JP2020108247A - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020108247A
JP2020108247A JP2018244358A JP2018244358A JP2020108247A JP 2020108247 A JP2020108247 A JP 2020108247A JP 2018244358 A JP2018244358 A JP 2018244358A JP 2018244358 A JP2018244358 A JP 2018244358A JP 2020108247 A JP2020108247 A JP 2020108247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump device
housing
motor stator
coil
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018244358A
Other languages
English (en)
Inventor
敏生 鈴木
Toshio Suzuki
敏生 鈴木
賢二 町家
Kenji Machiya
賢二 町家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ulvac Inc
Original Assignee
Ulvac Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ulvac Inc filed Critical Ulvac Inc
Priority to JP2018244358A priority Critical patent/JP2020108247A/ja
Publication of JP2020108247A publication Critical patent/JP2020108247A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

【課題】モータ組立体の簡素化、小型化を実現させたポンプ装置を提供する。【解決手段】本発明の一形態に係るポンプ装置は、一軸方向に延在するモータロータと、モータステータと、コイルと、キャンとを具備する。上記モータステータは、上記モータロータの周りに上記モータロータと同心状に配置され、外周に複数の放熱フィンを有する。上記コイルは、上記モータロータ側において上記モータステータに巻装される。上記キャンは、上記モータロータと上記モータステータとの間に配置され、上記モータロータと、上記モータステータ及び上記コイルとを隔離する。【選択図】図1

Description

本発明は、ポンプ装置に関する。
真空ポンプ等のポンプ装置では、ポンプロータを回転させて気体が真空排気される。また、ポンプロータは、ポンプ装置に付設されたモータ組立体によって作動する。例えば、ポンプロータの主軸には、モータロータが取り付けられ、主軸の軸方向には、モータロータと対向してモータステータが配置される。
また、モータ組立体においては、モータロータと、モータステータとが筒状のモータハウジングに収容される。このようなモータハウジングには、モータロータ及びモータステータを冷却するための冷却流路が設けられる場合がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−010496号公報
しかしながら、冷却流路をモータハウジングに配設する場合には、モータハウジングの内部に冷却流路を形成するための孔加工、配管設置等の専用の加工が必要になり、さらに、流路を形成する部分を部分的に肉厚にする必要も生じる。このため、該ポンプ装置においては、モータ組立体の簡素化、小型化に限界が生じている。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、モータ組立体の簡素化、小型化を実現させたポンプ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るポンプ装置は、一軸方向に延在するモータロータと、モータステータと、コイルと、キャンとを具備する。上記モータステータは、上記モータロータの周りに上記モータロータと同心状に配置され、外周に複数の放熱フィンを有する。上記コイルは、上記モータロータ側において上記モータステータに巻装される。上記キャンは、上記モータロータと上記モータステータとの間に配置され、上記モータロータと、上記モータステータ及び上記コイルとを隔離する。
このようなポンプ装置によれば、モータステータが放熱フィンを有しているため、モータステータ20が外気によって直接空冷される。これにより、モータステータの周辺に冷却媒体を流す流路を配設する必要がなくなり、ポンプ装置の簡素化、小型化が実現する。
上記のポンプ装置においては、上記モータステータは、上記コイルを巻装することが可能なコア部と、上記コア部を囲み、上記複数の放熱フィンが配置された外周部とを有してもよい。上記コア部と、上記外周部とは一体となって構成されてもよい。
このようなポンプ装置によれば、複数の放熱フィンを有したモータステータが簡便に組み立てられる。
上記のポンプ装置においては、上記モータステータは、上記コイルを巻装することが可能なコア部と、上記コア部を囲み、上記複数の放熱フィンが配置された外周部とを有してもよい。上記コア部と、上記外周部とは別体となって構成されてもよい。上記コア部と上記外周部とは互いに接触してもよい。
