JP2020100392A - シート - Google Patents

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JP2020100392A
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Abstract

【課題】シートに取り付けられたヒータや生体センサを着座者に対して適切な位置に配置することが可能なシートを提供する。【解決手段】シートバック14と、着座者の大腿部を支持するシートクッション11とを備えたシート10において、生体センサ40及び/又はヒータ41を取り付け可能で前後、左右、上下のいずれかの方向に移動可能な移動体30を備え、シートバック14及び/又はシートクッション11は、移動体30を前記方向における任意の位置に保持可能な保持部20を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、生体センサやヒータを備えるシートに関する。
例えば、乗用車等の乗員が着座する車両用シートとして、従来から、ヒータが取り付けられたものが知られている。
また、近年、運転者や乗員の健康状態等を把握するために、車両用シートに生体センサを取り付ける技術の開発も進められている(例えば特許文献1、2等参照)。
特開2013−154854号公報 特開2018−175831号公報
ところで、このように車両用シートにヒータや生体センサを取り付ける際、ヒータや生体センサが車両用シートの所定の位置に固定されて取り付けられる。
しかし、運転者や乗員はそれぞれ体形が異なることもあり、車両用シートに着座した乗員(運転者を含む。以下、着座者という。)が所望する位置にヒータが位置するとは限らない。また、生体センサは、車両用シートに着座した着座者の身体の所定の位置に配置されることが好ましいが、やはり着座者の体形等が異なることもあり、生体センサが必ずしも着座者の身体に対して所定の位置は配置された状態になるとは限らない。
そして、車両用シートだけでなく事務用の椅子等の他の態様のシートにおいても同様の問題が生じ得る。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、シートに取り付けられたヒータや生体センサを着座者に対して適切な位置に配置することが可能なシートを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
シートバックと、着座者の大腿部を支持するシートクッションとを備えたシートにおいて、
生体センサ及び/又はヒータを取り付け可能で前後、左右、上下のいずれかの方向に移動可能な移動体を備え、
前記シートバック及び/又は前記シートクッションは、前記移動体を前記方向における任意の位置に保持可能な保持部を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシートにおいて、前記移動体に配置された前記生体センサ及び/又は前記ヒータに電源を供給するための電源ケーブルが、前記移動体の支持部材に設けられた孔又は溝を通って前記移動体の背面側に挿通されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のシートにおいて、
前記生体センサ及び/又は前記ヒータを制御する制御装置が、前記シートバック又は前記シートクッションの幅方向の中心に対して左方向又は右方向のいずれかにオフセットして配置されており、
前記孔又は前記溝は、前記支持部材に対し、前記制御装置がオフセットされた側と同じ方向にオフセットして配置されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のシートにおいて、
前記保持部は、前記シートバック及び/又は前記シートクッションに取り付けられた頭合わせファスナであり、
前記生体センサ及び/又は前記ヒータに電源を供給するための電源ケーブルが、前記頭合わせファスナの各スライダの間の、前記頭合わせファスナのエレメント間に隙間が形成されている部分を通して前記シートバック及び/又は前記シートクッションの内部に挿通されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のシートにおいて、
前記移動体はパッドを備えており、
前記生体センサのバッファ回路が、前記パッドに設けられた凹部内に配置されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のシートにおいて、
前記シートバックには、ヘッドレストのヘッドレストピラーを保持する複数のヘッドレストピラー固定部が設けられており、
前記保持部は、前記シートバック及び/又は前記シートクッションに複数設けられており、
複数の前記保持部同士の間の距離が、複数の前記ヘッドレストピラー固定部同士の間の距離よりも長くなるように設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のシートにおいて、前記保持部は、前記シートバック及び/又は前記シートクッションの土手部を避けて設けられていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のシートにおいて、車両用シートであることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のシートにおいて、
