JP2020102775A - インターホン玄関装置、インターホンシステム、情報端末、報知方法及びプログラム - Google Patents

インターホン玄関装置、インターホンシステム、情報端末、報知方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】施設内にいなくても施設内の状態を知ることができるインターホン玄関装置、インターホンシステム、情報端末、報知方法及びプログラムを提供する。【解決手段】インターホン玄関装置10は、施設に設けられ、かつIPネットワークを介して情報端末と通信可能である。インターホン玄関装置10は、報知部18を備える。報知部18は、情報端末を含む1つ以上の端末のいずれかから取得した情報又は自機に対して入力された情報であって、情報端末を呼び出す情報とは異なる情報に基づいて、施設内の状態に関する報知を行う。【選択図】図1

Description

本開示は、一般にインターホン玄関装置、インターホンシステム、情報端末、報知方法及びプログラムに関し、より詳細には施設に関連する情報に基づく報知を行うインターホン玄関装置、インターホンシステム、情報端末、報知方法及びプログラムに関する。
従来、インターホン子機とインターホン親機との間で通話可能なインターホンシステムが知られている(特許文献1参照)。
特許文献1のインターホンシステムは、例えば集合住宅(集合施設)の共用玄関に設置されるロビーインターホンと、住戸内に設置されてロビーインターホンとの間で通話を行うインターホン親機とを備えている。
特許文献1のインターホンシステムでは、来訪者がロビーインターホンにてインターホン親機を呼び出す操作を行うと、インターホン親機から呼出音が鳴動される。対応者(居住者)がインターホン親機に対する操作により、インターホン親機とロビーインターホンとの間で通話が可能となる。
特開2012−15974号公報
ところで、近年、施設に設けられたインターホンシステムを利用して、施設内にいなくても施設内の状態を知りたいという要望がある。
本開示は上記課題に鑑みてなされ、施設内にいなくても施設内の状態を知ることができるインターホン玄関装置、インターホンシステム、情報端末、報知方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係るインターホン玄関装置は、施設に設けられ、かつIPネットワークを介して情報端末と通信可能である。前記インターホン玄関装置は、報知部を備える。前記報知部は、前記情報端末を含む1つ以上の端末のいずれかから取得した情報又は自機に対して入力された情報であって、前記情報端末を呼び出す情報とは異なる情報に基づいて、前記施設内の状態に関する報知を行う。
本開示の一態様に係るインターホンシステムは、前記インターホン玄関装置と、前記情報端末と、を備える。
本開示の一態様に係る情報端末は、施設に設けられ、かつIPネットワークを介して前記インターホン玄関装置と通信可能である。前記情報端末は、前記インターホン玄関装置と通信する通信部を備える。前記通信部は、前記インターホン玄関装置の前記報知部が前記報知を行うための情報を、前記インターホン玄関装置に送信するように構成されている。
本開示の一態様に係る報知方法は、施設に設けられ、かつIPネットワークを介して情報端末と通信可能であるインターホン玄関装置で用いられる。前記報知方法は、報知ステップを含む。前記報知ステップは、前記情報端末を含む1つ以上の端末のいずれかから取得した情報又は前記インターホン玄関装置に対して入力された情報であって、前記情報端末を呼び出す情報とは異なる情報に基づいて、前記施設内の状態に関する報知を行う。
本開示の一態様に係るプログラムは、前記報知方法をコンピュータに、実行させるためのプログラムである。
本開示によると、施設内にいなくても施設内の状態を知ることができる。
図1は、本開示の一実施形態に係るインターホン玄関装置の構成を説明するブロック図である。 図2は、同上のインターホン玄関装置を備えるインターホンシステムの構成を説明するシステム構成図である。 図3Aは、同上のインターホン玄関装置の外観のうち前面の構成を説明する外観図である。図3Bは、同上のインターホン玄関装置の外観のうち裏面の構成を説明する外観図である。 図4は、同上のインターホンシステムが備えるインターホン親機の構成を説明するブロック図である。 図5は、同上のインターホン親機の外観を説明する外観図である。 図6は、同上のインターホンシステムにおいて、セキュリティを設定する場合の動作を説明する図である。 図7は、同上のインターホンシステムにおいて、監視状態時での動作を説明する図である。
以下に説明する実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態及び変形例に限定されない。以下の実施形態及び変形例以外であっても、本開示に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(実施形態)
以下、本実施形態に係る開示について、図1〜図7を用いて説明する。
(1)概要
本実施形態におけるインターホンシステム1は、図2に示すように、複数(図示例では2つ)のインターホン玄関装置(以下、玄関子機という)10、複数(図示例では2つ)のインターホン親機(以下、親機という)20及びロビーインターホン30を備える。インターホンシステム1は、図2に示すように、さらに、複数(図示例では2つ)の中継器40、第1集線装置50、複数(図示例では2つ)の第2集線装置51、第3集線装置52、管理室装置60及び制御装置70を備える。本実施形態では、インターホンシステム1が集合住宅5に用いられる場合を例として説明する。
ロビーインターホン30は、例えば、集合住宅5のロビーなどの共用部E1に設置される。集合住宅5は、共用部E1の他、複数の住戸E2(施設)を有している。親機20、中継器40及び第2集線装置51は、住戸E2ごとに当該住戸E2内に設置される。玄関子機10は、例えば、住戸E2ごとに当該住戸E2の外玄関に設置される。
第1集線装置50、複数の第2集線装置51、及び第3集線装置52は、例えばスイッチングハブである。ロビーインターホン30は、第1集線装置50と接続されている。具体的には、ロビーインターホン30は図示しないスイッチングハブ(ロビー用スイッチングハブ)と有線接続され、ロビー用スイッチングハブが第1集線装置50と有線接続されている。第2集線装置51は、第1集線装置50、当該第2集線装置51が設置された住戸E2の玄関子機10及び親機20のそれぞれと有線接続されている。第3集線装置52は、第1集線装置50、管理室装置60及び制御装置70のそれぞれと有線接続されている。本実施形態では、複数の玄関子機10、複数の親機20、ロビーインターホン30、管理室装置60、及び制御装置70で通信を行うネットワークとして、IPアドレスを用いたIPネットワークが形成されている。第1集線装置50、複数の第2集線装置51、及び第3集線装置52は、IPネットワークにおける中継器として機能する。IPネットワークでは、送信される情報は、送信元の識別子(ここでは、IPアドレス)と、送信先の識別子(ここでは、IPアドレス)とを含む。
ロビーインターホン30と親機20とは、制御装置70を介して互いに通信可能に構成されている。これにより、本実施形態に係るインターホンシステム1では、ロビーインターホン30と親機20との間で通話可能となる。親機20と玄関子機10とは、制御装置70を介して互いに通信可能に構成されている。さらに、親機20及びロビーインターホン30と管理室装置60とは、制御装置70を介して互いに通信可能に構成されている。なお、本実施形態では、親機20、ロビーインターホン30及び管理室装置60は、本開示の情報端末に相当する。
