JP2020114780A - 給送装置、画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態の画像形成システム1の概略構成図である。
図1に示すように、画像形成システム1は、シートに画像を形成する画像形成手段としての画像形成装置100と、画像形成装置にシートを給送する給送装置200とを備えている。給送装置200は、画像形成装置100本体の側面に設けられている。
給送装置200は、上下2段の給送トレイ10を備える。各給送トレイ10は、シートPの束を積載するシート積載部であるシート積載台11を備えている。本実施形態においては、各給送トレイ10は、最大2500枚程度のシートを収納可能となっている。
給送ユニット20の吸着ベルト21は、2本の張架ローラ22a,22bにより張架されており、ベルトの表面側から裏面側まで貫通する吸引孔が周方向の全域に設けられている。また、吸着ベルト21の内部には、吸引装置23が設けられている。吸引装置23は、空気の流路であるエアダクト通じて空気を吸引する吸引ファンに接続されており、吸引装置23により下方に負圧を発生させることで、吸着ベルト21の下面にシートPを吸着させるように作用する。
フロント送風装置12は、シート束Pの上部の先端(給送方向下流側端部)に対して空気を送風するものである。このフロント送風装置12には、シート束Pを浮上させる方向に空気を案内する浮上ノズル15a、最上位の浮上シートと2番目の浮上シートとの間に空気を案内し分離する分離ノズル16a、シート束Pの上部における先端の近傍の空気を下方に吸引する下方吸引ノズル15bが配置されている。
画像形成装置100本体の上位コントローラからの給送開始の命令が来ると、昇降装置19を駆動して、シート積載台11を上昇させる。そして、シート検知センサ31がシート束の上面を検知したら、昇降装置19の駆動を停止する。次に、吸着ベルト21を停止した状態で送風装置17の送風を開始し、吹き付け制御を開始する。また、吸引装置23の吸引を開始し、吸引制御を開始する。送風装置17の送風を開始することで、浮上ノズル15a、分離ノズル16a、サイドノズル13aからシート束上部の前端部に浮上エア、分離エア、サイドエアが吹き付けられる。
給送するシートとして、開口部にジッパーを有する袋部材など、シート搬送方向の厚みの偏差が大きいシートに画像を形成する場合は、一般的に、搬送性を考慮して厚みの薄い側を搬送方向先端にして給送トレイ10にセットする。これは、厚みの厚い側を搬送方向先端にすると、シートの先端が搬送ローラに突き当たるなどして、搬送ローラ対のニップにスムーズに搬送されず、ジャムが発生するおそれが高まるからである。
上述したように、搬送性により厚みの厚い側を搬送方向後側にするため、図6に示すように、シート束の扇状に広がった側をシート搬送方向後端側にして給送トレイ10にセットされる。次に、エンドフェンス25をシート搬送方向へ動かして、シート束を規制しても、シート束の上側においては、エンドフェンス25との間に隙間aができてしまい、シート束の上側は、エンドフェンス25により位置が規制されなくなる。このように隙間aが生じていると、浮上した最上位シートが、隙間a分後退し、最上位シートと2番目のシートの先端部とが吸着ベルト21と対向し、2番目のシートの先端が、最上位シートとともに吸着ベルト21に吸着する。その結果、2枚のシートが搬送され、重送が発生するという問題がある。
図7、図8に示すように、本実施形態のエンドフェンス25は、給送トレイ10の底部にシート搬送方向に移動可能に支持された支柱部25aを備えている。この支柱部25aのシート束と対向する対向面には、シート束の下側の後端に突き当たり、シート束下側の後端の位置規制する下部規制部材35と、シート束の上側の後端に突き当たり、シート束上側の後端の位置規制する上部規制部材34とを有している。
リンク機構48を構成する第一回動部材45の一端は、フロントフェンス27と対向する対向面41bに回転自在に支持されている。また、第一回動部材45の他端には、可動突起部45aが設けられている。また、可動突起部45aに隣接するように、第二回動部材46の連結部46bが貫通する貫通穴部45cが設けられている。
図11に示すように、給送トレイ10のシート束の先端が突き当たり、シート束の先端の位置を規制するフロントフェンス27のシート積載台11の昇降をガイドするガイド溝27aの上部に、突起部51が形成されたストッパ部材50がネジ止めされている。
