JP2020112620A - 光軸調整装置および光軸調整装置を備えたレーザ装置 - Google Patents

光軸調整装置および光軸調整装置を備えたレーザ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の光学部品を用いる場合に、集積化、小型化が可能で、光軸調整が容易な光軸調整装置および光軸調整装置を備えたレーザ装置を提供する。【解決手段】光軸調整装置は、回転軸で取り付けられヒンジ構造を構成する下板および上板と、上板に設けられ、レーザ光を反射して反射光とするミラーと、上板を移動させて上板と下板の間隔を調整する調整ねじと、下板に対して上板を固定する固定ねじとを含み、調整ねじで間隔を変えることにより、反射光の光軸を調整した状態で、固定ねじで上板が固定される。レーザ装置は、光軸調整装置を複数備え、複数の光学素子から出射されたレーザ光の光軸が、それぞれの光軸調整装置で調整された後に、合波されて出力レーザとして出射される。【選択図】図2A

Description

本発明は、光軸調整装置および光軸調整装置を備えたレーザ装置に関し、特に、レーザダイオードから出射されたレーザ光の光軸を調整するための光軸調整装置およびレーザ装置に関する。
レーザ装置では、従来の固体レーザに代えて、狭い占有領域でレーザ発振が可能な半導体レーザが用いられ、レーザ装置が小型化されている。レーザ装置の高出力化のためには、複数の半導体レーザから出射されるレーザ光の合波が必要となり、複数の半導体レーザを高密度に配置するとともに、各半導体レーザの光軸調整が必要となる。
これに対して、例えば光学部品を取り付ける板と筐体側に固定する板とを一体として形成した弾性ヒンジ構造を用いて、押しねじおよび引きねじを用いて光学部品のあおり角度を調整、固定する光軸調整装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平5−4113号公報
しかしながら、弾性ヒンジ構造では、光学部品を取り付けた板が無荷重の位置から、伸び方向と縮み方向で弾性ヒンジに作用する力の方向が逆転するため、引きねじ、押しねじの両方を用いて光学部品のあおり角度を調整することとなる。このため、引きねじと押しねじが互いの動きの妨げとならないように配置し操作する必要があり、配置および角度の調整が複雑になる。また、角度調整の全範囲を引きねじまたは押しねじのどちらか一方のみで行うには、弾性ヒンジにより常に伸び方向か縮み方向の力を持続する必要があるが、それには弾性ヒンジの可動範囲を従来の2倍確保する必要があり、弾性ヒンジが大型化する。更に、あおり角度の調整による光軸のずれを低減するには、光学部品に対する調整回転中心の位置を最適化する必要があるが、ヒンジを大型化した場合に、最適化が困難となる。
そこで、本発明は、複数の光学部品を用いる場合に、集積化、小型化が可能で、光軸調整が容易な光軸調整装置および光軸調整装置を備えたレーザ装置の提供を目的とする。
本発明は、
回転軸で取り付けられヒンジ構造を構成する下板および上板と、
上板に設けられ、レーザ光を反射して反射光とするミラーと、
上板を移動させて上板と下板の間隔を調整する調整ねじと、
下板に対して上板を固定する固定ねじと、を含み、
調整ねじで間隔を変えることにより、反射光の光軸を調整した状態で、固定ねじで上板が固定される光軸調整装置である。
また、本発明は、
上述の光軸調整装置を複数備え、
複数の光学素子から出射されたレーザ光の光軸が、それぞれの光軸調整装置で調整された後に、合波されて出力レーザとして出射されるレーザ装置でもある。
本発明にかかる光軸調整装置では、回転ヒンジ機構が小型化でき、さらに部品の配置の自由度が高くなり、光学部品の集積化が可能となる。また、各々1動作のみでの調整工程と固定工程の2工程で光軸調整が可能となり、光軸調整作業の簡略化が可能となる。
本発明の実施の形態1にかかるレーザ装置の斜視図である。 本発明の実施の形態1にかかる光軸調整装置の斜視図である。 本発明の実施の形態1にかかる光軸調整装置の断面斜視図である。 本発明の実施の形態2にかかる光軸調整装置の斜視図である。 本発明の実施の形態2にかかる光軸調整装置の断面斜視図である。 本発明の実施の形態3にかかる光軸調整装置の斜視図である。 本発明の実施の形態3にかかる光軸調整装置の断面斜視図である。 本発明の実施の形態4にかかる光軸調整装置の斜視図である。 本発明の実施の形態4にかかる光軸調整装置の動作を示す概略図である。 本発明の実施の形態4にかかる光軸調整装置の動作を示す概略図である。 本発明の実施の形態5にかかる光軸調整装置の斜視図である。 本発明の実施の形態5にかかる光軸調整装置の他の斜視図である。
実施の形態1.
