JP2020119669A - 蓄電モジュールの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】封止不良の発生を抑制可能な蓄電モジュールの製造方法を提供する。【解決手段】蓄電モジュールの製造方法は、第1樹脂部が結合されたバイポーラ電極、及びセパレータを交互に積層することによって電極積層体を形成する工程と、積層方向に沿った電極積層体の厚さを測定する工程と、電極積層体の厚さと、積層方向に沿った電極積層体の規格厚さとの差分を算出する工程と、差分に応じた厚さを有するスペーサを、積層方向において電極積層体に重ねる工程と、電極積層体及びスペーサを金型に収容した後、電極積層体の側面を囲って封止する第2樹脂部を射出成形する工程と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、蓄電モジュールの製造方法に関する。
従来の蓄電モジュールとして、電極板の一方面に正極が形成され、他方面に負極が形成されたバイポーラ電極を備えるバイポーラ電池が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。バイポーラ電池は、バイポーラ電極とセパレータとが積層方向に沿って交互に積層された積層体を備えている。積層体の側面には、積層方向に互いに隣り合うバイポーラ電極間を封止する封止体が設けられており、バイポーラ電極間に形成された内部空間に電解液が収容されている。
特開2011−204386号公報
上述したような蓄電モジュールの封止体は、例えば、第1封止部及び第2封止部を有する。第1封止部は、例えば各バイポーラ電極の電極板の縁部に設けられる樹脂部である。第2封止部は、例えば各第1封止部を結合するように、射出成形によって形成される樹脂部である。第2封止部を射出成形するとき、まず、第1封止部を含む積層体を金型に収容する。このとき、当該積層体の積層方向に沿った厚さが設定値よりも薄い場合、上記金型による型締めが良好になされないことがある。例えば、上記積層方向に沿った金型の把持力が、上記積層体に十分に印加されないことがある。このような場合、第2封止部の成形不良が発生し、蓄電モジュールの封止不良等が発生するおそれがある。
本発明の目的は、封止不良の発生を抑制可能な蓄電モジュールの製造方法を提供することである。
本発明の一側面に係る蓄電モジュールの製造方法は、第1樹脂部が結合されたバイポーラ電極、及びセパレータを交互に積層することによって電極積層体を形成する工程と、積層方向に沿った電極積層体の厚さを測定する工程と、電極積層体の厚さと、積層方向に沿った電極積層体の規格厚さとの差分を算出する工程と、差分に応じた厚さを有するスペーサを、積層方向において電極積層体に重ねる工程と、電極積層体及びスペーサを金型に収容した後、電極積層体の側面を囲って封止する第2樹脂部を射出成形する工程と、を備える。
この蓄電モジュールの製造方法では、第2樹脂部の形成前に、積層方向に沿った電極積層体の厚さと電極積層体の規格厚さとの差分に応じた厚さを有するスペーサが、電極積層体に重ねられる。これにより、電極積層体及びスペーサが金型に収容され、当該金型が型締めされたとき、積層方向に沿った金型の把持力は、スペーサを介して電極積層体に良好に加わる。このため、第2樹脂部を形成するとき、第2樹脂部の形成不良の発生を抑制できる。したがって上記製造方法によれば、蓄電モジュールの封止不良の発生を抑制可能である。
金型は、第2樹脂部を構成する樹脂が通過するゲートを有し、スペーサは、積層方向において電極積層体よりもゲートに近くてもよい。この場合、金型内に射出される樹脂が、スペーサまで容易に到達できる。したがって、第2樹脂部の形成不良の発生を良好に抑制できる。
積層方向においてスペーサを電極積層体に重ねる工程では、積層方向における電極積層体の一端側にスペーサを重ねると共に、電極積層体の他端側に別のスペーサを重ねてもよい。この場合、電極積層体及びスペーサが金型に収容されて型締めされたとき、金型の把持力は、積層方向における両側から各スペーサを介して電極積層体に良好に加わる。このため、積層方向における上記把持力の偏りを抑制できる。また、スペーサの厚さと、別のスペーサの厚さは、互いに異なってもよい。
スペーサは、金属製もしくは合金製であってもよい。この場合、第2封止部の形成後にスペーサを回収することによって、当該スペーサを繰り返し用いることができる。
本発明の一側面によれば、封止不良の発生を抑制可能な蓄電モジュールの製造方法を提供できる。
