JP2020105029A - 速硬性付与用材料 - Google Patents

速硬性付与用材料 Download PDF

Info

Publication number
JP2020105029A
JP2020105029A JP2018242645A JP2018242645A JP2020105029A JP 2020105029 A JP2020105029 A JP 2020105029A JP 2018242645 A JP2018242645 A JP 2018242645A JP 2018242645 A JP2018242645 A JP 2018242645A JP 2020105029 A JP2020105029 A JP 2020105029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mass
powder
cement
parts
solidifying material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018242645A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7278070B2 (ja
Inventor
隆人 野崎
Takahito Nozaki
隆人 野崎
和貴 小須田
Kazuki Kosuda
和貴 小須田
康秀 肥後
Yasuhide Higo
康秀 肥後
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Taiheiyo Cement Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiheiyo Cement Corp filed Critical Taiheiyo Cement Corp
Priority to JP2018242645A priority Critical patent/JP7278070B2/ja
Publication of JP2020105029A publication Critical patent/JP2020105029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7278070B2 publication Critical patent/JP7278070B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Abstract

【課題】セメント系固化材に添加することで、セメント系固化材に速硬性を付与することができる材料を提供する。【解決手段】ビーライト及びアウインを含むアウイン系粉末と、亜硫酸塩粉末とからなる速硬性付与用材料であって、上記アウイン系粉末と上記亜硫酸塩粉末の合計量100質量部中の上記アウイン系粉末の量が60〜95質量部である速硬性付与用材料。速硬性付与材料は、さらに、消石灰を含み、アウイン系粉末と亜硫酸塩粉末の合計量100質量部に対する消石灰の量が1〜10質量部であることが好ましい。【選択図】なし

