JP2020113801A - 部品供給フィーダ - Google Patents

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和也 松山
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元則 木村
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Abstract

【課題】部品供給フィーダが備える表示器が、外部機器からも部品供給フィーダからも電源が供給されていない場合に、部品供給フィーダの状態を表示する。【解決手段】部品供給フィーダ30は、表示器42と、部品供給フィーダ30の状態を検知するセンサ44と、表示器42及びセンサ44に接続されると共に、外部機器に接続可能とされており、表示器44を制御する制御部46と、を備えている。制御部46は、部品供給フィーダ30及び表示器42に外部から電源が供給されている場合に、センサ44と外部機器との少なくとも1つから部品供給フィーダ30に関する情報を取得し、その取得した情報を表示器42に表示さる。表示器42は、部品供給フィーダ30に外部から電源が供給されていない場合であって、表示器42に電源が供給されていないときに、表示器42に表示されている情報を保持して表示する。【選択図】図5

Description

本明細書に開示する技術は、回路基板に電子部品を装着する電子部品装着装置に着脱可能に設置され、電子部品を供給する部品供給フィーダに関する。詳細には、部品供給フィーダが備える表示器についての技術に関する。
電子部品装着装置に電子部品を供給するために、部品供給フィーダが用いられることがある。部品供給フィーダは、電子部品装着装置に複数設置され、部品供給フィーダ毎に特定の種類の電子部品を供給する。このような部品供給フィーダは、部品供給フィーダの状態を表示する表示器が備えられている。例えば、特許文献1の部品供給フィーダには、部品供給フィーダの設置位置に関する情報や、部品供給フィーダから供給される電子部品に関する情報等を表示する表示器が装備されている。表示器を駆動するための電源は、外部機器と接続した際に外部から供給されるほか、部品供給フィーダに備えられた電池から供給されるようになっている。
特開2004−47572号公報
特許文献1の技術では、部品供給フィーダに表示器を駆動するための電池等が装備されていない場合には、外部から電源が供給されている状態でのみ表示器に情報を表示することができる。このため、部品供給フィーダに外部から電源が供給されていない状態(例えば、外部機器自体に電源が供給されていない状態、外部機器との接続を解除した状態等)では、表示器に情報を表示できないという問題がある。また、部品供給フィーダに表示器を駆動するための電池が装備されている場合であっても、放電等によって電池が使用できない状態(いわゆる電池切れの状態)となると、表示器に情報を表示できないという同様の問題が生じる。
本明細書は、部品供給フィーダに外部電源が接続されているか否か、また、部品供給フィーダに電池等の電源が装備されているか否かに関わらず、部品供給フィーダの表示器に情報を表示することができる部品供給フィーダを開示する。
本明細書に開示する第1の部品供給フィーダは、回路基板に電子部品を装着する電子部品装着装置に着脱可能に設置され、電子部品を供給する。部品供給フィーダは、表示器と、部品供給フィーダの状態を検知するセンサと、表示器及びセンサに接続されると共に、外部機器に接続可能とされており、表示器を制御する制御部とを備えている。制御部は、部品供給フィーダ及び表示器に外部から電源が供給されている場合に、センサと外部機器との少なくとも1つから部品供給フィーダに関する情報を取得し、その取得した情報を表示器に表示させる。表示器は、部品供給フィーダに外部から電源が供給されていない場合であって、表示器に電源が供給されていないときに、表示器に表示されている情報を保持して表示することを特徴とする。
上記の部品供給フィーダでは、部品供給フィーダに外部から電源が供給されていない場合であって、表示器に電源が供給されていないときは、表示器に表示されている情報を保持して表示することができる。このため、部品供給フィーダに外部電源が接続されていない状態で、かつ、部品供給フィーダに電池等の電源が装備されていなくても、表示器に情報を表示することができる。
