JP2020116998A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートベルトを装着できない乗員が乗車する場合でも、シートベルトを装着できる乗員がシートベルトを装着しているか否かを判定することができる車両の制御装置を提供すること。【解決手段】各種情報を報知する報知部26と、シートベルトの装着状態を検出するシートベルト検出部22と、車両のシートベルト未装着の報知を制御する制御部27と、を備え、制御部27は、車両に乗車する乗員の情報を取得し、乗員の情報に基づいてシートベルトを装着可能な乗員の人数である装着乗員数を求め、装着乗員数とシートベルトが装着されている座席の数であるシートベルト装着座席数とに基づき、シートベルト装着を促す報知を行なうか否かを判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の制御装置に関する。
車両の乗員がシートベルトを装着しているかどうかを検知して、乗員がシートベルトを装着していない場合、シートベルトの装着を促す技術が知られている。
特許文献1では、車両走行中に着座検知部が着座を検知した座席のシートベルトが未装着の場合、運転者にシートベルトが未装着である旨を報知するとともに、運転者が解除ボタンをタッチすることにより当該通知を解除することが開示されている。
特開2016−199207号公報
しかしながら、妊婦や特定の疾病あるいは怪我等によりシートベルトの装着が困難な人のようなシートベルトを装着できない乗員が座席に着座した場合であっても、車両が走行する度に、シートベルトが未装着である旨の報知が発動してしまい、この報知を解除しなければならず煩わしい。特に、タクシーやバスなど不特定多数の乗員が同乗する車両に適用した場合に顕著である。
そこで、本発明は、シートベルトを装着できない乗員が乗車する場合でも、シートベルトを装着できる乗員がシートベルトを装着しているか否かを判定することができる車両の制御装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため本発明は、シートベルトを有する複数の座席と、前記シートベルトの装着状態を検出するシートベルト検出部と、各種情報を報知する報知部と、を有する車両の制御装置であって、前記車両に乗車する乗員のうちシートベルトを装着可能な乗員の人数である装着乗員数と前記シートベルトが装着されている前記座席の数であるシートベルト装着座席数とに基づき、シートベルト装着を促す報知を行なうか否かを判定する制御部を備えるものである。
このように、本発明によれば、シートベルトを装着できない乗員が乗車する場合でも、シートベルトを装着できる乗員がシートベルトを装着しているか否かを判定することができる。
図1は、本発明の第1実施例に係る無人運行システムの全体構成図である。 図2は、本発明の第1実施例に係る車両の制御装置のシートベルト装着報知処理の手順を示すフローチャートである。 図3は、本発明の第2実施例に係る無人運行システムの全体構成図である。 図4は、本発明の第2実施例に係る車両の制御装置のシートベルト装着報知処理の手順を示すフローチャートである。
本発明の一実施の形態に係る車両の制御装置は、シートベルトを有する複数の座席と、シートベルトの装着状態を検出するシートベルト検出部と、各種情報を報知する報知部と、を有する車両の制御装置であって、車両に乗車する乗員のうちシートベルトを装着可能な乗員の人数である装着乗員数とシートベルトが装着されている座席の数であるシートベルト装着座席数とに基づき、シートベルト装着を促す報知を行なうか否かを判定する制御部を備えるよう構成されている。
これにより、本発明の一実施の形態に係る車両の制御装置は、シートベルトを装着できない乗員が乗車する場合でも、シートベルトを装着できる乗員がシートベルトを装着しているか否かを判定することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例に係る無人運行システムについて詳細に説明する。
(第1実施例)
図1において、本発明の第1実施例に係る無人運行システム1は、車両用制御装置2と、サーバ装置3と、情報端末4と、を含んで構成される。無人運行システム1は、車両用制御装置2を搭載した自動運転の車両が、所定の運行ルートの停留所を巡回する無人自動運転バスの運行システムである。第1実施例の無人運行システム1は、情報端末4からの予約の乗員のみを乗車させる完全予約制のバスの運行システムである。
(車両用制御装置2の説明)
車両用制御装置2は、車両に搭載され、車両のシートベルト未装着の報知を制御する。車両用制御装置2は、乗員情報取得部21と、シートベルト検出部22と、乗車判定部23と、位置情報検出部24と、通信部25と、報知部26と、制御部27とを備えている。