シート積載台11に取り付けられた載置ユニット40が、シート積載台11とともに上昇していくと、可動突起部45aが突起部51に突き当たる。この状態からさらに上昇すると、突起部51により可動突起部45aの上昇が規制される。すると、第一回動部材45が、可動台42及び載置ユニット40に載置されたシート束の重量に抗して図14に示すように、矢印X方向に回動し、可動突起部45aが載置ユニット40に対して相対的に下方へ移動する。第一回動部材45が図中X方向へ回動することで、第二回動部材46の連結部46bが押し下げられる。その結果、第二回動部材46が、図13,図14に示すように、図中矢印Y方向に回動し、当接部46cが可動台42を持ち上げる。これにより、可動台42が図中矢印Z方向に回動し、傾斜が緩くなる。そして、図12に示すように、固定台41が給送位置に到達すると、可動台42が水平な姿勢となる。
図16に示すように載置ユニット40のシート搬送方向上流側には、載置ユニット40をシート積載台11に固定するための固定部49を有している。この固定部49には、シート搬送方向に延びる長穴49aが形成されている。
ユニット固定板47のシート搬送方向下流側端部には、鉤状の固定爪部47aと、位置決め凸部47bとが設けられている。
まず、図17(a)に示すように、ユニット固定板47の固定爪部47aを、シート積載台11の下側から載置ユニット40の長穴49aに挿入する。シート積載台11には、図17(a)に示すように、第一穴部11a、第二穴部11bが形成されており、ユニット固定板47の固定爪部47aは、第一穴部11aを通して、長穴49aに挿入する。
これにより、シート束の後側が扇状に広がることで後端のシート搬送方向の位置が、上下方向でばらついても、ベルト規制部33の弾性変形部材としてのベルト部材33cが、シート束の後側の扇状に広がり倣って弾性変形し、シート束の後端にエンドフェンス25を隙間なく当接させることができる。
図21に示すように、上部規制部材34に案内傾斜面34aを有することで、ベルト部材33cから上部規制部材34へスムーズなシートの受け渡しが行なわれ、ベルト部材33cから上部規制部材34への受け渡しの際に、シートの後端が、上部規制部材34に引っ掛るなどして、シートの後端が下側へ折り曲がるなどの不具合が発生するのを抑制することができる。
(態様1)
シートなどの被搬送体の束を積載する給送トレイ10などの積載部と、積載部に積載した被搬送体の束のうち最上位の被搬送体を搬送する給送ユニット20などの搬送手段と、被搬送体の搬送方向に移動可能で、被搬送体の束の搬送方向後端に突き当てて、被搬送体の束を搬送方向に位置決めするエンドフェンス25とを備えた給送装置において、エンドフェンス25の少なくとも上部を除く所定の部分に、ベルト部材33cなどの弾性変形部材を配置した。
搬送方向に厚み偏差の大きいな被搬送体を束にしたとき、厚みの厚い側が扇状に広がる。このように、扇状に広がった方を搬送方向後端側にして被搬送体を積載部にセットすると、被搬送体束の上側の後端が、他の箇所の後端よりも搬送方向下流側に位置する。そのため、ユーザーがエンドフェンスを移動させて、被搬送体の束の搬送方向後端に突き当てても、被搬送体の束の上側とエンドフェンスとの間には、隙間が生じてしまう。これにより、給送時において、被搬送体の束上側の被搬送体が後退し、給送不良や給送遅れなどが発生するおそれがあり、良好な給送が行なえないおそれがあった。
そこで、態様1では、少なくともエンドフェンスの上部を除く所定の部分に弾性変形部材を設けた。これにより、エンドフェンスを移動させて、積載部にセットされた搬送方向後端側が扇状に広がった被搬送体の束の後端に弾性変形部材が当接すると、弾性変形部材が扇状の広がりに倣うように弾性変形し、エンドフェンスをさらに、被搬送体側へ移動させることができる。その結果、エンドフェンスの上部を、被搬送体束上側の被搬送体、特に最上部にセットされた被搬送体の後端に突き当てることができる。よって、被搬送体束上側の被搬送体の後端位置をエンドフェンスにより良好に規制することができ、給送時において、被搬送体束上側の被搬送体が、後退するのを抑制することができる。その結果、給送不良や給送遅れなどが発生するのを抑制することができ、良好な給送を行なうことができる。
請求項1において、前記所定の部分は、前記エンドフェンスの上下方向中央部分である。
これによれば、所定の部分をエンドフェンスの上下方向中央部分とすることで、用紙束をより安定して積載することができる。
