JP2020117101A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】全筒運転と減筒運転とを切り換え可能なエンジンと、エンジンをアシストするモータとを備えるハイブリッド車両において、エネルギー効率を向上させる。【解決手段】エンジン10は、複数の気筒11の全てを作動させる全筒運転と、複数の気筒11のうちの一部の気筒11は休止させかつ残りの気筒11は作動させる減筒運転とを切り換え可能なエンジンであり、ECU100は、車両1の走行状態及び燃費率マップに基づいて設定したアシスト量で、モータジェネレータ30によるエンジン10のアシストをする場合に、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じると推定されるときには、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じないように、モータジェネレータ30によるエンジン10のアシスト量を制限するアシスト制限制御を実行する。【選択図】図7

Description

ここに開示された技術は、ハイブリッド車両の制御装置に関する技術分野に属する。
従来より、エンジンと、該エンジンの出力軸と連結され、該エンジンの作動をアシストするモータとを有するハイブリッド車両の制御装置が知られている。
例えば、特許文献1に記載のハイブリッド車両の制御装置は、動力源として内燃機関及び発電可能な電動機を有するハイブリッド車両であって、ハイブリッド車両の速度および変速機構の変速段から、内燃機関の目標駆動力を当該内燃機関の燃料消費が最小になる最適点に設定する目標駆動力設定手段と、内燃機関の目標駆動力を、電動機(モータ)の効率に応じて、前記最適点から移動する目標駆動力移動手段と、当該移動された内燃機関の目標駆動力が得られるように、内燃機関の動作を制御する内燃機関制御手段と、駆動輪に要求される要求駆動力と前記移動された内燃機関の目標駆動力との差分を、電動機による力行/回生によって補充/吸収するように、電動機の動作を制御する電動機制御手段とを備えている。
特開2013−52801号公報
特許文献1に記載のようなハイブリッド車両では、エンジンの目標駆動力を燃料消費とモータの効率とに基づいて設定しており、エネルギー消費を抑えることができる。
ところで、複数の気筒を備えるエンジンにおいて、燃費の向上を図るために、該エンジンの運転状態に基づいて、全気筒を作動させる全筒運転と、一部の気筒は休止させかつ残りの気筒は作動させる減筒運転とを切り換えるものがある。このようなエンジンに対して、特許文献1のような制御装置を適用すると、モータの効率に応じてエンジンの要求駆動力が変化した結果、全筒運転と減筒運転とが切り換えられることがある。
全筒運転から減筒運転への切り換えは、一般に、インジェクタ及び点火プラグへの通電制御、並びに、吸排気バルブの開閉動作の制御により実行される。全筒運転と減筒運転との切り換えが頻繁に実行されると、これらの制御を頻繁に実行しなければならない結果、ハイブリッド車両のエネルギー効率が却って悪化してしまうおそれがある。具体的には、全筒運転と減筒運転との切り換え過渡時には、その前後でエンジントルクの差が出ないように制御する必要がある。この場合、吸入空気量の増加、燃料の増加を伴いながら点火時期をリタードする制御が必要となって切り換えロスが発生してしまう。この結果、燃費が悪化することとなる。
ここに開示された技術は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、全筒運転と減筒運転とを切り換え可能なエンジンと、エンジンをアシストするモータとを備えるハイブリッド車両において、エネルギー効率を向上させることにある。
上記課題を解決するために、ここに開示された技術では、複数の気筒を有するエンジンと、該エンジンの出力軸と連結され、該エンジンの作動をアシストするモータとを有するハイブリッド車両の制御装置を対象として、前記エンジンの運転状態に基づく該エンジンの燃費率を示す燃費率マップを記憶する記憶部と、前記ハイブリッド車両の走行状態及び前記燃費率マップに基づいて、前記モータによる前記エンジンのアシスト量を設定して、前記エンジンの作動をアシストするように前記モータを作動させるアシスト制御を実行するモータ制御部とを備え、前記エンジンは、該エンジンの運転状態に応じて、前記複数の気筒の全てを作動させる全筒運転と、前記複数の気筒のうちの一部の気筒は休止させかつ残りの気筒は作動させる減筒運転とを切り換え可能なエンジンであり、前記モータ制御部は、前記ハイブリッド車両の走行状態及び前記燃費率マップに基づいて設定したアシスト量で、前記モータによる前記エンジンのアシストする場合に、前記全筒運転と前記減筒運転との切り換えが生じると推定されるときには、前記全筒運転と前記減筒運転との切り換えが生じないように、前記モータによる前記エンジンのアシスト量を制限するアシスト制限制御を実行する、というものとした。
この構成によると、モータによりエンジンの作動をアシストしたとしても、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じないため、エネルギー効率を向上させることができる。
すなわち、モータによりエンジンの作動がアシストされるときには、エンジンのトルクはモータのアシスト量に応じて小さくなる。つまり、モータによるアシストにより、エンジンの運転状態を燃費率が向上するような状態に変更することができる。一方で、モータによるアシストによりエンジンの運転状態が変更される結果、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じる可能性もある。前記の構成では、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じると推定されるときには、アシスト制限制御により、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じないようにすることができる。これにより、全筒運転と減筒運転との切り換えに伴うエネルギー効率の悪化が抑制される。したがって、全筒運転と減筒運転とを切り換え可能なエンジンと、エンジンをアシストするモータとを備えるハイブリッド車両において、エネルギー効率を向上させることができる。
前記ハイブリッド車両の制御装置において、前記記憶部は、前記モータの運転効率を示すモータ効率マップを更に記憶しており、前記モータ制御部は、前記アシスト制御において、前記ハイブリッド車両の走行状態及び前記燃費率マップに加えて、前記モータ効率マップに基づいて、前記モータによる前記エンジンのアシスト量を設定し、さらに前記モータ制御部は、前記ハイブリッド車両の走行状態、前記燃費率マップ、及び前記モータ効率マップに基づいて設定したアシスト量で、前記モータによる前記エンジンのアシストする場合に、前記全筒運転と前記減筒運転との切り換えが生じると推定されるときには、前記アシスト制限制御を実行する、という構成でもよい。
