JP2020113402A - 回転操作装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転操作装置においてコストを抑え、かつ誤検知の発生を防止して良好な操作性が得られるようにする。【解決手段】回転操作部材351の周面には第1の反射率を有する第1の領域と第1の反射率よりも反射率が低い第2の反射率を有する第2の領域とが交互に形成されたシート352が配置されている。検知部321および322はシートと対向する位置に配置され、回転操作部材の回転操作に応じてシートから受光する反射光に応じて回転操作部材の回転を検知する。シートには、周方向の一端に第2の領域の第1の端部が規定されるとともに、他端に第1の領域の第2の端部が規定され、シートは第2の端部が第1の端部の上に重なるようにして回転操作部材の周面に配置される。【選択図】図8

Description

本発明は、回転操作装置および電子機器に関し、特に、回転操作装置を備える電子機器に関する。
一般に、デジタルカメラなどの電子機器においては、種々の設定値を設定するため所謂回転操作装置が備えられており、この回転操作装置にはダイヤル部などの回転操作部材を備え、当該回転操作部材が電子機器の筺体に回転可能に保持されている。
例えば、このような回転操作装置として所謂フォトリフレクタを備えるものが知られている(特許文献1)。この回転操作装置では、フォトリフレクタの発光部から投光された光を回転操作部材に照射して、当該回転操作部材で反射した光を受光部で受光することができるか否かに応じて回転操作部材の回転操作を検知するようにしている。
特開2017−58398号公報
ところが、上述の特許文献1に記載の回転操作装置においては、回転操作部材の円周面に固定されたシート部材と当該円周面における表面処理面とによって、光の反射面および非反射面を形成するようにしている。このため、回転操作部材を表面処理する必要がある。そして、回転検知を正常に行うため表面処理面の反射率をシート部材の反射面における反射率と同等となるように調整することが必要となって、コストアップとなってしまう。
そこで、本発明の目的は、コストを抑え、かつ誤検知の発生を防止して良好な操作性を得ることのできる回転操作装置および電子機器を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による回転操作装置は、回転操作部材の回転操作に応じた設定値を設定する際に用いられる回転操作装置であって、前記回転操作部材の周面に配置され第1の反射率を有する第1の領域と前記第1の反射率よりも反射率が低い第2の反射率を有する第2の領域とが周方向に沿って交互に形成された反射部材と、前記反射部材と対向する位置に配置され、前記回転操作部材の回転操作に応じて前記反射部材から受光する反射光に応じて前記回転操作部材の回転を検知する検知手段と、を備え、前記反射部材には、周方向の一端に前記第2の領域の第1の端部が規定されるとともに、他端に前記第1の領域の第2の端部が規定されており、前記反射部材は前記第2の端部が前記第1の端部の上に重なるようにして前記回転操作部材の周面に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、コストを抑え、かつ誤検知の発生を防止して良好な操作性を得ることができる。
本発明の第1の実施形態による回転操作装置が用いられる電子機器の外観を示す斜視図である。 図1に示すカメラを分解して示す斜視図である。 図2に示すフロントカバーユニットおよび回転操作部材ユニットを説明するための斜視図である。 図3に示す回転操作部材ユニットを示す斜視図である。 図3に示す回転操作部材ユニットを回転操作した際にクリック感を発生させるクリック機構を説明するための図である。 図3に示す回転操作部材ユニットを回転操作した際の回転検出手法を説明するための図である。 図3に示す回転操作部材ユニットをカメラの正面側から見て時計周りに回転操作した際の2つのフォトリフレクタから出力される信号波形を示す図である。 図3に示す回転操作部材に対するシートの固定を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る回転操作装置を備えるカメラにおいて回転操作部材に対するシートの固定を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態に係る回転操作装置を備えるカメラにおいて回転操作部材およびシートを説明するための図である(その1)。 本発明の第3の実施形態に係る回転操作装置を備えるカメラにおいて回転操作部材およびシートを説明するための図である(その2)。