また、本明細書が開示する第2の部品供給フィーダは、回路基板に電子部品を装着する電子部品装着装置に着脱可能に設置され、電子部品を供給する。部品供給フィーダは、表示器と、表示器に接続され、表示器を制御する制御部とを備えている。表示器は、部品供給フィーダ及び表示器に外部から電源が供給されている場合に、制御部によって部品供給フィーダに関する情報を表示する一方で、部品供給フィーダに外部から電源が供給されていない場合であって、表示器に電源が供給されていないときに、表示器に表示されている情報を保持して表示するように構成されている。表示器に表示される情報には、部品供給フィーダの状態が正常であるという情報又は部品供給フィーダの状態が正常ではないという情報が含まれている。
この部品供給フィーダでも、部品供給フィーダ及び表示器に外部から電源が供給されていないときにおいても、表示器に表示されている情報を保持して表示することができる。このため、第1の部品供給フィーダと同様の作用効果を奏することができる。また、表示器に表示される情報には、部品供給フィーダの状態が正常であるか否かの情報が含まれる。このため、ユーザは部品供給フィーダの正常又は異常を即座に判断することができる。
また、本明細書が開示する第3の部品供給フィーダは、回路基板に電子部品を装着する電子部品装着装置に着脱可能に設置され、電子部品を供給する。部品供給フィーダは、表示器と、表示器に接続され、表示器を制御する制御部とを備えている。制御部は、部品供給フィーダが外部機器に接続され、かつ、部品供給フィーダ及び表示器に外部から電源が供給された場合に、外部機器と通信可能に接続されると共に、外部機器から送信される部品供給フィーダに関する情報を表示器に表示させる。表示器は、部品供給フィーダに外部から電源が供給されていない場合であって、表示器に電源が供給されていないときに、表示器に表示されている情報を保持して表示する。
この部品供給フィーダでも、部品供給フィーダ及び表示器に外部から電源が供給されてないときにおいても、表示器に表示されている情報を保持して表示することができる。このため、第1の部品供給フィーダと同様の作用効果を奏することができる。また、表示器には、外部機器から送信される部品供給フィーダに関する情報が表示される。このため、外部機器を利用して所望の情報を表示器に表示させることができ、部品供給フィーダの利便性を向上することができる。
実施例の部品供給フィーダが設置された電子部品装着装置を備えた電子部品装着ラインの概略構成を示す図。 実施例の部品供給フィーダが設置された電子部品装着装置の概略構成を示す図。 図2のIII−III線における断面図。 実施例の部品供給フィーダの概略構成を示す図であり、(a)はその側面図であり、(b)はその上面図である。 実施例の部品供給フィーダの制御系の構成を示すブロック図。 実施例の部品供給フィーダの制御部が外部機器に接続されたときに実行する処理を示すフローチャート。 実施例の部品供給フィーダの制御部が電子部品装着装置に設置されているときに実行する処理を示すフローチャート。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。
(特徴1)本明細書に開示する部品供給フィーダでは、表示器は、部品供給フィーダの状態が正常ではないという情報を表示する場合に、エラーコードを表示してもよい。このような構成によると、部品供給フィーダ及び表示器に電源が供給されていない場合でも、部品供給フィーダに発生しているエラーの種類を容易に把握することができる。
(特徴2)本明細書に開示する部品供給フィーダでは、表示器に表示されている情報には、部品供給フィーダの種類に関する情報が含まれていてもよい。このような構成によると、部品供給フィーダ及び表示器に電源が供給されていない場合でも、当該部品供給フィーダの種類を容易に把握することができる。
(特徴3)本明細書に開示する部品供給フィーダでは、部品供給フィーダの種類に関する情報には、部品供給フィーダを制御するためのソフトウェアのバージョン情報と、部品供給フィーダのシリアル番号の少なくとも一方が含まれていてもよい。このような構成によると、部品供給フィーダ及び表示器に電源が供給されていない場合でも、当該部品供給フィーダの保守点検に必要な情報等を容易に把握することができる。
(特徴4)本明細書に開示する部品供給フィーダでは、表示器に表示される情報には、部品供給フィーダから供給される電子部品の種類に関する情報が含まれていてもよい。このような構成によると、部品供給フィーダ及び表示器に電源が供給されていない場合でも、当該部品供給フィーダから電子部品装着装置に供給される電子部品の種類を容易に把握することができる。