Description

本発明は、速硬性付与用材料に関する。
地盤(土壌)の改良方法として、地盤にセメント等の固化材を添加、混合し、これを水和硬化させることで、地盤と固化材の混合物の強度を向上させる方法が知られている。
また、優れた速硬性を有する固化材として、特許文献1には、ビーライト(2CaO・SiO)、アウイン(3CaO・3Al・CaSO)、II型無水石こう及びフェライト相(4CaO・Al・Fe)を必須成分とし、フリーライム(f・CaO)量が2重量%未満である建設汚泥用速硬型固化材が記載されている。
特開2002−224694号公報
地盤の改良において、速硬性に優れた固化材が求められている。
そこで、本発明の目的は、セメント系固化材に添加することで、セメント系固化材に速硬性を付与することができる材料を提供することである。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、ビーライト及びアウインを含むアウイン系粉末と亜硫酸塩粉末を、特定の配合割合で含む速硬性付与用材料によれば、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、以下の[1]〜[6]を提供するものである。
[1] ビーライト及びアウインを含むアウイン系粉末と、亜硫酸塩粉末とからなる速硬性付与用材料であって、上記アウイン系粉末と上記亜硫酸塩粉末の合計量100質量部中の上記アウイン系粉末の量が60〜95質量部であることを特徴とする速硬性付与用材料。
[2] さらに、消石灰を含み、上記アウイン系粉末と上記亜硫酸塩粉末の合計量100質量部に対する上記消石灰の量が1〜10質量部である前記[1]に記載の速硬性付与用材料。
[3] 上記アウイン系粉末100質量%中、上記ビーライトの割合が15〜40質量%であり、かつ、上記アウインの割合が30〜70質量%である前記[1]又は[2]に記載の速硬性付与用材料。
[4] 上記亜硫酸塩粉末が、亜硫酸のアルカリ金属塩の粉末である前記[1]〜[3]のいずれかに記載の速硬性付与用材料。
[5] 前記[1]〜[4]のいずれかに記載の速硬性付与用材料、及び、ポルトランドセメントを含むことを特徴とするセメント系固化材。
[6] 上記セメント系固化材100質量%中、上記速硬性付与用材料の割合が5〜30質量%である前記[5]に記載のセメント系固化材。
[7] 前記[5]又は[6]に記載のセメント系固化材を用いて、地盤を改良することを特徴とする地盤改良方法。
本発明の速硬性付与用材料によれば、該材料をセメント系固化材に添加することで、セメント系固化材に速硬性を付与することができる。
なお、本明細書中、「速硬性の付与」とは、速硬性を有するセメント系固化材に対して、その速硬性を向上させる場合を含む。
本発明の速硬性付与用材料は、ビーライト及びアウインを含むアウイン系粉末と、亜硫酸塩粉末とからなる速硬性付与用材料であって、アウイン系粉末と亜硫酸塩粉末の合計量100質量部中のアウイン系粉末の量が60〜95質量部であるものである。以下、詳しく説明する。
本発明で用いられるアウイン系粉末は、ビーライト(2CaO・SiO;以下、「CS」ともいう。)及びアウインを含むものである。
アウイン系粉末100質量%中のビーライトの割合は、好ましくは15〜40質量%、より好ましくは18〜37質量%、さらに好ましくは20〜35質量%、特に好ましくは23〜32質量%である。該割合が15質量%以上であれば、セメント系固化材の長期強度発現性がより向上する。該割合が40質量%以下であれば、セメント系固化材の速硬性(初期材齢(例えば、1〜7日)における強度(例えば、一軸圧縮強さ)発現性)がより向上する。
アウイン系粉末100質量%中のアウイン(カルシウムサルフォアルミネート:3CaO・3Al・CaSO)の割合は、好ましくは30〜70質量%、より好ましくは35〜67質量%、さらに好ましくは40〜65質量%、特に好ましくは45〜60質量%である。該割合が30質量%以上であれば、セメント系固化材の速硬性がより向上する。該割合が70質量%以下であれば、セメント系固化材の長期強度発現性がより向上する。
アウイン粉末中のビーライト及びアウインの各含有率は、アウイン粉末全量(100質量%)中の割合として、アウイン粉末の化学成分に基づき、下記の計算式を用いて算出される。
ビーライト(質量%)=2.87×SiO2(質量%)
アウイン(質量%)=1.99×(Al23(質量%)−0.64×Fe23(質量%))
アウイン系粉末は、ビーライト及びアウインの他に、他の材料として、アルミネート相(3CaO・Al23)、フェライト相(4CaO・Al23・Fe23)、MgO、CaSO、CaO等を含んでいてもよい。
アウイン系粉末100質量%中の他の材料の合計量の割合は、好ましくは30質量%以下、より好ましくは25質量%以下、さらに好ましくは20質量%以下、特に好ましくは15質量%以下である。該割合が30質量%以下であれば、セメント系固化材の速硬性がより向上する。