以下に、本発明の実施の形態による回転操作装置の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による回転操作装置が用いられる電子機器の外観を示す斜視図である。なお、以下の説明では、電子機器の1つであるデジタルカメラ(以下単にカメラと呼ぶ)などの撮像装置を例に挙げて説明する。
カメラの上面には電源ボタン101が配置されており、電源ボタン101の操作によってカメラの電源がON又はOFFされる。レリーズボタン102は、撮影準備および撮影開始を指示するためのボタンである。ズームレバー103はレリーズボタン102の中心の回りに所定の角度まで回転可能である。ズームレバー103は光学式変倍又はデジタル式変倍において、その倍率を調節する際に用いられる。
モードダイヤル104は、撮影モードを切り替える際に用いられる。露出補正ダイヤル105は撮影画像の明るさに係る補正量を設定する際に用いられる。保護窓106はAF補助光LEDを保護するための窓である。ストラップ取り付け部108および109には、ストラップ紐が挿通されて取り付けられる。図示のカメラには閃光発光装置20が備えられるとともに、カメラの前面には沈胴式鏡筒レンズ50が配置されている。
解除レバー107を下方向に移動させると、閃光発光装置20において閃光部がポップアップして閃光可能状態になる。図1に示す状態においては、閃光発光装置20は収納されている。沈胴式鏡筒レンズ50の外周側には、各種パラメータの設定値を変更する際に操作される回転操作部材を備える回転操作部材ユニット(回転操作装置)35が配置されている。
図2は、図1に示すカメラを分解して示す斜視図である。なお、図2において、図1に示す構成要素と同一の構成要素については同一の参照番号を付す。
カメラはトップカバーユニット10、右側面カバー21、左側面カバー22、およびフロントカバーユニット30、およびリアカバーユニット41を備えている。そして、トップカバーユニット10、右側面カバー21、左側面カバー22、フロントカバーユニット30、リアカバーユニット41によってカメラ筐体が規定される。
フロントカバーユニット30には回転操作部材ユニット35が備えられている。そして、沈胴式鏡筒レンズ50は金属シャーシ40に保持されている。リアカバーユニット41には、背面操作ボタン(図示せず)が備えられており、さらに、液晶表示部ユニット42が保持される。
図3は、図2に示すフロントカバーユニットおよび回転操作部材ユニットを説明するための斜視図である。そして、図3(A)はフロントカバーユニットを分解して示す斜視図であり、図3(B)は回転操作部材ユニットに備えられた回転操作部材および環状部材を分解して示す斜視図である。
フロントカバーユニット30は、フロントカバー301を有しており、フロントカバー301はポリカーボネートを金型によって成形して得られる。正面側の外観部品である先端固定部材310は、フロントカバー301に備えられた筒部301aの先端に3本のネジ311で固定されている。根元固定部品312は筒部301aの根元まで挿入されて接着固定されている。
回転操作部材ユニット35は、回転操作部材351、シート(反射部材)352、および環状部材353を有しており、これら3つの部品は一体で回転する。シート352には、その片面に粘着剤が塗布され、シート352は回転操作部材351の内周面351aに貼り付けられている。シート352の貼り付け手法については後述する。
環状部材353に備えられた筒状嵌合部353aは、回転操作部材351の内径嵌合部351bと径方向において嵌合する。環状部材353に備えられた嵌合リブ353bは、回転操作部材351に形成された2つの嵌合リブ351cとの間に嵌合し、これによって、回転位相が決定される。
上記の2つの嵌合によって、回転操作部材351と環状部材353とは一体で回転する。なお、回転操作部材351と環状部材353との間においては、後述するように接着などの固定は行われない。
根元固定部品312を固定した後、回転操作部材ユニット35はフロントカバー301に備えられた筒部301aに挿入され、後から固定される先端固定部材310と根元固定部品312とによって回転可能に挟持される。
