JP2020101389A - 組合せ計量装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】過量の物品を排出して回収する組合せ計量装置において、排出された過量の物品をこぼすことなく、かつ、運転を停止することなく回収できるようにする。【解決手段】計量ホッパ7から過量の物品を排出する組合せ計量装置において、計量ホッパ7から回収容器53への物品の排出経路に、流下してきた物品を一時貯留できる、回収シュート52と堰き止めシャッタ56を備える過量物品保留手段を設けている。【選択図】図7

Description

本発明は、食品や菓子類等の各種の物品を所定量ずつ組合せ計量する組合せ計量装置に関する。
組合せ計量装置では、多品種の物品を少量ずつ組合せ計量する場合があり、かかる場合に、計量ホッパに供給される物品の重量が、適量範囲を超える過量であるときには、例えば、特許文献1に開示されているように、計量ホッパに供給された過量の物品を、通常の経路とは異なるリジェクト経路に排出して、回収容器に回収するようにしたものが知られている。
特開2018−77075号公報
回収容器が、回収した過量の物品で一杯になると、回収容器をセット位置から移動させて、空の回収容器に交換する、あるいは、セット位置から移動させた回収容器から一杯になった過量の物品を取り出してセット位置に戻す必要があるが、その間に、組合せ計量装置から過量の物品が排出されると、排出された過量の物品を回収容器で受けることができず、前記セット位置の近傍に、過量の物品がこぼれてしまう。
このため、回収容器をセット位置から移動させて、空の回収容器に交換する、あるいは、セット位置から移動させた回収容器から過量の物品を取り出してセット位置に戻す間は、組合せ計量装置の運転を一旦停止させることが考えられるが、運転を停止させると、稼働率が低下して生産量が減少してしまう。
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、過量の物品を排出して回収する組合せ計量装置において、排出された過量の物品をこぼすことなく、かつ、運転を停止させることなく回収できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では次のように構成している。
(1)本発明は、ホッパに供給された過量の物品を排出して、回収容器に回収する組合せ計量装置であって、
前記ホッパから排出されて前記回収容器へ至る排出経路に、排出された物品を一時貯留できる過量物品保留手段を備える。
本発明によると、回収容器が、回収した過量の物品で一杯になって、空の回収容器に交換する、あるいは、回収容器から過量の物品を取り出すために、回収容器をセット位置から移動する場合には、先ず、過量物品保留手段によって過量の物品を一時的に貯留して回収容器に回収しない保留状態にしておき、その後、回収容器を移動させて、空の回収容器に交換する、あるいは、回収容器から過量の物品を取り出せばよい。従って、運転中に回収容器をセット位置から移動させても、後続の過量の物品は、過量物品保留手段によって回収容器への回収が一時的に保留されるので、こぼれることはない。また、回収容器を移動させて空の回収容器に交換した後、あるいは、回収容器から過量の物品を取出して回収容器をセット位置に戻した後に、過量物品保留手段による過量の物品の一時的な保留状態を解除すればよい。
(2)本発明の好ましい実施態様では、前記ホッパが物品を計量して排出する計量ホッパであり、前記過量物品保留手段は、前記計量ホッパから前記回収容器へ向けて排出される物品を案内する回収シュートと、前記回収シュートの前記排出経路を開閉する堰き止めシャッタとを備える。
この実施態様によると、過量の物品が排出される排出経路を構成する回収シュートに、堰き止めシャッタを作用させることによって、排出経路を開閉して、過量の物品を通過させ、あるいは、一時的に貯留する保留状態にすることができる。
(3)本発明の他の実施態様では、前記堰き止めシャッタは、前記回収シュートから離れた排出経路開放位置と、回収シュートに接近した排出経路閉止位置とに直線移動可能である。