図1は、蓄電モジュールを含む蓄電装置の概略断面図である。 図2は、図1に示された蓄電モジュールの内部構成を示す概略断面図である。 図3(a)は、第1封止部が結合されたバイポーラ電極を示す概略断面図であり、図3(b)は、第1封止部が結合された負極終端電極を示す概略断面図であり、図3(c)は、第1封止部が結合された正極終端電極を示す概略断面図である。 図4は、実施形態に係る蓄電モジュールの製造方法を説明するためのフローチャートである。 図5は、実施形態に係る蓄電モジュールの製造方法を説明するための概略断面図である。 図6は、実施形態に係る蓄電モジュールの製造方法を説明するための概略断面図である。 図7は、変形例に係る蓄電モジュールの製造方法を説明するための概略断面図である。
まず、図1及び図2を参照しながら、本実施形態に係る蓄電モジュールの製造方法によって製造される蓄電モジュールを含む蓄電装置の構成を説明する。図1は、蓄電モジュールを含む蓄電装置の概略断面図である。図1に示される蓄電装置1は、例えばフォークリフト、ハイブリッド自動車、又は電気自動車等の各種車両のバッテリとして用いられる。蓄電装置1は、積層された複数の蓄電モジュール4を含むモジュール積層体2と、モジュール積層体2に対して拘束荷重を付加する拘束部材3とを備えている。以下では、蓄電モジュール4が積層する方向を単に「積層方向D(Z軸方向)」とする。また、積層方向Dに交差もしくは直交する方向を水平方向とする。水平方向は、例えば互いに直交するX軸方向とY軸方向とを有する。本実施形態では、「積層方向Dから見る」は、平面視に相当する。
モジュール積層体2は、複数(本実施形態では3つ)の蓄電モジュール4と、複数(本実施形態では4つ)の導電構造体5とを含む。蓄電モジュール4は、バイポーラ電池であり、積層方向Dから見て略矩形状を呈している。蓄電モジュール4は、例えばニッケル水素二次電池、リチウムイオン二次電池等の二次電池、又は電気二重層キャパシタ等である。以下の説明では、蓄電モジュール4としてニッケル水素二次電池を例示する。
積層方向Dに互いに隣り合う蓄電モジュール4同士は、導電構造体5を介して電気的に接続されている。すなわち、隣り合う蓄電モジュール4の間には、導電構造体5が設けられている。また、導電構造体5は、積層方向Dの両端に位置する蓄電モジュール4の外側にも配置されていてもよい。積層方向Dの一端(本実施形態では上端)に位置する導電構造体5または蓄電モジュール4には、負極端子6が接続されている。積層方向Dの他端(本実施形態では下端)に位置する導電構造体5または蓄電モジュール4には、正極端子7が接続されている。負極端子6及び正極端子7のそれぞれは、例えばX軸方向に延在している。このような負極端子6及び正極端子7を設けることにより、蓄電装置1の充放電を実施できる。
導電構造体5は、蓄電装置1における放熱板としても機能し得る。導電構造体5は、例えば蓄電モジュール4において発生した熱を放出し得る。導電構造体5の内部には、空気等の冷媒を流通させる複数の流路5aが設けられている。流路5aは、例えばY軸方向に沿って延在している。これらの流路5aを空気等の冷媒が通過することによって、蓄電モジュール4にて発生した熱を効率的に外部に放出できる。図1の例では、平面視にて、導電構造体5の面積は、蓄電モジュール4の面積よりも小さい。しかし、放熱性の向上の観点から、平面視にて、導電構造体5の面積は、蓄電モジュール4の面積と同じでもよく、蓄電モジュール4の面積よりも大きくてもよい。
拘束部材3は、蓄電モジュール4を積層方向Dに拘束する部材であり、モジュール積層体2を積層方向Dに挟む一対のエンドプレート8と、エンドプレート8同士を締結する締結ボルト9及びナット10とを有する。このため、モジュール積層体2には、導電構造体5を介して拘束部材3の拘束力が印加される。エンドプレート8は、積層方向Dから見た蓄電モジュール4及び導電構造体5の面積よりも一回り大きい面積を有する金属板であり、略矩形状を呈する。エンドプレート8におけるモジュール積層体2側の面には、電気絶縁性を有するフィルムFが設けられている。フィルムFにより、エンドプレート8と導電構造体5との間(もしくは、エンドプレート8と蓄電モジュール4との間)が絶縁されている。