(特徴5)本明細書に開示する部品供給フィーダは、複数の電子部品装着装置に設置可能となっていてもよい。電子部品装着装置は、複数のスロットを備えており、複数のスロットのそれぞれには部品供給フィーダが設置可能となっていてもよい。表示器に表示される情報には、部品供給フィーダが設置される電子部品装着装置及びそのスロット位置を特定するための情報が含まれていてもよい。このような構成によると、部品供給フィーダ及び表示器に電源が供給されていない場合でも、当該部品供給フィーダが設置されるべき電子部品装着装置及びそのスロット位置を把握することができる。このため、作業者は指定された部品装着装置の指定されたスロットに部品供給フィーダを設置することを容易に行うことができる。
(特徴6)本明細書に開示する部品供給フィーダでは、表示器に表示される情報には、部品供給フィーダが電子部品装着装置に設置されて使用された過去の使用時のうち直近の使用時における、電子部品装着装置の部品吸着ノズルによる部品供給フィーダから供給される電子部品の部品吸着率が含まれていてもよい。このような構成によると、部品供給フィーダを電子部品装着装置に設置する前に、当該部品供給フィーダの使用実績(直近の部品吸着率)を把握することができる。
以下、実施例の部品供給フィーダ30について説明する。部品供給フィーダ30は、電子部品装着ライン100に用いられる。図1に示すように、電子部品装着ライン100は、複数の電子部品装着装置10と、複数の電子部品装着装置10と通信可能に接続される制御装置8を備えている。制御装置8は、CPU及び記憶装置を備えるコンピュータを用いて構成されている。制御装置8は、各電子部品装着装置10の動作を制御することで、電子部品装着ライン100全体を制御している。すなわち、制御装置8は、複数の電子部品装着装置10のそれぞれに対して、その電子部品装着装置10で回路基板2に実装する電子部品4の種類及び位置等を決定し、それらを電子部品装着装置10に指示する。電子部品装着装置10が制御装置8の指示に基づいて動作することで、回路基板2に必要な電子部品4が実装される。
電子部品装着装置10は、電子部品4を回路基板2に実装する。回路基板2は、電子部品装着ライン100の一端から他端に向かって送られる。回路基板2には、各電子部品装着装置10において、予め定められた電子部品4が実装される。電子部品装着ライン100の他端まで送られた回路基板2は、最終製品として出荷、又は半製品として後工程に送られる。電子部品装着装置10には、複数の部品供給フィーダ30が設置可能となっている。電子部品装着装置10に部品供給フィーダ30を設置することで、部品供給フィーダ30から電子部品装着装置10に電子部品4が供給される。なお、部品供給フィーダ30は、電子部品装着ライン100において、複数の電子部品装着装置10のいずれに対しても設置可能となっている。電子部品装着装置10にどの種類の部品供給フィーダ30が設置されるかは、制御装置8において決定される。
図2、図3に示すように、電子部品装着装置10は、典型的には、複数の部品供給フィーダ30と、フィーダ保持部14と、装着ヘッド16と、ヘッド移動装置18と、基板コンベア20と、制御装置22と、タッチパネル24を備える。各々の部品供給フィーダ30は、複数の電子部品4を収容している。部品供給フィーダ30は、フィーダ保持部14に着脱可能に取り付けられ、装着ヘッド16へ電子部品4を供給する。通常、各々の部品供給フィーダ30には、単一種類の電子部品4が装填される。但し、一部又は全ての部品供給フィーダ30は、二以上の種類の電子部品4を収容するものであってもよい。なお、図4に示すように、本実施例の部品供給フィーダ30は、巻テープ上に複数の電子部品4を収容するテープ式フィーダであるが、これに限定されない。例えば、部品供給フィーダは、容器内に複数の電子部品4をランダムに収容するバルク式フィーダであってもよい。
フィーダ保持部14は、複数のスロットを備えており、複数のスロットのそれぞれには部品供給フィーダ30を着脱可能に設置することができる。フィーダ保持部14は、電子部品装着装置10に固定されたものであってもよいし、電子部品装着装置10に対して着脱可能なものであってもよい。装着ヘッド16は、一又は複数の部品吸着ノズル6を着脱可能に保持し、部品吸着ノズル6を用いて部品供給フィーダ30が供給する電子部品4を取り上げ、当該電子部品4を回路基板2上へ装着する。このとき、ヘッド移動装置18が、部品供給フィーダ30及び回路基板2に対して、装着ヘッド16を移動させる。これによって、複数の部品供給フィーダ30のうち特定の部品供給フィーダ30から電子部品4が取り上げられ、回路基板2の予め定められた位置に電子部品4が装着される。基板コンベア20は、回路基板2の搬入、支持及び搬出を行う。タッチパネル24は、作業者に電子部品装着装置10の各種の情報を提供する表示装置であるとともに、作業者からの指示や情報を受け付けるユーザインターフェースである。制御装置22は、CPU及び記憶装置を備えるコンピュータを用いて構成されている。制御装置22は、制御装置8から送信される生産プログラムに基づいて、電子部品装着装置10の各部の動作を制御する。