回転操作部材ユニット35は、製品の品位を向上させるため、挟持された部材および保持された部材について、スラスト方向又はラジアル方向のガタツキを押えることが望ましい。一方、回転操作部材ユニット35におけるスムーズな回転動作を実現するため、回転操作部材ユニット35と先端固定部材310との間にスラスト方向に微小隙間を設定する必要がある。さらに、回転操作部材ユニット35と筒部301aとの間にラジアル方向における微小隙間を設定する必要がある。
これらの微小隙間の存在によって、回転操作部材ユニット35には、不可避的に当該微小隙間分のスラスト方向およびラジアル方向のガタツキが生じる。これらのガタツキを抑制するため、第1の摺動シート313および第2の摺動シート314が備えられる。
第1の摺動シート313は、回転操作部材ユニット35と先端固定部材310との間に挟持される。第1の摺動シート313は摩擦係数が低い部材とクッション性を有する部材を貼り合わせたものである。第1の摺動シート313によって、回転操作部材ユニット35が回転する際の摺動性が良好になる。さらに、回転操作部材ユニット35をスラスト方向に付勢することによって、先端固定部材310との微小隙間により生じるガタツキが抑制される。
3つの第2の摺動シート314は、回転操作部材ユニット35の内周部に回転軸中心に対して120°毎に貼り付けられて配置される。これら第2の摺動シート314は、摩擦係数が低い部材とクッション性を有する部材と両面テープを貼り合わせたものである。
第2の摺動シート314によって、回転操作部材ユニット35が回転する際の摺動性が良好になる。さらに、回転操作部材ユニット35をラジアル方向に付勢することによって、筒部301aとの微小隙間により生じるラジアル方向のガタツキが抑制される。
ここで、回転操作部材351および環状部材353の固定について説明する。
前述のように、回転操作部材ユニット35は、先端固定部材310と根元固定部材312との間に挟持され、第1の摺動シート313による付勢によってスラスト方向のガタツキが抑制されている。回転操作部材351と環状部材353との間における2つの嵌合の量を、抑制されたスラスト方向のガタツキに対して十分に長く設定することによって、当該2つの嵌合が外れないようにする。これによって、回転操作部材351と環状部材353とを接着などによって固定する必要はない。
フレキシブル配線基板320には、フォトリフレクタ321および322が実装される。ファトリフレクタ321および322の各々は発光部および受光部を有し、発光部から投光された光を対象物に照射し、対象物で反射した光を受光部で受光することができるか否かに応じて対象物の有無を検知する。
保持部材315は基板320を保持しており、フロントカバー301にネジ316によって固定される。球形状部材317は所謂鋼球であり、その表面は滑らかに仕上げられている。付勢板ばね318は、ばね用薄板材料で成形されたプレス部品であり、ネジ319によってフロントカバー301に固定される。球形状部材317および付勢板ばね318は後述するクリック機構の一部となる。
図4は、図3に示す回転操作部材ユニットを示す斜視図である。図4においては、回転操作部材351、シート352、環状部材353、球形状部材317、およびフォトリフレクタ321および322の位置関係が示されている。ここでは、説明の便宜上、フロントカバー301などは省略されている。
フォトリフレクタ321および322は、回転操作部材351の内周面351aに貼り付けられたシート352に対向する位置において外周側を向って配置される。シート352には、回転操作部材351の回転を検知するため、フォトリクレクタ321および322の反射光が検知可能なレベルに反射する領域(反射領域)と反射しない領域(非反射領域)とが交互に形成される。回転操作部材351の回転検知については後述する。
球形状部材317は、回転操作部材ユニット35のスラスト方向において、環状部材353と一致する位置に配置され、環状部材353の内周面にラジアル方向で当接する。環状部材353には、複数の凹部353cおよび凸部353dが交互に形成されており、回転操作部材ユニット35を回転操作した際にクリック感を発生させるクリック機構(クリック感発生部)の一部となる。
図5は、図3に示す回転操作部材ユニットを回転操作した際にクリック感を発生させるクリック機構を説明するための図である。そして、図5(A)はフロントカバーユニットを背面側から示す図であり、図5(B)は図5(A)に示すD−D線に沿った断面図である。