アウイン粉末のブレーン比表面積は、好ましくは2,000〜6,000cm/g、より好ましくは2,500〜5,500cm/g、より好ましくは3,000〜5,000cm/g、特に好ましくは3,500〜4,800cm/gである。該比表面積が2,000cm/g以上であれば、セメント系固化材の速硬性及び長期強度発現性がより向上する。該比表面積が6,000cm/g以上のアウイン粉末は、製造にかかるコストが過大となるため好ましくない。
アウイン系粉末と亜硫酸塩粉末の合計量100質量部中のアウイン系粉末の量は、60〜95質量部、好ましくは65〜93質量部、より好ましくは70〜91質量部、特に好ましくは80〜90質量部である。該量が60質量部未満であると、セメント系固化材の速硬性が低下する。該量が95質量部を超えると、セメント系固化材の長期強度発現性が低下する。
亜硫酸塩粉末の例としては、亜硫酸ナトリウム(NaSO)、亜硫酸水素ナトリウム(NaHSO)、亜硫酸カリウム(KSO)等の亜硫酸のアルカリ金属塩や、亜硫酸カルシウム(CaSO)等の亜硫酸のアルカリ土類金属塩や、亜硫酸アンモニウム((NHSO)等の粉末が挙げられる。
中でも、速硬性に優れる観点から、亜硫酸のアルカリ金属塩の粉末が好ましい。また、入手の容易性等の観点から、亜硫酸ナトリウム(NaSO)、及び、亜硫酸カリウム(KSO)の粉末がより好ましい。さらに、原料の入手にかかるコストを低減する観点から、亜硫酸ナトリウム(NaSO)の粉末が特に好ましい。
これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
アウイン系粉末と亜硫酸塩粉末の合計量100質量部中の亜硫酸塩粉末の量は、5〜40質量、好ましくは7〜35質量部、より好ましくは9〜30質量部、特に好ましくは10〜20質量部である。該量が5質量部未満であると、セメント系固化材の長期強度発現性が低下する。該量が40質量部を超えると、セメント系固化材の速硬性(初期材齢)が低下する。
本発明の速硬性付与用材料は、セメント系固化材の速硬性をより向上させる観点から、さらに、消石灰を含んでいてもよい。
アウイン系粉末と亜硫酸塩粉末の合計量100質量部に対する消石灰の量は、好ましくは1〜10質量部、より好ましくは2〜9質量部、特に好ましくは3〜8質量部である。該量が1質量部以上であれば、セメント系固化材の速硬性がより向上する。該量が10質量部を超えると、消石灰を添加することによる、セメント系固化材の速硬性向上の効果は頭打ちとなる。
本発明のセメント系固化材は、上述した速硬性付与用材料、及び、ポルトランドセメントを含むものである。
セメント系固化材が、上述した速硬性付与用材料を含むことによって、該速硬性付与材を含まないセメント系固化材(例えば、市販のセメント系固化材)と比較して、セメント系固化材に速硬性を付与するまたはセメント系固化材の速硬性をより向上することができる。
ポルトランドセメントの例としては、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、低熱ポルトランドセメント等の各種ポルトランドセメントが挙げられる。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい
セメント系固化材100質量%中、ポルトランドセメントの割合は、好ましくは15〜99質量%、より好ましくは20〜98質量%、さらに好ましくは25〜97質量%、特に好ましくは30〜96質量%である。
セメント系固化材100質量%中、速硬性付与用材料の割合は、好ましくは5〜30質量%、より好ましくは7〜25質量%、さらに好ましくは8〜20質量%、特に好ましくは10〜15質量%である。該割合を上記数値範囲内にすることで、セメント系固化材の速硬性をより向上させることができる。
また、セメント系固化材は、ポルトランドセメントの他に、必要に応じて他の材料を含んでもよい。他の材料の例としては、高炉スラグ微粉末、フライアッシュ、石灰石粉末、生石灰、ドロマイト、及び、軽焼ドロマイト等が挙げられる。これらは1種を単独で含んでもよく、2種以上を含んでいてもよい。
セメント系固化材中の他の材料の含有率は、本発明の効果に悪影響を与えない観点から、好ましくは30質量%以下、より好ましくは20質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下、特に好ましくは0質量%である。
セメント系固化材を用いた地盤の改良は、改良処理の対象となる地盤にセメント系固化材を用いることで行われる。具体的な方法としては、地盤にセメント系固化材を粉体のまま添加して混合するドライ添加方法や、セメント系固化材(粉体)に水を加えてスラリーとした後に、該スラリーを地盤に添加して混合するスラリー添加方法等が挙げられる。なお、上記スラリーの水/粉体の質量比は、地盤の性状によっても異なるが、好ましくは0.4〜3.0、より好ましくは0.7〜1.4である。該質量比が0.4未満では、施工性が低くなる。該質量比が3.0を超えると、ブリーディングが生じ易くなり、また強度発現性が低下する。