この構成によると、燃費の向上に加えて、モータの運転効率も向上される。このため、ハイブリッド車両全体のエネルギー効率を向上させることができる。
前記ハイブリッド車両の制御装置の一実施形態では、前記アシスト制限制御は、前記全筒運転と前記減筒運転との切り換えが生じない範囲で前記アシスト量を設定して、該設定したアシスト量で、前記モータによる前記エンジンのアシストを実行する制御である。
この構成によると、全筒運転と減筒運転との切り換えを抑制しつつ、モータによるエンジンのアシストにより燃費率を向上させることができる。よって、全筒運転と減筒運転とを切り換え可能なエンジンと、エンジンをアシストするモータとを備えるハイブリッド車両において、エネルギー効率をより効果的に向上させることができる。
前記一実施形態において、前記アシスト制限制御は、前記全筒運転と前記減筒運転との切り換えが生じない範囲で、燃費率が最大限高くなる最大アシスト量を算出して、該算出した最大アシスト量で、前記モータによる前記エンジンのアシストを実行する制御である、という構成でもよい。
この構成によると、全筒運転と減筒運転との切り換えに伴うエネルギー効率の悪化を抑制しつつ、燃費率を出来る限り向上させることができる。
前記一実施形態において、前記アシスト制限制御は、前記モータのアシスト量を、前記全筒運転と前記減筒運転との切り換えが生じると推定される直前の前記アシスト制御時に設定されたアシスト量に維持する制御である、という構成でもよい。
この構成によると、全筒運転と減筒運転との切り換えをより効果的に抑制することができる。このため、全筒運転と減筒運転との切り換えに伴うエネルギー効率の悪化をより効果的に抑制することができる。
以上説明したように、ここに開示された技術によると、モータによるアシストにより、エンジンの運転状態を燃費率が向上するような状態に変更することができる。一方で、モータによるアシストにより全筒運転と減筒運転との切り換えが生じると推定されるときには、アシスト制限制御により、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じないようにすることができる。これにより、全筒運転と減筒運転との切り換えに伴うエネルギー効率の悪化が抑制される。したがって、全筒運転と減筒運転とを切り換え可能なエンジンと、エンジンをアシストするモータとを備えるハイブリッド車両において、エネルギー効率を向上させることができる。
実施形態1に係る制御装置で制御されるハイブリッド車両の構成を示す概略図である。 ハイブリッド車両の制御系を示すブロック図である。 アシスト可能領域の一例を示す図である。 エンジンの燃費率マップの一例を示す図である。 モータジェネレータのモータ効率マップの一例を示す図である。 エンジンの運転状態に対する全筒運転領域と減筒運転領域とを示す図である。 ECUによるアシスト制限制御の処理動作を示すフローチャートである。 実施形態2に係る制御装置のECUによるアシスト制限制御の処理動作を示すフローチャートである。
以下、例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態1)
図1には、本実施形態1にかかる制御装置で制御されるハイブリッド車両1(以下単に、車両1という)の構成を概略的に示す。車両1は、複数(本実施形態1では4つ)の気筒11を有する駆動源としてのエンジン10と、エンジン10に連結されたトランスミッション20と、エンジン10のクランクシャフト12(出力軸)と連結されていて、該エンジン10の作動をアシストするとともに、該エンジン10により駆動されて発電するモータジェネレータ30と、駆動輪50の回転を制動するブレーキ装置60とを有する。
エンジン10は、例えば、ガソリンエンジンである。エンジン10の各気筒11には、気筒11内に燃料を供給するインジェクタ13(図2参照)と、燃料と気筒11内に供給された吸気との混合気を着火させるための点火プラグ14(図2参照)とがそれぞれ設けられている。また、エンジン10は、気筒11毎に、吸気バルブ(図示省略)と、排気バルブ(図示省略)と、吸気バルブ及び排気バルブの開閉動作を停止させる弁停止機構15とが設けられている。尚、エンジン10は、ディーゼルエンジンであってもよい。エンジン10がディーゼルエンジンである場合には、点火プラグ14は設けなくてもよい。
トランスミッション20は、例えば、自動変速機である。トランスミッション20は、エンジン10の気筒列方向における一側に配置されている。トランスミッション20のクランクシャフト12と連結されたインプットシャフト(図示省略)と、該インプットシャフトと複数の減速ギヤ(図示省略)を介して連結されたアウトプットシャフト(図示省略)とを備えている。前記アウトプットシャフトは、駆動輪50の車軸51と連結されている。クランクシャフト12の回転は、トランスミッション20により変速されて、駆動輪50に伝達される。尚、トランスミッション20は、手動変速機であってもよい。
モータジェネレータ30は、伝達機構40を介してクランクシャフト12と連結されている。伝達機構40は、クランクシャフト12におけるトランスミッション20とは反対側の端部に設けられた第1プーリ41と、モータジェネレータ30の回転軸31の先端に設けられた第2プーリ42と、第1プーリ41及び第2プーリ42との間に巻き掛けられたベルト43とを有する。クランクシャフト12と回転軸31とは、伝達機構40を介して連結されていることにより、常時共に回転する。尚、第1プーリ41の径と第2プーリ42の径とは、同じでもよく、異なっていてもよい。
モータジェネレータ30は、エンジン10の作動、すなわち、クランクシャフト12の回転をアシストするアシストモータとしての機能と、クランクシャフト12の回転を利用して発電する発電機としての機能とを有する。モータジェネレータ30におけるアシストモータ機能と発電機機能との切り換えは、モータジェネレータ30に設けられた切換機構により、回転軸31の回転方向を切り換えることで実現される。
モータジェネレータ30がアシストモータとして作動するときには、モータジェネレータ30の動力は、伝達機構40を介してエンジン10のクランクシャフト12に伝達される。これにより、モータジェネレータ30により、停止中のエンジン10のクランクシャフト12を回転駆動したり(つまり、スタータモータとして機能したり)、駆動中のエンジン10のクランクシャフト12にモータジェネレータ30の動力を伝達することで、エンジン10から駆動輪50に伝達されるトルクを増大させる(つまり、エンジン10の作動をアシストする)ことができる。このように、モータジェネレータ30がアシストモータとして作動すれば、エンジン10に要求されるトルクの一部をモータジェネレータ30の動力により補うことができ、エンジン回転数を一定にしたまま、エンジン10から出力すべきトルク(エンジントルク)を小さくすることができる。
