JP2020115512A - シールド部品及び電子機器 - Google Patents

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哲史 中田
Tetsushi Nakata
哲史 中田
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Abstract

【課題】シールド部品の板バネ部の変形を防止する。【解決手段】シールド部品40は、第2筐体20の内壁面に弾性接触する、平板状の板バネ部41と、板バネ部41を間に挟んで向かい合う第1曲げ部44及び第2曲げ部45とを備える。板バネ部41は、平板状であるため、また第2筐体20の内壁面に接触するため、電子機器1の外部に露出せず、電子機器1の外部にある部品等と接触しない。そのため、板バネ部41の変形が防止される。【選択図】図1

Description

この発明は、電磁ノイズのシールド部品、及びこのシールド部品を備えた電子機器に関するものである。
車両等に搭載される電子機器においては、電磁ノイズが原因で誤動作する可能性を抑止するために、EMC(Electromagnetic Compatibility)対策が要求されている。従来のシールド部品は、折れ曲がった形状の板バネ部を有しており、この板バネ部が板金等の筐体に弾性接触することにより電磁ノイズをシールドする構造であった(例えば、特許文献1参照)。
実開昭61−131884号公報
従来のシールド部品においては、折れ曲がった形状の板バネ部が筐体の外部に露出する形状であることにより、筐体の外部にある部品等との接触によって板バネ部が変形しやすいという課題があった。板バネ部が変形して筐体に接触しなくなると、シールド効果が低下してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、シールド部品の板バネ部の変形を防止することを目的とする。
この発明に係るシールド部品は、筐体の内壁面に弾性接触する、平板状の板バネ部と、板バネ部を間に挟んで向かい合う1組の曲げ部とを備えるものである。
この発明によれば、シールド部品の板バネ部の変形を防止することができる。
実施の形態1に係る電子機器の構成例を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る電子機器の構成例を示す外観斜視図である。 実施の形態1に係るシールド部品の外観斜視図である。 実施の形態1に係るシールド部品の外観斜視図である。 実施の形態1に係るシールド部品の板バネ部の構成例を示す平面図である。 実施の形態1に係る第2筐体とシールド部品とを、第2筐体の内壁面側から見た図である。 実施の形態1に係る第2筐体の第1凸部及び第2凸部の構成例を示す図である。 実施の形態1に係る第2筐体とシールド部品とが固定された状態を示す図である。 実施の形態1に係る第2筐体とシールド部品とを、図8のA−A線で切断した断面図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る電子機器1の構成例を示す分解斜視図であり、図2は、外観斜視図である。図示されるように、実施の形態1に係る電子機器1は、第1筐体10と第2筐体20とが組み合わされてなる筐体と、筐体内に収容される回路基板30と、同じく筐体内に収容されるシールド部品40とを備える。
第1筐体10は、例えば板金製の基板ホルダであり、第2筐体20は、例えばアルミダイカスト製のヒートシンクである。第1筐体10に保持される回路基板30には、レセプタクル31,32,33が実装されている。第2筐体20には、これらのレセプタクル31,32,33を外部に露出するための開口部21,22,23が設けられている。開口部21,22,23にそれぞれ露出したレセプタクル31,32,33には、不図示のコネクタがそれぞれ接続されることになる。この電子機器1において、回路基板30で生じた電磁ノイズが開口部21,22,23を通じて電子機器1の外部へ漏洩することを防止するために、シールド部品40が用いられる。
