JP2023049732A - 乗り物用シート - Google Patents

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Ryosuke Kojima
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Abstract

Figure 2023049732000001
【課題】シート本体内部にシートヒータを取り付ける作業を効率化することが可能な乗り物用シートを提供する。
【解決手段】乗り物用シートSは、シート本体の内部においてパッド材10及び表皮材20の間に配置され、表皮材20の裏面に取り付けられるシートヒータ30を備えている。パッド材10は、表皮材20の表皮端末部を吊り込むための吊り込み溝を有している。吊り込み溝は、パッド材10を第1のパッド部と第2のパッド部とに区分けするように設けられている。シートヒータ30は、第1のパッド部の表面に配置される第1ヒータ部と、第2のパッド部の表面に配置される第2のヒータ部と、吊り込み溝を跨ぐように配置され、第1のヒータ部及び第2のヒータ部を連結するヒータ連結部と、を有している。ヒータ連結部は、表皮端末部に取り付けられ、表皮端末部とともに吊り込み溝に吊り込まれている。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗り物用シートに係り、シート本体の内部においてパッド材及び表皮材の間に配置されるシート状のシートヒータを備えた乗り物用シートに関する。
従来、シート本体の内部にシート状のシートヒータを取り付けることで、シート本体に着座した乗員の快適性を向上させた乗り物用シートが知られている。
当該乗り物用シートの一例として、骨格となるシートフレームにパッド材を載置して表皮材で被覆されて構成されるシート本体と、パッド材と表皮材の間に配置され、表皮材の裏面に接着剤等で取り付けられるシートヒータと、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2021/085093号
ところで、特許文献1のような乗り物用シートでは、シートヒータが、シートクッションにおいてパッド材の前方部分に配置される前方ヒータ部と、パッド材の後方部分に配置される後方ヒータ部と、前方ヒータ部及び後方ヒータ部を連結する左右のヒータ連結部(ヒータ渡り部)と、から構成されていた。
そして、パッド材の表面には、当該パッド材を前方部分と後方部分とに区分けし、表皮材の表皮端末部を吊り込むための吊り込み溝が形成されており、左右のヒータ連結部は、吊り込み溝に表皮端末部とともに吊り込まれていた(押し込まれていた)。
そうすると、シートクッションを製造するにあたってパッド材にシートヒータ付きの表皮材を被覆するときには、シートヒータのヒータ連結部を吊り込み溝内に押し込む作業が必要とされていた。そのため、作業費の増加につながっていた。
なお、ヒータ連結部を吊り込み溝内に押し込む作業は、例えばシートヒータがパッド材の表面に取り付けられる(格納される)場合であっても必要とされる作業であった。
そのため、シート本体の内部にシートヒータ(ヒータ連結部)を取り付ける作業を効率化するための技術が求められていた。
また、特許文献1のような乗り物用シートでは、シートヒータの左右のヒータ連結部が、シートクッションのパッド材のシート幅方向の中央部に配置され、かつ、パッド材の吊り込み溝と重なる位置に配置されていた。
そうすると、乗員がシート本体に着座したときに着座荷重によってヒータ連結部に負荷がかかってしまっていた。
そのため、シートヒータのうち、ヒータ連結部に着座荷重による負荷がかかってしまうことを抑制する技術が求められていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、シート本体の内部にシートヒータを取り付ける作業を効率化することが可能な乗り物用シートを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、シート本体の内部にシートヒータのヒータ連結部を効率良く取り付けることが可能な乗り物用シートを提供することにある。