この実施態様によると、回収シュートに対して、堰き止めシャッタを直線移動させるだけで、排出経路を開閉できるので、過量物品保留手段を簡単な構造のものとすることができる。
(4)本発明の他の実施態様では、前記過量物品保留手段は、並列配置された複数の前記回収シュートと、前記複数の回収シュートに対応する複数の堰き止めシャッタとを備え、前記複数の堰き止めシャッタが、一体に直線移動可能である。
この実施態様によると、複数の堰き止めシャッタを一体に構成できるので、複数の回収シュートに対応して個々に堰き止めシャッタを備える場合に比べて、構成が簡単なものとなる。なお、複数の堰き止めシャッタが一体に閉じられるので、物品保留が必要でない回収シュート、つまり、回収容器の取出しが行われない回収シュートが保留状態になるが、過量の物品が回収容器に直ちに回収されないだけで、回収には何ら支障はない。
(5)本発明の更に他の実施態様では、前記複数の回収シュートへ過量の物品を排出する複数の前記計量ホッパが、並列配置され、前記複数の計量ホッパに物品をそれぞれ供給する複数の直進フィーダが並列配置されている。
この実施態様によると、供給される物品を計量する複数の計量ホッパが並列配置され、この複数の計量ホッパにそれぞれ物品を供給する複数の直進フィーダが並列配置されるので、例えば、計量ホッパへ供給する物品の品種が多品種に亘る場合のように、計量ホッパの数を多くしたい場合には、並列配置されている計量ホッパ及び直進フィーダを、直線状に増設すればよく、組合せ計量装置を、平面的にコンパクトに構成することができる。
(6)本発明の好ましい実施態様では、前記回収容器が載置される可動台を備え、前記可動台が、手動操作によってスライド移動可能である。
この実施態様によると、可動台をスライド移動させることで、セット位置にある回収容器を容易に取出し、あるいは、セット位置に戻すことができる。
(7)本発明の他の実施態様では、前記回収容器の内部を、外部から視認できるように配置された複数のミラーを備える。
この実施態様によると、目の届かないセット位置にある回収容器の内部の物品貯留具合を、外部から容易に監視することができる。
このように、本発明によれば、過量の物品を排出して回収する組合せ計量装置において、排出された過量の物品をこぼすことなく、かつ、組合せ計量装置の運転を停止させることなく、回収容器に貯留された過量の物品を取り出して回収することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る組合せ計量装置の概略側面図である。 図2は図1の組合せ計量装置の概略平面図である。 図3は図1の一方の計量装置の概略正面図である。 図4は図1の他方の計量装置の概略正面図である。 図5は計量装置の要部の側面図である。 図6は計量装置のリジェクト作動状態の要部側面図である。 図7は回収容器の取出し状態を示す側面図である。 図8は過量物品の回収部を示す斜視図である。 図9は他の実施形態の過量物品の回収部を示す斜視図である。 図10は図9の実施形態の概略側面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る組合せ計量装置の概略側面図であり、図2は、その概略平面図であり、図3及び図4は、計量装置の概略正面図である。
この実施形態の組合せ計量装置は、各種の食品や菓子、等の多品種(例えば8品種)の物品を所定少量ずつ組合せ計量するものである。
この組合せ計量装置は、第1床面F1に設置されて、計量された物品を床面下方に設置した図示されていない包装装置に投入して袋詰めする包装ラインに利用される。
なお、構造を理解し易くするために、以下の説明では、図1と図2における横方向、及び、図3、図4における紙面表裏方向を前後方向、また、図1における紙面表裏方向、及び、図3、図4における横方向を左右方向と呼称することとする。
図1に示すように、この組合せ計量装置は、作業者が左右に通過移動可能な中央通路Rを挟んで、前後1組の計量装置1A,1Bが向い合せに配置された構造となっている。各計量装置1A,1Bは、基本的には同仕様に構成されており、以下に、計量装置1A,1Bの詳細な構造を説明する。