クリック機構は、回転操作部材351に固定された環状部材353、環状部材353に当接する球形状部材(当接部)317、そして、球形状部材317を環状部材353に当接させて付勢する付勢板ばね(付勢部)318を有している。球形状部材317が付勢板ばね318の付勢力によって図4に示す環状部材353の凹部353cに係合している状態から回転操作部材351を回転させる。これによって、球形状部材317は凹部353cから脱出して、図4に示す凸部353d上を通過する。続けて、回転操作部材351を回転させると、球形状部材317は付勢板ばね318の付勢力によって次の凹部353cに係合する。
上記の動作は回転操作部材351を回転させる都度繰り返される。つまり、回転操作部材351の回転操作によって、球形状部材317が凹部353cと係合する状態と係合しない状態とが繰り返されることによってクリック感が発生する。
球形状部材317が環状部材353の凹部353cに係合すると、回転操作部材351は回転を停止した状態となる。この状態における回転操作部材ユニット35の位置をクリック位置と呼ぶことにする。当該クリック位置の数は環状部材353に形成された凹部353cの数だけ存在する。
図6は、図3に示す回転操作部材ユニットを回転操作した際の回転検出手法を説明するための図である。なお、図6には、図4の部分断面が示されており、フォトリフレクタ321および322とシート352との位置関係が示されている。
図4に関連して説明したように、フレキシブル配線基板320に実装されたフォトリフレクタ321および322は、回転操作部材351の内周側に配置されて、外周側に向っている。
図6に示すように、シート352には、周方向にほぼ等間隔で互いに等しい幅wの反射領域Wと、ほぼ等間隔で互いにほぼ等しい幅bの非反射領域Bとが交互に形成されている。そして、幅wと幅bとは略等しい長さに設定される。
図示の例では、シート352は、反射領域Wを白色領域で示し、非反射領域Bを黒色領域で示す。また、反射領域Wはシート352の材料色とする。さらに、シート352に規定された反射領域Wに印刷を施して非反射領域Bとする。反射領域Wは第1の反射率を有する第1の領域の一例であり、非反射領域Bは第1の反射率より反射率の低い第2の反射率を有する第2の領域の一例である。
反射領域Wは、フォトリフレクタ321および322の発光部から投光された光を、フォトリフレクタ321および322の受光部で検知可能なレベルに反射させる。一方、非反射領域Bは、フォトリフレクタ321および322の発光部から投光された光を、フォトリフレクタ321および322の受光部で検知可能なレベルには反射させることができない。これによって、回転操作部材351の回転に伴って、フォトリフレクタ321および322の受光部において受光状態および非受光状態が交互に生じる。
フォトリフレクタ321および322から信号処理回路(制御部:図示せず)によって検知出力(波形信号:検知結果)が送られる。そして、制御部は当該検知結果、つまり、回転操作装置に備えられた回転操作部材の回転操作に応じて各種の設定値を設定する。
図6に示すように、例えば、フォトリフレクタ321が反射領域Wの左端近傍に配置された場合に、フォトリフレクタ322は反射領域Wの右端近傍となるように配置される。当該配置ピッチによって、フォトリフレクタ321および322から出力される信号波形の位相差を最大化することができる。なお、回転方向の検出には信号波形の位相差が必要である。
位相差の存在によって、回転操作部材ユニット35の回転方向に応じてフォトリフレクタ322が受光した際に、フォトリフレクタ321が受光しているか否かの差異が生じる。この差異に応じて、信号処理回路は回転操作部材ユニット35がいずれの方向に回転しているかを判別することができる。
図7は、図3に示す回転操作部材ユニットをカメラの正面側から見て時計周りに回転操作した際の2つのフォトリフレクタから出力される信号波形を示す図である。
図7において、ハイレベル(Hレベル)の範囲はフォトリフレクタが受光状態であることを示す。一方、ローレベル(Lレベル)の範囲はフォトリフレクタが非受光状態であることを示す。
フォトリフレクタ321および322から出力される信号波形は、ほぼ半位相分の位相差がある。なお、フォトリフレクタ321および322の検出出力は、HレベルおよびLレベルの二値ではなく実際には連続値であるが、ここでは、予め設定された閾値を超えた場合にはHレベルとし、閾値以下である場合にはLレベルとする。
