JP2020118725A - 画像形成装置およびヒータの制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
加熱手段を有し、当該加熱手段により熱を加えることでトナー画像をシートに定着させる定着手段と、
前記加熱手段の測定温度を取得する取得手段と、
前記加熱手段への交流の通電を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記加熱手段の目標温度と前記測定温度との差分に基づき交流における複数の半周期からなる制御周期ごとの通電率を決定し、
複数の前記制御周期にわたって同一の通電率が決定される場合に、前記通電率に対応する通電開始の基準となる開始位相角が、禁止区間の外側に位置し、かつ、前記制御周期ごとに開始位相角の組み合わせが異なるよう、当該開始位相角を決定し、
前記制御周期を構成する複数の半周期のそれぞれについて、前記開始位相角に前記加熱手段に通電を開始し、前記交流のゼロクロスポイントが到来すると前記加熱手段への通電を停止するように構成されていることを特徴とする画像形成装置を提供する。
図1は中間転写方式の画像形成装置1を示している。画像形成装置1は、単色画像を形成する画像形成装置であってもよいが、ここでは複数の色剤を混色して多色画像を形成する電子写真方式の画像形成装置である。画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)といった4色の現像剤を使用する。図1において参照番号の末尾には色を示す文字が付与されているが、四色に共通する事項が説明される際にはこの文字が省略される。
図2(A)は交流波形に対する位相制御を説明するための図である。横軸は時間tを表している。上側のグラフの縦軸は電圧Vを表している。下側のグラフの縦軸は通電の状態(オン/オフ)を表している。位相制御とは、交流波形の1半波内の任意の位相角でヒータをオンし、ゼロクロスポイントT0でヒータをオフすることでヒータに供給される電力を制御することをいう。ゼロクロスポイントとは、交流波形の振幅(電圧)が0[V]になるポイントである。ゼロクロスポイントに対応する位相角は、たとえば、0度(360度)と180度である。ここでは、四つの半波W1、W2、W3、W4を一組として位相制御が実行される。つまり、一つの制御周期は交流波形の二周期に相当する。コントローラ15は、シートSの用紙情報(例:坪量)に応じて目標温度を決定し、目標温度と測定温度との差が小さくなるように、セラミックヒータ23に供給される電力量を制御周期ごとに決定する。用紙情報は、定着温度を決定するために使用される情報であり、たとえば、シートPのサイズ、コーティングの有無、坪量、片面/両面印刷を指定する情報である。ヒータに対する制御パラメータとして、ここでは、電力量に相関したパラメータである通電率という概念が導入される。通電率とは、一つの制御周期において供給可能な最大の電力量に対する実際に供給される電力量の比率である。通電率は、説明の便宜上、百分率により表現されてもよい。コントローラ15は目標温度と測定温度との差が小さくなるように通電率を決定し、決定した通電率が達成されるように四つの半波W1、W2、W3、W4のそれぞれにおける開始位相角θ1、θ2、θ3、θ4を決定する。図2(A)によれば、半波W1(第一半波)においては開始位相角θ1において通電が開始され、次のゼロクロスポイントT0において通電が終了する。半波W2(第二半波)においては開始位相角θ2において通電が開始され、次のゼロクロスポイントT0において通電が終了する。半波W3(第三半波)においては開始位相角θ3において通電が開始され、次のゼロクロスポイントT0において通電が終了する。半波W4(第四半波)においては開始位相角θ4において通電が開始され、次のゼロクロスポイントT0において通電が終了する。つまり、図2(A)などにおいて、ハッチングされている部分が通電領域を意味する。ところで、電力の供給と停止とを切り替える素子としてトライアックが使用されることがある。トライアックは一度ONになると、入力電圧が0VになるまでOFFに切り替わらない。そのため、ゼロクロスポイントT0でトライアックは通電を終了する。
高調波電流とは、セラミックヒータ23に対する位相制御を実行することで発生するノイズ電流である。位相制御では、以下に示す3つの要因により高調波電流が生じる。
・第一要因:位相角90[度]または270[度]付近で通電が開始されると、通電前後での電流変化が最大となり、高調波電流が生じる。
・第二要因:同じ位相角で複数のヒータの通電が開始されると、定着装置全体での電流変化が大きくなり、高調波電流が生じる。