また、セメント用固化材の添加量は、土壌1mに対し、好ましくは50〜600kg、より好ましくは100〜500kg、特に好ましくは150〜400kgである。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[使用材料]
(1)市販の固化材(粉体);ポルトランドセメントを含むもの、太平洋セメント社製
(2)アウイン系粉末;アウイン:57質量%、ビーライト:30質量%、ブレーン比表面積:4,500cm/g
(3)亜硫酸ナトリウム(NaSO);粉末状の試薬
(4)亜硫酸カリウム(KSO);粉末状の試薬
(5)亜硫酸カルシウム(CaSO);粉末状の試薬
(6)無水石膏
(7)消石灰
(8)土壌;関東ローム、含水比:176.1%
[実施例1〜7、比較例1〜6]
上記土壌1mに対して、上記材料を、表1に示す添加量で添加・混合して固化改良土を作製した。
得られた固化改良土の材齢1日、7日における一軸圧縮強さを「JIS A 1216:2009(土の一軸圧縮試験方法)」に準じて測定した。結果を表1に示す。
Figure 2020105029
表1から、実施例1〜5と、比較例1〜2(市販の固化材のみを使用した場合)、比較例4(亜硫酸のアルカリ金属塩(NaSO)の粉末を使用した場合)及び比較例5(消石灰を使用した場合)を比較すると、実施例1〜5の一軸圧縮強さ(材齢1日:93.0〜114.6kN/m、材齢7日:147.5〜178.1kN/m)は、比較例1〜2、4〜5の一軸圧縮強さ(材齢1日:69.2〜79.0kN/m、材齢7日:112.8〜135.9kN/m)よりも大きいことがわかる。
また、実施例1〜5と、比較例3(アウイン系粉末と無水石膏を添加した場合)を比較すると、実施例1〜5の材齢1日における一軸圧縮強さ(93.0〜114.6kN/m)は、比較例3の材齢1日における一軸圧縮強さ(98.9kN/m)と同程度であり、実施例1〜5の材齢7日における一軸圧縮強さ(147.5〜178.1kN/m)は、比較例3の材齢7日における一軸圧縮強さ(138.1kN/m)よりも大きいことがわかる。
また、実施例1〜2(亜硫酸のアルカリ金属塩(NaSOまたはKSO)の粉末を使用した場合)と実施例4(亜硫酸のアルカリ土類金属塩(CaSO)の粉末を使用した場合)を比較すると、実施例1〜2の一軸圧縮強さ(材齢1日:104.0〜114.6kN/m、材齢7日:160.0〜169.9kN/m)は、実施例4の一軸圧縮強さ(材齢1日:99.1kN/m、材齢7日:147.5kN/m)よりも大きいことがわかる。
すなわち、亜硫酸塩粉末として、亜硫酸のアルカリ金属塩の粉末を使用した場合(実施例1〜2)、亜硫酸のアルカリ土類金属塩の粉末を使用した場合(実施例4)と比較して、速硬性をより向上しうることがわかる。
さらに、実施例1と、実施例6〜7(実施例1で使用した速硬性付与用材料(アウイン系粉末及びNaSO粉末)に、更に消石灰を加えたものを使用した場合)を比較すると、実施例6〜7の一軸圧縮強さ(材齢1日:125.5〜126.0kN/m、材齢7日:184.1〜184.5kN/m)は、実施例1の一軸圧縮強さ(材齢1日:104.0kN/m、材齢7日:160.0kN/m)よりも大きいことがわかる。
すなわち、速硬性付与用材料として、更に消石灰を添加することによって、セメント系固化材の速硬性をより向上しうることがわかる。
なお、実施例6の材齢1日における一軸圧縮強さ(125.5kN/m)を、実施例1の材齢1日における一軸圧縮強さ(104.0kN/m)と比較した場合の、一軸圧縮強さの上昇の程度(〔(実施例6の材齢1日における一軸圧縮強さ−実施例1の材齢1日における一軸圧縮強さ)/実施例1の材齢1日における一軸圧縮強さ〕×100(%))は20.6%である。また、実施例6の材齢7日における一軸圧縮強さ(184.1kN/m)を、実施例1の材齢7日における一軸圧縮強さ(160.0kN/m)と比較した場合の、一軸圧縮強さの上昇の程度は15.1%である。
一方、比較例3(アウイン系粉末と無水石膏を使用した場合)と比較例6(比較例3で使用したアウイン系粉末と無水石膏に、更に消石灰を加えたものを使用した場合)を比較すると、比較例6の一軸圧縮強さ(材齢1日:103.7kN/m、材齢7日:149.1kN/m)は、比較例3の一軸圧縮強さ(材齢1日:98.9kN/m、材齢7日:138.1kN/m)よりも大きいことがわかる。
ここで、比較例6の材齢1日における一軸圧縮強さ(103.7kN/m)を、比較例3の材齢1日における一軸圧縮強さ(98.9kN/m)と比較した場合の、一軸圧縮強さの上昇の程度は4.9%である。また、比較例6の材齢7日における一軸圧縮強さ(149.1kN/m)を、比較例3の材齢7日における一軸圧縮強さ(138.1kN/m)と比較した場合の一軸圧縮強さの上昇の程度は8.0%である。
すなわち、アウイン系粉末と無水石膏に、更に消石灰を加えたものを使用した場合、セメント系固化材の速硬性が向上するものの、その向上の程度は、アウイン系粉末及びNaSO粉末に、更に消石灰を加えたものを使用した場合(実施例6)に比べて低いことがわかる。

