JP2020108187A - ロータ、回転電機、及びロータの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】永久磁石と、その永久磁石が固定される部材との接合の高強度化が図られ得るロータ、そのロータを備える回転電機、及びそのロータの製造方法を提供する。【解決手段】第1端板10は、回転軸110が挿通された状態で回転軸110に固定されている。第2端板20は、第1端板10との間に間隔をおいて第1端板10と対向しており、回転軸110が挿通された状態で回転軸110に固定されている。第1端板10と第2端板20とによって挟まれ、かつ回転軸110が挿通されているプラスチック磁石30は、プラスチックを含有する母材と、その母材の組織中に分散している磁性体とを有する。プラスチック磁石30の母材が、回転軸110、第1端板10、及び第2端板20のそれぞれに、直接的に溶着していることにより、プラスチック磁石30が、回転軸110、第1端板10、及び第2端板20に固定されている。【選択図】図4
Description
本発明は、ロータ、回転電機、及びロータの製造方法に関する。
回転軸の周りの周方向に回転するロータと、そのロータと電磁気的に相互作用するステータとを備える回転電機において、ロータが、回転軸に永久磁石が固定されている構造を有するものが知られている。
特許文献1は、このタイプのロータの改良品として、永久磁石を挟み込んだ状態で回転軸に固定された第1端板及び第2端板と、第1端板、第2端板、及び永久磁石を包囲するスリーブとを備えるロータを開示している。特許文献1によれば、第1端板及び第2端板は、スリーブを回転軸に固定する目的で設けられたものである。
また、特許文献1に開示されるように、上記ロータは、予め成形された完成品としての永久磁石を、接着剤によって、回転軸、第1端板、及び第2端板に固定することにより製造される。
ロータの回転中に、永久磁石と接着剤との界面にせん断応力が作用する。このため、接着剤による接合の強度が充分でない場合、回転軸、第1端板、又は第2端板と、永久磁石との間に剥離が生じる懸念がある。
回転軸と永久磁石との間に剥離が生じると、回転軸と永久磁石との一方が他方に対してスリップしてしまう。また、第1端板及び第2端板と、永久磁石との間に剥離が生じると、ロータの回転が不安定化するといった問題が生じる。そこで、永久磁石と、その永久磁石が固定される部材との強い接合が望まれる。
本発明の目的は、永久磁石と、その永久磁石が固定される部材との接合の高強度化が図られ得るロータ、そのロータを備える回転電機、及びそのロータの製造方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るロータは、
一方向に延在している回転軸と、
前記回転軸が挿通された状態で前記回転軸に固定されている第1端板と、
前記第1端板との間に間隔をおいて前記一方向に前記第1端板と対向しており、前記回転軸が挿通された状態で前記回転軸に固定されている第2端板と、
前記第1端板と前記第2端板とによって挟まれ、かつ前記回転軸が挿通された状態で、前記回転軸、前記第1端板、及び前記第2端板に固定されている永久磁石と、
を備え、
前記永久磁石が、プラスチックを含有する母材と、前記母材の組織中に分散している磁性体とを有するプラスチック磁石であり、
前記母材が、前記回転軸、前記第1端板、及び前記第2端板のそれぞれに、直接的に溶着していることにより、前記プラスチック磁石が、前記回転軸、前記第1端板、及び前記第2端板に固定されている。
一方向に延在している回転軸と、
前記回転軸が挿通された状態で前記回転軸に固定されている第1端板と、
前記第1端板との間に間隔をおいて前記一方向に前記第1端板と対向しており、前記回転軸が挿通された状態で前記回転軸に固定されている第2端板と、
前記第1端板と前記第2端板とによって挟まれ、かつ前記回転軸が挿通された状態で、前記回転軸、前記第1端板、及び前記第2端板に固定されている永久磁石と、
を備え、
前記永久磁石が、プラスチックを含有する母材と、前記母材の組織中に分散している磁性体とを有するプラスチック磁石であり、
前記母材が、前記回転軸、前記第1端板、及び前記第2端板のそれぞれに、直接的に溶着していることにより、前記プラスチック磁石が、前記回転軸、前記第1端板、及び前記第2端板に固定されている。
上記構成によれば、プラスチック磁石の母材が、回転軸、第1端板、及び第2端板のそれぞれに、直接的に溶着しているので、永久磁石と、その永久磁石が固定される部材である、回転軸、第1端板、及び第2端板との接合の高強度化が図られ得る。
