JP2020101738A - コネクタシステム、光接続方法及び光接続部材 - Google Patents

コネクタシステム、光接続方法及び光接続部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2020101738A
JP2020101738A JP2018240880A JP2018240880A JP2020101738A JP 2020101738 A JP2020101738 A JP 2020101738A JP 2018240880 A JP2018240880 A JP 2018240880A JP 2018240880 A JP2018240880 A JP 2018240880A JP 2020101738 A JP2020101738 A JP 2020101738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrule
optical
lens
core
lens plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018240880A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6864666B2 (ja
Inventor
大貴 朝田
Daiki Asada
大貴 朝田
進藤 幹正
Mikimasa Shindo
幹正 進藤
藤原 邦彦
Kunihiko Fujiwara
邦彦 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2018240880A priority Critical patent/JP6864666B2/ja
Priority to CN201980076523.5A priority patent/CN113167974B/zh
Priority to PCT/JP2019/038912 priority patent/WO2020137070A1/ja
Priority to US17/312,772 priority patent/US11947170B2/en
Publication of JP2020101738A publication Critical patent/JP2020101738A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6864666B2 publication Critical patent/JP6864666B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3873Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
    • G02B6/3885Multicore or multichannel optical connectors, i.e. one single ferrule containing more than one fibre, e.g. ribbon type
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/04Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings formed by bundles of fibres
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/32Optical coupling means having lens focusing means positioned between opposed fibre ends
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/381Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres
    • G02B6/3825Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres with an intermediate part, e.g. adapter, receptacle, linking two plugs
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3873Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
    • G02B6/3882Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls using rods, pins or balls to align a pair of ferrule ends
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/40Mechanical coupling means having fibre bundle mating means
    • G02B6/403Mechanical coupling means having fibre bundle mating means of the ferrule type, connecting a pair of ferrules
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/02042Multicore optical fibres
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/3628Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers
    • G02B6/36642D cross sectional arrangements of the fibres
    • G02B6/36682D cross sectional arrangements of the fibres with conversion in geometry of the cross section