Claims (7)

  1. ビーライト及びアウインを含むアウイン系粉末と、亜硫酸塩粉末とからなる速硬性付与用材料であって、上記アウイン系粉末と上記亜硫酸塩粉末の合計量100質量部中の上記アウイン系粉末の量が60〜95質量部であることを特徴とする速硬性付与用材料。
  2. さらに、消石灰を含み、上記アウイン系粉末と上記亜硫酸塩粉末の合計量100質量部に対する上記消石灰の量が1〜10質量部である請求項1に記載の速硬性付与用材料。
  3. 上記アウイン系粉末100質量%中、上記ビーライトの割合が15〜40質量%であり、かつ、上記アウインの割合が30〜70質量%である請求項1又は2に記載の速硬性付与用材料。
  4. 上記亜硫酸塩粉末が、亜硫酸のアルカリ金属塩の粉末である請求項1〜3のいずれか1項に記載の速硬性付与用材料。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の速硬性付与用材料、及び、ポルトランドセメントを含むことを特徴とするセメント系固化材。
  6. 上記セメント系固化材100質量%中、上記速硬性付与用材料の割合が5〜30質量%である請求項5に記載のセメント系固化材。
  7. 請求項5又は6に記載のセメント系固化材を用いて、地盤を改良することを特徴とする地盤改良方法。
JP2018242645A 2018-12-26 2018-12-26 速硬性付与用材料 Active JP7278070B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018242645A JP7278070B2 (ja) 2018-12-26 2018-12-26 速硬性付与用材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018242645A JP7278070B2 (ja) 2018-12-26 2018-12-26 速硬性付与用材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020105029A true JP2020105029A (ja) 2020-07-09
JP7278070B2 JP7278070B2 (ja) 2023-05-19

Family

ID=71450491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018242645A Active JP7278070B2 (ja) 2018-12-26 2018-12-26 速硬性付与用材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7278070B2 (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6336840B2 (ja) * 1978-07-24 1988-07-21 Nihon Cement
JPH01289890A (ja) * 1988-05-16 1989-11-21 Chichibu Cement Co Ltd 速硬型地盤改良材
JPH0517771A (ja) * 1991-05-27 1993-01-26 Chichibu Cement Co Ltd 超軟弱土用速硬型固化材
JPH0940951A (ja) * 1995-07-31 1997-02-10 Chichibu Onoda Cement Corp 土質改良材及びこれを用いた土質改良方法
JP2001191322A (ja) * 2000-01-13 2001-07-17 Taiheiyo Cement Corp 水硬性物質の混練方法
JP2002047489A (ja) * 2000-08-04 2002-02-12 Denki Kagaku Kogyo Kk 低6価クロム注入材
JP2002224694A (ja) * 2001-02-01 2002-08-13 Ube Ind Ltd 建設汚泥用速硬型固化材
JP2003334568A (ja) * 2002-05-16 2003-11-25 Taiheiyo Cement Corp 重金属を含む排水の処理方法
JP2011051876A (ja) * 2009-08-04 2011-03-17 Taiheiyo Cement Corp 無水石膏含有焼成物および固化材
JP2011111377A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Taiheiyo Cement Corp 固化材
JP2019059886A (ja) * 2017-09-28 2019-04-18 太平洋セメント株式会社 固化材