図示の例では、回転操作部材ユニット35を回転操作して、フォトリフレクタ321(検知手段)が受光状態に戻った際に、フォトリフレクタ322(第2の検知手段)が受光状態でなければ時計回りの回転となる。一方、フォトリフレクタ322が受光状態であれば反時計周りの回転となる。
フォトリフレクタ321および322の信号波形に位相差がない場合には、回転操作部材ユニット35をいずれの方向に回転してもフォトリフレクタ321および322の信号波形は同一となる。従って、回転操作部材ユニット35の回転方向を検知することができない。さらに、フォトリフレクタ321および322の信号波形において位相差が少ない場合には、位相差の有無にばらつきが生じて回転方向を誤検知することがある。
回転操作部材ユニット35の回転量については回転方向に拘わらず、信号処理回路はフォトリフレクタ321の信号波形がLレベルからHレベルになった際に1ピッチ分回転したと判別する。前述のように、回転操作部材ユニット35の内周には反射領域Wと非反射領域Bとが交互に同一のピッチで全周にわたって形成されている。これによって、回転操作部材ユニット35を1ピッチ回転させる毎にその回転を検出することができる。
ここでは、クリック停止位置におけるフォトリフレクタ321および322とシート352との配置関係は図7に示す関係となる。つまり、回転操作部材ユニット35がクリック停止位置にあって回転を停止している際、フォトリフレクタ321および322とシート352との配置関係はフォトリフレクタ321および322の信号波形がともにHレベルの範囲となる。
前述のように、クリック停止位置の数は環状部材353に形成された凹部353cの数だけ存在する。よって、回転操作部材ユニット35がクリック停止位置に位置する都度、フォトリフレクタ321および322とシート352との配置関係は図7に示す関係と同一となる。
図8は、図3に示す回転操作部材に対するシートの固定を説明するための図である。そして、図8(A)はシートの貼り付け前の状態を示す図であり、図8(B)は図8(A)に示すE部を詳細に示す図である。また、図8(C)はシートを貼り付け後の状態を図であり、図8(D)はシートを貼り付け後の端部を回転操作部材の回転軸方向から拡大して示す図である。
まず、図8(A)および図8(B)を参照して、シート352には、回転操作部材351の回転軸方向に凸形状部(係合部)352cが形成されている。回転操作部材351には、内周面351aから回転軸方向に凹形状部(係止部)351dが形成されている。そして、凹形状部351dは、凸形状部352cと係合可能に形成されている。
凸形状部352cの周方向における端面352dと、回転操作部材351に形成された凹形状部351dの周方向における側面351eとを係合させつつ、シート352を回転操作部材351の内周面351aに貼付固定する。つまり、シート352は、凸形状部352cが凹形状部351dに係合し、かつ反射領域Wと非反射領域Bとが内周面351aの周方向に交互に並ぶように回転操作部材351に固定される。
シート352は、回転操作部材351の内周面351aの周長さよりも若干長く、周方向において第1の端部352aと当該第1の端部と反対側の端部である第2の端部352bとを有する。つまり、シート352の一端には第1の端部が規定され、他端には第2の端部が規定されている。
シート352の凸形状部352cは、第1の端部352aの近傍に形成される。シート352を回転操作部材351に貼り付ける際には、凸形状部352cの周方向における端面352dと凹形状部351dの周方向における側面351dとを当接させて位置規制を行う。その後、回転操作部材351の内周面351aに沿って、第1の端部352aから第2の端部352bに向かってシート352が貼り付けられる。
続いて、図8(C)および図8(D)を参照して、シート352の第1の端部352aは非反射領域Bで構成され、他の非反射領域Bの幅bより若干幅が広い。シート352の貼り終わり端となる第2の端部352bは反射領域Wで構成され、シート352の長さが回転操作部材351の内周面351aの周長さよりも長く設定されている分、第1の端部352aに乗り上げるようにして貼り付けられる。
これによって、シート352の貼り付けバラツキに起因して第1の端部352aと第2の端部352bとが離れて、反射領域Wおよび非反射領域Bではない回転操作部材351の内周面351aが露出することを防止することができる。この結果、回転誤検知の発生を防ぐことができる。
