JP2020108594A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
Description
また、近距離無線通信を用いて使用頻度の高い動作設定を呼び出すことができる家庭電気機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ユーザーが運転モードにおける電気掃除機の吸引力を好みや使い勝手に合わせてカスタマイズすることができる電気掃除機を提供する。
前記制御仕様に関するデータは、第1モータの回転数に関するデータを含むことが好ましい。このことにより、ユーザーは電気掃除機の吸引力を好みや使い勝手に合わせてカスタマイズすることができる。
前記制御部は、制御仕様に関するデータを変更する前に情報機器の識別情報を確認するように設けられることが好ましい。このことにより、セキュリティを強化することができる。
図1は本実施形態の電気掃除機の概略斜視図であり、図2は本実施形態の電気掃除機の電気的構成を示すブロック図である。
本実施形態の電気掃除機40は、空気を電気掃除機40内に吸引するように設けられたファン2(吸引ファン)及びファン2を回転させる第1モータ3を有する電動送風機4と、第1モータ3に電力を供給するように設けられた電源部5と、少なくとも1つの運転モードの制御仕様に関するデータを記憶するように設けられた記憶部7を有する制御部6と、近距離無線通信により情報機器9と通信可能に設けられた通信部8とを備える。制御部6は、前記制御仕様に関するデータに基づき電源部5から第1モータ3に供給する電力を調節するように設けられ、かつ、通信部8を介して情報機器9から受信した情報に基づき前記制御仕様に関するデータを変更するように設けられたことを特徴とする。
また、電気掃除機40は、吸込口体13、イオン発生部16、床面検知センサ17、ごみ検知センサ18、集塵部25などを有することができる。
電気掃除機40の吸引力は、第1電力調節部21により電源部5から第1モータ3に供給する電力を調節しファン2の回転数を調節することにより制御することができる。
回転ブラシ11のゴミを掻き出す力は、第2電力調節部22により電源部5から第2モータ12に供給する電力を調節し回転ブラシ11の回転数を調節することにより制御することができる。
第2モータ12には、回転ブラシ用駆動回路などを備えた制御基板が取り付けられていてもよい。
また、回転ブラシ11は、第2モータ12を有さず、第1モータ3による吸引風により回転するタービンブラシでもよい。
電源部5が直流電源部である場合、電源部5はバッテリー15を備えることができ、このバッテリー15から直流電力を第1モータ3又は第2モータ12に供給することができる。この場合、第1モータ3又は第2モータ12は、DCモータ又はユニバーサルモータとすることができる。
電源部5は、第1モータ3又は第2モータ12への電力の供給のオン/オフを切り替えるスイッチを備えることができる。
制御部6は、複数の制御基板から構成されてもよい。これらの複数の制御基板は信号線又は電力線で接続することができる。制御部6は、例えば、電動送風機用駆動回路を備えた制御基板、回転ブラシ用駆動回路を備えた制御基板、マイクロコントローラなどから構成される。
制御部6は、通信部8などと信号線で接続されてもよく、通信部8などと同一制御基板上に配置されてもよい。
電源部5から第1モータ3に交流電力が供給される場合、第1電力調節部21は、双方向サイリスタを有する位相制御回路を含むことができる。また、位相制御回路は、双方向サイリスタの他にトリガダイオードを含むことができる。位相制御回路を用いて双方向サイリスタに電流が流れ始める位相角を調節することにより、電源部5から第1モータ3に供給される電力を調節することができる。
電源部5から第2モータ12に交流電力が供給される場合、第2電力調節部22は双方向サイリスタを有する位相制御回路を含むことができる。また、電源部5から第2モータ12に直流電力が供給される場合、第2電力調節部22は、PWM回路を含むことができる。このことにより、電源部5から第2モータ12に供給される電力を調節することができる。
近距離無線通信(NFC)とは、電磁界や電波などを用いた近距離(周波数帯によって数cm〜数m)の無線通信である。また、近距離無線通信の伝達方式は、電磁誘導方式であってもよく、電波方式であってもよい。NFC(Near Field Communication)の規格は、例えば、Type A(Mifare(登録商標))、Type B、Type F(FeliCa(登録商標))などである。