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6336840B2 (ja) 2014-07-15 2018-06-06 鹿島建設株式会社 タンク、防液堤の構築方法

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6336840B2 (ja) * 1978-07-24 1988-07-21 Nihon Cement
JPH01289890A (ja) * 1988-05-16 1989-11-21 Chichibu Cement Co Ltd 速硬型地盤改良材
JPH0517771A (ja) * 1991-05-27 1993-01-26 Chichibu Cement Co Ltd 超軟弱土用速硬型固化材
JPH0940951A (ja) * 1995-07-31 1997-02-10 Chichibu Onoda Cement Corp 土質改良材及びこれを用いた土質改良方法
JP2001191322A (ja) * 2000-01-13 2001-07-17 Taiheiyo Cement Corp 水硬性物質の混練方法
JP2002047489A (ja) * 2000-08-04 2002-02-12 Denki Kagaku Kogyo Kk 低6価クロム注入材
JP2002224694A (ja) * 2001-02-01 2002-08-13 Ube Ind Ltd 建設汚泥用速硬型固化材
JP2003334568A (ja) * 2002-05-16 2003-11-25 Taiheiyo Cement Corp 重金属を含む排水の処理方法
JP2011051876A (ja) * 2009-08-04 2011-03-17 Taiheiyo Cement Corp 無水石膏含有焼成物および固化材
JP2011111377A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Taiheiyo Cement Corp 固化材
JP2019059886A (ja) * 2017-09-28 2019-04-18 太平洋セメント株式会社 固化材

Also Published As

Publication number Publication date
JP7278070B2 (ja) 2023-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008239446A (ja) ジオポリマー組成物及びその製造方法
JP6137850B2 (ja) 水硬性組成物
KR20140043493A (ko) 중성화 억제형 조강 시멘트 조성물
WO2018150753A1 (ja) ジオポリマー組成物、並びにそれを用いたモルタル及びコンクリート
JP6030438B2 (ja) 吹付け材料、およびそれを用いた吹付け工法
KR100431797B1 (ko) 고로슬래그를 주재료로 하는 비소성 시멘트 제조방법
KR100310657B1 (ko) 고강도의 속경성 시멘트 조성물
JP7037879B2 (ja) 二次製品用早強混和材および二次製品用早強コンクリート
JP2004352515A (ja) 高間隙相型セメント組成物
KR20110053833A (ko) 고로슬래그 시멘트 제조방법 및 이 방법에 의해 제조된 고로슬래그 시멘트
JP6922448B2 (ja) 石炭灰組成物
JP2004352516A (ja) 高間隙相型セメント組成物
JP2020105029A (ja) 速硬性付与用材料
JP2009035451A (ja) セメント添加材及びセメント組成物
KR101594157B1 (ko) 비소성 결합재를 활용한 친환경 모르타르 조성물
CN115427370A (zh) 水泥外掺剂、膨胀材料和水泥组合物
JPH1135939A (ja) 速硬性土質改良材
KR101111635B1 (ko) 탄닌을 이용한 저알칼리 콘크리트 조성물 및 이를 포함하는 블록
JP2021160972A (ja) 粉末状急結剤、急結材料、及び吹付け施工方法
JP2014162696A (ja) セメント系固化材
JP7180742B1 (ja) セメント組成物及びその製造方法
KR20130087192A (ko) 탄닌을 이용한 저알칼리 비시멘트 콘크리트 조성물 및 이를 포함하는 블록
JP7171146B2 (ja) セメント系水硬組成物
JP2009256205A (ja) 高間隙相型セメント組成物
JP7037877B2 (ja) 二次製品用早強混和材および二次製品用早強コンクリート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221005

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230216

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20230216

C11 Written invitation by the commissioner to file amendments

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C11

Effective date: 20230228

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20230327

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20230328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230418

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7278070

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150