エンドプレート8の縁部には、モジュール積層体2よりも外側となる位置に挿通孔8aが設けられている。締結ボルト9は、一方のエンドプレート8の挿通孔8aから他方のエンドプレート8の挿通孔8aに向かって通され、他方のエンドプレート8の挿通孔8aから突出した締結ボルト9の先端部分には、ナット10が螺合されている。これにより、蓄電モジュール4及び導電構造体5は、エンドプレート8によって挟持され、且つ、モジュール積層体2としてユニット化される。また、ユニット化されたモジュール積層体2に対しては、積層方向Dに沿った拘束力が付加される。
次に、図2を参照しながら、蓄電モジュール4の構成について詳細に説明する。図2は、図1に示された蓄電モジュールの内部構成を示す概略断面図である。図2に示されるように、蓄電モジュール4は、電極積層体11、及び、電極積層体11を囲う封止体12を備える。また、図示はしないが、蓄電モジュール4内には電解液が収容されている(詳細は後述)。
まず、蓄電モジュール4の電極積層体11の構成について説明する。電極積層体11は、積層方向Dに沿って交互に積層されるバイポーラ電極14及びセパレータ13を含む積層体と、積層方向Dにおいて積層体の一端に位置する負極終端電極18と、積層方向Dにおいて積層体の他端に位置する正極終端電極19とを有している。
バイポーラ電極14及びセパレータ13は、積層方向Dに沿って互いに積層されており、例えば平面視にて矩形状を呈している。セパレータ13は、隣り合うバイポーラ電極14の間に配置されている。バイポーラ電極14は、一方面15a及び一方面15aの反対側の他方面15bを含む集電体15と、一方面15aに設けられた正極16と、他方面15bに設けられた負極17とを有している。
集電体15は、水平方向に延在する板形状を呈する導電体であり、可撓性を示す。このため水平方向は、集電体15の延在方向とも言える。集電体15は、例えばニッケル箔、メッキ処理が施された鋼板、またはメッキ処理が施されたステンレス鋼板である。鋼板としては、例えばJIS G 3141:2005にて規定される冷間圧延鋼板(SPCC等)が挙げられる。ステンレス鋼板としては、例えばJIS G 4305:2015にて規定されるSUS304等が挙げられる。集電体15の厚さは、例えば0.1μm以上1000μm以下である。なお、集電体15がニッケル箔である場合、当該ニッケル箔にメッキ処理が施されてもよい。
バイポーラ電極14の正極16は、セパレータ13を挟んで積層方向Dに隣り合う一方のバイポーラ電極14の負極17と向かい合っている。正極16は、集電体15の一方面15aに正極活物質を塗工することにより形成されている。正極活物質は、例えば、水酸化ニッケルである。水酸化ニッケルには、コバルト酸化物等が被覆されてもよい。
バイポーラ電極14の負極17は、セパレータ13を挟んで積層方向Dに隣り合う他方のバイポーラ電極14の正極16と向かい合っている。負極17は、集電体15の他方面15bに負極活物質を塗工することにより形成されている。負極活物質は、例えば水素吸蔵合金である。なお、集電体15の周縁部15cは、正極活物質及び負極活物質が塗工されない未塗工領域となっている。
負極終端電極18は、集電体15と、集電体15の他方面15bに設けられた負極17とを有している。負極終端電極18に含まれる集電体15の他方面15bは、電極積層体11における積層方向Dの内側(中央側)を向く面である。負極終端電極18に含まれる集電体15の一方面15aは、電極積層体11の積層方向Dにおける一方の外表面を構成する面であり、蓄電モジュール4に隣接する一方の導電構造体5と電気的に接続されている。負極終端電極18の集電体15の他方面15bに設けられた負極17は、セパレータ13を介してバイポーラ電極14の正極16と対向している。
正極終端電極19は、積層方向Dの他端に配置されており、集電体15と、集電体15の他方面15bに設けられた正極16とを有している。正極終端電極19に含まれる集電体15の一方面15aは、電極積層体11における積層方向Dの内側を向く面である。正極終端電極19に含まれる集電体15の他方面15bは、積層方向Dにおける電極積層体11の他方の外側面を構成する面であり、蓄電モジュール4に隣接する他方の導電構造体5と電気的に接続されている。正極終端電極19の集電体15の他方面15bに設けられた正極16は、セパレータ13を介してバイポーラ電極14の負極17と対向している。
セパレータ13は、正極16と負極17とを隔離するための部材であり、正極16と負極17との間に配置される。セパレータ13は、例えばシート形状を呈する。セパレータ13は、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルムである。セパレータ13は、ポリエチレン、ポリプロピレン、メチルセルロース等からなる織布又は不織布等でもよい。セパレータ13は、フッ化ビニリデン樹脂化合物で補強されてもよい。セパレータ13は、シート形状に限られず、袋状でもよい。
