JP2020111855A - 上半身用衣服本体及び上半身用衣服 - Google Patents

上半身用衣服本体及び上半身用衣服 Download PDF

Info

Publication number
JP2020111855A
JP2020111855A JP2019004906A JP2019004906A JP2020111855A JP 2020111855 A JP2020111855 A JP 2020111855A JP 2019004906 A JP2019004906 A JP 2019004906A JP 2019004906 A JP2019004906 A JP 2019004906A JP 2020111855 A JP2020111855 A JP 2020111855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garment
blower
clothes
distance
upper body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019004906A
Other languages
English (en)
Inventor
欣也 鈴木
Kinya Suzuki
欣也 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSP Corp
Original Assignee
NSP Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSP Corp filed Critical NSP Corp
Priority to JP2019004906A priority Critical patent/JP2020111855A/ja
Publication of JP2020111855A publication Critical patent/JP2020111855A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

【課題】着用者を効果的に冷却可能な衣服本体を提供する。【解決手段】衣服本体1は、前身頃2と、後身頃3と、後身頃3に設けられ、外気を取り込む送風装置を取り付け可能な貫通穴31と、を備える。後身頃3の全長をX(cm)としたとき、後身頃3の下端から最下方に位置する貫通穴の下端までの距離Yは0.3X(cm)以上である。【選択図】図1