一方で、モータジェネレータ30が発電機として作動するときには、伝達機構40を介してクランクシャフト12の回転が回転軸31に伝達されることで発電される。このとき、エンジン10は、車両1の走行に必要なトルクに加えて、発電のためのトルクを生成する必要がある。つまり、モータジェネレータ30が発電機として作動すれば、エンジン回転数を一定にしたまま、エンジントルクを大きくすることができる。
モータジェネレータ30は、バッテ70に電気的に接続されている。バッテリ70は、モータジェネレータ30がアシストモータとして作動するときには、作動に必要な電力をモータジェネレータ30に供給する一方、モータジェネレータ30が発電機として作動するときには、モータジェネレータ30により発電された電力を蓄積する。バッテリ70は、例えば、24Vや48Vのリチウムイオンバッテリを採用することができる。
バッテリ70は、図1に示すように、コンバータ71と電気的に接続されている。コンバータ71は降圧回路であって、バッテリ70から供給される電力を降圧する。コンバータ71により降圧された電力は、車両1に設けられた各種電装品72に供給される。
ブレーキ装置60は、ブレーキペダル61と、該ブレーキペダル61の操作量を検出するブレーキセンサSN6と、ブレーキセンサSN6が検知した操作量に応じて作動するブレーキアクチュエータ63と、ブレーキアクチュエータ63と接続されたブースタ64と、ブースタ64と接続されたマスタシリンダ65と、制動力を調整するためのABS(Anti-lock Brake System)アクチュエータ66と、実際に駆動輪50の回転を制動するブレーキパッド67とを有する。駆動輪50の車軸51には、ディスクロータ52が設けられている。ブレーキ装置60は、ブレーキセンサSN6が検知したブレーキペダル61の操作量に応じてブレーキアクチュエータ63を作動させて、ブースタ64、マスタシリンダ65、及びABSアクチュエータ66を介してブレーキパッド66を作動させる。ブレーキ装置60は、ブレーキパッド67によりディスクロータ52を挟んで、ブレーキパッド67とディスクロータ52との間に生じる摩擦力により、駆動輪50の回転を制動する。
車両1は、スタータモータ73を有する。スタータモータ73は、モータジェネレータ30よりも小型のモータであって、モータジェネレータ30と比較して駆動に必要な電力が小さいモータで構成されている。スタータモータ73は、例えば、バッテリ70の残存容量(SOC)が少なく、モータジェネレータ30によるエンジン10の始動が困難であるときに、モータジェネレータ30に代わって、エンジン10を始動する。
図2に示すように、車両1は、ECU(Electric Control Unit)100によって制御される。ECU100は、周知のマイクロコンピュータをベースとするコントローラーである。ECU100は、CPU101、メモリ102、入出力バス103等を備えている。CPU101は、コンピュータプログラム(OS等の基本制御プログラム、及び、OS上で起動されて特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)を実行する中央演算処理装置である。メモリ102は、記憶部に相当するものであって、RAM及びROMにより構成されている。ROMには、種々のコンピュータプログラム(特にエンジン10を制御するための制御プログラム)や、該コンピュータプログラムの実行時に用いられる後述の燃費率マップやモータ効率マップを含むデータ等が格納されている。RAMは、CPU101が一連の処理を行う際に使用される処理領域が設けられるメモリである。入出力バス103は、ECU100に対して電気信号の入出力をするものである。
ECU100には、エアフローセンサSN1、クランク角センサSN2、アクセル開度センサSN3、車速センサSN4、バッテリ残量センサSN5、ブレーキセンサSN6等の各種のセンサが電気的に接続されている。エアフローセンサSN1は、吸気通路に流入する新気の流量を検出する。クランク角センサSN2は、クランクシャフト12の回転角を検出する。アクセル開度センサSN3は、車両1のアクセルペダル機構に取り付けられていて、アクセルペダルの操作量に対応したアクセル開度を検出する。車速センサSN4は、車両1の車速を検出する。バッテリ残量センサSN5は、バッテリ70に出入りする電流及びバッテリ70の電圧に基づいて、バッテリ70のSOCを検出する。ブレーキセンサSN6は、前述したように、ブレーキペダル61の操作量を検出する。これらセンサSN1〜SN6等は、検知信号をECU100に出力する。
ECU100は、クランク角センサSN2の検出結果からエンジン回転数を算出する。ECU100は、アクセル開度センサSN3の検出結果から要求トルクを算出ずる。
ECU100は、センサSN1〜SN6等からの入力信号に基づいて、エンジン10の運転状態を判断するとともに、インジェクタ13、点火プラグ14、弁停止機構15、モータジェネレータ30、ブレーキアクチュエータ63、スタータモータ73等といった、エンジン10の各デバイスに対して制御信号を出力して、各デバイスを制御する。
本実施形態1では、ECU100は、エンジン10の運転状態に応じて、要求トルクの一部をモータジェネレータ30によりアシストするアシスト制御を実行する。図3は、ECU100が前記アシスト制御を実行可能な領域(アシスト可能領域)を示すマップである。図3において、縦軸はエンジントルクであり、横軸はエンジン回転数である。尚、エンジントルクは、後述するように、要求トルクからモータジェネレータ30によるアシスト量を引いた最終的なエンジントルクである。
図3に示すように、ECU100は、エンジントルクが所定トルクTq以上であるとともに、エンジン回転数が第1所定回転数Ne1以上でかつ第2所定回転数Ne2未満の領域において、前記アシスト制御が実行可能であると判断する。言い換えると、要求トルクが所定トルクTq以上でない限りは、ECU100は前記アシスト制御を実行しない。この所定トルクTqは、エンジン10の安定燃焼のために最低限必要なエンジントルクである。すなわち、所定トルクTq未満のときに前記アシストを実行すると、燃焼安定性が悪化し、最悪の場合、エンジン10が停止してしまう懸念がある。このため、ECU100は、要求トルクが所定トルクTq未満であるときには前記アシスト制御を実行しないようにする。
また、エンジン回転数が第1所定回転数Ne1未満の領域では、モータジェネレータ30をアシストモータとして作動させると、エンジン10のアイドル回転数の安定維持を阻害するおそれがあるため、ECU100は、前記アシスト制御を実行しないようにする。さらに、エンジン回転数が第2所定回転数Ne2以上の領域では、モータジェネレータ30の性能上、高回転ではトルクが出せないものであることから、ECU100は、同様に前記アシスト制御を実行しないようにする。尚、アシスト可能領域は、後述する燃費率マップにおける「最大」の領域を含むように設定されている。