図4、図5を参照して、部品供給フィーダ30の構成について説明する。図4に示すように、部品供給フィーダ30は、本体32と、本体32に着脱可能に取り付けられたリール34と、テープ送出機構38と、本体32の先端に設けられた電子部品取出部40と、本体32の上面に設けられた表示器42とを備えている。
リール34には、複数の電子部品4を一定の間隔で収容する長尺のテープ36が巻かれている。テープ送出機構38は、電子部品4を収容するテープ36を、リール34から一定量ずつ送り出す。テープ送出機構38によるテープ36の送り出し量は、テープ36に収容された電子部品4の間隔に応じて設定される。送り出されたテープ36上の電子部品4は、電子部品取出部40において、装着ヘッド16により取り上げられる。リール34は、部品供給フィーダ30に対して交換可能となっている。
表示器42は、部品供給フィーダ30の表面に設置される。本実施例において、表示器42は部品供給フィーダ30の上面に設置されているが、これに限定されない。部品供給フィーダ30をフィーダ保持部14やその他の外部機器に接続した場合において、作業者が表示器42の表示内容を確認できる位置に設置されていればよい。表示器42は、部品供給フィーダ30に関する情報を表示する。ここで、部品供給フィーダ30は、表示器42を駆動するための電源装置(電池等)を備えていない。このため、部品供給フィーダ30に外部から電源が供給されている場合は、表示器42に電源が供給され、表示器42に部品供給フィーダ30に関する情報が表示され、また、表示器42に表示される情報を自由に変化させることができる。一方、表示器42に電源が供給されていない場合でも、外部からの電源供給停止時に表示器42に表示されている情報を保持して表示することができる構成となっている。このため、表示器42に電源供給がされている間に画面に特定の情報を表示しておけば、その表示されている特定の情報は、表示器42に電源供給がされていない間も画面に維持することができる。表示器42としては、例えば、電源を供給しなくても表示内容を保持する不揮発性の表示器である電子ペーパーを挙げることができる。
図5に示すように、部品供給フィーダ30は、センサ44と、センサ44及び表示器42に電気的に接続された制御部46をさらに備えている。センサ44は、部品供給フィーダ30の状態を検知し、検知結果を制御部46に出力する。センサ44の具体例としては、例えば、テープ36に電子部品4が存在しているか否かを検出する部品センサ(光センサ)がある。すなわち、装着ヘッド16による部品吸着動作後のテープ36に電子部品4が存在しているか否かを部品センサで検知することで、部品供給フィーダ30の状態(部品吸着が適正に行われたか否か)を検知する。制御部46は、センサ44から出力される検知結果に基づいて、表示器42に表示される内容を制御する。制御部46は、さらに外部機器(例えば、電子部品装着ライン100を制御する制御装置8)や電子部品装着装置10を制御する制御装置22と通信可能に接続されている。制御部46は、外部機器(例えば、制御装置8)又は電子部品装着装置10の制御装置22から部品供給フィーダ30に関する情報を取得し、これらの情報を表示器42に表示することができる。なお、部品供給フィーダ30には電池等の電源が装備されていないため、部品供給フィーダ30が外部機器又は電子部品装着装置10と接続されている場合(すなわち、部品供給フィーダ30に外部から電源が供給されている場合)にのみ、センサ44と制御部46に電源が供給され、センサ44と制御部46は処理を実行することができる。以下に図6、図7を参照して、制御部46が部品供給フィーダ30に関する情報を表示器42に表示させる処理の一例について説明する。なお、図6は部品供給フィーダ30がセットアップ装置に接続されたときの処理の一例を示しており、図7は部品供給フィーダ30が電子部品装着装置10の制御装置22に接続されたときの処理の一例を示している。