前記移動体は、前記シートクッションに設けられた前記保持部により前後方向に移動可能に保持されており、
前記移動体には、左右のいずれか一方の偏心した位置に錘が配置されており、
前記シートに前後方向に過大な荷重が入力した際に、前記錘が配置された側が前記錘が配置されていない側よりも大きく移動して前記移動体が前記保持部に引っ掛かることで前記移動体の前後方向の移動が抑制されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、移動体を保持部に沿ってシートバックやシートクッションの任意の位置に移動させることで、生体センサやヒータを、シートの着座者に対して適切な位置に配置することが可能となる。
そのため、着座者の体形等が着座者ごとに異なっていても、生体センサを着座者の身体に対して適切な位置に配置することが可能となり、適切な位置に配置された生体センサで検出されたデータに基づいて着座者の健康状態等を適切に把握することが可能となる。また、ヒータを着座者の身体に対して適切な位置に配置することが可能となり、適切な位置に配置されたヒータにより着座者が所望する身体の位置を適切に加熱することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、電源ケーブルを移動体内で的確に引き回して移動体の背面側に導くことが可能となるため、電源ケーブルを適切に配策することが可能となるとともに、電源ケーブルが着座者に触れるなどして着座者に不快な思いをさせることを抑制することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、シートバックやシートクッション内に挿通された電源ケーブルが、シート内で、例えばシートを幅方向に横切るように配置されることなく短い距離で配策されるようになる。そのため、電源ケーブルを、シート内で適切に配策することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、移動体の背面側に引き回された電源ケーブルが頭合わせファスナの隙間を通ってシートバック内やシートクッション内に挿通されるため、電源ケーブルを適切に配策することが可能となるとともに、電源ケーブルが着座者に触れるなどして着座者に不快な思いをさせることを抑制することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、パッドに設けた凹部内に生体センサのバッファ回路が配置されるため、移動体内でバッファ回路が着座者側に出っ張ってしまうことを抑制することが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、複数の保持部同士の距離が離れた状態で移動体が保持されるため、保持部で移動体を保持する際の安定性を向上させることが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、移動体がシートバックやシートクッションの土手部上を移動すると生体センサによるセンシングやヒータによる着座者の加熱が困難になったり、膨出した土手部上を移動体が移動して着座者の邪魔になったりするおそれがあるが、土手部を避けて保持部を設けることで、このような問題が生じることを抑制することが可能となる。
請求項8に記載の発明によれば、車両用シートにおいて、上記の有用な各効果を奏することが可能となる。
請求項9に記載の発明によれば、衝突等によりシートに過大な荷重が入力した場合でも、移動体が前方に突出することを抑制することが可能となり、移動体がシートの前方に飛び出してしまったり移動体等がシートに着座した着座者のふくらはぎ等にぶつかる等の事故が生じることを抑制することが可能となる。また、移動体が前方に大きく突出することが抑制されるため、配線が切断されることも抑制することができる。
移動体や保持部を備えたシートの構成例を表す斜視図である。 シートのシートフレームの構成例を表す斜視図である。 (A)保持部としての頭合わせファスナの構成を表す図であり、(B)各スライダに移動体の支持部材に固定された状態を表す図である。 移動体の一例の分解斜視図である。 (A)接合のための第1ベースプレートの、(B)第2ベースプレートの別の構成例を表す図である。 電源ケーブルが頭合わせファスナの各スライダの間のエレメント間の隙間を通してシートバックの内部に挿通されている状態を表す図である。 制御装置がシートクッションの幅方向の中心に対して(A)右方向、(B)左方向にオフセットして配置されている状態等を表す図である。 移動体をシートクッション側に設けた場合の構成例を表す斜視図である。 移動体に対して錘を配置する位置を説明する図である。 (A)移動体に錘を配置した例を表す平面図であり、(B)錘が前方に移動した状態を表す図であり、(C)移動体が傾いて保持部に引っ掛かった状態を表す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態および図示例に限定するものではない。
