JP2020118616A - ガスクロマトグラフ - Google Patents
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Abstract
【課題】試料気化室内に残った試料成分が、プレカラムのバックフラッシュの際に分離カラムに導入されないようにする。【解決手段】ガスクロマトグラフ1は、試料を気化するための試料気化部10、試料気化部10に設けられたプレカラム18、を有する試料気化デバイス2を備える。試料気化デバイス2には、第1流路24、第2流路26、切替弁28、キャリアガス源22が接続されている。切替弁28によりキャリアガス源22を第1流路24に接続しているときは、キャリアガスを筐体8の内部で試料注入部14から試料流出部20へ向かう順方向に流し、切替弁28によりキャリアガス源22を第2流路26に接続しているときは、キャリアガスを筐体8の内部で試料流出部20から試料注入部14へ向かう逆方向に流すように構成されている。【選択図】図1
Description
本発明は、ガスクロマトグラフに関するものである。
ガスクロマトグラフとして、試料中に含まれる高沸点成分を分離カラムの上段で除去して、低沸点成分のみを分離カラムへ導入して分析するプレカット分析が可能なガスクロマトグラフがある(特許文献1参照)。
特許文献1に開示されているガスクロマトグラフは、試料気化室の内部にプレカラムが設けられており、試料気化室内に導入された試料のうちの低沸点成分のみを気化させてプレカラムを通過させ、高沸点成分をプレカラムによって捕捉するようになっている。プレカラムに捕捉された高沸点成分は、その後、試料気化室内の温度が上昇させられることよって気化され、分離カラムに導入されて分析れるか、又は、キャリアガスを試料気化室の出口側から逆流させるバックフラッシュが行われることによって試料気化室から排出される。
プレカット分析が可能な従来のガスクロマトグラフでは、バックフラッシュの際に流路中に残った試料成分が分離カラムに導入され、分析結果の再現性を悪化させることも考えられる。
そこで、本発明は、バックフラッシュの際に試料成分が分離カラムに導入されないようにすることを目的とするものである。
本発明に係るガスクロマトグラフは、筐体、前記筐体の内部に設けられ試料を気化するための試料気化部、前記筐体の内部に試料を注入するための試料注入部、前記試料注入部とは前記試料気化部を挟んで反対側に設けられ前記試料気化部で気化した試料を前記筐体から流出させるための試料流出部、及び前記試料気化部に設けられたプレカラム、を有する試料気化デバイスと、前記試料気化デバイスの前記試料流出部に流体的に接続され、前記試料気化デバイスから流出した試料を成分ごとに分離する分離カラムと、前記分離カラムの下流に流体的に接続され、前記分離カラムにおいて分離された試料成分を検出するための検出器と、前記プレカラムよりも前記試料注入部側で前記筐体の内部と流体連通する第1流路と、前記プレカラムよりも前記試料流出部側で前記筐体の内部と流体連通する第2流路と、前記プレカラムよりも前記試料注入部側で前記筐体の内部と流体連通するパージ流路と、前記パージ流路を流れるパージガス流量を制御するためのパージガス流量制御弁と、切替弁を介して前記第1流路及び前記第2流路と接続され、前記切替弁の切替えにより前記第1流路又は前記第2流路のいずれか一方と流体的に接続されるキャリアガス源と、前記キャリアガス源からのキャリアガス供給流量を制御するキャリアガス流量制御弁と、少なくとも前記切替弁、前記キャリアガス流量制御弁及び前記パージガス流量制御弁の動作を制御し、前記切替弁により前記キャリアガス源を前記第1流路に接続しているときは、前記キャリアガスを前記筐体の内部で前記試料注入部から前記試料流出部へ向かう順方向に流し、前記切替弁により前記キャリアガス源を前記第2流路に接続しているときは、前記キャリアガスを前記筐体の内部で前記試料流出部から前記試料注入部へ向かう逆方向に流すように構成されている制御部と、を備えている。
本発明のガスクロマトグラフによれば、キャリアガス源がプレカラムよりも試料注入部側で試料気化デバイスの筐体内と流体連通した第1流路、及びプレカラムよりも試料流出部側で試料気化デバイスの筐体内と流体連通した第2流路のいずれか一方と流体的に接続されるように切替弁によって切り替えられ、キャリアガス源を第1流路と接続することによってキャリアガスが試料気化デバイスの筐体内で順方向に流れる分析用の状態となり、キャリアガス源を第2流路と接続することによってキャリアガスが試料気化デバイスの筐体内で逆方向に流れるバックフラッシュ用の状態となる。分析用の状態では、試料を含むガスが第2流路を流れることはないので、第2流路に試料が残存することはなく、バックフラッシュの際に試料が分離カラムへ導入されることはない。
