内部に突出した第1の突出部45Bと、第1の突出部45Bから突出した第2の突出部45Cと、本体45Aから放熱部42の内部に突出した第3の突出部45Dと、本体45Aおよび第1の突出部45Bから液戻り流路44の第2の領域44Bに突出した第4の突出部45Eと、を有している。第1の突出部45B、第2の突出部45C、第3の突出部45D、第4の突出部45Eは、本体45Aと一体に形成されている。
第1の突出部45Bは、受熱部41の内部空間を蒸気流路43に連通する第1の部分41Aと、液戻り流路44に連通する第2の部分41Bと、に分断している。受熱部41は、第1の部分41Aと、ウィック45の第1の突出部45Bとにまたがる位置で発熱部品25に熱的に接続されている。このとき、発熱部品25は、第1の部分41Aと第1の突出部45Bとにまたがる位置で横並びに配置されている。
図4と図5に示すように、第2の突出部45Cは、第1の突出部45Bから受熱部41の第1の部分41Aに向けて突出しており、発熱部品25に重なる位置に突出している。第2の突出部45Cは、薄板状に形成されている。第2の突出部45Cの厚み寸法は、ウィック45の本体45Aの厚み寸法の例えば半分以下になっている。
第3の突出部45Dは、放熱部42の内部空間で、ヒートシンク33の一部に重なる位置に延びている。放熱部42の内部空間は、第3の突出部45Dによって分断されない隙間部分46を有している。この隙間部分46は、空洞になっており、蒸気流路43と液戻り流路44とを連通させている。本実施形態では、第4の突出部45Eは、液戻り流路44の第2の領域44Bの全域に形成されている。第4の突出部45Eの厚み寸法は、本体45Aの厚み寸法の半分以下に形成されている。
図4と図5を参照して、本実施形態の冷却装置26の作用について説明する。図5に示すように、発熱部品25で発熱した熱は、ループヒートパイプ32の受熱部41に伝達される。このとき、受熱部41では、作動流体の気化が促され、この気化によって発熱部品25の熱がループヒートパイプ32内に取り込まれる。このとき、作動流体の気化は、専らウィック45の第2の突出部45Cと、第1の突出部45Bのうち第1の部分41Aに隣接する部分とで行われ、発熱部品25から遠い位置である受熱部41の第2の部分41Bと第1の突出部45Bとの境界部では気化がなされない。
受熱部41で気化した作動流体は、蒸気流路43を介して放熱部42に送られる。放熱部42において、作動流体の熱がヒートシンク33に伝達されて、作動流体の液化が促進される。放熱部42において液化された作動流体は、液戻り流路44の第1の領域44Aにあるウィック45の本体45Aを介して受熱部41に送られる。また、液化された作動流体は、液戻り流路44の第2の領域44Bを介して受熱部41に送られる。このように、ループヒートパイプ32の内部では作動流体が循環して、熱の伝達が円滑になされる。ヒートシンク33に伝達された熱は、ファンユニット34からの送風によって空気に伝達される。当該空気は、筐体21に形成された貫通孔21Aを介して、筐体21の外部に排出される。
本実施形態によれば、電子機器の一例であるポータブルコンピュータ11は、筐体21と、筐体21の内部に収容される発熱部品25と、筐体21の内部に収容されるとともに、環状をなした内部流路に作動流体を封入して形成されるループヒートパイプ32と、を具備し、ループヒートパイプ32は、作動流体の気化によって発熱部品25の熱をうばう受熱部41と、作動流体の液化によって受熱部41で受けた熱を外部に放出する放熱部42と、受熱部41と放熱部42とを接続するとともに、気化した作動流体を受熱部41から放熱部42に向けて流す蒸気流路43と、蒸気流路43から外れた位置に設けられ、受熱部41と放熱部42とを接続するとともに液化した作動流体を放熱部42から受熱部41に向けて流す液戻り流路44と、液戻り流路44の内部で、蒸気流路43に隣接する位置に設けられるとともに、蒸気流路43と液戻り流路44とを仕切るための仕切部を兼ねているウィック45と、を備える。
