JP2020110960A - 加飾シート及びその製造方法 - Google Patents

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【課題】平滑で意匠性に優れる意匠面を形成可能な加飾シート及びその製造方法を提供すること。【解決手段】対象物の被着面に貼付される加飾シートの製造方法であって、意匠面となる表面と裏面とを有する意匠層と、前記意匠層の前記表面上に剥離可能に積層された剥離フィルムと、を備える第一の積層体を準備する準備工程と、前記意匠層の前記裏面上に、ウレタン原料を含有する塗液を塗布して、ウレタン樹脂を含有する塗膜を形成させる塗膜形成工程と、を備える、加飾シートの製造方法。【選択図】図1

Description

本発明は、加飾シート及びその製造方法に関する。
従来から、物品の表面意匠性を向上させるため、物品表面に意匠性を有するフィルム等を貼付する方法が知られている。例えば、特許文献1には、車両用部材の曲面上に貼着される加飾シートとして、複数のインキ層を備える加飾シートが記載されている。
特開2014−200977号公報
加飾フィルムは、通常、意匠性や機能性を発揮するための着色層、着色層を保護するためのクリアコート層等が積層された多層構造を有している。これらの層は、例えば塗布法等によって形成されるが、塗布ムラ(ゆず肌(オレンジピール)、凹み、スジ等)に起因する微細な凹凸を完全に防止することは困難であった。そして、加飾フィルムを対象物に貼付したとき、各層の微細な凹凸がシート外面に反映されて、意匠性に悪影響を与える場合があった。特に、シート外面が光沢を有する面である場合、上記凹凸によって、シート外面への映り込みのムラや揺らぎが生じる場合があった。
本発明は、平滑で意匠性に優れる意匠面を形成可能な加飾シート及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、対象物の被着面に貼付される加飾シートの製造方法に関する。この製造方法は、意匠面となる表面と裏面とを有する意匠層と、上記意匠層の上記表面上に剥離可能に積層された剥離フィルムと、を備える第一の積層体を準備する準備工程と、上記意匠層の上記裏面上に、ウレタン原料を含有する塗液を塗布して、ウレタン樹脂を含有する塗膜を形成させる塗膜形成工程と、を備える。
上記製造方法では、意匠層を含む第一の積層体を準備し、当該意匠層の裏面上に、ウレタン原料を含有する塗液の塗布によって塗膜を形成している。このため、上記製造方法では、意匠層が有する微細な凹凸が、ウレタン樹脂を含有する塗膜に埋められて、平滑な意匠面を形成可能な加飾シートが形成される。
一態様において、上記意匠層は、上記表面を構成するクリアコート層と着色層とが積層した積層構造を有していてよい。
また、上記意匠層は、上記クリアコート層と上記着色層と補強層とがこの順で積層した積層構造を有していてもよい。
また、上記補強層の曲げ剛性は、上記剥離フィルムの曲げ剛性の1/2以下であってよい。
一態様において、上記ウレタン原料は、25℃で液状のポリオールと、25℃で液状のポリイソシアネートと、を含有していてよい。
一態様において、上記塗液中の上記ウレタン原料の濃度は、80質量%以上であってよい。
一態様において、上記製造方法は、上記塗膜上に粘着剤を含有する粘着層を形成させる粘着層形成工程を更に備えていてよい。
本発明の他の一側面は、対象物の被着面に貼付される加飾シートに関する。この加飾シートは、意匠面となる表面及び凹凸がある裏面を有する意匠層と、上記意匠層の上記裏面上に、上記凹凸を埋めるように積層されており、ウレタン樹脂を含有するウレタン層と、を備える。また、上記意匠層は、上記表面を構成するクリアコート層と着色層とが積層した積層構造を有しており、上記裏面における凹凸が、上記クリアコート層由来の凹凸と上記着色層由来の凹凸とを含んでいる。
上記加飾シートは、意匠層が有する凹凸をウレタン層が埋めているため、対象物に貼付したときに、平滑で意匠性にすぐれる意匠面を形成できる。
一態様において、上記意匠層は、上記クリアコート層と上記着色層と補強層とがこの順で積層した積層構造を有していてもよい。