また、以下では、シートが車両用シートである場合について説明するが、シートは、車両用シート以外の事務用の椅子等の他の態様のシートであってもよく、それらの場合も以下と同様に説明される。
図1は、本実施形態に係るシートの外観斜視図である。
シート10は、本実施形態では、乗用車の前側シートとされているが、これに限られるものではなく、例えば後部座席用の複数人が着座可能なシートであってもよい。また、乗用車の運転席以外のシートでもよく、バスやトラック等の他の自動車におけるシートでもよいし、鉄道や船舶、航空機等の自動車以外の乗り物におけるシートでもよい。
シート10は、着座者の大腿部を支持するシートクッション11と、下端部がシートクッション11に支持されて背もたれとなるシートバック14と、シートバック13に設けられて人の頭部を支持するヘッドレスト17と、を備える。
なお、この他、ネックレストやアームレスト、フットレスト、オットマン等の補助支持部を備えていてもよい。
シートクッション11は、骨格となるシートクッションフレーム18A(後述)と、シートクッションフレーム18A上に設けられたクッションパッド(図示省略)と、シートクッションフレーム18A及びクッションパッドを被覆する表皮12と、から主に構成されている。
また、シートクッション11の左右側端部には、着座者のホールド性を高めるために、着座者が着座する着座部13Aの左右両側に、上方に膨出する土手部13Bが形成されている。
シートバック14は、シートクッション11により下端部が回動自在に支持されている。そして、シートバック14は、骨格となるシートバックフレーム18B(後述)と、シートバックフレーム18B上に設けられたクッションパッド(図示省略)と、シートバックフレーム18B及びクッションパッドを被覆する表皮15と、から主に構成されている。
また、シートバック14の左右側端部には、着座者のホールド性を高めるために、着座者が着座する着座部16Aの左右両側に、前方に膨出する土手部16Bが形成されている。
ヘッドレスト17は、下方に突出したヘッドレストピラー17Aと、ヘッドレストピラー17Aの上部の周囲に設けられたクッションパッド(図示省略)と、ヘッドレストピラー17Aの上部やクッションパッドを被覆する表皮17Bと、を備えている。
そして、ヘッドレスト17のヘッドレストピラー17Aを、後述するようにシートフレーム18に設けられたヘッドレストピラー固定部18Gに挿入することで、ヘッドレスト17がシートバック14に取り付けられている。
また、シート10には、図2に示すようなシートフレーム18が内蔵されている。シートフレーム18は、シートクッション11を構成するクッションフレーム18Aと、シートバック14を構成するシートバックフレーム18Bとを有している。
クッションフレーム18Aとシートバックフレーム18Bにそれぞれクッションパッド(図示省略)が配置され、さらに表皮が被せられることで、シート10が構成されている。
そして、シートフレーム18(クッションフレーム18A、シートバックフレーム18B)には、左右一対のサイドフレーム18Cが設けられている。そして、クッションフレーム18Aには、板状のパンフレーム18Dや、連結パイプ18Eや、受圧部材としてシートスプリング18F等が設けられている。
また、シートバック14(シートバックフレーム18B)の上部には、挿入されたヘッドレスト17のヘッドレストピラー17A(図1参照)を保持して位置決めするヘッドレストピラー固定部18Gが複数設けられている。
本実施形態では、以上のように、シートバック14とシートクッション11とを備えたシート10(図1参照)において、シート10は、シートバック14の前面に上下方向に延在する保持部20を備えており、保持部20には、後述する生体センサ40やヒータ41を取り付け可能な移動体30が取り付けられている。
そして、移動体30は、保持部20に沿って上下方向に移動することができるようになっており、保持部20は、移動体30を上下方向における所定の位置に保持することができるようになっている。
以下、詳しく説明する。
なお、以下では、図1に示したように、移動体30がシートバック14の前面に設けられており、上下方向に移動可能とされている場合について説明するが、例えば、移動体30がシートクッション11の上面に設けられており、前後方向に移動可能とされていてもよい。移動体30がシートクッション11側に設けられている場合については後述する。
また、移動体30がシートバック14の前面とシートクッション11の上面の両方に設けられていてもよい。さらに、移動体30がシートバック14の前面等に複数設けられていてもよい。
また、移動体30がシートバック14の前面やシートクッション11の上面を左右方向に移動できるように構成されていてもよく、以上のいずれの場合も、以下と同様に説明される。