各計量装置1A,1Bにおける内側(中央通路R側)には、第1床面F1に立設した支持台枠2を介して2台の基体3が所定高さ位置において横長に設置されるとともに、基体3の外側(中央通路Rと反対側)には、多数連の計量ユニット4が左右一列状に装備されている。この例では、各計量装置1A,1Bに、それぞれ一列12連の計量ユニット4が装備されて、両計量装置1A,1B合わせて24連の計量ユニット3で多品種の物品の混合組合せ計量を行うようになっている。
また、計量ユニット4群の更に外側には、計量される多品種の物品を各計量ユニット4の上部に供給する物品供給部5が配備されている。
図5に示すように、計量ユニット4は、基本的に従来と同様であり、物品供給部5から搬送されてきた物品を受け取って一旦貯留して排出する開閉自在なゲートを有する供給ホッパ6と、供給ホッパ6から排出された物品を貯留してその重量を測定して排出する開閉自在なゲートを有する計量ホッパ7と、計量ホッパ7で計量され排出された物品を受け取って一時貯留して排出する開閉自在なゲートを有するメモリホッパ8とを、上下縦列状に配置した構造となっている。
なお、供給ホッパ6、計量ホッパ7、メモリホッパ8は基体3に対して、脱着可能に支持されるとともに、これらホッパ6,7,8のゲート駆動機構や計量ホッパ6を計量する重量センサ等が基体3に収容装備されている。
各基体3は、図2の仮想線で示されるように、横端部の縦向き支点pを中心として回動可能に支持台枠2の上部に支持されており、ホッパ類の脱着やメンテナンスに際しては、基体3を中央通路R側に回動し、計量ユニット4群を大きく露出させてホッパ類の脱着やメンテナンスを容易に行うことができるようになっている。
計量ホッパ7の下端には、図5に示すように、それぞれ独立して開閉作動可能な外ゲート7aと内ゲート7bが備えられており、外ゲート7aのみを揺動開放させることで、計量した物品が第1送出径路(a)を介して直接下方の第1集合シュート9に送出され、内ゲート7bのみを揺動開放させることで、計量した物品が第2送出径路(b)を介してメモリホッパ8へ送り込まれて一時貯留されるようになっている。
各計量ユニット4には、メモリホッパ8が備えられているので、組合せ演算に参加できるホッパ(有効ホッパ)の数を増やすことができる。
計量ホッパ7とメモリホッパ8の下方には、所定の重量となるように組合せ演算によって選択された複数の計量ホッパ7、あるいは、メモリホッパ8から落下送出された物品を集める4台の第1集合シュート9が左右一列状に配備されるとともに、隣接する2台ずつの第1集合シュート9の下方に、第1集合シュート9で集められた物品を一時的に受け止め貯留する2台の第1集合ホッパ10が配備されている。また、第1集合ホッパ10の下方には、各第1集合ホッパ10から落下排出された物品を滑落案内して集める第2集合シュート11と、12連の計量ユニット4を用いて計量されて集められた物品を一か所に集めて一時貯留する第2集合ホッパ12が、各計量装置1A,1Bに対してそれぞれ1個ずつ配置されている。
更に、図1に示すように、中央通路Rの下方には、各計量装置1A,1Bに1個ずつ備えた第2集合ホッパ12から排出された物品を一箇所に集める最終集合ホッパ13が設置され、この最終集合ホッパ13は、包装装置側からの供給要請指令に基づいて開閉制御される。なお、第2集合ホッパ12から最終集合ホッパ13への物品流下案内径路には金属検知器14が備えられており、金属異物の混入が監視される。
物品供給部5には、物品を収容する貯留タンク15と、各貯留タンク15の下端に連設された貯留ホッパ16が備えられるとともに、貯留ホッパ16の下端から繰り出された物品を12連の各計量ユニット4に向けて振動搬送する12台の直進フィーダ17が、支持台18の上部に左右に並列して配備されている。
貯留タンク15は、第1床面F1の更に上方に設置された第2床面F2の開口部に落とし込み支持された下段タンク15aと、その上に脱着可能に位置決め支持された中段タンク15b及び上段タンク15cとで構成され、下段タンク15aの下端に貯留ホッパ16が脱着可能に支持されている。