乗員情報取得部21は、例えば、情報端末4やIC(Integrated Circuit)カードから送信される情報を受信する受信装置、乗員が操作して情報を入力する入力装置、カメラなどから構成され、車両に乗車する乗員に関する情報を示す乗車乗員情報を取得する。乗車乗員情報には、後述する車両への乗車を予約した乗員(以下、予約者)か否かを示す予約者識別情報や、シートベルトの装着可否を示すシートベルトの装着可否情報が含まれていてもよい。
なお、情報端末4やICカードには、予め車両に乗車するために必要な情報が入力されているものとする。
乗員情報取得部21は、例えば、カメラにより車両に乗車する乗員を撮影した画像を取得する。制御部27は、例えば、この画像を解析し、予約した乗員の予め登録された画像データに基づき、顔認証処理により乗車した乗員が、予約した乗員であるか否か、を判定してもよい。
制御部27は、この画像を解析し、シートベルトを装着可能か否か、を判定してもよい。制御部27は、シートベルトを装着可能か否か、を判定した場合、判定結果に基づきシートベルトの装着可否情報を生成して乗車乗員情報に関連付けて記憶するとよい。さらに、このシートベルトの装着を装着可能か否かの判定は、制御部27ないし乗員情報取得部21の処理を軽減するため、受信装置や入力装置で取得した乗車乗員情報や後述する予約情報にシートベルトの装着可否情報が含まれていない場合に行なうとさらによい。
制御部27は、乗員情報取得部21で取得した乗車乗員情報を後述するサーバ装置3に通信部25を介して送信することができる。
乗員情報取得部21は、例えば、受信装置により情報端末4やICカードから、乗車乗員情報を取得する。乗員情報取得部21は、情報端末4やICカードから、車両に乗車する乗員の生年月日や妊娠中か否か、けがをしているか否か、などの情報を取得し、制御部27がこれらの情報からシートベルトを装着可能か否か、を判定してもよい。なお、この判定は、受信装置や入力装置で取得した乗車乗員情報や後述する予約情報にシートベルトの装着可否情報が含まれている場合には行なわなくてもよい。
乗員情報取得部21は、例えば、乗車した乗員が入力装置に入力した情報を取得する。乗員情報取得部21は、受信装置や入力装置で取得した乗車乗員情報や後述する予約情報にシートベルトの装着可否情報が含まれていない場合、乗車した乗員にシートベルトの装着可否を入力装置に入力させるとよい。
シートベルト検出部22は、例えば、シートベルトセンサなどから構成され、シートベルトの装着状態を検出する。
乗車判定部23は、例えば、情報端末4などから送信される情報を受信する受信装置や、乗員が操作して情報を入力する入力装置などから構成され、乗員が乗車したかを判定する。なお、乗員情報取得部21で得た乗車乗員情報を利用して、乗員が乗車したかを判定してもよく、その場合は、受信装置や入力装置は不要である。また、乗員情報取得部21を乗車判定部23として兼用させてもよい。
乗車判定部23は、この情報に基づいて、予約した乗員の誰が乗車したかを判定する。予約した乗員の誰が乗車したかを判定できない場合、乗員情報取得部21のカメラから取得した画像と予約した乗員の予め登録された画像データとに基づき、顔認証処理により乗車した乗員が、予約した乗員であるか否かを判定してもよい。
乗車判定部23は、例えば、乗車した乗員が入力装置に入力した情報を取得する。乗車判定部23は、情報端末4やICカードを携帯していない場合などに乗車した乗員に名前や識別情報を入力装置に入力させるとよい。
位置情報検出部24は、不図示のGNSS(Global Navigation Satellite System)アンテナを介してGNSS衛星からの電波を受信し、受信した電波に含まれる情報から、現在位置の緯度や経度等の情報を取得する。
通信部25は、無線通信網などの通信媒体を介して、サーバ装置3や情報端末4などと通信して情報の送受信を行なう。
報知部26は、例えば、モニタ装置、スピーカ、ランプ、メータ、ブザー、車外に設けられた液晶表示装置などで構成され、視覚、聴覚などを通じて各種情報を報知する。報知部26は、情報端末4の表示部42により報知させるようにしてもよい。
制御部27は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、バックアップ用のデータなどを保存するフラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
このコンピュータユニットのROMには、各種定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットを制御部27として機能させるためのプログラムが格納されている。