この構成によれば、ウィック45によって蒸気流路43と液戻り流路44とを仕切ることができるため、別途に仕切りを設ける必要がなく、ループヒートパイプ32の構造を簡略化することができる。また、ウィック45を液戻り流路44に設けているため、液化した作動流体を重力に逆らう方向に運ぶことができる。これによって、ループヒートパイプ32の角度依存性をなくすことができ、設置の角度によっては作動流体の循環が停止してしまう、いわゆるトップヒートの発生を防止できる。また、ループヒートパイプ32は、ロッド状ではなく、環状をなして形成されているので、全体形状を扁平板状にすることができ、設置に要するスペースを小さくすることができる。
この場合、ウィック45は、本体45Aと、本体45Aから延びる第1の突出部45Bとを有し、この第1の突出部45Bは、受熱部41の内部を蒸気流路43に連通する第1の部分41Aと、液戻り流路44に連通する第2の部分41Bと、に分断するように受熱部41の内部に突出しており、受熱部41は、第1の部分41Aと、第1の突出部45Bとにまたがる位置で発熱部品25に熱的に接続される。
この構成によれば、第1の突出部45Bと第2の部分41Bとの境界部に発熱部品25との接続部を配置することができる。これにより、当該境界部において作動流体の気化を促すことができる。一方、第1の突出部45Bと第2の部分41Bとの間の境界部を発熱部品25から遠い位置に配置して、当該境界部の温度を低くできるため、この部分から作動流体が気化してしまうことを極力防止できる。また、第1の突出部45Bと第2の部分41Bとの間の境界部を発熱部品25から遠い位置に配置できれば、この方向への圧力損失を大きくして、この方向へ蒸発した作動流体の気泡が流れることが防止される。これらによって、作動流体に逆流を生じてしまうことを防止できる。
この場合、ウィック45は、金属粉末を焼結して形成した多孔質部材である。この構成によれば、多孔質部材の毛細管力によって、ループヒートパイプ32に角度依存性をなくすことができる。また、他のウィック45に比して空洞となる部分が少ないので、蒸気流路43と液戻り流路44との間の仕切部としての機能を十分に発揮することができる。特に、多孔質部材をウィック45に用いた場合には、受熱部41を放熱部42よりも高い位置にして、鉛直方向に配置したトップヒート状態としても、ループヒートパイプ32の性能劣化は約1割程度に抑えられる。
この場合、ウィック45は、第1の突出部45Bから発熱部品25に対応する位置に突出する第2の突出部45Cを有し、第2の突出部45Cの厚み寸法は、本体45Aの厚み寸法の半分以下である。この構成によれば、第2の突出部45Cを薄板状に形成することができる。これによって、ウィック45と第1の部分41Aとが接する表面積を大きくすることができ、この部分からの作動流体の気化を促進することができる。これは、本実施形態のように、薄型のループヒートパイプ32を用いる際に、表面積を稼ぐために特に有効である。
また、第2の突出部45Cが薄板状であるため、受熱部41の第1の部分41Aを塞いで、気化した作動流体の流れが阻害されてしまうのを防止できる。この点に配慮することは、本実施形態のように、複数の発熱部品25を冷却する場合に特に有効である。さらに、発熱部品25に重なるように第2の突出部45Cが設けられるので、発熱部品25とループヒートパイプ32との間で熱伝導性を向上することができる。
この場合、ウィック45は、本体45Aから放熱部42の内部に突出する第3の突出部45Dを有し、この第3の突出部45Dは、ヒートシンク33の一部に重なる位置に突出する。この構成によれば、第3の突出部45Dによって、液化した作動流体を放熱部42内にある程度留めることができ、作動流体の逆流を防止することができる。また、第3の突出部45Dがヒートシンク33の一部に重複するため、重複部分において熱伝導性を向上することができる。
この場合、ウィック45は、本体45Aから第2の領域44Bに突出する第4の突出部45Eを有し、この第4の突出部45Eの厚み寸法は、本体45Aの厚み寸法の半分以下である。この構成によれば、ループヒートパイプ32の角度依存性をさらに低減して、液化した作動流体の運搬を円滑に行うことができる。また、第4の突出部45Eを薄板状のものとすれば、第2の領域44Bの空洞部分の面積を大きく確保でき、第2の領域44Bを流れる作動流体の流れを阻害することを極力防止できる。さらに、発熱部品25と、受熱部41の第2の部分41Bとの間の距離を長くすることができ、第2の部分41Bとウィック45の第4の突出部45Eとの間の境界部の温度を低くして、作動流体に逆流が生ずることを防止できる。