また、シートヒータのヒータ連結部に着座荷重による負荷がかかってしまうことを抑制することが可能な乗り物用シートを提供することにある。
前記課題は、本発明の乗り物用シートによれば、パッド材と、前記パッド材を被覆する表皮材とを有するシート本体と、前記シート本体の内部において前記パッド材及び前記表皮材の間に配置され、前記表皮材側の裏面に取り付けられるシート状のシートヒータと、を備えた乗り物用シートであって、前記パッド材は、前記パッド材の表面に形成され、前記表皮材の表皮端末部を吊り込むための吊り込み溝を有し、前記吊り込み溝は、前記パッド材の表面において所定方向に沿って延びており、前記パッド材を第1のパッド部と第2のパッド部とに区分けするように設けられ、前記シートヒータは、前記第1のパッド部の表面に配置される第1のヒータ部と、前記第2のパッド部の表面に配置される第2のヒータ部と、前記吊り込み溝を跨ぐように配置され、前記第1のヒータ部及び前記第2のヒータ部を連結し、前記第1のヒータ部及び前記第2のヒータ部よりも幅狭となるように形成されるヒータ連結部と、を有し、前記ヒータ連結部は、前記表皮材のうち前記表皮端末部に取り付けられ、前記表皮端末部とともに前記吊り込み溝に少なくとも一部が吊り込まれていること、により解決される。
上記構成により、シート本体内部にシートヒータを取り付ける作業を効率化することが可能な乗り物用シートを実現することができる。
詳しく述べると、ヒータ連結部は、表皮材のうち表皮端末部に取り付けられ、表皮端末部とともに吊り込み溝に吊り込まれているため、従来のようにヒータ連結部を吊り込み溝内に押し込む作業工程が不要となる。すなわち、表皮端末部を吊り込み溝内に吊り込むことでヒータ連結部も同時に吊り込まれる。そのため、シートヒータ(ヒータ連結部)を効率良く取り付けることが可能となる。
また上記構成により、パッド材の所定位置に表皮材を取り付けるときにシートヒータの取り付け位置も定まることになる。そのため、パッド材に対する表皮材及びシートヒータの取り付け作業が向上する。
このとき、前記吊り込み溝は、前記パッド材をシート幅方向の中央パッド部と、前記中央パッド部よりも外側に位置するサイドパッド部とに区分けする第1の吊り込み溝と、前記中央パッド部を前記シート幅方向及び前記パッド材の厚み方向とは直交する方向において第1の中央パッド部と第2の中央パッド部とに区分けする第2の吊り込み溝と、を有し、前記ヒータ連結部は、前記表皮端末部とともに前記第1の吊り込み溝に少なくとも一部が吊り込まれ、前記第2の吊り込み溝と並ぶ位置又は重なる位置に配置されていると良い。
上記構成により、左右のヒータ連結部が、シート本体のシート幅方向の中央部分よりも外側に寄らせた位置に配置されているため、ヒータ連結部に対し着座荷重の負荷がかかってしまうことを抑制することが可能となる。
このとき、前記第1のヒータ部及び前記第2のヒータ部は、前記シート本体に乗員が着座したときに、前記シート本体のうち前記乗員が当接する部分と対向する位置に配置され、かつ、前記第2の吊り込み溝とは対向しない位置に配置されていると良い。
上記構成により、パッド材のうち、乗員が着座したときに着座荷重がより加わり易い部分(第2の吊り込み溝)を避けて第1のヒータ部及び第2のヒータ部を配置することができる。その結果、シートヒータに加わる負荷を抑制することが可能となる。
このとき、前記ヒータ連結部は、前記第1のヒータ部及び前記第2のヒータ部よりもシート幅方向の外側に配置されていると良い。
上記構成により、吊り込み溝を跨ぐように配置されるヒータ連結部に対し着座荷重の負荷がかかってしまうことを抑制することができる。
このとき、前記第1の吊り込み溝は、シート幅方向の左右側方に形成され、前記ヒータ連結部は、シート幅方向の左右側方に配置され、左右の前記ヒータ連結部は、左右の前記第1の吊り込み溝にそれぞれ少なくとも一部が吊り込まれていると良い。
上記のように左右のヒータ連結部を備えていることで、シートヒータがパッド材に対して意図せずに動いてしまう(ずれてしまう)ことを抑制することができる。