次に、封止体12の構成について説明する。封止体12は、電極積層体11を取り囲むように構成される樹脂部材である。封止体12は、集電体15の周縁部15cを包囲するように設けられる。封止体12は、例えば絶縁性の樹脂によって形成されており、全体として矩形筒形状を呈する。絶縁性の樹脂は、例えば、耐アルカリ性を示す熱可塑性樹脂である。このような熱可塑性樹脂は、例えば、PP、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、又は変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE)等である。封止体12は、集電体15の周縁部15cに結合された複数の第1封止部21(第1樹脂部)と、第1封止部21の周囲に配置された第2封止部22(第2樹脂部)とを有する。
第1封止部21は、電極積層体11の側面として機能する部分である。第1封止部21は、バイポーラ電極14、負極終端電極18、及び正極終端電極19のそれぞれの縁部に結合する樹脂部材である。具体的には、第1封止部21は、バイポーラ電極14、負極終端電極18及び正極終端電極19に含まれる集電体15の周縁部15cのそれぞれに結合する。第1封止部21は、対応する周縁部15cの全周にわたって連続的に設けられる。このため、第1封止部21は、積層方向Dから見て矩形枠形状を呈する枠体である。第1封止部21は、例えば積層方向Dに所定の厚さを有する樹脂フィルムである。第1封止部21は、樹脂シートを打ち抜き加工することによって形成されてもよいし、複数の樹脂シートを枠状に配置して形成されてもよいし、金型を用いた射出成形によって形成されてもよい。第1封止部21の厚さは、例えば50μm以上300μm以下である。
平面視における第1封止部21の内側部分は、例えば超音波処理又は熱処理の実施を経て、各周縁部15cに溶着されている。本実施形態では、上記内側部分は、バイポーラ電極14における周縁部15cの一方面15aと、負極終端電極18における周縁部15cの一方面15aと、正極終端電極19における周縁部15cの一方面15a及び他方面15bとに溶着されている。このため、正極終端電極19には、2つの第1封止部21が溶着されている。各集電体15と第1封止部21とは、気密に結合されている。
図3(a)は、第1封止部が結合されたバイポーラ電極を示す概略断面図であり、図3(b)は、第1封止部が結合された負極終端電極を示す概略断面図であり、図3(c)は、第1封止部が結合された正極終端電極を示す概略断面図である。図3(a)〜(c)に示されるように、第1封止部21は、互いに異なる形状を呈する封止部21A,21Bを有する。具体的には、第1封止部21は、バイポーラ電極14及び正極終端電極19に含まれる集電体15の一方面15aに溶着される封止部21Aと、負極終端電極18に含まれる集電体15の一方面15a及び正極終端電極19に含まれる集電体15の他方面15bに溶着される封止部21Bとを有する。封止部21Bと異なり、封止部21Aの一部が折りたたまれることによって、封止部21Aは2層構造を示す。本実施形態では、バイポーラ電極14には封止部21Aが溶着され、積層前の負極終端電極18には封止部21Bが溶着され、積層前の正極終端電極19には封止部21A,21Bが溶着される。
平面視における第1封止部21の外側部分は、水平方向において集電体15よりも外側に位置している。当該外側部分の少なくとも一部は、第2封止部22に保持されている。積層方向Dに沿って互いに隣り合う第1封止部21同士は、接している。これにより、当該第1封止部21同士は液密及び気密に溶着される。積層方向Dに沿って互いに隣り合う第1封止部21同士は、離間してもよい。
以下では、積層方向Dにおいて集電体15と第1封止部21とが結合する領域を、結合領域Kとする(図3(a)〜(c)を参照)。集電体15において、少なくとも結合領域Kに含まれる表面は、粗面化されている。本実施形態では、バイポーラ電極14及び負極終端電極18に含まれる集電体15の一方面15aにおける全体と、正極終端電極19に含まれる集電体15の全体とのそれぞれが、粗面化されている。