すなわち、CPUがRAMを作業領域としてROMに格納されたプログラムを実行することにより、このコンピュータユニットは、本実施例における制御部27として機能する。
制御部27の入力ポートには、上述した乗員情報取得部21や、シートベルト検出部22、乗車判定部23、位置情報検出部24等の各種センサ類が接続されている。
制御部27の出力ポートには、上述した通信部25や、報知部26、図示しないドア等の各種制御対象類が接続されている。
制御部27は、各種センサ類により検出された情報に基づいて、シートベルトの装着状態を検出し、シートベルト未装着の座席があれば、報知部26によりシートベルトの装着を促す報知を行なう。
(サーバ装置3の説明)
サーバ装置3は、図示しないCPUと、RAMと、ROMと、ハードディスク装置等の記憶装置と、入出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
サーバ装置3のハードディスク装置には、サーバ装置3を情報収集部31、情報管理部32として機能させるためのプログラムが記憶されている。すなわち、CPUがハードディスク装置に記憶されたプログラムを実行することにより、サーバ装置3は、情報収集部31、情報管理部32として機能する。
サーバ装置3は、無線通信網などの通信媒体を介して、車両用制御装置2や情報端末4と通信して情報の送受信を行なう通信装置33を備えている。
情報収集部31は、情報端末4から受信した後述する乗員情報や予約申込情報をサーバ装置3のハードディスク装置に記憶させる。
情報管理部32は、サーバ装置3のハードディスク装置に記憶されている乗員情報や予約申込情報に基づいて、車両に乗員が乗降する停留所の予約状況に関する情報や、停留所で乗降する乗員に関する情報を生成して予約情報として管理する。
情報管理部32は、乗員情報や予約申込情報からシートベルトの装着可否情報を取得してもよい。情報管理部32は、さらにこれらの情報に基づきシートベルトの装着が可能な乗員の人数である装着乗員数やシートベルトの装着ができない乗員の人数である非装着乗員数を算出して、シートベルトの装着可否情報に関連付けて予約情報として管理してもよい。
また、情報管理部32は、車両用制御装置2の乗員情報取得部21により得られた乗車乗員情報を取得して管理する。この管理には、乗車乗員情報に基づき情報管理部32が管理している各種情報(シートベルトの装着可否情報を含む)の更新が含まれる。
なお、車両制御装置2の制御部27ないし乗員情報取得部21が、サーバ装置3から取得した予約情報および乗員情報取得部21から取得した乗車乗員情報から装着乗員数や非装着乗員数を算出してもよい。
情報管理部32は、車両用制御装置2からの情報の要求に対して、管理している情報を車両用制御装置2に送信する。
(情報端末4について)
情報端末4は、CPUと、RAMと、ROMと、フラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
このコンピュータユニットのROMには、当該コンピュータユニットを情報端末4として機能させるためのOS(Operating System)が記憶されている。すなわち、CPUがROMに記憶されたOSを実行することにより、当該コンピュータユニットは、情報端末4として機能する。
情報端末4は、例えば、スマートフォンやパーソナルコンピュータ装置などにより構成される。
情報端末4は、操作部41と、表示部42と、位置情報検出部43と、通信部44と、制御部45とを備えている。
操作部41は、ユーザからの操作入力を受け付ける。操作部41は、例えば、タッチセンサ、スイッチ、キーボード、マウスなどで構成される。なお、操作部41は、ユーザからの操作入力に代えて、マイクなどに入力される音声から音声認識処理により認識した情報を入力情報としてもよい。
表示部42は、制御部45が作成した画像などを表示する。表示部42は、液晶ディスプレイ等の画像表示機器で構成される。
位置情報検出部43は、不図示のGNSSアンテナを介してGNSS衛星からの電波を受信し、受信した電波に含まれる情報から、現在位置の緯度や経度等の情報を取得する。
通信部44は、無線通信網などの通信媒体を介して、サーバ装置3などと通信して情報の送受信を行なう。
制御部45は、情報端末4のOS上で動作するプログラムにより構成される。制御部45は、情報端末4のOSを介して操作部41や、表示部42、位置情報検出部43、通信部44、などを制御して、情報を取得したり、画像を表示させたり、情報を送信させたりする。
制御部45は、ユーザに関する情報である乗員情報や、いつ、どこで、どの車両に乗るかについての情報である予約申込情報を、操作部41によりユーザに入力させる。この予約申込情報に入力する項目としてシートベルトの装着可否情報が含まれている。このとき、一時的にシートベルトの装着ができない状態であるのか否かを合わせて入力させておいてもよい。
