JP2020111989A - コンクリート用補強部材の接合構造、コンクリート用補強部材の定着部構造及びコンクリート用補強部材の接合方法 - Google Patents

コンクリート用補強部材の接合構造、コンクリート用補強部材の定着部構造及びコンクリート用補強部材の接合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】施工をより容易にし、接合の品質を向上させる。【解決手段】第1コンクリート用補強部材10Aと、第2コンクリート用補強部材20Aと、第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとを接合する接合部材30とを備えたコンクリート用補強部材の接合構造1Aにおいて、接合部材30は、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、溶着により第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとを接合しているため、接着剤を充填する作業を省くことができるために施工がより容易であり、接着剤の充填不良が無いために接合の品質を向上できる。【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート用補強部材の接合構造、コンクリート用補強部材の定着部構造及びコンクリート用補強部材の接合方法に関する。
建設業界では、高強度を有し、軽量であり、腐食しない材料である繊維補強プラスチック(以下、FRP(Fiber-Reinforced Plastics)と呼ぶ)から形成されたFRPロッド材をコンクリート用補強部材として適用する研究が進んでいる。FRPロッド材をコンクリート用補強部材として適用する場合、FRPロッド材同士を接合するために、接合強度の高い接合構造が必須となる。そこで、特許文献1には、一対のFRPロッド材の端部が金属の筒状部材に挿入され、接着剤が筒状部材の内部に充填されることで、接着剤を介して一対のFRPロッド材同士が接合される接合構造が開示されている。
特開平6‐129058号公報
ところで、上記技術では、接着剤を充填させる必要がある。接着剤が使用された場合、接着剤の硬化に時間を要する欠点がある。また、接着剤の充填不良による付着力及び接合性能の低下等の接合の品質の低下が懸念される。
そこで本発明は、施工がより容易であり、接合の品質を向上できるコンクリート用補強部材の接合構造、コンクリート用補強部材の定着部構造及びコンクリート用補強部材の接合方法を提供することを目的とする。
本発明は、第1コンクリート用補強部材と、第2コンクリート用補強部材と、第1コンクリート用補強部材と第2コンクリート用補強部材とを接合する接合部材とを備え、接合部材は、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、溶着により第1コンクリート用補強部材と第2コンクリート用補強部材とを接合するコンクリート用補強部材の接合構造である。
この構成によれば、第1コンクリート用補強部材と、第2コンクリート用補強部材と、第1コンクリート用補強部材と第2コンクリート用補強部材とを接合する接合部材とを備えたコンクリート用補強部材の接合構造において、接合部材は、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、溶着により第1コンクリート用補強部材と第2コンクリート用補強部材とを接合しているため、接着剤を充填する作業を省くことができるために施工がより容易であり、接着剤の充填不良が無いために接合の品質を向上できる。
この場合、第1コンクリート用補強部材及び第2コンクリート用補強部材の少なくともいずれかは、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含むことが好適である。
この構成によれば、第1コンクリート用補強部材及び第2コンクリート用補強部材の少なくともいずれかは熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、接合部材による溶着がさらに容易であるため、さらに接合の品質を向上でき、さらに軽量化を図ることができる。
また、第1コンクリート用補強部材及び第2コンクリート用補強部材のそれぞれは、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、接合部材により接合されている部位において、第1コンクリート用補強部材と第2コンクリート用補強部材とは、互いに溶着させられていることが好適である。