また、ECU100は、バッテリ70のSOCに基づいても前記アシスト制御が実行可能であるか否かを判断する。より詳しくは、ECU100は、バッテリ残量センサSN5により検出されるバッテリ70の検出SOCが所定容量以上であるときには、前記アシスト制御を実行可能であると判断する一方、検出SOCが所定容量未満であるときには、前記アシスト制御の実行が不可能であると判断する。前述したように、バッテリ70は、モータジェネレータ30のみならず、車両1に搭載された他の電装品にも電力を供給する。このため、バッテリ70には、優先度の高い電装品(例えば、ブレーキアクチュエータ63やスタータモータ73)を作動させるだけの電力が確保されている必要がある。このため、ECU100は、検出SOCが所定容量未満であるときには、前記アシスト制御の実行が不可能であると判断して、前記アシスト制御を禁止するようにする。尚、所定容量は、エンジン10の始動や車両1の制動に関するような優先度の高い電装品を作動させることができるだけの容量である。
ECU100は、前記アシスト制御を実行するときには、車両1の走行状態(特にアクセル開度)から車両1の要求トルクを算出した後、燃費率マップ(図4参照)及びモータ効率マップ(図5参照)に基づいて、エンジン10の目標エンジントルク及びモータジェネレータ30の目標アシスト量(アシストトルク)をそれぞれ算出する。このECU100による目標エンジントルク及び目標アシスト量の算出について、図4及び図5を参照しながら説明する。
メモリ102には、図4に示すような燃費率マップが格納されている。図4に示すマップにおいて、縦軸はエンジントルクであり、横軸はエンジン回転数である。図4に示す等高線において、「中」、「大」及び「最大」で示す領域は、エンジン10の燃費率を表し、「中」、「大」及び「最大」の順に燃費率が高い。「中」よりも外側の領域は、「中」の領域よりも燃費率が低い領域である。
また、メモリ102には、図5に示すようなモータ効率マップが格納されている。図5に示すマップにおいて、縦軸はモータジェネレータ30のアシスト量(アシストトルク)であり、横軸はモータジェネレータ30のモータ回転数(回転軸31の回転数)である。図5に示す等高線において、「中」、「大」及び「最大」で示す領域は、モータジェネレータ30のアシスト効率を表し、「中」、「大」及び「最大」の順にアシスト効率が高い。「中」よりも外側の領域は、「中」の領域よりもアシスト効率が低い領域である。また、図5のモータ効率マップにおいて「中」よりも外側の実線は、モータジェネレータ30の作動限界ラインLLであり、モータジェネレータ30は、作動限界ラインLLで区切られた領域よりも内側の範囲で作動される。
まず、モータジェネレータ30によるアシスト及び発電が無い場合のエンジン10の目標エンジントルクが、図4に示す黒丸であるとする。この目標エンジントルクは、車両1の要求トルクに相当する。図4に示すように、モータジェネレータ30によるアシスト及び発電が無い場合には、目標エンジントルクが非常に高く燃費率が悪い領域にある。前述したように、モータジェネレータ30によりエンジン10をアシストする場合、エンジン10に要求されるエンジントルクは低くなる。このため、モータジェネレータ30によりエンジン10の作動をアシストすれば、エンジン10の目標エンジントルクを、図4に白丸で示ように、「最大」の領域に入る大きさまで低下させることができる。このとき、図4の黒丸で示すエンジントルクと白丸で示すエンジントルクとの差分がモータジェネレータ30に要求されるアシスト量に相当することになる。
一方で、図5のモータ効率マップでは、モータジェネレータ30への要求アシスト量は、図5の黒丸から白丸に移動する。図5に示すように、エンジン10の目標エンジントルクを図4の黒丸から白丸に移動させるだけのアシスト量をモータジェネレータ30に要求すると、モータジェネレータ30の効率は「最大」の領域から外れてしまう。
そこで、ECU100は、モータジェネレータ30の目標アシスト量を、図5に三角形で示す量に設定する。また、ECU100は、エンジン10の目標エンジントルクを、図4に三角形で示す量に設定する。図4に示すように、燃費率は若干低くなる。しかし、エンジン10の燃費率とモータジェネレータ30の運転効率とのトータルのエネルギー効率では、最適な状態にすることができる。尚、ECU100は、最終的な目標エンジントルク及びエンジン回転数が、図3のマップに示すアシスト可能領域に含まれる範囲で、エンジン10の目標エンジントルク及びモータジェネレータ30によるエンジン10のアシスト量を設定する。
前述のように目標エンジントルク及び目標アシスト量を算出する場合、ECU100は、先ず、モータジェネレータ30によるアシスト及び発電が無い場合のエンジン10の目標エンジントルクを算出してから、モータジェネレータ30の目標アシスト量を算出して、その後、設定した目標アシスト量に基づいて前記目標エンジントルクを修正するようにすることができる。また、ECU100は、要求トルクが算出された後、燃費率マップ及びモータ効率マップに基づいて、目標エンジントルク及び目標アシスト量を同時に算出するようにしてもよい。
ECU100は、設定した目標エンジントルクが得られるように、エンジン10(特に、インジェクタ13や点火プラグ14)を制御するとともに、設定した目標アシスト量でエンジン10の作動をアシストするようにモータジェネレータ30を制御する。尚、モータジェネレータ30から生成されるアシスト量は、バッテリ70からモータジェネレータ30に供給する電力量により調整することができる。
以上のことから、前記アシスト制御は、車両1の走行状態及び燃費率マップに基づいて、モータジェネレータ30によるエンジン10のアシスト量を設定して、アシスト量でエンジン10の作動をアシストするようにモータジェネレータ30の作動させる制御であり、ECU100は前記アシスト制御を実行するモータ制御部に相当する。特に、本実施形態1において、ECU100は、車両1の走行状態及び燃費率マップに加えて、モータ効率マップに基づいて、モータジェネレータ30によるエンジン10のアシスト量を設定する。
本実施形態1において、エンジン10は、エンジン10の運転状態に応じて、4つ気筒11の全てを作動させる全筒運転と、4つの気筒11のうちの一部の気筒11は休止させかつ残りの気筒11は作動させる減筒運転とを切り換え可能に構成されている。図6は、減筒制御マップを示す。図6の減筒制御マップは、エンジン10のエンジントルクとエンジン回転数とに基づいて設定された、全筒運転を行う領域と減筒運転を行う領域とを示すマップである。図6に示すマップおいて、縦軸はエンジントルクであり、横軸はエンジン回転数である。図6において、ハッチングされた領域は、減筒運転を実行する領域(以下、減筒運転領域という)であり、それ以外の領域は全筒運転をする領域(以下、全筒運転領域という)である。減筒運転領域は、図4の燃費率マップにおける燃費率「最大」を少なくとも部分的に含む領域である。尚、図6における縦軸のスケール及び横軸のスケールは、必ずしも、図4における縦軸のスケール及び横軸のスケールとは一致しない。