・第三要因:複数の制御周期にわたり同じ位相角で通電を継続すると、その位相角に応じた高調波電流スペクトルのレベルが高くなる。具体的には、高電力ヒータを位相制御によって、低電力(例:通電率=50[%]など)を周期的に供給すると、高調波電流の平均値が高くなる。
図5はコントローラ15の機能を説明する図である。CPU30は記憶部31のROM領域に記憶されているプログラムを実行することで様々な機能を実現する。なお、これらの機能の一部またはすべてはASICやFPGAなどのハードウエアによって実現されてもよい。ASICは特定用途集積回路の略称である。FPGAはフィールドプログラマブルゲートアレイの略称である。ホスト装置28は、画像形成装置1に用紙情報を送信するコンピュータやイメージスキャナ、デジタルカメラなどである。目標決定部32は、用紙情報に基づき定着装置12の目標温度Ttを決定する。たとえば、目標決定部32は、坪量の大きなシートSについては目標温度Ttを相対的に高く決定し、坪量の小さなシートSについては目標温度Ttを相対的に低く決定する。差分部33は、目標温度Ttと、サーミスタ25により取得された測定温度Tmとの差分dTを求める。通電率決定部34は、差分dTに対応する通電率Pを決定する。たとえば、通電率決定部34は、第一ヒータ24Aの通電率Paと、第二ヒータ24Bの通電率Pbとを決定する。通電率Pa、Pbを決定するためのテーブルや関数(数式)は予め用意されて、記憶部31に記憶されていてもよい。第一位相制御部35は、通電率Paに基づき第一ヒータ24Aの開始位相角θaを決定し、通電率Pbに基づき第二ヒータ24Bの開始位相角θbを決定する。通電率Paから開始位相角θaを決定するためのテーブルや関数(数式)は予め用意されて、記憶部31に記憶されていてもよい。同様に、通電率Pbから開始位相角θbを決定するためのテーブルや関数(数式)は予め用意されて、記憶部31に記憶されていてもよい。さらに、第一位相制御部35は、第一ヒータ24Aのシフト量Daと、第二ヒータ24Bのシフト量Dbを決定する。禁止区間変更部37は、制御周期ごとに禁止区間Xvを変更し、第二位相制御部36に出力する。第二位相制御部36は、開始位相角θa、θbおよび禁止区間Xvに基づき補正された開始位相角θa’、θb’を決定する。つまり、開始位相角θa’、θb’が禁止区間Xvの外側に位置するようにシフト量Da、Dbが決定される。また、開始位相角θa’とθb’が一致しなければ、さらに高調波電流の低減効果が高まる。第二位相制御部36は、開始位相角θa’に駆動回路26Aをオンにして第一ヒータ24Aに交流を供給し、ゼロクロスポイントT0において駆動回路26Aをオフにする。第二位相制御部36は、開始位相角θb’に駆動回路26Bをオンにして第二ヒータ24Bに交流を供給し、ゼロクロスポイントT0において駆動回路26Bをオフにする。検知回路38は交流のゼロクロスポイントT0を検知し、ゼロクロスポイントT0をCPU30に通知する。CPU30は、検知回路38により検知されたゼロクロスポイントT0に基づき交流の位相角を認識する。また、CPU30は、隣り合った二つのゼロクロスポイントT0の時間を計測することで、交流の半周期の長さを求めてもよい。
図6はメインの位相制御を示すフローチャートである。
・S101でCPU30(目標決定部32)はホスト装置28から用紙情報を受信する。
・S102でCPU30(目標決定部32)は用紙情報に対応する目標温度Ttを決定する。
・S103でCPU30はサーミスタ25から測定温度Tmを取得する。
・S104でCPU30(差分部33)は目標温度Ttと測定温度Tmとの差分dTを求める。
・S105でCPU30(通電率決定部34)は差分dTが小さくなるように通電率Pa、Pbを決定する。
・S106でCPU30(第一位相制御部35)は通電率Pa、Pbに基づき第一位相制御を実行し、開始位相角θa、θb、シフト量Da、Dbを決定する。第一位相制御部35は通電率Paに基づき第一位相制御を実行し、開始位相角θaとシフト量Daを決定する。第一位相制御部35は通電率Pbに基づき第一位相制御を実行し、開始位相角θbとシフト量Dbを決定する。なお、第一位相制御部35はシフト量Daのとりうる最小値Daminと最大値Damaxとを決定してもよい。第一位相制御部35はシフト量Dbのとりうる最小値Dbminと最大値Dbmaxとを決定してもよい。つまり、第一位相制御部35はシフト量Daとして、最小値Damin以上で、かつ、最大値Damax以下となる任意のシフト量を選択してもよいし、最小値Daminと最大値Damaxとの両方を出力してもよい。ここでは、第一位相制御部35は最小値Daminと最大値Damaxとを第二位相制御部36に出力し、第二位相制御部36が最終的なシフト量Daを決定するものと仮定する。同様に、第一位相制御部35はシフト量Dbとして、最小値Dbmin以上で、かつ、最大値Dbmax以下となる任意のシフト量を選択してもよいし、最小値Dbminと最大値Dbmaxとの両方を出力してもよい。ここでは、第一位相制御部35は最小値Dbminと最大値Dbmaxとを第二位相制御部36に出力し、第二位相制御部36が最終的なシフト量Dbを決定するものと仮定する。