このとき、前記第2の吊り込み溝は、前記中央パッド部を前記直交する方向において前記第1の中央パッド部と、前記第2の中央パッド部と、第3の中央パッド部とに区分けする複数の前記第2の吊り込み溝を有し、前記シートヒータは、前記第1の中央パッド部の表面に配置される前記第1のヒータ部と、前記第2の中央パッド部の表面に配置される前記第2のヒータ部と、前記第3の中央パッド部の表面に配置される第3のヒータ部と、前記第1のヒータ部及び前記第2のヒータ部を連結する第1のヒータ連結部と、前記第2のヒータ部及び前記第3のヒータ部を連結する第2のヒータ連結部と、を有し、前記第1のヒータ連結部と、前記第2のヒータ連結部とが、前記直交する方向に並ぶ位置に配置されていると良い。
また、前記第1の吊り込み溝は、シート幅方向の左右側方に形成され、前記ヒータ連結部は、シート幅方向の左右側方に配置され、左右の前記ヒータ連結部は、前記直交する方向及び前記パッド材の厚み方向において重なる位置に配置されていると良い。
上記構成により、シートヒータがパッド材に対して意図せずに動いてしまうことを一層抑制することができる。
このとき、前記シートヒータは、シート状のシート基材と、前記シート基材に取り付けられ、前記シート基材に沿って延びているヒータ線と、を有し、前記ヒータ線のうち、前記ヒータ連結部の前記シート基材に取り付けられた部分は、前記ヒータ連結部の延出方向に沿って延びており、かつ、複数の屈曲部を形成しながら延びていると良い。
また、前記ヒータ線のうち、前記ヒータ連結部の前記シート基材に取り付けられた部分は、蛇行形状又はジグザグ形状を形成しながら延びていると良い。
上記のように、ヒータ連結部においてヒータ線の面積を出来る限り確保することで、ヒータ線全体で見たときの負荷を分散させることができる。
このとき、前記ヒータ連結部のうちシート幅方向の外側端部が、前記表皮端末部に縫製によって取り付けられていると良い。
上記構成により、シートヒータを取り付ける作業を一層効率化することができる。特に、シート本体の内部にシートヒータのヒータ連結部を一層効率良く取り付けることができる。
本発明によれば、シート本体内部にシートヒータを取り付ける作業を効率化することが可能な乗り物用シートを実現できる。詳しく述べると、従来のようにヒータ連結部を吊り込み溝内に押し込む作業工程が不要となる。すなわち、表皮端末部を表皮吊り込み溝内に吊り込むことでヒータ連結部も同時に吊り込まれる。
また本発明によれば、パッド材に対する表皮材及びシートヒータの取り付け作業が向上する。
また本発明によれば、ヒータ連結部に対し着座荷重の負荷がかかってしまうことを抑制することが可能となる。
また本発明によれば、シートヒータに加わる負荷を抑制することが可能となる。
また本発明によれば、シートヒータがパッド材に対して意図せずに動いてしまうことを抑制することができる。
また本発明によれば、ヒータ連結部においてヒータ線の面積を出来る限り確保することで、ヒータ線全体で見たときの負荷を分散させることができる。
また本発明によれば、シートヒータを取り付ける作業を一層効率化することができる。特に、シートヒータのヒータ連結部を一層効率良く取り付けることができる。
本実施形態の乗り物用シートの外観斜視図である。 シートクッションの上面図である。 シートクッションのパッド材の上面図である。 シートクッションの表皮材及びシートヒータの底面図であって、表皮端末部にヒータ連結部が取り付けられた状態を示す図である。 図2のV-V断面図であって、表皮端末部及びヒータ連結部の一部が吊り込み溝に吊り込まれた状態を示す図である。 シートヒータの上面図である。 シートヒータの要部拡大図であって、ヒータ連結部を示す図である。 ヒータ連結部の変形例を示す図である。 第2実施形態の乗り物用シートを示す図である。 図8のIX-IX断面図であって、表皮端末部及びヒータ連結部の一部が吊り込み溝に吊り込まれた状態を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図1~図9を参照して説明する。