図1は、全体が1000で表される、本発明の実施の形態1にかかるレーザ装置の斜視図である。レーザ装置1000は、第1ユニット50、第2ユニット60、および第3ユニット70の3層構造を有する。第1ユニット50は、ボード51を含み、ボード51の上には、レーザダイオード52、レンズ53、光軸調整装置55が設けられている。レーザダイオード52から出射されたレーザ光58は、レンズ53を通って光軸調整装置55に入射する。
光軸調整装置55では、後述するようにレーザ光58の光軸方向(あおり角度θ)を調整して、レーザ光58を反射する。光軸調整装置55から出たレーザ光58は、ミラー54に入射し、第3ユニット70に向かう。ここでは、レーザダイオード52を7組配置し、それぞれに対応して、レンズ53および光軸調整装置55も7組配置している。
第2ユニット60は、ボード61を含み、ボード61の上には、例えばレーザダイオード52の駆動装置62が配置される。
第3ユニット70は、ボード71を含み、ボード71の上には、合波器72やミラー74が設けられている。第1ユニット50から入射してミラー74で反射されたレーザ光58は、合波器72で合波され、出力レーザ光88としてレーザ装置1000から出射する。
ここでは、7つのレーザダイオード52から出射されたレーザ光58が、合波されて1つの出力レーザ光88となるが、必要な出力レーザ光88の強度に応じて、レーザダイオード52の数は増減しても構わない。また、第1ユニット50および第2ユニット60と同様のユニットの数は、増減しても構わない。
次に、レーザ装置1000に設けられた光軸調整装置55について、図2A、図2Bを参照しながら説明する。図2Aは、全体が55で表される、本発明の実施の形態1にかかる光軸調整装置の斜視図であり、図2Bは、図2AをII−II方向に見た場合の断面斜視図である。
光軸調整装置55は、下板10と上板11とを有する。下板10と上板11とは、水平方向(Y軸方向)の回転軸13によりY軸を中心に回転可能に接続され、回転ヒンジ構造となっている。下板10と上板11は、例えば所定の厚みで略矩形形状の金属からなる。上板11の上には、レーザ光58を反射するためのミラー12が設けられている。ここでは、ミラー12の法線方向が、上板11の長手方向(X軸方向)となっている。
上板11には、Z軸方向に、孔部17、18が設けられている。孔部17は断面にねじが設けられたねじ孔で、調整ねじ14が噛み合うようになっている。孔部18は、上方の開口面積が下方より大きくなった、段差のある貫通孔であり、内部にねじは設けられていない。開口面積の大きな上部部分の、固定ねじ15の周囲にバネ16が配置され、上方部分と下方部分との間の段差の上に載置される。固定ねじ15の上端は傘状に拡がり、バネ16を上方から覆う。さらに下板10にも孔部19が設けられている。孔部19は、固定ねじ15と噛み合うねじが設けられたねじ孔である。
レーザ装置1000の第1ユニット50のボード51の上に、光軸調整装置55の下板10が固定される。固定は、ねじによる固定、接着等で行われる。この固定状態で、レーザダイオード52から出射されたレーザ光58は、光軸調整装置55のミラー12に入射し、反射されるが、回転軸13を中心に上板11を回転させることにより、反射されたレーザ光58の光軸(あおり角度θ)を調整できる。
調整ねじ14は、孔部17のねじと噛み合い、下端は下板10の上に載置されている。このため、調整ねじ14を回転させることにより、回転軸13を中心として上板11が上下方向に移動する。上板11の移動に伴い、ミラー12で反射されるレーザ光58のあおり角度θが変わり、光軸方向を調整できる。このとき、固定ねじ15は孔部19のねじと噛み合って固定され、固定ねじ15の拡がった上部は上板11の上面から離れているが、拡がった上部でバネ16が圧縮されているため、上板11には下向きの力が加えられる。
調整ねじ14でレーザ光58の光軸調整を行った後、固定ねじ15を下板10の孔部19に締め込み、固定ねじ15の拡がった上部を上板11に接触させる。これにより、調整ねじ14の下端が下板10に当たった状態で、上板11がロックされる。
このように、本発明の実施の形態1にかかる光軸調整装置55では、(1)調整ねじ14を用いた光軸(あおり角度)の調整、(2)固定ねじ15を用いた上板11のロック、の2つの工程で、レーザ光の光軸調整(あおり角度θの調整)が可能となり、光軸調整工程の簡素化が可能となる。
また、上板11と下板10とはヒンジ機構で接続されており、回転軸13を中心とした回転運動のみで光軸調整が可能であり、上板11が移動した場合に光路への影響が少ないような配置が容易に選択できる。
なお、光軸調整装置55では、回転軸13に近い方に固定ねじ15、遠い方に調整ねじ14を配置したが、逆の配置であっても構わない。なお、調整ねじ14、固定ねじ15は、X軸方向に並んで配置されることが好ましい。
実施の形態2.