本実施形態では、図3(A)に示すように、保持部20は、シートバック14の表皮15に取り付けられた頭合わせファスナ21で構成されている。なお、通常、各スライダ22の柱23に取り付けられている引手は、本実施形態では取り除かれている。
そして、図1に示すように、2本の頭合わせファスナ21がシートバック14の下側の部分に上下方向に延在するように略平行に2本設けられている。
保持部20である頭合わせファスナ21の各スライダ22には、移動体30の支持部材が取り付けられるようになっており、これにより移動体30が保持部20に保持されるようになっている。
具体的には、図3(B)に示すように、各スライダ22の柱23が移動体30の支持部材30Aに設けられた孔に挿通され、スライダ22の本体部分とは反対側の面側に突出した柱23にスナップピンP等の留め具が挿通されることで、支持部材30Aが保持部20である頭合わせファスナ21のスライダ22から抜け落ちずに固定される。
本実施形態では、このようにして、移動体30の支持部材30Aが保持部20である頭合わせファスナ21の各スライダ22(図1の場合は計4個)で保持されるようになっている。なお、図3(B)では、頭合わせファスナ21のエレメント24等の記載が省略されている。
そして、例えば、着座者が移動体30を上下させると、移動体30や支持部材30Aを保持する各スライダ22が移動体30の移動にあわせて頭合わせファスナ21上を上下方向に移動する。
このように、本実施形態では、移動体30の支持部材30Aが保持部20である頭合わせファスナ21の各スライダ22によって保持されることで、移動体30を頭合わせファスナ21の延在方向である上下方向に移動させることができるようになっている。
また、それとともに、保持部20により、移動体30や支持部材30Aを、シートバック14の上下方向の任意の位置(頭合わせファスナ21の存在範囲内の任意の位置)に静止した状態で保持させることができるようになっている。
図4は、移動体30の一例の分解斜視図である。
なお、図4では、図中上側がシート10に着座した着座者に向かう側(以下、着座者側という場合がある。)である。また、図中下側(すなわちシート10に着座した着座者から遠ざかる側)を背面側という場合がある。
移動体30は、例えば、第1ベースプレート31と、第2ベースプレート32と、パッド33と、電極34と、生体センサ40やヒータ41と、カバー35とで構成することができる。
なお、図3(B)では、支持部材30Aとして第1ベースプレート31を示したが、支持部材30Aという場合、第1ベースプレート31だけでなく第2ベースプレート32、パッド33等が含まれる。
第1ベースプレート31は、例えば冷間圧延鋼板で形成することができ、矩形状に形成されている。
第1ベースプレート31には、左右の端部付近に、上記のように頭合わせファスナ21のスライダ22の柱23(図3(A)、(B)参照)を挿通するための孔31Aが形成されている。また、第1ベースプレート31には、第2ベースプレート32と接合するための図示しないブラッシュクリップやジャンパーホック等を取り付けるための孔31Bも形成されている。なお、孔31Cについては後で説明する。
第2ベースプレート32は、例えばポリカーボネート等の樹脂板で形成することができ、第1ベースプレート31と略同形の矩形状に形成されている。
第2ベースプレート32には、第1ベースプレート31の孔31Bに対応する位置にそれぞれ孔32Aが形成されており、第1ベースプレート31の孔31Bと第2ベースプレート32の孔32Aに取り付けられる図示しないブラッシュクリップやジャンパーホック等により第2ベースプレート32が第1ベースプレート31の着座者側に接合されるようになっている。
また、第2ベースプレート32には、第1ベースプレート31の孔31Cに対応する位置に孔32Bが形成されている。
なお、孔32Bについては後で説明する。また、ブラッシュクリップ状やジャンパーホック状等の取り付け部材を第1ベースプレート31又は第2ベースプレート32に一体的に形成しておき、それを第2ベースプレート32又は第1ベースプレート31に設けた孔32A又は孔31Bと係合させる等して第1ベースプレート31と第2ベースプレート32とを接合させるように構成することも可能である。
また、第1ベースプレート31と第2ベースプレート32の接合を、上記のようにブラッシュクリップ状やジャンパーホック状の取り付け部材を用いる代わりに、例えば図5に示すように、第2ベースプレート32にピン32Cを設け、第1ベースプレート31に溝31Eを有する孔31D(ホック)を設けておく。
そして、第2ベースプレート32のピン32Cを第1ベースプレート31の孔31Dに挿通し、第2ベースプレート32と第1ベースプレート31とを面方向に互いにずらして第2ベースプレート32のピン32Cを第1ベースプレート31の溝31Eに嵌め込むことで第1ベースプレート31と第2ベースプレート32とを接合するように構成することも可能である。
パッド33は、例えば発泡ウレタンで形成することができ、第1ベースプレート31や第2ベースプレート32とほぼ同じ大きさの平たい略直方体状に形成されている。パッド33は、例えば両面テープ等で貼り付ける等して第2ベースプレート32の着座者側に固定されている。