以下、図面を参照しながら、ガスクロマトグラフの一実施例について説明する。
図1に示されているように、この実施例のガスクロマトグラフ1は、主として、試料気化デバイス2、分離カラム4、検出器6及び制御部46を備えている。
試料気化デバイス2は、金属製の筐体8を備え、筐体8の内部にインサート10(試料気化部)が設けられている。筐体8の内壁面とインサート10の外周面との間にシールドリング12が設けられており、筐体8内の流体のすべてがインサート10の内側を流通するようになっている。
筐体8にはヒータ(図示は省略)が取り付けられており、インサート10の内側が所定温度に加熱されるようになっている。筐体8の上部には、セプタム16を介して筐体8の内部へ試料を注入するための試料注入口14(試料注入部)が設けられている。試料注入口14を通じて筐体8の内部に注入された試料は、インサート10内において気化する。インサート10内には、試料中の高沸点成分を捕捉するためのプレカラム18が設けられている。
筐体8の下部には、インサート10内で気化した試料を筐体8から流出させるための配管20(試料流出部)が流体的に接続されている。配管20は分離カラム4に通じており、配管20を通じて分離カラム4に導かれた試料が成分ごとに分離され、分離カラム4の下流に接続された検出器6によって検出される。
筐体8内で気化した試料を分離カラム4へ導くためのキャリアガスを供給するキャリアガス源22は、切替弁28を介して第1流路24及び第2流路26と接続されている。第1流路24は、筐体8の内部空間上部、すなわち、筐体8の内部空間のプレカラム18よりも試料導入口14側に通じている。第2流路26は、筐体8の内部空間下部、すなわち、筐体8の内部空間のプレカラム18よりも配管20(試料流出部)側に通じている。第2流路26に圧力センサ34が設けられている。圧力センサ34により分離カラム4の入口圧力が検出される。
切替弁28は、キャリアガス源22を第1流路24及び第2流路26のいずれか一方に流体的に接続するように切り替えられる。キャリアガス源22と切替弁28との間の流路上に流量制御弁30(キャリアガス流量制御弁)が設けられており、キャリアガス源22からのキャリアガス供給流量は流量制御弁30によって調節される。
第1流路24と第2流路26との間を流体的に連通させるバイパス流路32が設けられている。バイパス流路32は、キャリアガス源22が第1流路24に接続されているときに、第1流路24を流れるキャリアガスの一部を第2流路26へ流し、キャリアガス源22が第2流路26に接続されているときに、第2流路26を流れるキャリアガスの一部を第1流路へ流すためのものである。なお、バイパス流路32は必須の要素ではない。s
筐体8の内部空間上部、すなわち、筐体8の内部空間のプレカラム18よりも試料導入口14側に、パージ流路36が流体的に接続されている。パージ流路36には、流量制御弁38(パージガス流量制御弁)及び圧力センサ40が設けられている。
筐体8の内部空間下部、すなわち、筐体8の内部空間のプレカラム18よりも配管20(試料流出部)側に、スプリット流路42が流体的に接続されている。スプリット流路42には流量制御弁44(スプリット流量制御弁)が設けられている。
制御部46は、切替弁28、流量制御弁30、38及び44の動作制御を行なうように構成されている。制御部46は、プログラムを格納する記憶装置及びその記憶装置に格納されたプログラムを実行する中央演算装置(CPU)を搭載した電子回路の機能として実現することができる。制御部46は、圧力センサ34及び40によって検出される圧力値、分離カラム4の温度といったパラメータを用いて、分離カラム4、パージ流路36及びスプリット流路42を流れる流量が所定流量となるように、流量制御弁30、38及び44の動作を制御する。
ここで、通常時とバックフラッシュ時のキャリアガスの流れについて、図2及び図3を用いて説明する。