このようなポンプ装置によれば、複数の放熱フィンを有したモータステータが簡便に組み立てられる。
上記のポンプ装置においては、上記モータステータが固定されるハウジングをさらに具備してもよい。上記ハウジングには、上記モータステータから上記ハウジング側に突き出た上記コイルを収容することが可能な収容部が設けられてもよい。
このようなポンプ装置によれば、モータステータが固定されるハウジングによってコイルが収容されるため、ポンプ装置の簡素化、小型化が実現する。
上記のポンプ装置においては、上記収容部には、上記コイルが外気に触れる複数の孔部が設けられてもよい。
このようなポンプ装置によれば、コイルが効率よく冷却される。
上記のポンプ装置においては、上記モータステータの上記外周部には、上記一軸方向に延在する貫通孔が設けられてもよい。上記モータステータは、上記貫通孔を通した固定冶具によって上記ハウジングに固定されてもよい。上記固定冶具が上記モータロータの中心軸に対する上記モータステータの相対位置を決める基準冶具となってもよい。
このようなポンプ装置によれば、モータステータの固定冶具によるハウジングへの固定で、モータステータの中心軸と、モータロータの中心軸との位置関係を簡便に決めることができる。
上記のポンプ装置においては、上記ハウジングとは反対側において上記モータステータから突き出た上記コイルを覆うコイルケースをさらに具備してもよい。上記コイルケースには、上記コイルケースに収容された上記コイルが外気に触れる複数の孔部が設けられてもよい。
このようなポンプ装置によれば、コイルがコイルケースに覆われても、複数の孔部によってコイルが効率よく冷却される。
上記のポンプ装置においては、上記キャンは、上記一軸方向において、上記モータステータと上記ハウジングとにより固定されてもよい。上記キャンの外周面と、上記ハウジングとの間には、シール部材が設けられてもよい。
このようなポンプ装置によれば、キャンがモータステータ及びハウジングによって固定されることにより、キャンの内部と、ハウジングの内部とが気密に隔離される。
上記のポンプ装置においては、上記モータロータ、上記モータステータ、上記コイル、上記キャン、及び上記ハウジングを収容する収容ケースと、上記収容ケースに設置されたファンとをさらに具備してもよい。上記ファンにより、上記収容ケース外から上記モータロータに向けて外気が導入されてもよい。
このようなポンプ装置によれば、収容ケースに導入された外気によって、ポンプ装置が効率よく空冷される。
上記のポンプ装置においては、上記複数の放熱フィンのそれぞれは、上記モータステータの外周まわりに並んでもよい。
このようなポンプ装置によれば、収容ケースに導入された外気が複数の放熱フィンのそれぞれに当たる頻度が増え、ポンプ装置が効率よく冷却される。
上記のポンプ装置においては、上記コイルは、樹脂により封止成形されてもよい
このようなポンプ装置によれば、コイルが樹脂により封止成形されているため、コイルから熱放射が向上し、導電性の粉塵に対するコイルの絶縁性が増す。
上記のポンプ装置においては、上記複数の放熱フィンのそれぞれは、上記一軸方向に延在するとともに、上記モータロータの周りに並び、上記モータステータの中心から放射状に延在してもよい。
このようなポンプ装置によれば、モータステータの磁気飽和が緩和される。
以上述べたように、本発明によれば、モータ組立体の簡素化、小型化を実現させたポンプ装置が提供される。
図(a)は、本実施形態のポンプ装置の一部を示す模式的斜視図である。図(b)は、図1(a)のA−A'線に沿った模式的断面図である。 本実施形態のポンプ装置の一部を示す模式的斜視図である。 図(a)は、モータステータから突き出たコイルがコイルケースで覆われた様子を示す模式的斜視図である。図(b)は、図(a)のA−A'線に沿った模式的断面図である。 図(a)は、収容ケースに収容されたポンプ装置を示す模式的正面図である。図(b)は、図(a)の模式的側面図である。 図(a)は、モータ組立体の変形例を示す模式的斜視図である。図(b)は、図(a)のA−A'線に沿った模式的断面図である。 ポンプ装置の変形例を示す模式的斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。各図面には、XYZ軸座標が導入される場合がある。また、同一の部材または同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その部材を説明した後には適宜説明を省略する場合がある。また、各図では、Z軸方向を上下方向とする。
本実施形態のポンプ装置1の構成を説明する。
図1(a)は、本実施形態のポンプ装置の一部を示す模式的斜視図である。図1(b)は、図1(a)のA−A'線に沿った模式的断面図である。図2は、本実施形態のポンプ装置の一部を示す模式的斜視図である。
図1(a)には、モータ組立体100がハウジング50に取り付けられた状態が示されている。図1(a)では、ポンプ装置1の内部を示すために、ポンプ装置1の一部が取り除かれた状態が示されている。図1(b)には、図1(a)のA−A'線に沿ったモータ組立体100の断面が示されている。図2には、ハウジング50からモータ組立体100が取り外された状態が示されている。