一態様に係る加飾シートは、上記意匠層の上記表面上に剥離可能に積層された剥離フィルムを更に備えていてよく、上記補強層の曲げ剛性が、上記剥離フィルムの曲げ剛性の1/2以下であってよい。
一態様において、上記ウレタン樹脂は、25℃で液状のポリオールと、25℃で液状のポリイソシアネートと、を含有するウレタン原料の硬化物であってよい。
一態様に係る加飾シートは、上記ウレタン層上に形成された粘着剤を含有する粘着層を更に備えていてよい。
本発明によれば、平滑で意匠性に優れる意匠面を形成可能な加飾シート及びその製造方法が提供される。
(a)及び(b)は、加飾シートの製造方法の一態様を説明するための断面図である。 (a)及び(b)は、加飾シートの一態様を説明するための部分断面図である。 (a)は実施例1の意匠性評価(1)の結果を示す図であり、(b)は比較例1の意匠性評価(1)の結果を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
本実施形態に係る製造方法は、対象物の被着面に貼付される加飾シートを製造する方法である。本実施形態に係る製造方法は、意匠面となる表面と裏面とを有する意匠層と、意匠層の上記表面上に剥離可能に積層された剥離フィルムと、を備える第一の積層体を準備する準備工程と、意匠層の上記裏面上に、ウレタン原料を含有する塗液を塗布して、ウレタン樹脂を含有する塗膜を形成させる塗膜形成工程と、を備える。
上記製造方法では、意匠層を含む第一の積層体を準備し、当該意匠層の裏面上に、ウレタン原料を含有する塗液の塗布によって塗膜を形成している。このため、上記製造方法では、意匠層が有する微細な凹凸が、ウレタン樹脂を含有する塗膜(ウレタン層)に埋められて、平滑な意匠面を形成可能な加飾シートが形成される。
発明者らの知見によれば、例えばシート外面に光沢がある場合、人間の目は、当該シート外面の凹凸を映り込みのムラや歪みという形で捉えて、敏感に認識する。その一方、意匠層の内部にある程度の凹凸が存在していても、人間の目で当該凹凸を認識することは難しい。本実施形態の加飾シートでは、意匠層の凹凸がウレタン層で緩衝されるため、対象物への貼付後の意匠面が平滑となる。このため、本実施形態の加飾シートでは、意匠面(シート外面)が光沢を有する場合(例えば、意匠面がクリアコート層で構成される場合)であっても、優れた意匠性を実現できる。
なお、本実施形態の加飾シートは、加飾シートを構成する意匠層に起因する凹凸が意匠面に反映されることを抑制するものであり、対象物の形状に由来する凹凸は意匠面に反映されてよい
(準備工程)
準備工程では、意匠層と剥離フィルムとを備える第一の積層体が準備される。
意匠層は、表面(以下、「面(A)」ともいう。)と裏面(以下、「面(B)」ともいう。)とを有している。面(A)は、対象物に貼付されたとき対象物と反対側に位置する面であり、意匠性を発揮する意匠面ということができる。
意匠層は、多層構造であってよい。例えば、意匠層は、着色層とクリアコート層とが積層した積層構造を有していてよい。この場合、クリアコート層は、対象物への貼付後に最外面を構成する層(すなわち、面(A)を構成する層)であってよく、着色層による意匠性を維持しつつ、着色層を保護する役割を有する層であってよい。
着色層は、着色を有する層であってよく、意匠面に意匠性を付与する層ということもできる。着色層は、例えば、マトリックス樹脂と当該マトリックス樹脂中に分散した着色剤とを含有する層であってよい。マトリックス樹脂の種類は特に限定されず、例えば、ポリウレタン、アクリル樹脂、ポリエステル等であってよい。着色剤の種類は特に限定されず、例えば、染料、顔料等であってよい。着色層としては、加飾シートに利用される公知の着色層を特に制限なく使用することができる。また、着色層では、公知のマトリックス樹脂及び公知の着色剤を特に制限なく組み合わせて用いることができる。更に、着色層は、単層であっても多層であってもよい。
着色層の厚さは特に限定されず、加飾シートの用途及び所望の意匠に応じて適宜変更してよい。着色層の厚さは、例えば1〜100μmであってよく、2〜50μmであってもよい。