図3Aは、全体が155で表される、本発明の実施の形態2にかかる光軸調整装置の斜視図であり、図3Bは、図3AをIII−III方向に見た場合の断面斜視図である。図3A、3B中、図2A、2Bと同一符合は、同一または相当箇所を示す。
光軸調整装置155では、上板11に設けられた孔部17のねじと噛み合うように、固定ねじ15が設けられ、固定ねじ15の下端は下板10に突き当たる。上板11と下板10との間の固定ねじ15の周囲には、バネ16が設けられる。バネ16は回転軸13を中心に、上板11と下板10との間隔が開くように作用する。
一方、上板11の貫通した孔部18を通って、下板10の孔部19に設けられたねじと噛み合うように、調整ねじ14が設けられる。調整ねじ14の上端は、上板11の表面の上に拡がっている。
光軸調整装置155では、バネ16により上板11が持ち上げられた状態で、調整ねじ14を孔部19のねじに締め込むことで、上板11が下方に移動し、ミラー12で反射されるレーザ光の光軸(あおり角度θ)の調整が可能となる。当然、調整ねじ14を緩めることにより、バネ16により上板11は上方に押し戻される。なお、光軸調整中は、固定ねじ15の下端が下板10に当たらない程度に、固定ねじ15は緩められている。
調整ねじ14を用いて光軸調整を行った後に、固定ねじ15を締めて、固定ねじ15の下端を下板10に押し当てる。これにより、上板11がロックされる。
ここでは、バネ16を固定ねじの周囲に配置したが、調整ねじ14の周囲に配置してもかまわない。また、下板10に対して上板11を上方に押すのであれば、バネ16は他の位置に配置しても構わない。また、調整ねじ14、固定ねじ15、バネ16が配置される順番は、図3Aの順番には限らないが、X軸方向に並んで配置されることが好ましい。
このように、本発明の実施の形態2にかかる光軸調整装置155では、(1)調整ねじ14を用いた光軸(あおり角度θ)の調整、(2)固定ねじ15を用いた上板11のロック、の2つの工程で、レーザ光の光軸調整(あおり角度θの調整)が可能となり、光軸調整工程の簡素化が可能となる。
また、光軸調整装置155では、調整ねじ14、固定ねじ15、バネ16の配置の自由度が上がり、限られた制約の中で各部品の配置やバネの強さなどの調整が可能となり、光軸調整装置155の小型化が可能となる。
実施の形態3.
図4Aは、全体が255で表される、本発明の実施の形態3にかかる光軸調整装置の斜視図であり、図4Bは、図4AをIV−IV方向に見た場合の断面斜視図である。図4A、4B中、図3A、3Bと同一符合は、同一または相当箇所を示す。
光軸調整装置255は、実施の形態2にかかる光軸調整装置155が、さらに振れ止めピン20を有する構造であり、他の構造は光軸調整装置155と同様である。
振れ止めピン20は、例えば円柱形状で、中心軸がZ軸方向となるように、上部が上板11に固定されている。図4Bでは、上板11に形成した孔部に振れ止めピン20の上端が差し込まれて、固定されている。
下板10には、振れ止めピン20と同心円で、振れ止めピン20より口径のやや大きい孔部21が設けられている。振れ止めピン20の下端を孔部21に挿入しておくことで、調整ねじ14や固定ねじ15を回す場合の、下板10に対する上板11の横揺れを防止できる。これにより、上板11が横方向にずれることによる光軸調整のやり直しを防止できるとともに、より高精度な光軸調整が可能となる。
なお、振れ止めピン20は、実施の形態1にかかる光軸調整装置55に設けても構わない。また、振れ止めピン20は、下板10に固定されて上板11に挿入する構造でも構わない。
実施の形態4.