本実施形態では、モータ組立体100として、例えば、同期型のキャンドモータが例示される。例えば、ポンプ装置1は、モータロータ10と、モータステータ20と、コイル30と、キャン40と、ハウジング50とを具備する。モータロータ10、モータステータ20、コイル30、及びキャン40のそれぞれは、モータ組立体100を構成する部品である。次に、各部品を説明する。
モータロータ10は、モータロータ10の中心軸10cを中心に回転する。モータロータ10は、筒状体であり、中心軸10cの方向に延在する。モータロータ10には、ポンプ装置1の主軸60が挿入される。モータロータ10は、主軸60に固定される。モータロータ10は、その外周面に、例えば、偶数個の永久磁石(不図示)を有する。
これらの永久磁石は、例えば、互い違いに極が変わるようにモータロータ10の周りに配置される。なお、中心軸10cは、モータ組立体100の基準軸でもある。また、主軸60には、ポンプ装置1のポンプロータ(不図示)が取り付けられる。
モータステータ20は、キャン40を介してモータロータ10の周りにモータロータ10と同心状に配置される。モータステータ20は、その外周に複数の放熱フィン220を有している。複数の放熱フィン220のそれぞれは、モータステータ20の外周まわりに並ぶ。
例えば、モータステータ20は、モータロータ10側に配置されたコア部21と、コア部21を囲み、複数の放熱フィン220が配置された外周部22とを有する。コア部21と、外周部22とは、同じ材料で構成され、それぞれが一体となっている。さらに、コア部21には、モータロータ10側に臨む複数の磁極歯(不図示)が中心軸10cの周りに配置されている。これらの磁極歯のそれぞれには、コイル状に電線が券装される。
また、モータステータ20は、中心軸10cの方向に複数の電磁鋼板が積層された積層構造を有する。例えば、コア部21と、外周部22とが予め一体となった電磁鋼板が複数枚、中心軸10cの方向に積層され、これらの電磁鋼板がまとめて固定冶具70によってハウジング50に固定される。固定冶具70とは、例えば、ボルト等である。これにより、モータロータ10の周りには、複数の電磁鋼板が積層されて一体となったモータステータ20が形成される。
なお、積層された複数の電磁鋼板のそれぞれは、スポット溶接等により互いに接合してもよく、機械的な嵌合(カシメ)によって接合してもよい。また上記接合前に各電磁鋼板毎の位置決めを容易にすべく、凸凹部を電磁鋼板に設けてもよい。この結果、複数の電磁鋼板が一体となって形成するモータステータ20の寸法精度が本製造工程を用いることにより向上する。また、本製造工程により、モータステータ20の機械的強度が増加する。また、各電磁鋼板の表面については絶縁処理が成され、それぞれの電磁鋼板が電気的に一体となることを妨げることで、積層構造となっても、モータステータ20における渦電流が抑制される。
また、放熱フィン220は、モータステータ20の外周面の全域に配置することで放熱効率が向上する。本実施形態では、真空ポンプとして小型化の要求から放熱フィン220をモータステータ20の四角に対象配置としている。この結果、小型化と空冷効率を双方満たすことができる。さらに、放熱フィン220がコア部21と一体の電磁鋼板である場合、電磁鋼板の素材が帯状の板材である場合、その利用率(素材鋼板からの板取り)が向上する。すなわち、放熱フィン220をモータステータ20の四角に対象配置すれば、帯状の幅方向を1辺とする正方形状の打ち抜きで簡便な加工が可能になる。つまり、量産性に優れる。
また、複数の放熱フィン220のそれぞれがX軸方向に延在するとともに、モータステータ20の中心から放射状に延在しているため、コア部21のみで構成されたモータステータに比べて、磁束密度の高い部分が放熱フィン220に吸収されて、モータステータ20内の磁気飽和が緩和される。
また、外周部22において、放熱フィン220が設けられていない外周面には、平坦面515が形成されている。このような平坦面515が形成されていることから、外周部22には、例えば、ヒートパイプ等の熱交換器を取り付けることができる。これにより、外周部22の放熱効果が増加する。
コイル30(ステータコイル)は、モータステータ20のコア部21に配置される。例えば、コイル30は、モータステータ20のコア部21に券装されたコイル状の電線を有する。さらに、コイル30(ステータコイル)は、コア部21から中心軸10cの方向にはみ出てコア部21に還流する電線を含む。本実施形態の図では、これらの電線をまとめてコイル30としている。なお、コイル30は、コイル30の周囲と絶縁されている。
また、コイル30の絶縁性をより確実にするために、コイル30は、樹脂により封止成形されてもよい。樹脂としては、不飽和ポリエステル樹脂(BMC)等があげられる。樹脂には、熱伝導性フィラーが含まれてもよい。このようなコイル30によれば、導線から発せられた熱が樹脂を経由して大気に放出されやすくなり、コイル30の冷却効果がさらに向上する。また、ポンプ装置1を設置する環境下に、導電性の粉塵が舞っていたとしても、コイル30は樹脂によって周囲と確実に絶縁されているため、粉塵付着によるコイル内での電気的短絡がおきにくくなる。
モータロータ10側においてモータステータ20のコア部21に巻装されたコイル30が通電すると、コア部21には、モータロータ10を回転させる空間移動磁界が形成される。これにより、モータロータ10が空間移動磁界と同期して、主軸60を中心に回転する。