クリアコート層は、意匠面側から着色層による意匠を視認できる程度の透明性を有する層であればよい。クリアコート層としては、意匠性を維持しつつ物品表面を保護するために用いられる公知のクリアコート層を特に制限なく使用することができる。クリアコート層は、例えば、透明性を有する樹脂を含有する層であってよい。透明性を有する樹脂としては、例えばポリウレタン、アクリル樹脂、フッ素系樹脂等が挙げられる。
クリアコート層の厚さは特に限定されず、加飾シートの用途及び所望の耐久性等に応じて適宜変更してよい。クリアコート層の厚さは、例えば1〜100μmであってよく、2〜50μmであってもよい。
着色層及びクリアコート層は、例えば、塗布法によって形成されたものであってよい。すなわち、着色層は、着色剤を含有する着色層形成用塗液から形成された塗膜であってよく、クリアコート層は、透明性を有する樹脂を含有するクリアコート形成用塗液から形成された塗膜であってよい。また、着色層及びクリアコート層はそれぞれ、塗布ムラによる凹凸を有していてよい。本実施形態によれば、塗布法で生じる微細な凹凸を意匠層が有していても、平滑で意匠性に優れる意匠面を形成できる。
意匠層は、上述の着色層に替えて光輝層を有するものであってもよい。また、意匠層は、着色層と光輝層の両方を有していてもよい。
光輝層は、例えば、金属薄膜で構成された層であってよい。金属薄膜としては、例えば、アルミニウム、ニッケル、金、白金、クロム、鉄、銅、スズ、インジウム、銀、チタニウム、鉛、亜鉛、ゲルマニウム又はこれらの合金を含む金属薄膜が挙げられる。また、金属薄膜としては、アルミニウム、ニッケル、金、白金、クロム、鉄、銅、スズ、インジウム、銀、チタニウム、鉛、亜鉛、ゲルマニウム等の金属原子を有する化合物を含む金属薄膜も例示できる。金属薄膜は、例えば、真空蒸着、スパッタ、イオンプレーティング、めっき等の方法で形成することができる。
また、光輝層は、例えば、マトリックス樹脂と当該マトリックス樹脂中に分散した光輝材とを含有する層であってよい。光輝材としては、例えば、アルミニウムフレーク、蒸着アルミニウムフレーク、金属酸化物被覆アルミニウムフレーク、着色アルミニウムフレーク等のアルミ光輝材、金属酸化物(例えば酸化チタン、酸化鉄等)で被覆されたフレーク状のマイカ及び合成マイカ等のパール光輝材などが挙げられる。マトリックス樹脂の種類は特に限定されず、例えば、ポリウレタン、アクリル樹脂、ポリエステル等であってよい。
意匠層は、補強層を更に有していてもよく、補強層、着色層(又は光輝層)及びクリアコート層がこの順に積層された積層構造を有していてもよい。
補強層は、着色層(又は光輝層)及びクリアコート層を保持して第一の積層体の作業性を高める層であってよく、加飾シートにおける柔軟性、剛性、延伸後の安定性、層間の接着性等の物性を向上させる層であってもよい。なお、加飾シートは、補強層を有していなくてもよく、この場合はライナー等によって上記物性の向上を図ってもよい。
補強層の曲げ剛性は、後述する剥離フィルムの曲げ剛性の1/2以下であることが好ましく、1/5以下であることがより好ましい。このような曲げ剛性を有する補強層を用いることで、後述する塗膜形成工程において、意匠層の面(B)上に、着色層及びクリアコート層の凹凸が反映されやすくなり、当該凹凸を効率良く塗膜で埋めることができるようになる。補強層の曲げ剛性は、例えば0.000002〜30mNであってよく、好ましくは0.0002〜3mNである。なお、本明細書中、曲げ剛性は、以下の方法により測定される値を示す。
<曲げ剛性の測定方法>
テスター産業社ガーレー式スティフネステスターを使って、JIS L−1096曲げ反発性A法にのっとり、試験片を長手方向に規定長突き出してその根本を固定しておき、先端部を主平面と垂直方向にたわませて測定される最大荷重を測定する。具体的には、試験片は60mm幅、25.4mmの長さとし、重りの重さと重りの取り付け位置を同じにして(例;50gを3つ穴のうち最もフィルムから遠い位置につける)それぞれ4回測定した平均値を求める。各測定における剛性(剛軟度)は、式(I)により求める。
Br=RG×(a×Wa+b×Wb+c×Wc)×[(L−12.7)2/D]×3.375×10−5 …(I)
[Br:剛軟度(mN)、RG:試験片が振子から離れるときの目盛(mgf)、a,b,c:荷重取付孔と支点間の距離(mm)、Wa,Wb,Wc:荷重取付孔に取り付けた分銅質量(g)、L:試験片の長さ(mm)、D:試験片の幅(mm)]