続いて、図6を参照して、電子機器の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータ51は、ウィック45の第4の突出部52の構造が第1の実施形態と異なっているが、他の部分は共通している。このため、主として第1の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
第2の実施形態のウィック45は、本体45Aおよび第1の突出部45Bから液戻り流路44の第2の領域44Bに突出した第4の突出部52を有している。第4の突出部52は、発熱部品25に対応して発熱部品25の周辺の領域に、例えば、半円形状に突出している。第4の突出部52の厚み寸法は、本体45Aの厚み寸法の半分以下になっている。
第2の実施形態によれば、第4の突出部52は、発熱部品25に対応する位置に突出する。この構成によれば、液戻り流路44の第2の領域44Bの空洞部分を大きく確保することができる。これによって、第4の突出部45Eの大きさを最小限のものとすることができる。このため、第4の突出部45Eを設けたとしても、液化した作動流体の流れを阻害することがなく、液戻り流路44内で作動流体を円滑に流すことができる。また、発熱部品25と受熱部41の第2の部分41Bとの間の距離を長く確保することができ、作動流体に逆流が生じることを防止できる。
本発明の電子機器は、上記のポータブルコンピュータ用に限らず、例えば携帯情報端末のようなその他の電子機器に対しても実施可能である。その他、電子機器は、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
第1の実施形態に係る電子機器の一例であるポータブルコンピュータを示す斜視図。 図1に示すポータブルコンピュータの筐体の水平方向に沿った断面図。 図2に示す筐体の内部に収容される冷却装置を分解して示す斜視図。 図3に示す冷却装置のループヒートパイプの水平方向に沿った断面図。 図4に示すループヒートパイプのF5−F5線に沿った断面図。 第2の実施形態に係る電子機器の一例であるポータブルコンピュータのループヒートパイプの水平方向に沿った断面図。
符号の説明
11、51…ポータブルコンピュータ、21…筐体、25…発熱部品、26…冷却装置、32…ループヒートパイプ、33…ヒートシンク、34…ファンユニット、41…受熱部、41A…第1の部分、41B…第2の部分、42…放熱部、43…蒸気流路、44…液戻り流路、44A…第1の領域、44B…第2の領域、45…ウィック、45A…本体、45B…第1の突出部、45C…第2の突出部、45D…第3の突出部、45E、52…第4の突出部
本発明はヒートパイプを備えた電子機器、およびヒートパイプに関する。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、発熱部品と、ヒートシンクとを内部に収容した筐体と、前記発熱部品と前記ヒートシンクとに亘って設けられ、流体を封入して形成されたヒートパイプと、を具備し、前記ヒートパイプは、ウィックを備え、このウィックは、前記ヒートパイプの内部を仕切ることで、前記発熱部品の熱により気化された前記流体を通す第1流路と、前記ヒートシンクでの放熱に伴って液化された前記流体を通す第2流路とを有する環状流路を前記ヒートパイプの内部に形成した。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係るヒートパイプは、内部流体を封入して形成されヒートパイプであって、外部発熱部品からの受熱に伴い、前記流体を気化させる受熱部と、外部への放熱に伴い、気化された前記流体を液化させる放熱部と、気化された前記流体を通す第1流路と、液化された前記流体を通す第2流路との間を仕切るとともに、前記第1流路と前記第2流路とを有する環状流路を形成したウィックと、を具備する。