また、本実施形態では、パッド33の所定の位置に凹部33Aが設けられているが、必ずしも凹部33Aが設けられていなくてもよい。また、パッド33には、着座者側から背面側に貫通する孔33Bや、背面側に溝33Cが設けられている。溝33Cは、凹部33Aの孔33Bの部分から第2ベースプレート32の孔32Bに対応する位置まで形成されている。なお、孔33Bや溝33Cがパッド33に設けられた切り欠きである場合を含む。
電極34は、銅板やアルミ板等の金属板で形成されている。そして、電極34は、例えば両面テープ等で貼り付ける等してパッド33の着座者側に配置されている。なお、図4に記載されているバッファ回路60については後で説明する。
そして、電極34の着座者側には、生体センサ40やヒータ41が電極34と電気的に接続されるように配置されており、生体センサ40やヒータ41は、電極34から電源が供給されるようになっている。
カバー35には、生体センサ40やヒータ41を取り付け可能な位置(本実施形態では4箇所)に開口が設けられている。
なお、図1や図4ではカバー35の開口が封鎖されておらず、生体センサ40やヒータ41が着座者側に露出している状態に記載されているが、カバー35を含む移動体30全体を表皮等で覆うように構成することも可能である。
また、本実施形態では、カバー35は、その一部又は全部が導電布(一般的な布に導電性を有する導電糸が縫製されることで形成された布)で構成されており、導電布の部分が電極34に接続されている。
そして、本実施形態では電極34が静電容量結合型電極になっており、カバー35は、導電布の部分で着座者の電位を移動体30内の電極34に伝える役割を担っている。
図1に示したように、移動体30がシート10に設けられていると、シート10に着座した着座者がシートバック14に背中をもたせかけた際に、シートスプリング18F(図2参照)により移動体30が着座者の背中に押し付けられる状態になる。
そのため、移動体30に取り付けられた生体センサ40やヒータ41が着座者の背中に近接する状態になるため、生体センサ40によるセンシング性能やヒータ41による加熱効果が高まるという効果がある。
本実施形態では、電極34には、生体センサ40やヒータ41に電源を供給するための電源ケーブル36が接続されており、電源ケーブル36は、前述したパッド33に設けられた孔33Aや溝33Bを通ってパッド33の背面側に挿通されている。
そして、電源ケーブル36は、さらに第2ベースプレート32の孔32Bや第1ベースプレート31の孔31Cを通って移動体30の背面側に挿通されている。
なお、生体センサ40やヒータ41がそれぞれ電源ケーブルを有している場合は、例えば、電極34を設けずにパッド33に生体センサ40やヒータ41を取り付け、それらの電源ケーブルを、パッド33に設けられた孔33Aや溝33B等を通して移動体30の背面側に挿通させるように構成することも可能である。
このように、本実施形態に係る移動体30では、移動体30のパッド33の着座者側に配置された生体センサ40やヒータ41に電源を供給するための電源ケーブル36が、パッド33に設けられた孔33Aや溝33B等を通って移動体30の背面側に挿通されているため、電源ケーブル36を移動体30内で的確に引き回して移動体30の背面側に導くことが可能となる。
そのため、電源ケーブル36を適切に配策することが可能となるとともに、電源ケーブル36が着座者に触れるなどして着座者に不快な思いをさせることを抑制することが可能となる。
また、本実施形態では、上記のように移動体30の背面側に引き回された電源ケーブル36が、図6に示すように、頭合わせファスナ21の各スライダ22の間の、頭合わせファスナ21のエレメント24間に隙間Gが形成されている部分を通してシートバック14の内部に挿通されるようになっている。
なお、図6では、電源ケーブル36を見やすくするために電源ケーブル36が隙間Gから大きく引き出されているように記載されているが、実際には、隙間Gのごく近傍に移動体30の第1ベースプレート31が存在する。そのため、第1ベースプレート31の孔31Cから出た電源ケーブル36はすぐに隙間Gを通ってシートバック14内に入る状態になっている。
そして、上記のように、本実施形態では、移動体30の背面側に引き回された電源ケーブル36が頭合わせファスナ21の隙間Gを通ってシートバック14内に挿通される。
そのため、電源ケーブル36を適切に配策することが可能となるとともに、電源ケーブル36が着座者に触れるなどして着座者に不快な思いをさせることを抑制することが可能となる。
また、上記のように構成すると、移動体30の上下動に応じて頭合わせファスナ21の各スライダ22が上下動するため、隙間Gが移動体30の上下動にあわせて上下動する。そのため、移動体30を上下方向に移動させても、頭合わせファスナ21の隙間Gが常に移動体30の後方に位置し、移動体30の上下動とともに上下動する状態が維持される。
そのため、移動体30を上下方向に移動させても、移動体30から出た電源ケーブル36がすぐに隙間Gを通ってシートバック14内に入る状態が保たれるため、移動体30の上下動により電源ケーブル36にダブつきが生じたり電源ケーブル36が頭合わせファスナ21に挟まって移動体30が上下動できなくなる等の事態が生じることを抑制することが可能となる。
