JP2020116060A - 腰アシストベルト - Google Patents

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【課題】 伸縮力の増強された膝ベルトを有する腰アシストベルトを提供する。【解決手段】使用者の腰部に装着する腰ベルト(2)と、前記腰ベルト(2)と使用者の膝蓋骨直下の膝蓋腱領域まで伸びる膝ベルト(3)からなる腰アシストベルト(1)であって、前記腰ベルト(2)の上端部に前記膝ベルト(3)の上端部が連結されている。前記膝ベルト(3)の上端部は上端ベルト(31)であり、この上端ベルト(31)に前記膝ベルト(3)の長さ調節具(32)が取り付けられている。前記膝ベルト(3)は、途中で下方向に枝分かれして2本の第1分枝ベルト(33)となり、前記第1分枝ベルト(33)の各々はさらに途中で枝分かれして2本の第2分枝ベルト(34)となり、前記第2分枝ベルト(34)の端部同士は着脱自在に接合可能である。【選択図】 図3

Description

本発明は、重量物の運搬や中腰姿勢での作業のために腰や体に負担がかかる人たちが、負担を軽減させるために装着するのに適した腰アシストベルトに関する。
生産現場、物流、運送業、農業等で重量物を運搬したり、長時間中腰姿勢を取り続けたりする人たちの中には腰や体の負担のために、骨盤や脊椎骨に異常をきたして腰痛や椎間板ヘルニアに悩まされている人が多い。
その発症の予防や症状の緩和を目的として現在手軽に行われているのは、腰部や膝部にサポートベルトを装着することである。例えば、特開2003―153928、特開2011―277、特開2012−143372など多数の発明が知られている。
形状的に本願発明に最も近いと思われる特開2012−143372の腰部負担軽減装具1(従来技術に関する符号はこの公報記載の符号である)を例にとると、人体の腰部に装着する腰部ベルト10と、左右の膝部に装着し、膝蓋骨下部領域に当接する加圧部21を備えた一対の膝部ベルト20と、臀部から大腿部背面に沿うように前記腰部ベルトと各膝部ベルトの間を連結して、前記加圧部21により膝蓋腱を圧迫するように牽引する下部弾性ベルト25とを備えている。
特開2003―153928 特開2011―277 特開2012−143372
後述する本願発明において「膝ベルト」と呼ぶ部品は、上記特開2012−143372では、膝部ベルト20と下部弾性ベルト25と非弾性ベルト26を合わせたものに相当する。この従来技術のベルト25、26は、実質的に腰ベルト下端部と膝部の間で伸縮する。
ベルトの伸縮力は、強度が同じであれば、長さが長いほど伸びしろが大きくなり力が有効利用できる。本発明では、上記従来技術よりも膝ベルトの長さを長くすることにより、伸縮力を増強させた膝ベルトを有する腰アシストベルトを提供することを目的とする。
本発明は、使用者の腰部に装着する腰ベルト2と、前記腰ベルト2と使用者の膝蓋骨直下の膝蓋腱領域まで伸びる膝ベルト3からなる腰アシストベルト1であって、前記腰ベルト2の上端部に前記膝ベルト3の上端部が連結されることを特徴とする。
前記膝ベルト3の上端部には上端ベルト31があり、この上端ベルト31に前記膝ベルト3の長さ調節具32が取り付けられている。
前記膝ベルト3は、途中で下方向に枝分かれして2本の第1分枝ベルト33となり、前記第1分枝ベルト33の各々はさらに途中で枝分かれして2本の第2分枝ベルト34となり、前記第2分枝ベルト34の端部同士は着脱自在に接合可能である。
膝ベルトにおける最初の枝分かれは着用者の臀部領域下部付近であり、2度目の枝分かれは着用者の太腿下部領域付近であるように設定するが、着用者の体格・体型により多少の差異が発生するかもしれない。なお、膝ベルトの高さ方向位置は調節可能である。
好ましくは、前記第2分枝ベルト34の前記端部を相互に連結するために、別に伸縮可能なゴム紐37が取り付けられている。
また好ましくは、前記腰ベルト2と前記膝ベルト3が相互に連結可能な連結具を有し着脱自在である。
さらに好ましくは、前記腰ベルトの中央部に合成樹脂板24が設けられ、この合成樹脂板24の外側にネット25が設けられている。
本発明によれば、前記腰ベルト2の上端部に前記膝ベルト3の上端部が連結される。このようにすることにより、腰ベルト最下端に連結するときと比べて、膝ベルト3の長さを約15cm長く確保することができ、膝ベルト3の伸縮力を十分に利用することができる。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施例を説明する。
本発明の1実例に係る腰アシストベルトを着用している使用状態を示す斜視図である。 同腰アシストベルトの斜視図である。 同腰アシストベルト着用状態の背面図である。 同腰アシストベルトの腰ベルトと膝ベルトを分離した状態を示す背面図である。 同腰アシストベルトの完成状態の背面図である。 同腰アシストベルトの完成状態の正面図である。
添付の各図に示すように、本発明の1実施例に係る腰アシストベルト1は、腰ベルト2と膝ベルト3の2要素からなる。腰ベルト2と膝ベルト3は着脱自在であり、図4が2要素を分離した状態、残りの図は組み合わせた状態である。
腰ベルト2は着用者の腰部に巻いて固定する長さを有する平板であり、左右端部21,22において相互に接合するように、面ファスナー等の接合具211,221が設けられている。
腰ベルト2の中央部には、内側(人体側)に剛直な合成樹脂板24が設けられ、外側にネット25が設けられている。
樹脂板24は図2に示すように、中央部241が内側に盛り上がって背骨を背後から押圧可能である。さらにこの樹脂板24には複数の貫通孔242が設けられると共に、この貫通孔242周辺部には複数の隆起部243が形成されている。貫通孔242は空気の流通を可能にして蒸れを防ぐためであり、隆起部243は貫通孔242を設けることによる樹脂板24の弱体化を防ぐためである。
ネット25は目合いが約1mmであって、図4に示すように、樹脂板24の背後を全面的にカバーしている。このネット25は主として、貫通孔242と着衣が直接接触するのを避けるためである。
腰ベルト2の樹脂板24とネット25に膝ベルト3を取り付けるために腰ベルト2に連結具244が設けられている。連結具244の取付位置は図3〜5に示すように、樹脂板24の最上端であり、左右2個所に設けられている。図示の連結具244は筒状の布地である。
膝ベルト3は腰ベルト2最上端から使用者の膝蓋骨直下の膝蓋腱領域まで伸びるベルトである。このように、膝ベルト3を腰ベルト2の最上端に連結することにより、腰ベルト最下端に連結するときと比べて、膝ベルト3の長さを長く確保することができ、膝ベルト3の伸縮力を増強させることができる。
膝ベルト3の素材としては、伸縮性があって強靭なものであることが必須であり、例えば、「パワーネット」と呼ばれる、目合いが約0.5mm程度のきめの細かい合成樹脂製ネットを二重にして用いることができる。
膝ベルト3の上端は2本の上端ベルト31であり、この上端ベルト31の折返し部分には腰ベルト2の連結具244と係合可能な連結具32が2個所取り付けられている。連結具32は膝ベルト3の長さ調節具を兼ねており、着用者の体格や足の長さなどに応じて長さ調節が可能である。図示の連結具32は腰ベルトの筒状連結具244に挿入可能な爪321を有する。
膝ベルト3は図3に示すように、臀部下領域付近から枝分かれして2本の第1分枝ベルト33となり左右の脚部の背後に沿って伸びる。図4に示すように、2本の第1分枝ベルト33は太腿下部においてさらに枝分かれしてそれぞれ2本(合計4本)の第2分枝ベルト34となる。左右の各足2本の第2分枝ベルト34端部には面ファスナー等の接合具35,36が取り付けられると共に、2本の第2ベルト34端部を相互に接合するために伸縮可能なゴム紐37が取り付けられている。
膝ベルト3の左右の各足2本の第2ベルト34端部同士の接合具35,36を接合するとリングを形成し、使用者の膝蓋腱領域に固定される。このときゴム紐37も各足の膝蓋腱領域の背後に位置してリングを形成する。
これらの腰ベルト2と膝ベルト3からなる腰アシストベルト1を装着した状態を前から見れば図1のようであり、後ろから見ると図3のようである。すなわち、着用者の腰部に腰ベルト2がしっかり固定されて腰部が安定すると共に、腰部と膝蓋腱付近との間を膝ベルト3が緊張状態に繋ぐことになる。
この腰アシストベルトを装着して前かがみになったり荷物を持ち上げたりすると、膝ベルト3が腰部上部と膝部の間の緊張を保ちながら伸縮する。そのため、前かがみになったときに伸びた膝ベルト3が再び縮むときの復元力を荷物の持ち上げに利用できるので身体への負担が軽減される。
1 腰アシストベルト
2 腰ベルト
21,22 左右端部
211,221 接合具
24 合成樹脂板
241 中央部
242 貫通孔
243 隆起部
244 連結具
25 ネット
3 膝ベルト
31 ベルト
32 連結具
321 爪
33 第1分枝ベルト
34 第2分枝ベルト
35,36 接合具
37 ゴム紐