図5は、全体が355で表される、本発明の実施の形態4にかかる光軸調整装置の斜視図であり、図6A、図6Bはその操作を説明する概略図である。図5、6A、6B中、図3A、3Bと同一符合は、同一または相当箇所を示す。
光軸調整装置355では、矩形の下板10の裏面に、円柱形状の下板回転軸24を備える。下板回転軸24は、回転軸13の近傍の、下板10の裏面に設けられる。一方、下板10の、回転軸13から遠い、Y軸に平行な辺に、切り込み部25を有する。Z軸方向に
見た場合の切り込み部25の形状は、例えばU字型形状や矩形形状である。
レーザ装置1000の第1ユニット50のボード51には、下板回転軸24に対応する孔部(図示せず)が設けられ、この孔部に下板回転軸24が入るように、ボード51の上に光軸調整装置355が載せられる。
この状態で、切り込み部25の内部のボード51にも孔部(図示せず)が設けられている。この孔部には、カム治具30のシャフト32が挿入される。図5に示すように、カム治具30は、シャフト32を有し、その先端がこの孔部に挿入される。シャフト32の途中には偏心カム33が設けられ、下板10の孔部にシャフト32を挿入した状態で、偏心カム33は下板10の切り込み部25の中に位置される。シャフト32の他端には、グリップ31が設けられている。
図6A、6Bに示すように、カム治具30の偏心カム33を切り込み部25の中に配置した状態で、グリップ31を用いてカム治具30をZ軸の回りでA方向に回転させる。この結果、下板10は、下板回転軸24を中心に、下板10はB方向に回転し、水平方向の光軸調整(角度ωの調整)が可能となる。
なお、本発明の実施の形態5にかかるレーザ装置1000では、第1ユニット50のボード51の上に、光軸調整装置355の下板10が、2つの固定ねじ23で固定される。それぞれの固定ねじ23と下板10の上面との間には、バネ座金22が挟まれている。固定ねじ23を緩めても、バネ座金22の作用で緩締め状態とすることができるため、下板10をボード51上で摺動させて、光軸調整(角度ωの調整)が可能となる。光軸調整(角度ωの調整)後に固定ねじ23をボード51のねじ孔(図示せず)に締めて、下板10をボード51に固定する。
光軸調整装置355では、簡単な工程で、光軸調整装置を狭い領域に配置することができる。特に、下板10が、下板回転軸24と切り込み部25を有することにより、水平方向の光軸調整(角度ωの調整)も可能となる。
実施の形態5.
図7A、図7Bは、全体が455で表される、本発明の実施の形態5にかかる光軸調整装置の斜視図であり、図6A、6Bと同一符合は、同一または相当箇所を示す。
光軸調整装置455は、下板10が、Z軸方向に設けられ、互いに対向配置された2つの壁部41、42を含む。また、上板11の端部はY軸方向の幅が狭くなり、2つの壁部41、42の間に挟まれる。
上板11を貫通する孔部(図3Bの18参照)を通って、下板10の孔部(図3Bの19参照)のねじと噛み合うように調整ねじ14が設けられている。調整ねじ14の上部には、上板11に取り付けられた調整ねじ押さえ26が延びている。上板11の重さにより、調整ねじ押さえ26は調整ねじ14の上に載置されている。調整ねじ14を締めると、上板11と下板10との間隔がせまくなり、調整ねじ14を緩めると、調整ねじ14が調整ねじ押さえ26を持ち上げて、上板11と下板10の間隔は広がる。これにより、光軸調整(あおり角度θの調整)が可能となる。
また2つの壁部41、42に挟まれた上板11には、カム部28を備えた固定カム27が設けられている。固定カム27を回転することにより、カム部28が壁部41を押して、上板11をY軸方向に移動させ、上板11を壁部42に緩やかに当てることができる。この状態で、調整ねじ14を用いて光軸調整を行うことで、調整ねじ機構の遊びによる上板11のガタを抑えて、高精度で光軸(あおり角度θ)を調整できる。同時に、上板11のY軸方向の振れを抑えることができる。
また、固定カム27を所定の位置に回転させることで、壁部42に上板11を強く押しつけた状態で固定し、ロックすることができる。
このように、光軸調整装置455では、調整機構とロック機構が独立するため、調整工程とロック工程とを行っても、2つの工程の相互干渉による位置ズレを防止できる。