この構成によれば、第1コンクリート用補強部材及び第2コンクリート用補強部材のそれぞれは、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、接合部材により接合されている部位において、第1コンクリート用補強部材と第2コンクリート用補強部材とは、互いに溶着させられているため、接合強度を向上させることができる。
また、第1コンクリート用補強部材及び第2コンクリート用補強部材のそれぞれは、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含む複数の線状部材であり、接合部材により接合されている部位において、第1コンクリート用補強部材の線状部材と、第2コンクリート用補強部材の線状部材とは、互いに絡み合いつつ、互いに溶着させられていることが好適である。
この構成によれば、第1コンクリート用補強部材及び第2コンクリート用補強部材のそれぞれは熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含む複数の線状部材であり、接合部材により接合されている部位において、第1コンクリート用補強部材の線状部材と、第2コンクリート用補強部材の線状部材とは、互いに絡み合いつつ、互いに溶着させられているため、第1コンクリート用補強部材と第2コンクリート用補強部材とが互いに接触しつつ溶着されている面積が増大することにより、接合強度を向上させることができる。
また、接合部材は、第1コンクリート用補強部材と第2コンクリート用補強部材とに巻き付けられたシートでもよい。
この構成によれば、接合部材は、第1コンクリート用補強部材と第2コンクリート用補強部材とに巻き付けられたシートであるため、接合部材の取り付けが容易であり、施工がさらに容易である。
また、接合部材は、第1コンクリート用補強部材と第2コンクリート用補強部材とが挿通されたパイプでもよい。
この構成によれば、接合部材は、第1コンクリート用補強部材と第2コンクリート用補強部材とが挿通されたパイプであるため、接合部材の取り付けが容易であり、施工がさらに容易である。
また、接合部材の外周面は、熱収縮性チューブにより被覆されていてもよい。
この構成によれば、接合部材の外周面は、熱収縮性チューブにより被覆されているため、加熱と同時に圧着が行われたものであり、施工がさらに容易である。
また、本発明は、コンクリートに埋設されるコンクリート用補強部材と、コンクリート用補強部材の先端部に接合されてコンクリートに埋設される定着部材とを備え、定着部材は、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、溶着によりコンクリート用補強部材の先端部に接合されているコンクリート用補強部材の定着部構造である。
この構成によれば、コンクリートに埋設されるコンクリート用補強部材と、コンクリート用補強部材の先端部に接合されてコンクリートに埋設される定着部材とを備えたコンクリート用補強部材の定着部構造において、定着部材は、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、溶着によりコンクリート用補強部材の先端部に接合されているため、施工がより容易であり、より軽量化を図ることができる。
また、本発明は、上記本発明に記載のコンクリート用補強部材の定着部構造の一対を備え、一対のコンクリート用補強部材のそれぞれの先端部とは反対側の末端部の側が互いに反対方向に延在し、一対の定着部材のそれぞれと、一対のコンクリート用補強部材のそれぞれの少なくとも先端部の側の一部とがコンクリートに埋設されているコンクリート用補強部材の接合構造である。
この構成によれば、上記本発明のコンクリート用補強部材の定着部構造の一対を備え、一対のコンクリート用補強部材のそれぞれの先端部とは反対側の末端部の側が互いに反対方向に延在し、一対の定着部材のそれぞれと、一対のコンクリート用補強部材のそれぞれの少なくとも先端部の側の一部とがコンクリートに埋設されているため、コンクリートを介して応力を伝達することにより一対のコンクリート用補強部材を互いに接合することができる。
また、本発明は、第1コンクリート用補強部材と第2コンクリート用補強部材とを接合部材により接合するコンクリート用補強部材の接合方法であって、接合部材は、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、溶着により第1コンクリート用補強部材と第2コンクリート用補強部材とを接合するコンクリート用補強部材の接合方法である。
本発明のコンクリート用補強部材の接合構造、コンクリート用補強部材の定着部構造及びコンクリート用補強部材の接合方法によれば、施工がより容易であり、接合の品質を向上できる。