本実施形態は、パッド材及び表皮材の間にシート状のシートヒータを備えた乗り物用シートであって、パッド材が、パッド材の表面を第1のパッド部と第2のパッド部とに区分けするように設けられ、表皮材の表皮端末部を吊り込むための吊り込み溝を有し、シートヒータが、第1のパッド部の表面に配置される第1のヒータ部と、第2のパッド部の表面に配置される第2のヒータ部と、吊り込み溝を跨ぐように配置され、第1のヒータ部及び第2のヒータ部を連結するヒータ連結部とを有しており、当該ヒータ連結部が、表皮材のうち表皮端末部に取り付けられ、表皮端末部とともに吊り込み溝に一部が吊り込まれていることを主な特徴とする乗り物用シートの発明に関するものである。
なお、乗り物用シートのシートバックに対して着座者が着座する側がシート前方側となる。
本実施形態の乗り物用シートS1は、図1に示すように、車両用シートであって、シートクッション1と、シートバック2と、ヘッドレスト3とを備えるシート本体と、シートクッション1及びシートバック2の内部にそれぞれ取り付けられるシート状のシートヒータ30、40と、から主に構成されている。
なお、シートヒータ30、40は、ハーネスを介して電源及び制御装置と接続されている。
シートクッション1は、図1~図4に示すように、乗員を下方から支持する着座部であって、骨格となる不図示のクッションフレームにパッド材10を載置して表皮材20で被覆されて構成されている。
シートクッション1は、シート幅方向の中央部分にある中央部1Aと、中央部1Aのシート幅方向の外側にある左右のサイド部1B(サイドボルスター部)と、から構成されている。
クッションフレームは、矩形状の枠状体からなり、左右側方に配置されるサイドフレームと、各サイドフレーム部の前方部分に架設される板状のパンフレームと、各サイドフレームの後方部分を連結する後方連結フレームと、パンフレーム及び後方連結フレームに掛け止めされ、シート前後方向に蛇状に延びている複数の弾性バネ(弾性支持部材)と、から主に構成されている。
シートバック2は、図1に示すように、着座者の背中を後方から支持する背もたれ部であって、骨格となる不図示のバックフレームにパッド材2aを載置して表皮材2bで被覆されて構成されている。
シートバック2は、シート幅方向の中央部分にある中央部2Aと、中央部2Aのシート幅方向の外側にある左右のサイド部2B(サイドボルスター部)と、から構成されている。
バックフレームは、矩形状の枠状体からなり、左右側方に配置されるバックサイドフレームと、各バックサイドフレームの上端部分を連結する逆U字形状の上部フレームと、各バックサイドフレームの下端部分を連結するプレート形状の下部フレームと、各バックサイドフレームに掛け止めされる複数のワイヤ部材(弾性ワイヤ)と、複数のワイヤ部材によって保持され、着座者を支持する支持プレートと、から主に構成されている。
なお、シートクッション1及びシートバック2の連結部分にはリクライニング装置4が取り付けられており、シートクッション1の下方部分にはハイトリンク装置5を介してレール装置6が取り付けられている。
ヘッドレスト3は、図1に示すように、乗員の頭を後方から支持する頭部であって、芯材となる不図示のピラーにパッド材3aを載置して表皮材3bで被覆されて構成されている。
シートクッション1のパッド材10は、図2、図3に示すように、例えば発泡ウレタン等からなるクッション材である。
パッド材10は、パッド材10の表面に形成され、表皮材20の表皮端末部20aを吊り込むための第1吊り込み溝11及び第2吊り込み溝12を有している。
第1吊り込み溝11は、パッド材10のシート幅方向の左右側方に形成され、シート前後方向に長尺となるように延びている。
左右の第1吊り込み溝11は、パッド材10を中央パッド部10Aと、中央パッド部10Aよりも外側に位置するサイドパッド部10Bとに区分けするように配置されている。
第2吊り込み溝12は、パッド材10のシート幅方向の中央部分に複数形成され、それぞれシート幅方向に長尺となるように延びている。
