JP2020110263A - 物品入れ - Google Patents
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Abstract
Description
(1)開いた状態および湾曲した状態にされ、内面側に物品の保持部を備える本体と、
前記本体に取り付けられたバンドであって、湾曲状態から伸ばされることで断面形状が面外方向に膨出した形状となる伸び状態に遷移して前記本体を開いた状態に保持し、前記伸び状態において一部が前記面外方向と逆方向に変形する外力を受けることで前記湾曲状態に遷移して前記本体を湾曲した状態にするバンドと、
を備えることを特徴とする物品入れ。
(2)(1)に記載の物品入れにおいて、
前記バンドは、開いた状態の前記本体の第1方向の中央部において、前記第1方向に直交する第2方向に沿って配置されることを特徴とする物品入れ。
(3)(2)に記載の物品入れにおいて、
前記本体において前記第2方向の少なくとも一方の端部には、前記バンドの前記第1方向における両側に亘って前記第1方向に延びる芯材が取り付けられることを特徴とする物品入れ。
(4)(1)から(3)のいずれか一つに記載の物品入れにおいて、
前記バンドは、前記湾曲状態である巻き状態から伸ばされることで、前記伸び状態に遷移して前記本体を開いた状態に保持し、前記伸び状態から前記外力を受けることで前記巻き状態に遷移し、前記本体を、少なくとも前記本体の巻き方向の両端の部位が重なるまで巻かれた状態にすることを特徴とする物品入れ。
(5)(4)に記載の物品入れにおいて、
前記本体の内面側において、前記バンドの延びる方向である第2方向に直交する第1方向の端部において、前記第2方向の一方側の端部から離れた位置には、ペンを挿抜できるペンスロットが設けられ、
前記ペンスロットは、前記本体が巻かれた際に、前記本体における前記第2方向の他方側の端部が当たることによって、前記本体の巻き止めとして機能することを特徴とする物品入れ。
ペンケース1は、巻かれることでペンを内部に収容するロールタイプのものである。ペンケース1は、本体2と、バンド3とを備える。
バンド3は、伸び状態では、断面形状が本体2の内面側(図2中上側)に膨出した弓状となり、この状態を保持する。これにより、バンド3は、伸び状態では、本体2を開いた状態に保持する。
使用者は、開いた状態の本体2を巻かれた状態にする際には、本体2の内面側を使用者に向け、両手で本体2の巻き方向における両端部を持つ。使用者は、例えば左手の親指でバンド3を押す。バンド3は、断面視における膨出側から押し込まれる力を受ける、すなわち押圧部位の断面形状が平坦になるように変形する外力を受ける。すると、バンド3は、外力を受けた部位から断面形状が平坦となり、この現象が瞬時に全体に広がって、丸まろうとする力が働く巻き状態(湾曲状態)に遷移する。バンド3が巻き状態に遷移する際には、「バチッ」と音がするので、使用者は、「バチッ」と音がするまでバンド3を押せばよい。
図5の本体2の端部において、幅方向Yにおける中央部は、バンド3から内側に向けて力を受けることにより、内側に沈みこみやすくなる。また、これにより本体2の幅方向Yにおける両端部は、外側に跳ね上がりやすくなる。
本体2の巻き方向Xの長さは、幅方向Yよりも短くてもよい。ペンスロット23の長さは、ペン先からペン尻側にまで至る長さでもよく適宜でよい。収容空間V1,V2を形成するために外面用生地211と内面用生地212とを綴じる方法として、実施形態では糸によって縫うことを例示したが、外面用生地211と内面用生地212とを接着剤で接着してもよく、適宜の手段を採用できる。外面用生地211、内面用生地212、本体2の内面側に設けられるペンスロット22等の保持部の生地には、綿や麻等の天然素材や、ポリエステル等の合成樹脂、皮が使用されていてもよい。該生地は、本体2を湾曲または巻くことができれば、適宜のものを利用できる。開いた状態の本体2の形状は、実施形態では矩形を例示したが、丸や楕円など適宜の形状であってよい。