Abstract

【課題】マルチコアファイバ、単心ファイバ及び光接続部材を簡易な構成で高精度に位置決めすること。【解決手段】本開示のコネクタシステム100は、複数のマルチコアファイバ1の端部を保持する第1フェルール10と、複数の単心ファイバ7の端部を保持する第2フェルール20と、光接続部材30とを備える。光接続部材30は、第1フェルール10と第2フェルール20との間に配置され、マルチコアファイバ1に含まれるそれぞれのコアと、単心ファイバ7とを光接続する光学系を有する。第1フェルール10及び第2フェルール20の一方にガイドピン25が設けられており、他方にガイド穴11が設けられている。光接続部材30に貫通穴31が設けられており、ガイドピン25を貫通穴31越しにガイド穴11に嵌合させることによって、第1フェルール10、光接続部材30及び第2フェルール20を位置決め可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタシステム、光接続方法及び光接続部材に関する。
ファイバ内に複数のコアを有する「マルチコアファイバ」が知られている。マルチコアファイバを伝送路として用いることによって、伝送容量を拡大できる。但し、伝送路としてマルチコアファイバを用いた場合、各コアの光信号を複数のファイバに分岐するファンアウト技術が必要になる。例えば特許文献1には、マルチコアファイバとシングルモードファイバとを接続するための光接続器が記載されている。
特許第6219288号公報
特許文献1に記載のように光接続器(光接続部材)を用いてマルチコアファイバとシングルモードファイバとを光接続するためには、マルチコアファイバ、シングルモードファイバ(単心ファイバ)及び光接続器(光接続部材)を高精度に位置決めする必要がある。
本発明は、マルチコアファイバ、単心ファイバ及び光接続部材を簡易な構成で高精度に位置決めすることを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、
複数のマルチコアファイバの端部を保持する第1フェルールと、
複数の単心ファイバの端部を保持する第2フェルールと、
前記第1フェルールと前記第2フェルールとの間に配置され、前記マルチコアファイバに含まれるそれぞれのコアと、前記単心ファイバとを光接続する光学系を有する光接続部材と
を備え、
前記第1フェルール及び前記第2フェルールの一方にガイドピンが設けられており、他方にガイド穴が設けられており、
前記光接続部材に貫通穴が設けられており、
前記ガイドピンを前記貫通穴越しに前記ガイド穴に嵌合させることによって、前記第1フェルール、前記光接続部材及び前記第2フェルールを位置決め可能であることを特徴とするコネクタシステムである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、マルチコアファイバ、単心ファイバ及び光接続部材を簡易な構成で高精度に位置決めすることができる。
図1は、第1実施形態のコネクタシステム100の分解説明図である。 図2は、第1実施形態のコネクタシステム100の接続時の説明図である。 図3A及び図3Bは、1ユニットの光学系の説明図である。図3Aは、1ユニットの光学系を上から見た説明図である。図3Bは、1ユニットの光学系を横(左)から見た説明図である。 図4Aは、マルチコアファイバ1の断面図である。図4Bは、前後方向から透過させてマルチコアファイバ1と第1端光学ユニット45との位置関係を示した図である。 図5は、1個のユニットの光学系(光学系ユニット)の説明図である。 図6は、1個のユニットの光学系(光学系ユニット)を別の方向から見た説明図である。 図7Aは、別のマルチコアファイバ1の断面図である。図7Bは、前後方向から透過させてマルチコアファイバ1と第1端光学ユニット45との位置関係を示した図である。図7Cは、マルチコアファイバ1と第1端光学ユニット45を横(左)から見た説明図である。 図8は、第3実施形態のコネクタシステム100の分解説明図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
複数のマルチコアファイバの端部を保持する第1フェルールと、
複数の単心ファイバの端部を保持する第2フェルールと、
前記第1フェルールと前記第2フェルールとの間に配置され、前記マルチコアファイバに含まれるそれぞれのコアと、前記単心ファイバとを光接続する光学系を有する光接続部材と
を備え、
前記第1フェルール及び前記第2フェルールの一方にガイドピンが設けられており、他方にガイド穴が設けられており、
前記光接続部材に貫通穴が設けられており、
前記ガイドピンを前記貫通穴越しに前記ガイド穴に嵌合させることによって、前記第1フェルール、前記光接続部材及び前記第2フェルールを位置決め可能であることを特徴とするコネクタシステムが明らかとなる。
このようなコネクタシステムによれば、マルチコアファイバ、単心ファイバ及び光接続部材を簡易な構成で高精度に位置決めすることができる。
前記光接続部材は、前記第1フェルールの端面に配置される第1レンズプレートと、前記第2フェルールの端面に配置される第2レンズプレートと、前記第1レンズプレートと前記第2レンズプレートとの間に配置される中継プレートとを有し、前記第1レンズプレートは、前記マルチコアファイバに対応する複数の第1レンズを有し、前記第2レンズプレートは、複数の前記単心ファイバのそれぞれに対応する複数の第2レンズを有し、前記中継プレートは、前記複数の第1レンズのそれぞれに対応する複数の第1光学エレメントと、前記複数の第2レンズのそれぞれに対応する複数の第2光学エレメントとを有し、前記第1レンズと前記第1光学エレメントとの間で平行光が伝搬されるように、前記第1レンズが構成されており、前記第2レンズと前記第2光学エレメントとの間で平行光が伝搬されるように、前記第2レンズが構成されており、前記第1光学エレメントと前記第2光学エレメントとの間で光信号が伝搬されるように、前記第1光学エレメントと前記第2光学エレメントが構成されていることが望ましい。これにより、マルチコアファイバのコアの配列(2×2配列)と複数の単心ファイバの配列(1×4配列)とが異なっていても、簡易な構成でマルチコアファイバと複数の単心ファイバとを光接続させることができる。
前記第1レンズプレートは、前記マルチコアファイバの複数の前記コアのそれぞれに対応する複数の第1端光学エレメントを有し、前記複数の第1端光学エレメントと前記複数の第1レンズとの間に形成されるそれぞれの光路の間隔が前記中継プレートの側ほど広がるように、前記複数の第1端光学エレメントが構成されていることが望ましい。これにより、光信号の干渉(クロストーク)を抑制することができる。
前記マルチコアファイバの中心軸に平行な方向を前後方向としたとき、前記複数の第1端光学エレメントを構成する複数の平面の法線は、いずれも前記前後方向に対して傾斜していることが望ましい。これにより、第1端光学エレメントでの光信号の反射による影響を抑制できる。
前記第1フェルールに保持された前記複数のマルチコアファイバの並ぶ方向を幅方向としたとき、前記マルチコアファイバに対応する前記複数の第2光学エレメントは、前記幅方向に垂直な方向に沿って配置されていることが望ましい。これにより、複数の第2光学エレメントを幅方向の狭い領域に配置させることができるため、第2フェルールの接続端面の幅方向の所定領域に多数のファイバ穴を配置させ易くなる。
前記第2レンズと前記第2光学エレメントとの間で伝搬する前記平行光は、前記ガイドピンの軸方向に平行な方向であることが望ましい。これにより、信号損失を抑制することができる。
複数のマルチコアファイバの端部を保持する第1フェルールと、複数の単心ファイバの端部を保持する第2フェルールと、貫通穴の設けられた光接続部材とを準備すること、前記第1フェルールと前記第2フェルールとの間に前記光接続部材を配置すること、前記第1フェルール及び前記第2フェルールの一方にガイドピンが設けられており、他方にガイド穴が設けられており、前記ガイドピンを前記貫通穴越しに前記ガイド穴に嵌合させることによって、前記第1フェルール、前記光接続部材及び前記第2フェルールを位置決めすること、及び、前記光接続部材の光学系を介して、前記マルチコアファイバに含まれるそれぞれのコアと、前記単心ファイバとを光接続することを行う光接続方法が明らかとなる。このような光接続方法によれば、マルチコアファイバ、単心ファイバ及び光接続部材を簡易な構成で高精度に位置決めすることができる。
複数のマルチコアファイバの端部を保持する第1フェルールの端面に配置され、前記マルチコアファイバに対応する複数の第1レンズを有する第1レンズプレートと、複数の単心ファイバの端部を保持する第2フェルールの端面に配置され、複数の前記単心ファイバのそれぞれに対応する複数の第2レンズを有する第2レンズプレートと、前記第1レンズプレートと前記第2レンズプレートとの間に配置され、前記第1レンズと前記第2レンズとの間で光信号を伝搬させる中継プレートとを備え、前記第1レンズプレート、前記第2レンズプレート及び前記中継プレートには、それぞれ一対の貫通穴が設けられており、前記第1フェルールと前記第2フェルールとを位置決めするガイドピンを前記貫通穴に嵌合させることによって、前記第1レンズプレート、前記第2レンズプレート及び前記中継プレートを前記第1フェルール及び前記第2フェルールに対して位置決め可能であることを特徴とする光接続部材が明らかとなる。このような光接続部材によれば、マルチコアファイバ、単心ファイバ及び光接続部材を簡易な構成で高精度に位置決めすることができる。