本実施形態1では、エンジン10運転状態が減筒運転領域にあるときには、エンジン10の一部の気筒11において、インジェクタ13からの燃料噴射の停止と混合気への点火のための点火プラグ14への通電の停止とを行うとともに、吸気バルブ(図示省略)及び排気バルブ(図示省略)の開閉動作を停止させることによって、前記減筒運転を実現する。前記吸気バルブ及び前記排気バルブの開閉停止は、弁停止機構15によって実現することができる。このような弁停止機構15は、公知のものを採用することができ、例えば、回転カムとバルブとの間に揺動可能に介装されたロッカアームの揺動中心部に設けられて該ロッカアームを支持する支持部材(ラッシュアジャスタ)に設けたり、ロッカアームに設けたりすることができる。尚、弁停止機構15は、油圧式でも電動式でもよい。
ここで、図6に示すように、本実施形態1では、アシスト可能領域と減筒運転領域とは、一部重複している。このため、モータジェネレータ30によるエンジン10のアシストにより、エンジン10の目標エンジントルクが下がる結果、エンジン10の運転領域が全筒運転領域から減筒運転領域に入ることがある。特に、エンジン10の運転領域が全筒運転領域と減筒運転領域との境界付近にあるときには、全筒運転と減筒運転との切り換えが頻繁に実行される可能性がある。全筒運転と減筒運転との切り換えが頻繁に実行されると、前記各デバイスの制御を頻繁に実行しなければならない結果、車両1のエネルギー効率が却って悪化してしまうおそれがある。具体的には、全筒運転と減筒運転との切り換え過渡時には、その前後でエンジントルクの差が出ないように制御する必要がある。この場合、吸入空気量の増加、燃料の増加を伴いながら点火時期をリタードする制御が必要となって、切り換えロスが発生してしまう。この結果、燃費が悪化することとなる。
そこで、本実施形態1において、ECU100は、車両1の走行状態、燃費率マップ、及びモータ効率マップに基づいて設定したアシスト量(以下、理論アシスト量という)で、モータジェネレータ30によるエンジン10のアシストする場合に、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じると推定されるときには、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じないように、モータジェネレータ30によるエンジン30のアシスト量を制限するアシスト制限制御を実行する。より具体的には、ECU100は、前記アシスト制限制御として、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じない範囲で、燃費率が最大限高くなる最大アシスト量を算出して、該最大アシスト量で、モータモータジェネレータ30によるエンジン10のアシストを実行する。以下、ECU100が実行する前記アシスト制限制御について、図6を参照しながら説明する。
まず、現在のエンジントルクが図6に示す黒四角であるとする。この初期状態から、前記理論アシスト量が増加して、該理論アシスト量に基づいて算出される目標エンジントルクが、図6の白抜き四角になるとする。このとき、ECU100は、目標アシスト量を前記理論アシスト量に設定して、該理論アシスト量でモータジェネレータ30によるエンジン10のアシストをすると、全筒運転から減筒運転への切り換えが生じると推定する。次に、ECU100は、目標エンジントルクが減筒運転領域に属しない範囲で、燃費率が最大限高くなる前記最大アシスト量を算出して、モータジェネレータ30の目標アシスト量を修正する。次いで、ECU100は、要求トルクと最大アシスト量とに基づいて目標エンジントルクを修正する。その後、ECU100は、修正した目標エンジントルク(図6の白抜き菱形「◇」参照)が得られるようにエンジン10を制御するとともに、修正した目標アシスト量(最大アシスト量)が得られるようにモータジェネレータ30を制御する。
前述のようにECU100が前記アシスト制限制御を実行することで、モータジェネレータ30によりエンジン10の作動をアシストしたとしても、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じないようにすることができる。これにより、全筒運転と減筒運転との切り換えに伴うエネルギー効率の悪化が抑制される。この結果、車両1のエネルギー効率を向上させることができる。
尚、前記最大アシスト量は、目標エンジントルクが減筒運転領域に属しない範囲で、該目標エンジントルクを最大限低くすることができるアシスト量と定義してもよい。
次に、前記アシスト制限制御を実行する際のECU100の処理動作について、図7のフローチャートを参照しながら説明する。このフローチャートに基づく処理動作は、エンジン10が作動している間は常に実行される。尚、図7に示すフローチャートは、フロー開始時おいて、エンジン10の運転状態が全筒運転領域に属する場合のフローチャートである。また、エンジン10のエンジン回転数は、フロー開始時おいて、第1所定回転数Ne1以上でかつ第2所定回転数Ne2未満である。
まず、ステップS101において、ECU100は、各センサSN1〜SN6からの情報を読み込む。
次のステップS102では、ECU100は、車両1の走行状態に基づいて要求トルクを算出する。
続くステップS103では、ECU100は、要求トルクが所定トルクTq以上であるか否かを判定する。ECU100は、要求トルクが所定トルクTq以上であるYESのときには、ステップS104に進む一方、要求トルクが所定トルクTq未満であるNOのときには、ステップS109に進む。
前記ステップS104では、ECU100は、バッテリ残量センサSN5で検出される検出SOCが所定容量以上であるか否かを判定する。ECU100は、検出SOCが所定容量以上であるYESのときには、ステップS105に進む一方、検出SOCが所定容量未満であるNOのときには、前記ステップS109に進む。
前記ステップS105では、ECU100は、燃費率マップに基づいて、モータジェネレータ30によりエンジン10の作動をアシストすることで(前記アシスト制御を実行することで)、燃費が向上するか否か(燃費率が高くなるか否か)について判定する。これは、例えば、エンジン10の目標エンジントルクを、前記ステップS102で算出した要求トルクに設定した場合に、エンジン10の運転状態が燃費率マップにおける「最大」の領域に属するのであれば、モータジェネレータ30によりエンジン10の作動をアシストすると、却って燃費を悪化させるおそれがあるためである。ECU100は、前記アシスト制御を実行することで燃費が向上するYESのときには、ステップS106に進む一方、前記アシスト制御を実行することで燃費が悪化するおそれがあるNOのときには、前記ステップS109に進む。