図5に示すように、直進フィーダ17は、物品の搬送方向の上流側の上流直進フィーダ17aと、下流側の下流直進フィーダ17bを、搬送方向に向けて先下がり階段状に縦列配置して、すなわち、上流直進フィーダ17aが上段に、下流直進フィーダ17bが下段に位置するように縦列配置して構成されている。各直進フィーダ17a、17bは、樋状のトラフ19a,19bと、支持台18の上部に設置した加振機構20a、20bとを備えており、各トラフ19a,19bは、各加振機構20a、20bの振動ヘッド部に脱着可能に連結されている。
貯留ホッパ16から上流直進フィーダ17aに投入供給された物品は、振動搬送されながら解され、下流直進フィーダ17bに移載され、下流直進フィーダ17bの終端から少量ずつ計量ユニット4の供給ホッパ6に送り込まれる。
直進フィーダ17の上方には、下流直進フィーダ17bの始端及び終端近くにおける物品の積層高さを、例えば、レーザで検知する物品センサ21a,21bがそれぞれ配備されており、その検知情報に基づいて加振機構20a、20bが駆動制御され、直進フィーダ17毎での均一な物品搬送が行われるようになっている。
上記したタンク構成、及び、フィーダ構成は、例えば、ナッツ、豆菓子、あられ、等の互いにくっつくことのない物品を供給する標準仕様のものであり、例えば、小魚の味醂煮や小さな軽い煎餅などの互いにくっつき易い物品を少量ずつ搬送する一部の直進フィーダ17と、これに対応する貯留タンク15は別の仕様に構成されている。この例では、図2〜図4に示すように、左右方向に並列配備された12台の直進フィーダ17の内、横一端側4台の直進フィーダ17(C)と、これに対応する貯留タンク15(C)が標準仕様とは異なった別仕様となっている。
別仕様の貯留タンク15(C)では、円滑に自重流下しにくい物品の送出のために、幅広のベルトコンベア35が用いられている。このベルトコンベア35は、矩形筒状の上部タンク36の下部に沿って水平に回動するよう配備されている。ベルトコンベア35を回転駆動することで、上部タンク36に貯留した物品を、その底部から強制的に搬送して幅広く落下送出し、下段タンク15aを経て貯留ホッパ16に送り込むようになっている。
この例においては、一方の計量装置1Aにおける貯留タンク15(C)と、他方の計量装置1Bにおける貯留タンク15(C)の設置姿勢が異なっている。すなわち、一方の計量装置1Aの貯留タンク15(C)では、ベルトコンベア35が、直進フィーダ17の物品の搬送方向と平行する前後方向に回動されるのに対して、他方の計量装置1Bの貯留タンク15(C)では、ベルトコンベア35が、直進フィーダ17の物品の搬送方向と直交する左右方向に回動されるようになっている。
ベルトコンベア35の終端から送出された物品は、下段タンク15aを介して貯留ホッパ16に案内されるのであるが、図4に示される他方の計量装置1Bの貯留タンク15(C)では、ベルトコンベア35の終端から前後に幅広く送出された物品が、下段タンク15a横幅方向の偏った位置に送り込まれるのを防止するために、下段タンク15aの内部に物品分散案内部37が組み込まれている。この物品分散案内部37は、一対の分散ファネル38をベルトコンベア35の幅方向に並列して配備して構成されている。物品分散案内部37では、ベルトコンベア35の終端から下段タンク15aの上部に、ベルト幅方向に広く落下排出された物品を、2つの分散ファネル38の流下案内によってフィーダ並列方向に分散させるようにしている。
図5〜図7に示すように、物品供給部5における支持台18には、計量ホッパ6に供給された適量範囲を超える過量の物品を排出するためのリジェクト機構50が備えられている。
リジェクト機構50には、前後水平に進退移動可能なリジェクトシュート51と、リジェクトシュート51に排出された過量の物品を流下案内する回収シュート52と、過量の物品が貯留される回収容器53とが装備されている。