===第1実施形態===
図1は、第1実施形態のコネクタシステム100の分解説明図である。図2は、第1実施形態のコネクタシステム100の接続時の説明図である。図3A及び図3Bは、1ユニットの光学系の説明図である。図3Aは、1ユニットの光学系を上から見た説明図である。図3Bは、1ユニットの光学系を横(左)から見た説明図である。
以下の説明では、図1に示すように、各方向を定義する。ガイドピン25の軸方向に平行な方向(又は、マルチコアファイバ1の中心軸に平行な方向)を前後方向とし、第1フェルール10の側を「前」とし、第2フェルール20の側を「後」とする。第1フェルール10に保持された複数のマルチコアファイバ1の並ぶ方向を「幅方向」又は「左右方向」とする。また、前後方向及び幅方向に垂直な方向を「上下方向」とする。ここでは、第1フェルール10の傾斜端面の突き出た縁の側を「下」とし、逆側を「上」とする。
本実施形態のコネクタシステム100は、マルチコアファイバ1と単心ファイバ7とを光接続する構造体である。
図4Aは、マルチコアファイバ1の断面図である。マルチコアファイバ1は、複数のコア3を有する光ファイバである。本実施形態のマルチコアファイバ1は、4本のコア3を有する。つまり、1本のマルチコアファイバ1に含まれるコア3の数をNとすると、本実施形態ではN=4である。本実施形態では、それぞれのコアの符号に添字A〜Dを付している。以下の説明では、部材や部位の符号に対して、その部材や部位の対応するコア3と同じ添字を付けることがある。また、以下の説明では、マルチコアファイバ1のことを「MCファイバ」又は「MCF」と表すことがある。
単心ファイバ7(図3B参照)は、1本のコアを有する光ファイバ(シングルコアファイバ)である。ここでは、単心ファイバ7は、シングルモード光ファイバであり、以下の説明では、単心ファイバ7のことを「SMファイバ」又は「SMF」と表すことがある。但し、単心ファイバ7は、シングルモード光ファイバに限られるものではなく、マルチモード光ファイバでも良い。本実施形態では、マルチコアファイバ1に含まれるそれぞれのコア3に対して、単心ファイバ7が光接続されることになる。つまり、本実施形態では、1本のマルチコアファイバ1に対して、4本の単心ファイバ7が光接続することになる。
本実施形態のコネクタシステム100は、第1フェルール10と、第2フェルール20と、接続ユニット30とを有する(図1参照)。
第1フェルール10は、複数のマルチコアファイバ1の端部を保持するフェルールである。本実施形態の第1フェルール10は、12本のマルチコアファイバ1の端部を保持している。第1フェルール10の保持するマルチコアファイバ1の本数をMとすると、本実施形態ではM=12である。第1フェルール10の構造は、MT形光コネクタ(JIS C 5981で規定される光コネクタ、MT:Mechanically Transferable)と同様である。
第1フェルール10は、一対のガイド穴11と、複数のファイバ穴12(図3B参照:図1及び図2では不図示)とを有する。
ガイド穴11は、ガイドピン25を挿入する穴である。ガイド穴11は、前後方向に沿って形成されている。一対のガイド穴11が幅方向に並んで配置されている。ガイド穴11にガイドピン25が嵌合することによって、第1フェルール10と相手方フェルール(ここでは第2フェルール20)との位置合わせが行われることになる。一対のガイド穴11の間に、複数のファイバ穴12が形成されている。
ファイバ穴12は、マルチコアファイバ1を挿入するための穴である。ファイバ穴12は、前後方向に沿って形成されている。それぞれのファイバ穴12にはマルチコアファイバ1が挿入されており、ファイバ穴12の内部でマルチコアファイバ1が接着剤によって固定されている。複数(M個)のファイバ穴12が幅方向に並んで配置されている。ここでは、12個のファイバ穴12が幅方向に並んで配置されている(言い換えると、第1フェルール10の接続端面13において、12個のマルチコアファイバ1の端面が幅方向に並んで配置されている)。
図3Bに示すように、第1フェルール10の接続端面13におけるファイバ穴12の開口からマルチコアファイバ1の端面が露出している。なお、ファイバ穴12にマルチコアファイバ1が固定(接着)された状態で第1フェルール10の接続端面13が研磨されることによって、ファイバ穴12の開口からマルチコアファイバ1の端面が露出した構造になっている。本実施形態では、第1フェルール10の接続端面13及びマルチコアファイバ1の端面は、前後方向に垂直な面に対して約8度に傾斜している。マルチコアファイバ1の端面を傾斜させることによって、端面での光信号の反射による影響を抑制できる。但し、第1フェルール10の接続端面13やマルチコアファイバ1の端面を傾斜させずに、第1フェルール10の接続端面13やマルチコアファイバ1の端面が前後方向に垂直でも良い。
第2フェルール20は、複数の単心ファイバ7の端部を保持するフェルールである。なお、第1フェルール10に保持されているマルチコアファイバ1の本数をM本とし、マルチコアファイバ1のコア3の数をNとしたとき、第2フェルール20は、M×N本の単心ファイバ7を保持することになる。本実施形態では、M=12、N=4であるため、第2フェルール20は48本の単心ファイバ7の端部を保持している。図1には、それぞれ12本の単心ファイバ7で構成された4枚の光ファイバテープ(光ファイバリボン)が第2フェルール20の後側から延び出ている。第2フェルール20の構造は、MT形光コネクタと同様である。
第2フェルール20は、一対のガイド穴21と、複数(ここでは48個)のファイバ穴22とを有する。第2フェルール20のガイド穴21には、ガイドピン25が挿入されており、第2フェルール20の接続端面23からガイドピン25が突出している。第2フェルール20のガイドピン25が第1フェルール10のガイド穴11に嵌合することによって、第1フェルール10と第2フェルール20との位置決めが行われることになる。なお、ガイドピン25が第2フェルール20の側ではなく、第1フェルール10の側に設けられても良い。
第2フェルール20のファイバ穴22には、単心ファイバ7が挿入されており、ファイバ穴22の内部で単心ファイバ7が接着剤によって固定されている。本実施形態では、幅方向にM本、上下方向にN本になるように、複数のファイバ穴22が配置されている(言い換えると、第2フェルール20の接続端面23において、幅方向にM個、上下方向にN個の単心ファイバ7の端面が配置されている。
図3Bに示すように、第2フェルール20の接続端面23におけるファイバ穴22の開口から単心ファイバ7の端面が露出している。なお、ファイバ穴22に単心ファイバ7が固定(接着)された状態で第2フェルール20の接続端面23が研磨されることによって、ファイバ穴22の開口から単心ファイバ7の端面が露出した構造になっている。本実施形態では、第2フェルール20の接続端面23及び単心ファイバ7の端面は、前後方向に垂直な面に対して約8度に傾斜している。マルチコアファイバ1の端面を傾斜させることによって、端面での光信号の反射による影響を抑制できる。但し、第2フェルール20の接続端面23や単心ファイバ7の端面を傾斜させずに、第2フェルール20の接続端面23や単心ファイバ7の端面が前後方向に垂直でも良い。
接続ユニット30は、マルチコアファイバ1のそれぞれのコア3と単心ファイバ7とを光接続する光接続部材である。接続ユニット30は、ファンアウト部材(若しくはファンアウト構造体、ファンアウトユニット)と呼ばれることもある。接続ユニット30は、第1フェルール10と第2フェルール20との間に配置されることになる。接続ユニット30は、光信号を透過可能な材質で構成されている。また、接続ユニット30は、マルチコアファイバ1のそれぞれのコア3と単心ファイバ7とを光接続する光学系を有する。1本のマルチコアファイバ1とN本(ここでは4本)の単心ファイバ7とを光接続する光学系を1個の光学系ユニットとしたとき、接続ユニット30は、M個(ここでは12個)の光学系ユニットを有することになる。ここでは、M個の光学系ユニットが、それぞれのマルチコアファイバ1に対応して設けられており、幅方向に並んで配置されていることになる。
図5及び図6は、1個のユニットの光学系(光学系ユニット)の説明図である。ここでは、1本のマルチコアファイバ1に対してN本(ここでは4本)の単心ファイバ7を光接続する光学系(1個の光学系ユニット)は、第1光学系44と、光路変換光学系54と、第2光学系64とを有する。図中には、光学系の仮想的な鏡筒が点線で示されている。但し、点線で示された鏡筒は実在せず、幅方向に並ぶM個のそれぞれの光学系は、光学部品(後述する第1レンズプレート40、中継プレート50又は第2レンズプレート60)によって一体的に構成されている。つまり、図中には1個のユニットの光学系の仮想的な鏡筒が点線で示されているが、幅方向に並ぶM個の光学系の間に境界(例えば鏡筒)が存在するわけではない。それぞれの光学系を構成する光学要素(エレメント)については、後述する。
