JP2020105696A - 支柱固定方法及び支柱固定用ソケット - Google Patents
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Abstract
【課題】既設支柱を取り除いた後のパイプを再利用しながら、新たな支柱を容易に固定することのできる、支柱固定方法及び支柱固定用ソケットを提供する。【解決手段】地面に埋設されたパイプ60に挿入された既設支柱を取り除いて新たな支柱を設置するための支柱固定方法であって、パイプ60から既設支柱を取り除く工程と、既設支柱を取り除いた後のパイプ60に支柱固定用ソケット100を挿入する工程と、支柱固定用ソケット100をパイプ60の壁面に係止する工程と、支柱固定用ソケット100の上部に新たな支柱を固定する工程とを有する。支柱固定用ソケット100は楔板30によりパイプ60の壁面に係止することが好ましい。【選択図】図5
Description
本発明は、支柱固定方法及び支柱固定用ソケットに関するものである。
従来、駐車場や公園等の入口には、車両等の進入を防止するための支柱が設けられている。一般的な支柱は、掘削機等を使用して地面に円筒形の穴を掘ってパイプを埋設し、そのパイプの中に支柱を抜き差し可能に立設したものである。そして、進入を防止するときには支柱を上方に抜き出した状態にし、侵入を許可するときには支柱全体をパイプ内に差し込んだ状態にするようにしていた。
これに対して、特許文献1〜3には、地面に円筒形の穴を掘ることなく施工することができるとともに、容易に着脱できるようにした支柱に関する発明が記載されている。
特許文献1に記載された着脱式中間支柱は、支柱本体の下端部に設けた装着用フランジ部を、地面に固定したセットプレートの溝部に水平方向に挿着するようにしたものである。
特許文献2に記載された着脱式中間支柱は、支柱本体の下端部に設けた係止板を、地面に固定したセットプレートの係止穴通し穴に嵌挿し回動させて固着するようにしたものである。
特許文献3に記載された着脱式パーク支柱は、支柱本体の下端部に設けた施錠板を、地面に固定した円形フランジ板状の基板のガイド穴に挿入し回動させて施錠するようにしたものである。
しかしながら、地面に円筒形の穴を掘ってパイプを埋設し、そのパイプの中に支柱を抜き差し可能に立設した従来の支柱の場合、車両等の進入を防止するために支柱を上方に抜き出した状態のときに車両等が衝突すると、支柱が途中で曲がってしまうことがあった。
支柱が途中で曲がってしまうと、進入を許可するときにパイプ内に支柱全体を差し込むことができず、支柱そのものをパイプから取り除かなければならなかった。そのため、曲がった支柱を上方に抜き出したままの状態で放置するか、支柱をパイプから取り除いたままの状態で放置されていた。
曲がった支柱を取り換える場合には、埋設したパイプにぴったり合うものを選択しなければならず、また支柱をパイプから取り除いたままの状態で放置すると、パイプ内に雨水や泥が溜まるなどして壁面が荒れてしまい、新たな支柱をスムーズに抜き差しできなくなるという問題があった。また、パイプ自体を交換したり、別の位置に新たなパイプを埋設すると、施工コストが増大することになるという問題があった。
一方、特許文献1〜3に記載された支柱の場合、地面に円筒形の穴を掘ることなく施工することができるが、地面に埋設された既存のパイプ利用することができず、地面に別途プレートを固定する必要があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、既設支柱を取り除いた後のパイプを再利用しながら、新たな支柱を容易に固定することのできる、支柱固定方法及び支柱固定用ソケットを提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明の支柱固定方法は、地面に埋設されたパイプに挿入された既設支柱を取り除いて新たな支柱を設置するための支柱固定方法であって、前記パイプから前記既設支柱を取り除く工程と、前記既設支柱を取り除いた後のパイプに支柱固定用ソケットを挿入する工程と、前記支柱固定用ソケットを前記パイプの壁面に係止する工程と、前記支柱固定用ソケットの上部に新たな支柱を固定する工程とを有することを特徴とする。
また好ましくは、前記支柱固定用ソケットを楔板により前記パイプの壁面に係止することを特徴とする。