10 下板、11 上板、12 ミラー、13 回転軸、14 調整ねじ、15 固定ねじ、16 バネ、17、18、19 孔部、20 振れ止めピン、21 孔部、22 バネ座金、23 固定ねじ、24 下板回転軸、25 切り込み部、26 調整ねじ押さえ、27 固定カム、28 カム部、30 カム治具、31 グリップ、32 シャフト、33 偏心カム、41、42 壁部、50 第1ユニット、51 ボード、52 レーザダイオード、53 レンズ、54 ミラー、58 レーザ光、60 第2ユニット、61 ボード、62 駆動装置、70 第3ユニット、71 ボード、72 合波器、74 ミラー、88 出力レーザ光、55、155、255、355、455 光軸調整装置、1000 レーザ装置。

Claims (10)

  1. 回転軸で取り付けられヒンジ構造を構成する下板および上板と、
    前記上板に設けられ、レーザ光を反射して反射光とするミラーと、
    前記上板を移動させて前記上板と前記下板の間隔を調整する調整ねじと、
    前記下板に対して前記上板を固定する固定ねじと、を含み、
    前記調整ねじで前記間隔を変えることにより、前記反射光の光軸を調整した状態で、固定ねじで前記上板が固定される光軸調整装置。
  2. 前記調整ねじは、前記上板に設けられたねじ孔と噛み合うねじであり、
    前記固定ねじは、前記上板に設けられた貫通孔を通って、前記下板に設けられたねじ孔と噛み合い、かつ、その拡がった上部と前記上板との間にバネを備えたねじであり、
    前記バネが縮んだ状態で、前記調整ねじを回転して、前記反射光の光軸が調整され、
    前記調整ねじの下端が前記下板に当接した状態で、前記固定ねじの上部が前記上板を前記下板方向に押して前記上板が固定される請求項1に記載の光軸調整装置。
  3. さらに、前記下板と前記上板との間にバネを備え、
    前記調整ねじは、前記上板に設けられた貫通孔を通って、前記下板に設けられたねじ孔と噛み合い、かつ、その上端が前記上板の上に拡がったねじであり、
    前記固定ねじは、前記上板に設けられたねじ孔と噛み合うねじであり、
    前記バネが縮んだ状態で、前記調整ねじを回転して、前記反射光の光軸が調整され、
    前記固定ねじが前記下板に当接して、前記上板が固定される請求項1に記載の光軸調整装置。
  4. 上記バネは、前記調整ねじ、または上記固定ねじの周囲を旋回して配置されることを特徴とする請求項3に記載の光軸調整装置。
  5. さらに、前記上板に固定され、前記上板から前記下板に向かって延びる第1振れ止めピンを有し、前記第1振れ止めピンの下端は、前記下板に設けられた開口部の中に配置され、あるいは、前記下板に固定され、前記下板から前記上板に向かって延びる第2振れ止めピンを有し、前記第2振れ止めピンの上端は、前記上板に設けられた開口部の中に配置される請求項1〜4のいずれかに記載の光軸調整装置。
  6. 前記回転軸近傍の、前記下板の裏面に下板回転軸を有し、
    前記回転軸から離れた、前記回転軸に平行な前記下板の端部に切り込み部を有し、
    前記切り込み部の中で、偏心カムを回転させることで、前記下板回転軸の回りで前記下板を移動させる請求項1に記載の光軸調整装置。
  7. 前記下板回転軸は、前記下板が載置されるボードに設けられた孔部に挿入され、
    前記偏心カムはシャフトの周囲に設けられ、シャフトの一端が前記ボードに設けられた他の孔部に挿入した状態で、前記切り込み部の内部で前記偏心カムを回転させて、前記下板を移動させる請求項6に記載の光軸調整方法。
  8. 回転軸で取り付けられヒンジ構造を構成する下板および上板と、
    前記上板に設けられ、レーザ光を反射して反射光とするミラーと、
    前記上板に設けられた貫通孔を通って、前記下板に設けられたねじ孔と噛み合い、その上部には前記上板に固定された調整ねじ押さえが載置された調整ねじと、を含み、
    前記下板は、前記下板に設けられ、前記回転軸方向に前記上板を挟む一対の壁部を備え、
    前記壁部に挟まれた前記上板は、カム部を備えた固定カムを備え、
    前記調整ねじで前記間隔を変えることにより、前記反射光の光軸を調整した状態で、前記固定カムにより前記上板を前記壁部に押しつけて前記上板を固定する光軸調整装置。
  9. 前記光軸の調整は、前記カムで前記上板を前記壁部に接触させた状態で、前記調整ねじで上記上板を移動させて行われる請求項8に記載の光軸調整装置。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の光軸調整装置を複数備え、
    複数の光学素子から出射されたレーザ光の光軸が、それぞれの光軸調整装置で調整された後に、合波されて出力レーザとして出射されるレーザ装置。
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