JP2020117183A - 自動車 - Google Patents

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JP2020117183A
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blower fan
seat cushion
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storage battery
seat
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孝穂 椿山
Takaho Tsubakiyama
孝穂 椿山
真之 上田
Masayuki Ueda
真之 上田
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Original Assignee
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Abstract

【課題】シートクッションがチップアップされた状態においても、送風ファンを異物、水等から保護することが可能な自動車を提供する。【解決手段】本開示の一態様に係る自動車は、シートクッション11を有するチップアップシート1と、蓄電池2と、蓄電池2を冷却する冷却装置3とを備える。蓄電池2は、乗員が着座可能な通常状態にあるシートクッション11の下方に配置されている。冷却装置3は、送風ファン31と、排気ダクト33とを有している。送風ファン31は、蓄電池2に空気を供給するとともに、通常状態にあるシートクッション11の下方に配置されている。排気ダクト3は、蓄電池2を通過した空気を車室内の乗員に影響がない箇所へと排出する。排気ダクト33は、通常状態にあるシートクッション11と送風ファン31との間に配置されている。平面視において、排気ダクト33の幅は、送風ファン31の幅よりも広い。【選択図】図3

Description

本開示は、自動車に関する。
特許文献1(特開2014−054864号公報)には、蓄電装置の冷却構造が記載されている。特許文献1に記載の蓄電装置の冷却構造は、シートと、電池パックと、送風ファンと、排気ダクトとを有している。
シートは、シートクッションを有している。電池パックは、シートクッションの下方に配置されている。送風ファンは、電池パックに対して、電池パックを冷却するための空気を供給する。送風ファンは、シートクッションの下方に配置されている。排気ダクトは、電池パックを通過した空気を車室内の乗員に影響がない箇所に排出する。
その他の蓄電装置の冷却構造としては、特許文献2(特開2018−086983号公報)に記載されているものがある。
特開2014−054864号公報 特開2018−086983号公報
特許文献1に記載の蓄電装置の冷却構造において、シートがチップアップシートである場合(すなわち、シートクッションがチップアップ可能に構成されている場合)、シートクッションをチップアップした状態において、送風ファンがむき出しになってしまう。その結果、送風ファンへの異物の噛み込み、水の浸入等が懸念される。
本開示は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本開示は、シートクッションがチップアップされた状態においても、送風ファンを異物、水等から保護することが可能な自動車を提供するものである。
本開示の一態様に係る自動車は、シートクッションを有するチップアップシートと、蓄電池と、蓄電池を冷却する冷却装置とを備える。蓄電池は、乗員が着座可能な通常状態にあるシートクッションの下方に配置されている。冷却装置は、送風ファンと、排気ダクトとを有している。送風ファンは、蓄電池に空気を供給するとともに、通常状態にあるシートクッションの下方に配置されている。排気ダクトは、蓄電池を通過した空気を車室内の乗員に影響がない箇所に排出する。排気ダクトは、通常状態にあるシートクッションと送風ファンとの間に配置されている。平面視において、排気ダクトの幅は、送風ファンの幅よりも広い。
本開示の一態様に係る自動車において、排気ダクトは、通常状態にあるシートクッションと送風ファンとの間に配置されているとともに、その幅が送風ファンの幅よりも広くなっている。その結果、平面視において送風ファンが排気ダクトにより覆われており、排気ダクトが送風ファンに対する防護壁の役割を果たすことになる。そのため、本開示の一態様に係る自動車によると、シートクッションがチップアップされた状態においても、送風ファンを異物、水等から保護することが可能となる。
本開示の一態様に係る自動車によると、シートクッションがチップアップされた状態においても、送風ファンを異物、水等から保護することが可能となる。