表面の粗面化は、表面粗さの拡大に相当する。粗面化は、例えば、電解メッキによる複数の突起の形成により実現される。例えば、集電体15の一方面15aに複数の突起が形成された場合、当該一方面15aと第1封止部21との接合界面では、溶融状態の樹脂が複数の突起間に入り込む。これにより、アンカー効果が発揮されるので、集電体15と第1封止部21との間の結合強度を向上できる。粗面化の際に形成される突起は、例えば基端側から先端側に向かって先太りとなる形状を有している。この場合、隣り合う突起の間の断面形状がアンダーカット形状となるので、アンカー効果が良好に発揮される。
第2封止部22は、蓄電モジュール4の外壁(筐体)を構成する部材であり、各第1封止部21の外表面(少なくとも側面)を覆っている。第2封止部22は、例えば樹脂の射出成形によって形成され、積層方向Dに沿って電極積層体11の全長にわたって延在している。第2封止部22は、積層方向Dを軸方向として延在する矩形の筒状(環状)を呈している。第2封止部22は、例えば射出成形時の熱によって第1封止部21の外表面に溶着されている。これにより、第2封止部22は、各第1封止部21同士の結合を強めている。
第1封止部21及び第2封止部22は、電極積層体11内に内部空間Vを形成すると共に内部空間Vを封止する。具体的には、第2封止部22は、第1封止部21と共に、積層方向Dに沿って互いに隣り合うバイポーラ電極14の間、積層方向Dに沿って互いに隣り合う負極終端電極18とバイポーラ電極14との間、及び、積層方向Dに沿って互いに隣り合う正極終端電極19とバイポーラ電極14との間をそれぞれ封止している。これにより、電極積層体11と封止体12とによって内部空間Vが形成される。より具体的には、互いに隣り合うバイポーラ電極14の間、負極終端電極18とバイポーラ電極14との間、及び正極終端電極19とバイポーラ電極14との間には、それぞれ気密に仕切られた内部空間Vが形成される。この内部空間Vには、例えば水溶液系の電解液(具体例としては、水酸化カリウム水溶液、水酸化リチウム水溶液、もしくはこれらの混合液等のアルカリ性電解液)が収容されている。この電解液は、第1封止部21に設けられる連通孔(不図示)を介して、内部空間Vに収容される。当該連通孔は、電解液の注入後に例えば圧力調整弁等によって塞がれる。なお、「内部空間の体積」と言う場合は、セパレータ13の空隙を含む体積を意味する。
次に、図4〜図6を参照しながら、本実施形態に係る蓄電モジュールの製造方法について説明する。図4は、本実施形態に係る蓄電モジュールの製造方法を説明するためのフローチャートである。図5及び図6は、本実施形態に係る蓄電モジュールの製造方法を説明するための概略断面図である。
まず、図4に示されるように、バイポーラ電極14、負極終端電極18、及び正極終端電極19に第1封止部21を成形する(工程S1)。工程S1では、まず、バイポーラ電極14、負極終端電極18、及び正極終端電極19を準備する。続いて、バイポーラ電極14及び正極終端電極19に含まれる集電体15の一方面15aに、第1封止部21の封止部21Aを溶着する。これにより図3(a)〜(c)に示されるように、バイポーラ電極14、及び正極終端電極19のそれぞれに対して封止部21Aが結合する。さらに、負極終端電極18に含まれる集電体15の一方面15aと、正極終端電極19に含まれる集電体15の他方面15bとに対して封止部21Bを溶着する。
次に、図5に示されるように、電極積層体11を形成する(工程S2)。工程S2では、まず、第1封止部21が結合されたバイポーラ電極14、及びセパレータ13を積層方向Dに沿って交互に積層することによって積層体を形成する。続いて、積層方向Dにおける積層体の一端に負極終端電極18を配置すると共に、積層方向Dにおける積層体の他端に正極終端電極19を配置する。これにより、バイポーラ電極14、セパレータ13、負極終端電極18、及び正極終端電極19を有する電極積層体11を形成する。このとき、電極積層体11の側面は、第1封止部21によって構成される。
また、積層方向Dに沿った電極積層体11の厚さTを測定する(工程S3)。本実施形態では、工程S2,S3は同時に実施される。このため、電極積層体11の形成中に、電極積層体11の厚さTを測定する。工程S3では、電極積層体11の形成中、常に厚さTを測定してもよいし、間欠的に厚さTを測定してもよい。
次に、測定された電極積層体11の厚さTと、積層方向Dに沿った電極積層体11の規格厚さとの差分を算出する(工程S4)。工程S4では、例えば、電極積層体11の厚さTを測定する装置が、メモリ等に保存された上記規格厚さと比較する。これにより、上記差分が算出される。