さらに、フォトリフレクタと反射面(反射領域)とが近づくと、光の反射量が増加して、フォトリフレクタの出力が大きくなる。第2の端部352bはシート352の他の反射領域Wに比べて、第1の端部352aに乗り上げる分、フォトリフレクタ321および322との距離が近づく。そして、距離が近づくと、フォトリフレクタの出力が大きくなるが、閾値を超えた際にさらに大きくなるだけなので、回転検知に対する影響はない。
例えば、第2の端部352bが非反射領域Bであると、フォトリフレクタの出力が大きくなって閾値に近づき、回転誤検知が発生する恐れがある。
このように、シート352および環状部材353は回転操作部材351に対して常に同一の位置関係となる。そして、シート352と環状部材353との位置関係が常に同一の関係となるので、クリック停止位置では、フォトリフレクタ321および322とシート352との配置関係は、図6に示す関係となる。
以上のように、本発明の第1の実施形態では、回転操作部材の表面処理を必要とせず、シートのみでフォトリフレクタから投光された光の反射面および非反射面を形成することができる。その結果、コストを抑えて、かつ誤検知の発生を防止して良好な操作性を得ることができる。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態に係る回転操作装置を備えるカメラについて説明する。なお、第2の実施形態によるカメラは図1〜図7に示すカメラと同一の構成を備えており、シート352の固定手法が第1の実施形態とは異なる。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る回転操作装置を備えるカメラにおいて回転操作部材に対するシートの固定を説明するための図である。そして、図9(A)はシートの貼り付け前の状態を示す図であり、図9(B)はシートを貼り付け後の状態を図である。図9(C)は回転操作部材を回転軸方向から部分的に拡大して示す図であり、図9(D)はシートを貼り付け後の端部を回転操作部材の回転軸方向から拡大して示す図である。なお、図9においては、回転操作部材を参照番号651で示す。
回転操作部材651には、内周面651aから回転軸方向に凹形状部651dが形成されている。凹形状部651dは、凸形状部352cと係合可能に形成されている。凸形状部352cの周方向における端面352dと回転操作部材651に形成された凹形状部651dの周方向における側面651eとを係合させつつ、シート352を回転操作部材651の内周面651aに貼付固定する。
回転操作部材651の内周面651aには、シート352の貼り付けの際に第1の端部352aが配置される部分(箇所)に凹部651fが形成されている。図9(C)に示すように、凹部651fは、内周面651aに対してシート352の厚さtに相当する分だけ凹んでおり、斜面部651gによって内周面651aと滑らかに接続されている。つまり、凹部651fの内壁はテーパ状となっている。
この凹部651fによって、第1の端部352aに乗り上げる第2の端部352bとフォトリフレクタ321および322との距離が他の反射領域Wと同一となり、フォトリフレクタの出力を同一とすることができる。
一方、第1の端部352aとフォトリフレクタ321および322との距離は、凹部651fによって他の非反射領域Bよりも大きくなって、フォトリフレクタの出力は小さくなる。ところが、フォトリフレクタの出力は閾値を超えていない場合にさらに小さくなるので、回転検知に対する影響はない。
このように、本発明の第2の実施形態においても、回転操作部材の表面処理を必要とせず、シートのみでフォトリフレクタから投光された光の反射面および非反射面を形成することができる。その結果、コストを抑えて、かつ誤検知の発生を防止して良好な操作性を得ることができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態に係る回転操作装置を備えるカメラについて説明する。なお、第2の実施形態によるカメラは図1〜図8に示すカメラと同一の構成を備えているが、回転操作部材およびシートが第1の実施形態とは異なる。なお、第3の実施形態では回転操作部材を参照番号700で示し、シートを参照番号750で示す。