実施形態に係る車両の概略斜視図である。 実施形態に係る車両の平面図である。 図2のIII−IIIにおける断面図である。 図2のIV−IVにおける断面図である。 実施形態に係る車両の詳細斜視図である。
実施形態の詳細を、図面を参酌しながら説明する。以下の図面においては、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さないものとする。
(実施形態に係る自動車の構成)
図1は、実施形態に係る車両の概略斜視図である。図2は、実施形態に係る車両の平面図である。図2中においては、チップアップシート1の図示が省略されている。図3は、図2のIII−IIIにおける断面図である。図3中においては、蓄電池2の内部構造の図示が省略されている。図4は、図2のIV−IVにおける断面図である。図5は、実施形態に係る車両の詳細斜視図である。図5中においては、チップアップシート1の図示が省略されている。
図1〜図5に示されるように、実施形態に係る自動車は、チップアップシート1と、蓄電池2と、冷却装置3とを有している。実施形態に係る自動車は、ピラー4と、シートアンダーカバー5とをさらに有していてもよい。なお、実施形態に係る自動車は、例えば、ハイブリッド車又は電気自動車である。
チップアップシート1は、シートクッション11と、バッククッション12とを有している。チップアップシート1は、ヘッドレスト(図示せず)をさらに有している。チップアップシート1は、シートクッション11をチップアップ可能に構成されている。より具体的には、チップアップシート1において、シートクッション11は、バッククッション12に近づくように跳ね上げ可能になっている。チップアップシート1は、例えばバックシートになっている。
シートクッション11がチップアップされた状態を、「チップアップ状態」という。シートクッション11がチップアップされていない状態、すなわち、乗員がシートクッション11に着座可能となっている状態を、「通常状態」という。図1中においては、図中左側にあるチップアップシート1は通常状態にあり、図中右側にあるチップアップシート1はチップアップ状態にある。
なお、チップアップシート1に代えて、通常のシートが用いられてもよい。このシートは、シートクッション11と、バッククッション12とを有しているが、シートクッション11がバッククッション12に近づくように跳ね上げ可能とはなっていない。
蓄電池2は、例えば、リチウム(Li)イオン電池の電池パックである。蓄電池2は、ニッケル(Ni)水素電池の電池パックであってもよい。蓄電池2は、通常状態にあるシートクッション11の下方に配置されている。蓄電池2の側面には、第1開口及び第2開口が形成されている。第1開口は、当該側面の上端に形成されており、第2開口は、当該側面の下端に形成されている。
冷却装置3は、図2〜図5に示されるように、送風ファン31と、送風ダクト32と、排気ダクト33とを有している。
送風ファン31は、ファン(図示せず)と、当該ファンを駆動するためのファンモータ(図示せず)とを有している。送風ファン31は、通常状態にあるシートクッション11の下方に配置されている。送風ダクト32は、送風ファン31の吐出口と蓄電池2とを接続している。送風ダクト32は、蓄電池2の側面に形成されている第1開口に接続されている。送風ダクト32は、内部に空気が通過する流路を有するように中空になっている。送風ファン31は、ファンモータを駆動することにより、車室内から空気を取り込むとともに、吐出口から送風ダクト32を介して蓄電池2の内部へと当該空気を供給する。
蓄電池2の内部に供給された空気は、下方から上方に向かって蓄電池2の内部を移動する(この空気の流れは、図3中において、矢印で示されている)。これにより、蓄電池2の冷却が行われる。蓄電池2を冷却した空気は、蓄電池2の側面に形成されている第2開口から排出される。
排気ダクト33は、一方端において、蓄電池2に接続されている。より具体的には、排気ダクト33の一方端は、蓄電池2の側面に形成されている第2開口に接続されている。排気ダクト33の他方端は、車室内の乗員に影響がない箇所に接続されている。具体的には、排気ダクト33の他方端は、中空になっているピラー4の内部に接続されている。排気ダクト33は、内部に空気が通過する流路を有するように、中空になっている。これにより、蓄電池2を通過した空気は、蓄電池2の側面に形成されている第2開口を介して排気ダクト33に導入され、排気ダクト33を通過する空気は、車室内の乗員に影響がない箇所(より具体的には、ピラー4の内部)へと排出される。
排気ダクト33は、通常状態にあるシートクッション11の下方に配置されている。より具体的には、排気ダクト33は、通常状態にあるシートクッション11と送風ファン31との間に配置されている。