補強層は、例えば、樹脂フィルムから構成された層であってよい。補強層を構成する樹脂フィルムは、例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン、ポリエステル等であってよい。
補強層の厚さは特に限定されず、加飾シートの用途及び所望のシート強度等に応じて適宜変更してよい。補強層の厚さは、例えば1〜300μmであってよく、5〜100μmであってもよい。
剥離フィルムは、意匠層の意匠面(面(A))上に剥離可能に積層されている。剥離フィルムは、意匠面(面(A))を保護する役割を有しており、加飾シートを対象物に貼付した後で意匠面上から剥離される。
剥離フィルムの曲げ剛性は、例えば0.0005〜60mNであってよく、好ましくは0.05〜7mNである。
剥離フィルムの種類及び厚さは、加飾シートの用途及び所望の保管安定性等に応じて適宜変更してよい。剥離フィルムとしては、例えば、PET(ポリエチレンテレフタラート)フィルム、PEN(ポリエチレンナフタレート)フィルム、PP(ポリプロピレン)フィルム等を好適に用いることができる。また、剥離フィルムの厚さは、例えば5〜250μmであってよく、25〜125μmであってもよい。
第一の積層体の製造方法は特に限定されない。例えば、第一の積層体は、ライナー上に、必要に応じて補強層を配置した後、着色層及びクリアコート層を順に形成し、次いでクリアコート層上に剥離フィルムをラミネートし、最後にライナーを剥離することで製造することができる。また、第一の積層体は、剥離フィルム上にクリアコート層及び着色層を順に形成し、更に必要に応じて補強層をラミネートすることで製造することもできる。
(塗膜形成工程)
塗膜形成工程では、第一の積層体における意匠層の面(B)上に、ウレタン原料を含有する塗液を塗布して、ウレタン樹脂を含有する塗膜を形成する。
第一の積層体は、意匠層の面(A)側には剥離フィルムが積層されている一方で、意匠層の面(B)側は開放されている。このため、意匠層中の着色層、クリアコート層等が有する微細な凹凸は、意匠層の面(B)側に反映される。塗膜形成工程では、凹凸を有する面(B)にウレタン原料を含有する塗液を塗布することで、当該凹凸が埋まり、当該凹凸に起因する意匠性の低下が抑制される。
ウレタン原料は、加熱によりウレタン樹脂を形成可能な原料であり、通常、ポリオールとポリイソシアネートとを含有する。
ポリオールは、ヒドロキシ基を2個以上有する化合物である。ポリオールが1分子中に含有するヒドロキシ基の数は、例えば2〜6個であり、好ましくは2〜3個、より好ましくは2個である。
ポリオールとしては、25℃で液状のポリオールが好ましい。このようなポリオールを用いることで、後述の高濃度の塗液を調製しやすくなり、発明の効果がより顕著に得られやすくなる。
なお、25℃で液状であるか否かは、以下の方法により確認することができる。
まず、100g〜500gの材料を容器ごと70℃〜80℃まで加熱し、容器を振って均一になるよう撹拌する。次いで、25℃雰囲気に24時間静置して、材料全体が透明で流動性のある液体であるか、目視で確認する。
ポリオールとしては、例えば、ポリカーボネートポリオール、ポリカプロラクタンポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリカーボネート・ポリエステルジオール等を好適に用いることができる。
ポリイソシアネートは、イソシアネート基(−NCO)を2個以上有する化合物である。ポリイソシアネートが1分子中に有するイソシアネート基の数は、例えば2〜4個であり、好ましくは2〜3個である。
ポリイソシアネートとしては、25℃で液状のポリイソシアネートが好ましい。このようなポリイソシアネートを用いることで、後述の高濃度の塗液を調製しやすくなり、発明の効果がより顕著に得られやすくなる。
ポリイソシアネートとしては、例えば、HDI、IPDI等のジイソシアネートが挙げられる。また、ジイソシアネートのトリマー(三量体)、ジイソシアネートのウレトジオン(二量体)、ジイソシアネートのアダクト体(ポリオールとの付加体)、ジイソシアネートのアロファネート体(ジイソシアネートとアルコールとの付加体に更にジイソシアネートが付加した付加体)、ジイソシアネートとポリオールとを反応させたプレポリマー等を用いることもできる。