接続ユニット30は、一対の貫通穴31を有する。一対の貫通穴31の間にM個の光学系ユニットが配置されている。貫通穴31は、ガイドピン25を挿通させる穴である。貫通穴31にガイドピン25が嵌合することによって、第2フェルール20と接続ユニット30との位置合わせが行われることになる。第2フェルール20のガイドピン25を接続ユニット30の貫通穴31越しに第1フェルール10のガイド穴11に嵌合させることによって、第1フェルール10、接続ユニット30及び第2フェルール20の三者を一緒に位置決めすることが可能である。これにより、本実施形態では、第1フェルール10、接続ユニット30及び第2フェルール20の三者を簡易な構成でパッシブに位置決めすることができる。言い換えると、本実施形態では、マルチコアファイバ1と、単心ファイバ7と、マルチコアファイバ1及び単心ファイバ7を光接続する光学系の三者を簡易な構成でパッシブに位置決めすることができる。
なお、不図示のバネ機構(付勢機構)が第1フェルール10を第2フェルール20に向かって押圧するとともに、第2フェルール20を第1フェルール10に向かって押圧している。接続ユニット30の前側端面(第1フェルール10の側の端面;第1レンズプレート40の第1端面42)は、第1フェルール10の接続端面13に突き当てられており、第1フェルール10の接続端面13と接触している。これにより、接続ユニット30と第1フェルール10との前後方向の位置決めが行われている。本実施形態では、第1フェルール10の接続端面13が傾斜しているため、接続ユニット30の前側端面も傾斜している。
同様に、接続ユニット30の後側端面(第2フェルール20の側の端面;第2レンズプレート60の第2端面63)は、第2フェルール20の接続端面23に突き当てられており、第2フェルール20の接続端面23と接触している。これにより、接続ユニット30と第2フェルール20との前後方向の位置決めが行われている。本実施形態では、第2フェルール20の接続端面23が傾斜しているため、接続ユニット30の前側端面も傾斜している。
接続ユニット30は、第1レンズプレート40と、中継プレート50と、第2レンズプレート60とを有する。
マルチコアファイバ1から光が出射する場合、第1レンズプレート40によってN個の光路に分岐して、第1レンズプレート40から中継プレート50に4本の平行光が出射する。中継プレート50に入射した4本の平行光は、中継プレート50でそれぞれ光路変換されて、上下方向に並ぶ4本の平行光として第2レンズプレート60に出射される。第2レンズプレート60に入射した4本の平行光は、第2レンズプレート60によって集束して、それぞれの単心ファイバ7の端面に入射することになる。
4本の単心ファイバ7から光が出射する場合、第2レンズプレート60から中継プレート50に4本の平行光が出射する。中継プレート50に入射した4本の平行光は、中継プレート50でそれぞれ光路変換されて、幅方向に2本、上下方向に2本に並ぶ4本の平行光として第1レンズプレート40に出射される。第1レンズプレート40に入射した4本の平行光は、第1レンズプレート40によって集束して、マルチコアファイバ1のそれぞれのコア3に入射することになる。
なお、以下の説明では、マルチコアファイバ1から光が出射する場合について主に説明し、4本の単心ファイバ7から光が出射する場合については説明を省略することがある。
第1レンズプレート40は、第1フェルール10の接続端面13に取り付けられるプレートである。第1レンズプレート40は、マルチコアファイバ1のそれぞれのコア3から出射した光を平行光にして中継プレート50に出射する。若しくは、第1レンズプレート40は、中継プレート50から入射する平行光をマルチコアファイバ1のそれぞれのコア3に集束させる。第1レンズプレート40は、光信号を透過可能な材質で構成されている。第1レンズプレート40は、第1コリメータプレート、MCF側コリメータプレートなどと呼ばれることもある。第1レンズプレート40は、一対の貫通穴41と、第1端面42と、第2端面43と、複数(M個)の第1光学系44とを有する。
貫通穴41は、接続ユニット30の貫通穴31の一部を構成する穴であり、ガイドピン25を挿通させる穴である。一対の貫通穴41の間には、複数の第1光学系44(及び、第1凹部421と第2凹部431)が配置されている。
第1端面42は、第1フェルール10の接続端面13と接触する端面である。第1端面42が第1フェルール10の接続端面13に突き当てられることにより、第1レンズプレート40と第1フェルール10との前後方向の位置決めが行われている。本実施形態では、第1フェルール10の接続端面13が傾斜しているため、第1端面42(接続ユニット30の前側端面)も傾斜している。第1端面42には、第1凹部421が形成されている。
第2端面43は、中継プレート50と接触する端面である。第2端面43が中継プレート50の第1端面52に突き当てられることにより、第1レンズプレート40と中継プレート50との前後方向の位置決めが行われている。第2端面43には第2凹部431が形成されている。
第1凹部421は、第1レンズプレート40の前側(第1フェルール10の側;マルチコアファイバ1の側)の第1端面42に形成された凹部である。第2凹部431は、第1レンズプレート40の後側(中継プレート50の側)の第2端面43に形成された凹部である。第1凹部421及び第2凹部431の底面には、第1光学系44(第1端光学ユニット45及び第1レンズユニット46)の光学要素が形成されている。第1凹部421及び第2凹部431の底面に光学要素を設けることにより、光学要素の損傷を抑制できる。
第1光学系44は、第1レンズプレート40に構成された光学系である。第1レンズプレート40は、幅方向に並ぶM個の第1光学系44を有することになる。第1光学系44は、第1端光学ユニット45と、第1レンズユニット46とを有する。
第1端光学ユニット45は、マルチコアファイバ1に対向して配置される光学要素(光学要素群)である。第1端光学ユニット45は、マルチコアファイバ1のそれぞれのコア3に対応する複数(ここでは4本)の光信号の光路間隔を中継プレート50の側ほど広げる機能を有する。例えば、第1端光学ユニット45は、N分岐プリズムとして構成されている。本実施形態では、第1端光学ユニット45は、4分岐プリズムとして構成されており、ピラミッド形状(凹部の底面から逆ピラミッド状に凹んだ4面体形状)をしている。
図4Bは、前後方向から透過させてマルチコアファイバ1と第1端光学ユニット45との位置関係を示した図である。
第1端光学ユニット45は、複数(N個)の第1端光学エレメント451を有する。第1端光学エレメント451は、マルチコアファイバ1のコア3に対向して配置される光学要素(プリズム面)である。第1端光学エレメント451は、光信号を屈折させる境界面(傾斜面)を形成している。第1端光学エレメント451は、光信号の光路を変換させる機能を有する。
複数の第1端光学エレメント451は、法線方向が互いに異なっている。言い換えると、複数の第1端光学エレメント451は、異なる方向に傾斜した傾斜面になっている。具体的には、本実施形態では、4個の第1端光学エレメント451によって、ピラミッド形状の第1端光学ユニット45(4分岐プリズム)が構成されている。法線方向が互いに異なる複数(N個)の第1端光学エレメント451によって、第1端光学ユニット45と第1レンズユニット46との間に形成される複数(N本)の光路の間隔が、中継プレート50の側ほど広がることになる。言い換えると、第1端光学ユニット45と第1レンズユニット46との間に形成される複数の光路の間隔が中継プレート50の側ほど広がるように、複数の第1端光学エレメント451が構成されている。
本実施形態では、第1端光学ユニット45がピラミッド形状(凹部の底面から逆ピラミッド状に凹んだ4面体形状)に構成されており、第1端光学ユニット45を構成する4個の第1端光学エレメント451(プリズム面)の法線は、いずれも前後方向(マルチコアファイバ1の中心軸に平行な方向)に対して傾斜している。これにより、第1端光学エレメント451での光信号の反射(第1端光学エレメント451で反射した光信号がマルチコアファイバ1のコア3に戻ること)による影響を抑制できる。
第1レンズユニット46は、第1端光学ユニット45に対応して配置される光学要素(光学要素群)である。また、第1レンズユニット46は、マルチコアファイバ1に対応して配置される光学要素(光学要素群)である。第1レンズユニット46は、マルチコアファイバ1のそれぞれのコア3から出射した光を平行光にさせる機能や、入射する平行光をマルチコアファイバ1のそれぞれのコア3に集束させる機能を有する。