以下、図面を参照し、回転電機がモータである場合を具体例に挙げて、実施形態1−7について説明する。図中、同一又は対応する部分に同一の符号を付す。
[実施形態1]
図1に示すように、本実施形態に係る電動送風機400は、回転電機としてのモータ300と、モータ300によって回転されることにより気流を形成する羽根車410と、モータ300を制御する制御回路を有する基板420とを備える。
図1に示すように、本実施形態に係る電動送風機400は、回転電機としてのモータ300と、モータ300によって回転されることにより気流を形成する羽根車410と、モータ300を制御する制御回路を有する基板420とを備える。
モータ300は、回転するロータ100と、ロータ100と電磁気的に相互作用するステータ200とを備える。
ロータ100は、一方向に延在している回転軸110と、回転軸110の一端部分に固定された磁石ユニット120とを有する。回転軸110の他端部分に、上述した羽根車410が固定されている。なお、回転軸110は、ステンレス鋼によって構成されている。磁石ユニット120は、永久磁石であるプラスチック磁石30を含む。
ステータ200は、コイル210と、コイル210が巻き付けられるステータコア220と、コイル210と基板420とを電気的に接続する端子230と、コイル210の一部及び端子230を保持するインシュレータ240とを有する。端子230は、はんだによって基板420と電気的に接続されている。ステータ200は、プラスチック磁石30に磁力を与えることにより、ロータ100を、回転軸110の周りの周方向に回転させる。これにより、羽根車410が回転し、回転する羽根車410によって気流が形成される。
また、電動送風機400は、回転軸110の、羽根車410と磁石ユニット120との間の部分を回転自在に保持する第1軸受け430及び第2軸受け440を備える。第1軸受け430と第2軸受け440は、回転軸110が延在している方向(以下、延在方向という。)に間隔をおいて配置されている。
図2に示すように、ステータ200のステータコア220は、回転軸110に垂直な横断面内において各々回転軸110に向かって突出している複数のティース部220aを有する。コイル210は、各々のティース部220aに巻き付けられている。各々のコイル210が、ロータ100のプラスチック磁石30に磁力を与える。
本実施形態に係るモータ300は、ロータ100において、磁石ユニット120の内部における接合の高強度化、及びプラスチック磁石30と回転軸110との接合の高強度化が図られている点を最大の特徴としている。そこで、以下では、ロータ100の構成について具体的に説明する。
図3に示すように、ロータ100の磁石ユニット120は、既述のプラスチック磁石30の他に、プラスチック磁石30を挟み込んでいる第1端板10及び第2端板20を含む。第1端板10は、回転軸110の一端に固定されている。第2端板20は、第1端板10よりも回転軸110の他端に近い位置において、回転軸110に固定されている。第2端板20は、第1端板10との間に間隔をおいて、回転軸110の延在方向に第1端板10と対向している。
第1端板10と第2端板20との間に、プラスチック磁石30が配置されている。第1端板10、第2端板20、及びプラスチック磁石30の3者は、全体として、回転軸110の延在方向を高さ方向とする、回転軸110と同心の円筒状の外形を有する磁石ユニット120を構成している。
第1端板10及び第2端板20は、金属、具体的には、炭素鋼によって構成されている。第1端板10及び第2端板20は、プラスチック磁石30を保持する役割の他、削られることにより、磁石ユニット120全体としての、回転軸110の周りの質量分布を均等に近づけるバランス調整の役割を果たす。回転軸110の延在方向に離間する第1端板10と第2端板20の各々を削ることができるため、バランス調整が容易である。
図4に示すように、第1端板10には、回転軸110の延在方向に貫通している挿通孔11が形成されており、その挿通孔11に回転軸110が挿通されている。回転軸110は、挿通孔11の一端から他端にわたって配置されている。第1端板10の、回転軸110の延在方向に関してプラスチック磁石30とは反対側の外面12の位置は、回転軸110の一端面111の位置と揃っている。
同様に、第2端板20にも、回転軸110の延在方向に貫通している挿通孔21が形成されており、その挿通孔21に回転軸110が挿通されている。回転軸110は、挿通孔21を貫いており、挿通孔21の一端から他端にわたって配置されている。