玄関子機10は、非接触型の無線通信により、ICカードC1と通信可能に構成されている(図2参照)。ICカードC1は、玄関子機10と非接触型の無線通信を行うための通信回路を備える。そのため、ICカードC1は、通信端末、特に携帯型の通信端末とみなすことができる。ICカードC1は、玄関子機との通信において、ICカードC1が記憶する識別子を送信する。
ロビーインターホン30は、撮像装置を備える。ロビーインターホン30は、来訪者が呼出操作を行うと、撮像装置による来訪者の撮像を開始する。ロビーインターホン30は、撮像した画像のデータを、制御装置70を介して親機20に送信する。さらに、ロビーインターホン30は、住戸E2内の居住者を呼び出すための制御信号(呼出信号)を親機20に制御装置70を介して送信する。ロビーインターホン30は、親機20に対する操作により親機20との間で通話が可能になると、来訪者の音声を含む音のデータを制御装置70を介して親機20に送信する。ロビーインターホン30は、親機20の操作者の音のデータを制御装置70を介して受け取ると、受け取ったデータに基づく音(操作者の音声を含む)を出力する。
親機20は、ロビーインターホン30から画像のデータを受信すると、受信した画像のデータを基に、ロビーインターホン30が撮像した画像を表示する。
親機20が制御信号(呼出信号)をロビーインターホン30から受信している状態(つまり、来訪者からロビーインターホン30を介して呼出がある状態)で住戸E2内の住居者は、ロビーインターホン30との通話又はロビーの扉の解錠の操作を行う。
玄関子機10は、被写体を撮像する撮像部16(図1、図3A参照)を備える。玄関子機10は、来訪者が呼出操作を行うと、撮像部16による来訪者の撮像を開始する。玄関子機10は、撮像した画像のデータを親機20に、制御装置70を介して送信する。さらに、玄関子機10は、住戸E2内の居住者を呼び出すための制御信号(呼出信号)を、親機20に制御装置70を介して送信する。玄関子機10は、親機20に対する操作により親機20との間で通話が可能になると、音のデータを親機20に制御装置70を介して送信する。玄関子機10は、親機20の操作者の音声を含む音のデータを制御装置70を介して受け取ると、受け取ったデータに基づく音(操作者の音声を含む)を出力する。
制御装置70は、インターホンシステム1における通信の制御を行う。具体的には、玄関子機10、親機20、ロビーインターホン30及び管理室装置60の各々から送信された情報を、送信先の装置へと振り分ける機能(振分機能)を有している。例えば、制御装置70は、ロビーインターホン30が送信した信号、データ等の情報を第1集線装置50及び第3集線装置52を介して受け取る。制御装置70は、ロビーインターホン30から受け取った当該情報を送信先である装置(例えば、親機20)に、第3集線装置52、第1集線装置50及び第2集線装置51を介して送信する。制御装置70は、玄関子機10が送信した信号、データ等の情報を第2集線装置51、第1集線装置50及び第3集線装置52を介して受け取ると、当該情報を送信先である親機20に、第3集線装置52、第1集線装置50及び第2集線装置51を介して送信する。さらに、制御装置70は、親機20が送信した信号、データ等の情報を第2集線装置51、第1集線装置50及び第3集線装置52を介して受け取る。制御装置70は、親機20から受け取った当該情報を送信先である装置(例えば玄関子機10)に、第3集線装置52、第1集線装置50及び第2集線装置51を介して送信する。
さらに、制御装置70は、親機20の操作に応じて、例えば共用部E1の扉の解錠を行う。
また、本実施形態では、住戸E2の各々は、電気錠80及び複数のセンサ90を備える。電気錠80及び複数のセンサ90は、親機20と有線接続されており、親機20と通信可能に構成されている。なお、センサ90は、出力端子間の接点のオン又はオフを制御する。センサ90の接点のオン又はオフの切替に応じた接点信号が親機20に入力されてもよい。
電気錠80は、電気錠80の開閉が行われると、その結果を親機20に送信する。例えば、電気錠80の状態が開状態から閉状態となった場合には、結果として閉状態であること示す閉状態信号を送信する。また、電気錠80の状態が閉状態から開状態となった場合には、結果として開状態であること示す開状態信号を送信する。
センサ90は、人の進入の有無を検知する人検知センサ、ガス漏れを検知するガスセンサ、ドア、窓等の開閉を検知するドアセンサ、水漏れを検知する水漏れセンサ、火災を検知する火災検知器、住戸E2内の異常を知らせる警報器、盗難防止のアラーム及び室外の異常を知らせる警報器等のいずれかである。本実施形態では、複数のセンサ90は、人検知センサ91、ガスセンサ92、ドアセンサ93、水漏れセンサ94及び火災検知器95に、それぞれ対応する。
各センサ90は、監視象が検知されない場合には未検知信号を親機20に送信する。各センサ90は、監視対象が検知された場合には検知信号を親機20に送信する。
さらに、玄関子機10は、中継器40を介して、親機20及び電気錠80と通信可能に構成されている。中継器40は、玄関子機10、親機20及び電気錠80のそれぞれと有線接続されている。本実施形態では、中継器40は、玄関子機10から送信された信号、データ等の情報を、親機20及び電気錠80の少なくとも一方に送信する。
(2)構成
(2−1)インターホン玄関装置(玄関子機)
ここでは、インターホン玄関装置(玄関子機)10の構成について説明する。
玄関子機10は、図1に示すように、子機第1通信部11(第1通信部)、子機第2通信部12(第2通信部)、送信部13、記憶部14、操作部15、撮像部16、マイクロホン17、報知部18及び制御部19を備える。
玄関子機10は、例えばプロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムを有している。そして、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部19として機能する。プロセッサが実行するプログラムは、ここではコンピュータシステムのメモリに予め記録されているが、メモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて提供されてもよい。
子機第1通信部11は、制御装置70を介して、親機20及びロビーインターホン30と通信するための通信インタフェースである。子機第1通信部11は、第2集線装置51と有線接続するためのケーブルが挿入されるポート11aを有している(図3B参照)。ケーブルの一端がポート11aに、他端が第2集線装置51に、それぞれ接続されることで、玄関子機10は第2集線装置51を介した通信が可能になる。
子機第2通信部12は、通信端末としてのICカードC1と近距離無線を行うための通信インタフェースである。
送信部13は、中継器40を介して、親機20及び電気錠80と通信を行うための通信インタフェースである。送信部13は、中継器40と有線接続するためケーブルが挿入されるポート13aを有している(図3B参照)。ケーブルの一端がポート13aに、他端が中継器40に、それぞれ接続されることで、玄関子機10は中継器40を介した通信が可能になる。
記憶部14は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、又はEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等から選択されるデバイスで構成される。
記憶部14は、自機に割り当てられた識別子(ここでは、IPアドレス)を記憶している。さらに、通信相手としての装置の識別子、例えば、親機20、ロビーインターホン30、管理室装置60、及び制御装置70のそれぞれの識別子(ここでは、IPアドレス)を記憶している。記憶部14は、自機と通信が許可されたICカードC1の識別子を記憶している。
記憶部14は、後述するLED(Light Emitting Diode)の点灯に係る設定内容を記憶している。さらに、記憶部14は、後述するスピーカ111が出力する各種音に係るデータを記憶している。