なお、シートバック14内に挿通された電源ケーブル36は、シート10内を通ってシート10に配置された、生体センサ40やヒータ41を制御したり電源を供給したりするための制御装置(ECU)に接続される。
制御装置は、例えば、シート10のシートクッション11のサイドフレーム18C(図2参照)に取り付けられるなどして、シートクッション11の図示しないクッションパッドの裏面側(背面側)に配置される。
制御装置は、シート10のシートバック14に配置されていてもよい。
そして、このように制御装置をシートクッション11やシートバック14のクッションパッドの裏面側に配置することで、シート10に着座した着座者に制御装置が触れることがなく、着座者が違和感を覚えることなくシート10に着座することが可能となる。
また、例えば図7(A)に示すように、制御装置50がシートクッション11(シートバック14でもよい。以下同じ。)の幅方向の中心に対して右方向にオフセットして配置されている場合には、電源ケーブル36が挿通される移動体30の第1ベースプレート31の孔31Cや第2ベースプレート32の孔32Bを、第1ベースプレート31や第2ベースプレート32の右方向にオフセットして配置することが好ましい。
また、例えば図7(B)に示すように、制御装置50がシートクッション11の幅方向の中心に対して左方向にオフセットして配置されている場合には、電源ケーブル36が挿通される移動体30の第1ベースプレート31の孔31Cや第2ベースプレート32の孔32Bを、第1ベースプレート31や第2ベースプレート32の左方向にオフセットして配置することが好ましい。
なお、図7(A)、(B)では、移動体30の第1ベースプレート31や第2ベースプレート32以外の構成要素の図示が省略されている。
このように、制御装置50が、シートクッション11(あるいはシートバック14)の幅方向の中心に対して左方向又は右方向のいずれかにオフセットして配置されている場合には、移動体30の第1ベースプレート31の孔31Cや第2ベースプレート32の孔32Bは、第1ベースプレート31や第2ベースプレート32に対して、制御装置50がオフセットされた側と同じ方向にオフセットして配置されていることが望ましい。
この場合、パッド33に設けられる溝33C(図4参照)も、制御装置50がオフセットされた側と同じ方向にオフセットして配置されること(すなわち溝33Cを右方向又は左方向に延在させ第1ベースプレート31の孔31Cや第2ベースプレート32の孔32Bに対応する位置まで形成されていること)が望ましい。
このように構成すれば、頭合わせファスナ21の隙間Gを通ってシートバック14内に挿通された電源ケーブル36が、シート10内で、例えばシート10を幅方向に横切るように配置されることがなく、短い距離で配策されるようになる。
そのため、電源ケーブル36を、シート10内で適切に配策することが可能となる。
なお、以上では、移動体30がシート10のシートバック14側に設けられている場合について説明したが、移動体30をシート10のシートクッション11側に設けるように構成することも可能である。
移動体30の詳しい構成等は移動体30をシートバック14側に設ける場合(例えば図1や図4等参照)と同様であるので説明を省略するが、この場合、例えば図8に示すように、シート10の着座部13Aの表皮12の前後方向に延びる吊り込み部13C等に保持部20である頭合わせファスナ21を取り付ける。
そして、移動体30を頭合わせファスナ21に前後方向に移動可能に取り付けるが、その際、例えば図8に示すように、シートクッション11の上面を覆う移動体30の上面部30Bの前側をシートクッション11の前端で下方に巻き込ませて前面部30Cを設けるようにして移動体30を構成することができる。なお、図示を省略するが、この場合、移動体30の第1ベースプレート31や第2ベースプレート32、パッド33、カバー35等も同形に形成される。
そして、移動体30の前面部30Cに電極34(図示省略)が設けられ、それに生体センサ40やヒータ41を取り付けるように構成することができる。
このように構成すれば、移動体30を保持部20に沿ってシートクッション11の前後方向の任意の位置に移動させることが可能となる。
そのため、生体センサ40やヒータ41を、シート10に着座した着座者のふくらはぎや大腿部の裏側等に対して適切な位置に配置することが可能となる。
なお、移動体30をシートバック14に設ける場合も同様であるが、移動体30をシートクッション11やシートバック14に対して前後方向や上下方向(あるいは左右方向)に移動させる際に、着座者が手動で移動させるように構成してもよく、また、モータ等を備える移動装置(図示省略)で移動体30を自動的に移動させるように構成することも可能である。