キャン40は、モータロータ10とモータステータ20との間に配置される。キャン40の一端は、閉塞され、他端は、開放されている。他端の開放により、キャン40の内部は、ハウジング50の空間502に連通する。また、キャン40は、モータロータ10と、モータステータ20及びコイル30とを隔離する。キャン40の存在により、モータロータ10、主軸60等がポンプ装置1から密閉される。キャン40は、例えば、樹脂製である。
キャン40は、中心軸10cの方向において、モータステータ20とハウジング50とにより固定される。例えば、ハウジング50の開口520の周りには、キャン40がハウジング50側に押圧されたときに、キャン40を受け止める係止部530が設けられている。さらに、キャン40には、モータステータ20がキャン40を包囲してハウジング50に固定されたとき、モータステータ20に当接する係止部430が設けられている。
キャン40の外周面と、ハウジング50との間には、Oリング等のシール部材410が介設される。これにより、キャン40がハウジング50とモータステータ20とによって挟まれ固定されると、キャン40の内部と、ハウジング50の空間502とが繋がった気密(または、液密)な空間が形成される。
ハウジング50は、中心軸10cの方向において、モータステータ20に並ぶ。ポンプ装置1では、一軸方向にモータステータ20に並んだハウジング50がモータステータ20を固定している。例えば、ハウジング50には、固定冶具70がボルト締めされる孔部514が設けられている。また、モータステータ20の外周部22には、中心軸10cの方向に延在する貫通孔230が設けられている。貫通孔230を通した固定冶具70が孔部514にボルト締めされることによって、モータステータ20がハウジング50に固定される。
ここで、固定冶具70については、中心軸10cに対するモータステータ20の相対位置を決める基準冶具として用いてもよい。これにより、モータステータ20がハウジング50にボルト固定されることで、モータステータ20の中心軸と、中心軸10cとの位置関係を簡便に決定することができる。例えば、ポンプ装置1では、モータステータ20の中心軸と、中心軸10cとが一致するように、貫通孔230または孔部514の位置が調整される。
また、ハウジング50には、主軸60が貫通したり、キャン40の内部とハウジング50の空間502とを連通したりする開口520が設けられている。また、ハウジング50においては、開口520付近に、モータステータ20からハウジング50の側に突き出たコイル30を収容することが可能な収容部510が設けられている。
収容部510は、ハウジング50の端面501からモータ組立体100の側に突出する。収容部510は、モータステータ20とは反対側に凹む凹部512を有する。凹部512には、モータステータ20が収容部510の端面511に当接したとき、コイル30が収容される。収容部510の端面511は、モータステータ20が固定される固定面である。端面511には、固定冶具70がボルト締めされる孔部514が設けられている。
収容部510の端面501からの長さ(高さ)については、ハウジング50にモータステータ20が固定されたときに、コイル30がハウジング50に接触しないように調整される。これにより、モータステータ20がハウジング50に固定された後、コイル30と、ハウジング50との非接触状態が維持される。また、収容部510には、コイル30が外気に触れることが可能なスリット状の孔部513が複数設けられている。複数の孔部513は、中心軸10cの周りに並ぶ。また、中心軸10cの周りに隣り合う放熱フィン220の間の隙間の少なくとも一部は、X軸方向において、孔部513と重なる。これにより、孔部513が放熱フィン220の間の隙間と連通する構成となって、収容部510に収容されたコイル30が効率よく冷却(空冷)される。
また、ハウジング50には、主軸60が貫通したり、キャン40の内部とハウジング50の空間502とを連通したりする開口520が設けられている。ハウジング50は、例えば、アルミニウム(Al)製である。また、端面511のX軸方向における投影面の外形が外周部22のX軸方向における投影面の外形と同一、または、端面511のX軸方向における投影面の外形が外周部22のX軸方向における投影面の外形よりも大きい。これにより、収容部510がモータステータ20を安定して固定する支持体として機能する。また、収容部510を含むハウジング50を熱伝導の良いアルミニウム製とすることで、ハウジング50が大きな熱容量を持ち、モータステータ20の熱が効率よくハウジング50に逃げていくことになる。
また、端面511には、熱伝導グリス等の熱媒体層を塗布してもよい。これにより、モータステータ20とハウジング50との間の熱伝導効率がさらに向上する。
図3(a)は、モータステータから突き出たコイルがコイルケースで覆われた様子を示す模式的斜視図である。図3(b)は、図3(a)のA−A'線に沿った模式的断面図である。
ハウジング50とは反対側において、モータステータ20から突き出たコイル30は、コイルケース80で覆われてもよい。コイルケース80は、例えば、モータステータ20に固定される。コイルケース80は、例えば、樹脂製である。コイルケース80には、コイルケース80に収容されたコイル30が外気に触れることが可能なスリット状の孔部813が複数設けられている。複数の孔部813は、中心軸10cの周りに並ぶ。