図6に示すように、部品供給フィーダ30がセットアップ装置に接続されると、制御部46は、セットアップ装置から送信される部品供給フィーダ30に関する情報を表示器42に表示させる。すなわち、部品供給フィーダ30は、電子部品装着装置10に装着される前に、セットアップ装置に接続される。セットアップ装置は、部品供給フィーダ30にリール34を取り付けるための装置である。セットアップ装置は、電子部品装着ライン100を制御する制御装置8と通信可能に接続されている。このため、セットアップ装置には、制御装置8から部品供給フィーダ30には、セットする電子部品4の種類に関する情報、部品供給フィーダ30が装着される電子部品装着装置10に関する情報、部品供給フィーダを装着するスロット位置に関する情報が入力可能となっている。図6に示すように、まず、部品供給フィーダ30がセットアップ装置に接続されると、制御部46はセットアップ装置と通信可能となる(S10)。すなわち、部品供給フィーダ30がセットアップ装置に接続されることにより、部品供給フィーダ30にセットアップ装置から電源が供給される。これによって、制御部46に電源が供給され、制御部46とセットアップ装置とが通信可能となる。
次に、制御部46は、セットアップ装置から部品供給フィーダ30に関する情報を取得する(S12)。上述したように、セットアップ装置から制御部46に送信される情報には、例えば、セットする電子部品4の種類に関する情報、部品供給フィーダ30が装着される電子部品装着装置10に関する情報、部品供給フィーダを装着するスロット位置に関する情報が含まれる。上述したように、電子部品装着ライン100は、複数の電子部品装着装置10を備えており、電子部品装着装置10のフィーダ保持部14は、複数のスロットを備えている。制御部46は、部品供給フィーダ30の設置位置についての情報をセットアップ装置から取得することができる。
次に、制御部46は、セットアップ装置から取得した部品供給フィーダ30に関する情報を表示器42に表示させる(S14)。部品供給フィーダ30にはセットアップ装置から電源が供給され、これによって、制御部46及び表示器42にも電源が供給される。このため、制御部46は、セットアップ装置から取得した部品供給フィーダ30に関する情報を表示器42に表示する。この後、部品供給フィーダ30とセットアップ装置との接続を解除する。上述したように、外部機器からの電源が供給されない状態となっても、表示器42は、電源供給停止時に画面に表示されている情報を保持して表示することができる。このため、部品供給フィーダ30がセットアップ装置との接続を解除した後においても、表示器42は、部品供給フィーダ30が設置されるべき電子部品装着装置10及びそのスロット位置を特定するための情報を保持して表示することができる。その結果、作業者は、表示器42に表示される情報を確認しながら部品供給フィーダ30を設置することができるため、部品供給フィーダ30を適切な位置にセットすることができる。
次に、部品供給フィーダ30が電子部品装着装置10に装着されているときの制御部46の処理について説明する。部品供給フィーダ30が電子部品装着装置10に装着されると、部品供給フィーダ30から電子部品装着装置10に電子部品4が供給され、電子部品装着装置10は回路基板2に電子部品4を装着する。図7に示すように、制御部46は、電子部品装着装置10又はセンサ44から取得した部品供給フィーダ30に関する情報を表示器42に表示させる。すなわち、部品供給フィーダ30が電子部品装着装置10に接続されると、制御部46は電子部品装着装置10と通信可能に接続される(S20)。具体的には、部品供給フィーダ30が電子部品装着装置10に接続されると、部品供給フィーダ30に電子部品装着装置10から電源が供給される。これによって、制御部46及びセンサ44に電力が供給され、制御部46は、電子部品装着装置10の制御装置22と通信可能となると共に、センサ44から情報を取得できる状態となる。
次に、制御部46は、センサ44及び電子部品装着装置10から部品供給フィーダ30に関する情報を取得する(S22)。ここで、制御部46が取得する部品供給フィーダ30に関する情報は、部品供給フィーダ30内においてセンサ44により検知された情報(例えば、部品吸着が適正に行われたか否かの情報等)や、電子部品装着装置10の制御装置22で処理された情報が含まれる。センサ44は、電子部品装着装置10から独立しており、電子部品装着装置10を介することなく部品供給フィーダ30の状態を検知し、制御部46にその状態に関する情報を出力する。したがって、センサ44が検知することができる部品供給フィーダ30の状態は、電子部品装着装置10を介することなく制御部46に入力される。