以上のように、本実施形態に係るシート10によれば、シートバック14と、着座者の大腿部を支持するシートクッション11とを備えたシート10において、生体センサ40やヒータ41を取り付け可能で上下方向(あるいは前後方向や左右方向のいずれかの方向。以下同じ。)に移動可能な移動体30を備えており、シートバック14(あるいはシートクッション11。以下同じ。)は、移動体30をその方向における任意の位置に保持可能な保持部20(例えば頭合わせファスナ21)を備えるように構成した。
そのため、移動体30を保持部20に沿ってシートバック14の上下方向の任意の位置に移動させることで、生体センサ40やヒータ41を、シート10に着座した着座者に対して適切な位置に配置することが可能となる。
そのため、着座者の体形等が着座者ごとに異なっていても、生体センサ40を着座者の身体に対して適切な位置に配置することが可能となり、適切な位置に配置された生体センサ40で検出されたデータに基づいて着座者の健康状態等を適切に把握することが可能となる。また、ヒータ41を着座者の身体に対して適切な位置に配置することが可能となり、適切な位置に配置されたヒータ41により着座者が所望する身体の位置を適切に加熱することが可能となる。
なお、移動体30に、生体センサ40とヒータ41の両方を取り付けてもよく、いずれか一方のみを取り付けてもよい。
また、例えば図7(A)に示すように、シートバック14に設けられたヘッドレスト17のヘッドレストピラー17Aを保持する複数のヘッドレストピラー固定部18G同士の間の距離よりも、シートバック14(及び/又はシートクッション11)に設けられた複数の保持部20すなわち上記の実施形態では左右の頭合わせファスナ21同士の間の距離が長くなるように複数の保持部20を設けるように構成することが可能である。
このように構成すれば、複数の保持部20(左右の頭合わせファスナ21)同士の距離が離れた状態で移動体30が保持されるため、保持部20で移動体30を保持する際の安定性を向上させることが可能となる。
さらに、保持部20(例えば頭合わせファスナ21)をシートバック14やシートクッション11の土手部16Bや土手部13Bに設けると、移動体30が土手部16Bや土手部13B上を移動することになるが、その場合、生体センサ40によるセンシングやヒータ41による着座者の加熱が困難になったり、あるいは膨出した土手部16Bや土手部13B上を移動体30が移動して着座者の邪魔になったりするおそれがある。
そのため、保持部20は、シートバック14やシートクッション11)の土手部16Bや土手部13Bを避けた位置に設けられていることが望ましい。このように構成すれば、上記のような問題が生じることを抑制することが可能となる。
また、移動体30に生体センサ40を取り付ける際、バッファ回路が必要になる場合がある。そして、例えばバッファ回路を移動体30の電極34上に取り付けると、その部分が着座者側に出っ張ってしまう場合がある。
そのため、このような場合には、例えば図4に示したように、パッド33の所定の位置に凹部33Aを設けておき、そのパッド33の凹部33A内に生体センサ40のバッファ回路60を配置するように構成することが望ましい。このように構成すれば、移動体30内でバッファ回路60が着座者側に出っ張ってしまうことを抑制することが可能となる。
ところで、図8に示したように、例えば移動体30がシートクッション11に設けられた保持部20(例えば頭合わせファスナ21)により前後方向に移動可能に保持されるように構成されている場合、衝突等によりシート10に過大な荷重が入力した際に、移動体30がシート10の前方に飛び出してしまったり、移動体30や生体センサ40やヒータ41がシート10に着座した着座者のふくらはぎ等にぶつかる等の事故が生じる可能性がある。また、移動体30が前方に突出することで前述した電源ケーブル36等の配線が切断される可能性もある。
そして、例えば以下のように構成することで、このような場合でも移動体30が前方に突出することを抑制することができる。
すなわち、例えば図9にαやβで示す移動体30の左右のいずれか一方の偏心した位置に錘を配置するように構成することが可能である。
なお、図9では、移動体30の左右のうち左に偏心した位置(αやβ等)に錘を配置する場合が示されているが、移動体30の左右のうち右に偏心した位置に錘を配置するように構成することも可能である。また、錘は、移動体30の左に偏心した位置か右に偏心した位置のいずれか一方にのみ配置される。
そして、例えば図10(A)に示すように、移動体30に前後方向に延在するレール37を取り付け、レール37に錘38を取り付ける。
この場合、錘38は、レール37に沿って所定距離だけ移動できるように取り付けられる。また、錘38は、例えばブレーキ時のようにシート10に前後方向に通常の荷重が入力してもレール37上を移動しないが、衝突時のようにシート10に前後方向に過大な荷重(例えば閾値以上の荷重)が入力した際には、図10(B)に示すようにレール37に沿って前方に移動するように構成されている。
そして、過大な荷重が入力した際に、図10(C)に示すように、移動体30は、錘38が配置された左側が、錘38が配置されていない右側よりも大きく移動して傾くため、移動体30が保持部20(例えば頭合わせファスナ21)に引っ掛かる。そのため、移動体30の前後方向の移動が阻止され、移動体30はそれ以上前方に移動しなくなる。