また、コイルケース80には、ハウジング50とは反対側に開口820が設けられ、開口820の周りに複数の孔部814が設けられている。これにより、外気がコイルケース80に向けて導入された場合には、外気が開口820及び複数の孔部814に流入し、複数の孔部813のそれぞれから流出する。これにより、コイル30が効率よく冷却される。
また、コイルケース80をキャン40の一端に当接して、コイルケース80によってキャン40の一端が固定されてもよい。これにより、キャン40は、ハウジング50とコイルケース80とにより、安定して固定される。また、コイル30の冷却(空冷)効果を増加させるために、中心軸10cの周りに並ぶ孔部814は、X軸方向において、放熱フィン220の間の隙間と重なっている。
図4(a)は、収容ケースに収容されたポンプ装置を示す模式的正面図である。図4(b)は、図4(a)の模式的側面図である。図4(b)では、収容ケース90内のモータ組立体100等が透視されて示されている。
ポンプ装置1は、ハウジング50とは別に、ハウジング50に接続される別のハウジング55を具備する。モータ組立体100及びハウジング50、55は、ボックス状の収容ケース90に収容される。収容ケース90には、コイルケース80の対向する位置にファン91が設置されている。また、収容ケース90のファン91と反対側には、開口92が設けられている。ファン91が回転すると、収容ケース90外から収容ケース90内のモータ組立体100に向けて外気が導入される。
ハウジング55の上面551には、ポンプ装置1の吸引口(不図示)が配置され、下面552には、ポンプ装置1の排気口(不図示)が配置される。ハウジング55の内部には、主軸60に固定されたポンプロータが配置される。このような吸引口、排気口、及びポンプロータを含めたハウジング55は、ポンプ装置1のポンプ本体である。
ポンプ本体としては、例えば、2軸型のスクリューポンプに代表される容積移送型のドライポンプが適用される(特開2017−082620号公報参照)。この場合、ハウジング55内には、主軸60と、主軸60に並ぶ従軸とが配置され、それぞれの軸にスクリューロータが固定される。そして、主軸60が回転すると、回転ギアを介して従軸が回転する。
このようなポンプを適用した場合には、ハウジング50の空間502が回転ギア室として利用される。また、ポンプ本体は、2軸型ポンプに限らず、ルーツ型ドライポンプ、ロータリポンプ、クローポンプ等であってもよい。この場合、空間502には、ポンプロータ等が配置される。
次に、ポンプ装置1の作用について説明する。
例えば、図4(b)の矢印は、ファン91が回転したときの模式的な気流の向きである。ファン91によって収容ケース90内に導入された外気(空気)の一部は、コイルケース80を通じてコイル30に当たる。これにより、外気とコイル30との間で熱交換が生じて、コイル30が冷却される。
また、残りの外気は、収容ケース90とポンプ装置1との間を流れ、順に、収容ケース90とハウジング50との間、収容ケース90とハウジング55との間を流れていく。これにより、モータステータ20と外気、収容部510内のコイル30と外気との間でも熱交換が生じて、モータステータ20及び収容部510内のコイル30が冷却される。
ポンプ装置1によって暖められた外気は、収容ケース90から開口92を通じて排出される。これは、ファン91による外気導入によって、収容ケース90内が若干の陽圧となっているためである。
特に、ポンプ装置1においては、放熱フィン220及びスリットの孔部813、513が収容ケース90内の外気の流れ方向に沿って形成されている。これにより、外気が放熱フィン220に当たる頻度と、外気が孔部813、513に流入する頻度が増え、モータステータ20及びコイル30が効率よく冷却される。
換言すれば、収容ケース90に導入された外気を収容ケース90とポンプ装置1とによって強制的に挟み込むことにより、外気がポンプ装置1から離れていく拡散が抑制され、外気が放熱フィン220と、孔部813、513とに効率よく当たる。これにより、ポンプ装置1と外気との間で、熱交換が促進されて、ポンプ装置1が効率よく冷却される。
また、ポンプ装置1では、モータステータ20が肉厚のハウジングによって収容されず、モータステータ20、特に大容量の熱源であるコイル30が外気に露出している。このため、モータステータ20は、外気によって直接的に空冷される。これは熱源から最終放出環境までの経路を考えた場合、熱抵抗が最小となる経路構成となっている。
仮に、モータステータ20を肉厚のハウジングで覆った場合、モータステータ20を冷却するには、このハウジングに冷却媒体を流す流路を形成する必要がある。このような構成では、肉厚のハウジングと、流路との配置とにより、ポンプ装置の簡素化、小型化に限界が生じる。これに対し、ポンプ装置1では、モータステータ20を覆うハウジング、このハウジングに配設する流路を形成する必要がなくなり、ポンプ装置1の簡素化、小型化が実現する。
また、ポンプ装置1では、複数の電磁鋼板を積層し、固定冶具70によってハウジング50に固定することで、モータステータ20が形成される。これにより、複数の放熱フィン220を有したモータステータ20の組み立てと、モータステータ20のハウジング50への取付けが同時かつ簡便に遂行できる。