第1実施形態のコンクリート用補強部材の接合構造を示す側面図である。 (A)、(B)、(C)、(D)及び(E)は第1実施形態のコンクリート用補強部材の接合方法の各工程を示す側面図である。 (A)は接合部材がシートである態様を示す側面図であり、(B)は接合部材がパイプである態様を示す側面図である。 第2実施形態のコンクリート用補強部材の接合構造を示す側面図である。 (A)及び(B)は第2実施形態のコンクリート用補強部材の接合方法の各工程を示す側面図である。 (A)、(B)及び(C)は第3実施形態のコンクリート用補強部材の接合方法の各工程を示す側面図である。 第4実施形態のコンクリート用補強部材の定着部構造を示す縦断面図である。 (A)及び(B)は第4実施形態のコンクリート用補強部材の定着部構造の製造方法を示す側面図である。 (A)は定着部材がシートである態様を示す側面図であり、(B)は定着部材がパイプである態様を示す側面図である。 第5実施形態のコンクリート用補強部材の定着部構造を示す側面図である。 (A)及び(B)は第5実施形態のコンクリート用補強部材の定着部構造の製造方法を示す側面図である。 第6実施形態のコンクリート用補強材の接合構造を示す横断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るコンクリート用補強材の接合構造、コンクリート用補強部材の定着部構造及びコンクリート用補強部材の接合方法について詳細に説明する。図1に示すように、本発明の第1実施形態に係るコンクリート用補強部材の接合構造1Aは、第1コンクリート用補強部材10Aと、第2コンクリート用補強部材20Aと、第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとを接合する接合部材30とを備える。
本実施形態のコンクリート用補強部材の接合構造1Aは、例えば、鉄筋等と同様にコンクリートに埋設され、当該コンクリートを補強する。また、本実施形態のコンクリート用補強部材の接合構造1Aは、コンクリートの外部において、当該コンクリートを補強する用途に適用されてもよい。
第1コンクリート用補強部材10A及び第2コンクリート用補強部材20Aの少なくともいずれかは熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含む。引張抵抗材とは、FRPのような樹脂繊維、布繊維、金属繊維等、熱可塑性樹脂を間に溶け込ませて一体化し架橋する機能をもつものである。本実施形態では、第1コンクリート用補強部材10A及び第2コンクリート用補強部材20Aのそれぞれは、熱可塑性のFRPを含むFRPロッド材である。
FRPロッド材は、引張抵抗材としての炭素繊維が熱可塑性樹脂により含浸又は被覆された炭素繊維強化プラスチック(CFRP(Carbon-Fiber-ReinforcedPlastics))、引張抵抗材としてのガラス繊維が熱可塑性樹脂により含浸又は被覆されたガラス繊維強化プラスチック(GFRP(Glass-Fiber-Reinforced Plastics))及び引張抵抗材としてのボロン繊維が熱可塑性樹脂により含浸又は被覆されたボロン繊維強化プラスチック(BFRP(Boron Fiber-Reinforced Plastics))等を含む。FRPロッド材は、バサルト繊維が熱可塑性樹脂により含浸又は被覆されたものでもよい。
接合部材30により接合されている部位である溶着部71において、第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとは、互いに溶着させられている。なお、第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとを互いに溶着することが可能であれば、第1コンクリート用補強部材10A及び第2コンクリート用補強部材20Aは熱可塑性樹脂及び引張抵抗材以外の物質を含んでいてもよい。
接合部材30は、第1コンクリート用補強部材10A及び第2コンクリート用補強部材20Aと同様の熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含む。接合部材30は、溶着により第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとを接合する。接合部材30の横断面積は、第1コンクリート用補強部材10A及び第2コンクリート用補強部材20Aの横断面積以上である。なお、接合部材30が溶着により第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとを接合することが可能であれば、接合部材30は熱可塑性樹脂及び引張抵抗材以外の物質を含んでいてもよい。
後述するように、接合部材30は、第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとに巻き付けられたシートでもよく、第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとが挿通されたパイプでもよい。なお、接合構造1Aがコンクリートに埋設されたときのコンクリートと接合構造1Aとの付着力を向上させるために、接合部材30の外面に凹凸形状が設けられていてもよい。