操作部15は、呼出操作を行うためのボタンである(図3A参照)。訪問者は、操作部15に対して押操作を行う。玄関子機10は、押操作が行われると、撮像部16による撮像を開始し、さらに制御信号(呼出信号)を親機20に制御装置70を介して送信する。
撮像部16は、CCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサ、又はCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の二次元イメージセンサ等の撮像素子を有し、被写体(来訪者等)を撮影するためのカメラである。本実施形態では、撮像部16は動画を撮影するカメラであるが、静止画を撮影するカメラであってもよい。さらに、本実施形態では、撮像部16はカラー画像を撮影するカメラであるが、モノクローム画像を撮影するカメラであってもよい。
マイクロホン17(図3A参照)は、操作部15を操作した人(例えば、来訪者)の音声を取得し、取得した音声のデータを親機20に制御装置を介して送信する。
報知部18は、親機20を含む1つ以上の端末のいずれかから取得した情報であって、親機20を呼び出す情報とは異なる情報に基づいて、住戸E2内の状況に関する報知を行う機能を有している。具体的には、報知部18は、親機20から取得した情報が住戸E2に対する監視における監視結果を表す警報情報である場合には、当該警報情報に基づいた報知を行う。
また、報知部18は、子機第2通信部12がICカードC1から取得した情報に基づいた報知を行う。例えば、報知部18は、親機20から取得した情報が住戸E2に対するセキュリティ機能の設定に関するセキュリティ情報である場合には、当該セキュリティ情報に基づいた報知を行う。
報知部18は、図1、図3Aに示すように、スピーカ111と、表示部112とを有している。
スピーカ111は、警報情報が表す内容に応じた音を出力する。スピーカ111は、セキュリティ情報が表す内容に応じた音を出力する。例えば、セキュリティ情報が住戸E2の各センサ90の監視開始の設定、及び電気錠80の施錠の設定が正常に完了したことを表す場合には、スピーカ111は、セキュリティの設定が正常に完了したことを表す設定完了音を出力する。セキュリティ情報が住戸E2の各センサ90の監視開始の設定、又は電気錠80の施錠の設定に失敗したことを表す場合には、スピーカ111は、セキュリティの設定が失敗したことを表す設定未完了音を出力する。さらに、セキュリティ情報が住戸E2の各センサ90の監視終了の設定、及び電気錠80の解錠が正常に完了したことを表す場合には、スピーカ111は、セキュリティの解除が正常に完了したことを表す設定解除音を出力する。セキュリティ情報が住戸E2の各センサ90の監視終了の設定、又は電気錠80の解錠が失敗したことを表す場合には、スピーカ111は、セキュリティの解除が失敗したことを表す解除失敗音を出力する。
表示部112は、発光部、例えば白色等のLEDを有している。表示部112は、警報情報が表す内容に応じた点灯パターンでLEDを点灯させる。例えば、警報情報が人の進入を人検知センサ91が検知したことを表す場合には、表示部112は、デューティ比を0.5として3Hzの周期でLEDが点滅を繰り返すようにLEDの点灯を制御する。
表示部112は、セキュリティ情報が表す内容に応じた点灯パターンでLEDを点灯させる。例えば、セキュリティ情報が住戸E2の各センサ90の監視開始の設定、及び電気錠80の施錠の設定が正常に完了したことを表す場合には、表示部112は、セキュリティの設定が正常に完了したことを示すように、LEDの点灯を制御する。例えば、表示部112は、デューティ比を0.5として3Hzの周期でLEDが点滅を繰り返すように、LEDの点灯を制御する。
さらに、スピーカ111は、玄関子機10が親機20と通話可能な状態である場合には、親機20から送信された音声データに基づいた音声を出力する。
制御部19は、図1に示すように、呼出処理部101、第1取得部102、第2取得部103及び報知制御部104を含む。
呼出処理部101は、呼出操作が行われた際の処理を行う。具体的には、呼出処理部101は、操作部15に対して押操作が行われると、撮像部16による撮像の開始を行う。呼出処理部101は、制御信号(呼出信号)及び撮像部16が撮像した画像のデータを、子機第1通信部11及び制御装置70を介して親機20に送信する。
玄関子機10と親機20との間で通話可能な状態となっている場合には、呼出処理部101は、マイクロホン17で取得した音声データ、及び撮像部16が撮像した画像のデータを、子機第1通信部11及び制御装置70を介して親機20に送信する。さらに、呼出処理部101は、親機20から送信された音声データを子機第1通信部11及び制御装置70を介して取得すると、取得した音声データをスピーカ111に出力する。このとき、スピーカ111は、取得した音声データに基づいた音声を出力する。
第1取得部102は、親機20から送信された情報を取得する。具体的には、第1取得部102は、親機20から送信された情報(例えば、警報情報、セキュリティ情報)を、制御装置70及び子機第1通信部11を介して取得する。
第2取得部103は、ICカードC1から送信された情報を取得する。具体的には、第2取得部103は、ICカードC1から送信されたICカードC1の識別子を、子機第2通信部12を介して取得する。
第2取得部103は、通信により取得したICカードC1の識別子と、記憶部14が記憶しているICカードC1の識別子とを用いた認証を行う。認証が成功すると、第2取得部103は、セキュリティの設定に係る処理を行うための設定指示を、電気錠80及び親機20に送信部13及び中継器40を介して送信する。
報知制御部104は、第1取得部102が取得した情報を基に、報知部18の制御を行う。例えば、第1取得部102が取得した警報情報が人の進入を検知したことを表す場合、又は住戸E2内の異常を検知した場合、報知制御部104は、スピーカ111が警報情報が表す内容に応じた警報音を出力するようにスピーカ111を制御する。さらに、報知制御部104は、第1取得部102が取得した警報情報が人の進入を検知したことを表す場合、又は住戸E2内の異常を検知した場合、記憶部14が記憶しているLEDの点灯に係る設定内容に基づいて、表示部112を制御する。例えば、報知制御部104は、デューティ比を0.5として3Hzの周期でLEDが点滅を繰り返すように表示部112を制御する。
また、第1取得部102がセキュリティ情報を取得した場合、報知制御部104は、スピーカ111がセキュリティ情報が表す内容に応じた音を出力するようにスピーカ111を制御する。さらに、第1取得部102がセキュリティ情報を取得した場合、報知制御部104は、セキュリティ情報が表す内容に応じた点灯パターンでLEDが点灯するように表示部112を制御する。
例えば、報知制御部104は、セキュリティ情報が住戸E2の各センサ90の監視開始の設定、及び電気錠80の施錠の設定が正常に完了したことを表す場合には、記憶部14が記憶している設定完了音のデータを取得する。報知制御部104は、取得した設定完了音のデータをスピーカ111に出力する。さらに、報知制御部104は、記憶部14が記憶しているLEDの点灯に係る設定内容に基づいて、デューティ比を0.5として3Hzの周期でLEDが点滅を繰り返すように表示部112を制御する。
報知制御部104は、セキュリティ情報が住戸E2の各センサ90の監視開始の設定、又は電気錠80の施錠の設定に失敗したことを表す場合には、記憶部14が記憶している設定未完了音のデータを取得する。報知制御部104は、取得した設定未完了音のデータをスピーカ111に出力する。
報知制御部104は、セキュリティ情報が住戸E2の各センサ90の監視終了の設定、及び電気錠80の解錠が正常に完了したことを表す場合には、記憶部14が記憶している設定解除音のデータを取得し、取得した設定解除音のデータをスピーカ111に出力する。