また、ポンプ装置によっては、モータステータを覆うハウジングによってモータステータを固定するものがある。これに対して、ポンプ装置1では、中心軸10cの方向において、モータステータ20に並んだハウジング50によってモータステータ20が固定される。そして、このハウジング50は、ハウジング50の側に突き出たコイル30を収容する収容部510も含んでいる。これにより、ポンプ装置1は、簡素な構造で小型になる。
(変形例1)
図5(a)は、モータ組立体の変形例を示す模式的斜視図である。図5(b)は、図5(a)のA−A'線に沿った模式的断面図である。
モータ組立体101においては、モータステータ20のコア部21と、モータステータ20の外周部22とが別体となって構成されている。コア部21と外周部22とは互いに接触している。
例えば、コア部21の平面形状に対応した複数の電磁鋼板を積層して、固定冶具により複数の電磁鋼板を互いに接触させる。これにより、複数の電磁鋼板が一体となったコア部21が形成される。複数の電磁鋼板の接触では、溶接を利用してもよい。また、コア部21とは別に、例えば、金型成形によって、熱伝導性に優れた金属製(例えば、アルミニウム製)の外周部22を準備する。外周部22は、放熱フィン220が設けられた金属ブロック体である。この外周部22は、焼き嵌め法により、コア部21の周りにはめ込まれる。これにより、コア部21と外周部22とが別体となったモータステータ20が形成される。
このようなモータ組立体101によれば、モータステータ20における外周部22がコア部21よりも放熱効果の高い金属で構成されているため、モータステータ20の冷却効果がさらに増加する。
(変形例2)
図6は、ポンプ装置の変形例を示す模式的斜視図である。
図6に示すハウジング50においては、複数の孔部514のそれぞれに固定ピン57が挿入されている。固定ピン57の先端部571には、ねじ山が形成されている。固定ピン57の長さは、モータステータ20の厚みよりも長い。例えば、モータステータ20に設けられた複数の貫通孔230のそれぞれに、複数の固定ピン57のそれぞれを挿入した後、モータステータ20がハウジング50の端面511に接触すると、先端部571がモータステータ20から突き出る。
モータステータ20から突き出た先端部571をナット等で固定することにより、モータステータ20がハウジング50に固定される。ここで、固定ピン57の外径と、貫通孔230の内径との間には、若干のクリアランスが設けられている。これにより、貫通孔230に固定ピン57が挿入したとき、貫通孔230内で固定ピン57が円滑にスライド移動する。固定ピン57の外周面には、潤滑剤を塗布してもよい。なお、モータ組立体100に代えて、モータ組立体101を用いてもよい。
複数の固定ピン57または複数の貫通孔230の位置は、複数の貫通孔230のそれぞれに、複数の固定ピン57のそれぞれを挿入したときに、例えば、モータステータ20の中心軸と、中心軸10cとが一致するように調整されている。すなわち、固定ピン57は、中心軸10cに対するモータステータ20の相対位置を決める基準ピンである。
このように、複数の固定ピン57を複数の貫通孔230に挿入し、モータステータ20がハウジング50に接触すると、モータステータ20の中心軸と、中心軸10cとが一致する。基準ピンを利用すれば、モータステータ20の中心軸と、中心軸10cとの位置あわせのばらつきが抑えられ、モータ組立体の位置あわせの精度が向上する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、モータ組立体100は、永久磁石を用いた同期型モータである必要はなく、籠型磁石を用いた誘導型モータであってもよい。各実施形態は、独立の形態とは限らず、技術的に可能な限り複合することができる。
1…ポンプ装置
10c…中心軸
10…モータロータ
20…モータステータ
21…コア部
22…外周部
30…コイル
40…キャン
50、55…ハウジング
57…固定ピン
60…主軸
70…固定冶具
80…コイルケース
90…収容ケース
91…ファン
92、520、820…開口
100、101…モータ組立体
220…放熱フィン
230…貫通孔
410…シール部材
430、530…係止部
501、511…端面
502…空間
510…収容部
512…凹部
513、514、813、814…孔部
515…平坦面
551…上面
552…下面
571…先端部

Claims (12)

  1. 一軸方向に延在するモータロータと、
    前記モータロータの周りに前記モータロータと同心状に配置され、外周に複数の放熱フィンを有するモータステータと、
    前記モータロータ側において前記モータステータに巻装されたコイルと、
    前記モータロータと前記モータステータとの間に配置され、前記モータロータと、前記モータステータ及び前記コイルとを隔離するキャンと、
    を具備するポンプ装置。
  2. 請求項1に記載されたポンプ装置であって、
    前記モータステータは、
    前記コイルを巻装することが可能なコア部と、
    前記コア部を囲み、前記複数の放熱フィンが配置された外周部と
    を有し、
    前記コア部と、前記外周部とは一体となって構成されている
    ポンプ装置。
  3. 請求項1に記載されたポンプ装置であって、
    前記モータステータは、
    前記コイルを巻装することが可能なコア部と、
    前記コア部を囲み、前記複数の放熱フィンが配置された外周部と
    を有し、