制御部46は、センサ44から入力される情報に基づいて、部品供給フィーダ30が正常であるか否かを判断することができる。例えば、センサ44から部品吸着が適正に行われなかった旨の情報を予め設定された回数だけ受信すると、制御部46は、部品供給フィーダ30の状態が異常であると判断することができる。一方、電子部品装着装置10の制御装置22から取得する情報には、例えば、部品供給フィーダ30の種類に関する情報が含まれてもよい。部品供給フィーダ30の種類に関する情報には、例えば、部品供給フィーダ30を制御するためのソフトウェアのバージョン情報や、部品供給フィーダ30のシリアル番号がある。さらに、制御装置22から取得する情報には、例えば、部品供給フィーダ30から供給される電子部品4の種類に関する情報や、部品供給フィーダ30内の電子部品4の残数に関する情報が含まれてもよい。また、制御装置22から取得される情報には、例えば、部品供給フィーダ30で過去に発生したことのあるエラーのエラーコードが含まれてもよい。さらには、部品供給フィーダ30が電子部品装着装置10に設置されて使用された過去の使用時のうち直近の使用時における、電子部品装着装置10の部品吸着ノズル6による部品供給フィーダ30から供給される電子部品4の部品吸着率が含まれてもよい。
次に、制御部46は、取得した部品供給フィーダ30に関する情報を表示器42に表示する(S24)。当該情報の表示方法は特に限定されるものではない。例えば、部品供給フィーダ30の状態が正常であるという情報又は当該状態が正常ではないという情報については、正常又は異常を文字で表示してもよいし、さらには、正常な状態ではないが、電子部品装着装置10の動作を停止しない程度の不具合が発生した場合に、作業者に警告を発するようにしてもよい。また、異常が生じた場合には、その発生した異常(エラー)を示すエラーコードや、部品供給フィーダを制御するためのソフトウェアのバージョン情報や、部品フィーダのシリアル番号を併せて表示してもよい。さらに、過去に発生したエラーのエラーコードや上記の直近の部品吸着率については、常時表示させてもよいし、エラーが発生したときに表示させるようにしてもよい。
電子部品装着装置10が回路基板2に電子部品4を装着する動作を継続する場合(S26でYESのとき)には、制御部46は、部品供給フィーダ30に関する情報を取得し、表示器42に表示させる処理(S22,S24)を再度実行する。一方、電子部品装着装置10が回路基板2に電子部品4を装着する動作を停止する場合(S26でNOのとき)には、制御部46は処理を終了する。なお、電子部品装着装置10が電子部品4の装着動作を停止する場合には、電子部品4の装着作業が正常に終了した場合のほか、電子部品装着装置10において何らかのエラーが発生し、装着作業が停止される場合が含まれる。例えば、作業が正常に終了した場合や発生したエラーが部品供給フィーダ30に関するものではない場合には、表示器42は、部品供給フィーダ30の状態が正常であることを示す情報を表示させた状態となっている。また、エラーにより装着作業が停止された場合であって、発生したエラーが部品供給フィーダに関するものである場合には、制御部46は、部品供給フィーダ30の状態が正常でないことを示す情報を表示器42に表示させている。この際、表示器42には、発生したエラーの種類を表すエラーコード等も併せて表示することができる。このため、作業者は、表示器42に表示される情報に基づいて、部品供給フィーダ30に生じたエラーに短時間で対応することができる。
上述したように、本実施例の部品供給フィーダ30では、表示器42に電子部品装着装置10や外部機器から電源が供給されない状態となっても、表示器42は、電源供給停止時に表示されている情報を保持して表示することができる。このため、作業者は、表示器42に表示される情報に基づいて適切に作業(例えば、部品供給フィーダ30を電子部品装着装置10に設置する作業、部品供給フィーダ30のエラーを解消する作業等)を行うことができる。
なお、上述した実施例では、部品供給フィーダ30の制御部46は電子部品装着装置10及び外部機器の両者と通信可能にされたが、部品供給フィーダ30の制御部46は電子部品装着装置10のみ、あるいは、外部機器(例えば、セットアップ装置)のみと通信可能とされてもよい。また、表示器42には、上述した実施例に例示した情報の一部のみが表示されるようにしてもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 回路基板
4 電子部品
6 部品吸着ノズル