次に、図6に示されるように、上記差分に応じた厚さを有するスペーサ30を、積層方向Dにおいて電極積層体11に重ねる(工程S5)。工程S5では、負極終端電極18に結合する第1封止部21上に、スペーサ30を配置する。ここで、スペーサ30の構成について説明する。スペーサ30は、積層方向Dにおける上記差分を解消するために用いられる部材であり、例えば、平面視にて矩形枠形状を呈する。スペーサ30は、金属製、合金製、もしくは樹脂製である。スペーサ30の耐久性等の観点から、スペーサ30は、金属製もしくは合金製でもよい。この場合、第1封止部21への材料の拡散を防止する観点から、スペーサ30は、例えばアルミニウム製、アルミニウム合金製、ステンレス製等である。スペーサ30が樹脂製である場合、当該樹脂は、例えば、耐アルカリ性を示す熱可塑性樹脂である。当該熱可塑性樹脂は、封止体12が例えばPPまたはPPEを含む場合、例えばPPS、ポリイミド(PI)等である。
スペーサ30は、積層方向Dにおいて負極終端電極18と、第1封止部21との両方に重なっている。本実施形態では、上記工程S6後において、スペーサ30の外縁30aは、平面視にて集電体15の縁よりも内側に位置している。また、スペーサ30の内縁30bは、平面視にて第1封止部21の内縁と揃っている、もしくは平面視にて当該内縁よりも外側に位置している。加えて、積層方向Dにおけるスペーサ30の一方面30cは、電極積層体11(具体的には、負極終端電極18に結合する第1封止部21)に接触している。なお、スペーサ30は、平面視にて矩形枠形状に限られない。例えば、スペーサ30は、矩形板形状を呈してもよい。
積層方向Dに沿ったスペーサ30の厚さTaは、積層方向Dに沿った電極積層体11の厚さTに応じて設定される。例えば、電極積層体11の厚さTの測定値と、電極積層体11の厚さの規格値(規格厚さ)との差分に応じて、厚さTaが設定される。電極積層体11の規格厚さは、後述する金型40(図6を参照)の積層方向Dに沿った内径に相当する。もしくは、電極積層体11の規格厚さは、電極積層体11の理想厚さから約±0.2mmまで(もしくは約±0.1mmまで)の誤差を含む範囲内であり、予め定められてもよい。例えば、電極積層体11の規格厚さが9mmであり、スペーサ30を配置する前における電極積層体11の厚さTの実測値が8.9mmである場合、規格厚さと実測値との差分は0.1mmである。この場合、厚さ0.1mmのスペーサ30を用いることによって、上記差分を解消できる。なお、電極積層体11の厚さTは、積層されたセパレータ13及びバイポーラ電極14のみの合計厚さではなく、バイポーラ電極14に結合する第1封止部21を含めた全体の厚さを意味する。本実施形態では、電極積層体11の厚さTは、電極積層体11の規格厚さよりも短くなっている。これにより、後述する工程S6にて、確実にスペーサ30を用いることができる。
電極積層体11の厚さTは、ばらつくことがある。このばらつきに対応するため、スペーサ30は、積層方向Dに沿って積層する複数の厚さ調整部材を有してもよい。この場合、当該厚さ調整部材の数を調整することによって、スペーサ30の厚さを多段階に変更できる。厚さ調整部材の厚さは、例えば50μm以上500μm以下である。この場合、厚さ調整部材の破損を良好に抑制できると共に、上記ばらつきに対して良好に対応できる。なお、厚さ調整部材の厚さは、互いに同一でもよいし、互いに異なってもよい。厚さ調整部材の厚さが互いに異なる場合、厚さ調整部材の組み合わせによって、スペーサ30の厚さをより多段階に変更できる。
次に、図4及び図6に戻って、電極積層体11及びスペーサ30を金型40に収容した後、電極積層体11の側面を囲って封止する第2封止部22を射出成形する(工程S6)。工程S6では、電極積層体11に加えてスペーサ30を金型40に収容し、金型40を型締めする。金型40内には電極積層体11及びスペーサ30の両方が収容されていることによって、積層方向Dにおける金型40の内面と電極積層体11との隙間が良好に埋められる。続いて、金型40内に樹脂を供給することによって、電極積層体11の側面を構成する各第1封止部21の外周面に対して、樹脂を射出成形する。続いて、当該樹脂を硬化することによって、電極積層体11の側面を囲うことでバイポーラ電極14間を封止する第2封止部22を形成する。この第2封止部22は、バイポーラ電極14間だけでなく、バイポーラ電極14と負極終端電極18との間、並びにバイポーラ電極14と正極終端電極19との間も封止する。また、第2封止部22は、負極終端電極18に結合する第1封止部21の外側角部と、正極終端電極19に結合する第1封止部21の外側角部とを囲う。これにより、図2に示されるように、第1封止部21及び第2封止部22を有する封止体12を形成する。続いて、金型40から電極積層体11及びスペーサ30を取り出し、且つ、電極積層体11とスペーサ30とを分離する。そして図示はしないが、工程S6後、各内部空間V内に電解液を注入する。以上の工程を経て、蓄電モジュール4が製造される。