    前記コア部と、前記外周部とは別体となって構成され、
    前記コア部と前記外周部とは互いに接触している
    ポンプ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載されたポンプ装置であって、
    前記モータステータが固定されるハウジングをさらに具備し、
    前記ハウジングには、前記モータステータから前記ハウジング側に突き出た前記コイルを収容することが可能な収容部が設けられている
    ポンプ装置。
  5. 請求項4に記載されたポンプ装置であって、
    前記収容部には、前記コイルが外気に触れる複数の孔部が設けられている
    ポンプ装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載されたポンプ装置であって、
    前記モータステータの前記外周部には、前記一軸方向に延在する貫通孔が設けられ、
    前記モータステータは、前記貫通孔を通した固定冶具によって前記ハウジングに固定され、
    前記固定冶具が前記モータロータの中心軸に対する前記モータステータの相対位置を決める基準冶具となっている
    ポンプ装置。
  7. 請求項4〜6のいずれか1つに記載されたポンプ装置であって、
    前記ハウジングとは反対側において前記モータステータから突き出た前記コイルを覆うコイルケースをさらに具備し、
    前記コイルケースには、前記コイルケースに収容された前記コイルが外気に触れる複数の孔部が設けられている
    ポンプ装置。
  8. 請求項4〜7のいずれか1つに記載されたポンプ装置であって、
    前記キャンは、前記一軸方向において、前記モータステータと前記ハウジングとにより固定され、
    前記キャンの外周面と、上記ハウジングとの間にシール部材が設けられる
    ポンプ装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1つに記載されたポンプ装置であって、
    前記モータロータ、前記モータステータ、前記コイル、及び前記キャンを含むモータ組立体及び前記ハウジングを収容する収容ケースと、
    前記収容ケースに設置されたファンとをさらに具備し、
    前記ファンにより、前記収容ケース外から前記モータ組立体に向けて外気が導入される
    ポンプ装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1つに記載されたポンプ装置であって、
    前記複数の放熱フィンのそれぞれは、前記モータステータの外周まわりに並ぶ
    ポンプ装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1つに記載されたポンプ装置であって、
    前記コイルは、樹脂により封止成形されている
    ポンプ装置。
  12. 請求項1、2、4〜11のいずれか1つに記載されたポンプ装置であって、
    前記複数の放熱フィンのそれぞれは、前記一軸方向に延在するとともに、前記モータロータの周りに並び、前記モータステータの中心から放射状に延在している
    ポンプ装置。
JP2018244358A 2018-12-27 2018-12-27 ポンプ装置 Pending JP2020108247A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018244358A JP2020108247A (ja) 2018-12-27 2018-12-27 ポンプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018244358A JP2020108247A (ja) 2018-12-27 2018-12-27 ポンプ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020108247A true JP2020108247A (ja) 2020-07-09

Family

ID=71449674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018244358A Pending JP2020108247A (ja) 2018-12-27 2018-12-27 ポンプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020108247A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567456U (ja) * 1979-06-28 1981-01-22
JP2007502937A (ja) * 2003-05-26 2007-02-15 ヴァレオ エキプマン エレクトリク モトゥール 自動車のオルタネータ用通気装置
JP2007166705A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Aisin Aw Co Ltd ステータの固定方法
JP2009201298A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Panasonic Electric Works Co Ltd クローポール型モータ及びポンプ