10 電子部品装着装置
30 部品供給フィーダ
42 表示器
44 制御部
46 センサ
100 電子部品装着ライン

Claims (10)

  1. 回路基板に電子部品を装着する電子部品装着装置に着脱可能に設置され、前記電子部品を供給する部品供給フィーダであって、
    表示器と、
    前記部品供給フィーダの状態を検知するセンサと、
    前記表示器及び前記センサに接続されると共に、外部機器に接続可能とされており、前記表示器を制御する制御部と、を備えており、
    前記制御部は、前記部品供給フィーダ及び前記表示器に外部から電源が供給されている場合に、前記センサと前記外部機器との少なくとも1つから前記部品供給フィーダに関する情報を取得し、その取得した情報を前記表示器に表示させ、
    前記表示器は、前記部品供給フィーダに外部から電源が供給されていない場合であって、前記表示器に電源が供給されていないときに、前記表示器に表示されている情報を保持して表示することを特徴とする部品供給フィーダ。
  2. 回路基板に電子部品を装着する電子部品装着装置に着脱可能に設置され、前記電子部品を供給する部品供給フィーダであって、
    表示器と、
    前記表示器に接続され、前記表示器を制御する制御部と、を備えており、
    前記表示器は、前記部品供給フィーダ及び前記表示器に外部から電源が供給されている場合に、前記制御部によって前記部品供給フィーダに関する情報を表示する一方で、前記部品供給フィーダに外部から電源が供給されていない場合であって、前記表示器に電源が供給されていないときに、前記表示器に表示されている情報を保持して表示するように構成されており、
    前記表示器に表示される情報には、前記部品供給フィーダの状態が正常であるという情報又は前記部品供給フィーダの状態が正常ではないという情報が含まれる、部品供給フィーダ。
  3. 前記表示器は、前記部品供給フィーダの状態が正常ではないという情報を表示する場合に、エラーコードを表示する、請求項2に記載の部品供給フィーダ。
  4. 前記表示器に表示されている情報には、前記部品供給フィーダの種類に関する情報が含まれる、請求項2又は3に記載の部品供給フィーダ。
  5. 前記部品供給フィーダの種類に関する情報には、前記部品供給フィーダを制御するためのソフトウェアのバージョン情報と、前記部品供給フィーダのシリアル番号の少なくとも一方が含まれている、請求項4に記載の部品供給フィーダ。
  6. 回路基板に電子部品を装着する電子部品装着装置に着脱可能に設置され、前記電子部品を供給する部品供給フィーダであって、
    表示器と、
    前記表示器に接続され、前記表示器を制御する制御部と、を備えており、
    前記制御部は、前記部品供給フィーダが外部機器に接続され、かつ、前記部品供給フィーダ及び前記表示器に外部から電源が供給された場合に、前記外部機器と通信可能に接続されると共に、前記外部機器から送信される前記部品供給フィーダに関する情報を前記表示器に表示させ、
    前記表示器は、前記部品供給フィーダに外部から電源が供給されていない場合であって、前記表示器に電源が供給されていないときに、前記表示器に表示されている前記情報を保持して表示する、部品供給フィーダ。
  7. 前記表示器に表示される前記情報には、前記部品供給フィーダから供給される前記電子部品の種類に関する情報が含まれる、請求項6に記載の部品供給フィーダ。
  8. 前記部品供給フィーダは、複数の電子部品装着装置に設置可能となっており、
    前記電子部品装着装置は、複数のスロットを備えており、前記複数のスロットのそれぞれには前記部品供給フィーダが設置可能となっており、
    前記表示器に表示される前記情報には、前記部品供給フィーダが設置される電子部品装着装置及びそのスロット位置を特定するための情報が含まれる、請求項6又は7に記載の部品供給フィーダ。
  9. 前記表示器に表示される前記情報には、前記部品供給フィーダで発生したことのあるエラーのエラーコードが含まれる、請求項6〜8のいずれか一項に記載の部品供給フィーダ。
  10. 前記表示器に表示される前記情報には、前記部品供給フィーダが前記電子部品装着装置に設置されて使用された過去の使用時のうち直近の使用時における、前記電子部品装着装置の部品吸着ノズルによる前記部品供給フィーダから供給される前記電子部品の部品吸着率が含まれる、請求項6〜9のいずれか一項に記載の部品供給フィーダ。
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