以下、本実施形態のコンクリート用補強部材の接合方法について説明する。図2(A)に示すように、第1コンクリート用補強部材10Aの先端部10e及び第2コンクリート用補強部材20Aの先端部20eがヒータ60等を用いて80〜250℃の温度で加熱され、溶融される。図2(B)に示すように、第1コンクリート用補強部材10Aの先端部10e及び第2コンクリート用補強部材20Aの先端部20eが溶融した後、先端部10eと先端部20eとが溶着部71において圧着される。図2(C)に示すように、圧着が維持された状態で、溶着部71を冷却及び固化させることにより、第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとが一体化する。
図2(D)に示すように、溶着部71の近傍の加熱溶融部80において、第1コンクリート用補強部材10A及び第2コンクリート用補強部材20Aの表面がヒータ等を用いて80〜250℃の温度で加熱され、溶融される。図2(E)に示すように、第1コンクリート用補強部材10A及び第2コンクリート用補強部材20Aの溶着部71及び加熱溶融部80に接合部材30が取り付けられる。
図3(A)に示すように、接合部材30は、第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとの溶着部71及び加熱溶融部80に巻き付けられたシート31でもよい。また、図3(B)に示すように、接合部材30は、第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとが挿通されたパイプ32でもよい。
図2(E)に示すように、接合部材30がヒータ等を用いて80〜250℃の温度で加熱される。接合部材30が溶融されつつ、1〜5分間、加熱溶融部80に圧着される。圧着後、ヒータが取り外され、接合部材30が常温で冷却及び固化されることにより、本実施形態のコンクリート用補強部材の接合構造1Aが形成される。
上記の特許文献1のような既存の技術は、全て熱硬化性のFRPロッド材を使用した継手構造に関する。そのため、接着剤の充填による継手及び機械的に定着させる継手によりFRPロッド材同士を接合させることしかできない。本実施形態では、熱可塑性樹脂をマトリックスとした熱可塑性FRPロッド材の継手構造として、上記のようなコンクリート用補強部材の接合構造1Aが提供される。
本実施形態では、第1コンクリート用補強部材10Aと、第2コンクリート用補強部材20Aと、第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとを接合する接合部材30とを備えたコンクリート用補強部材の接合構造1Aにおいて、接合部材30は、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、溶着により第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとを接合しているため、接着剤を充填する作業を省くことができるために施工がより容易であり、接着剤の充填不良が無いために接合の品質を向上できる。つまり、本実施形態では、接着剤を充填する作業を省くことができるため、大幅な工程短縮が見込まれる。また、本実施形態では、接着剤の充填不良等のリスクが無くなるため、大幅な品質向上効果が見込まれる。
また、本実施形態では、第1コンクリート用補強部材10A及び第2コンクリート用補強部材20Aの少なくともいずれかは熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、接合部材30による溶着がさらに容易であるため、さらに接合の品質を向上でき、さらに軽量化を図ることができる。
つまり、本実施形態では、第1コンクリート用補強部材10A及び第2コンクリート用補強部材20Aが接合部材30とともに熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含むことで、互いに加熱して溶融し、冷却(溶着)して接合させることにより材料間が一体化する溶着技術を採用することができる。そのため、従来工法と比べて、FRPロッド材と接合部材との一体性が高まる。
また、本実施形態では、第1コンクリート用補強部材10A及び第2コンクリート用補強部材20Aのそれぞれは、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、接合部材30により接合されている部位において、第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとは、互いに溶着させられているため、接合強度を向上させることができる。