態様2において、給送トレイ10などの積載部は、積載された被搬送体を昇降させるシート積載台11などの昇降部材を備え、ベルト部材33cなどの弾性変形部材の少なくとも被搬送体と対向する対向部が、上下方向に移動可能に構成した。
これによれば、実施形態で説明したように、ベルト部材33cなどの弾性変形部材を、被搬送体の束とともに上下方向に移動させることができ、被搬送体の束の搬送方向後端が、弾性変形部材と摺動しながら昇降するものに比べて、被搬送体の束をスムーズに昇降させることができる。
態様3において、ベルト部材33cなどの弾性変形部材の表面が、凹凸形状である。
これによれば、ベルト部材33cなどの弾性変形部材と被搬送体の束の後端の摩擦力を高めることができ、確実に弾性変形部材を、被搬送体の昇降とともに上下に移動させることができる。
態様3または4において、弾性変形部材が、表面無端移動可能にエンドフェンスに支持されたベルト部材33cである。
これによれば、簡単な構成で、弾性変形部材の少なくとも被搬送体と対向する対向部を上下方向に移動可能にできる。
態様5において、ベルト部材の張力を調整可能な調整機構を設けた。
これによれば、実施形態で説明したように、被搬送体のコシにあわせた最適な張力に調整でき、ベルト部材をシート束の後端に突き当てて、ベルト部材を弾性変形させたときに、張力でシートが湾曲するなどの不具合を抑制することができる。
態様1乃至6いずれか一項において、被搬送体幅方向において、エンドフェンス25の両側にベルト部材33cなどの弾性変形部材を配置した。
これによれば、一対のベルト部材33cなどの弾性変形部材でシート束の後端を規制することができ、安定した後端の位置規制を行うことができる。
態様7において、エンドフェンス25の両側に配置した弾性変形部材の弾性力が同一である。
これによれば、実施形態で説明したように、被搬送体の束の幅方向一方側と他方側に加わる弾性変形部材から加わる弾性力を同一にでき、被搬送体の曲がりなどを抑制することができる。
態様1乃至8いずれかにおいて、弾性変形部材は、エンドフェンス25と一体で搬送方向に移動する。
これによれば、エンドフェンス25をシート束の後端に突き当てるときに、弾性変形部材をート束の後端に突き当てることができる。
態様1乃至9いずれかにおいて、エンドフェンス25の上部に、弾性変形部材よりも積載部に積載された被搬送体側に突出し、被搬送体の束上部の被搬送体の搬送方向後端の位置を規制する上部規制部材34を設けた。
これによれば、実施形態で説明したように、弾性変形部材でシート束などの被搬送体束の上部後端を規制するものに比べて、確実に後端の位置を規制することができ、シート束上部の被搬送体が後退してしまうのを確実に防止することができる。
態様10において、上部規制部材34の下部に下方へ向かうに従い積載部に積載された被搬送体から離れるように傾斜した案内傾斜面34aなどの傾斜部を備える。
これによれば、実施形態で説明したように、シート束を上昇させたときにシート束の後端のベルト部材33cなどの弾性変形部材から上部規制部材への接触の移行をスムーズに行なうことができる。
態様1乃至11いずれかにおいて、エンドフェンス25の下部に、ベルト部材33cなどの弾性変形部材よりも被搬送体側に突出し、被搬送体の束下部の被搬送体の搬送方向後端の位置を規制する下部規制部材を設けた。
これによれば、実施形態で説明したように、ベルト部材33cなどの弾性変形部材にシート束の下部の後端の位置を規制する場合に比べて、確実にシート束の下部の後端の位置を規制することができる。
態様12において、下部規制部材35の上部に上方へ向かうに従い積載部に積載されたシートなどの被搬送体から離れるように傾斜した案内傾斜面35aなどの傾斜部を備える。
これによれば、実施形態で説明しように、シート束を上昇させたときにシート束の後端の下部規制部材35からベルト部材33cなどの弾性変形部材への接触の移行をスムーズに行なうことができる。
態様1乃至13いずれかにおいて、給送トレイ10などの積載部は、被搬送体の束を昇降させるシート積載台11などの昇降部材に設けられ、固定台41と、固定台41よりも搬送方向上流側に配置され回動可能な可動台42とを有し、被搬送体の束が載置される載置ユニットを備え、
前記可動台42は、昇降部材の上昇に伴い回動する。
これによれば、実施形態で説明したように、被搬送体の搬送方向に偏差があるシートからなる被搬送体の束を構成する被搬送体の枚数が多く、被搬送体の束の後側の扇状の広がりが大きいときは、可動台42が傾斜して、その広がりを逃がすことで、被搬送体の束の上部の扇状の広がりを抑制することができる。これにより、被搬送体の搬送性の低下を抑制することができる。