報知制御部104は、セキュリティ情報が住戸E2の各センサ90の監視終了の設定、又は電気錠80の解錠に失敗したことを表す場合には、記憶部14が記憶している解除失敗音のデータを取得し、取得した解除失敗音のデータをスピーカ111に出力する。
(2−2)インターホン親機(親機)
ここでは、インターホン親機(親機)20の構成について説明する。
親機20は、図4に示すように、親機第1通信部21、親機第2通信部22、記憶部23、操作部24、通話部25、表示部26及び制御部27を備える。
親機20は、例えばプロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムを有している。そして、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部27として機能する。プロセッサが実行するプログラムは、ここではコンピュータシステムのメモリに予め記録されているが、メモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて提供されてもよい。
親機第1通信部21は、制御装置70を介して、玄関子機10、ロビーインターホン30、管理室装置60と通信するための通信インタフェースである。親機第1通信部21は、第2集線装置51と有線接続するためのケーブルが挿入されるポートを有している。当該ケーブルの一端が当該ポートに、他端が第2集線装置51に、それぞれ接続されることで、親機20は第2集線装置51を介した通信が可能になる。
親機第2通信部22は、各センサ90との通信、中継器40を介した玄関子機10との通信、及び住戸E2内の他の端末との通信を行うための通信インタフェースである。親機第2通信部22は、複数のポートを有している。複数のポートは、各センサ90、中継器40及び他の端末に、それぞれ対応付けられている。複数のポートと、各センサ90、中継器40及び他の端末とは、ケーブルにより有線接続されることで、通信が可能になる。ここで、他の端末は、例えば、異常発生時に押操作される端末(警報ボタン付端末)、玄関子機10とは異なる玄関端末(ドアベル)等である。
記憶部23は、ROM、RAM、又はEEPROM等から選択されるデバイスで構成される。記憶部23は、自機に割り当てられた識別子(ここでは、IPアドレス)を記憶している。さらに、通信相手としての装置の識別子、例えば、玄関子機10、ロビーインターホン30、管理室装置60、及び制御装置70のそれぞれの識別子(ここでは、IPアドレス)を記憶している。
操作部24は、住戸E2内の在宅者の操作を受け付ける。操作部24は、呼出ボタン211、警報ボタン212、通話ボタン213、モニタボタン214及び再生ボタン215を含んでいる(図5参照)。
呼出ボタン211は、集合住宅5内の端末、例えば管理室装置60を呼び出す際に操作される。例えば、在宅者が呼出ボタン211に対して押操作を行うと、親機20は、管理室装置60を呼び出すための制御信号を、制御装置70を介して管理室装置60に送信する。
警報ボタン212は、住戸E2内で異常が発生している場合に操作される。住戸E2内で異常が発生している場合に、在宅者が警報ボタン212に対して押操作を行うと、親機20は、住戸E2内で異常が発生していることを表す警報情報を、親機第1通信部21及び制御装置70を介して玄関子機10に送信する。親機20は、さらに、管理室装置60を呼び出すための制御信号を、制御装置70を介して管理室装置60に送信する。
通話ボタン213は、玄関子機10及びロビーインターホン30との間の通話を開始する際に操作される。在宅者を呼び出すための制御信号(呼出信号)を玄関子機10又はロビーインターホン30から受信している状態で、通話ボタン213に対して押操作が行われると、親機20と玄関子機10又はロビーインターホン30との間で通話可能な状態となる。
モニタボタン214は、玄関子機10の撮像部16又はロビーインターホンの撮像部で撮像された画像を表示する際に操作される。親機20は、呼出信号を受信している場合及び通話可能な状態である場合において、モニタボタン214に対して押操作が行われると、呼出元の端末の撮像部(例えば、玄関子機10の撮像部16)が撮像した画像を、表示部26に表示する。
再生ボタン215は、住戸E2の住居者の留守中に録音された来訪者の音声及び録画された画像を再生する際に操作される。親機20は、再生ボタン215に対して押操作が行われると、住戸E2の住居者の留守中に録音された来訪者の音声及び録画された画像を再生する。具体的には、親機20は、録音された音声を後述する通話部25のスピーカから出力し、録画された画像を表示部26に表示する。
通話部25は、スピーカ及びマイクロホンを含み、玄関子機10、ロビーインターホン30及び管理室装置60との間で通話可能に構成されている。
通話部25のスピーカは、各センサ90の検知結果に基づいて警報音を出力する。さらに、親機20がドアベルと接続されている場合において、通話部25のスピーカは、ドアベルからの呼出があると、呼出音を出力する。
表示部26は、ロビーインターホン30及び玄関子機10から送信される画像を表示する。表示部26は、各センサ90の検知結果に応じた警報を表示する。さらに、親機20がドアベルと接続されている場合において、表示部26は、ドアベルからの呼出があると、呼出があることを表す情報(メッセージ)を表示する。
制御部27は、図4に示すように、呼出処理部201、設定処理部202及び報知処理部203を有している。本実施形態では、制御部27は、セキュリティモードとして設定モード及び解除モードのいずれかを記憶している。設定モードは、各センサ90が監視状態である場合のモードである。解除モードは、各センサ90が非監視状態である場合のモードである。
呼出処理部201は、呼出操作が行われた際の処理を行う。具体的には、呼出処理部201は、通話ボタン213に対して押操作が行われると、呼出元の端末(例えば玄関子機10)と通話を開始する。呼出処理部201は、通話部25のマイクロホンで取得した音声データを、親機第1通信部21及び制御装置70を介して玄関子機10に送信する。さらに、呼出処理部101は、玄関子機10から送信された音声データを親機第1通信部21及び制御装置70を介して取得すると、取得した音声データを通話部25のスピーカに出力する。このとき、通話部25のスピーカは、取得した音声データに基づいた音声を出力する。
設定処理部202は、住戸E2に対するセキュリティの設定に関する処理を行う。設定処理部202は、玄関子機10が送信した設定指示を、中継器40及び親機第2通信部22を介して受け取る。
設定処理部202は、セキュリティモードが解除モードである場合には、各センサ90に対して監視を開始する指示として開始指示を、親機第2通信部22を介して送信する。
設定処理部202は、各センサ90から監視開始を示す応答情報を受け取り、かつ電気錠80から施錠状態となった旨の情報を受け取った場合には、セキュリティモードを設定モードに変更する。さらに、設定処理部202は、住戸E2に対するセキュリティに対して設定成功情報を報知処理部203に通知する。ここで、設定成功情報は、監視状態の設定が正常に完了したことを表す。
設定処理部202は、センサ90のうち少なくとも1つのセンサ90から監視開始が不可であることを示す応答情報、又は電気錠80から施錠に失敗した旨の情報を受け取った場合には、住戸E2に対するセキュリティに対して設定失敗情報を報知処理部203に通知する。ここで、設定失敗情報は、監視状態の設定に失敗したことを表す。
設定処理部202は、セキュリティモードが設定モードである場合には、各センサ90に対して監視を終了する指示として終了指示を、親機第2通信部22を介して送信する。
設定処理部202は、各センサ90から監視終了を示す応答情報を受け取り、かつ電気錠80から解錠状態となった旨の情報を受け取った場合には、セキュリティモードを解除モードに変更する。さらに、設定処理部202は、住戸E2に対するセキュリティに対して解除成功情報を報知処理部203に通知する。ここで、解除成功情報は、監視の解除の設定が正常に完了したことを表す。