・S107でCPU30(禁止区間変更部37、第二位相制御部36)は、制御周期ごとに禁止区間Xvを変更するともに、禁止区間Xv、開始位相角θa、θb、シフト量Da、Dbに基づき補正された開始位相角θa’、θb’を決定する。
・S108でCPU30(第二位相制御部36)は、補正された開始位相角θa’に基づき駆動回路26Aを駆動するとともに、補正された開始位相角θb’に基づき駆動回路26Aを駆動する。
・S109でCPU30はプリントが終了したかどうかを判定する。プリントが終了していなければ、CPU30は、処理をS103に進め、S103からS109を繰り返し実行する。
図7はS106における第一位相制御の詳細を示すフローチャートである。
・S201でCPU30(第一位相制御部35)は一つの半波内で通電率Paを満たすような開始位相角θaを決定し、一つの半波内で通電率Pbを満たすような開始位相角θbを決定する。
・S202でCPU30(第一位相制御部35)はシフト量Daの取りうる範囲であるシフト範囲(Damin〜Damax)と、シフト量Dbのシフト範囲(Dbmin〜Dbmax)を決定する。たとえば、図3(A)が示すように、Daminは−Daであり、Damaxは+Daであってもよい。図3(B)が示すように、Dbminは−Dbであり、Dbmaxは+Dbであってもよい。
本実施形態では、高調波電流を低減するために二つの制約が採用されてもよい。一つ目の制約は、開始位相角θをシフト量Dで補正することで得られる開始位相角θ’と、開始位相角θとが同一の半波内に存在することである。二つ目の制約は、開始位相角θ’が禁止区間Xに含まれないことである。これら二つの制約が満たされるように、CPU30は、シフト範囲(Damin〜Damax)を決定する。
たとえば、Dmaxは次のように決定されてもよい。
0≦P≦x/2・・・・・・・・・・・Dmax=p
x/2≦P≦(1−x)/2・・・・・Dmax=−p+X
(1−x)/2≦P≦0.5・・・・・Dmax=p
0.5≦P≦(1+x)/2・・・・・Dmax=−p+1
(1+X)/2≦P≦1−x/2・・・Dmax=p−(1−X)
1−x/2≦P≦1・・・・・・・・・Dmax=−p+1
たとえば、Dminは次のように決定されてもよい。
P<0.5・・・・・・・・・・・・・Dmin=−p + (1−X)
0.5≦P・・・・・・・・・・・・・Dmin=p−X
ここでpは通電率Pに対応する位相角(p=P×180度)である。xは禁止区間Xに対応する通電率(x=X/180)である。
図1に示したように、セラミックヒータ23は加熱手段の一例である。定着装置12は当該加熱手段により熱を加えることでトナー画像をシートSに定着させる定着手段の一例である。サーミスタ25は加熱手段の測定温度を取得する取得手段の一例である。コントローラ15は加熱手段への交流の通電を制御する制御手段の一例である。S105が示すように、コントローラ15は加熱手段の目標温度と測定温度との差分に基づき交流における複数の半周期からなる制御周期ごとの通電率を決定する。S106やS201が示すように、コントローラ15は通電率に対応する通電開始の基準となる開始位相角を決定する。複数の制御周期にわたって同一の通電率が決定されることがある。たとえば、コントローラ15は、通電率に対応する通電開始の基準となる開始位相角が、禁止区間の外側に位置し、かつ、制御周期ごとに開始位相角の組み合わせが異なるように決定する。図4(A)ないし図4(C)が示すように、開始位相角の組み合わせとは、制御周期の前半(第一半波と第二半波)に適用される開始位相角と、制御周期の後半(第三半波と第四半波)に適用される開始位相角との組み合わせである。S108が示すように、コントローラ15は制御周期を構成する複数の半周期のそれぞれについて、開始位相角に加熱手段に通電を開始する。さらに、コントローラ15は交流のゼロクロスポイントが到来すると加熱手段への通電を停止するように構成されている。なお、コントローラ15は交流のゼロクロスポイントを検知する検知回路を有していてもよい。幅の広い固定の禁止区間を設けることでも高調波電流は低減されるが、温度追従性が低下する。幅の狭い固定の禁止区間を設けると温度追従性が向上するが、高調波電流の低減効果が小さくなる。これに対して、本実施形態のコントローラ15は制御周期ごとに開始位相角の組み合わせを変更するため、温度追従性と高調波電流の低減とを両立することが可能となる。
Claims (18)
- 加熱手段を有し、当該加熱手段により熱を加えることでトナー画像をシートに定着させる定着手段と、