制御部45は、例えば、乗員情報を入力させる個人情報設定画面を表示部42に表示させて、ユーザの氏名や、住所、性別、生年月日、個人設定などを設定させる。なお、制御部45は、カメラによりユーザの画像データを取得し、乗員情報としてもよい。
制御部45は、個人設定として、例えば、足が悪い、杖を使う、目が悪い、握力が無い、耳が悪い、乳幼児同伴、妊娠中、骨折中、などのなかから任意に設定させる。
制御部45は、設定された乗員情報を、乗員を識別する情報とともにサーバ装置3に送信する。
サーバ装置3の情報収集部31は、情報端末4から乗員情報を受信すると、サーバ装置3のハードディスク装置に乗員を識別する情報と関連付けて乗員に関する情報として記憶させる。
制御部45は、例えば、予約申込情報を入力させる予約画面を表示部42に表示させて、乗車する停留所や乗車する日時を設定させる。
制御部45は、予約画面に入力された乗車する停留所や、乗車する日時、降車する停留所などの情報を予約申込情報として、乗員を識別する情報とともにサーバ装置3に送信する。
サーバ装置3の情報収集部31は、情報端末4から予約申込情報を受信すると、サーバ装置3のハードディスク装置に、乗員を識別する情報と関連付けて記憶させる。
制御部45は、予約申込情報をサーバ装置3に送信して予約が完了した場合、例えば、予約の時刻の所定時間前から、所定時間間隔に、位置情報検出部43で取得した現在の位置情報を、乗員を識別する情報とともにサーバ装置3に送信する。
サーバ装置3の情報収集部31は、情報端末4の位置情報を受信すると、予約により乗員が乗車する予定の車両の車両用制御装置2に、乗員を識別する情報とともに位置情報を送信する。
このようにすることで、車両用制御装置2の制御部27は、乗車予定の乗員の位置を知ることができる。
サーバ装置3の情報管理部32は、サーバ装置3のハードディスク装置に記憶されている予約申込情報に基づいて、隣接する停留所と停留所の間の走行区間の予約状況に関する予約情報を生成する。
走行区間の予約情報としては、停留所への到着予定時刻、停留所に停車したときの乗車している人数、停留所で乗車する人数、停留所で降車する人数、停留所を発進するときの乗車している人数、乗車中または停留所で待機中の乗員のシートベルト装着可否情報、乗員の画像情報などが生成される。シートベルト装着可否情報は、乗員情報の個人設定の情報から生成される。
(車両用制御装置2)
車両用制御装置2の制御部27は、このようなサーバ装置3により管理されている予約情報や必要により乗員情報取得部21からの乗車乗員情報を取得し、シートベルトを装着可能な乗員の人数である装着乗員数と、シートベルトが装着されている座席の数であるシートベルト装着座席数と、に基づいて、シートベルトを装着可能な乗員である装着乗員がシートベルトを装着しているか否かを判定し、装着乗員がシートベルトの装着をしていないと判定される場合、シートベルトの装着を促す報知を行なわせる。
なお、装着乗員数の算出は、上述したように、サーバ装置3の情報管理部32で算出してもよいし、車両制御装置2の制御部27で算出してもよい。また、装着乗員数を算出する際は、非装着乗員数も算出しておくとよい。
制御部27は、装着乗員数と、シートベルト装着座席数と、が一致する場合は、装着乗員がシートベルトを装着していると判定して、報知を行なわせない。制御部27は、装着乗員数よりも、シートベルト装着座席数が多い場合は、少なくとも装着乗員がシートベルトを装着していると判定して、報知を行なわせないようにしてもよい。
制御部27は、装着乗員数よりも、シートベルト装着座席数が少ない場合は、装着乗員の少なくとも一部がシートベルトを装着していないと判断して、シートベルトの装着を促す報知を行なわせる。
以上のように構成された第1実施例に係る車両用制御装置2によるシートベルト装着報知処理について、図2を参照して説明する。なお、以下に説明するシートベルト装着報知処理は、停留所に停車する所定時間前に実行される。
ステップS1において、制御部27は、次に走行する走行区間を特定する。
ステップS2において、制御部27は、次に走行する走行区間に関する予約情報を取得する。次に走行する走行区間は、予め定められた走行区間であっても良いし、予約情報により予約された走行区間でも良い。
ステップS3において、制御部27は、予約情報に基づき乗員が乗車するか又は乗員が降車する停留所に車両を停止させる。
ステップS4において、制御部27は、乗員情報取得部21や乗車判定部23により乗車する乗員の情報を取得する。なお、乗員情報取得部21により乗車する乗員の情報を取得する場合は、停留所に車両を停止させると同時または車両が停止する前に行なっても良い。
ステップS5において、制御部27は、予約情報や必要により乗車乗員情報に基づいてシートベルトを装着可能な装着乗員と、シートベルトを装着できない非装着乗員との数を算出する。