送風ファン31は、平面視において、幅W1を有している。幅W1は、排気ダクト33の延在方向(第1方向DR1)に直交している方向(第2方向DR2)における送風ファン31の幅である。
排気ダクト33は、平面視において、幅W2を有している。幅W2は、第2方向DR2における排気ダクト33の幅である。幅W2は、幅W1よりも大きい。このことを別の観点からいえば、送風ファン31は、平面視において排気ダクト33に覆われており、チップアップ状態において露出しないようになっている。なお、幅W2は、第2方向DR2における蓄電池2の幅以下であることが好ましい。
排気ダクト33は、第1方向DR1に直交する断面視において、第2方向DR2における両端が下方に向かって湾曲するような形状を有していることが好ましい。排気ダクト33は、音の反射効率が高い材料で形成されていることが好ましい。排気ダクト33は、例えばポリプロピレンで形成されている。
シートアンダーカバー5は、シートクッション11の下方にある空間を画するように配置されている壁状の部材である。シートアンダーカバー5と冷却装置3との間には、空間が設けられている。この空間は、例えば、物置用のスペースとして活用可能である。
(実施形態に係る自動車の効果)
以下に、実施形態に係る自動車の効果を説明する。
実施形態に係る自動車においては、排気ダクト33が、通常状態にあるシートクッション11と送風ファン31との間に配置されている。また、実施形態に係る自動車においては、平面視において、排気ダクト33の幅(幅W2)が送風ファン31の幅(幅W1)よりも広くなっている。すなわち、実施形態に係る自動車においては、送風ファン31が平面視において排気ダクト33に覆われており、チップアップ状態において送風ファン31が露出していない。
その結果、シートクッション11がチップアップ状態にある際、異物が排気ダクト33に遮られることにより送風ファン31のファンモータに噛み込まれにくく、水等が排気ダクト33に遮られることにより送風ファン31の内部に侵入しがたい。このように、実施形態に係る自動車によると、シートクッション11がチップアップされた状態でも、送風ファン31を異物、水等から保護することが可能となる。
また、排気ダクト33は中空であり、その内部が空気層となっているため、送風ファン31から発せられる騒音(ファンモータの回転音等)が、シートクッション11上に着座している乗員に達するまでに当該空気層により減衰される。そのため、実施形態に係る自動車によると、シートクッション11に着座する乗員に対する送風ファン31からの騒音の影響を低減することが可能となる。
実施形態に係る自動車において、排気ダクト33がポリプロピレン等の音の反射効率が高い材料で形成されている場合、送風ファン31から発せられる騒音がシートクッション11上に着座している乗員に達するまでに排気ダクト33で反射されやすく、シートクッション11上に着座している乗員に達しがたくなる。そのため、この場合には、シートクッション11に着座する乗員に対する送風ファン31からの騒音の影響をさらに低減することが可能となる。
チップアップシート1に代えて通常のシートが用いられている場合、シートクッション11が跳ね上げられた状態にならないため、送風ファン31への異物の噛み込み、水の浸入等は懸念されない。しかしながら、この場合も、排気ダクト33が送風ファン31とシートクッション11との間に配置されている以上、シートクッション11に着座する乗員に対する送風ファン31からの騒音の影響を低減することが可能となる。
以上のように本開示の実施形態について説明を行ったが、上述の実施形態を様々に変形することも可能である。また、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むことが意図される。
1 チップアップシート、11 シートクッション、12 バッククッション、2 蓄電池、3 冷却装置、31 送風ファン、32 送風ダクト、33 排気ダクト、4 ピラー、5 シートアンダーカバー、DR1 第1方向、DR2 第2方向。

Claims (1)

  1. シートクッションを有するチップアップシートと、
    蓄電池と、
    前記蓄電池を冷却する冷却装置とを備え、
    前記蓄電池は、乗員が着座可能な通常状態にある前記シートクッションの下方に配置され、
    前記冷却装置は、前記蓄電池に空気を供給するとともに、前記通常状態にある前記シートクッションの下方に配置された送風ファンと、前記蓄電池を通過した空気を車室内の乗員に影響がない箇所に排出する排気ダクトとを有し、
    前記排気ダクトは、前記通常状態にある前記シートクッションと前記送風ファンとの間に配置されており、
    平面視において、前記排気ダクトの幅は、前記送風ファンの幅よりも広い、自動車。
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