ここで、金型40は、積層方向Dにおいて電極積層体11を挟むように配置される第1型41及び第2型42と、電極積層体11の側面を囲う第3型43,44とを有する。金型40が型締めされるとき、第1型41及び第2型42は、積層方向Dに沿った把持力を電極積層体11に印加し、第3型43,44は、水平方向において第1型41及び第2型42に突き当たる。第1型41は、金型40においてスペーサ30の他方面30dに接触する部分であり、第2封止部22を構成する樹脂が通過するゲート41aを有する。ゲート41aは、当該樹脂を金型40内に浸入させるための開口であり、平面視にてスペーサ30よりも外側に位置する。本実施形態では、ゲート41aは、積層方向Dにおいて第1封止部21に重なっているが、これに限られない。なお、ゲート41aは第1型41に設けられていることから、スペーサ30は、積層方向Dにおいて電極積層体11よりもゲート41aに近い。また、ゲート41aは、平面視にてスペーサ30よりも外側に位置している。
以上に説明した本実施形態に係る蓄電モジュール4の製造方法では、第2封止部22の形成前に、積層方向Dに沿った電極積層体11の厚さTと電極積層体の規格厚さとの差分に応じた厚さを有するスペーサ30が、電極積層体11に重ねられる。これにより、電極積層体11及びスペーサ30が金型40に収容され、当該金型40が型締めされたとき、金型40の第1型41及び第2型42による積層方向Dに沿った把持力は、スペーサ30を介して電極積層体11に良好に加わる。このため、第2封止部22を形成するとき、第2封止部22の形成不良の発生を抑制できる。したがって本実施形態によれば、蓄電モジュール4の封止不良の発生を抑制可能である。
本実施形態では、金型40は、第2封止部22を構成する樹脂が通過するゲート41aを有し、スペーサ30は、積層方向Dにおいて電極積層体11よりもゲート41aに近い。このため、金型40内に射出される樹脂が、スペーサ30まで容易に到達できる。具体的には、スペーサ30の存在により形成される電極積層体11と金型40の内面との隙間に、上記樹脂が入り込みやすくなる。したがって、第2封止部22の形成不良の発生を良好に抑制できる。
本実施形態では、スペーサ30は、金属製もしくは合金製であってもよい。この場合、第2封止部22の形成後にスペーサ30を回収することによって、スペーサ30を繰り返し用いることができる。
以下では、図7を参照しながら、上記実施形態の各変形例について説明する。以下の各変形例において、上記実施形態と重複する箇所の説明は省略する。したがって以下では、上記実施形態と異なる箇所を主に説明する。
図7は、変形例に係る蓄電モジュールの製造方法を説明するための概略断面図である。本変形例では図7に示されるように、工程S5にて2つのスペーサ30,30Aを用いる。具体的には、工程S5にて、積層方向Dにおける電極積層体11の一端側にスペーサ30を重ねると共に、電極積層体11の他端側に別のスペーサ30Aを重ねる。スペーサ30Aは、スペーサ30と同様の矩形枠形状を呈する部材である。厚さTa,Tbの合計値は、電極積層体11の厚さTの測定値と、電極積層体11の規格厚さとの差分に相当する。本変形例では、スペーサ30Aの厚さTbは、スペーサ30の厚さTaと異なっており、且つ、厚さTaよりも薄いがこれに限られない。厚さTa,Tbは同一でもよいし、スペーサ30Aはスペーサ30より厚くてもよい。また、スペーサ30Aは、複数の厚さ調整部材を有してもよい。この厚さ調整部材は、スペーサ30に用いられる厚さ調整部材と同一物である。
本変形例のようにスペーサ30,30Aを用いた場合であっても、上記実施形態と同様の作用効果が奏される。加えて、スペーサ30,30Aを用いることによって、電極積層体11及びスペーサ30,30Aが金型40に収容されて型締めされたとき、金型40の把持力は、積層方向Dにおける両側からスペーサ30,30Aを介して電極積層体11に良好に加わる。このため、積層方向Dにおける上記把持力の偏りを抑制できる。