なお、ステップS5の処理は、ステップS7からステップS10までの間にもう一度行なってもよい。そうすれば、乗車予定の乗員の一部が乗っていない場合に、これを考慮して装着乗員がシートベルトを装着しているか否かを判定して、報知を行うか否かを判定できる。
2回目のステップS5に代えて、予約情報から乗車していない乗員のシートベルトの装着可否情報を取得して、ステップ5で算出した装着乗員数または非装着乗員数のいずれかから乗車していない乗員の数を差し引いてもよい。
なお、ステップS5は、ステップS9の直前またはステップS9の直後に行なってもよい。その際、予約情報から乗車していない乗員のシートベルトの装着可否情報を取得して、算出した装着乗員数または非装着乗員数から乗車していない乗員の数を差し引いてもよい。
ステップS6において、制御部27は、予約情報に基づいて、乗車予定の乗員が全て乗車したか否かを判定する。乗車予定の乗員が全て乗車していないと判定した場合、ステップS7において、制御部27は、近くに乗車予定の乗員がいるか否かを判定する。近くに乗車予定の乗員がいると判定した場合、制御部27は、ステップS4に処理を戻して、処理を繰り返す。
近くに乗車予定の乗員がいないと判定した場合、ステップS8において、制御部27は、乗車していない乗員の情報をサーバ装置3に通知する。その後、サーバ装置3は、乗車していない乗員の情報端末4に停留所に車両が到着している旨および発車予定時刻を報知する。
ステップS6において乗車予定の乗員が全て乗車したと判定した場合、または、ステップS8の処理を行なった後、ステップS9において、制御部27は、シートベルト検出部22によりシートベルトの装着状態を確認する。
ステップS10において、制御部27は、シートベルトを装着可能な装着乗員数がシートベルトを装着している座席数であるシートベルト装着座席数以下であるか否かを判定する。装着乗員数がシートベルト装着座席数以下でないと判定した場合、制御部27がシートベルトを装着可能な装着乗員の少なくとも一部がシートベルトを装着していないと判断して、ステップS11において、制御部27は、シートベルトの装着を促す報知を報知部26により行ない、ステップS9に処理を戻して、処理を繰り返す。
装着乗員数がシートベルト装着座席数以下であると判定した場合、ステップS12において、制御部27は、車両発進条件が成立したか否かを判定する。車両発進条件が成立していないと判定した場合、制御部27は、ステップS12の処理を繰り返す。
車両発進条件が成立したと判定した場合、ステップS13において、車両の発進を報知させる。
ステップS14において、制御部27は、車両を発信させて、処理を終了する。
このように、第1実施例においては、予約情報に基づいて、シートベルトを装着可能な装着乗員の人数を算出し、この装着乗員の人数と、シートベルトが装着されている座席の数と、に基づいてシートベルトを装着可能な装着乗員がシートベルトを装着しているか否かを判定して、シートベルトの装着を促す報知が行なわれる。このため、シートベルトを装着不可能な乗員がシートベルトを装着していなくとも、シートベルトの装着を促す報知が行なわれることを抑制しつつ、シートベルトを装着可能な乗員がシートベルトを装着していない場合は、適切にシートベルトの装着を促す報知を行なうことができる。
また、シートベルトを装着可能な乗員の数と、シートベルトが装着されている座席の数とが一致している場合は、シートベルトの装着を促す報知を行なわない。このため、シートベルトを装着可能な乗員がシートベルトを適切に装着している可能性が高い場合に、シートベルトの装着を促す報知が行なわれることを防止することができる。
また、シートベルトを装着可能な乗員の数よりも、シートベルトが装着されている座席の数が少ない場合は、シートベルトの装着を促す報知を行なう。このため、シートベルトを装着可能な乗員がシートベルトを適切に装着していない可能性が高い場合に、適切にシートベルトの装着を促す報知を行なうことができる。
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例について説明する。ここで、本実施例は上述第1実施例と略同様に構成されているので、同様な構成には同一の符号を付して特徴部分を説明する。
第1実施例においては、完全予約制の無人運行システム1について示したが、第2実施例では、予約の乗員だけでなく予約の無い乗員も乗車することができる無人運行システム10について示す。
図3において、第2実施例に係る無人運行システム10の車両用制御装置5は、乗員が降車したかを判定する降車判定部51と、座席に乗員が座っているかを判定する着座検出部52とを備えている。