図2に示されているように、通常時は、切替弁28によってキャリアガス源22を第1流路24へ接続する。キャリアガス源22から供給されるキャリアガスの大部分は第1流路24を通じて筐体8の内部空間上部に導入されるが、第1流路24を流れるキャリアガスの一部はバイパス流路32、第2流路26を通じて筐体8の内部空間下部に導入される。
筐体8内では、キャリアガスがインサート10の内側を、上部から下部へ向かう順方向、すなわち、試料注入口14から配管20へ向かう方向へ流れ、かつ、分離カラム4をキャリアガスが所定流量で流れるように、流量制御弁38及び44の開度が調節される。
例えば、キャリアガス源22からのキャリアガス供給流量を53ml/minとした場合、パージ流路36を流れるキャリアガス流量が3ml/min、スプリット流路42を流れるキャリアガス流量が49ml/minとなるように流量制御弁38及び44の開度を調節することで、キャリアガスをインサート10の内側で順方向(上部から下部へ向かう方向)に流し、かつ、分離カラム4を流れるキャリアガスの流量を1ml/minとすることができる。
上記のように、キャリアガスがインサート10の内側を順方向に流れ、かつ、分離カラム4をキャリアガスが所定流量で流れる状態にすることで、筐体2内に注入されて気化した試料成分を分離カラム4へ導入することができる。この状態において、筐体8内には、第2流路26からもキャリアガスが導入されるため、筐体8内で気化した試料成分が第2流路26側へ逆流することがない。
ここで、筐体8内に注入された試料のうち気化しない高沸点成分はプレカラム18によって捕捉される。プレカラム18に捕捉された高沸点成分は、以下に説明するバックフラッシュを実行することによって、筐体8の外部へパージ流路36を通じて排出することができる。
図3に示されているように、バックフラッシュを実行する際は、プレカラム18に捕捉されている高沸点成分の沸点よりも高い温度にまで筐体8内の温度を上昇させ、切替弁28によってキャリアガス源22を第2流路26へ接続する。キャリアガス源22から供給されるキャリアガスの大部分は第2流路26を通じて筐体8の内部空間下部に導入されるが、第2流路26を流れるキャリアガスの一部はバイパス流路32、第1流路24を通じて筐体8の内部空間上部に導入される。
筐体8内では、キャリアガスがインサート10の内側を、下部から上部へ向かう逆方向、すなわち、配管20から試料注入口14へ向かう方向へ流れ、かつ、分離カラム4をキャリアガスが所定流量で流れるように、流量制御弁38及び44の開度が調節される。
例えば、キャリアガス源22からのキャリアガス供給流量を53ml/minとした場合、パージ流路36を流れるキャリアガス流量が49ml/min、スプリット流路42を流れるキャリアガス流量が3ml/minとなるように流量制御弁38及び44の開度を調節することで、キャリアガスをインサート10の内側で逆方向(下部から上部へ向かう方向)に流し、かつ、分離カラム4を流れるキャリアガスの流量を1ml/minとすることができる。
上記のように、プレカラム18に捕捉されている高沸点成分の沸点よりも高い温度にまで筐体8内の温度を上昇させ、かつ、インサート10の内側をキャリアガスが逆方向に流れるようにすることで、プレカラム18に捕捉された高沸点成分を筐体8の外部へパージ流路36を通じて排出することができる。このとき、分離カラム4を流れるキャリアガスの流量が通常時と同じ流量となるように調節することで、検出器6で得られる信号のベースラインを安定させることができる。この状態において、筐体8内には、第1流路24からもキャリアガスが導入されるため、プレカラム18に捕捉されていた高沸点成分が第1流路へ逆流することがない。
上記実施例の構成によれば、通常時に、試料気化デバイス2の筐体8内で気化した試料成分は第2流路26内に入り込むことがなく、第2流路26内に試料成分が残存することはあり得ない。そして、バックフラッシュの実行時に分離カラム4に導入されるキャリアガスは、第2流路26を通じて筐体8内に導入されたキャリアガスの一部であるので、バックフラッシュの実行時に分離カラム4に試料成分が導入されることがない。