本発明によれば、製造コストを安価におさえつつ、複数の発熱部品の冷却に対応することができるヒートパイプを備えた電子機器を提供できる。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、筐体と、前記筐体の内部に収容される発熱部品と、前記筐体の内部に収容されるとともに、流体を封入して形成されたヒートパイプと、を具備し、前記ヒートパイプは、前記流体の気化によって前記発熱部品の熱をうばう受熱部と、前記流体の液化によって前記受熱部で受けた熱を外部に放出する放熱部と、前記受熱部と前記放熱部とを接続するとともに、気化した前記流体が前記受熱部から前記放熱部に向けて流れる蒸気流路と、前記蒸気流路から外れた位置に設けられ、前記受熱部と前記放熱部とを接続するとともに液化した前記流体が前記放熱部から前記受熱部に向けて流れる液戻り流路と、液化した前記流体を前記放熱部から前記受熱部に還流させるウィックと、前記ウィックを収容するとともに、前記受熱部、前記放熱部、前記蒸気流路、および前記液戻り流路が前記ウィックの周囲で環状になるように張り合わされた一対の板材と、前記一対の板材の外周部に設けられた枠部と、を具備する
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係るヒートパイプは、内部に流体を封入して形成されたヒートパイプであって、前記流体の気化によって前記発熱部品の熱をうばう受熱部と、前記流体の液化によって前記受熱部で受けた熱を外部に放出する放熱部と、前記受熱部と前記放熱部とを接続するとともに、気化した前記流体を前記受熱部から前記放熱部に向けて流す蒸気流路と、前記蒸気流路から外れた位置に設けられ、前記受熱部と前記放熱部とを接続するとともに液化した前記流体を前記放熱部から前記受熱部に向けて流す液戻り流路と、液化した前記流体を前記放熱部から前記受熱部に還流させるウィックと、前記ウィックを収容するとともに、前記受熱部、前記放熱部、前記蒸気流路、および前記液戻り流路が前記ウィックの周囲で環状になるように張り合わされた一対の板材と、前記一対の板材の外周部に設けられた枠部と、を具備する。

Claims (15)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に収容される発熱部品と、
    前記筐体の内部に収容されるとともに、環状をなした内部流路に作動流体を封入して形成されるループヒートパイプと、
    を具備する電子機器であって、
    前記ループヒートパイプは、
    前記作動流体の気化によって前記発熱部品の熱をうばう受熱部と、
    前記作動流体の液化によって前記受熱部で受けた熱を外部に放出する放熱部と、
    前記受熱部と前記放熱部とを接続するとともに、気化した前記作動流体を前記受熱部から前記放熱部に向けて流す蒸気流路と、
    前記蒸気流路から外れた位置に設けられ、前記受熱部と前記放熱部とを接続するとともに液化した前記作動流体を前記放熱部から前記受熱部に向けて流す液戻り流路と、
    前記液戻り流路の内部で、前記蒸気流路に隣接する位置に設けられるとともに、前記蒸気流路と前記液戻り流路とを仕切るための仕切部を兼ねているウィックと、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記ウィックは、本体と、前記本体から延びる第1の突出部とを有し、この第1の突出部は、前記受熱部の内部を前記蒸気流路に連通する第1の部分と、前記液戻り流路に連通する第2の部分と、に分断するように前記受熱部の内部に突出しており、
    前記受熱部は、前記第1の部分と、前記第1の突出部とにまたがる位置で前記発熱部品に熱的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記ウィックは、金属粉末を焼結して形成した多孔質部材であることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記ウィックは、前記第1の突出部から前記発熱部品に重なる位置に突出する第2の突出部を有し、
    前記第2の突出部の厚み寸法は、前記本体の厚み寸法の半分以下であることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記ウィックは、前記本体から前記放熱部の内部に突出する第3の突出部を有し、この第3の突出部は、前記放熱部における放熱を促進するヒートシンクの一部に重なる位置に突出することを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記液戻り流路は、前記ウィックの本体が設けられる第1の領域と、前記本体から外れている第2の領域とを具備し、