そして、第1端板10と第2端板20の各々は、回転軸110が挿通された状態で、締り嵌めによって回転軸110に固定されている。具体的には、挿通孔11の内面が回転軸110を締め付けていることにより、第1端板10が回転軸110に固定されている。同様に、挿通孔21の内面が回転軸110を締め付けていることにより、第2端板20が回転軸110に固定されている。
第1端板10が、挿通孔11の全長にわたって回転軸110に圧接し、第2端板20も、挿通孔21の全長にわたって回転軸110に圧接しているため、第1端板10と第2端板20の各々は、回転軸110に対してずれ動きにくい。具体的には、第1端板10と第2端板20の各々は、回転軸110に対して、回転軸110の延在方向に移動しにくく、かつ回転軸110の延在方向の周りの周方向にスリップしにくい。
また、プラスチック磁石30にも、回転軸110の延在方向に貫通している挿通孔33が形成されている。プラスチック磁石30は、挿通孔33に回転軸110が挿通され、かつ第1端板10と第2端板20とによって挟まれた状態で、回転軸110、第1端板10、及び第2端板20に固定されている。
プラスチック磁石30は、プラスチックを含有する母材と、母材の組織中に分散している磁性体の粉末とを有する。そして、プラスチック磁石30は、回転軸110、第1端板10、及び第2端板20のそれぞれに、母材が直接的に溶着していることにより、回転軸110、第1端板10、及び第2端板20に固定されている。
具体的には、プラスチック磁石30の母材は、挿通孔33の内面において、回転軸110に直接的に溶着している。また、プラスチック磁石30の母材は、第1端板10と接する第1端面31において、第1端板10に直接的に溶着している。また、プラスチック磁石30の母材は、第2端板20と接する第2端面32において、第2端板20に直接的に溶着している。
この構成によれば、プラスチック磁石30の挿通孔33の内面、第1端面31、及び第2端面32のそれぞれに接着剤を塗布し、接着剤によってプラスチック磁石30を回転軸110、第1端板10、及び第2端板20に固定する場合に比べ、プラスチック磁石30と、回転軸110、第1端板10、及び第2端板20との接合の高強度化が図られ得る。
プラスチック磁石30と回転軸110との接合の高強度化が図られるため、回転軸110とプラスチック磁石30との間に剥離が生じにくく、回転軸110とプラスチック磁石30の間のスリップが防止される。
また、プラスチック磁石30と、第1端板10及び第2端板20との接合の高強度化が図られ、しかも、既述のように、第1端板10と第2端板20の各々は、回転軸110に対してずれ動きにくい。このため、第1端板10及び第2端板20を通じて、プラスチック磁石30を回転軸110に強固に固定でき、ロータ100の安定した回転が得られる。また、磁石ユニット120全体としての強度が向上するので、第1端板10と第2端板20の少なくとも一方を削った場合に、上述したバランス調整の効果が適切に反映される。
また、ロータ100の回転中にプラスチック磁石30に作用する、回転軸110の延在方向と直交する半径方向外方の引っ張り応力が、第1端面31と第2端面32を通じて、第1端板10と第2端板20とに伝達される。このため、従来技術では必要であった、プラスチック磁石30を囲い込むスリーブを用いることなく、上記引っ張り応力に起因するプラスチック磁石30の歪み又はひび割れを抑制できる。
図5を参照し、プラスチック磁石30に作用するミーゼス応力を定量的に調べた結果について説明する。比較形態1とは、上記スリーブを備えずに、接着剤によってプラスチック磁石30を回転軸110、第1端板10、及び第2端板20に固定した構造を指す。比較形態2とは、比較形態1の構造に対して、上記スリーブを追加した構造を指す。
本実施形態、比較形態1、及び比較形態2のそれぞれについて、回転軸110の回転に伴ってプラスチック磁石30に遠心力が作用した場合に、プラスチック磁石30に生じるミーゼス応力の最大値を数値解析によって求めた。そして、比較形態1でプラスチック磁石30に生じるミーゼス応力の最大値を1とした場合の相対値を求めた。図5は、その相対値を示している。
比較形態2でのミーゼス応力の相対値は0.644であり、比較形態1の場合よりも小さい。これは、プラスチック磁石30を囲い込む上記スリーブが、プラスチック磁石30に作用する遠心力を受け止めたことによる。しかし、本実施形態1によれば、上記スリーブを備えないにも関わらず、比較形態2の場合よりもさらに小さいミーゼス応力の相対値0.640が得られた。
これは、本実施形態では、プラスチック磁石30が第1端板10及び第2端板20に直接的に溶着しているので、プラスチック磁石30の歪みが、第1端板10及び第2端板20によって充分に抑えられたためである。