塗液中のウレタン原料の濃度は、好ましくは80質量%以上、より好ましくは90質量%以上である。ウレタン原料の濃度を高くすることで、意匠層の面(B)の凹凸を埋めつつ、ウレタン層の意匠層と反対側の面を平坦化しやすくなり、意匠面の意匠性をより向上することができる。
ウレタン原料は、25℃、濃度90質量%における初期粘度が50〜10000mPa・sとなることが好ましく、100〜5000mPa・sとなることがより好ましい。なお、ウレタン原料の25℃、濃度90質量%における初期粘度は、以下の方法で測定される粘度を示す。
<初期粘度の測定方法>
酢酸エチル及びアセチルアセトンの1:1(質量比)混合物を溶媒とし、ポリオールと溶媒とを混合して混合液を得る。次いで、この混合液とポリイソシアネートとそれぞれ25℃の雰囲気下に24時間静置してから混合し、均一になるようにガラス棒で1分間撹拌して測定試料を得る。次いで、測定試料53mLを、内径35mmのガラス瓶内で55mmの高さになるまで注ぎ、1分間静置してから、東機産業社の粘度計viscometer TVB−15でM3ローター、回転速度50rpmの条件で粘度を測定する。得られた測定値をウレタン原料の初期粘度とする。
塗液は、ウレタン原料以外の他の成分を更に含んでいてよい。他の成分としては、例えば、耐候助材、レベリング材、溶剤、触媒等が挙げられる。
ウレタン樹脂を含有する塗膜(ウレタン層)の厚さは特に限定されず、例えば10〜300μmであってよく、好ましくは30〜150μmである。
(粘着層形成工程)
本実施形態に係る製造方法は、上記以外の工程を更に備えていてよい。例えば、本実施形態に係る製造方法は、塗膜上に粘着剤を含有する粘着層を形成させる粘着層形成工程を更に備えていてよい。
粘着剤の種類は特に限定されず、加飾シートの用途及び所望の接着性等に応じて適宜変更してよい。粘着剤としては、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤等を好適に用いることができる。
粘着層の厚さは特に限定されず、加飾シートの用途及び所望の接着性等に応じて適宜変更してよい。粘着層の厚さは、例えば5〜200μmであってよく、10〜100μmであってもよい。
以下、図面を参照しつつ、本発明の好適な一態様について説明する。
図1(a)及び図1(b)は、加飾シートの製造方法の一態様を説明するための図である。本態様に係る製造方法では、まず、準備工程として、意匠層10と剥離フィルム20とを備える積層体30を準備する。準備工程では、図1(a)に示す積層体30において、意匠層10は、補強層11、着色層12及びクリアコート層13がこの順に積層された多層構造を有している。また、意匠層10では、クリアコート層13が意匠面となる面(A)を構成し、補強層11がその裏側である面(B)を構成している。
準備工程は、例えば、ライナー1上に補強層11を配置する工程(A−1)と、補強層11上に塗布法によって着色層12を形成する工程(A−2)と、着色層12上に塗布法によってクリアコート層13を形成する工程(A−3)と、クリアコート層13上に剥離フィルム30をラミネートする工程(A−4)とを含むものであってよい。なお、ライナー1は、後述の塗膜形成工程の実施前に剥離される。
工程(A−2)では、例えば、補強層11上に着色層形成用塗液を塗布し、乾燥及び加熱することで着色層12を形成してよい。
工程(A−3)では、例えば、着色層12上にクリアコート層形成用塗液を塗布し、乾燥及び加熱することでクリアコート層13を形成してよい。また、工程(A−3)は、クリアコート層形成用塗液の塗膜を半硬化して、半硬化膜を形成する工程であってよく、このとき、工程(A−4)は、半硬化膜上に剥離フィルム30を配置した後、半硬化膜を硬化させる工程であってもよい。
図1(b)に示すとおり、塗膜形成工程では、支持体2上に配置された積層体30上に、ウレタン層40、粘着層50及び保護フィルム60が積層され、加飾シート100が製造される。このとき、積層体30が支持体2上に配置されたことで、意匠層10(特に、着色層12及びクリアコート層13)における微細な凹凸が面(B)上に現出する。ウレタン原料を含有する塗液を用いた塗布法によってウレタン層40を形成することで、当該凹凸を埋めるように面(B)上にウレタン層40が形成される。