複数の第2吊り込み溝12は、中央パッド部10Aをシート前後方向において第1中央パッド部10AAと、第2中央パッド部10ABと、第3中央パッド部10ACとに区分けするように配置されている。
複数の第2吊り込み溝12は、左右の第1吊り込み溝11を連結するように延びている。
表皮材20は、図2、図4に示すように、例えば伸縮性を有するナイロン材料等からなり、パッド材10を上方側から被覆することが可能な形状に形成されている。
具体的には、表皮材20は、中央パッド部10A及び左右のサイドパッド部10Bに対応する位置において分割されたものであって、分割された表皮材20同士の表皮端末部20aが、第1吊り込み溝11内で縫製されて連結されている。
また、表皮材20は、第1中央パッド部10AA、第2中央パッド部10AB及び第3中央パッド部10ACに対応する位置においてさらに分割されており、分割された表皮材20同士の表皮端末部20aが、第2吊り込み溝12内で縫製されて連結されている。
表皮材20の裏面において中央パッド部10A及び左右のサイドパッド部10Bに対応する位置には、略全面にわたって綿状のスラブ材21(ワディング材)が縫製されて取り付けられている。
また、表皮材20の裏面において表皮端末部20aに対応する位置には、表皮端末部20aの延出方向に沿って吊り込み部材22が取り付けられている。
さらに、表皮材20の中央パッド部10Aの裏面には、シートヒータ30が取り付けられている。
吊り込み部材22は、図2、図5に示すように、例えば樹脂製のトリムコードであって、パッド材10の吊り込み溝11、12に対向する位置に配置され、当該吊り込み溝11、12の延出方向に沿って延びている。
吊り込み部材22は、表皮端末部20aとともに吊り込み溝11、12内に吊り込まれることになる。
詳しく説明すると、パッド材10の吊り込み溝11、12よりも下方位置には、図5に示すように、長尺な断面円形状のインサートワイヤ13が埋め込まれている。インサートワイヤ13は、吊り込み溝11、12に沿って延びている。
当該インサートワイヤ13と、表皮端末部20aに設けられた吊り込み部材22とが、長尺な断面略C字形状のCリング14によって掛け止めされ、連結される。
このようにして、表皮材20の表皮端末部20aが、パッド材10の吊り込み溝11、12内に吊り込まれることになる。
<シートヒータの形状、配置>
シートヒータ30は、図1、図2、図4に示すように、シートクッション1を暖める面状発熱体であって、シートクッション1の内部に取り付けられ、パッド材10及び表皮材20の間に配置され、表皮材20の裏面に取り付けられている。
シートヒータ40は、図1に示すように、シートバック2を暖める面状発熱体であって、シートバック2の内部に取り付けられ、パッド材2a及び表皮材2bの間に配置され、表皮材2bの裏面に取り付けられている。
シートヒータ30、シートヒータ40は、同様の構成となっているため、以下、シートヒータ30について詳しく説明することとする。
シートヒータ30は、第1中央パッド部10AAの表面に配置される第1ヒータ部30aと、第2中央パッド部10ABの表面に配置される第2ヒータ部30bと、第3中央パッド部10ACの表面に配置される第3ヒータ部30cと、を有している。
また、シートヒータは、吊り込み溝12を跨ぐように配置され、第1ヒータ部30a及び第2ヒータ部30bを連結する左右の第1ヒータ連結部30dと、第2ヒータ部30b及び第3ヒータ部30cを連結する左右の第2ヒータ連結部30eと、をさらに有している。
左右の第1ヒータ連結部30d、左右の第2ヒータ連結部30eは、それぞれ第1ヒータ部30a、第2ヒータ部30bよりも幅狭となるように形成されている。
第1ヒータ部30a、第2ヒータ部30b、第3ヒータ部30cは、乗員がシート本体に着座したときに、シートクッション1のうち乗員が当接する部分(具体的には、シート幅方向の中央部分)と対向する位置に配置されている。そして、第1吊り込み溝11及び第2吊り込み溝12とは対向しない位置に配置されている。
左右の第1ヒータ連結部30d、左右の第2ヒータ連結部30eは、それぞれシート幅方向の左右側方に配置され、上記ヒータ部30a、30b、30cよりもシート幅方向の外側に配置されている。