ペンケース1Aでは、本体2Aの幅方向Yの一方側(図6中上側)の端部内にバンド31Aが収容され、他方側(図6中下側)の端部内にバンド32Aが収容される。バンド31Aは、平面視でペンスロット22Aおよびポケット24Aと重なる。バンド32Aは、平面視でフラップ3Aおよびポケット24Aと重なる。ペンスロット22Aは、実施形態よりも長く、ペン先からペンの胴部までを保持できる。フラップ3Aも、実施形態よりも長く、通常の長さのペンであれば、ペン尻から胴部にかけて覆うことができる。ポケット24Aは、本体2Aの幅方向Yに亘る長さになっており、付箋や定規、記録メディア等を収容できる。
実施形態では、バンド3,31A,32Aにより自律的に本体2が巻かれる状態となる例を示した。なお、本体2が巻かれるとは、巻き方向Xにおける両端部が少なくとも重なるように本体2が湾曲されることを指す。実施形態に対し、本例のように、バンド3Bはフラップ7を湾曲させるために用いられてもよい。
使用者は、開いた状態のフラップ本体2Bを閉める際には、ポーチ8から離れる側の端部を持ち、図8(A)に示すように、バンド3Bの端部を「バチッ」と音がするまで押す。バンド3Bは伸び状態から湾曲状態に遷移し、バンド3Bに丸まろうとする力が働く。
本変形例では、ポーチ8Cは、円筒状であり、縦置きで使用される。ポーチ8Cには、縦に開け閉めできる不図示のファスナーが設けられる。フラップ7Cは、フラップ本体2Cと、バンド3Cとを備える。フラップ本体2Cは、開いた状態では矩形であり、一端がポーチ8Cの側面83に接続し、図9の横方向に開け閉めできるようになっている。フラップ本体2Cの内面側には、縦にペンを保持する不図示のペンスロットが設けられている。フラップ本体2Cの幅方向Yにおける中央部内に、バンド3Cが設けられている。
Claims (5)
- 開いた状態および湾曲した状態にされ、内面側に物品の保持部を備える本体と、
前記本体に取り付けられたバンドであって、湾曲状態から伸ばされることで断面形状が面外方向に膨出した形状となる伸び状態に遷移して前記本体を開いた状態に保持し、前記伸び状態において一部が前記面外方向と逆方向に変形する外力を受けることで前記湾曲状態に遷移して前記本体を湾曲した状態にするバンドと、
を備えることを特徴とする物品入れ。 - 請求項1に記載の物品入れにおいて、
前記バンドは、開いた状態の前記本体の第1方向の中央部において、前記第1方向に直交する第2方向に沿って配置されることを特徴とする物品入れ。 - 請求項2に記載の物品入れにおいて、
前記本体において前記第2方向の少なくとも一方の端部には、前記バンドの前記第1方向における両側に亘って前記第1方向に延びる芯材が取り付けられることを特徴とする物品入れ。 - 請求項1から3のいずれか一つに記載の物品入れにおいて、
前記バンドは、前記湾曲状態である巻き状態から伸ばされることで、前記伸び状態に遷移して前記本体を開いた状態に保持し、前記伸び状態から前記外力を受けることで前記巻き状態に遷移し、前記本体を、少なくとも前記本体の巻き方向の両端の部位が重なるまで巻かれた状態にすることを特徴とする物品入れ。 - 請求項4に記載の物品入れにおいて、
前記本体の内面側において、前記バンドの延びる方向である第2方向に直交する第1方向の端部において、前記第2方向の一方側の端部から離れた位置には、ペンを挿抜できるペンスロットが設けられ、
前記ペンスロットは、前記本体が巻かれた際に、前記本体における前記第2方向の他方側の端部が当たることによって、前記本体の巻き止めとして機能することを特徴とする物品入れ。
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