通信部8はNFCアンテナを有する。また、通信部8はリーダ/ライタの機能も有することができる。このことにより、制御部6が通信部8を介して情報機器9と近距離無線通信により通信をすることが可能になる。
情報機器9が有する表示部32は、タッチパネル式モニターとすることができる。
制御ソフトウェアは、記憶部7の不揮発性メモリに記憶した各運転モードの制御仕様に関するデータを含み、制御部6は、選択された運転モードの制御仕様に関するデータに基づいて第1電力調節部21、第2電力調節部22などを制御する。制御仕様に関するデータは、例えば、電動送風機4の第1モータ3の回転数、回転ブラシ11を回転させる第2モータ12の回転数などのうち少なくとも1つに関するデータを有することができる。
例えば、弱運転モードの制御仕様に含まれる電動送風機4の第1モータ3の回転数が40000rpmであり、電気掃除機40を弱運転モードで運転する場合、制御部6は、第1モータ3の回転数が40000rpmとなるように第1電力調節部21を用いて第1モータ3に供給する電力を調節する。
例えば、弱運転モードの制御仕様に含まれる回転ブラシ11の第2モータ12の回転数が2000rpmであり、電気掃除機40を弱運転モードで運転する場合、制御部6は、第2モータ12の回転数が2000rpmとなるように第2電力調節部22を用いて第2モータ12に供給する電力を調節する。
電気掃除機40は、集塵部25に溜まるゴミの量を例えば電動送風機4の第1モータ3の電流値で検知し、ゴミが満量と判断した場合に通知する機能(満量検知機能)や、同様の方法でビニールなどを吸い込むことによる急激な密閉状態を検知する機能(密閉検知機能)といった機能を有することができる。各運転モードの制御仕様に関するデータは、満量検知機能の検出基準又は密閉検知機能の検出基準を有することができる。運転モードに応じて第1モータ3に供給する電力が異なるため、この検出基準も運転モードにより異なる。
制御部6は、第1モータ3の電流値をモニターし、電流値がこの検出基準を満たしたときに、ゴミ満量や密閉状態を検出しユーザーに通知することができる。
まず、図3(a)のように、ユーザーが情報機器9の通信部33を電気掃除機40の通信部8に近づけ、通信部33と通信部8との間で通信を行い、情報機器9でアプリケーションを自動起動させる。電気掃除機40が対応機種である場合、例えば、情報機器9の表示部32に図3(b)、図4(a)に示したようなホーム画面を表示させることができる。図3(b)、図4(a)では、対象機種であることを示す項目として「対象機種」と表示され、電気掃除機40の機種名を示す項目に、機種名の一例として「EC−ARxx」と表示されている。また、電気掃除機40の制御部6は、例えば、電気掃除機40の機種、製造番号、各運転モードの制御仕様(電動送風機4の第1モータ3の回転数、回転ブラシ11を回転させる第2モータ12の回転数など)、バッテリー15の種類・容量・残量、イオン発生部16の有無、床面検知センサ17の有無、ゴミ検知センサ18の有無などのうち、1つまたは複数の情報を情報機器9へ送信する。
電気掃除機40が対応機種でない場合、例えば、情報機器9の表示部32に図3(c)のように表示させることができる。図3(c)では、対象機種でないことを示す項目の一例として「対象機種ではありません」とメッセージが表示され、対象機種としてどのような機種があるかを示す項目として、機種名の一例として「EC−ARxx」や「EC−VSyy」が表示されている。また、通信エラーがあった場合や電気掃除機40が古い機種である場合、例えば、情報機器9の表示部32に図3(d)のように表示させることができる。図3(d)では、通信エラーであることを示す項目の一例として「通信エラーです」と表示され、ユーザーがエラー原因を確認することを促す項目として、「以下を確認してください」、「1.通信部は正しい位置ですか」、「対象の機種ですか」などのメッセージが表示される。
また、図3(c)、図3(d)では、再度通信するためのタップボタンである「再通信」ボタンと、不図示のアプリケーションのトップ画面に戻るためタップボタンである「戻るボタン」とが表示されている。
図4(b)に示した「吸い込みモータパワー」は電動送風機4の第1モータ3の回転数に対応する設定項目であり、30、40、50、60、70、80、90の7段階を示す小円が直線上に等距離で配置されている。また、現在のモータパワーを示す大円が配置されている。なお、図4(b)においては、大円はモータパワー60(やや強い)に位置している。この大円をドラッグ操作やタップ操作で移動させることにより30、40、50、60、70、80、90の7段階で変更することができる。ここでは、7段階でモータパワーを変更する例を示しているが、表示部32に調節バーを表示させ、ドラッグ操作やタップ操作で吸い込みモータパワーを30〜90の範囲でリニアに自由に変更できるようにしてもよい。また、表示部32に数値入力ボックスを表示させ、数値入力ボックスに具体的な数値を入力して「吸い込みモータパワー」を変更できるようにしてもよい。