つまり、本実施形態では、第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとの間の溶着部71での溶着と、第1コンクリート用補強部材10A及び第2コンクリート用補強部材20Aと接合部材30との間の加熱溶融部80での溶着とにより接合構造1Aの引張強度を持たせている。これにより、接合部位が増大するため、接合強度を向上させることができる。
また、本実施形態では、接合部材30は、第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとに巻き付けられたシート31でもよいため、接合部材30の取り付けが容易であり、施工がさらに容易である。また、本実施形態では、接合部材30は、第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとが挿通されたパイプ32であるため、接合部材30の取り付けが容易であり、施工がさらに容易である。
また、本実施形態では、接合部材30は、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含むため、施工現場で自由な成形が可能である。例えば、接合部材30を応力伝達が最適な形状に成形することができる。また、本実施形態では、加熱作業のみで、部材間の接合及び施工誤差の修正を同時に行うことができる。さらに、本実施形態では、第1コンクリート用補強部材10A、第2コンクリート用補強部材20A及び接合部材30は、熱可塑性樹脂と炭素繊維等の引張抵抗材とを含むため、耐腐食性を有する。
以下、本発明の第2実施形態について説明する。図4に示すように、本実施形態のコンクリート用補強部材の接合構造1Bでは、接合部材30の外周面は、熱収縮性チューブ33により被覆されている。熱収縮性チューブ33は、ポリオレフィン、フッ素ポリマー又はエラストマー材料に放射線架橋することにより形成され、熱を加えることにより、所定の形状に収縮する合成樹脂製のチューブである。
本実施形態のコンクリート用補強部材の接合方法では、上記第1実施形態と同様に第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとに接合部材30が取り付けられた後に、図5(A)に示すように、第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとに取り付けられた接合部材30の外周面が熱収縮性チューブ33により被覆される。図5(B)に示すように、接合部材30の外周面を被覆した熱収縮性チューブ33が加熱されることにより、接合部材30が溶融されつつ、第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとに圧着される。これにより、第1コンクリート用補強部材10Aと第2コンクリート用補強部材20Aとが接合される。
本実施形態では、接合部材30の外周面は、熱収縮性チューブ33により被覆されているため、加熱と同時に圧着が行われたものであり、施工がさらに容易である。
以下、本発明の第3実施形態について説明する。図6(A)、図6(B)及び図6(C)に示すように、本実施形態のコンクリート用補強部材の接合構造1Cでは、では、第1コンクリート用補強部材10A及び第2コンクリート用補強部材20Bのそれぞれは、上記と同様の熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含む複数の線状部材11,21である。図6(B)に示すように、接合部材30により接合される部位である溶着部72及び加熱溶融部80において、第1コンクリート用補強部材10Bの線状部材11と、第2コンクリート用補強部材20Bの線状部材21とは、互いに絡み合いつつ、互いに溶着させられる。
図6(C)に示すように、上記第1実施形態と同様にして、第1コンクリート用補強部材10Bの線状部材11と第2コンクリート用補強部材20Bの線状部材21とが互いに絡み合わされつつ互いに溶着された部位が接合部材30により接合され、本実施形態のコンクリート用補強部材の接合構造1Cが形成される。上記第2実施形態と同様に、熱収縮性チューブ33が適用されてもよい。
本実施形態では、第1コンクリート用補強部材10B及び第2コンクリート用補強部材20Bのそれぞれは熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含む複数の線状部材11,21を含み、接合部材30により接合されている部位において、第1コンクリート用補強部材10Bの線状部材11と、第2コンクリート用補強部材20Bの線状部材21とは、互いに絡み合いつつ、互いに溶着させられているため、第1コンクリート用補強部材10Bと第2コンクリート用補強部材20Bとが互いに接触しつつ溶着されている面積が増大することにより、接合強度を向上させることができる。