本発明に係るガスクロマトグラフの実施形態では、筐体、前記筐体の内部に設けられ試料を気化するための試料気化部、前記筐体の内部に試料を注入するための試料注入部、前記試料注入部とは前記試料気化部を挟んで反対側に設けられ前記試料気化部で気化した試料を前記筐体から流出させるための試料流出部、及び前記試料気化部に設けられたプレカラム、を有する試料気化デバイスと、前記試料気化デバイスの前記試料流出部に流体的に接続され、前記試料気化デバイスから流出した試料を成分ごとに分離する分離カラムと、前記分離カラムの下流に流体的に接続され、前記分離カラムにおいて分離された試料成分を検出するための検出器と、前記プレカラムよりも前記試料注入部側で前記筐体の内部と流体連通する第1流路と、前記プレカラムよりも前記試料流出部側で前記筐体の内部と流体連通する第2流路と、前記プレカラムよりも前記試料注入部側で前記筐体の内部と流体連通するパージ流路と、前記パージ流路を流れるパージガス流量を制御するためのパージガス流量制御弁と、切替弁を介して前記第1流路及び前記第2流路と接続され、前記切替弁の切替えにより前記第1流路又は前記第2流路のいずれか一方と流体的に接続されるキャリアガス源と、前記キャリアガス源からのキャリアガス供給流量を制御するキャリアガス流量制御弁と、少なくとも前記切替弁、前記キャリアガス流量制御弁及び前記パージガス流量制御弁の動作を制御し、前記切替弁により前記キャリアガス源を前記第1流路に接続しているときは、前記キャリアガスを前記筐体の内部で前記試料注入部から前記試料流出部へ向かう順方向に流し、前記切替弁により前記キャリアガス源を前記第2流路に接続しているときは、前記キャリアガスを前記筐体の内部で前記試料流出部から前記試料注入部へ向かう逆方向に流すように構成されている制御部と、を備えている。
上記実施形態の第1態様では、前記プレカラムよりも前記試料流出部側で前記筐体の内部と流体連通するスプリット流路と、前記スプリット流路を流れるガスの流量を制御するためのスプリット流量制御弁と、を備え、前記制御部は、前記キャリアガス流量制御弁、前記パージ流量制御弁及び前記スプリット流量制御弁の動作を制御して、前記キャリアガス源を前記第1流路に接続しているとき、及び前記キャリアガス源を前記第2流路に接続しているときの両方において前記分離カラムでキャリアガスを所定流量で流すように構成されている。このような態様により、前記筐体の内部においてキャリアガスを順方向に流す通常時と、前記筐体の内部においてキャリアガスを逆方向に流すバックフラッシュ時の両方において、前記分離カラムを流れるキャリアガスの流量を一定にすることができ、前記検出器の検出信号のベースラインを安定させることができる。
上記実施形態の第2態様では、前記第1流路と前記第2流路との間を流体連通させ、前記キャリアガス源が前記第1流路に接続されているときに前記第1流路を流れるキャリアガスの一部を前記第2流路へ流し、前記キャリアガス源が前記第2流路に接続されているときに前記第2流路を流れるキャリアガスの一部を前記第1流路へ流すためのバイパス流路を備えている。このような態様により、通常時には、試料成分を含むガスが前記第2流路へ流入することが防止され、バックフラッシュ時には、試料成分を含むガスが前記第1流路へ流入することが防止される。これにより、試料成分を含むガスが、意図しないタイミングで前記分離カラムへ導入されることが防止され、分析の再現性の向上が図られる。
1 ガスクロマトグラフ
2 試料気化デバイス
4 分離カラム
6 検出器
8 筐体
10 インサート(試料気化部)
12 シールドリング
14 試料注入口
16 セプタム
18 プレカラム
20 配管(試料流出部)
22 キャリアガス源
24 第1流路
26 第2流路
28 切替弁
30,38,44 流量制御弁
32 バイパス流路
34,40 圧力センサ
36 パージ流路
42 スプリット流路
46 制御部
2 試料気化デバイス
4 分離カラム
6 検出器
8 筐体
10 インサート(試料気化部)
12 シールドリング
14 試料注入口
16 セプタム
18 プレカラム
20 配管(試料流出部)
22 キャリアガス源
24 第1流路
26 第2流路
28 切替弁
30,38,44 流量制御弁
32 バイパス流路
34,40 圧力センサ
36 パージ流路
42 スプリット流路
46 制御部
Claims (3)
- 筐体、前記筐体の内部に設けられ試料を気化するための試料気化部、前記筐体の内部に試料を注入するための試料注入部、前記試料注入部とは前記試料気化部を挟んで反対側に設けられ前記試料気化部で気化した試料を前記筐体から流出させるための試料流出部、及び前記試料気化部に設けられたプレカラム、を有する試料気化デバイスと、
前記試料気化デバイスの前記試料流出部に流体的に接続され、前記試料気化デバイスから流出した試料を成分ごとに分離する分離カラムと、