変更できる範囲は、電気掃除機40が対応できる範囲であり、電気掃除機40の安全性を確保できる範囲とすることができる。なお、上述のモータパワーの範囲が30〜90の範囲であることは一例である。
変更できる範囲は、電気掃除機40が対応できる範囲であり、電気掃除機40の安全性を確保できる範囲とすることができる。なお、上述のモータパワーの範囲が30〜60の範囲であることは一例である。
また、表示部32に数値入力ボックスを表示させ、数値入力ボックスに具体的な数値を入力して「最長運転時間」を変更できるようにしてもよい。この場合、「吸い込みモータパワー」の設定項目及び「パワーブラシモータパワー」の設定項目は、入力された「最長運転時間」と、電源部5のバッテリー15の容量又は残量とから算出したパワーに自動的に変更される。この場合、「吸い込みモータパワー」の設定項目及び「パワーブラシモータパワー」の設定項目のうちどちらか一方を固定して他方を変更して調節してもよく、「吸い込みモータパワー」の設定項目及び「パワーブラシモータパワー」の設定項目の両方を変更して調節してもよい。
その後、ホームボタン31を押すと、表示部32が図4(a)、図5(a)に示したようなホーム画面に戻る。
図5(a)に示したようなホーム画面において「通信」ボタンをタップして表示部32に図5(b)に示したような通信画面を表示させる。通信画面では「設定の送信」ボタンをタップして、表示部32に図5(c)に示したような設定選択画面を表示させる。設定選択画面では、保存した設定データである「設定1」をタップ操作により選択し、表示部32に図5(d)に示したような運転モード選択画面を表示させる。運転モード選択画面では、設定を変更する運転モードを選択する。例えば、「強モード」(強運転モード)をタップ操作により選択し、表示部32に図5(e)に示したような設定内容確認画面を表示させる。そして、設定内容確認画面において「はい(通信開始)」のボタンをタップすると表示部32に図5(f)のようなユーザーに情報機器(携帯端末)の通信部を掃除機の通信部に近づけることを促す画面を表示させ、ユーザーが情報機器9の通信部33を電気掃除機40の通信部8に近づける。情報機器9を電気掃除機40に近づけると、情報機器9は、カスタマイズ画面などで設定した設定データを通信部33を介して電気掃除機40に送信する。データ送信が完了すると、情報機器9の表示部32に図5(g)に示したようなデータ送信完了画面を表示させる。また、通信エラーが生じた場合、図5(h)に示したようなエラー画面を情報機器9の表示部32に表示させることができる。
ここでは、設定データを情報機器9に保存した後、設定データを電気掃除機40に送信しているが、設定データを情報機器9に保存せずに電気掃除機40に送信してもよい。
例えば、カスタマイズ画面などで変更した「強運転モード」「吸い込みモータパワー」「60」に対応する電動送風機4の第1モータ3の回転数が55000rpmである場合、制御部6は記憶部7に記憶した強運転モードの制御仕様に関するデータに含まれる第1モータ3の回転数を55000rpmに変更する。このように変更すると、ユーザーが電気掃除機40を強運転モードで使用する場合、制御部6は、第1モータ3の回転数が55000rpmとなるように第1電力調節部21を用いて第1モータ3に供給する電力を調節する。
また、制御部6は、吸い込みモータパワーを変更する設定データを受信すると、受信した設定データに基づいて満量検知機能の検出基準や密閉検知機能の検出基準を自動的に算出し、記憶部7に記憶した制御仕様に関するデータに含まれる検出基準を変更することができる。
このように、本実施形態では、情報機器9から受信した情報に基づき記憶部7に記憶した運転モードの制御仕様に関するデータを変更することができ、この変更した制御仕様に関するデータに基づき電源部5から電動送風機4の第1モータ3及び回転ブラシ11の第2モータ12に供給する電力を調節することができる。このため、ユーザーが情報機器9を用いて電気掃除機40の各運転モードの制御仕様をカスタマイズすることが可能である。
なお、図5(b)において、「設定のリセット」のボタンをタップすると、対象となっている電気掃除機40の各運転モードの制御仕様を初期状態に戻すことができる。