前記加熱手段の測定温度を取得する取得手段と、
前記加熱手段への交流の通電を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記加熱手段の目標温度と前記測定温度との差分に基づき交流における複数の半周期からなる制御周期ごとの通電率を決定し、
複数の前記制御周期にわたって同一の通電率が決定される場合に、前記通電率に対応する通電開始の基準となる開始位相角が、禁止区間の外側に位置し、かつ、前記制御周期ごとに開始位相角の組み合わせが異なるよう、当該開始位相角を決定し、
前記制御周期を構成する複数の半周期のそれぞれについて、前記開始位相角に前記加熱手段に通電を開始し、前記交流のゼロクロスポイントが到来すると前記加熱手段への通電を停止するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、
前記制御周期ごとに可変されよう、当該制御周期を構成する交流における複数の半周期のそれぞれに適用される前記禁止区間を決定し、
所定のシフト量で補正された前記開始位相角が前記禁止区間の外側に位置するよう前記所定のシフト量を決定し、
前記制御周期を構成する複数の半周期のそれぞれについて前記所定のシフト量で前記開始位相角を補正し、
前記制御周期を構成する複数の半周期のそれぞれについて、前記所定のシフト量で補正された前記開始位相角に前記加熱手段に通電を開始し、前記交流のゼロクロスポイントが到来すると前記加熱手段への通電を停止するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、予め定められた範囲内で、前記制御周期ごとに前記禁止区間を変更することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 複数の禁止区間を記憶した記憶手段をさらに有し、
前記制御手段は、前記制御周期ごとに前記記憶手段に記憶されている前記複数の禁止区間から一つの禁止区間を選択することで、前記制御周期ごとに禁止区間を変更するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記複数の禁止区間から一つの禁止区間を所定の選択ルールにしたがって選択するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記複数の禁止区間から一つの禁止区間をランダムに選択するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記加熱手段は、第一ヒータと第二ヒータとを有し、
前記制御手段は、
前記第一ヒータのための前記通電率である第一通電率と、前記第二ヒータのための前記通電率である第二通電率とを決定し、
前記第一通電率に対応する前記開始位相角である第一位相角と、前記第二通電率に対応する前記開始位相角である第二位相角とを決定し、
前記第一ヒータのための前記シフト量である第一シフト量と前記第二ヒータのための前記シフト量である第二シフト量とを決定し、
前記第一位相角を前記第一シフト量で補正するともに、前記第二位相角を前記第二シフト量で補正し、
前記制御周期を構成する複数の半周期のそれぞれについて、前記第一シフト量で補正された前記第一位相角に前記第一ヒータに通電を開始し、前記交流のゼロクロスポイントが到来すると前記第一ヒータへの通電を停止するとともに、前記第二シフト量で補正された前記第二位相角に前記第二ヒータに通電を開始し、前記交流のゼロクロスポイントが到来すると前記第二ヒータへの通電を停止するように構成されていることを特徴とする請求項2ないし6のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記第一位相角(θa)と前記第二位相角(θb)との距離(|θa−θb|)よりも、前記第一シフト量(Da)で補正された前記第一位相角(θa−Da)と前記第二シフト量(Db)で補正された前記第二位相角(θb−Db)との距離が大きくなるように、前記第一シフト量(Da)と前記第二シフト量(Db)を決定するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記第一位相角(θa)と前記第二位相角(θb)との距離(|θa−θb|)よりも、前記第一シフト量(Da)で補正された前記第一位相角(θa−Da)と前記第二シフト量(Db)で補正された前記第二位相角(θb−Db)との距離が大きくなるような、前記第一シフト量(Da)と前記第二シフト量(Db)とが存在しない場合に、前記第一シフト量(Da)で補正された前記第一位相角(θa−Da)と前記第二シフト量(Db)で補正された前記第二位相角(θb−Db)との距離が予め定められた閾値よりも大きくなるように、前記第一シフト量(Da)と前記第二シフト量(Db)を決定するように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、第一最小シフト量(Damin)と第一最大シフト量(Damax)とのうちから前記第一シフト量(Da)を選択し、第二最小シフト量(Dbmin)と第二最大シフト量(Dbmax)とのうちから前記第二シフト量(Db)を選択するように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、