前記ステップS106では、ECU100は、前記ステップS102で算出した要求トルク、燃費率マップ、及びモータ効率マップに基づいて、エンジン10の目標エンジントルク及びモータジェネレータ30の目標アシスト量を算出する。このステップS106において、ECU100は、目標エンジントルク及び目標アシスト量を順番に算出してもよく、目標エンジントルク及び目標アシスト量を同時に算出してもよい。また、このステップS106において、ECU100により算出されるアシスト量は、前記理論アシスト量に相当する。
続くステップS107では、ECU100は、前記ステップS106で算出したアシスト量(つまり、理論アシスト量)でエンジン10の作動をアシストする場合に、全筒運転から減筒運転への切り換えが生じる可能性がないか否かを判定する。このステップS107において、ECU100は、前記ステップS106で算出した目標エンジントルクが減筒運転領域に属するか否かにより、全筒運転から減筒運転への切り換えが生じる可能性がないか否かを判定する。ECU100は、全筒運転から減筒運転への切り換えが生じる可能性がないYESのときには、ステップS108に進む一方、全筒運転から減筒運転への切り換えが生じる可能性があるNOのときには、ステップS111に進む。
前記ステップS108では、前記ステップS106で算出した目標エンジントルクを目標エンジントルクに設定して、該目標エンジントルクが得られるように、エンジン10を制御する。また、前記ステップS108では、前記ステップS106で算出した目標アシスト量を目標アシスト量に設定して、該目標アシスト量でエンジン10の作動をアシストするようにモータジェネレータ30を制御する。ステップS108の後はリターンする。
前記ステップS103〜S105のいずれかにおいてNOと判定されたときに進む前記ステップS109では、ECU100は、モータジェネレータ30によるアシストを禁止する。
次のステップS110では、ECU100は、目標エンジントルクを算出する。このとき算出される目標エンジントルクは、前記ステップS102で算出された要求トルクに相当する。
前記ステップS110の後は、ステップS108に進み、ECU100は、目標エンジントルクを前記ステップS110で算出した目標エンジントルクに設定して、該目標エンジントルクが得られるように、エンジン10を制御する。また、ECU100は、モータジェネレータ30をアシストモータとして作動させないように、モータジェネレータ30を制御する。ステップS108の後はリターンする。
前記ステップS107においてNOと判定された時に進む前記ステップS111では、ECU100は、前記最大アシスト量を算出する。すなわち、このステップS111において、ECU100は、燃費率マップに基づいて、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じない範囲で、燃費率が出来る限り高くなるアシスト量を算出する。
次のステップS112では、ECU100は、目標エンジントルクを修正する。このステップS112において、ECU100は、前記ステップS102で算出した要求トルク及び前記ステップS111で算出した最大アシスト量に基づいて、目標エンジントルクを修正する。
前記ステップS112の後は、前記ステップS108に進み、目標エンジントルクを前記ステップS112で修正した目標エンジントルクに設定して、該目標エンジントルクが得られるように、エンジン10を制御するとともに、目標アシスト量を前記ステップS111で算出した最大アシスト量に設定して、該最大アシスト量でエンジン10の作動をアシストするようにモータジェネレータ30を制御する。ステップS108の後はリターンする。
以上のようにして、ECU100は、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じない範囲で、エンジン10及びモータジェネレータ30を制御する。これにより、全筒運転と減筒運転との切り換えに伴うエネルギー効率の悪化が抑制されて、車両1のエネルギー効率を向上させることができる。
したがって、本実施形態1では、ECU100は、車両10の走行状態及び燃費率マップに基づいて設定したアシスト量で、モータジェネレータ30によるエンジン10のアシストする場合に、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じると推定されるときには、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じないように、モータジェネレータ30によるエンジン10のアシスト量を制限するアシスト制限制御を実行する。これにより、全筒運転と減筒運転との切り換えに伴うエネルギー効率の悪化が抑制される。この結果、車両1のエネルギー効率を向上させることができる。
特に、本実施形態1において、ECU100は、車両1の走行状態及び燃費率マップに加えて、モータ効率マップに基づいて、モータジェネレータ30によるエンジン10のアシスト量を設定する。これにより、燃費の向上に加えて、モータジェネレータ30の運転効率も向上される。このため、車両1全体のエネルギー効率を向上させることができる。
また、本実施形態1において、ECU100が実行する前記アシスト制限制御は、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じない範囲で目標アシスト量を設定して、該設定した目標アシスト量で、モータジェネレータ30によるエンジン10のアシストを実行する制御である。このため、全筒運転と減筒運転との切り換えを抑制しつつ、モータジェネレータ30によるエンジン10のアシストにより燃費を向上させることができる。よって、車両1のエネルギー効率をより効果的に向上させることができる。
特に、本実施形態1において、ECU100が実行する前記アシスト制限制御は、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じない範囲で、燃費率が最大限高くなる最大アシスト量を設定して、該設定した最大アシスト量で、モータジェネレータ30によるエンジン10のアシストを実行する制御である。これにより、全筒運転と減筒運転との切り換えに伴うエネルギー効率の悪化を抑制しつつ、出来る限り燃費率を向上させることができる。
(実施形態2)
以下、実施形態2について、図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下の説明において前記実施形態1と共通の部分については、同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