そして、被搬送体束を構成する枚数が減るのに伴って昇降部材を上昇すると、可動台42が回動し可動台42の傾斜を緩めることができる。これにより、被搬送体束を構成する枚数の減少に伴う被搬送体束の搬送方向後側の扇状の広がりの減少に合わせて、可動台の傾斜を緩やかにでき、被搬送束の最上位の被搬送体の後側が下がるのを抑制することができる。よって、最上位の搬送部材が規定の位置から後退してしまうのを抑制することができ、良好な搬送性を維持することができる。
態様14において、可動台42の搬送方向上流側端部が、シート積載台11などの昇降部材の昇降に伴い上昇するように可動台42が回動する。
これによれば、実施形態で説明したように、被搬送体束を構成する枚数の減少に伴う被搬送体束の搬送方向後側の扇状の広がりの減少に合わせて、可動台の傾斜を緩やかにでき、被搬送束の最上位の被搬送体の後側が下がるのを抑制することができる。
態様14または15において、載置ユニット40は、搬送方向に厚みの偏差がある被搬送体を給送する際に、シート載置台などの昇降部材に取り付けられる拡張ユニットである。
これによれば、搬送方向に厚みの偏差のない被搬送体を給送するときは、載置ユニット40をシート積載台11などの昇降部材から取りはすずことで、搬送方向に厚みの偏差のない被搬送体を良好に給送でき、搬送方向に厚みの偏差がある被搬送体を給送する際は、シート載置台などの昇降部材に載置ユニット40を取り付けることで、搬送方向に厚みの偏差がある被搬送体を良好に給送することができる。
態様14乃至16いずれかにおいて、載置ユニット40は、可動台42を回動させるリンク機構48を備える。
これによれば、リンク機構により可動台42を回動させる力を可動台42に伝達することができ、可動台42を回動させることができる。
態様17において、リンク機構48を構成する複数のリンク(本実施形態では第一回動部材45と第二回動部材46)の回動範囲が、90°未満である。
これによれば、実施形態で説明したように、載置ユニット40の小型化を図ることができる。
シートなどの被搬送体に画像を形成する画像形成手段と、画像形成手段へ向けて被搬送体を給送する給送手段とを備えた画像形成装置において、給送手段として、態様1乃至18いずれか一項に記載の給送装置を用いた。
これによれば、搬送方向の厚み偏差がある被搬送体からなる被搬送体束をセットしても、良好給送を行なうことができる。
少なくとも被搬送体に画像を形成する画像形成手段を備えた画像形成装置と、画像形成装置へ向けて被搬送体を給送する給送装置とを備えた画像形成システムにおいて、上記給送装置として、態様1乃至18の給送装置を用いた。
これによれば、搬送方向の厚み偏差がある被搬送体からなる被搬送体束をセットしても、良好給送を行なうことができる。
10 :給送トレイ(積載部)
11 :シート積載台(昇降部材)
11a :第一穴部
11b :第二穴部
12 :フロント送風装置
13 :サイドフェンス
13a :サイドノズル
14 :サイド送風装置
14a :サイドブロワ
15a :浮上ノズル
15b :下方吸引ノズル
16a :分離ノズル
17 :送風装置
19 :昇降装置
20 :給送ユニット(搬送手段)
21 :吸着ベルト
23 :吸引装置
25 :エンドフェンス
25a :支柱部
27 :フロントフェンス
27a :ガイド溝
31 :シート検知センサ
32 :エンドセンサ
33 :ベルト規制部
33a :下部張架ローラ
33b :上側張架ローラ
33c :ベルト部材(弾性変形部材)
34 :上部規制部材
34a :案内傾斜面(傾斜部)
34b :突き当て面
35 :下部規制部材
35a :案内傾斜面(傾斜部)
35b :突き当て面
40 :載置ユニット
41 :固定台
41a :規制穴
41b :対向面
41c :台支持部
42 :可動台
45 :第一回動部材
45a :可動突起部
45b :規制突起部
45c :貫通穴部
46 :第二回動部材
46b :連結部
46c :当接部
47 :ユニット固定板
47a :固定爪部
47b :位置決め凸部
47c :ネジ穴
48 :リンク機構
49 :固定部
49a :長穴
49b :ネジ
50 :ストッパ部材
51 :突起部
Claims (20)
- 被搬送体の束を積載する積載部と、
該積載部に積載した被搬送体の束のうち最上位の被搬送体を搬送する搬送手段と、