比較形態1及び比較形態2の場合のように、プラスチック磁石30と第1端板10及び第2端板20との間に接着剤が介在していると、その接着剤自身がせん断力によって歪むため、第1端板10及び第2端板20のみによっては、プラスチック磁石30の歪みを充分に抑制できない。接着剤に割れが生じることもある。
以上のように、本実施形態によれば、上記スリーブを備えないにも関わらず、プラスチック磁石30に作用するミーゼス応力を抑制できる。上記スリーブが不要であるため、その分、部品数及びコストを削減できる。
また、プラスチック磁石30と図2に示すステータコア220のティース部220aとの間に上記スリーブが介在しないので、その分、プラスチック磁石30と、図2に示すティース部220aとの、回転軸110の延在方向と直交する半径方向の距離を短縮できる。これにより、コイル210がプラスチック磁石30に与える磁力の減衰が抑えられる。
以上説明した本実施形態に係るプラスチック磁石30は、射出成形によって形成することができる。以下、図6に示すフローチャートに沿い、図7を参照しながら、本実施形態に係るロータ100の製造方法について具体的に説明する。
図6に示すように、まず、固定工程として、回転軸110に第1端板10と第2端板20とを固定する(ステップS11)。具体的には、回転軸110の一端に、回転軸110が挿通された状態で、第1端板10を締り嵌めによって固定する。また、回転軸110の、第1端板10と対面する位置に、回転軸110が挿通された状態で、第2端板20を締り嵌めによって固定する。
図7に示すように、次に型枠配置工程として、第1端板10、第2端板20、及び回転軸110の周囲に、型枠としての金型600を取り付ける(ステップS12)。金型600は、回転軸110における第1端板10と第2端板20との間の部分、第1端板10、及び第2端板20を取り囲んでおり、かつ第1端板10及び第2端板20に密接している。これにより、回転軸110、第1端板10、第2端板20、及び金型600によって、回転軸110の外周面を取り巻く空洞CAが画定される。
なお、金型600には、空洞CAに通じるゲート孔610が形成されている。また、図示しないが、金型600には、空洞CAの空気を外部に排出するための通気孔であるエアーベントも形成されている。また、図示しないが、金型600には、磁性体を配向させるための、配向用磁石が付設されている。
次に、注入工程として、空洞CAに磁性ペーストを注入する(ステップS13)。磁性ペーストとは、プラスチックを含有する母材と、母材の組織中に分散している磁性体の粉末とを有し、母材が軟化している物質を指す。母材の軟化は加熱による。磁性ペーストが冷めて固化したものが、図4に示すプラスチック磁石30を構成する。
磁性ペーストは、ゲート孔610を通じて、空洞CAに注入される。磁性ペーストの注入に伴って、空洞CAの空気が、図示せぬエアーベントを通じて、外部に排気される。また、注入の過程で、磁性ペースト中の磁性体が、金型600に付設された図示せぬ配向用磁石によって、磁気的に配向される。
これにより、磁性ペーストが固化することで得られる図2に示すプラスチック磁石30が、回転軸110の周りの周方向にN極とS極とが交互に配置されているラジアル異方性又は極異方性を有することとなる。このように、注入工程では、空洞CAへの磁性ペーストの注入と、注入される磁性ペーストの磁気的な配向とが並行して行われる。
次に、磁性ペーストが常温へと冷めることにより固化した後、金型600を第1端板10及び第2端板20から取り外す(ステップS14)。
次に、磁性ペーストが固化した固化物に対して、プラスチック磁石30の外周面となる面から突出した部分を除去する仕上げ加工を施す(ステップS15)。以上で、ロータ100が完成する。
以上説明した製造方法によれば、回転軸110、第1端板10、及び第2端板20のそれぞれに直接的に溶着している状態のプラスチック磁石30が得られる。回転軸110、第1端板10、及び第2端板20が、射出成形のための空洞CAを画定する部材としての役割を兼ねるので、金型600の簡素化が図られる。
[実施形態2]
上記実施形態1では、磁性ペーストを空洞CAに注入するためのゲート孔610を金型600に配置したが、ゲート孔610は、第1端板10に配置されていてもよい。以下、その具体例について述べる。
上記実施形態1では、磁性ペーストを空洞CAに注入するためのゲート孔610を金型600に配置したが、ゲート孔610は、第1端板10に配置されていてもよい。以下、その具体例について述べる。