以下、本発明の第4実施形態について説明する。図7に示すように、本実施形態のコンクリート用補強部材の定着部構造2Aは、コンクリートCに埋設されるコンクリート用補強部材40と、コンクリート用補強部材40の先端部40eに接合されてコンクリートCに埋設される定着部材50とを備える。
コンクリート用補強部材40は、上記第1実施形態及び第2実施形態の第1コンクリート用補強部材10A及び第2コンクリート用補強部材20Aと同様に構成を有し、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含む。なお、コンクリートCに埋設されるコンクリート用補強部材40とは、必ずしもコンクリート用補強部材40の全体がコンクリートCに埋設される必要はなく、例えば、コンクリート用補強部材40の先端部40eとは反対側の末端部40rがコンクリートCに埋設されていなくてもよい。
また、定着部材50は、上記第1実施形態〜第3実施形態の接合部材30と同様の構成を有し、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、溶着によりコンクリート用補強部材40の先端部40eに接合されている。定着部材50の横断面積は、コンクリート用補強部材40の横断面積以上である。なお、コンクリート用補強部材40及び定着部材50とコンクリートCとの付着性をさらに向上させるために、コンクリート用補強部材40及び定着部材50の外側表面に凹凸部が設けられていてもよい。
また、コンクリート用補強部材40の先端部40eとは、必ずしも、コンクリート用補強部材40の先端でなくてもよく、例えば、コンクリート用補強部材40の先端寄りの部位であってコンクリート用補強部材40の全長の1〜50%の範囲に含まれる部位であればよい。
本実施形態のコンクリート用補強部材の定着部構造の製造方法では、図8(A)に示すように、先端部40eの近傍の加熱溶融部80において、コンクリート用補強部材40の表面がヒータ等を用いて80〜250℃の温度で加熱され、溶融される。図8(B)に示すように、コンクリート用補強部材40の先端部40eに定着部材50が溶着により取り付けられる。
図9(A)に示すように、定着部材50は、コンクリート用補強部材40の先端部40eに巻き付けられたシート51でもよい。また、図9(B)に示すように、定着部材50は、コンクリート用補強部材40の先端部40eが挿通されたパイプ52でもよい。
図8(B)に示すように、定着部材50がヒータ等を用いて80〜250℃の温度で加熱される。定着部材50が溶融されつつ、1〜5分間、加熱溶融部80に圧着される。圧着後、ヒータが取り外され、定着部材50が常温で冷却及び固化されることにより、本実施形態のコンクリート用補強部材の定着部構造2Aが形成される。
本実施形態によれば、コンクリートCに埋設されるコンクリート用補強部材40と、コンクリート用補強部材40の先端部40eに接合されてコンクリートCに埋設される定着部材50とを備えたコンクリート用補強部材の定着部構造2Aにおいて、定着部材50は、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、溶着によりコンクリート用補強部材40の先端部40eに接合されているため、施工がより容易であり、より軽量化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、コンクリート用補強部材40は熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、定着部材50の溶着がさらに容易であるため、さらに接合の品質を向上でき、さらに軽量化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、定着部材50は、コンクリート用補強部材40の先端部40eに巻き付けられたシート51でもよいため、定着部材50の取り付けが容易であり、施工がさらに容易である。また、本実施形態によれば、定着部材50は、コンクリート用補強部材40の先端部40eが挿通されたパイプ52でもよいため、定着部材50の取り付けが容易であり、施工がさらに容易である。さらに、本実施形態では、コンクリート用補強部材40及び定着部材50は、熱可塑性樹脂と炭素繊維等の引張抵抗材とを含むため、耐腐食性を有する。
以下、本発明の第5実施形態について説明する。図10に示すように、本実施形態のコンクリート用補強部材の定着部構造2Bでは、定着部材50の外周面は、熱収縮性チューブ53により被覆されている。熱収縮性チューブ53は、上記第2実施形態の熱収縮性チューブ33と同様である。