図10および図11は、本発明の第3の実施形態に係る回転操作装置を備えるカメラにおいて回転操作部材およびシートを説明するための図である。そして、図10(A)は回転操作部材の内周面にシートを組み付ける前の状態を示す斜視図であり、図10(B)は回転操作部材にシートを組み付ける側からシートの組み付け途中の状態を示す図である。また、図11(A)はシートを回転操作部材に組み付けた後の状態を示す図であり、図11(B)は図11(A)に示すF−F線に沿った断面を示す図である。
シート750は、その一部が切り欠かれた略円筒形状を有しており、弾性変形可能な薄板状、例えば、ステンレスなどの金属で成形されている。特に、弾性変形可能であれば金属以外の材質で構成されていてもよい。
シート352と同様に、シート750の内周面には第1の反射率を有する第1の領域(反射領域)と第1の反射率より反射率の低い第2の反射率を有する第2の領域(非新車領域)とが交互に略等間隔に形成されている。なお、前述のように、第1の領域および第2の領域は印刷又は塗装、その他の手法によって形成するようにすればよい。
図10(A)を参照すると、回転操作部材700の内周面700aに隣接して、第1の凸形状(第1の凸形状体)700bおよび第2の凸形状(第2の凸形状体)700cが内周面700aよりも小さい直径寸法となるように設けられている。
シート750には、回転操作部材700の回転軸方向に凸形状部750aが形成されている。また、回転操作部材700には、内周面700aから回転軸方向に凹形状部700dが形成されている。凹形状部700dは凸形状部750aと係合可能に形成されている。
図10(B)に示すように、シート750を内周側に弾性変形させつつ、つまり、径方向に第2の凸形状700cよりも小さくしつつ、回転操作部材700の第2の凸形状700cを乗り越えて内周面700aに移動させる。第2の凸形状700cには、面取り形状700fが設けられており、これによって、シート750を回転操作部材700の内周面700aに挿入することが容易となる。さらに、第2の凸形状700cは円周上に3ヶ所、略均等の角度を有するように配置されている。
シート750を回転操作部材700に挿入しつつ、凸形状部750aを回転操作部材700に形成された凹形状部700dに差し込み係合させる。これによって、シート750について、回転操作部材700に対する周方向の位置を決定することができる。その後、シート750を回転操作部材700の第1の凸形状700bに突き当てた状態において内周面700a上で弾性変形を解除する。
シート750の弾性変形前の直径寸法は回転操作部材700の内周面700aの直径寸法より大きい。このため、その復帰力によって回転操作部材700の内周面700aに沿うようにシート750が保持される。また、第1の凸形状700bおよび第2の凸形状700cは内周面700aの直径寸法よりもその直径寸法が小さいので、シート750は容易に外れない。
シート750は、回転操作部材700の内周面700aの長さよりも若干長く、周方向において第1の端部750bと当該第1の端部と反対側の端部である第2の端部750cとを有している。シート750において凸形状部750aは、第1の端部750bの近傍に形成され、第1の端部750bはシート370と同様に非反射領域で構成されて他の非反射領域の幅より若干幅が長い。第2の端部750cは反射領域で構成されている。
シート750を回転操作部材700に組み込む際、図10(B)に示すように、第1の端部750bの内周面側に第2の端部750cが位置するようにシート750を弾性変形させる。その後、シート750の復帰力により、回転操作部材700の内周面にシート750が保持された状態になると、第1の端部750bの内周面側に第2の端部750cが乗り上げた状態となって保持される。
これによって、シート750の長さのバラツキに起因して第1の端部750bと第2の端部750cとが離れて、反射領域および非反射領域ではない回転操作部材700の内周面700aが露出して回転検知の不能を防止することができる。
このように、本発明の第3の実施形態においても、コストを抑えて、かつ誤検知の発生を防止して良好な操作性を得ることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
301 フロントカバー
317 球形状部材
318 付勢板ばね
321,322 フォトリフレクタ
351 回転操作部材
352 シート
353 環状部材

Claims (15)

  1. 回転操作部材の回転操作に応じた設定値を設定する際に用いられる回転操作装置であって、