前記第一位相角(θa)と前記第二位相角(θb)との距離(|θa−θb|)よりも、前記第一最大シフト量(Damax)で補正された前記第一位相角(θa−Damax)と前記第二最大シフト量(Dbmax)で補正された前記第二位相角(θb−Dbmax)との距離が大きいという第一要件が満たされているかどうかを判定し、
前記第一要件が満たされている場合に、前記第一シフト量(Da)として前記第一最大シフト量(Damax)を選択し、前記第二シフト量(Db)として前記第二最大シフト量(Dbmax)を選択することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、
前記第一要件が満たされていない場合に、前記第一位相角(θa)が前記禁止区間の内側であるかどうかを判定し、
前記第一位相角(θa)が前記禁止区間の内側である場合には、前記第一最大シフト量(Damax)で補正された前記第一位相角(θa−Damax)と前記第二最大シフト量(Dbmax)で補正された前記第二位相角(θb−Dbmax)との距離が前記予め定められた閾値よりも大きいことであるという第二要件が満たされているかどうかを判定し、
前記第二要件が満たされている場合に、前記第一シフト量(Da)として前記第一最大シフト量(Damax)を選択し、前記第二シフト量(Db)として前記第二最大シフト量(Dbmax)を選択することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、
前記第二要件が満たされていない場合に、前記第一シフト量(Da)として前記第一最小シフト量(Damin)を選択し、前記第二シフト量(Db)として前記第二最大シフト量(Dbmax)を選択することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、
前記第一位相角(θa)が前記禁止区間の内側でない場合には、前記第二位相角(θb)が前記禁止区間の内側であるかどうかを判定し、
前記第二位相角(θb)が前記禁止区間の内側である場合に、前記第一シフト量(Da)として0を選択し、前記第二シフト量(Db)として0を選択することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、
前記第二位相角(θb)が前記禁止区間の内側でない場合に、前記第二要件が満たされているかどうかを判定し、
前記第二要件が満たされている場合に、前記第一シフト量(Da)として前記第一最大シフト量(Damax)を選択し、前記第二シフト量(Db)として前記第二最大シフト量(Dbmax)を選択することを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、
前記第二位相角(θb)が前記禁止区間の内側でなく、かつ、前記第二要件も満たされていない場合に、前記第一シフト量(Da)として前記第一最大シフト量(Damax)を選択し、前記第二シフト量(Db)として前記第二最小シフト量(Dbmin)を選択することを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。 - 前記禁止区間は、前記交流の振幅が最大となる位相角を含むことを特徴とする請求項1ないし16のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 定着装置に設けられたヒータの目標温度と測定温度との差分に基づき交流における複数の半周期からなる制御周期ごとの通電率を決定し、
前記通電率に対応する通電開始の基準となる開始位相角を決定し、
複数の前記制御周期にわたって同一の通電率が決定される場合に、前記通電率に対応する通電開始の基準となる開始位相角が、禁止区間の外側に位置し、かつ、前記制御周期ごとに開始位相角の組み合わせが異なるよう、当該開始位相角を決定し、
前記制御周期を構成する複数の半周期のそれぞれについて、前記開始位相角に前記ヒータに通電を開始し、前記交流のゼロクロスポイントが到来すると前記ヒータへの通電を停止する
ことを特徴とするヒータの制御方法。
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