本実施形態のコンクリート用補強部材の接合方法では、上記第4実施形態と同様にコンクリート用補強部材40の先端部40eに定着部材50が取り付けられた後に、図11(A)に示すように、コンクリート用補強部材40の先端部40eに取り付けられた定着部材50の外周面が熱収縮性チューブ53により被覆される。図11(B)に示すように、定着部材50の外周面を被覆した熱収縮性チューブ53が加熱されることにより、定着部材50が溶融されつつ、コンクリート用補強部材40と第2コンクリート用補強部材20Aとに圧着される。これにより、コンクリート用補強部材40と定着部材50とが接合される。
本実施形態では、定着部材50の外周面は、熱収縮性チューブ53により被覆されているため、加熱と同時に圧着が行われたものであり、施工がさらに容易である。
以下、本発明の第6実施形態について説明する。図12に示すように、本実施形態のコンクリート用補強部材の接合構造1Dでは、上記第4実施形態のコンクリート用補強部材の定着部構造2Aを複数対備える。図12に示すように、本実施形態の接合構造1Dは、例えば、床版D1と床版D2とをコンクリートCの間詰部を介して接合する際に適用される。本実施形態では、複数対のコンクリート用補強部材40のそれぞれの先端部40eとは反対側の末端部40rの側が互いに反対方向に延在している。複数対のコンクリート用補強部材40のそれぞれの末端部40rの側は、床版D1,D2に埋設されている。複数対の定着部材50のそれぞれと、複数対のコンクリート用補強部材40のそれぞれの少なくとも先端部40eの側の一部とがコンクリートCに埋設されている。
本実施形態では、一方の床版D1に埋設されたコンクリート用補強部材40の定着部材50と、他方の床版D2に埋設されたコンクリート用補強部材40とが互いに隣接し、他方の床版D2に埋設されたコンクリート用補強部材40の定着部材50と、一方の床版D1に埋設されたコンクリート用補強部材40とが互いに隣接している。
なお、一方の床版D1に埋設されたコンクリート用補強部材40の定着部材50と、他方の床版D2に埋設されたコンクリート用補強部材40の定着部材50とが互いに隣接していてもよい。また、一方の床版D1に埋設されたコンクリート用補強部材40の定着部材50と、他方の床版D2に埋設されたコンクリート用補強部材40の定着部材50とが互いに対向していてもよい。また、接合構造1Dは、上記第5実施形態のコンクリート用補強部材の定着部構造2Bを複数対備えていてもよい。また、接合構造1Dは、床版D1と床版D2とを接合する以外の用途に適用されてもよい。
本実施形態では、上記第4実施形態のコンクリート用補強部材の定着部構造2Aの一対を備え、一対のコンクリート用補強部材40のそれぞれの先端部40eとは反対側の末端部40rの側が互いに反対方向に延在し、一対の定着部材50のそれぞれと、一対のコンクリート用補強部材40のそれぞれの少なくとも先端部40eの側の一部とがコンクリートCに埋設されているため、コンクリートCを介して応力を伝達することにより一対のコンクリート用補強部材40を互いに接合することができる。また、本実施形態では、コンクリート用補強部材40とコンクリートCとの付着及び定着部材50が受け持つコンクリートCからの支圧力により接合性能を向上させる。このため、従来の重ね継手等と比べて、継手長を短くすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく様々な形態で実施される。例えば、上記の第1コンクリート用補強部材10A,10B、第2コンクリート用補強部材20A,20B及びコンクリート用補強部材40は、熱硬化性樹脂及び鉄等の金属により形成されていてもよい。
第1コンクリート用補強部材10A,10B及び第2コンクリート用補強部材20A,20Bが熱硬化性樹脂及び鉄等の金属により形成されている場合には、図2(A)、図2(B)及び図2(C)に示した工程の代わりに、第1コンクリート用補強部材10A,10Bと第2コンクリート用補強部材20A,20Bとが接着剤を用いた接着により接合されてもよい。また、第1コンクリート用補強部材10A,10B及び第2コンクリート用補強部材20A,20Bが熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂及び鉄等の金属のいずれかにより形成されている場合にも、図2(A)、図2(B)及び図2(C)に示した工程の代わりに、接着剤を用いた接着及び機械的な接合が行われてもよい。これらの場合でも、従来のように接着剤が充填される工法に比べて、工期短縮及び品質向上が見込まれる。
また、接合部材30及び定着部材50は、ポリプロピレン(PP)、ポリカーボネート(PC)及びポリアミドナイロン(PA)等の熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含んでいてもよい。この場合は、繊維補強以外の手段を用いて、接合部材30及び定着部材50の接合強度及び剛性が向上されてもよい。