なお、図10(A)〜(C)では、錘38を図9に示した移動体30におけるαの位置に配置する場合を示したが、錘38をβの位置や他の偏心した位置に配置した場合も同様に説明される。
以上のように、上記のように構成することで、衝突等によりシート10に過大な荷重が入力した場合でも、移動体30が前方に突出することを抑制することが可能となり、移動体30がシート10の前方に飛び出してしまったり移動体30や生体センサ40やヒータ41がシート10に着座した着座者のふくらはぎ等にぶつかる等の事故が生じることを抑制することが可能となる。
また、移動体30が前方に大きく突出することが抑制されるため、電源ケーブル36等の配線が切断されることも抑制することができる。
なお、本発明は上記の実施形態等に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更可能であることは言うまでもない。
10 シート(シート、車両用シート)
11 シートクッション
13B 土手部
14 シートバック
16B 土手部
17 ヘッドレスト
17A ヘッドレストピラー
18G ヘッドレストピラー固定部
20 保持部
21 頭合わせファスナ(頭合わせファスナ、保持部)
22 スライダ
24 エレメント
30 移動体
30A 支持部材
31 第1ベースプレート(支持部材)
31C 孔
32 第2ベースプレート(支持部材)
32B 孔
33 パッド(パッド、支持部材)
33A 凹部
33C 溝
36 電源ケーブル
38 錘
40 生体センサ
41 ヒータ
50 制御装置
60 バッファ回路
G 隙間

Claims (9)

  1. シートバックと、着座者の大腿部を支持するシートクッションとを備えたシートにおいて、
    生体センサ及び/又はヒータを取り付け可能で前後、左右、上下のいずれかの方向に移動可能な移動体を備え、
    前記シートバック及び/又は前記シートクッションは、前記移動体を前記方向における任意の位置に保持可能な保持部を備えていることを特徴とするシート。
  2. 前記移動体に配置された前記生体センサ及び/又は前記ヒータに電源を供給するための電源ケーブルが、前記移動体の支持部材に設けられた孔又は溝を通って前記移動体の背面側に挿通されていることを特徴とする請求項1に記載のシート。
  3. 前記生体センサ及び/又は前記ヒータを制御する制御装置が、前記シートバック又は前記シートクッションの幅方向の中心に対して左方向又は右方向のいずれかにオフセットして配置されており、
    前記孔又は前記溝は、前記支持部材に対し、前記制御装置がオフセットされた側と同じ方向にオフセットして配置されていることを特徴とする請求項2に記載のシート。
  4. 前記保持部は、前記シートバック及び/又は前記シートクッションに取り付けられた頭合わせファスナであり、
    前記生体センサ及び/又は前記ヒータに電源を供給するための電源ケーブルが、前記頭合わせファスナの各スライダの間の、前記頭合わせファスナのエレメント間に隙間が形成されている部分を通して前記シートバック及び/又は前記シートクッションの内部に挿通されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のシート。
  5. 前記移動体はパッドを備えており、
    前記生体センサのバッファ回路が、前記パッドに設けられた凹部内に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のシート。
  6. 前記シートバックには、ヘッドレストのヘッドレストピラーを保持する複数のヘッドレストピラー固定部が設けられており、
    前記保持部は、前記シートバック及び/又は前記シートクッションに複数設けられており、
    複数の前記保持部同士の間の距離が、複数の前記ヘッドレストピラー固定部同士の間の距離よりも長くなるように設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のシート。
  7. 前記保持部は、前記シートバック及び/又は前記シートクッションの土手部を避けて設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のシート。
  8. 車両用シートであることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のシート。
  9. 前記移動体は、前記シートクッションに設けられた前記保持部により前後方向に移動可能に保持されており、
    前記移動体には、左右のいずれか一方の偏心した位置に錘が配置されており、
    前記シートに前後方向に過大な荷重が入力した際に、前記錘が配置された側が前記錘が配置されていない側よりも大きく移動して前記移動体が前記保持部に引っ掛かることで前記移動体の前後方向の移動が抑制されることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のシート。
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