図1(b)では、支持体2上で粘着層50及び保護フィルム60が積層された態様を示しているが、本発明はこの態様に限定されない。例えば、好適な一態様において、積層体30及びウレタン層40の積層体(第二の積層体)を支持体2上から移動し、粘着層50の形成及び保護フィルム60のラミネートを順次実施してもよい。
図2(a)及び(b)は、上記製造方法で製造された加飾シートの一態様を説明するための部分断面図である。本態様に係る加飾シート100は、意匠層10と、ウレタン層40と、粘着層50と、がこの順で積層された積層構造を有している。また、対象物への貼付後に意匠面を構成する面(A)上には、剥離シート20が設けられており、粘着層50上には、保護シート60が設けられている。また、加飾シート100では、意匠層10の面(B)上の凹凸を埋めるようにウレタン層40が形成されている。
図2(b)に示すように、加飾シート100は、保護フィルム60を剥離して、対象物3上に粘着層50を介して接着するように貼付されて使用される。対象物3への貼付後、剥離シート20を剥離することで意匠面(面(A))が露出して、対象物3に意匠性が付与される。このとき、意匠層10が有する凹凸はウレタン層40によって緩和され、意匠面(面(A))上に反映されない。このため、加飾シート100では、平滑で意匠性に優れる意匠面を形成することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
以下、実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
<着色層形成用塗液(A−1)の調製>
着色剤(「TX6013A 766」、BASFジャパン社製)100質量部と、架橋剤(「VESTANAT T1890E」、エボニック社製)4.2質量部と、溶剤(「TX thinner」、BASFジャパン社製)3質量部とを混合して、着色層形成用塗液(A−1)を調製した。
<クリアコート層形成用塗液(B−1)の調製>
ポリカプロラクトンジオール(「Placcell205H」、ダイセル社製)20質量部、ポリカーボネートジオール(「NIPPOLLAN983」、東ソー社製)20質量部、光安定剤(ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、「TINUVIN292」、BASF社製)1質量部、UV吸収剤(ベンゾトリアゾール系、「TINUVIN99−2」、BASF社製)2質量部、希釈剤(アセチルアセトン)3.0質量部、触媒(ジブチルスズジラウレート)0.02質量部、溶媒(ブチルアセテート)4.67質量部、レベリング剤(「UA702」、三井武田ケミカル社製)4.67質量部、イソホロンジイソシアネート三量体(「T1890E」、エボニック社製)45.8質量部、及び、アクリル樹脂(「BYK355」、BYK社製)0.5質量部を混合して、クリアコート層形成用塗液(B−1)を調製した。
<ウレタン層形成用塗液(C−1)の調製>
ポリカーボネート・ポリエステルジオール(粘度(25℃):1056mPa・s、液状ポリオール、「220EC」、ダイセル化学製)50質量部、触媒(ジブチルスズジラウレート)0.06質量部、希釈剤(アセチルアセトン)3.0質量部、溶媒(エチルアセテート)6質量部、ポリイソシアネート(粘度(25℃):500mPa・s、液状ポリイソシアネート、「D101」、旭化成製)11.8質量部、及び、レベリング剤(「BYK355」、BYK社製)0.15質量部を混合して、ウレタン層形成用塗液(C−1)を調製した。
<加飾シートの作製>
細かい凹凸のある剥離紙上に積層されたPVCフィルム(厚さ:50μm、3Mジャパン社製)上に、着色層形成用塗液(A−1)をハンドコーターで塗布して、80℃で10分間加熱して、厚さ23μmの青緑色の着色層を形成した。