被搬送体の搬送方向に移動可能で、被搬送体の束の搬送方向の後端に突き当てて、被搬送体の束の前記後端の位置を規制するエンドフェンスと、を備えた給送装置において、
前記エンドフェンスの少なくとも上部を除く所定の部分に、弾性変形部材を配置したことを特徴とする給送装置。 - 請求項1に記載の給送装置において、
前記所定の部分は、前記エンドフェンスの上下方向中央部分であることを特徴とする給送装置。 - 請求項1または2に記載の給送装置において、
前記積載部は、積載された被搬送体を昇降させる昇降部材を備え、
前記弾性変形部材の少なくとも被搬送体と対向する対向部が、上下方向に移動可能に構成したことを特徴とする給送装置。 - 請求項3に記載の給送装置において、
前記弾性変形部材の表面が、凹凸形状であることを特徴とする給送装置。 - 請求項3または4に記載の給送装置において、
前記弾性変形部材が、表面無端移動可能に前記エンドフェンスに支持されたベルト部材であることを特徴とする給送装置。 - 請求項5に記載の給送装置において、
前記ベルト部材の張力を調整可能な調整機構を設けたことを特徴とする給送装置。 - 請求項1乃至6いずれか一項に記載の給送装置において、
被搬送体幅方向において、前記エンドフェンスの両側に前記弾性変形部材を配置したことを特徴とする給送装置。 - 請求項7に記載の給送装置において、
前記エンドフェンスの両側に配置した弾性変形部材の弾性力が同一であることを特徴とする給送装置。 - 請求項1乃至8いずれか一項に記載の給送装置において、
前記弾性変形部材は、前記エンドフェンスと一体で搬送方向に移動することを特徴とする給送装置。 - 請求項1乃至9いずれか一項に記載の給送装置において、
前記エンドフェンスの上部に、前記弾性変形部材よりも前記積載部に積載された被搬送体側に突出し、被搬送体の束上部の被搬送体の搬送方向後端の位置を規制する上部規制部材を設けたことを特徴とする給送装置。 - 請求項10に記載の給送装置において、
前記上部規制部材の下部に下方へ向かうに従い前記積載部に積載された被搬送体から離れるように傾斜した傾斜部を備えることを特徴とする給送装置。 - 請求項1乃至11いずれか一項に記載の給送装置において、
前記エンドフェンスの下部に、前記弾性変形部材よりも被搬送体側に突出し、被搬送体の束下部の被搬送体の搬送方向後端の位置を規制する下部規制部材を設けたことを特徴とする給送装置。 - 請求項12に記載の給送装置において、
前記下部規制部材の上部に上方へ向かうに従い前記積載部に積載された被搬送体から離れるように傾斜した傾斜部を備えることを特徴とする給送装置。 - 請求項1乃至13いずれか一項に記載の給送装置において、
前記積載部は、前記被搬送体の束を昇降させる昇降部材に設けられ、固定台と、前記固定台よりも搬送方向上流側に配置され回動可能な可動台とを有し、被搬送体の束が載置される載置ユニットを備え、
前記可動台は、前記昇降部材の上昇に伴い回動することを特徴とする給送装置。 - 請求項14に記載の給送装置において、
前記可動台の搬送方向上流側端部が、前記昇降部材の昇降に伴い上昇するように前記可動台が回動することを特徴とする給送装置。 - 請求項14または15に記載の給送装置において、
前記載置ユニットは、搬送方向に厚みの偏差がある被搬送体を給送する際に、前記昇降部材に取り付けられる拡張ユニットであることを特徴とする給送装置。 - 請求項14乃至16いずれか一項に記載の給送装置において、
前記載置ユニットは、前記可動台を回動させるリンク機構を備えることを特徴とする給送装置。 - 請求項17に記載の給送装置において、
前記リンク機構を構成する複数のリンクの回動範囲が、90°未満であることを特徴とする給送装置。 - 被搬送体に画像を形成する画像形成手段と、
画像形成手段へ向けて被搬送体を給送する給送手段とを備えた画像形成装置において、
前記給送手段として、請求項1乃至18いずれか一項に記載の給送装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 少なくとも被搬送体に画像を形成する画像形成手段を備えた画像形成装置と、
画像形成装置へ向けて被搬送体を給送する給送装置とを備えた画像形成システムにおいて、
上記給送装置として、請求項1乃至18いずれか一項に記載の給送装置を用いたことを特徴とする画像形成システム。
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