また、本発明の支柱固定用ソケットは、地面に埋設されたパイプに挿入された既設支柱を取り除いて新たな支柱を設置するための支柱固定用ソケットであって、前記既設支柱を取り除いた後のパイプに挿入されるとともに上部に新たな支柱を固定する本体部と、前記本体部を前記パイプに係止する係止部材とを有することを特徴とする。
また好ましくは、前記係止部材が楔板であることを特徴とする。
本発明の支柱固定方法は、地面に埋設されたパイプに挿入された既設支柱を取り除いて新たな支柱を設置するための支柱固定方法である。そして、パイプから既設支柱を取り除く工程と、既設支柱を取り除いた後のパイプに支柱固定用ソケットを挿入する工程と、支柱固定用ソケットをパイプの壁面に係止する工程と、支柱固定用ソケットの上部に新たな支柱を固定する工程とを有している。従って、既設支柱を取り除いた後のパイプに挿入した支柱固定用ソケットをパイプの壁面に係止することにより、支柱固定用ソケットをパイプ内に固定することができる。そして、パイプを再利用しながら、新たな支柱を容易に固定することができる。
また、支柱固定用ソケットを楔板によりパイプの壁面に係止する場合には、楔板に力を加えることにより、容易に壁面に係止することができる。
また、本発明の支柱固定用ソケットは、地面に埋設されたパイプに挿入された既設支柱を取り除いて新たな支柱を設置するための支柱固定用ソケットである。そして、既設支柱を取り除いた後のパイプに挿入されるとともに上部に新たな支柱を固定する本体部と、本体部をパイプに係止する係止部材とを有している。従って、既設支柱を取り除いた後のパイプに挿入した支柱固定用ソケットの本体部を係止部材によりパイプの壁面に係止することにより、支柱固定用ソケットをパイプ内に固定することができる。そして、パイプを再利用しながら、新たな支柱を容易に固定することができる。
また、係止部材が楔板である場合には、楔板に力を加えることにより、容易に壁面に係止することができる。
このように、本発明によれば、既設支柱を取り除いた後のパイプを再利用しながら、新たな支柱を容易に固定することのできる、支柱固定方法及び支柱固定用ソケットを提供することができる。
次に、図1乃至図12を参照して、本発明の実施形態に係る支柱固定方法及び支柱固定用ソケットについて説明する。
(実施形態1)
まず、図1〜図4を参照して、実施形態1に係る支柱固定用ソケット100について説明する。図1は、支柱固定用ソケット100を示す(A)平面図、(B)a−a線断面図、(C)正面図である。図2は、支柱固定用ソケット100のフランジ部10を示す(A)平面図、(B)a−a線断面図である。図3は、支柱固定用ソケット100の本体部20を示す(A)平面図、(B)a−a線断面図、(C)正面図、(D)b−b線断面図である。図4は、支柱固定用ソケット100の(A)楔板30を示す平面図、(B)楔板30を示す正面図、(C)調整ネジ40を示す正面図である。
まず、図1〜図4を参照して、実施形態1に係る支柱固定用ソケット100について説明する。図1は、支柱固定用ソケット100を示す(A)平面図、(B)a−a線断面図、(C)正面図である。図2は、支柱固定用ソケット100のフランジ部10を示す(A)平面図、(B)a−a線断面図である。図3は、支柱固定用ソケット100の本体部20を示す(A)平面図、(B)a−a線断面図、(C)正面図、(D)b−b線断面図である。図4は、支柱固定用ソケット100の(A)楔板30を示す平面図、(B)楔板30を示す正面図、(C)調整ネジ40を示す正面図である。
支柱固定用ソケット100は、円板状のフランジ部10の中央に角パイプ状の本体部20が溶接等により接続されて構成されている。
フランジ部10の中央には、本体部20の平面形状に対応した角穴11が形成されており、フランジ部10の上方から本体部20に向けて貫通するようになっている。また、フランジ部10には4カ所のネジ穴12が形成されている。
本体部20は角パイプ状であって、上端部及び下端部が開口している。本体部20の上部近傍には、2つの丸穴21,21及び2つの矩形状の長穴22,22が形成されている。丸穴21,21と長穴22,22とは異なる側面に形成されており、丸穴21,21同士が対向し、長穴22,22同士が対向している。
本体部20の下端部近傍には、4つの爪板23,23,23,23が形成されている。爪板23は、本体部20の下端部の4つの側面に、それぞれ切れ込みを入れることにより形成されており、側面に対して折れ曲げることができるようになっている。爪板23は、後述する係止部材として機能する。