第2実施形態では、電気掃除機40はイオン発生部16を備える。イオン発生部16は、例えば空気中での放電プラズマにより正極性クラスターイオンH+(H2O)mや負極性クラスターイオンO2 -(H2O)nを発生させる部分である。イオン発生部16は、電気掃除機40の排気口の近くに設けることができる。このことにより、電気掃除機40の排気と共にクラスターイオンを空気中に放出することができ、室内の塵埃の静電気を除電すること、室内の空気を消臭すること、室内を除菌することが可能になる。なお、集塵部25よりも、吸引された空気の流れの上流側の位置にイオン発生部16を設けてもよい。こうすることで集塵部25内の静電気を除電することができる。
例えば、制御仕様に関するデータにおいて強運転モードでイオン発生部16がオンである場合、ユーザーが電気掃除機40を強運転モードで使用するときに制御部6はイオン発生部16をオンにする。また、制御仕様に関するデータにおいて弱運転モードでイオン発生部16がオフである場合、ユーザーが電気掃除機40を弱運転モードで使用するときに制御部6はイオン発生部16をオフにする。
例えば、第1実施形態で説明したカスタマイズ画面(例えば、図4(b))にイオン発生部16のオン/オフを切り替える設定項目を追加して、イオン発生部16のオン/オフを含む設定データを情報機器9から電気掃除機40に送信することができる。制御部6が情報機器9から受信した設定データに基づき記憶部7に記憶した制御仕様に関するデータを変更し、変更した制御仕様に関するデータに基づきイオン発生部16のオン/オフを制御することにより、各運転モードにおけるイオン発生部16のオン/オフをカスタマイズすることができる。
その他の構成は第1実施形態と同様である。また、第1実施形態についての記載は矛盾がない限り第2実施形態についても当てはまる。
第3実施形態では、電気掃除機40は、運転モードとして自動モードを有する。また、電気掃除機40は床面検知センサ17を有する。床面検知センサ17は、例えば、回転ブラシ11にかかる負荷を検出するように設けられ、回転ブラシ11にかかる負荷から、床面の種類(例えば、カーペット、フローリングなど)や掃除の中断(例えば、吸込口体13が停止している場合や吸込口体13が床面から浮いている場合)を検出するように設けられる。
本実施形態では、記憶部7の不揮発性メモリに記憶した自動モードの制御仕様に関するデータは、床面検知センサ17がカーペットとフローリングを識別する境界(第1モータ3の高回転数と低回転数とを切り替える切り替え点)に関するデータを含むことができる。また、制御部6は、自動モードにおいてこの制御仕様に関するデータに基づき、第1モータ3の高回転数と低回転数とを切り替える。
例えば、第1実施形態で説明したカスタマイズ画面(例えば、図4(b))に床面検知センサ17がカーペットとフローリングを識別する境界を設定する設定項目を追加して、この境界を含む設定データを情報機器9から電気掃除機40に送信することができる。制御部6が情報機器9から受信した設定データに基づき記憶部7に記憶した自動モードの制御仕様に関するデータを変更し、変更した制御仕様に関するデータに基づき自動モードにおいて第1モータ3の高回転数と低回転数とを切り替えることができる。このように、自動モードにおいて、第1モータ3の高回転数と低回転数との切り替え点をカスタマイズすることができる。
その他の構成は第1又は第2実施形態と同様である。また、第1又は第2実施形態についての記載は矛盾がない限り第3実施形態についても当てはまる。
第4実施形態では、電気掃除機40は、ゴミ検知センサ18を備える。ゴミ検知センサ18は、例えば、吸込口体13と掃除機本体10とを繋ぐホース中に設けることができ、ホースを通過するゴミを検知するように設けることができる。
本実施形態では、記憶部7の不揮発性メモリに記憶した自動モードの制御仕様に関するデータは、ゴミ検知センサ18がゴミの多いか又は少ないかを判別する境界(第1モータ3の高回転数と低回転数とを切り替える切り替え点)を含むことができる。また、制御部6は、自動モードにおいてこの制御仕様に関するデータに基づき、第1モータ3の高回転数と低回転数とを切り替える。
例えば、第1実施形態で説明したカスタマイズ画面(例えば、図4(b))にゴミ検知センサ18がゴミの多いか又は少ないかを判別する境界を設定する設定項目と、ゴミ検知センサ18のオン/オフを設定する設定項目とを追加して、ゴミ検知センサ18の判別境界及びオン/オフを含む設定データを情報機器9から電気掃除機40に送信することができる。制御部6が情報機器9から受信した設定データに基づき記憶部7に記憶した制御仕様に関するデータを変更し、変更した制御仕様に関するデータに基づき自動モードにおいて第1モータ3の高回転数と低回転数とを切り替えることやゴミ検知センサ18のオン/オフを切り替えることができる。このように、自動モードにおいて、第1モータ3の高回転数と低回転数との切り替え点やゴミ検知センサ18のオン/オフをカスタマイズすることができる。