図3及び図4は、実施の形態1に係るシールド部品40の外観斜視図である。図5は、実施の形態1に係るシールド部品40の板バネ部41の構成例を示す平面図である。シールド部品40は、例えば、板金が金型によって打ち抜き及び曲げ加工されてなる。このシールド部品40は、第2筐体20の開口部21,22,23に向かい合う、U字形状のシールド部48を有する。シールド部48には、シールド部48の強度を高めるための細長い凹部が設けられていてもよい。このシールド部48の一端側には、シールド部品40を回路基板30に固定するための差し込み部47が複数設けられている。回路基板30における差し込み部47に対向する位置には、差し込み部47を差し込むための穴が設けられている。シールド部48の他端側には、この他端側が折り曲がった形状の第1曲げ部44が設けられており、第1曲げ部44から曲がった先の平面に板バネ部41が設けられている。さらに、板バネ部41の第1曲げ部44とは反対側に第2曲げ部45が設けられており、第2曲げ部45から曲がった先に曲げ面46が設けられている。この曲げ面46は、板バネ部41の平面に対して垂直な方向にのびている。
図5に示されるシールド部品40には、板バネ部41が3つ設けられているが、個数は任意である。1つの板バネ部41は、1つのU字形状のU字スリット42により区画されている。この板バネ部41は、U字スリット42のU字の開放側を固定端、U字の屈曲側を自由端とする、平板状の片持ちバネである。
1つの板バネ部41には、I字形状のI字スリット43が複数設けられていてもよい。I字スリット43の大きさ及び個数により、板バネ部41の弾性力が調整可能である。
なお、I字スリット43の幅が大きいと電磁ノイズのシールド効果が低下するため、I字スリット43の幅は小さいほうが好ましい。一方、I字スリット43の幅を小さくすると、このI字スリット43を打ち抜き加工するための金型が細くなり強度が低下する。そのため、I字スリット43の幅は、電磁ノイズのシールド効果と金型の強度との兼ね合いにより設定されることが好ましい。
図6は、実施の形態1に係る第2筐体20とシールド部品40とを、第2筐体20の内壁面側から見た図である。図7は、実施の形態1に係る第2筐体20の第1凸部24及び第2凸部25の構成例を示す図である。第2筐体20の内壁面には、第1凸部24が複数設けられている。これらの第1凸部24は、板バネ部41の自由端に対向する位置に設けられている。より詳細には、1つの第1凸部24は、板バネ部41における隣り合うI字スリット43間に対向する位置に設けられている。第1凸部24が、板バネ部41における隣り合うI字スリット43間に接触することにより、電磁ノイズのシールド効果が向上する。また、第1凸部24と板バネ部41との接触箇所が多いほど、電磁ノイズのシールド効果が向上する。
第2筐体20の内壁面には、第2凸部25が複数設けられている。これらの第2凸部25は、曲げ面46の先端部に対向する位置に設けられている。より詳細には、1つの第2凸部25は、曲げ面46の先端部における隣り合うU字スリット42間に対向する位置に設けられている。第2凸部25が、曲げ面46の先端部における隣り合うU字スリット42間に接触することにより、電磁ノイズのシールド効果が向上する。また、第2凸部25と曲げ面46との接触箇所が多いほど、電磁ノイズのシールド効果が向上する。
実施の形態1では、第2凸部25は、第1凸部24間の距離が相対的に長い場所に設けられている。図7に示されるように、I字スリット43が並んでいる部分に対応するように第1凸部24が並んでいる部分では、第1凸部24間の距離D1は短い。
シールド部品40におけるU字スリット42間の部分は、第1曲げ部44と第2曲げ部45とにより強度が高められているため、弾性変形しにくい。そのため、仮に、第2筐体20の内壁面におけるU字スリット42間の部分に対応する部分に第1凸部24と同じように凸部(図示せず)が設けられていたとしても、この凸部(図示せず)とシールド部品40におけるU字スリット42間の部分とは接触しにくい。したがって、実施の形態1では、第2筐体20の内壁面におけるU字スリット42間の部分に対応する部分に、凸部(図示せず)が設けられておらず、結果的に、第1凸部24間の距離D2が相対的に長くなっている場所が存在している。そこで、この距離D2を短くするために、第2凸部25が設けられている。
次に、電子機器1の組み立て手順を説明する。