図8に示すように、本実施形態では、第1端板10に、空洞CAを外部と連通させる連通部としての貫通孔14が形成されている。貫通孔14は、回転軸110の周りの周方向に均等な間隔をおいて複数、具体的には4つ形成されている。そのうちの2つの貫通孔14のみが図8に現れている。
各々の貫通孔14は、第1端板10における空洞CAに面する内面13から、第1端板10における空洞CAの外部に面する外面12にわたって形成されている。本実施形態では、各々の貫通孔14が、磁性ペーストを空洞CAに注入するためのゲート孔としての役割を果たす。即ち、図6に示すステップS13の注入工程では、各々の貫通孔14を通して空洞CAに磁性ペーストを注入する。
上述した実施形態1では、図6に示すステップS15の仕上げ加工において、図7に示す金型600のゲート孔610内で磁性ペーストが固化した突起状の固化物を除去する必要がある。これに対し、本実施形態では、図8に示す貫通孔14内で磁性ペーストが固化した突起状の固化物は除去する必要がなく、そのまま貫通孔14内に残される。従って、実施形態1に比べると、仕上げ加工が容易である。
図9に示すように、本実施形態では、プラスチック磁石30が、第1端板10の各々の貫通孔14に嵌合する突起部34を有する。突起部34は、貫通孔14内で磁性ペーストが固化することで形成されたものである。第1端板10の貫通孔14は、突起部34を受け入れる受け入れ部としての役割を果たす。
本実施形態によれば、プラスチック磁石30の突起部34と、第1端板10の貫通孔14とが嵌合しているため、プラスチック磁石30の半径方向外方の歪みを第1端板10によって抑える効果が高められる。また、プラスチック磁石30の、第1端板10に溶着している部分の面積が増大するため、プラスチック磁石30と第1端板10との接合の強度を、より高めることができる。
[実施形態3]
上記実施形態2では、第1端板10に貫通孔14を形成したが、貫通孔14の代わりに、第1端板10に溝を形成してもよい。以下、その具体例について述べる。
上記実施形態2では、第1端板10に貫通孔14を形成したが、貫通孔14の代わりに、第1端板10に溝を形成してもよい。以下、その具体例について述べる。
図10に示すように、本実施形態では、第1端板10に、空洞CAを外部と連通させる連通部としての溝15が形成されている。溝15は、回転軸110の周りの周方向に均等な間隔をおいて複数、具体的には4つ形成されている。そのうちの2つの溝15のみが図10に現れている。
各々の溝15は、第1端板10の、空洞CAに面する内面13において、回転軸110の延在方向と直交する半径方向に延在している。また、金型600には、各々の溝15と連通する磁性ペーストの流路620が形成されている。各々の流路620は、回転軸110の延在方向と直交する半径方向に延在している部分を有する。
本実施形態では、図6に示すステップS13の注入工程において、各々の溝15及び流路620を通して、空洞CAに磁性ペーストを注入する。磁性ペーストは、回転軸110に近づく半径方向内方に向かって、空洞CAに流れ込む。
図11に示すように、本実施形態では、プラスチック磁石30が、第1端板10の各々の溝15に嵌合する突起部35を有する。突起部35は、溝15において磁性ペーストが固化することで形成されたものである。第1端板10の溝15は、突起部35を受け入れる受け入れ部としての役割を果たす。
本実施形態によれば、プラスチック磁石30の突起部35と、第1端板10の溝15とが嵌合しているため、プラスチック磁石30の、第1端板10に溶着している部分の面積が増大する。このため、プラスチック磁石30と第1端板10との接合の強度を、より高めることができる。
[実施形態4]
上記実施形態2及び3では、第1端板10を経由して空洞CAに磁性ペーストを注入したが、回転軸110の内部に形成された貫通孔を経由して、空洞CAに磁性ペーストを注入してもよい。以下、その具体例について述べる。
上記実施形態2及び3では、第1端板10を経由して空洞CAに磁性ペーストを注入したが、回転軸110の内部に形成された貫通孔を経由して、空洞CAに磁性ペーストを注入してもよい。以下、その具体例について述べる。
図12に示すように、本実施形態では、回転軸110に、センター穴112が形成されている。センター穴112は、回転軸110を作成する過程で、旋盤その他の工作機械の芯押し台によって、回転軸110を保持するためのものである。
センター穴112は、回転軸110の一端面111に形成されており、回転軸110の延在方向に延在している。さらに、回転軸110には、センター穴112を回転軸110の延在方向に延長する第1流路113と、回転軸110の延在方向と直交する半径方向に延在し、第1流路113を空洞CAと連通させる第2流路114とが形成されている。