乗員情報取得部21は、例えば、受信装置により情報端末4やICカードから、車両に乗車する乗員のシートベルトの装着可否を示すシートベルト装着可否情報を取得する。乗員情報取得部21は、情報端末4やICカードから、車両に乗車する乗員の生年月日や妊娠中か否か、けがをしているか否か、などの情報を取得し、制御部27がこれらの情報からシートベルトを装着可能か否か、を判定する。
さらに、乗員情報取得部21は、上記判定結果や情報端末4やICカードから得たシートベルト装着可否情報や、制御部27がサーバ装置3から取得したシートベルト装着可否情報に基づき、シートベルトの装着が可能な乗員の人数である装着可能乗員数やシートベルトの装着ができない乗員の人数であるシートベルトの非装着乗員数を算出してもよい。
降車判定部51は、情報端末4などから送信される情報を受信する受信装置や、乗員が操作して情報を入力する入力装置などから構成される。
降車判定部51は、例えば、受信装置により情報端末4やICカードから、車両から降車する乗員の情報を取得する。制御部27は、この情報に基づいて、乗車している乗員の誰が降車したかを判定する。なお、情報端末4やICカードには、シートベルト装着可否情報や予め車両に乗車するために必要な情報が入力されているものとする。
降車判定部51は、例えば、降車する乗員が入力装置に入力した情報を取得する。降車判定部51は、降車する乗員の名前や識別情報を入力装置に入力させるとよい。
着座検出部52は、着座センサなどから構成され、座席に人が座っているか否かを検出する。
車両用制御装置5の制御部27は、乗車判定部23の取得した情報と、降車判定部51の取得した情報に基づいて、予約無しで乗降する乗員を把握することができ、乗車中の乗員を特定することができる。
制御部27は、乗員情報取得部21により取得された乗員情報に基づいてシートベルト装着可否情報を生成する。
制御部27は、第1実施例にて使用した予約情報に加え、このシートベルト装着可否情報に基づいて、予約者および予約の無い乗員のシートベルトを装着可能な乗員の人数である装着乗員数を算出する。
制御部27は、算出した装着乗員数と、シートベルトが装着されている座席の数であるシートベルト装着座席数と、に基づいてシートベルトの装着を促す報知を行なわせる。
制御部27は、装着乗員数と、シートベルト装着座席数と、が一致する場合は、装着乗員がシートベルトを装着していると判断して、報知を行なわせない。
なお、制御部27は、装着乗員数よりも、シートベルト装着座席数が多い場合も、装着乗員がシートベルトを装着していると判断してもよい。このとき、シートベルト装着座席数として、シートベルト装着座席の中で着座センサにより乗員の着座が検出されている座席のシートベルト装着座席数を用いるとよい。そうすれば、荷物を保持するためにシートベルトが装着されている場合のように乗員が着座していない状態でシートベルトが装着されている座席数を、乗員がシートベルトを装着している座席としてカウントすることを防止することができる。
制御部27は、装着乗員数よりも、シートベルト装着座席数が少ない場合は、シートベルトを装着可能な装着乗員の少なくとも一部がシートベルトを装着していないと判断して、シートベルトの装着を促す報知を行なわせる。
以上のように構成された第2実施例に係る車両用制御装置5によるシートベルト装着報知処理について、図4を参照して説明する。なお、以下に説明するシートベルト装着報知処理は、停留所に停車する所定時間前に実行される。
前述の第1実施例と同様に、ステップS1からステップS3において、制御部27は、次に走行する走行区間を特定し、次に走行する走行区間に関する予約情報を取得し、停留所に車両を停止させる。
ステップS21において、制御部27は、乗車判定部23及び降車判定部51により、乗車する乗員と降車する乗員の情報を取得する。
ステップS22において、制御部27は、乗車した乗員と降車した乗員の情報や予約情報に含まれるシートベルト装着可否情報に基づいて、シートベルトを装着可能な装着乗員と、シートベルトを装着不可能な非装着乗員との数を算出する。装着乗員数は、予約情報で取得した予約者の装着乗員数に予約の無い乗員の装着乗員数を加えるまたは差し引いて装着乗員数を算出する。例えば、予約の無い乗員が乗車した場合には予約者の装着乗員数に予約の無い乗員数を加え、予約の無い乗員が降車した場合には予約者の装着乗員数に予約の無い乗員数を差し引くことにより、シートベルトを装着可能な装着乗員がシートベルトを装着しているか否かを判定するための装着乗員数を算出する。
この際、予約情報で取得した予約者の非装着乗員数に予約の無い乗員の非装着乗員数を加えるまたは差し引いた非装着乗員数も算出しておいてもよい。
なお、このステップS22は、第1実施例と同様に、ステップS25の直後に再度行なってもよいし、ステップS22に代えてステップS27の直前または直後に行なってもよい。