第1レンズユニット46は、複数(N個)の第1レンズ461を有する。第1レンズ461は、マルチコアファイバ1のコア3や第1端光学エレメント451に対応させて配置される光学要素(レンズ)である。第1レンズ461は、コリメートレンズであり、コア3から出射した光を平行光にさせる機能や、入射する平行光を集束させる機能を有する。言い換えると、第1レンズ461は、第1レンズプレート40と中継プレート50との間(詳しくは、第1レンズ461と第1光学エレメント551との間)で平行光が伝搬されるように、構成されている。本実施形態では、第1レンズユニット46は、幅方向に2個、上下方向に2個に配列された4個の第1レンズ461を有する。
本実施形態では、第1端光学ユニット45によって光路の間隔が広げられるため、幅方向又は上下方向に並ぶ2個の第1レンズ461の間隔を、マルチコアファイバ1のコア3の間隔よりも広く配置することができる。このように、本実施形態では、第1端光学ユニット45によって、光信号の干渉(クロストーク)を抑制することができる。
なお、光信号の干渉の問題が無ければ、第1レンズプレート40に第1端光学ユニット45を設けなくても良い。第1レンズプレート40に第1端光学ユニット45を設けない場合には、第1レンズプレート40の第1端面42とマルチコアファイバ1との間に隙間が無いことが望ましいため、第1端面42に第1凹部421が形成されていないことが望ましい。また、第1レンズプレート40の第1端面42とマルチコアファイバ1の端面との間での光信号の減衰を抑制するため、第1レンズプレート40の第1端面42とマルチコアファイバ1の端面との隙間には屈折率整合剤が充填されていることが望ましい。
中継プレート50は、第1レンズプレート40と第2レンズプレート60との間に配置されるプレートである。中継プレート50は、第1レンズプレート40から入射する平行光を第2レンズプレート60に平行光として出射する。若しくは、中継プレート50は、第2レンズプレート60から入射する平行光を第1レンズプレート40に平行光として出射する。中継プレート50は、光信号を透過可能な材質で構成されている。中継プレート50は、光路変換プレート、ビームステアリングプレート、又はプリズムデバイスと呼ばれることもある。中継プレート50は、一対の貫通穴51と、第1端面52と、第2端面53と、複数(M個)の光路変換光学系54とを有する。
貫通穴51は、接続ユニット30の貫通穴31の一部を構成する穴であり、ガイドピン25を挿通させる穴である。一対の貫通穴51の間には、複数の光路変換光学系54(及び第1凹部521と第2凹部531)が配置されている。
第1端面52は、第1レンズプレート40と接触する端面である。第1端面52には、第1凹部521が形成されている。第2端面53は、第2レンズプレート60と接触する端面である。第2端面53が第2レンズプレート60の第1端面62に突き当てられることにより、中継プレート50と第2レンズプレート60との前後方向の位置決めが行われている。第2端面53には、第2凹部531が形成されている。
第1凹部521は、中継プレート50の前側(第1レンズプレート40の側)の第1端面52に形成された凹部である。第2凹部531は、中継プレート50の後側(第2レンズプレート60の側)の第2端面53に形成された凹部である。第1凹部521及び第2凹部531の底面には、光路変換光学系54の光学要素(第1光学ユニット55、第2光学ユニット56)が形成されている。第1凹部521及び第2凹部531の底面に光学要素を設けることにより、光学要素の損傷を抑制できる。
光路変換光学系54は、中継プレート50に構成された光学系である。中継プレート50は、幅方向に並ぶM個の光路変換光学系54を有することになる。本実施形態では、プリズム光学系によって光路変換光学系54が構成されている。但し、反射光学系によって光路変換光学系54を構成することも可能である。光路変換光学系54は、第1光学ユニット55と、第2光学ユニット56とを有する。
第1光学ユニット55は、第1レンズユニット46に対向して配置される光学要素(光学要素群)である。第1光学ユニット55は、複数(N個)の第1光学エレメント551を有する。第1光学エレメント551は、第1レンズユニット46の第1レンズ461に対向して配置される光学要素(プリズム面)である。第1光学エレメント551は、光信号を屈折させる境界面(傾斜面)を形成している。第1光学エレメント551は、光信号の光路を変換させる機能を有する。複数の第1光学エレメント551は、法線方向が互いに異なっている。言い換えると、複数の第1光学エレメント551は、異なる方向に傾斜した傾斜面になっている。それぞれの第1光学エレメント551は、対応する第2光学エレメント561との間で光信号を伝搬させるように、構成されている。
第2光学ユニット56は、第2レンズユニット65に対向して配置される光学要素である。第2光学ユニット56は、複数(N個)の第2光学エレメント561を有する。第2光学エレメント561は、第2レンズユニット65の第2レンズ651に対向して配置される光学要素(プリズム面)である。第2光学エレメント561は、光信号を屈折させる境界面(傾斜面)を形成している。第2光学エレメント561は、光信号の光路を変換させる機能を有する。複数の第2光学エレメント561は、法線方向が互いに異なっている。言い換えると、複数の第2光学エレメント561は、異なる方向に傾斜した傾斜面になっている。それぞれの第2光学エレメント561は、対応する第1光学エレメント551との間で光信号を伝搬させるように、構成されている。
第1光学ユニット55の4個の第1光学エレメント551は、幅方向に2個、上下方向に2個に配列(2×2配列)されている。これに対し、第2光学ユニット56の4個の第2光学エレメント561は、幅方向に1個、上下方向に4個に配列(1×4配列)されている。このように、同じマルチコアファイバ1に対応する第1光学ユニット55及び第2光学ユニット56であっても、4個の第1光学エレメント551の配列(ここでは2×2配列)と、4個の第2光学エレメント561の配列(ここでは1×4配列)は、異なっている。言い換えると、光路変換光学系54は、配列の異なる4個の第1光学エレメント551と4個の第2光学エレメント561との間のそれぞれの光路を変換するように、構成されている。
第2レンズプレート60は、第2フェルール20の接続端面23に取り付けられるプレートである。第2レンズプレート60は、中継プレート50から入射する平行光を単心ファイバ7に集束させる。若しくは、第2レンズプレート60は、単心ファイバ7から出射した光を平行光にして中継プレート50に出射する。第2レンズプレート60は、光信号を透過可能な材質で構成されている。第2レンズプレート60は、第2コリメータプレート、SMF側コリメータプレートなどと呼ばれることもある。第2レンズプレート60は、一対の貫通穴61と、第1端面62と、第2端面63と、複数(M個)の第2光学系64とを有する。
貫通穴61は、接続ユニット30の貫通穴31の一部を構成する穴であり、ガイドピン25を挿通させる穴である。一対の貫通穴61の間には、第1凹部621や複数の第2光学系64が配置されている。
第1端面62は、中継プレート50と接触する端面である。第1端面62には、第1凹部621が形成されている。第2端面63は、第2フェルール20の接続端面23と接触する端面である。第2端面63が第2フェルール20の接続端面23に突き当てられることにより、第2レンズプレート60と第2フェルール20との前後方向の位置決めが行われている。第2端面63は、平面に構成されている。本実施形態では、第2フェルール20の接続端面23が傾斜しているため、第2端面63(接続ユニット30の後側端面)も傾斜した平面になっている。第2端面63は、単心ファイバ7に光信号を入射又は出射する信号面を形成している。第2レンズプレート60の第2端面63と単心ファイバ7の端面との間に隙間が無いことが望ましいため、第2レンズプレート60の第2端面63には凹部は形成されていない。第2レンズプレート60の第2端面63と単心ファイバ7の端面との間での光信号の減衰を抑制するため、第2レンズプレート60の第2端面63と単心ファイバ7の端面との隙間には屈折率整合剤が充填されていることが望ましい。
第1凹部621は、第2レンズプレート60の前側(中継プレート50の側)の第1端面62に形成された凹部である。第1凹部621の底面には、第2光学系64の光学要素(第2レンズユニット65)が形成されている。第1凹部621の底面に光学要素を設けることにより、光学要素の損傷を抑制できる。
第2光学系64は、第2レンズプレート60に構成された光学系である。第2レンズプレート60は、幅方向に並ぶM個の第2光学系64を有することになる。第2光学系64は、第2レンズユニット65を有する。第2レンズユニット65は、複数(N本)の単心ファイバ7に対応して配置される光学要素(光学要素群)である。また、第2レンズユニット65は、マルチコアファイバ1に対応して配置される光学要素(光学要素群)である。