本実施形態2は、ECU100で実行されるアシスト制限制御の内容が前記実施形態1とは異なる。具体的には、本実施形態2において、前記アシスト制限制御は、車両1の走行状態、燃費率マップ、及びモータ効率マップに基づいて設定したアシスト量で、モータジェネレータ30によるエンジン10のアシストをする場合に、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じると推定されるときには、モータジェネレータ30のアシスト量を、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じると推定される直前の前記アシスト制御時に設定されたアシスト量に維持するという制御である。これにより、モータジェネレータ30によるアシストにより全筒運転と減筒運転との切り換えが生じるのをより効果的に抑制することができる。この結果、全筒運転と減筒運転との切り換えに伴うエネルギー効率の悪化をより効果的に抑制することができる。
本実施形態2におけるアシスト制限制御において、ECU100は、例えば、目標エンジントルク及び目標アシスト量の算出をエンジン10の燃焼サイクルの1サイクル毎に行っているのであれば、「全筒運転と減筒運転との切り換えが生じると推定される直前のアシスト制御時に設定されたアシスト量」とは、直前の燃焼サイクル時に設定された目標アシスト量に相当する。この他、ECU100が、目標エンジントルク及び目標アシスト量の算出を一定時間毎に行っているのであれば、「全筒運転と減筒運転との切り換えが生じると推定される直前のアシスト制御時に設定されたアシスト量」とは、直前のタイミングで設定された目標アシスト量に相当する。
図8は、本実施形態2において、前記アシスト制限制御を実行する際のECU100の処理動作を示すフローチャートである。このフローチャートに基づく処理動作は、エンジン10が作動している間は常に実行される。尚、図8に示すフローチャートは、フロー開始時おいて、エンジン10の運転状態が全筒運転領域に属する場合のフローチャートである。
まず、ステップS201において、ECU100は、各センサSN1〜SN6からの情報を読み込む。
次のステップS202では、ECU100は、車両1の走行状態に基づいて要求トルクを算出する。
続くステップS203では、ECU100は、要求トルクが所定トルクTq以上であるか否かを判定する。ECU100は、要求トルクが所定トルクTq以上であるYESのときには、ステップS204に進む一方、要求トルクが所定トルクTq未満であるNOのときには、ステップS209に進む。
前記ステップS204では、ECU100は、バッテリ残量センサSN5で検出される検出SOCが所定容量以上であるか否かを判定する。ECU100は、検出SOCが所定容量以上であるYESのときには、ステップS205に進む一方、検出SOCが所定容量未満であるNOのときには、前記ステップS209に進む。
前記ステップS205では、ECU100は、燃費率マップに基づいて、モータジェネレータ30によりエンジン10の作動をアシストすることで(前記アシスト制御を実行することで)、燃費が向上するか否かについて判定する。ECU100は、前記アシスト制御を実行することで燃費が向上するYESのときには、ステップS206に進む一方、前記アシスト制御を実行することで燃費が悪化するおそれがあるNOのときには、前記ステップS209に進む。
前記ステップS206では、ECU100は、前記ステップS102で算出した要求トルク、燃費率マップ、及びモータ効率マップに基づいて、エンジン10の目標エンジントルク及びモータジェネレータ30の目標アシスト量を算出する。このステップS206において、ECU100は、目標エンジントルク及び目標アシスト量を順番に算出してもよく、目標エンジントルク及び目標アシスト量を同時に算出してもよい。また、このステップS206において、ECU100により算出されるアシスト量は、前記理論アシスト量に相当する。
続くステップS207では、ECU100は、前記ステップS206で算出したアシスト量(つまり、理論アシスト量)でエンジン10の作動をアシストする場合に、全筒運転から減筒運転への切り換えが生じる可能性がないか否かを判定する。このステップS207において、ECU100は、前記ステップS206で算出した目標エンジントルクが減筒運転領域に属するか否かにより、全筒運転から減筒運転への切り換えが生じる可能性がないか否かを判定する。ECU100は、全筒運転から減筒運転への切り換えが生じる可能性がないYESのときには、ステップS208に進む一方、全筒運転から減筒運転への切り換えが生じる可能性があるNOのときには、ステップS211に進む。
前記ステップS208では、ECU100は、前記ステップS206で算出した目標エンジントルクを実際の目標エンジントルクに設定して、該目標エンジントルクが得られるように、エンジン10を制御する。また、前記ステップS208では、ECU100は、前記ステップS206で算出した目標アシスト量を実際の目標アシスト量に設定して、該目標アシスト量でエンジン10の作動をアシストするようにモータジェネレータ30を制御する。ステップS208の後はリターンする。
前記ステップS203〜S205のいずれかにおいてNOと判定されたときに進む前記ステップS209では、ECU100は、モータジェネレータ30によるアシストを禁止する。
次のステップS210では、ECU100は、目標エンジントルクを算出する。このステップS210で算出される目標エンジントルクは、モータジェネレータ30によるアシストが無い場合のエンジントルクであり、前記ステップS202で算出された要求トルクに相当する。
前記ステップS210の後は、ステップS208に進み、ECU100は、前記ステップS210で算出した目標エンジントルクを実際の目標エンジントルクに設定して、該目標エンジントルクが得られるように、エンジン10を制御する。また、ECU100は、モータジェネレータ100をアシストモータとして作動させないように、モータジェネレータ30を制御する。具体的には、目標アシスト量を0に設定する。ステップS208の後はリターンする。
前記ステップS207においてNOと判定されたときに進む前記ステップS211では、ECU100は、目標アシスト量を、全筒運転から減筒運転への切り換えが推定される直前の前記アシスト制御時に設定されたアシスト量に修正する。
次のステップS212では、ECU100は、目標エンジントルクを修正する。このステップS212において、ECU100は、前記ステップS202で算出した要求トルク及び前記ステップS211で修正した目標アシスト量に基づいて、目標エンジントルクを修正する。
前記ステップS212の後は、前記ステップS208に進み、前記ステップS212で修正した目標エンジントルクを実際の目標エンジントルクに設定して、該目標エンジントルクが得られるように、エンジン10を制御するとともに、前記ステップS211で修正した目標アシスト量を実際の目標アシスト量に設定して、該目標アシスト量でエンジン10の作動をアシストするようにモータジェネレータ30を制御する。ステップS208の後はリターンする。