ステップS23において、制御部27は、予約情報に基づいて、乗車予定の乗員が全て乗車したか否かを判定する。乗車予定の乗員が全て乗車していないと判定した場合、ステップS24において、制御部27は、近くに乗車予定の乗員がいるか否かを判定する。近くに乗車予定の乗員がいると判定した場合、制御部27は、ステップS21に処理を戻して、処理を繰り返す。
近くに乗車予定の乗員がいないと判定した場合、ステップS25において、制御部27は、停車から所定時間が経過したか否かを判定する。停車から所定時間が経過していないと判定した場合、制御部27は、ステップS21に処理を戻して、処理を繰り返す。
停車から所定時間が経過したと判定した場合、ステップS26において、乗車していない乗員の情報をサーバ装置3に通知する。
ステップS23において乗車予定の乗員が全て乗車したと判定した場合、または、ステップS26の処理を行なった後、ステップS27において、制御部27は、シートベルト検出部22によりシートベルトの装着状態を確認する。
ステップS28において、制御部27は、シートベルトを装着可能な装着乗員数がシートベルトを装着している座席数であるシートベルト装着座席数以下であるか否かを判定する。装着乗員数がシートベルト装着座席数以下でないと判定した場合、ステップS11において、制御部27は、シートベルトの装着を促す報知を報知部26により行ない、ステップS27に処理を戻して、処理を繰り返す。
装着乗員数がシートベルト装着座席数以下であると判定した場合、ステップS12において、制御部27は、車両発進条件が成立したか否かを判定する。車両発進条件が成立していないと判定した場合、制御部27は、ステップS12の処理を繰り返す。
車両発進条件が成立したと判定した場合、ステップS13において、車両の発進を報知させる。
ステップS14において、制御部27は、車両を発信させて、処理を終了する。
このように、第2実施例では、乗員情報取得部21により取得された乗員情報と、予約情報とに基づいて、シートベルトを装着可能な装着乗員の人数を算出し、この装着乗員の人数と、シートベルトが装着されている座席の数と、に基づいてシートベルトを装着可能な装着乗員がシートベルトを装着しているか否かを判定してシートベルトの装着を促す報知が行なわれる。このため、シートベルトを装着できない乗員がシートベルトを装着していなくとも、シートベルトの装着を促す報知が行なわれることを抑制しつつ、シートベルトを装着可能な乗員がシートベルトを装着していない場合は、適切にシートベルトの装着を促す報知を行なうことができる。
また、乗員情報取得部21により取得された乗員情報によりシートベルトを装着可能な装着乗員の人数を算出しているため、予約情報にシートベルト装着可否情報が無くても、適切にシートベルトの装着を促す報知を行なうことができる。
第2実施例では、乗車した乗員が、全員座席に座れ、立って乗車している乗員が居ない場合を示したが、立って乗車することが可能な車両の場合、着座検出部52により検出される着座している乗員の人数からシートベルトを装着不可能な乗員の人数を引いた人数よりもシートベルト装着座席数が少ない場合に、シートベルトの装着を促す報知を行なわせるようにするとよい。
第2の実施例は、予約制のバスに適用したが非予約制のバスにも適用できる。この場合、シートベルトを装着可能な装着乗員がシートベルトを装着しているか否かを判定する装着乗員数は、乗員情報取得部21で取得した乗車乗員情報と降車判定部51で取得した乗員の情報に基づき算出する。具体的には、乗員情報取得部21が取得したシートベルトの装着可否情報に基づき、乗車した乗員が装着乗員か非装着乗員であるかを判定し、乗車した乗員が装着乗員である場合には、乗車した装着乗員数を装着乗員数として加える。
さらに、降車判定部51で取得した乗員の情報に基づき、降車した乗員が装着乗員であると判定された場合、装着乗員数から降車した装着乗員数を差し引く。このような処理を行うことにより、非予約制のバスにも適用することができる。
上述の各実施例では、シートベルト装着を促す報知を行なうか否かの判定を、予約情報に基づき取得した装着乗員人数と、シートベルトの装着座席数とに基づき行なった。
しかし、シートベルト装着を促す報知を行なうか否かの判定を、予約情報や乗車乗員情報に基づきシートベルトを装着できない非装着乗員の人数である非装着乗員数と、シートベルトが装着されていない座席数であるシートベルト非装着座席数とに基づき行なってもよい。具体的には、非装着乗員数とシートベルト非装着座席数とが一致する場合は装着乗員がシートベルトを装着していると判定し、シートベルト装着を促がす報知を行なわないようにする。また、非装着乗員数がシートベルト非装着座席数よりも多い場合、シートベルトを装着可能な乗員がシートベルトを装着していないと判定し、シートベルトの装着を促がす報知を行なうとよい。