本実施形態では、図6に示すステップS13の注入工程において、センター穴112、第1流路113、及び第2流路114を通して、空洞CAに磁性ペーストを注入する。磁性ペーストは、回転軸110の延在方向と直交する半径方向外方に向かって、空洞CAに流れ込む。センター穴112、第1流路113、及び第2流路114に、磁性ペーストを残留させてもよい。
[実施形態5]
上記実施形態1では、回転軸110に第1端板10と第2端板20とを圧入した後に、第1端板10と第2端板20との間にプラスチック磁石30を形成した。この手順には、第1端板10と第2端板20とを圧入する際に、第1端板10又は第2端板20によってプラスチック磁石30に無用な応力を与えてしまうおそれがない、という利点がある。
上記実施形態1では、回転軸110に第1端板10と第2端板20とを圧入した後に、第1端板10と第2端板20との間にプラスチック磁石30を形成した。この手順には、第1端板10と第2端板20とを圧入する際に、第1端板10又は第2端板20によってプラスチック磁石30に無用な応力を与えてしまうおそれがない、という利点がある。
しかし、プラスチック磁石30が、回転軸110、第1端板10、及び第2端板20に溶着した構造は、プラスチック磁石30を回転軸110に取り付けた後に、回転軸110に第1端板10と第2端板20とを挿入することによっても形成し得る。以下、その具体例について述べる。
図13に示すように、本実施形態では、まず、ラジアル異方性又は極異方性を有するプラスチック磁石30を作成する(ステップS21)。回転軸110が挿通されていない状態のプラスチック磁石30は、円筒状の外形を有する。プラスチック磁石30の、図4に示す挿通孔33の内径は、回転軸110の外径よりも小さいものとする。
次に、プラスチック磁石30の母材を溶融させる程の温度に回転軸110を加熱し、加熱された回転軸110をプラスチック磁石30の挿通孔33に圧入する(ステップS22)。回転軸110が、プラスチック磁石30の挿通孔33の内面を局所的に溶融させながら、挿通孔33に進入するため、プラスチック磁石30に割れが生じにくい。圧入が完了すると、プラスチック磁石30が回転軸110に溶着した構造が得られる。なお、回転軸110に、1本又は複数本の突出した歯を形成するスプライン加工が施されていてもよい。
次に、回転軸110が常温に冷めた後、加熱された第1端板10及び第2端板20を回転軸110に挿入する(ステップS23)。なお、第1端板10及び第2端板20は、プラスチック磁石30の母材を溶融させ、かつ熱膨張によって図4に示す挿通孔11及び21の内径が充分に広がる程の温度に加熱する。
第1端板10がプラスチック磁石30に接することで、プラスチック磁石30が第1端板10に溶着した構造が得られる。また、第2端板20がプラスチック磁石30に接することで、プラスチック磁石30が第2端板20に溶着した構造が得られる。
また、第1端板10及び第2端板20が常温に冷めると、挿通孔11及び21の内径が縮小する結果、第1端板10及び第2端板20が締り嵌めによって回転軸110に固定された構造が得られる。即ち、本実施形態では、第1端板10及び第2端板20の締り嵌めを、焼き嵌めによって実現する。
[実施形態6]
上記実施形態1では、図4に示したように、プラスチック磁石30の第1端板10に溶着している第1端面31と、プラスチック磁石30の第2端板20に溶着している第2端面32とが、回転軸110の延在方向に直交する方向に延在していた。第1端面31と第2端面32の少なくとも一方は、回転軸110の延在方向に直交する仮想平面に対して傾斜していてもよい。以下、その具体例について述べる。
上記実施形態1では、図4に示したように、プラスチック磁石30の第1端板10に溶着している第1端面31と、プラスチック磁石30の第2端板20に溶着している第2端面32とが、回転軸110の延在方向に直交する方向に延在していた。第1端面31と第2端面32の少なくとも一方は、回転軸110の延在方向に直交する仮想平面に対して傾斜していてもよい。以下、その具体例について述べる。
図14に示すように、本実施形態では、プラスチック磁石30の第1端面31及び第2端面32の各々が、回転軸110の延在方向に直交する仮想平面VPに対して傾斜している。このため、第1端面31及び第2端面32が仮想平面VPに平行である実施形態1に比べると、プラスチック磁石30が第1端板10及び第2端板20に溶着している部分の面積を広く確保できる。この結果、実施形態1よりも、プラスチック磁石30と、第1端板10及び第2端板20との接合の強度が高められる。