JP2010074990A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Yamada Seisakusho Co Ltd ポンプ用dcモータの放熱構造
JP2011166944A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Ebara Corp キャンド構造の回転電機
JP2014039367A (ja) * 2012-08-13 2014-02-27 Ebara Corp キャンドモータ、真空ポンプ、キャンの製造方法
CN106968970A (zh) * 2007-06-05 2017-07-21 瑞思迈发动机及马达技术股份有限公司 具有轴承管的鼓风机

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567456U (ja) * 1979-06-28 1981-01-22
JP2007502937A (ja) * 2003-05-26 2007-02-15 ヴァレオ エキプマン エレクトリク モトゥール 自動車のオルタネータ用通気装置
JP2007166705A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Aisin Aw Co Ltd ステータの固定方法
CN106968970A (zh) * 2007-06-05 2017-07-21 瑞思迈发动机及马达技术股份有限公司 具有轴承管的鼓风机
JP2009201298A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Panasonic Electric Works Co Ltd クローポール型モータ及びポンプ
JP2010074990A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Yamada Seisakusho Co Ltd ポンプ用dcモータの放熱構造
JP2011166944A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Ebara Corp キャンド構造の回転電機
JP2014039367A (ja) * 2012-08-13 2014-02-27 Ebara Corp キャンドモータ、真空ポンプ、キャンの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190058374A1 (en) Axial Gap Rotary Electric Machine
JP6664505B2 (ja) 電動機、送風機、及び空気調和機、並びに電動機の製造方法
JP2008215330A (ja) 遠心ファン
JPWO2017033917A1 (ja) モータ
US11025144B2 (en) Outer rotor motor having support member
JP6882884B2 (ja) モータ
CN109391085B (zh) 马达
JP2017147919A (ja) インバータ一体形回転電機およびインバータ一体形回転電機の製造方法
JP2004236470A (ja) パワーモジュールおよびパワーモジュール一体型モータ
WO2021024338A1 (ja) 電動機およびそれを用いた空気調和機
US11962229B2 (en) Motor, fan, air conditioner, and manufacturing method of motor
JP2017189052A (ja) インバータ一体形回転電機
US20200244145A1 (en) Cooling Cap for a Stator of an Electrical Machine of a Motor Vehicle, Stator and Motor Vehicle
JP2019030182A (ja) 空調装置用ブラシレスモータ
JP2020108247A (ja) ポンプ装置
KR20190069490A (ko) 전동기 및 공기 조화기 및 전동기의 제조 방법
JP6717258B2 (ja) インバータ一体型回転電機
CN110741540B (zh) 电动机、压缩机、空气调节机及电动机的制造方法
WO2020213601A1 (ja) モータ、送風機、空気調和装置およびモータの製造方法
US11990808B2 (en) Motor cooling system, motor stator and disc motor
JP2019162017A (ja) 電動機組立体
CN217282579U (zh) 马达、马达单元及电子设备
JP7185048B2 (ja) 電動機、送風機および空気調和装置
JP2020072500A (ja) 回転電機
JP2018207730A (ja) 空調用ブロアモータユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211006

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20211006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220809

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230214