前記分離カラムの下流に流体的に接続され、前記分離カラムにおいて分離された試料成分を検出するための検出器と、
前記プレカラムよりも前記試料注入部側で前記筐体の内部と流体連通する第1流路と、
前記プレカラムよりも前記試料流出部側で前記筐体の内部と流体連通する第2流路と、
前記プレカラムよりも前記試料注入部側で前記筐体の内部と流体連通するパージ流路と、
前記パージ流路を流れるパージガス流量を制御するためのパージガス流量制御弁と、
切替弁を介して前記第1流路及び前記第2流路と接続され、前記切替弁の切替えにより前記第1流路又は前記第2流路のいずれか一方と流体的に接続されるキャリアガス源と、
前記キャリアガス源からのキャリアガス供給流量を制御するキャリアガス流量制御弁と、
少なくとも前記切替弁、前記キャリアガス流量制御弁及び前記パージガス流量制御弁の動作を制御し、前記切替弁により前記キャリアガス源を前記第1流路に接続しているときは、前記キャリアガスを前記筐体の内部で前記試料注入部から前記試料流出部へ向かう順方向に流し、前記切替弁により前記キャリアガス源を前記第2流路に接続しているときは、前記キャリアガスを前記筐体の内部で前記試料流出部から前記試料注入部へ向かう逆方向に流すように構成されている制御部と、を備えたガスクロマトグラフ。 - 前記プレカラムよりも前記試料流出部側で前記筐体の内部と流体連通するスプリット流路と、
前記スプリット流路を流れるガスの流量を制御するためのスプリット流量制御弁と、を備え、
前記制御部は、前記キャリアガス流量制御弁、前記パージ流量制御弁及び前記スプリット流量制御弁の動作を制御して、前記キャリアガス源を前記第1流路に接続しているとき、及び前記キャリアガス源を前記第2流路に接続しているときの両方において前記分離カラムでキャリアガスを所定流量で流すように構成されている、請求項1に記載のガスクロマトグラフ。 - 前記第1流路と前記第2流路との間を流体連通させ、前記キャリアガス源が前記第1流路に接続されているときに前記第1流路を流れるキャリアガスの一部を前記第2流路へ流し、前記キャリアガス源が前記第2流路に接続されているときに前記第2流路を流れるキャリアガスの一部を前記第1流路へ流すためのバイパス流路を備えている、請求項1又は2に記載のガスクロマトグラフ。
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---|---|---|---|
JP2019011579A JP2020118616A (ja) | 2019-01-25 | 2019-01-25 | ガスクロマトグラフ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019011579A JP2020118616A (ja) | 2019-01-25 | 2019-01-25 | ガスクロマトグラフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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IT1248721B (it) * | 1990-06-11 | 1995-01-26 | Carlo Erba Strumentazione | Procedimento e dispositivo per l'iniezione a vaporizzazione di campioni liquidi in apparecchi di analisi gascromatografiche |
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2019
- 2019-01-25 JP JP2019011579A patent/JP2020118616A/ja active Pending
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2020
- 2020-01-22 CN CN202010073711.7A patent/CN111487333A/zh not_active Withdrawn
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CN111487333A (zh) | 2020-08-04 |
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