また、左右の第1ヒータ連結部30d、左右の第2ヒータ連結部30eは、それぞれシート前後方向において重なる位置(具体的には、同じ位置)に配置されている。
第1ヒータ連結部30dと、第2ヒータ連結部30eとは、シート前後方向において並ぶ位置に配置されている。
シートヒータ30のうち、ヒータ部30a、30b、30cは、図4に示すように、表皮材20の裏面に接着剤等で取り付けられている。
ヒータ連結部30d、30eは、図4、図5に示すように、表皮材20の表皮端末部20aに縫製によって取り付けられている。具体的には、ヒータ連結部30d、30eのうちシート幅方向の外側端部が、表皮端末部20aに縫製によって取り付けられている。
詳しく述べると、ヒータ連結部30d、30eは、図4に示すように、第2吊り込み溝12のシート幅方向の端部と重なる位置に配置されている。
そして、ヒータ連結部30d、30eの一部(外側端部)は、図5に示すように、表皮材20の表皮端末部20aとともに第1吊り込み溝11に吊り込まれて固定されている。
上記構成により、シートクッション1の内部にシートヒータ30を取り付ける作業を効率化することが可能となる。
詳しく述べると、左右のヒータ連結部30d、30eは、表皮材20のうち表皮端末部20aに縫製で取り付けられ、表皮端末部20aとともに第1吊り込み溝11に吊り込まれている。そのため、従来のようにヒータ連結部30d、30eを第1吊り込み溝11内に押し込む作業工程が不要となる。すなわち、表皮端末部20aを吊り込み溝11内に吊り込むことでヒータ連結部30d、30eも同時に吊り込まれることになる。そのため、シートヒータ30(ヒータ連結部30d、30e)を効率良く取り付けることが可能となる。
また上記構成により、パッド材10の所定位置に表皮材20を取り付けるときにシートヒータ30の取り付け位置も定まることになる。そのため、パッド材10に対する表皮材20及びシートヒータ30の取り付け作業が向上する。
<シートヒータの構成>
シートヒータ30は、図6に示すように、シート状のシート基材31と、シート基材31上にそれぞれ取り付けられ、不図示の電源と接続されている電線32と、電線32と接続されているヒータ線33と、電線32及びヒータ線33と接続される温度測定センサ34及び温度調整装置35と、から主に構成されている。
シート基材31は、伸縮可能な布材からなり、シートヒータ30の土台部分である。
電線32は、電源からヒータ線33、温度測定センサ34及び温度調整装置35に向けて電気を供給するものであって、その一端部分において複数の電線32が束ねられることでハーネス32aが形成されている。
ハーネス32aは、その一端部分がシート基材31上に取り付けられ、その他端部分がシート基材31上から突出するように延びて、電源及び制御装置と接続されている。
ヒータ線33は、図6、図7Aに示すように、シート基材31上に接着によって固定されている。なお、シート基材31上に縫製等によって取り付けられていても良い。
ヒータ線33は、シート基材31の後端部分から前方側に向かって蛇行しながら延びていき、シート基材31の前端部分において屈曲して折り返され、再び後端部分に戻るように延びている。
ヒータ線33のうち、ヒータ連結部30d(30e)のシート基材31に取り付けられたヒータ線部分33aは、ヒータ連結部30dの延出方向に沿って延びており、かつ、複数の屈曲部を形成しながら延びている。
詳しく述べると、ヒータ線部分33aは、ヒータ連結部30dの延出方向に沿ってジグザグ形状を形成しながら延びている。
なお、図7Bに示すように、ヒータ線部分33aが、ヒータ連結部30dの延出方向に沿って2つの屈曲部を形成しながらシンプルに延びていても良い。あるいは、ヒータ線部分33aが、ヒータ連結部30dの延出方向に沿って複数の屈曲部を形成し、蛇行形状を形成しながら延びていても良い。
温度測定センサ34は、ヒータ線33の温度を測定するサーミスタであって、ヒータ温度の測定結果に基づく出力信号を制御装置に向けて出力するものである。