楔板30は、矩形状の板材を頂部32で折り曲げて形成されており、左右に下降部31,33が設けられている。本体部20の長穴22,22は、楔板30が挿通可能なように楔板30の横断面よりも若干大きめに形成されている。楔板30は、後述する係止部材として機能する。
調整ネジ40は、ボルト41及びナット42から構成されている。本体部20の丸穴21,21は、ボルト41の軸部が挿通可能に形成されている。丸穴21,21の内側にボルト41のネジ山に対応する溝を形成してもよい。調整ネジ40は、後述する係止部材として機能する。
支柱固定用ソケット100は、既設支柱を取り除いた後の、地面に埋設されたパイプに挿入されて使用される。図5は、支柱固定用ソケット100をパイプ60に挿入した状態を示す図である。支柱固定用ソケット100は、丸型や角型等の様々な形状のパイプ60に対応することができる。なお、支柱固定用ソケット100の長さは特に限定されないが、長いほど安定性が高く、上部に固定する支柱の長さや、パイプ60の深さ等に応じて適宜調整することができる。
パイプ60に挿入された支柱固定用ソケット100は、次のようにしてパイプ60内に係止される。まず、本体部20の下端部近傍に形成された4つの爪板23,23,23,23が、本体部20の各側面から外側に折り曲げられた状態でパイプ60の壁面に当接する。そして、本体部20の上端部近傍に形成された長穴22,22に楔板30が挿通され、楔板30の両端部がパイプ60の壁面に当接する。さらに、本体部20の上端部近傍に形成された丸穴21,21に調整ネジ40,40が挿通され、各々の先端がパイプ60の壁面に当接する。なお、爪板23や調整ネジ40は、必ずしもすべてが完全に壁面に当接していなくてもよい。
なお、支柱固定用ソケット100のフランジ部10とパイプ60の上部とは固定されておらず、支柱固定用ソケット100は、爪板23、楔板30及び調整ネジ40により本体部20をパイプ60の内壁に係止することによって固定される。従って、支柱固定用ソケット100を取り付けるにあたって、パイプ60の上部の形状に影響されることはない。なお、図5における固定ネジ1は、フランジ部10に後述する支柱固定用プレート90を固定するためのものである。
図6は、支柱固定用ソケット100に支柱50を固定した状態を示す図である。また図7は、支柱50の接続状態を示す斜視図である。パイプ60に支柱固定用ソケット100の本体部20が固定され、フランジ部10の上面に支柱固定用プレート90がネジ1により固定される。そして、支柱固定用プレート90の上に支柱50が固定される。なお、支柱固定用プレート及び支柱の固定構造については、上述の特許文献1〜3に記載された構造とすることができるし、その他の構造とすることもできる。
次に、実施形態1に係る支柱固定用ソケット100を用いた支柱固定方法について、詳細に説明する。図8は、実施形態1に係る支柱固定方法の説明図であり、折れ曲がった既設支柱80を取り除いて、新たな支柱50を設置するものである。
(手順1)
地面に埋設されたパイプ60に挿入された既設支柱80を取り除く。
地面に埋設されたパイプ60に挿入された既設支柱80を取り除く。
(手順2)
パイプ60の内径dに合わせて、支柱固定用ソケット100の本体部20の4つの爪板23を各側面から外側に折り曲げる。このとき、対向する爪板23,23の両端部の間隔d’を内径dよりもわずかに狭くして、本体部20をパイプ60に挿入できる範囲で、できるだけ両端部がパイプ60の内壁に当接するようにしておく。
パイプ60の内径dに合わせて、支柱固定用ソケット100の本体部20の4つの爪板23を各側面から外側に折り曲げる。このとき、対向する爪板23,23の両端部の間隔d’を内径dよりもわずかに狭くして、本体部20をパイプ60に挿入できる範囲で、できるだけ両端部がパイプ60の内壁に当接するようにしておく。
また、本体部20の長穴22,22に、楔板30を正面視略へ字状になるように挿通させる。このとき、楔板30の下降部31,33がそれぞれ長穴22,22から突出した状態になる。楔板30の両端部の間隔は、本体部20をパイプ60に挿入できる範囲であればよい。
また、本体部20の丸穴21,21に、それぞれ調整ネジ40,40を取り付ける。このとき、調整ネジ40,40の両端部の間隔d’を内径dよりもわずかに狭くして、本体部20をパイプ60に挿入できる範囲で、できるだけ両端部がパイプ60の内壁に当接するようにしておく。
(手順3)
パイプ60に支柱固定用ソケット100の本体部20を挿入する。