したがって、本実施形態2でも、ECU100は、車両10の走行状態及び燃費率マップに基づいて設定したアシスト量で、モータジェネレータ30によるエンジン10のアシストする場合に、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じると推定されるときには、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じないように、モータジェネレータによるエンジン10のアシスト量を制限するアシスト制限制御を実行する。これにより、全筒運転と減筒運転との切り換えに伴うエネルギー効率の悪化が抑制される。この結果、車両1のエネルギー効率を向上させることができる。
特に、本実施形態2において、ECU100が実行する前記アシスト制限制御は、モータジェネレータ30のアシスト量を、全筒運転と減筒運転との切り換えが生じると推定される直前の前記アシスト制御時に設定されたアシスト量に維持する制御である。これにより、モータジェネレータ30によるアシストにより全筒運転と減筒運転との切り換えが生じるのをより効果的に抑制することができる。この結果、全筒運転と減筒運転との切り換えに伴うエネルギー効率の悪化をより効果的に抑制することができる。よって、車両1のエネルギー効率をより効果的に向上させることができる。
(その他の実施形態)
ここに開示された技術は、上記実施形態に限られるものではなく、請求の範囲の主旨を逸脱しない範囲で代用が可能である。
例えば、前述の実施形態1及び2では、ECU100は、車両1の走行状態(要求トルク)、燃費率マップ、及びモータ効率マップに基づいて、モータジェネレータ30のアシスト量を算出していた。これに限らず、ECU100は、モータ効率マップを用いることなく、車両1の走行状態及び燃費率マップに基づいて、モータジェネレータ30のアシスト量を算出するようにしてもよい。尚、このときには、メモリ102にはモータ効率マップは格納されていなくてもよい。
また、ECU100は、車両1の走行状態(要求トルク)、燃費率マップ、及びモータ効率マップに加えて、更にバッテリ70のSOCに基づいて、モータジェネレータ30のアシスト量を算出するようにしてもよい。より具体的には、ECU100は、バッテリ70のSOCが所定容量付近にあるときには、バッテリ70のSOCが所定容量未満にならないように、モータジェネレータ30のアシスト量を算出するようにしてもよい。
また、前述の実施形態1及び2では、モータジェネレータ30が、アシストモータと発電機との機能を有していた。これに限らず、発電機とアシストモータとを別々に設けてもよい。
上述の実施形態は単なる例示に過ぎず、本開示の範囲を限定的に解釈してはならない。本開示の範囲は請求の範囲によって定義され、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本開示の範囲内のものである。
ここに開示された技術は、複数の気筒を有するエンジンと、該エンジンの出力軸と連結され、該エンジンの作動をアシストするモータとを有するハイブリッド車両の制御装置として有用である。
1 ハイブリッド車両
10 エンジン
30 モータジェネレータ(モータ)
100 ECU(モータ制御部)
102 メモリ(記憶部)

Claims (5)

  1. 複数の気筒を有するエンジンと、該エンジンの出力軸と連結され、該エンジンの作動をアシストするモータとを有するハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記エンジンの運転状態に基づく該エンジンの燃費率を示す燃費率マップを記憶する記憶部と、
    前記ハイブリッド車両の走行状態及び前記燃費率マップに基づいて、前記モータによる前記エンジンのアシスト量を設定して、前記エンジンの作動をアシストするように前記モータを作動させるアシスト制御を実行するモータ制御部とを備え、
    前記エンジンは、該エンジンの運転状態に応じて、前記複数の気筒の全てを作動させる全筒運転と、前記複数の気筒のうちの一部の気筒は休止させかつ残りの気筒は作動させる減筒運転とを切り換え可能なエンジンであり、
    前記モータ制御部は、前記ハイブリッド車両の走行状態及び前記燃費率マップに基づいて設定したアシスト量で、前記モータによる前記エンジンのアシストをする場合に、前記全筒運転と前記減筒運転との切り換えが生じると推定されるときには、前記全筒運転と前記減筒運転との切り換えが生じないように、前記モータによる前記エンジンのアシスト量を制限するアシスト制限制御を実行することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  2. 請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記記憶部は、前記モータの運転効率を示すモータ効率マップを更に記憶しており、
    前記モータ制御部は、前記アシスト制御において、前記ハイブリッド車両の走行状態及び前記燃費率マップに加えて、前記モータ効率マップに基づいて、前記モータによる前記エンジンのアシスト量を設定し、
    さらに前記モータ制御部は、前記ハイブリッド車両の走行状態、前記燃費率マップ、及び前記モータ効率マップに基づいて設定したアシスト量で、前記モータによる前記エンジンのアシストする場合に、前記全筒運転と前記減筒運転との切り換えが生じると推定されるときには、前記アシスト制限制御を実行することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記アシスト制限制御は、前記全筒運転と前記減筒運転との切り換えが生じない範囲で前記アシスト量を設定して、該設定したアシスト量で、前記モータによる前記エンジンのアシストを実行する制御であることを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  4. 請求項3に記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記アシスト制限制御は、前記全筒運転と前記減筒運転との切り換えが生じない範囲で、燃費率が最大限高くなる最大アシスト量を算出して、該算出した最大アシスト量で、前記モータによる前記エンジンのアシストを実行する制御であることを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  5. 請求項3に記載のハイブリッド車両の制御装置において、
    前記アシスト制限制御は、前記モータのアシスト量を、前記全筒運転と前記減筒運転との切り換えが生じると推定される直前の前記アシスト制御時に設定されたアシスト量に維持する制御であることを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
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