    前記ウィックは、前記本体から前記第2の領域に突出する第4の突出部を有し、この第4の突出部の厚み寸法は、前記本体の厚み寸法の半分以下であることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記第4の突出部は、前記発熱部品に対応する位置に突出することを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  8. 環状をなした内部流路に作動流体を封入して形成されるループヒートパイプであって、
    前記作動流体の気化によって発熱部品の熱をうばう受熱部と、
    前記作動流体の液化によって前記受熱部で受けた熱を外部に放出する放熱部と、
    前記受熱部と前記放熱部とを接続するとともに、気化した前記作動流体を前記受熱部から前記放熱部に向けて流す蒸気流路と、
    前記蒸気流路から外れた位置に設けられ、前記受熱部と前記放熱部とを接続するとともに液化した前記作動流体を前記放熱部から前記受熱部に向けて流す液戻り流路と、
    前記液戻り流路の内部で、前記蒸気流路に隣接する位置に設けられるとともに、前記蒸気流路と前記液戻り流路とを仕切るための仕切部を兼ねているウィックと、
    を具備することを特徴とするループヒートパイプ。
  9. 前記ウィックは、本体と、前記本体から延びる第1の突出部とを有し、この第1の突出部は、前記受熱部の内部を前記蒸気流路に連通する第1の部分と、前記液戻り流路に連通する第2の部分と、に分断するように前記受熱部の内部に突出しており、
    前記受熱部は、前記第1の部分と、前記第1の突出部とにまたがる位置で前記発熱部品に熱的に接続されることを特徴とする請求項8に記載のループヒートパイプ。
  10. 前記ウィックは、金属粉末を焼結して形成した多孔質部材であることを特徴とする請求項9に記載のループヒートパイプ。
  11. 前記ウィックは、前記第1の突出部から前記発熱部品に重なる位置に突出する第2の突出部を有し、
    前記第2の突出部の厚み寸法は、前記本体の厚み寸法の半分以下であることを特徴とする請求項10に記載のループヒートパイプ。
  12. 前記ウィックは、前記本体から前記放熱部の内部に突出する第3の突出部を有し、この第3の突出部は、前記放熱部における放熱を促進するヒートシンクの一部に重なる位置に突出することを特徴とする請求項11に記載のループヒートパイプ。
  13. 前記液戻り流路は、前記ウィックの本体が設けられる第1の領域と、前記本体から外れている第2の領域とを具備し、
    前記ウィックは、前記本体から前記第2の領域に突出する第4の突出部を有し、この第4の突出部の厚み寸法は、前記本体の厚み寸法の半分以下であることを特徴とする請求項12に記載のループヒートパイプ。
  14. 前記第4の突出部は、前記発熱部品に対応する位置に突出することを特徴とする請求項13に記載のループヒートパイプ。
  15. 環状をなした内部流路に作動流体を封入して形成されるとともに、受熱部および放熱部を具備するループヒートパイプと、
    前記受熱部に熱的に接続される発熱部品と、
    前記放熱部における放熱を促進するヒートシンクと、
    前記ヒートシンクに送風するファンユニットと、
    を具備する冷却装置であって、
    前記ループヒートパイプは、
    前記作動流体の気化によって前記発熱部品の熱をうばう前記受熱部と、
    前記作動流体の液化によって前記受熱部で受けた熱を外部に放出する前記放熱部と、
    前記受熱部と前記放熱部とを接続するとともに、気化した前記作動流体を前記受熱部から前記放熱部に向けて流す蒸気流路と、
    前記蒸気流路から外れた位置に設けられ、前記受熱部と前記放熱部とを接続するとともに液化した前記作動流体を前記放熱部から前記受熱部に向けて流す液戻り流路と、
    前記液戻り流路の内部で、前記蒸気流路に隣接する位置に設けられるとともに、前記蒸気流路と前記液戻り流路とを仕切るための仕切部を兼ねているウィックと、
    を備えることを特徴とする冷却装置。
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