また、第1端面31は、回転軸110から遠ざかるに従って、第2端板20に近づく向きに傾斜している。このため、第1端板10が、第1端面31に対して、回転軸110に近づく半径方向内方の成分を有する力を付与できる。同様に、第2端面32は、回転軸110から遠ざかるに従って、第1端板10に近づく向きに傾斜している。このため、第2端板20が、第2端面32に対して、回転軸110に近づく半径方向内方の成分を有する力を付与できる。
このため、プラスチック磁石30に、回転軸110から遠ざかる半径方向外方の歪みが生じにくい。従って、回転軸110が高速で回転し、プラスチック磁石30に大きな遠心力が作用する場合でも、プラスチック磁石30がひび割れにくい。
[実施形態7]
上記実施形態1では、モータ300を電動送風機400に適用した構成を例示したが、モータ300は、他の機器にも適用できる。以下、その具体例について述べる。
上記実施形態1では、モータ300を電動送風機400に適用した構成を例示したが、モータ300は、他の機器にも適用できる。以下、その具体例について述べる。
図15に示すように、本実施形態では、モータ300が圧縮機500に備えられる。圧縮機500は、モータ300と、モータ300によって回転される圧縮機構510と、モータ300及び圧縮機構510を収容する気密なケーシング520とを備える。
また、圧縮機500は、モータ300の回転軸110の他端に配置された片持ち軸受け530を備える。回転軸110は、片持ち軸受け530によって回転自在に支持されている。上述した圧縮機構510は、回転軸110の、磁石ユニット120と片持ち軸受け530との間の部分によって回転される。
ケーシング520には、各々外部に通じる吸引口540及び排出口550が形成されている。圧縮機構510は、モータ300によって回転されることにより、吸引口540を通じて外部から冷媒を吸い込み、吸い込んだ冷媒を圧縮し、圧縮した冷媒を、排出口550を通じて外部に排出する。
以上、本発明の実施形態について説明した。本発明はこれに限られず、以下に述べる変形も可能である。
上記実施形態1−7では、回転電機として、ステータ200がロータ100を回転させるモータ300を例示したが、回転電機は、ロータ100が、自身の回転に伴う電磁誘導によってステータ200に起電力を生じさせる発電機であってもよい。
上記実施形態1では、第1端板10及び第2端板20が炭素鋼で構成されていると述べたが、第1端板10及び第2端板20は、炭素鋼以外の鉄、黄銅、若しくはアルミニウム、又はこれらのいずれかを含む合金、その他の金属で構成されてもよい。また、第1端板10及び第2端板20の素材は、加熱されている磁性ペーストに接触した際に形状を保つ耐熱性を有し、かつプラスチック磁石30の母材の溶着を許容する素材であれば、特に金属に限定されない。第1端板10及び第2端板20は、樹脂又はセラミックで構成することもできる。
上記実施形態1では、回転軸110がステンレス鋼で構成されていると述べたが、回転軸110の素材は、加熱されている磁性ペーストに接触した際に形状を保つ耐熱性を有し、かつプラスチック磁石30の母材の溶着を許容する素材であれば、特に金属に限定されない。回転軸110は、セラミックで構成することもできる。
実施形態2では、図8に示したように、第1端板10に貫通孔14を形成したが、さらに第2端板20にも同様の貫通孔を形成してもよい。これにより、第2端板20とプラスチック磁石30との接合も高強度化される。
実施形態3では、図10に示したように、第1端板10に溝15を形成したが、さらに第2端板20にも同様の溝を形成してもよい。これにより、第2端板20とプラスチック磁石30との接合も高強度化される。
実施形態6では、図14に示したように、プラスチック磁石30の第1端面31と第2端面32の各々が全面にわたって傾斜していたが、第1端面31と第2端面32の各々は、一部の領域のみに傾斜した部分を有していてもよい。また、第1端面31と第2端面32の一方のみが、傾斜した部分を有していてもよい。
図1において、基板420への端子230のはんだ付けには、はんだごてを用いてもよいし、溶融したはんだに浸漬させるDIP方式を用いてもよい。また、基板420と端子230との電気的な接続の方法は、特にはんだ付けに限定されない。また、コイル210と端子230との電気的及び機械的な接続の方法も特に限定されない。コイル210を構成する絶縁電線の絶縁皮膜を端子230で剥離しながら絶縁電線を端子230に挿入し、絶縁電線における絶縁皮膜の内側の導体を端子230に食い込ませることにより、コイル210と端子230とを電気的及び機械的に接続してもよい。また、コイル210を構成する絶縁電線の導体を挟み込んだ状態の端子230に電流を流し、発生したジュール熱を利用して熱かしめを行うことで、コイル210と端子230とを電気的及び機械的に接続してもよい。