リジェクトシュート51は、計量ホッパ7の前記第1送出径路(a)に正面外側から対向して配備されており、エアーシリンダ54によって進退駆動されるようになっている。
通常時には、図5に示すように、リジェクトシュート51は第1送出径路(a)の外側に退避しており、計量ホッパ7における外ゲート7aの開放に伴う物品の第1集合シュート9への排出を妨げることがない。そして、計量ホッパ7で計量された重量値が所定重量範囲を超える過量の物品である場合には、図6に示すように、リジェクトシュート51が第1送出径路(a)に進入するリジェクト状態となる。このリジェクト状態で、外ゲート7aが開放作動されることで、計量ホッパ7内の物品がリジェクトシュート51に排出され、過量の物品が回収シュート52を介して回収容器53に流下回収される。また、回収が完了するとリジェクトシュート51は、第1送出径路(a)から退避した元の位置に移動され、計量ホッパ7の外ゲート7aが閉じられて次の計量に備えられる。
なお、リジェクトシュート51の先端には板材からなるガイド部材55が設けられている。このガイド部材55は、リジェクトシュート51が第1送出径路(a)から外方に退避した位置にある時、第1送出径路(a)に外方から対向した位置にあり、計量ホッパ7の外ゲート7aが開放されて排出される物品の外方への飛散をガイド部材55で阻止し、送出された物品を正しく第1集合シュート9に導くようになっている。
底板及び両側板を有する断面コの字状の回収シュート52の出口近くには、堰き止めシャッタ56が配備されている。この堰き止めシャッタ56は、過量の物品の排出経路を構成する回収シュート52に対して離れた、図5、図8に示される排出経路の開放位置と、回収シュート52に接近接触した、図7に示される排出経路の閉止位置とに直線移動可能である。回収シュート52と堰き止めシャッタ56とによって、計量ホッパ7から排出された過量の物品を一時貯留して、回収容器53への回収を保留状態にする過量物品保留手段が構成される。
堰き止めシャッタ56は、図8に示すように、支持台18に備えられた左右一対のガイド部57に沿って手動で前後スライド可能な可動枠58に取り付けられており、通常は、回収シュート52から離れた排出経路の開放位置に後退されている。
この例では、並列配備された3つの回収シュート52に対応して3枚の堰き止めシャッタ56が可動枠58に取り付けられて、3枚の堰き止めシャッタ56が同時に直線移動して、一体に開閉操作されるようになっている。
そして、回収容器53が一杯になると、可動枠58の後端に備えた取っ手58aを操作して堰き止めシャッタ56を、回収シュート52の下端部に接近接触させて、排出経路を閉止し、回収シュート52に排出された過量の物品を一時的に堰き止め貯留できる状態で、回収容器53を所定のセット位置から外方に取り出す。
回収容器53から過量の物品を取り出した後、空の回収容器53をセット位置に戻し、堰き止めシャッタ56を元の位置に移動させて、排出経路を開放することで、過量の物品を回収容器53に流下回収できる状態に復帰させる。また、堰き止めシャッタ56は、回収シュート53の傾斜した底面に対して、斜め下方に交差するように接触して排出経路を閉止しているので、堰き止めシャッタ56を元の位置に移動させて排出経路を開放する際に、一時的に貯留された過量の物品は、回収シュート53と堰き止めシャッタ56の傾斜面に案内されて円滑に回収容器53に回収される。
回収容器53は、支持台18の下部に前後移動可能に配備された可動台59の前部に位置決め嵌合されて載置されており、可動台59の後端に備えた取っ手59aを操作して可動台59を外方に引き出すことで、回収容器53を広い空間で取り出すことができる。
このように本実施形態によれば、回収容器53が過量の物品で一杯になると、堰き止めシャッタ56を、回収シュート52の下端部に接近接触させて、排出経路を閉止し、回収シュート52に排出される過量の物品を一時的に堰き止めて貯留できる状態とする。この状態で、回収容器53をセット位置から移動させて、過量の物品を取り出し、空の回収容器53をセット位置に戻し、堰き止めシャッタ56を、回収シュート52から離して排出経路を開放するので、組合せ計量装置の運転を停止させることなく、回収容器53を移動させても、後続の過量の物品がこぼれることはない。