Description

本発明は、上半身用衣服本体及び上半身用衣服に関する。
外気を取り込む送風装置を備えた衣服が知られている(例えば特許文献1)。このような衣服では、送風装置を駆動させることにより衣服内に外気を取り込み、衣服内を流れる気体によって着用者の体を冷却する。
特開2018−193622号公報
ところで、人間の首には、皮膚の近くを太い血管が通っている。そのため、衣服の首元を通過する風量を増加させ、着用者の首を積極的に冷却することは、着用者自体を冷却する上で効果的であると考えられる。
本発明は、着用者を効果的に冷却可能な上半身用衣服本体及び上半身用衣服を提供することを目的とする。
発明者は、送風装置の位置を従来よりも上方に配置することにより、衣服の首元を通過して衣服から排出される風量が増加することを見出し、本発明に至った。
本発明の上半身用衣服本体は、
前身頃と、
後身頃と、
前記後身頃に設けられ、外気を取り込む送風装置を取り付け可能な送風装置取付部と、
を備え、
前記後身頃の全長をX(cm)としたとき、前記後身頃の下端から最下方に位置する前記送風装置取付部の下端までの距離Yは0.3X(cm)以上である、
ことを特徴とする。
本発明の上半身用衣服本体において、
前記距離Yは20cm以上である、
ことが好ましい。
本発明の上半身用衣服は、
上記いずれかの上半身用衣服本体の前記送風装置取付部に前記送風装置が取り付けられて成る、
ことを特徴とする。
本発明の上半身用衣服本体では、送風装置取付部の位置を従来よりも高くしている。したがって、送風装置取付部に取り付けられた送風装置の位置も従来よりも高くなる。これにより、上半身用衣服の首元を通過して排出される風量を増加させることができる。
(a)上半身用衣服本体の正面図、(b)上半身用衣服本体の背面図である。 上半身用衣服の背面図である。
本発明の上半身用衣服本体及び上半身用衣服について図面を参照しながら説明する。以下で説明する実施形態は、本発明の好ましい一具体例を示すものである。本発明は、以下の実施形態に限定されず、その主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
図1(a)は上半身用衣服本体1(以下では、単に「衣服本体1」と表記する。)の正面図、図1(b)は衣服本体1の背面図である。図2は、上半身用衣服10(以下では、単に「衣服10」と表記する。)の背面図である。図1(a)に示すように、着用者を基準として、衣服本体1及び衣服10の上下方向及び左右方向を規定する。
<1 上半身用衣服本体>
衣服本体1は、前身頃2と、後身頃3と、袖部4と、襟部5と、を備える。本実施形態では、衣服本体1として、ジャンパタイプの上着を例示している。衣服本体1は、綿やポリエステルなどの柔軟で気体を通し難い素材から成る。
前身頃2及び後身頃3の下端(すなわち、衣服本体1の裾)は、絞り部6を有している。絞り部6は、ゴムなどの伸縮性素材を内包している。これにより、絞り部6は、その身幅が衣服本体1の上下方向における中間部の身幅よりも小さくなるよう絞られている。絞り部6は、好ましくは着用者の体に密着する。
後身頃3には、後身頃3を貫通する複数の貫通穴31(図1(b)では二つ)が設けられている。貫通穴31は、後述する、衣服本体1内に外気を取り込むための送風装置7を取り付ける送風装置取付部である。二つの貫通穴31は円形である。二つの貫通穴31は、後身頃31の左右方向における中心を通る中心線Oに対し、左右対称に配置されている。貫通穴31の直径は、送風装置7のカバー付きファン71の挿入部よりもわずかに大きく構成されており、一例として9cmである。
衣服本体1において、貫通穴31の位置は、従来よりも高い位置に設定されている。これにより、送風装置7も従来よりも高い位置に取り付け可能になる。
具体的には、後身頃3の全長をX(cm)としたとき、後身頃3の下端から貫通穴31の下端までの距離Y(cm)は、0.3X(cm)以上であり、好ましくは0.45X(cm)以上である。全長Xは、一般的な成人が着用することを想定した値に設定され、例えば60cm〜75cmである。距離Yは、具体的には、20cm以上であることが好ましく、30cm以上であることがより好ましい。
なお、後身頃3の全長Xは、後身頃3の左右方向中心における全長のことである(すなわち、中心線Oに沿った後身頃3の全長)。また、貫通穴31が上下方向に間隔をあけて複数配置されている場合には、距離Yは、後身頃3の下端から最下方に位置する貫通穴31の下端までの距離のことである。
距離Yは、貫通穴31が形成されている位置における後身頃3の上下方向長さX’(cm)(すなわち、貫通穴31の中心を通って上下方向に延びる直線の、後身頃3の下端から肩までの長さ)から貫通穴31の直径を引いた長さ以下であり、好ましくは、0.6X(cm)以下である。
一実施形態では、X=66cm、Y=30cmである。
<2 上半身用衣服>
図2を参照して衣服10について説明する。衣服10は、衣服本体1の二つの貫通穴31にそれぞれ送風装置7が取り付けられることによって構成されている。送風装置7は、モータ等の駆動装置を備えたカバー付きファン71と、リング(不図示)とを備える。駆動装置はケーブルを介して電源と電気的に接続されている。電源は、好ましくは携帯型電源である。
送風装置7は、カバー付きファン71の挿入部を後身頃3の外側から貫通孔31に挿入した後、後身頃3の内側からリングをカバー付きファン71に嵌めることにより取り付けることができる。
送風装置7を駆動することにより、衣服10内に外気が取り込まれ、着用者の体を冷却する。衣服10内に取り込まれた外気は、衣服10と着用者の体との間の隙間から衣服10外へ排出される。衣服10の下端には絞り部6が設けられているため、衣服10の下端からの気体の流出は防止される。
<3 実施例>
実施例及び比較例では、送風装置7を駆動させた際に、襟部5を通過する気体の風速を測定し比較した。比較例では、実施例の衣服と距離Yの値のみが異なる従来の衣服(株式会社エヌ・エス・ピー製)を用いた。風速は、26℃の室内において、衣服をトルソに着せた状態で、襟部5とトルソの首との間の空間に風速計(A−leafデジタル風速計)の測定部を配置して測定した。なお、前記の通り、実施例及び比較例の衣服は距離Yの値を除いて同じ寸法であるため、襟部5とトルソの首との間の開口面積も略同じになる。したがって、襟部5とトルソの首との間を通過する気体の風速が大きいほど、その間を通過する風量も大きいと言える。表1に結果を示す。
Figure 2020111855
<4 特徴>
本発明の衣服10では、従来の衣服よりも送風装置7が高い位置に配置されているため、衣服10の首元を通過して衣服10から排出される風量を大きくすることができる。これにより、着用者の肩や首に沿って流れる風量も増加し、着用者はより涼しく感じることができる。
例えば車両の座席の中には、背もたれが低いものもある。距離Yを20cm以上にすることにより、座席の背もたれと送風装置7との干渉を抑えることができる場合がある。したがって、座席に座って作業を行う際に、着用者が不快に感じる場面を減らすことができる。
距離Yを0.6X(cm)以下にすることにより、送風装置7より下方にも適切な量の風を送ることができる。つまり、着用者の肩や首に沿って流れる風量を増加させつつ、衣服10内の着用者の胴体にも適量の風を送ることができる。これにより、着用者をより効果的に冷却することができる。
1 上半身用衣服本体
10 衣服
2 前身頃
3 後身頃
31 貫通穴(送風装置取付部)
7 送風装置
X 後身頃の全長
Y 後身頃の下端から貫通穴の下端までの距離