10…第1端板、11…挿通孔、12…外面、13…内面、14…貫通孔(連通部、受け入れ部)、15…溝(連通部)、20…第2端板、21…挿通孔、30…プラスチック磁石(永久磁石)、31…第1端面、32…第2端面、33…挿通孔、34,35…突起部、100…ロータ、110…回転軸、111…一端面、112…センター穴、113…第1流路、114…第2流路、120…磁石ユニット、200…ステータ、210…コイル、220…ステータコア、220a…ティース部、230…端子、240…インシュレータ、300…モータ(回転電機)、400…電動送風機、410…羽根車、420…基板、430…第1軸受け、440…第2軸受け、500…圧縮機、510…圧縮機構、520…ケーシング、530…片持ち軸受け、540…吸引口、550…排出口、600…金型(型枠)、610…ゲート孔、620…流路、CA…空洞、VP…仮想平面。
Claims (8)
- 一方向に延在している回転軸と、
前記回転軸が挿通された状態で前記回転軸に固定されている第1端板と、
前記第1端板との間に間隔をおいて前記一方向に前記第1端板と対向しており、前記回転軸が挿通された状態で前記回転軸に固定されている第2端板と、
前記第1端板と前記第2端板とによって挟まれ、かつ前記回転軸が挿通された状態で、前記回転軸、前記第1端板、及び前記第2端板に固定されている永久磁石と、
を備え、
前記永久磁石が、プラスチックを含有する母材と、前記母材の組織中に分散している磁性体とを有するプラスチック磁石であり、
前記母材が、前記回転軸、前記第1端板、及び前記第2端板のそれぞれに、直接的に溶着していることにより、前記プラスチック磁石が、前記回転軸、前記第1端板、及び前記第2端板に固定されている、
ロータ。 - 前記第1端板と前記プラスチック磁石との一方に、他方に向かって突出している突起部が形成され、かつ前記他方に、前記突起部を受け入れる受け入れ部が形成されており、
前記突起部と前記受け入れ部とが嵌合している、
請求項1に記載のロータ。 - 前記プラスチック磁石の前記第1端板に溶着している第1端面と、前記プラスチック磁石の前記第2端板に溶着している第2端面との少なくとも一方が、前記回転軸が延在する方向に直交する仮想平面に対して傾斜した部分を有する、
請求項1又は2に記載のロータ。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のロータと、
前記プラスチック磁石と電磁気的に相互作用するコイルを有するステータと、
を備える回転電機。 - 一方向に延在している回転軸に、前記回転軸が挿通された状態で第1端板を固定し、かつ前記回転軸の、前記一方向に間隔をおいて前記第1端板と対面する位置に、前記回転軸が挿通された状態で第2端板を固定する固定工程と、
前記回転軸における前記第1端板と前記第2端板との間の部分、前記第1端板、及び前記第2端板を型枠によって取り囲むことにより、前記回転軸、前記第1端板、前記第2端板、及び前記型枠によって空洞を画定する型枠配置工程と、
前記空洞に、プラスチックを含有する母材と、前記母材の組織中に分散している磁性体とを有し、前記母材が軟化している磁性ペーストを注入する注入工程と、
を有する、ロータの製造方法。 - 前記第1端板に、前記空洞を外部と連通させる連通部が形成されており、
前記注入工程では、前記連通部を通して、前記空洞に前記磁性ペーストを注入する、
請求項5に記載のロータの製造方法。 - 前記連通部が、前記第1端板における前記空洞に面する内面から、前記第1端板における前記空洞の外部に面する外面にわたって形成された貫通孔である、
請求項6に記載のロータの製造方法。 - 前記連通部が、前記第1端板の、前記空洞に面する内面に延在する溝である、
請求項6に記載のロータの製造方法。
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JP2018242189A JP2020108187A (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | ロータ、回転電機、及びロータの製造方法 |
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