設定処理部202は、センサ90のうち少なくとも1つのセンサ90から監視終了が不可であることを示す応答情報、又は電気錠80から解錠に失敗した旨の情報を受け取った場合には、住戸E2に対するセキュリティに対して解除失敗情報を報知処理部203に通知する。ここで、解除失敗情報は、監視の解除に失敗したことを表す。
報知処理部203は、設定処理部202から受け取った情報に応じたセキュリティ情報を、親機第1通信部21及び制御装置70を介して玄関子機10に送信する。例えば、報知処理部203は、設定成功情報を設定処理部202から受け取った場合には、住戸E2の各センサ90の監視開始の設定、及び電気錠80の施錠の設定が正常に完了したことを表すセキュリティ情報を、玄関子機10に送信する。報知処理部203は、設定失敗情報を設定処理部202から受け取った場合には、住戸E2の各センサ90の監視開始の設定、又は電気錠80の施錠の設定に失敗したことを表すセキュリティ情報を、玄関子機10に送信する。報知処理部203は、解除成功情報を設定処理部202から受け取った場合には、住戸E2の各センサ90の監視終了の設定、及び電気錠80の解錠が正常に完了したことを表すセキュリティ情報を、玄関子機10に送信する。
報知処理部203は、設定モード時において、センサ90から受け取った所定値の信号に応じた処理を行う。具体的には、報知処理部203は、所定値の信号を受け取った親機第2通信部22のポートを判別し、判別したポートに応じた処理を行う。例えば、所定値の信号を受け取った親機第2通信部22のポートが人検知センサ91である場合には、人の進入を検知したことを表す警報情報を、親機第1通信部21及び制御装置70を介して玄関子機10に送信する。さらに、報知処理部203は、通話部25のスピーカに警報音を出力させ、かつ人の進入を検知した旨のメッセージを表示部26に表示させる。また、所定値の信号を受け取った親機第2通信部22のポートがガスセンサ92である場合には、ガス漏れを検知したことを表す警報情報を、親機第1通信部21及び制御装置70を介して玄関子機10に送信する。さらに、報知処理部203は、通話部25のスピーカに警報音を出力させ、かつガス漏れを検知した旨のメッセージを表示部26に表示させる。
報知処理部203は、警報ボタン付端末と接続された親機第2通信部22のポートを介して所定値の信号を受け取ると、住戸E2内において異常が発生している旨の警報情報を、親機第1通信部21及び制御装置70を介して管理室装置60に送信する。この場合、管理室装置60は、警報音を出力するとともに、住戸E2内において異常が発生している旨のメッセージを表示する。
報知処理部203は、ドアベルと接続された親機第2通信部22のポートを介して所定値の信号を受け取ると、ドアベルから呼出がある旨の通知音を、通話部25のスピーカに出力させるとともに、ドアベルから呼出がある旨のメッセージを表示部26に表示させる。
報知処理部203は、警報ボタン212に対して押操作が行われると、住戸E2内において異常が発生している旨の警報情報を、親機第1通信部21及び制御装置70を介して玄関子機10に送信する。さらに、報知処理部203は、管理室装置60を呼び出すための制御信号を、親機第1通信部21及び制御装置70を介して管理室装置60に送信する。
なお、親機20が、接点信号を受け付ける構成である場合には、親機第2通信部22が有するセンサ90と接続されるポートは、センサ90の出力端子間の接点のオン又はオフに応じた接点信号が入力される。
この場合、設定処理部202は、セキュリティモードが解除モードであるときは入力される接点信号を無効とし、設定モードである場合には接点信号を有効とする。設定処理部202は、設定指示を玄関子機10から受け取ると、セキュリティモードを解除モードから設定モードに切り替える。設定処理部202は、セキュリティモードを解除モードから設定モードに切り替えた直後に入力された接点信号が監視対象の存在を検知したことに相当する場合には、設定失敗情報を玄関子機10に通知する。設定処理部202は、セキュリティモードを解除モードから設定モードに切り替えた直後に入力された接点信号が監視対象の存在を検知していないことに相当する場合には、設定成功情報を玄関子機10に通知する。さらに、設定処理部202は、設定指示を受け取ったときのセキュリティモードが設定モードであるときは、入力される設定信号を無効とする。設定処理部202は、電気錠80から解錠状態となった旨の情報を受け取った場合には、セキュリティモードを解除モードに変更するとともに、解除成功情報を玄関子機10に通知する。設定処理部202は、電気錠80から解錠に失敗した旨の情報を受け取った場合には、解除失敗情報を玄関子機10に通知する。報知処理部203は、設定モード時に、接点信号が監視対象の存在を検知したことに相当する場合には、監視対象の存在を検知したこと(例えば、人の進入を検知したこと)を表す警報情報を玄関子機10に送信する。
(2−3)管理室装置
管理室装置60は、例えばプロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムを有している。そして、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが管理室装置60の機能を実現する。プロセッサが実行するプログラムは、ここではコンピュータシステムのメモリに予め記録されているが、メモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて提供されてもよい。
管理室装置60は、親機20から警報情報を、制御装置70を介して受け取ると、警報音を出力し、かつ住戸E2内において異常が発生している旨のメッセージを表示する。
管理室装置60は、管理室装置60を呼び出すための制御信号を、制御装置70を介して受け取ると、呼出音を出力し、かつ呼出元に係る情報(例えば住戸E2の部屋番号)を表示する。
(2−4)電気錠
電気錠80は、例えば、玄関扉の施錠及び解錠を行う。
電気錠80は、玄関扉が解錠状態である場合に、中継器40を介して玄関子機10から設定指示を受け取ると、玄関扉の施錠を行う。電気錠80は、施錠結果を中継器40を介して親機20に送信する。ここで、送信される施錠結果は、施錠状態となった旨の情報及び施錠に失敗した旨の情報のいずれかである。
電気錠80は、玄関扉が施錠状態である場合に、中継器40を介して玄関子機10から設定指示を受け取ると、玄関扉の解錠を行う。電気錠80は、解錠結果を中継器40を介して親機20に送信する。ここで、送信される解錠結果は、解錠状態となった旨の情報及び解錠に失敗した旨の情報のいずれかである。
(2−5)センサ
センサ90は、監視対象についての検知を行う。例えば、センサ90が人検知センサ91である場合には、監視対象を人とし、人の進入検知を行う。センサ90がガスセンサ92である場合には、監視対象をガスとし、ガス漏れの検知を行う。
センサ90は、監視を開始する指示である開始指示を、親機20から受け取ると、監視開始の設定を行い、非監視状態から監視状態に状態を変更する。センサ90は、監視開始の設定に係る処理が完了すると、監視開始を示す応答情報を親機20に送信する。センサ90は、監視開始の設定に係る処理が完了しない場合には、監視開始が不可であることを示す応答情報を親機20に送信する。
センサ90は、監視を終了する指示である終了指示を、親機20から受け取ると、監視終了の設定を行い、監視状態から非監視状態に状態を変更する。センサ90は、監視終了の設定に係る処理が完了すると、監視終了を示す応答情報を親機20に送信する。センサ90は、監視終了の設定に係る処理が完了しない場合には、監視終了が不可であることを示す応答情報を親機20に送信する。