    前記回転操作部材の周面に配置され第1の反射率を有する第1の領域と前記第1の反射率よりも反射率が低い第2の反射率を有する第2の領域とが周方向に沿って交互に形成された反射部材と、
    前記反射部材と対向する位置に配置され、前記回転操作部材の回転操作に応じて前記反射部材から受光する反射光に応じて前記回転操作部材の回転を検知する検知手段と、を備え、
    前記反射部材には、周方向の一端に前記第2の領域の第1の端部が規定されるとともに、他端に前記第1の領域の第2の端部が規定されており、
    前記反射部材は前記第2の端部が前記第1の端部の上に重なるようにして前記回転操作部材の周面に配置されていることを特徴とする回転操作装置。
  2. 前記回転操作部材には、前記回転操作部材を回転操作した際にクリック感を与えるためのクリック感発生部が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の回転操作装置。
  3. 前記回転操作部材には、周方向に沿って所定の間隔で複数の凹部が形成されており、
    前記クリック感発生部は、前記周面に当接する当接部と、前記当接部を径方向に付勢する付勢部と、を有することを特徴とする請求項2に記載の回転操作装置。
  4. 前記当接部は球形状部材であり、
    前記回転操作部材を回転操作した際に、前記球形状部材と前記凹部とが係合する状態と係合しない状態とが繰り返して前記クリック感を与えることを特徴とする請求項3に記載の回転操作装置。
  5. 前記回転操作部材の周面には、前記第1の端部が固定される箇所に前記反射部材の厚さ分に相当する凹形状部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の回転操作装置。
  6. 前記回転操作部材の周面には係止部が形成され、前記反射部材には係合部が形成されており、前記係止部に前記係合部が係合されて前記反射部材が前記回転操作部材の周面に保持されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の回転操作装置。
  7. 前記係止部は前記回転操作部材の回転軸方向に凹の凹形状部であり、前記係合部は前記回転操作部材の回転軸方向に凸の凸形状部であることを特徴とする請求項6に記載の回転操作装置。
  8. 前記回転操作部材の周面には前記第1の端部が配置される箇所に径方向に凹の凹部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の回転操作装置。
  9. 前記凹部の深さは前記反射部材の厚さに等しいことを特徴とする請求項8に記載の回転操作装置。
  10. 前記凹部の内壁はテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の回転操作装置。
  11. 前記反射部材は弾性変形可能であって、前記反射部材の径は前記回転操作部材の径よりも大きく、
    前記回転操作部材には、前記回転操作部材の回転軸方向において前記回転操作部材の周面を規定し径方向に凸の第1の凸形状体および第2の凸形状体が形成されており、
    前記第1の凸形状体および第2の凸形状体に間に前記反射部材が配置されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の回転操作装置。
  12. 前記第1の凸形状体は前記周面に沿って形成され、前記第2の凸形状体は前記周面に沿って所定の間隔で形成されていることを特徴とする請求項11に記載の回転操作装置。
  13. 前記反射部材は前記第2の凸形状体で規定される前記回転操作部材の径よりもその径が小さくされて前記周面に配置された後、弾性変形が解除されることを特徴とする請求項12に記載の回転操作装置。
  14. 前記検知手段は、前記反射部材に光を投光する発光部と、前記反射部材で反射した反射光を受光する受光部と、を有することを特徴とする1乃至13のいずれか1項に記載の回転操作装置。
  15. 請求項1乃至14のいずれか1項に記載の回転操作装置と、
    前記検知手段による検知結果に応じて前記設定値を設定する制御手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
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