第2レンズユニット65は、複数(N個)の第2レンズ651を有する。第2レンズ651は、単心ファイバ7に対応させて配置される光学要素(レンズ)である。第2レンズ651は、コリメートレンズであり、入射する平行光を集束させる機能や、単心ファイバ7から出射した光を平行光にさせる機能を有する。言い換えると、第2レンズ651は、第2レンズプレート60と中継プレート50との間(詳しくは、第2レンズ651と第2光学エレメント561との間)で平行光が伝搬されるように、構成されている。本実施形態では、第2レンズユニット65は、上下方向に配列された4個の第2レンズ651を有する。
上記の通り、本実施形態の接続ユニット30(光接続部材)は、第1レンズプレート40と、第2レンズプレート60と、中継プレート50とを有している。第1レンズプレート40は、マルチコアファイバ1に対応する複数の第1レンズ461を有しており、第1レンズ461は、第1レンズ461と中継プレート50の第1光学エレメント551との間で平行光が伝搬されるように構成されている。第2レンズプレート60は、単心ファイバ7のそれぞれに対応する複数の第2レンズ651を有しており、第2レンズ651は、第2レンズ651と中継プレート50の第2光学エレメント561との間で平行光が伝搬されるように構成されている。
ここで、第1レンズユニット46の4個の第1レンズ461は、マルチコアファイバ1のコア配列と同様に(図4B参照)、幅方向に2個、上下方向に2個に配列(2×2配列)されている。これに対し、第2レンズユニット65の4個の第2レンズ651は、幅方向に1個、上下方向に4個に配列(1×4配列)されている。このように、同じマルチコアファイバ1に対応する4個の第1レンズ461及び4個の第2レンズ651は、配列が異なっている。そこで、本実施形態では、第1光学エレメント551と第2光学エレメント561との間で光信号が伝搬されるように、中継プレート50の光路変換光学系54(第1光学エレメント551と第2光学エレメント561によるプリズム光学系)が構成されている。これにより、マルチコアファイバ1のコア3の配列(2×2配列)と複数の単心ファイバ7の配列(1×4配列)とが異なっていても、簡易な構成でマルチコアファイバ1と複数の単心ファイバ7とを光接続させることができる。
上記の実施形態では、接続ユニット30の第1レンズプレート40、第2レンズプレート60及び中継プレート50のそれぞれに一対の貫通穴31が設けられており、第1フェルール10と第2フェルール20とを位置決めするガイドピン25を貫通穴31に嵌合させることによって、第1レンズプレート40、第2レンズプレート60及び中継プレート50を第1フェルール10及び第2フェルール20に対して位置決めすることができる。これにより、簡易な構成で第1レンズプレート40、第2レンズプレート60及び中継プレート50を第1フェルール10及び第2フェルール20に対して位置決めすることができ、簡易な構成でマルチコアファイバ1と複数の単心ファイバ7とを光接続させることができる。
なお、本実施形態では、接続ユニット30の第1レンズプレート40、第2レンズプレート60及び中継プレート50が別々の部材で構成されているが、接続ユニット30を一体的な構成にしても良い。
上記の実施形態では、第1端光学ユニット45と第1レンズユニット46との間に形成される複数の光路の間隔が中継プレート50の側ほど広がるように、複数の第1端光学エレメント451が構成されている。これにより、第1端光学ユニット45によって、光信号の干渉(クロストーク)を抑制することができる。
また、上記の実施形態では、第1フェルール10に保持された複数(M本)のマルチコアファイバ1は、幅方向(左右方向)に並んで配置されている。これに対し、それぞれのマルチコアファイバ1に対応する複数(N個)の第2光学エレメント561は、幅方向に垂直な上下方向に沿って配置されている。これにより、複数(N個)の第2光学エレメント561を幅方向の狭い領域に配置させることができるため、第2フェルール20の接続端面23の幅方向の所定領域に多数(M×N本)のファイバ穴22を配置させることができる。なお、仮に複数(N個)の第2光学エレメント561がマルチコアファイバ1のコア配列と同様に2×2配列されている場合には、第2フェルール20の接続端面23の幅方向に2倍のファイバ穴22を配置させる必要があるため、2本のガイドピン25の間に多数(M×N本)のファイバ穴22を配置させることが困難になる。
また、上記の実施形態では、第2レンズプレート60の第2レンズ651と中継プレート50の第2光学エレメント561との間で伝搬する平行光は、ガイドピン25の軸方向に平行な方向(前後方向)である。これにより、仮に第2レンズプレート60と中継プレート50との位置関係がガイドピン25に沿って前後方向に若干ズレたとしても、信号損失を抑制することができる。
===第2実施形態===
図7Aは、別のマルチコアファイバ1の断面図である。マルチコアファイバ1のコア3の数は4本に限られるものではなく、7本でも良い。なお、マルチコアファイバ1のコア3が7本の場合、マルチコアファイバ1の中心軸にコア3Dが配置されることがある。
図7Bは、前後方向から透過させてマルチコアファイバ1と第1端光学ユニット45との位置関係を示した図である。図7Cは、マルチコアファイバ1と第1端光学ユニット45を左右方向から見た説明図である。第2実施形態においても、第1端光学ユニット45(7分岐プリズム)を構成する7個の第1端光学エレメント451(プリズム面)の法線は、いずれも前後方向(マルチコアファイバ1の中心軸に平行な方向)に対して傾斜している。
ところで、仮に7分岐プリズムで構成される第1端光学ユニット45を対称的に構成した場合には、中央に位置する第1端光学エレメント451Dの法線が前後方向になり、この結果、第1端光学エレメント451Dで反射した光信号がマルチコアファイバ1のコア3Dに戻るため、反射戻り光の影響を受けるおそれがある。これに対し、第2実施形態では、第1端光学ユニット45の中央に位置する第1端光学エレメント451Dについても、第1端光学エレメント451D(プリズム面)の法線は前後方向に対して傾斜している。このように、マルチコアファイバ1の中心軸にコア3が配置されている状況下においても、第1端光学ユニットを構成する複数(N個)の第1端光学エレメント451(プリズム面)の法線がいずれも前後方向に対して傾斜していることが望ましい。これにより、第1端光学エレメント451での光信号の反射による影響を抑制できる。
上記の通り、1本のマルチコアファイバ1に含まれるコア3の数をNとしたとき、Nは4に限られるものではなく、他の数でも良い。同様に、第1フェルール10に保持されているマルチコアファイバ1の本数をM本としたとき、Mは12に限られるものではなく、他の数でも良い。
===第3実施形態===
図8は、第3実施形態のコネクタシステム100の分解説明図である。
第3実施形態では、第1フェルール10に第1レンズプレート40が予め接着固定されることによって、第1レンズフェルールが構成されている。また、第2フェルール20に第2レンズプレート60が予め接着固定されることによって、第2レンズフェルールが構成されている。そして、第1レンズフェルールと第2レンズフェルールとの間に中継プレート50が配置されている。なお、第3実施形態の第1フェルール10、第2フェルール20及び接続ユニット30(第1レンズプレート40、中継プレート50及び第2レンズプレート60)のそれぞれの構成は、第1実施形態(又は第2実施形態)と同様である。第3実施形態においても、第1フェルール10、接続ユニット30(特に中継プレート50)及び第2フェルール20の三者を簡易な構成でパッシブに位置決めすることができる。また、第3実施形態においても、マルチコアファイバ1と、単心ファイバ7と、マルチコアファイバ1及び単心ファイバ7を光接続する光学系の三者を簡易な構成でパッシブに位置決めすることができる。
===その他===
上述の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 マルチコアファイバ、3 コア、7 単心ファイバ、
10 第1フェルール、11 ガイド穴、
12 ファイバ穴、13 接続端面、
20 第2フェルール、21 ガイド穴、22 ファイバ穴、
23 接続端面、25 ガイドピン、
30 接続ユニット、31 貫通穴、
40 第1レンズプレート、41 貫通穴、
42 第1端面、421 第1凹部、
43 第2端面、431 第2凹部、
44 第1光学系、45 第1端光学ユニット、451 第1端光学エレメント、
46 第1レンズユニット、461 第1レンズ、
50 中継プレート、51 貫通穴、
52 第1端面、521 第1凹部、
53 第2端面、531 第2凹部、
54 光路変換光学系、55 第1光学ユニット、551 第1光学エレメント、
56 第2光学ユニット、561 第2光学エレメント、
60 第2レンズプレート、61 貫通穴、
62 第1端面、621 第1凹部、63 第2端面、
64 第2光学系、65 第2レンズユニット、651 第2レンズ、
100 コネクタシステム