センサ90は、監視状態において、監視対象の存在を検知すると、所定値の信号を親機20に送信する。センサ90は、監視状態において、監視対象の存在を検知しない場合には、所定値の信号とは異なる信号、例えば所定値よりの小さい値の信号を親機20に送信する。
なお、センサ90は、出力端子間の接点のオン又はオフを切り替えることで、親機20に接点信号が入力される構成であってもよい。
(3)動作
ここでは、インターホンシステム1の動作、特にセキュリティ設定の動作及び監視状態時の動作について、説明する。
(3−1)セキュリティ設定の動作
まず、セキュリティ設定の動作について、図6を用いて説明する。ここでは、センサ90が監視状態となる場合の動作について説明する。
玄関子機10の第2取得部103は、近距離無線により、ICカードC1から送信された情報を子機第2通信部12を介して取得する(ステップS1)。
第2取得部103は、近距離無線通信により取得したICカードC1の識別子と、記憶部14が記憶しているICカードC1の識別子とを用いた認証を行う(ステップS2)。具体的には、第2取得部103は、近距離無線通信により取得したICカードC1の識別子と、記憶部14が記憶しているICカードC1の識別子とが一致するか否かを判断する。一致する場合には、第2取得部103は、認証が成功したと判断する。一致しない場合には、第2取得部103は、認証が失敗したと判断する。
認証が成功すると、第2取得部103は、セキュリティの設定に係る処理を行うための設定指示を、電気錠80及び親機20に送信する(ステップS3〜S5)。
電気錠80は、設定指示を玄関子機10から中継器40を介して受け取ると、玄関扉の施錠を行う(ステップS6)。電気錠80は、施錠結果を親機20に送信する(ステップS7)。
親機20は、設定指示を玄関子機10から中継器40を介して受け取ると、監視を開始する指示である開始指示を各センサ90に親機第2通信部22を介して送信する(ステップS8,S9)。
各センサ90は、開始指示を、親機20から受け取ると、監視開始の設定に係る処理を行う(ステップS10)。非監視状態から監視状態に状態を変更する。センサ90は、監視開始の設定に係る処理の結果を表す応答情報を親機20に送信する(ステップS11)。例えば、各センサ90は、監視開始の設定が完了した場合には、非監視状態から監視状態に状態を変更し、監視開始を示す応答情報を親機20に送信する。
親機20の報知処理部203は、電気錠80からの施錠結果及び各センサ90からの応答情報に応じたセキュリティ情報を、玄関子機10に親機第1通信部21及び制御装置70を介して送信する(ステップS12,S13)。例えば、設定処理部202は、各センサ90から監視開始を示す応答情報を受け取り、かつ電気錠80から施錠状態となった旨の情報を受け取った場合には、設定成功情報を報知処理部203に通知する。報知処理部203は、設定成功情報を設定処理部202から受け取ると、住戸E2の各センサ90の監視開始の設定、及び電気錠80の施錠の設定が正常に完了したことを表すセキュリティ情報を、玄関子機10に送信する。
玄関子機10の報知制御部104は、親機20から取得したセキュリティ情報に応じた報知処理を行う(ステップS14)。例えば、報知制御部104は、セキュリティ情報が住戸E2の各センサ90の監視開始の設定、及び電気錠80の施錠の設定が正常に完了したことを表す場合には、記憶部14が記憶している設定完了音のデータを取得する。報知制御部104は、取得した設定完了音のデータをスピーカ111に出力する。さらに、報知制御部104は、記憶部14が記憶しているLEDの点灯に係る設定内容に基づいて、デューティ比を0.5として3Hzの周期でLEDが点滅を繰り返すように表示部112を制御する。
なお、ステップS6及びS7の動作は、必須ではない。ステップS6及びS7の動作は、省略してもよい。
また、上記動作では、親機20が各センサ90に開始指示を送信する構成としたが、この構成に限定されない。親機20が、接点信号を受け付ける構成である場合には、親機20が設定指示を受け付けるまでは、親機20に入力される接点信号を無視し、親機20が設定指示を受け付けると、親機20に入力される接点信号を有効とする。この場合、図6に示すステップS8〜S11は行われない。親機20の設定処理部202は、ステップS8〜S10を行う代わりに、親機20に入力される接点信号を有効とする処理を行う。設定処理部202は、当該処理を行った直後に入力された接点信号が監視対象の存在を検知したことに相当する場合には、ステップS12及びS13において、設定失敗情報を玄関子機10に通知する。設定処理部202は、当該処理を行った直後に入力された接点信号が監視対象の存在を検知していないことに相当する場合には、ステップS12及びS13において、設定成功情報を玄関子機10に通知する。
(3−2)監視状態時の動作
次に、監視状態時の動作について、図7を用いて説明する。ここでは、センサ90としての人検知センサ91が人の進入を検知した場合の動作について説明する。
センサ90としての人検知センサ91は、人の進入を検知すると、人の進入を検知したことを表す検知結果を親機20に送信する(ステップS101、S102)。具体的には、人検知センサ91は、人の進入を検知すると、所定値の信号を検知結果として親機20に送信する。
親機20の報知処理部203は、親機第2通信部22の複数のポートのうち人検知センサ91と接続されたポートから所定値の信号を受け取ると、第1報知処理を行う(ステップS103)。具体的には、報知処理部203は、通話部25のスピーカに警報音を出力させ、かつ人の進入を検知した旨のメッセージを表示部26に表示させる。
報知処理部203は、人の進入を検知したことを表す警報情報を、親機第1通信部21及び制御装置70を介して玄関子機10に送信する(ステップS104、S105)。
玄関子機10の報知制御部104は、警報情報を親機20から制御装置70及び子機第1通信部11を介して受け取ると、第2報知処理を行う(ステップS106)。例えば、報知制御部104は、人の進入を検知したことを表す警報情報を第1取得部102が取得すると、スピーカ111が警報情報に応じた警報音を出力するようにスピーカ111を制御する。さらに、報知制御部104は、記憶部14が記憶しているLEDの点灯に係る設定内容に基づいて、デューティ比を0.5として3Hzの周期でLEDが点滅を繰り返すように表示部112を制御する。
なお、親機20が、接点信号を受け付ける構成である場合には、人検知センサ91は、接点のオン又はオフに応じた接点信号を検知結果として出力する。接点信号が監視対象の存在を検知したことに相当する場合には、親機20はステップS103〜S105を実行し、玄関子機10はステップS106を実行する。
(4)利点
本実施形態では、各センサ90の検知結果、又は電気錠80の状態を基に、インターホン玄関装置10が報知を行う。そのため、住戸E2の住居者、又は近隣の人は、住戸E2内にいなくても住戸E2内の状態、例えばガス漏れが発生していること等を知ることができる。
また、本実施形態では、インターホン玄関装置10は、ICカードC1に対する認証が成功すると、各センサ90及び電気錠80に対してセキュリティの設定の指示を行う。その後、インターホン玄関装置10は、設定の結果を報知する。これにより、住戸E2の住居者は、住戸E2内の状態として、セキュリティの設定が正常に行われたか否かを知ることができる。
(5)変形例
上記実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上記実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に、変形例について列記する。なお、以下に説明する変形例は、上記実施形態と適宜組み合わせて適用可能である。
(5−1)変形例1
上記実施形態において、制御装置70は、インターホンシステム1における必須の構成要素ではない。