Claims (6)

  1. 使用者の腰部に装着する腰ベルト(2)と、前記腰ベルト(2)と使用者の膝蓋骨直下の膝蓋腱領域まで伸びる膝ベルト(3)からなる腰アシストベルト(1)であって、
    前記腰ベルト(2)の上端部に前記膝ベルト(3)の上端部が連結されることを特徴とする腰アシストベルト(1)。
  2. 前記膝ベルト(3)の上端部には上端ベルト(31)があり、この上端ベルト(31)に前記膝ベルト(3)の長さ調節具(32)が取り付けられている請求項1記載の腰アシストベルト(1)。
  3. 前記膝ベルト(3)は、
    途中で下方向に枝分かれして2本の第1分枝ベルト(33)となり、
    前記第1分枝ベルト(33)の各々はさらに途中で枝分かれして2本の第2分枝ベルト(34)となり、
    前記第2分枝ベルト(34)の端部同士は着脱自在に接合可能である、
    請求項1又は2記載の腰アシストベルト(1)。
  4. 前記第2分枝ベルト(34)の前記端部同士を連結するために、さらに伸縮可能なゴム紐(37)が付加されている請求項3記載の腰アシストベルト(1)。
  5. 前記腰ベルト(2)と前記膝ベルト(3)がそれぞれ相互に連結可能な連結具(244,32)を有し、着脱自在である請求項1〜3のいずれかに記載の腰アシストベルト(1)。
  6. 前記腰ベルト(2)の中央部に合成樹脂板(24)が設けられ、この合成樹脂板(24)の外側にネット(25)が設けられている請求項1〜4のいずれかに記載の腰アシストベルト(1)。

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