Claims (8)

  1. 複数のマルチコアファイバの端部を保持する第1フェルールと、
    複数の単心ファイバの端部を保持する第2フェルールと、
    前記第1フェルールと前記第2フェルールとの間に配置され、前記マルチコアファイバに含まれるそれぞれのコアと、前記単心ファイバとを光接続する光学系を有する光接続部材と
    を備え、
    前記第1フェルール及び前記第2フェルールの一方にガイドピンが設けられており、他方にガイド穴が設けられており、
    前記光接続部材に貫通穴が設けられており、
    前記ガイドピンを前記貫通穴越しに前記ガイド穴に嵌合させることによって、前記第1フェルール、前記光接続部材及び前記第2フェルールを位置決め可能であることを特徴とするコネクタシステム。
  2. 請求項1に記載のコネクタシステムであって、
    前記光接続部材は、
    前記第1フェルールの端面に配置される第1レンズプレートと、
    前記第2フェルールの端面に配置される第2レンズプレートと、
    前記第1レンズプレートと前記第2レンズプレートとの間に配置される中継プレートと
    を有し、
    前記第1レンズプレートは、前記マルチコアファイバに対応する複数の第1レンズを有し、
    前記第2レンズプレートは、複数の前記単心ファイバのそれぞれに対応する複数の第2レンズを有し、
    前記中継プレートは、前記複数の第1レンズのそれぞれに対応する複数の第1光学エレメントと、前記複数の第2レンズのそれぞれに対応する複数の第2光学エレメントとを有し、
    前記第1レンズと前記第1光学エレメントとの間で平行光が伝搬されるように、前記第1レンズが構成されており、
    前記第2レンズと前記第2光学エレメントとの間で平行光が伝搬されるように、前記第2レンズが構成されており、
    前記第1光学エレメントと前記第2光学エレメントとの間で光信号が伝搬されるように、前記第1光学エレメントと前記第2光学エレメントが構成されている
    ことを特徴とするコネクタシステム。
  3. 請求項2に記載のコネクタシステムであって、
    前記第1レンズプレートは、前記マルチコアファイバの複数の前記コアのそれぞれに対応する複数の第1端光学エレメントを有し、
    前記複数の第1端光学エレメントと前記複数の第1レンズとの間に形成されるそれぞれの光路の間隔が前記中継プレートの側ほど広がるように、前記複数の第1端光学エレメントが構成されている
    ことを特徴とするコネクタシステム。
  4. 請求項3に記載のコネクタシステムであって、
    前記マルチコアファイバの中心軸に平行な方向を前後方向としたとき、前記複数の第1端光学エレメントを構成する複数の平面の法線は、いずれも前記前後方向に対して傾斜していることを特徴とするコネクタシステム。
  5. 請求項2〜4のいずれかに記載のコネクタシステムであって、
    前記第1フェルールに保持された前記複数のマルチコアファイバの並ぶ方向を幅方向としたとき、前記マルチコアファイバに対応する前記複数の第2光学エレメントは、前記幅方向に垂直な方向に沿って配置されていることを特徴とするコネクタシステム。
  6. 請求項2〜5のいずれかに記載のコネクタシステムであって、
    前記第2レンズと前記第2光学エレメントとの間で伝搬する前記平行光は、前記ガイドピンの軸方向に平行な方向であることを特徴とするコネクタシステム。
  7. 複数のマルチコアファイバの端部を保持する第1フェルールと、複数の単心ファイバの端部を保持する第2フェルールと、貫通穴の設けられた光接続部材とを準備すること、
    前記第1フェルールと前記第2フェルールとの間に前記光接続部材を配置すること、
    前記第1フェルール及び前記第2フェルールの一方にガイドピンが設けられており、他方にガイド穴が設けられており、前記ガイドピンを前記貫通穴越しに前記ガイド穴に嵌合させることによって、前記第1フェルール、前記光接続部材及び前記第2フェルールを位置決めすること、及び
    前記光接続部材の光学系を介して、前記マルチコアファイバに含まれるそれぞれのコアと、前記単心ファイバとを光接続すること
    を行うことを特徴とする光接続方法。
  8. 複数のマルチコアファイバの端部を保持する第1フェルールの端面に配置され、前記マルチコアファイバに対応する複数の第1レンズを有する第1レンズプレートと、
    複数の単心ファイバの端部を保持する第2フェルールの端面に配置され、複数の前記単心ファイバのそれぞれに対応する複数の第2レンズを有する第2レンズプレートと、
    前記第1レンズプレートと前記第2レンズプレートとの間に配置され、前記第1レンズと前記第2レンズとの間で光信号を伝搬させる中継プレートと
    を備え、
    前記第1レンズプレート、前記第2レンズプレート及び前記中継プレートには、それぞれ一対の貫通穴が設けられており、
    前記第1フェルールと前記第2フェルールとを位置決めするガイドピンを前記貫通穴に嵌合させることによって、前記第1レンズプレート、前記第2レンズプレート及び前記中継プレートを前記第1フェルール及び前記第2フェルールに対して位置決め可能であることを特徴とする光接続部材。
JP2018240880A 2018-12-25 2018-12-25 コネクタシステム、光接続方法及び光接続部材 Active JP6864666B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018240880A JP6864666B2 (ja) 2018-12-25 2018-12-25 コネクタシステム、光接続方法及び光接続部材
CN201980076523.5A CN113167974B (zh) 2018-12-25 2019-10-02 连接器系统、光连接方法以及光连接部件
PCT/JP2019/038912 WO2020137070A1 (ja) 2018-12-25 2019-10-02 コネクタシステム、光接続方法及び光接続部材
US17/312,772 US11947170B2 (en) 2018-12-25 2019-10-02 Connector system, optical connection method, and optical connection member