本発明に係る蓄電モジュールの製造方法は、上記実施形態及び上記変形例に限定されず、他に様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態及び上記変形例では、各集電体における一方面が粗面化されているが、これに限られない。例えば、当該一方面のうち結合領域に含まれる箇所のみが粗面化されてもよい。また、導電板の一方面のうち、結合領域に含まれる箇所のみが粗面化されてもよい。
上記実施形態及び上記変形例では、集電体は、平面視にて略矩形状を呈するが、これに限られない。集電体は、平面視にて多角形状でもよいし、円形状でもよいし、楕円形状でもよい。同様に、エンドプレートと、セパレータとのそれぞれは、平面視にて略矩形状を呈さなくてもよいし、封止体(具体的には、第1封止部及び第2封止部)もまた平面視にて略矩形枠形状を呈さなくてもよい。
上記実施形態及び上記変形例では、第1封止部に含まれる封止部21A,21Bの形状は互いに異なっているが、これに限られない。封止部21A,21Bの形状は、同一でもよい。この場合、封止部21Bは2層構造を示してもよいし、封止部21Aは単層構造を示してもよい。
上記実施形態及び上記変形例において、第2封止部の形成前に、第1封止部同士を仮結合してもよい。例えば、工程S2及び工程S3のいずれかにて、隣り合う第1封止部同士が溶着されてもよい。この場合、第1封止部同士の間への第2封止部の侵入を良好に抑制できる。
上記実施形態及び上記変形例において、電極積層体の厚さの測定は、電極積層体の形成と同時に実施されるが、これに限られない。電極積層体の厚さの測定は、電極積層体の形成工程後に実施されてもよい。電極積層体の厚さは、電極積層体に含まれる各構成物の厚さを合計することによって測定してもよい。例えば、電極積層体の形成工程前に、各バイポーラ電極、各セパレータ、正極終端電極、及び負極終端電極の厚さを測定してもよい。
上記実施形態において、工程S5では、スペーサは負極終端電極に結合される第1封止部に接触しているが、これに限られない。例えば、工程S5にて、スペーサは正極終端電極に結合される第1封止部に接触してもよい。
1…蓄電装置、2…モジュール積層体、3…拘束部材、4…蓄電モジュール、5…導電構造体、11…電極積層体、12…封止体、13…セパレータ、14…バイポーラ電極、15…集電体、15a…一方面、15b…他方面、15c…周縁部、18…負極終端電極、19…正極終端電極、21…第1封止部(第1樹脂部)、22…第2封止部(第2樹脂部)、30,30A…スペーサ、40…金型、41a…ゲート、D…積層方向、K…結合領域、T,Ta…厚さ、V…内部空間。

Claims (5)

  1. 第1樹脂部が結合されたバイポーラ電極、及びセパレータを交互に積層することによって電極積層体を形成する工程と、
    積層方向に沿った前記電極積層体の厚さを測定する工程と、
    前記電極積層体の前記厚さと、前記積層方向に沿った前記電極積層体の規格厚さとの差分を算出する工程と、
    前記差分に応じた厚さを有するスペーサを、前記積層方向において前記電極積層体に重ねる工程と、
    前記電極積層体及び前記スペーサを金型に収容した後、前記電極積層体の側面を囲って封止する第2樹脂部を射出成形する工程と、
    を備える蓄電モジュールの製造方法。
  2. 前記金型は、前記第2樹脂部を構成する樹脂が通過するゲートを有し、
    前記スペーサは、前記積層方向において前記電極積層体よりも前記ゲートに近い、請求項1に記載の蓄電モジュールの製造方法。
  3. 前記積層方向において前記スペーサを前記電極積層体に重ねる工程では、前記積層方向における前記電極積層体の一端側に前記スペーサを重ねると共に、前記電極積層体の他端側に別のスペーサを重ねる、請求項1または2に記載の蓄電モジュールの製造方法。
  4. 前記スペーサの厚さと、前記別のスペーサの厚さは、互いに異なる、請求項3に記載の蓄電モジュールの製造方法。
  5. 前記スペーサは、金属製もしくは合金製である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の蓄電モジュールの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022070829A1 (ja) * 2020-09-30 2022-04-07 古河電気工業株式会社 バイポーラ型蓄電池

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