次いで、着色層上に、クリアコート層形成用塗液(B−1)をハンドコーターで塗布して、80℃で3分間加熱して、塗液(B−1)の塗膜を半硬化させた。半硬化させた塗膜上に、剥離フィルム(PETフィルム、厚さ50μm、東レ製)をラミネートした後、室温で数日静置して、塗液(B−1)の塗膜を完全に硬化させた。
次いで、PVCフィルムの着色層と反対側の面から剥離紙を剥がして、ウレタン層形成用塗液(C−1)をハンドコーターで塗布し、80℃で10分間加熱して、厚さ100μmのウレタン層を形成した。
最後に、粘着層が形成された剥離処理PETフィルム(東洋紡社製)を、粘着層とウレタン層とが接触するようにラミネートすることにより、実施例1の加飾シートを得た。得られた加飾シートの層構成は、剥離フィルム/クリアコート層/着色層/PVCフィルム/ウレタン層/粘着層/PETフィルムとなった。
(実施例2)
<着色層形成用塗液(A−2)の調製>
着色剤(「TX6013A 939」、BASFジャパン社製)100質量部と、架橋剤(「VESTANAT T1890E」、エボニック社製)4.5質量部と、溶剤(「TX thinner」、BASFジャパン社製)11質量部とを混合して、着色層形成用塗液(A−2)を調製した。
<加飾シートの作製>
着色層形成用塗液(A−1)に替えて着色層形成用塗液(A−2)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、加飾シートを作製した。
(実施例3)
<着色層形成用塗液(A−3)の調製>
着色剤(「TX6013A 4R4」、BASFジャパン社製)100質量部と、架橋剤(「VESTANAT T1890E」、エボニック社製)5.8質量部と、溶剤(「TX thinner」、BASFジャパン社製)11質量部と、帯電防止剤No.6566、BASFジャパン社製)0.2質量部とを混合して、着色層形成用塗液(A−3)を調製した。
<加飾シートの作製>
着色層形成用塗液(A−1)に替えて着色層形成用塗液(A−3)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、加飾シートを作製した。
(実施例4)
<ウレタン層形成用塗液(C−2)の調製>
ポリイソシアネートとして、「A201H」(粘度(25℃):110mPa・s、液状ポリイソシアネート、旭化成製)50質量部を用いたこと以外は、実施例1の<ウレタン層形成用塗液(C−1)の調製>と同様にして、ウレタン層形成用塗液(C−2)を調製した。
<加飾シートの作製>
ウレタン層形成用塗液(C−1)に替えてウレタン層形成用塗液(C−2)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、加飾シートを作製した。
(比較例1)
ウレタン層の形成を行わなかったこと以外は、実施例1と同様にして加飾シートを作製した。加飾シートの層構成は、剥離フィルム/クリアコート層/着色層/PVCフィルム/粘着層/PETフィルムとなった。
(比較例2)
ウレタン層の形成を行わなかったこと以外は、実施例2と同様にして加飾シートを作製した。加飾シートの層構成は、剥離フィルム/クリアコート層/着色層/PVCフィルム/粘着層/PETフィルムとなった。
(比較例3)
PVCフィルムに替えて、平滑なPPフィルム上に積層したポリウレタンフィルム(厚さ:0.15mm、シーダム社製)を用いたこと、及び、ウレタン層の形成を行わなかったこと以外は、実施例1と同様にして加飾シートを作製した。加飾シートの層構成は、剥離フィルム/クリアコート層/着色層/ポリウレタンフィルム/粘着層/PETフィルムとなった。
(比較例4)
PVCフィルムに替えて、平滑なPPフィルム上に積層したポリウレタンフィルム(厚さ:0.15mm、シーダム社製)を用いたこと、及び、ウレタン層の形成を行わなかったこと以外は、実施例2と同様にして加飾シートを作製した。加飾シートの層構成は、剥離フィルム/クリアコート層/着色層/ポリウレタンフィルム/粘着層/PETフィルムとなった。
(比較例5)
PVCフィルムに替えて、平滑なPPフィルム上に積層したポリウレタンフィルム(厚さ:0.15mm、シーダム社製)を用いたこと、及び、ウレタン層の形成を行わなかったこと以外は、実施例3と同様にして加飾シートを作製した。加飾シートの層構成は、剥離フィルム/クリアコート層/着色層/ポリウレタンフィルム/粘着層/PETフィルムとなった。