[その他の実施形態]
本発明は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)図9、図10に示すように、回収容器53の上方に下向きのミラー71を配備するとともに、回収容器53を支持した可動台59に、後方斜め上向きに向かうミラー72を装備しておくと、支持台18の内奥下部に設置された回収容器53の貯留具合を、上下のミラー71、72を介しての反射によって、物品供給部5の背部における後方上方から楽な姿勢で視認することができる。
(2)回収容器53の上方に、容器内に貯留された物品の嵩を赤外線センサなどで検知し、容器内に設定量まで物品が貯留されたことが検知されると、容器取出しを促す警報を発するようにしてもよい。これによると、回収容器53の貯留具合を頻繁に監視する必要がない。
(3)簡易には、回収容器53に透視窓を設けて物品の貯留具合を監視できるようにしてもよい。ただし、透視窓が汚損しやすい物品、例えば、表面に油、汁、粉、などがついているような物品の回収には不適である。
(4)回収シュート52上方の横向き支点を中心に揺動開閉可能に堰き止めシャッタを配備して、過量物品保留手段を構成することもできる。
(5)回収シュート52に代えて開閉可能な貯留ホッパを配備し、回収容器53が所定の回収位置にセットされている間は貯留ホッパを開放しておき、回収容器53を引出している間、貯留ホッパを一時的に閉じるようにして過量物品保留手段を構成することもできる。
(6)回収容器53が所定のセット位置に在るか否かを検知する手段を設け、回収容器53が所定のセット位置に在ることが検知されると、過量物品保留手段を排出経路開放状態に保持し、回収容器53がセット位置から外れていることが検知されると、過量物品保留手段を排出経路閉止状態に自動的に切り換えるように構成しておくと、過量物品を不用意にこぼすことを防止することができる。
4 計量ユニット
6 供給ホッパ
7 計量ホッパ
50 リジェクト機構
52 回収シュート
53 回収容器
56 堰き止めシャッタ
58 可動枠
59 可動台

Claims (7)

  1. ホッパに供給された過量の物品を排出して、回収容器に回収する組合せ計量装置であって、
    前記ホッパから排出されて前記回収容器へ至る排出経路に、排出された物品を一時貯留できる過量物品保留手段を備える、
    ことを特徴とする組合せ計量装置。
  2. 前記ホッパが物品を計量して排出する計量ホッパであり、
    前記過量物品保留手段は、前記計量ホッパから前記回収容器へ向けて排出される物品を案内する回収シュートと、前記回収シュートの前記排出経路を開閉する堰き止めシャッタとを備える、
    請求項1に記載の組合せ計量装置。
  3. 前記堰き止めシャッタは、前記回収シュートから離れた排出経路開放位置と、回収シュートに接近した排出経路閉止位置とに直線移動可能である、
    請求項2に記載の組合せ計量装置。
  4. 前記過量物品保留手段は、並列配置された複数の前記回収シュートと、前記複数の回収シュートに対応する複数の堰き止めシャッタとを備え、
    前記複数の堰き止めシャッタが、一体に直線移動可能である、
    請求項3に記載の組合せ計量装置。
  5. 前記複数の回収シュートへ過量の物品を排出する複数の前記計量ホッパが、並列配置され、
    前記複数の計量ホッパに物品をそれぞれ供給する複数の直進フィーダが並列配置されている、
    請求項4に記載の組合せ計量装置。
  6. 前記回収容器が載置される可動台を備え、
    前記可動台が、手動操作によってスライド移動可能である、
    請求項1ないし5のいずれか一項に記載の組合せ計量装置。
  7. 前記回収容器の内部を、外部から視認できるように配置された複数のミラーを備える、
    請求項1ないし6のいずれか一項に記載の組合せ計量装置。
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