パイプ60に支柱固定用ソケット100の本体部20を挿入する。
(手順4)
フランジ部10の角穴11から棒70を挿入して、棒70の先端を楔板30の頂部32に当接させた状態で、上からハンマー等で叩く。これにより、楔板30は外側に向けて押し広げられ、下降部31,33の先端部がパイプ60の内壁に強く押圧される。このとき楔板30は完全に平板状にはならず山型を保った状態である。従って、楔板30を平板状にしたときの長さは、パイプ60の内壁間の距離よりも長い必要がある。この段階で、支柱固定用ソケット100の本体部20は、爪板23、楔板30、調整ネジ40の各係止部材により、パイプ60の内壁に係止されて固定された状態になる。なお、楔板30は両端部が内壁に押圧された状態になって固定されるので、楔板30の近傍に設けられた調整ネジ40についても、できるだけ正確に内壁へ当接するように調整することが好ましい。
フランジ部10の角穴11から棒70を挿入して、棒70の先端を楔板30の頂部32に当接させた状態で、上からハンマー等で叩く。これにより、楔板30は外側に向けて押し広げられ、下降部31,33の先端部がパイプ60の内壁に強く押圧される。このとき楔板30は完全に平板状にはならず山型を保った状態である。従って、楔板30を平板状にしたときの長さは、パイプ60の内壁間の距離よりも長い必要がある。この段階で、支柱固定用ソケット100の本体部20は、爪板23、楔板30、調整ネジ40の各係止部材により、パイプ60の内壁に係止されて固定された状態になる。なお、楔板30は両端部が内壁に押圧された状態になって固定されるので、楔板30の近傍に設けられた調整ネジ40についても、できるだけ正確に内壁へ当接するように調整することが好ましい。
(手順5)
フランジ部10の上面に支柱固定用プレート90をネジ1により固定する。
フランジ部10の上面に支柱固定用プレート90をネジ1により固定する。
(手順6)
支柱固定用プレート90の上に新たな支柱50を固定する。以上により、折れ曲がった既設支柱80が取り除かれ、新たな支柱50の設置が完了する。
支柱固定用プレート90の上に新たな支柱50を固定する。以上により、折れ曲がった既設支柱80が取り除かれ、新たな支柱50の設置が完了する。
(実施形態2)
まず、図9〜図12を参照して、実施形態2係る支柱固定方法及び支柱固定用ソケットについて説明する。図9は、支柱固定用ソケットをパイプに挿入した状態を示す図である。図10は、支柱固定用ソケットに支柱を固定した状態を示す図である。図11は、支柱の接続状態を示す斜視図である。図12は、支柱固定方法の説明図である。
まず、図9〜図12を参照して、実施形態2係る支柱固定方法及び支柱固定用ソケットについて説明する。図9は、支柱固定用ソケットをパイプに挿入した状態を示す図である。図10は、支柱固定用ソケットに支柱を固定した状態を示す図である。図11は、支柱の接続状態を示す斜視図である。図12は、支柱固定方法の説明図である。
実施形態2に係る支柱固定方法及び支柱固定用ソケットは、実施形態1とほぼ同様の構成であり、共通する部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
実施形態2に係る支柱固定用ソケットは、実施形態1に係る支柱固定用ソケット100の本体部20に形成した4つの爪板23,23,23,23を、4つの調整ネジ45,45,45,45に変更したものである。
そして、実施形態1における(手順2)において、4つの爪板23を折り曲げる代わりに、本体部20に形成された4つの丸穴に、それぞれ調整ネジ45,45,45,45を取り付ける。そして、対向する調整ネジ45,45の両端部の間隔d’を内径dよりもわずかに狭くして、本体部20をパイプ60に挿入できる範囲で、できるだけ両端部がパイプ60の内壁に当接するようにしておく。その他の手順は、実施形態1と同様である。
本実施形態に係る支柱固定方法は、地面に埋設されたパイプ60に挿入された既設支柱80を取り除いて新たな支柱50を設置するための支柱固定方法である。そして、パイプ60から既設支柱80を取り除く工程と、既設支柱80を取り除いた後のパイプ60に支柱固定用ソケット100を挿入する工程と、支柱固定用ソケット100をパイプ60の壁面に係止する工程と、支柱固定用ソケット100の上部に新たな支柱50を固定する工程とを有している。従って、既設支柱80を取り除いた後のパイプ60に挿入した支柱固定用ソケット100をパイプ60の壁面に係止することにより、支柱固定用ソケット100をパイプ60内に固定することができる。そして、パイプ60を再利用しながら、新たな支柱50を容易に固定することができる。