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018240880A JP6864666B2 (ja) 2018-12-25 2018-12-25 コネクタシステム、光接続方法及び光接続部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020101738A true JP2020101738A (ja) 2020-07-02
JP6864666B2 JP6864666B2 (ja) 2021-04-28

Family

ID=71126266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018240880A Active JP6864666B2 (ja) 2018-12-25 2018-12-25 コネクタシステム、光接続方法及び光接続部材

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11947170B2 (ja)
JP (1) JP6864666B2 (ja)
CN (1) CN113167974B (ja)
WO (1) WO2020137070A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023033177A1 (ja) 2021-09-03 2023-03-09 株式会社エンプラス 光コネクターおよび光コネクタモジュール

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230273376A1 (en) * 2020-12-23 2023-08-31 Fujikura Ltd. Optical connection component and connector assembly

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003232963A (ja) * 2002-02-07 2003-08-22 Furukawa Electric Co Ltd:The レンズ交換型コリメータを備えた機能性光結合モジュール
JP2013057842A (ja) * 2011-09-09 2013-03-28 Konica Minolta Advanced Layers Inc 結合光学系
JP2013065002A (ja) * 2011-09-01 2013-04-11 Konica Minolta Advanced Layers Inc 結合光学系及び結合方法
JP2013076893A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 多層導波路型光入出力端子
US20150063755A1 (en) * 2013-08-27 2015-03-05 International Business Machines Corporation Multicore fiber waveguide coupler
WO2015064635A1 (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 古河電気工業株式会社 コネクタ構造、コネクタ構造の製造方法およびコネクタ接続構造
US20160246015A1 (en) * 2013-05-15 2016-08-25 Commscope, Inc. Of North Carolina Multiple-beam microlen
WO2018139184A1 (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 住友電気工業株式会社 光接続部品及び光結合構造

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4652631B2 (ja) 2001-08-29 2011-03-16 古河電気工業株式会社 光コネクタ用フェルール及び光コネクタ
US7040814B2 (en) * 2001-10-15 2006-05-09 The Furukawa Electric Co., Ltd. Functional optical module
JP4002144B2 (ja) 2002-07-10 2007-10-31 古河電気工業株式会社 多芯光コリメータ及びこれを用いた光モジュール
US20110026882A1 (en) 2009-07-31 2011-02-03 International Business Machines Corporation Lensed optical connector with passive alignment features
WO2014038514A1 (ja) 2012-09-06 2014-03-13 株式会社オプトクエスト マルチコアファイバとシングルモードファイバの光接続器
JP2016095410A (ja) 2014-11-14 2016-05-26 住友電気工業株式会社 グリンレンズアレイ、レンズ付きコネクタ、及びレンズ付きコネクタシステム
US20170160491A1 (en) 2015-07-20 2017-06-08 Samtec, Inc. Eye-safe interface for optical connector
JP2018092152A (ja) 2016-11-30 2018-06-14 株式会社フジクラ フェルール構造体、ファイバ付きフェルール構造体及びファイバ付きフェルール構造体の製造方法
JP2018194671A (ja) * 2017-05-17 2018-12-06 コニカミノルタ株式会社 光コネクタ

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003232963A (ja) * 2002-02-07 2003-08-22 Furukawa Electric Co Ltd:The レンズ交換型コリメータを備えた機能性光結合モジュール
JP2013065002A (ja) * 2011-09-01 2013-04-11 Konica Minolta Advanced Layers Inc 結合光学系及び結合方法
JP2013057842A (ja) * 2011-09-09 2013-03-28 Konica Minolta Advanced Layers Inc 結合光学系
JP2013076893A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 多層導波路型光入出力端子
US20160246015A1 (en) * 2013-05-15 2016-08-25 Commscope, Inc. Of North Carolina Multiple-beam microlen
US20150063755A1 (en) * 2013-08-27 2015-03-05 International Business Machines Corporation Multicore fiber waveguide coupler
WO2015064635A1 (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 古河電気工業株式会社 コネクタ構造、コネクタ構造の製造方法およびコネクタ接続構造
WO2018139184A1 (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 住友電気工業株式会社 光接続部品及び光結合構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023033177A1 (ja) 2021-09-03 2023-03-09 株式会社エンプラス 光コネクターおよび光コネクタモジュール

Also Published As

Publication number Publication date
US20220050250A1 (en) 2022-02-17
WO2020137070A1 (ja) 2020-07-02
US11947170B2 (en) 2024-04-02
CN113167974B (zh) 2023-05-12
CN113167974A (zh) 2021-07-23
JP6864666B2 (ja) 2021-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6366602B2 (ja) カップリングレンズを備えたマルチチャネル光コネクタ
JP6644080B2 (ja) 光コネクタ及び光コネクタシステム並びにこれらを備えたアクティブ光ケーブル
US9618711B2 (en) Apparatus for forming a transceiver interface, ferrule, and optical transceiver component
US10775569B2 (en) Optical connector and optical connection structure
WO2020137070A1 (ja) コネクタシステム、光接続方法及び光接続部材
CN112305678B (zh) 光学连接器
CN108603988A (zh) 装有光学连接器的光纤和光耦合结构
US11467352B2 (en) Ferrule, fiber-attached ferrule, and method of manufacturing fiber-attached ferrule
JP7198155B2 (ja) フェルール、ファイバ付きフェルール及びファイバ付きフェルールの製造方法
JP6506064B2 (ja) 光中継器、及び、光コネクタ装置
JP5538118B2 (ja) レンズアレイおよびこれを備えた光モジュール
CN112105977B (zh) 光连接器部及光连接构造体
JP6979381B2 (ja) 光コネクタモジュール
US20230273376A1 (en) Optical connection component and connector assembly
JP6724092B2 (ja) 光レセプタクル及び光コネクタシステム
JP2020095183A (ja) 光コネクタ
WO2020049799A1 (ja) 光レセプタクル及び光コネクタシステム
WO2020121619A1 (ja) フェルール及びファイバ付きフェルール
JP2007178602A (ja) 光部品及びその製造方法
JP4019418B2 (ja) マルチ合分波モジュール
JP2023125669A (ja) フェルール、光コネクタおよび光コネクタモジュール
JP2020095240A (ja) フェルール及びファイバ付きフェルール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210323

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210402

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6864666

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250