インターホンシステム1が制御装置70を備えない場合には、上述した振分機能を、ロビーインターホン30が有してもよいし、管理室装置60が有してもよい。また、他の装置が振分機能を有する構成であってもよい。
または、情報を送信する各装置は、第1集線装置50、第2集線装置51及び第3集線装置52のうち少なくとも1つの集線装置を介して、直接送信先の装置へと送信してもよい。
(5−2)変形例2
上記実施形態において、玄関子機10は、セキュリティの設定に係る処理を行うための設定指示を、電気錠80及び親機20に送信部13及び中継器40を介して送信する構成としたが、この構成に限定されない。
玄関子機10は、親機20に設定指示を送信する際には、子機第1通信部11を介して送信してもよい。
(5−3)変形例3
上記実施形態では、玄関子機10は、ICカードC1と近距離無線通信を行うことを契機として、セキュリティの設定に係る処理を行うための設定指示を電気錠80及び親機20に送信する構成としたが、この構成に限定されない。
玄関子機10は、ICカードC1の代わりにスマートフォン、携帯電話機等の端末と近距離無線通信を行うことを契機として、セキュリティの設定に係る処理を行うための設定指示を電気錠80及び親機20に送信してもよい。要は、玄関子機10は、ICカードC1、スマートフォン及び携帯電話機等の携帯型の端末と近距離無線通信を行うことを契機として、セキュリティの設定に係る処理を行うための設定指示を電気錠80及び親機20に送信してもよい。
または、別の変形例として、玄関子機10は、操作部15に対して所定の操作が行われたことを契機として、セキュリティの設定に係る処理を行うための設定指示を電気錠80及び親機20に送信してもよい。例えば、玄関子機10は、操作部15に対して長押し操作がされた場合に、セキュリティの設定に係る処理を行うための設定指示を電気錠80及び親機20に送信してもよい。
(5−4)変形例4
上記実施形態では、玄関子機10がセキュリティの設定に係る処理を行うための設定指示を送信する構成としたが、この構成に限定されない。
親機20に対して所定の操作が行われると、親機20が各センサ90にセキュリティの設定に係る処理を行うための設定指示を送信してもよい。この場合、親機20は、セキュリティ情報を玄関子機10に送信してもよい。
親機20が設定指示を送信する場合、親機20に対して所定の操作が行われるため住戸E2内には人が存在している。そのため、親機20がセキュリティモードを解除モードから即座に設定モードに変更した場合には、例えば人検知センサ91が人を検知し警報音が出力される。
そこで、親機20が設定指示を送信する場合には、各センサ90が監視状態となってから、即座にセキュリティモードを解除モードから設定モードに変更するのではなく、セキュリティモードを解除モードから設定モードに変更するまでに所定の期間(例えば、1分間)を設ける。これにより、例えば、住戸E2内の人が住戸E2外に出るまでは、警報音は出力されない。
所定の期間中に玄関子機10とICカードC1との間で近距離無線通信が行われると、所定の期間の経過を待つことなく、親機20は、セキュリティモードを解除モードから即座に設定モードに変更する。
(5−5)変形例5
上記実施形態では、親機20は、警報ボタン付端末から所定値の信号を受け取ると、警報情報を管理室装置60に送信する構成としたが、この構成に限定されない。
親機20は、警報ボタン付端末から所定値の信号を受け取ると、警報情報を管理室装置60に送信することに加えて、玄関子機10に表示部112のLEDの点滅を行うように点滅指示を玄関子機10に送信してもよい。
(5−6)その他の変形例
上記実施形態において、玄関子機10のスピーカ111が出力する警報音の設定及び表示部112のLEDを点滅させる設定は、親機20で設定する構成であってもよい。
上記実施形態では、玄関子機10は、親機20との通信により報知に係る処理を行う構成としたが、この構成に限定されない。玄関子機10は、ロビーインターホン30、管理室装置60、及びその他の端末との通信により報知に係る処理を行ってもよい。
上記実施形態において、親機20は、各センサ90、電気錠80及び他の端末(例えば、警報ボタン付端末、ドアベル)と有線による通信を行う構成としたが、これに限定されない。親機20は、各センサ90、電気錠80及び他の端末(例えば、警報ボタン付端末、ドアベル)と無線による通信を行ってもよい。
上記実施形態では、インターホンシステム1は集合住宅に適用する構成としたが、これに限定されない。インターホンシステム1は、戸建住宅であってもよいし、店舗、事務所等であってもよい。例えば、インターホンシステム1を戸建住宅に適用する場合には、ロビーインターホン30は必須の構成要素ではない。
上述したインターホン玄関装置(玄関子機)10と同様の機能は、報知方法、コンピュータプログラム、又はプログラムを記録した非一時的な記録媒体等で具現化されてもよい。一態様に係るインターホン玄関装置10の報知方法は、施設(住戸E2)に設けられ、かつIPネットワークを介して情報端末(例えば、親機20)と通信可能であるインターホン玄関装置10で用いられる。報知方法は、報知ステップを含む。報知ステップは、情報端末を含む1つ以上の端末のいずれかから取得した情報又は自機に対して入力された情報であって、情報端末を呼び出す情報とは異なる情報に基づいて、施設内の状態に関する報知を行う。一態様に係るプログラムは、報知方法をコンピュータに、実行させるためのプログラムである。
本開示におけるインターホン玄関装置10は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示におけるインターホン玄関装置10としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1ないし複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積の度合いによって呼び方が異なっており、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれる集積回路を含む。さらに、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係の再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。ここでいうコンピュータシステムは、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを含む。したがって、マイクロコントローラについても、半導体集積回路又は大規模集積回路を含む1ないし複数の電子回路で構成される。
また、インターホン玄関装置10における複数の機能が、1つの筐体内に集約されていることはインターホン玄関装置10に必須の構成ではなく、インターホン玄関装置10の構成要素は、複数の筐体に分散して設けられていてもよい。さらに、インターホン玄関装置10の少なくとも一部の機能がクラウド(クラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様のインターホン玄関装置(10)は、施設(例えば、住戸E2)に設けられ、かつIPネットワークを介して情報端末(例えば、インターホン親機20)と通信可能である。インターホン玄関装置(10)は、報知部(18)を備える。報知部(18)は、情報端末を含む1つ以上の端末のいずれかから取得した情報又は自機に対して入力された情報であって、情報端末を呼び出す情報とは異なる情報に基づいて、施設内の状態に関する報知を行う。
この構成によると、施設内にいなくても施設内の状態を知ることができる。
第2の態様のインターホン玄関装置(10)では、第1の態様において、IPネットワークの中継器としての集線装置(第1集線装置50、第2集線装置51、第3集線装置52)を介して情報端末と接続される。
この構成によると、インターホン玄関装置(10)は、情報端末と集線装置を介して通信が可能となる。