Claims (3)

  1. 前身頃と、
    後身頃と、
    前記後身頃に設けられ、外気を取り込む送風装置を取り付け可能な送風装置取付部と、
    を備え、
    前記後身頃の全長をX(cm)としたとき、前記後身頃の下端から最下方に位置する前記送風装置取付部の下端までの距離Yは0.3X(cm)以上である、
    ことを特徴とする上半身用衣服本体。
  2. 前記距離Yは20cm以上である、
    請求項1に記載の上半身用衣服本体。
  3. 請求項1又は2に記載の上半身用衣服本体の前記送風装置取付部に前記送風装置が取り付けられて成る、
    上半身用衣服。
JP2019004906A 2019-01-16 2019-01-16 上半身用衣服本体及び上半身用衣服 Pending JP2020111855A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019004906A JP2020111855A (ja) 2019-01-16 2019-01-16 上半身用衣服本体及び上半身用衣服

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019004906A JP2020111855A (ja) 2019-01-16 2019-01-16 上半身用衣服本体及び上半身用衣服

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020111855A true JP2020111855A (ja) 2020-07-27

Family

ID=71668107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019004906A Pending JP2020111855A (ja) 2019-01-16 2019-01-16 上半身用衣服本体及び上半身用衣服

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020111855A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017101354A (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 ヨツギ株式会社 空調服
JP2018178268A (ja) * 2017-04-04 2018-11-15 株式会社サンエス 冷却衣服

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017101354A (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 ヨツギ株式会社 空調服
JP2018178268A (ja) * 2017-04-04 2018-11-15 株式会社サンエス 冷却衣服

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1649765A1 (en) Cooling clothes
JP6731335B2 (ja) 携帯式衣服内送風機
KR101821146B1 (ko) 통풍 기능을 갖는 유아 착좌용 시트
CN105392533A (zh) 用于输送呼吸空气的输送装置
JP6278373B1 (ja) 冷却風排出機構
JP2006307354A (ja) 空調衣服
JP7159004B2 (ja) 衣服
JP6382314B2 (ja) ヘルメット対応空調服
JP2020111855A (ja) 上半身用衣服本体及び上半身用衣服
JP6664443B2 (ja) ヘルメット対応空調衣服の服本体及びヘルメット対応空調衣服
JP7377519B2 (ja) 送風機付き衣服
JP6895171B2 (ja) 冷却衣服
JP2021110076A (ja) ファン付き衣服に用いる衣服
CN203986273U (zh) 穿戴式人体空调装置
JP2021025159A (ja) 衣服本体及び衣服
JP2023072240A (ja) ファン付ベスト
JP2018178268A (ja) 冷却衣服
JP3234982U (ja) ファン付きベスト及びファン付きベスト用のベスト本体
JP3224973U (ja) 空調衣服
JP2020070504A (ja) 空調衣服
JP3233228U (ja) ファン付ベスト及びファン付ベスト用のベスト本体
CN211323104U (zh) 一种具有保护功能的护肚内衣
JP3222749U (ja) 空調衣服
CN215013754U (zh) 一种降温服
CN220987696U (zh) 一种户外跑步用的自动散热服装

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210125

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210125

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210629