その他の構成は第1〜第3実施形態と同様である。また、第1〜第3実施形態についての記載は矛盾がない限り第4実施形態についても当てはまる。
第5実施形態では、電気掃除機40は運転モードとしてカスタマイズ専用モードを有する。
カスタマイズ専用モードは強運転モード、弱運転モード、自動モードとは別に設けられるため、既存の運転モードを変更せずにユーザーの好みや使い勝手に合った運転モードを作成することができる。
記憶部7の不揮発性メモリに記憶した制御仕様に関するデータは、強運転モード、弱運転モード、自動運転モードとは別に、カスタマイズ専用モードの制御仕様に関するデータを有する。
また、本実施形態では、カスタマイズ専用モードの制御仕様に関するデータのみを変更できるようにし、強運転モード、弱運転モード及び自動モードの制御仕様に関するデータを変更できないようにしてもよい。
その他の構成は第1〜第4実施形態と同様である。また、第1〜第4実施形態についての記載は矛盾がない限り第5実施形態についても当てはまる。
第6実施形態では、制御部6は、記憶部7に記憶した制御仕様に関するデータを変更する前に情報機器9の識別情報を確認するように設けられる。識別情報を確認することにより、制御仕様に関するデータを変更することができる情報機器9を限定することができ、セキュリティを強化することができる。識別情報は、例えば、リンクキー、端末コード、パスワード、デジタル証明書などである。
制御部6は、例えば、情報機器9との通信の最初の段階において、情報機器9のリンクキーが電気掃除機40のリンクキーと一致するかどうかを確認することができる。
その他の構成は第1〜第5実施形態と同様である。また、第1〜第5実施形態についての記載は矛盾がない限り第6実施形態についても当てはまる。
第7実施形態では、電気掃除機40は記憶部7に記憶された運転モードの制御仕様に関するデータを初期化する機能を有する。例えば、電気掃除機40が有するボタンを長押しすることにより、カスタマイズした制御仕様に関するデータを初期化することができる。
その他の構成は第1〜第6実施形態と同様である。また、第1〜第6実施形態についての記載は矛盾がない限り第7実施形態についても当てはまる。
Claims (7)
- 空気を電気掃除機内に吸引するように設けられたファン及び前記ファンを回転させる第1モータを有する電動送風機と、第1モータに電力を供給するように設けられた電源部と、少なくとも1つの運転モードの制御仕様に関するデータを記憶するように設けられた記憶部を有する制御部と、近距離無線通信により情報機器と通信可能に設けられた通信部とを備え、
前記制御部は、前記制御仕様に関するデータに基づき前記電源部から第1モータに供給する電力を調節するように設けられ、かつ、前記通信部を介して前記情報機器から受信した情報に基づき前記制御仕様に関するデータを変更するように設けられたことを特徴とする電気掃除機。 - 前記記憶部は、複数の運転モードの制御仕様に関するデータを記憶するように設けられ、
前記制御部は、前記通信部を介して前記情報機器から受信した情報に基づき各運転モードの制御仕様に関するデータを変更できるように設けられた請求項1に記載の電気掃除機。 - 前記制御仕様に関するデータは、第1モータの回転数に関するデータを含む請求項1又は2に記載の電気掃除機。
- 回転ブラシ及び前記回転ブラシを回転させる第2モータを有する吸込口体をさらに備え、
前記電源部は、第2モータに電力を供給するように設けられ、
前記制御部は、前記制御仕様に関するデータに基づき前記電源部から第2モータに供給する電力を調節するように設けられた請求項1〜3のいずれか1つに記載の電気掃除機。 - 前記制御仕様に関するデータは、第2モータの回転数に関するデータを含む請求項4に記載の電気掃除機。
- イオン発生部、床面検知センサ及びごみ検知センサのうち少なくとも1つをさらに備え、
前記制御仕様に関するデータは、前記イオン発生部のオン/オフ、前記イオン発生部のイオン発生程度、前記床面検知センサの識別境界、前記ごみ検知センサのオン/オフ及び前記ごみ検知センサの判別境界のうち少なくとも1つに関するデータを含み、
前記制御部は、前記制御仕様に関するデータに基づき前記電気掃除機を制御するように設けられた請求項1〜5のいずれか1つに記載の電気掃除機。 - 前記制御部は、前記制御仕様に関するデータを変更する前に前記情報機器の識別情報を確認するように設けられた請求項1〜6のいずれか1つに記載の電気掃除機。
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