温度調整装置35は、ヒータ線33の温度を調整する熱動式のサーモスタットであって、ヒータ温度が所定値を超えるとヒータ線33への電気供給を遮断することで、ヒータ温度を一定以下に保持するものである。
なお、不図示の制御装置は、ECU(Electronic Control Unit)に相当し、温度測定センサ34で検出された出力信号を受信して、ヒータ温度を設定値と比較することで、電源から各ヒータ線33への電気供給を制御するものである。
上記構成により、シンプルな構成のシートヒータ30、40によって、シート本体に着座した乗員の快適性を向上させることができる。
また、シートヒータ30のうち、ヒータ部30a、30b、30cがパッド材10の吊り込み溝11、12を避けて配置されることで、ヒータ部の変形を抑制し、ヒータ部の負荷を抑制することが出きる。
また、シートヒータ30のうち、ヒータ連結部30d、30eにおいてヒータ線33の面積を出来る限り確保することで、ヒータ線全体で見たときの負荷を分散させることができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の乗り物用シートS2について、図8、図9に基づいて説明する。
なお、上述の乗り物用シートS1と重複する内容については説明を省略する。
乗り物用シートS2は、シートクッション101及びシートバック102の内部にそれぞれ取り付けられるシート状のシートヒータ130、140を備えている。
シートクッション101のパッド材110は、表皮材120の表皮端末部120aを吊り込むための吊り込み溝111を有している。
吊り込み溝111は、パッド材110のシート幅方向の左右側方に形成され、シート前後方向に長尺となるように延びている。
左右の第1吊り込み溝11は、パッド材110を中央パッド部110Aと、中央パッド部110Aよりも外側に位置するサイドパッド部110Bとに区分けするように配置されている。
シートヒータ130は、パッド材110及び表皮材120の間に配置され、表皮材120の裏面に取り付けられている。
シートヒータ130は、中央パッド部110Aの表面に配置される矩形状の中央ヒータ部130aと、左右のサイドパッド部110Bの表面に配置される載置されるL字形状のサイドヒータ部130b、130cと、中央ヒータ部130a及びサイドヒータ部130b、130cを連結するヒータ連結部130d、130eと、を有している。
中央ヒータ部130aは、乗員がシート本体に着座したときに、シートクッション1のうち乗員が当接する部分と対向する位置に配置されている。そして、吊り込み溝111とは対向しない位置に配置されている。
左右のヒータ連結部130d、130eは、それぞれシート幅方向の左右側方に配置され、中央ヒータ部130aよりもシート幅方向の外側に配置されている。
また、左右のヒータ連結部130d、130eは、それぞれシート前後方向において重なる位置(具体的には、同じ位置)に配置されている。
シートヒータ130のうち、中央ヒータ部130a、サイドヒータ部130b、130cは、表皮材120の裏面に接着剤等で取り付けられている。
ヒータ連結部130d、130eは、表皮材120の表皮端末部120aに縫製によって取り付けられている。具体的には、ヒータ連結部130d、130eのうちシート幅方向の中央部が、表皮端末部120aに縫製によって取り付けられている。そして、ヒータ連結部130d、130eは、表皮端末部120aとともに吊り込み溝111に吊り込まれて固定されている。
上記実施形態によっても、シート本体の内部にシートヒータ130、l40を取り付ける作業を効率化することが可能となる。
詳しく述べると、表皮端末部120aを吊り込み溝111内に吊り込むことでヒータ連結部130d、130eも同時に吊り込まれることになる。そのため、シートヒータ130(ヒータ連結部130d、130e)を効率良く取り付けることが可能となる。
<その他の別実施形態>