第3の態様のインターホン玄関装置(10)では、第2の態様において、自機及び1つ以上の端末の各々に対して、互いに異なる識別子が割り当てられている。集線装置は、識別子を基にIPネットワークでの通信が可能となるように構成されている。1つ以上の端末のいずれかから取得した情報には、インターホン玄関装置(10)の識別子が含まれている。
この構成によると、インターホン玄関装置(10)と情報端末とは、互いの識別子を利用して通信が可能となる。
第4の態様のインターホン玄関装置(10)では、第1〜第3のいずれかの態様において、情報端末から取得した情報が施設に対する監視における監視結果を表す警報情報である場合には、報知部(18)は、警報情報に基づいて、報知を行う。
この構成によると、施設の監視結果を基に、施設内の状態を知ることができる。
第5の態様のインターホン玄関装置(10)では、第1〜第4のいずれかの態様において、情報端末から取得した情報が施設に対するセキュリティ機能の設定に関するセキュリティ情報である場合には、報知部(18)は、セキュリティ情報に基づいて、報知を行う。
この構成によると、施設内のセキュリティの状態を知ることができる。
第6の態様のインターホン玄関装置(10)は、第1〜第5のいずれかの態様において、情報端末と通信する第1通信部(子機第1通信部11)と、第1通信部とは異なる第2通信部(子機第2通信部12)とを、更に備える。報知部(18)は、第2通信部が1つ以上の端末に含まれ情報端末とは異なる携帯型端末から取得した情報に基づいて、報知を行う。
この構成によると、携帯型端末を利用して施設内の状態を知ることができる。
第7の態様のインターホン玄関装置(10)は、第1〜第6の態様において、操作部(15)を、更に備える。操作部(15)に対する所定の操作により入力された情報に基づいて、報知を行う。
この構成によると、インターホン玄関装置(10)に対する操作により、施設内の状態を知ることができる。
第8の態様のインターホンシステム(1)は、第1〜第7のいずれかの態様のインターホン玄関装置(10)と、情報端末(例えば、インターホン親機20)と、を備える。
この構成によると、施設内にいなくても施設内の状態を知ることができる。
第9の態様の情報端末(例えば、インターホン親機20)は、施設(例えば、住戸E2)に設けられ、かつIPネットワークを介して第1〜7のいずれかの態様のインターホン玄関装置(10)と通信可能である。情報端末は、インターホン玄関装置(10)と通信する通信部(親機第1通信部21)を備える。通信部は、インターホン玄関装置(10)の報知部(18)が報知を行うための情報を、インターホン玄関装置(10)に送信するように構成されている。
この構成によると、施設内の状態をインターホン玄関装置(10)に通知することができる。そのため、インターホン玄関装置(10)を利用して、施設内にいなくても施設内の状態を知ることができる。
第10の態様の報知方法は、施設(例えば、住戸E2)に設けられ、かつIPネットワークを介して情報端末(例えば、インターホン親機20)と通信可能であるインターホン玄関装置(10)で用いられる。報知方法は、報知ステップを含む。報知ステップは、情報端末を含む1つ以上の端末のいずれかから取得した情報又はインターホン玄関装置(10)に対して入力された情報であって、情報端末を呼び出す情報とは異なる情報に基づいて、施設内の状態に関する報知を行う。
この報知方法によると、施設内にいなくても施設内の状態を知ることができる。
第11の態様のプログラムは、第10の態様の報知方法をコンピュータに、実行させるためのプログラムである。
このプログラムによると、施設内にいなくても施設内の状態を知ることができる。
1 インターホンシステム
2 住戸E(施設)
10 インターホン玄関装置(玄関子機)
11 子機第1通信部(第1通信部)
12 子機第2通信部(第2通信部)
15 操作部
18 報知部
20 インターホン親機(親機、情報端末)
21 親機第1通信部(通信部)
22 親機第2通信部
30 ロビーインターホン(情報端末)
50 第1集線装置(集線装置)
51 第2集線装置(集線装置)
52 第3集線装置(集線装置)
60 管理室装置(情報端末)

Claims (11)

  1. 施設に設けられ、かつIPネットワークを介して情報端末と通信可能であるインターホン玄関装置であって、
    前記情報端末を含む1つ以上の端末のいずれかから取得した情報又は自機に対して入力された情報であって、前記情報端末を呼び出す情報とは異なる情報に基づいて、前記施設内の状態に関する報知を行う報知部を備える、
    インターホン玄関装置。
  2. 前記IPネットワークの中継器としての集線装置を介して前記情報端末と接続される、
    請求項1に記載のインターホン玄関装置。
  3. 自機及び前記1つ以上の端末の各々に対して、互いに異なる識別子が割り当てられており、
    前記集線装置は、前記識別子を基に前記IPネットワークでの通信が可能となるように構成されており、
    前記1つ以上の端末のいずれかから取得した前記情報には、前記インターホン玄関装置の識別子が含まれている、
    請求項2に記載のインターホン玄関装置。
  4. 前記情報端末から取得した情報が前記施設に対する監視における監視結果を表す警報情報である場合には、前記報知部は、前記警報情報に基づいて、前記報知を行う、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のインターホン玄関装置。
  5. 前記情報端末から取得した情報が前記施設に対するセキュリティ機能の設定に関するセキュリティ情報である場合には、前記報知部は、前記セキュリティ情報に基づいて、前記報知を行う、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のインターホン玄関装置。
  6. 前記情報端末と通信する第1通信部と、
    前記第1通信部とは異なる第2通信部とを、更に備え、
    前記報知部は、前記第2通信部が前記1つ以上の端末に含まれ前記情報端末とは異なる携帯型端末から取得した情報に基づいて、報知を行う、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載のインターホン玄関装置。
  7. 操作部を、更に備え、
    前記操作部に対する所定の操作により入力された情報に基づいて、前記報知を行う、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のインターホン玄関装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のインターホン玄関装置と、
    前記情報端末と、を備える、
    インターホンシステム。
  9. 施設に設けられ、かつIPネットワークを介して請求項1〜7のいずれか一項に記載のインターホン玄関装置と通信可能である情報端末であって、
    前記インターホン玄関装置と通信する通信部を備え、
    前記通信部は、前記インターホン玄関装置の前記報知部が前記報知を行うための情報を、前記インターホン玄関装置に送信するように構成されている、
    情報端末。
  10. 施設に設けられ、かつIPネットワークを介して情報端末と通信可能であるインターホン玄関装置で用いられる報知方法であって、
    前記情報端末を含む1つ以上の端末のいずれかから取得した情報又は前記インターホン玄関装置に対して入力された情報であって、前記情報端末を呼び出す情報とは異なる情報に基づいて、前記施設内の状態に関する報知を行う報知ステップを含む、
    報知方法。
  11. 請求項10に記載の報知方法をコンピュータに、実行させるためのプログラム。
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