まず、シールド部品40の差し込み部47が、回路基板30の一方の面側から穴に差し込まれる。そして、回路基板30の穴からもう一方の面側に突き出た部分の差し込み部47が折り曲げられることによって、シールド部品40が回路基板30に固定される。このとき、作業者は、シールド部品40の第1曲げ部44と第2曲げ部45とを持って、差し込み部47を回路基板30の穴に差し込み、差し込み部47の先端を折り曲げる。つまり、第1曲げ部44と第2曲げ部45とがハンドリング部として機能する。よって、作業者の板バネ部41への接触が防止され、組み立て時の板バネ部41の変形が防止される。続いて、ネジ等によって、回路基板30が第1筐体10に固定される。続いて、ネジ等によって、第2筐体20が第1筐体10に固定される。板バネ部41は、平板状であるため、また第2筐体20の内壁面に接触するため、電子機器1の外部に露出しない。よって、板バネ部41と電子機器1の外部にある部品等との接触が防止され、その結果、板バネ部41の変形が防止される。
図8は、実施の形態1に係る第2筐体20とシールド部品40とが固定された状態を示す図である。図9は、実施の形態1に係る第2筐体20とシールド部品40とを、図8のA−A線で切断した断面図である。第2筐体20が第1筐体10に固定された状態において、板バネ部41が第2筐体20の内壁面における第1凸部24に弾性接触する。また、曲げ面46の先端部が第2筐体20の内壁面における第2凸部25に接触する。
以上のように、実施の形態1に係る電子機器1は、第2筐体20と、シールド部品40とを有する。シールド部品40は、第2筐体20の内壁面に弾性接触する、平板状の板バネ部41と、板バネ部41を間に挟んで向かい合う第1曲げ部44及び第2曲げ部45とを備える。シールド部品40の板バネ部41が第2筐体20に接触することにより、電磁ノイズのシールド効果が確保される。
また、板バネ部41は、平板状であるため、また第2筐体20の内壁面に接触するため、電子機器1の外部に露出せず、電子機器1の外部にある部品等と接触しない。そのため、板バネ部41の変形が防止される。さらに、シールド部品40の回路基板30への固定時、第1曲げ部44及び第2曲げ部45がハンドリング部となるため、板バネ部41の変形が防止される。これらの構成により、シールド効果の低下が防止される。
また、実施の形態1において、第2筐体20の内壁面には、シールド部品40の板バネ部41に接触する第1凸部24が設けられている。この構成により、第2筐体20の第1凸部24が板バネ部41を弾性変形させた状態で板バネ部41が第1凸部24に弾性接触するので、シールド効果が向上する。また、振動及び衝撃等を受けても、板バネ部41と第1凸部24との接触が維持され、シールド効果の低下が防止される。
また、実施の形態1において、第2筐体20の内壁面には、シールド部品40における第2曲げ部45から曲がった先の曲げ面46に接触する第2凸部25が設けられている。この構成により、シールド部品40と第2筐体20との接触箇所が増え、シールド効果が向上する。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、又は実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 電子機器、10 第1筐体、20 第2筐体、21,22,23 開口部、24 第1凸部、25 第2凸部、30 回路基板、31,32,33 レセプタクル、40 シールド部品、41 板バネ部、42 U字スリット、43 I字スリット、44 第1曲げ部、45 第2曲げ部、46 曲げ面、47 差し込み部、48 シールド部、D1,D2 第1凸部間の距離。

Claims (4)

  1. 筐体の内壁面に弾性接触する、平板状の板バネ部と、
    前記板バネ部を間に挟んで向かい合う1組の曲げ部とを備えるシールド部品。
  2. 筐体と、
    前記筐体の内壁面に弾性接触する、平板状の板バネ部、及び、前記板バネ部を間に挟んで向かい合う1組の曲げ部を備えるシールド部品とを有する電子機器。
  3. 前記筐体の内壁面には、前記シールド部品の前記板バネ部に接触する第1凸部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 前記筐体の内壁面には、前記シールド部品における前記1組の曲げ部のうちの一方の曲げ部から曲がった先の曲げ面に接触する第2凸部が設けられていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の電子機器。
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