また、支柱固定用ソケット100を楔板30によりパイプ60の壁面に係止する場合には、楔板30に力を加えることにより、容易に壁面に係止することができる。
また、本実施形態に係る支柱固定用ソケット100は、地面に埋設されたパイプ60に挿入された既設支柱80を取り除いて新たな支柱50を設置するための支柱固定用ソケット100である。そして、既設支柱80を取り除いた後のパイプ60に挿入されるとともに上部に新たな支柱50を固定する本体部20と、本体部20をパイプ60に係止する係止部材23,30,40,45とを有している。従って、既設支柱80を取り除いた後のパイプ60に挿入した支柱固定用ソケット100の本体部20を係止部材23,30,40,45によりパイプ60の壁面に係止することにより、支柱固定用ソケット100をパイプ60内に固定することができる。そして、パイプ60を再利用しながら、新たな支柱50を容易に固定することができる。
また、係止部材が楔板30である場合には、楔板30に力を加えることにより、容易に壁面に係止することができる。
このように、本実施形態に係る支柱固定方法及び支柱固定用ソケットによれば、既設支柱80を取り除いた後のパイプ60を再利用しながら、新たな支柱50を容易に固定することができる。
以上、本発明の実施形態に係る支柱固定方法及び支柱固定用ソケットについて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。
上記実施形態では、係止部材として、爪板、楔板、調整ネジを用いたが、これらの組み合わせは自由であり、またその他の係止部材を用いることもできる。ただし、パイプの内壁に強く押圧することができるので、楔板を用いること好ましい。
1 固定ネジ
10 フランジ部
11 角穴
12 ネジ穴
20 本体部
21 丸穴
22 長穴
23 爪板(係止部材)
30 楔板(係止部材)
31 下降部
32 頂部
33 下降部
40 調整ネジ(係止部材)
41 ボルト
42 ナット
50 支柱(新設)
60 パイプ
70 棒
80 支柱(既設)
90 支柱固定用プレート
100 支柱固定用ソケット
10 フランジ部
11 角穴
12 ネジ穴
20 本体部
21 丸穴
22 長穴
23 爪板(係止部材)
30 楔板(係止部材)
31 下降部
32 頂部
33 下降部
40 調整ネジ(係止部材)
41 ボルト
42 ナット
50 支柱(新設)
60 パイプ
70 棒
80 支柱(既設)
90 支柱固定用プレート
100 支柱固定用ソケット
Claims (4)
- 地面に埋設されたパイプに挿入された既設支柱を取り除いて新たな支柱を設置するための支柱固定方法であって、
前記パイプから前記既設支柱を取り除く工程と、前記既設支柱を取り除いた後のパイプに支柱固定用ソケットを挿入する工程と、前記支柱固定用ソケットを前記パイプの壁面に係止する工程と、前記支柱固定用ソケットの上部に新たな支柱を固定する工程とを有することを特徴とする支柱固定方法。 - 前記支柱固定用ソケットを楔板により前記パイプの壁面に係止することを特徴とする請求項1に記載の支柱固定方法。
- 地面に埋設されたパイプに挿入された既設支柱を取り除いて新たな支柱を設置するための支柱固定用ソケットであって、
前記既設支柱を取り除いた後のパイプに挿入されるとともに上部に新たな支柱を固定する本体部と、前記本体部を前記パイプに係止する係止部材とを有することを特徴とする支柱固定用ソケット。 - 前記係止部材が楔板であることを特徴とする請求項3に記載の支柱固定用ソケット。
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JP2018242161A JP2020105696A (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | 支柱固定方法及び支柱固定用ソケット |
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2018
- 2018-12-26 JP JP2018242161A patent/JP2020105696A/ja active Pending
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