また、上述の非装着座席数は、着座検出部52で乗員の着座が確認できた座席であることが好ましい。そうすれば、予約席に空席が有った場合にも、乗員が座っていない空席はシートベルト非装着座席数としてカウントされないので、報知をすることが不要な空席が有る場合に報知をすることを防止することができる。
さらに、第1実施例及び第2実施例における装着乗員人数と装着座席数とに基づく判定を第1の判定とし、上述の非装着乗員数と非装着座席数とに基づく判定を第2の判定としたとき、第1の判定と第2の判定の両方を行ってもよい。例えば、第1の判定と第2の判定が異なる判定結果になった場合は、サーバ装置3にエラーを送信してもよい。
このように、上述の各実施例は、少なくともサーバ装置3により記憶されている予約情報や、情報端末4、乗員情報取得部21から取得した乗車乗員情報や、降車判定部51から取得した乗員情報と、座席のシートベルトの装着状態とに基づき、シートベルトを装着可能な装着乗員がシートベルトを装着しているか否かを判定している。
上述の各実施例では、この判定結果に基づきシートベルトの装着を促がす報知を行っているが、この報知は行わずにシートベルトを装着可能な装着乗員がシートベルトを装着しているか否かを判定する判定部として利用してもよい。さらに、シートベルトを装着可能な装着乗員がシートベルトを装着しているか否かの判定結果を、例えば車両の発進条件を判定する際に用いてもよい。
上述の各実施例では、各種センサ情報に基づき制御部27が各種の判定や算出を行なう例について説明したが、これに限らず、通信部25から送信された各種センサの検出情報に基づき車外装置によって各種の判定や算出が行なわれ、その判定結果や算出結果を通信部25で受信して、その受信した判定結果や算出結果を用いて各種制御を行なってもよい。
上述の各実施例では、車両の場合を示したが、これに限定されない。例えば、船舶や航空機などのシートベルトを装着可能な移動体に適用してもよい。
上述の各実施例における車両用制御装置2は、車載装置に適用する場合を示したが、車両と通信可能であれば車両とは別体の外部装置(例えば、携帯電話などの移動端末やサーバ装置)側で上述の判定を行なうようにしてもよい。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 無人運行システム
2 車両用制御装置
5 車両用制御装置
10 無人運行システム
21 乗員情報取得部
22 シートベルト検出部
26 報知部
27 制御部
51 降車判定部

Claims (7)

  1. シートベルトを有する複数の座席と、
    前記シートベルトの装着状態を検出するシートベルト検出部と、
    各種情報を報知する報知部と、を有する車両の制御装置であって、
    前記車両に乗車する乗員のうちシートベルトを装着可能な乗員の人数である装着乗員数と前記シートベルトが装着されている前記座席の数であるシートベルト装着座席数とに基づき、シートベルト装着を促す報知を行なうか否かを判定する制御部を備える車両の制御装置。
  2. 前記装着乗員数は、前記乗員が前記車両に乗車する走行区間ごとに求められる請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記車両に乗車する乗員の保有する情報端末から前記車両に乗車する乗員の情報を取得し、前記乗員の情報に基づいて前記装着乗員数を求める請求項1に記載の車両の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記車両に設けられた入力装置に入力された情報を前記車両に乗車する乗員の情報として取得し、前記乗員の情報に基づいて前記装着乗員数を求める請求項1に記載の車両の制御装置。
  5. 前記制御部は、前記装着乗員数と、前記シートベルト装着座席数とが一致する場合は、シートベルト装着を促す報知を行なわない請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  6. 前記制御部は、前記装着乗員数よりも前記シートベルト装着座席数が少ない場合、シートベルト装着を促す報知を行なう請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  7. シートベルトを有する複数の座席と、
    前記シートベルトの装着状態を検出するシートベルト検出部と、を有する車両の制御装置であって、
    前記車両に乗車する乗員のシートベルト装着可否情報を含む乗員情報と、前記シートベルトの装着状態とに基づき、前記シートベルトを装着可能な装着乗員が前記シートベルトを装着しているか否かを判定する制御部を備える車両の制御装置。
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