(意匠性評価)
実施例1〜4及び比較例1〜5の加飾シートについて、剥離処理PETフィルムの剥離及び平滑なアクリル板への貼付を行い、PETフィルムを剥離して意匠面を露出させた。露出した意匠面について、以下の方法で意匠性を評価した。結果を表1に示す。
意匠性評価(1):フィルム表面に反射させた室内蛍光灯の形を目視で確認し、ほぼそのままの形が認識できる場合をA、フィルム表面のゆず肌の細かい凹凸により形が崩れている場合をBとして評価した。なお、評価Aの例として、実施例1の結果を図3(a)に示す。また、評価Bの例として、比較例1の結果を図3(b)に示す。
意匠性評価(2):クリアコート層の形成後に着色層又はクリアコート層で生じたスジ状の不具合の位置を確認しておき、意匠面でそのスジが明確に確認できる場合をB、確認できない場合又は明らかに目立たなくなっている場合をAとして評価した。
意匠性評価(3):クリアコート層の形成後に着色層又はクリアコート層で生じた直径1〜3mm程度の凹みの不具合を確認しておき、意匠面でその凹みが明確に確認できる場合をB、確認できない場合又は明らかに目立たなくなっている場合をAとして評価した。

Claims (12)

  1. 対象物の被着面に貼付される加飾シートの製造方法であって、
    意匠面となる表面と裏面とを有する意匠層と、前記意匠層の前記表面上に剥離可能に積層された剥離フィルムと、を備える第一の積層体を準備する準備工程と、
    前記意匠層の前記裏面上に、ウレタン原料を含有する塗液を塗布して、ウレタン樹脂を含有する塗膜を形成させる塗膜形成工程と、
    を備える、加飾シートの製造方法。
  2. 前記意匠層が、前記表面を構成するクリアコート層と着色層とが積層した積層構造を有する、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記意匠層が、前記クリアコート層と前記着色層と補強層とがこの順で積層した積層構造を有する、請求項2に記載の製造方法。
  4. 前記補強層の曲げ剛性が、前記剥離フィルムの曲げ剛性の1/2以下である、請求項3に記載の製造方法。
  5. 前記ウレタン原料が、25℃で液状のポリオールと、25℃で液状のポリイソシアネートと、を含有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の製造方法。
  6. 前記塗液中の前記ウレタン原料の濃度が、80質量%以上である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の製造方法。
  7. 前記塗膜上に粘着剤を含有する粘着層を形成させる粘着層形成工程を更に備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の製造方法。
  8. 対象物の被着面に貼付される加飾シートであって、
    意匠面となる表面及び凹凸がある裏面を有する意匠層と、
    前記意匠層の前記裏面上に、前記凹凸を埋めるように積層されており、ウレタン樹脂を含有するウレタン層と、
    を備え、
    前記意匠層が、前記表面を構成するクリアコート層と着色層とが積層した積層構造を有しており、
    前記裏面における凹凸が、前記クリアコート層由来の凹凸と前記着色層由来の凹凸とを含む、加飾シート。
  9. 前記意匠層が、前記クリアコート層と前記着色層と補強層とがこの順で積層した積層構造を有する、請求項8に記載の加飾シート。
  10. 前記意匠層の前記表面上に剥離可能に積層された剥離フィルムを更に備え、
    前記補強層の曲げ剛性が、前記剥離フィルムの曲げ剛性の1/2以下である、請求項8又は9に記載の加飾シート。
  11. 前記ウレタン樹脂が、25℃で液状のポリオールと、25℃で液状のポリイソシアネートと、を含有するウレタン原料の硬化物である、請求項8〜10のいずれか一項に記載の加飾シート。
  12. 前記ウレタン層上に形成された粘着剤を含有する粘着層を更に備える、請求項8〜11のいずれか一項に記載の加飾シート。
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