また、上記の第1コンクリート用補強部材10A,10B、第2コンクリート用補強部材20A,20B、接合部材30、コンクリート用補強部材40及び定着部材50に溶着の際に加熱する手段としてレーザーあるいは電熱などの手段を採用してもよい。
1A,1B,1C,1D…接合構造、2A,2B…定着部構造、10A,10B…第1コンクリート用補強部材、10e…先端部、11…線状部材、20A,20B…第2コンクリート用補強部材、20e…先端部、21…線状部材、30…接合部材、31…シート、32…パイプ、33…熱収縮性チューブ、40…コンクリート用補強部材、40e…先端部、40r…末端部、50…定着部材、51…シート、52…パイプ、53…熱収縮性チューブ、60…ヒータ、71,72…溶着部、80…加熱溶融部、C…コンクリート、D1,D2…床版。

Claims (10)

  1. 第1コンクリート用補強部材と、
    第2コンクリート用補強部材と、
    前記第1コンクリート用補強部材と前記第2コンクリート用補強部材とを接合する接合部材と、
    を備え、
    前記接合部材は、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、溶着により前記第1コンクリート用補強部材と前記第2コンクリート用補強部材とを接合する、コンクリート用補強部材の接合構造。
  2. 前記第1コンクリート用補強部材及び前記第2コンクリート用補強部材の少なくともいずれかは、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含む、請求項1に記載のコンクリート用補強部材の接合構造。
  3. 前記第1コンクリート用補強部材及び前記第2コンクリート用補強部材のそれぞれは、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、
    前記接合部材により接合されている部位において、前記第1コンクリート用補強部材と前記第2コンクリート用補強部材とは、互いに溶着させられている、請求項1又は2に記載のコンクリート用補強部材の接合構造。
  4. 前記第1コンクリート用補強部材及び前記第2コンクリート用補強部材のそれぞれは、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含む複数の線状部材であり、
    前記接合部材により接合されている部位において、前記第1コンクリート用補強部材の前記線状部材と、前記第2コンクリート用補強部材の前記線状部材とは、互いに絡み合いつつ、互いに溶着させられている、請求項1又は2に記載のコンクリート用補強部材の接合構造。
  5. 前記接合部材は、前記第1コンクリート用補強部材と前記第2コンクリート用補強部材とに巻き付けられたシートである、請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンクリート用補強部材の接合構造。
  6. 前記接合部材は、前記第1コンクリート用補強部材と前記第2コンクリート用補強部材とが挿通されたパイプである、請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンクリート用補強部材の接合構造。
  7. 前記接合部材の外周面は、熱収縮性チューブにより被覆されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のコンクリート用補強部材の接合構造。
  8. コンクリートに埋設されるコンクリート用補強部材と、
    前記コンクリート用補強部材の先端部に接合されて前記コンクリートに埋設される定着部材と、
    を備え、
    前記定着部材は、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、溶着により前記コンクリート用補強部材の前記先端部に接合されている、コンクリート用補強部材の定着部構造。
  9. 請求項8に記載のコンクリート用補強部材の定着部構造の一対を備え、
    一対の前記コンクリート用補強部材のそれぞれの前記先端部とは反対側の末端部の側が互いに反対方向に延在し、
    一対の前記定着部材のそれぞれと、一対の前記コンクリート用補強部材のそれぞれの少なくとも前記先端部の側の一部とが前記コンクリートに埋設されている、コンクリート用補強部材の接合構造。
  10. 第1コンクリート用補強部材と第2コンクリート用補強部材とを接合部材により接合するコンクリート用補強部材の接合方法であって、
    前記接合部材は、熱可塑性樹脂と引張抵抗材とを含み、溶着により前記第1コンクリート用補強部材と前記第2コンクリート用補強部材とを接合する、コンクリート用補強部材の接合方法。
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