上記実施形態では、図3に示すように、パッド材10が、第1吊り込み溝11及び第2吊り込み溝12を有しているが、特に限定されず、第1吊り込み溝11のみを有していても良いし、第2吊り込み溝12のみを有していても良い。あるいは、第1吊り込み溝11及び第2吊り込み溝12のほか、所定方向に延びている第3吊り込み溝を有していても良い。
上記実施形態では、図2、図4に示すように、シートヒータ30が、第1ヒータ部30aと、第2ヒータ部30bと、第3ヒータ部30cとを有しているが、特に限定されず、2つのヒータ部を有していても良いし、4つ以上のヒータ部を有していても良い。
上記実施形態では、図2、図4に示すように、シートヒータ30が、左右の第1ヒータ連結部30dを有しているが、特に限定されず、左右ではなくどちらか一方に第1ヒータ連結部30dを有していても良い。
また、シートヒータ30が、第1ヒータ連結部30dと、第2ヒータ連結部30eと、を有しているが、特に限定されず、1つのヒータ部を有していても良いし、3つ以上のヒータ部を有していても良い。
上記実施形態では、図2、図4に示すように、左右のヒータ連結部30d(30e)が、左右の第1吊り込み溝11内にそれぞれ一部が吊り込まれているが、特に限定されず、全体が吊り込まれていても良い。
また、左右のヒータ連結部30d(30e)が、シート前後方向において重なる位置に配置されているが、特に限定されず、シート前後方向において異なる位置に配置されていても良い。
また、第1ヒータ連結部30dと、第2ヒータ連結部30eとが、シート前後方向に並ぶ位置に配置されているが、特に限定されず、シート前後方向に並ばない位置、すなわち、シート幅方向において異なる位置に配置されていても良い。
上記実施形態では、乗り物用シートS1が、シート本体の内部にシートヒータ30、40を備えているが、シートヒータ30、40の代わりに、シート状の着座センサ(着座センサモジュール)や、着座した乗員の生体情報を検出する各種の生体センサ(生体センサモジュール)を備えていても良い。あるいは、代わりにエアセル(エアセルモジュール)、電気製品(電気製品モジュール)を備えていても良い。
上記実施形態では、具体例として自動車に用いられる車両用シートについて説明したが、特に限定されることなく、二輪車用の二輪シート、電車やバス等の車両用シート、飛行機や船等の乗り物用シートのほか、作業用の事務イス、車イス、ショッピングカートの子供用イス等の種々のシートに対して利用することができる。
本実施形態では、主として本発明に係る乗り物用シートに関して説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
S1、S2 乗り物用シート
1、101 シートクッション
1A 中央部
1B サイド部
2、102 シートバック
2A 中央部
2B サイド部
2a、3a パッド材
2b、3a 表皮材
3 ヘッドレスト
4 リクライニング装置
5 ハイトリンク装置
6 レール装置
10、110 パッド材
10A、110A 中央パッド部
10B、110B サイドパッド部
10AA 第1中央パッド部(第1のパッド部)
10AB 第2中央パッド部(第2のパッド部)
10AC 第3中央パッド部(第3のパッド部)
10B サイドパッド部
11、111 第1吊り込み溝(吊り込み溝)
12 第2吊り込み溝(吊り込み溝)
13 インサートワイヤ
14 Cリング
20、120 表皮材
20a、120a 表皮端末部
21 スラブ材(ワディング材)
22 吊り込み部材
30、40、130、140 シートヒータ
30a、130a 第1ヒータ部
30b、130b 第2ヒータ部
30c、130c 第3ヒータ部
30d、130d 第1ヒータ連結部(ヒータ連結部)
30e、130e 第2ヒータ連結部
130a 中央ヒータ部
130b、130c サイドヒータ部
130d、130e ヒータ連結部
31 シート基材
32 電線
32a ハーネス
33 ヒータ線
33a ヒータ線部分
34 温度測定センサ
35 温度調整装置

Claims (10)

  1. パッド材と、前記パッド材を被覆する表皮材とを有するシート本体と、
    前記シート本体の内部において前記パッド材及び前記表皮材の間に配置され、前記表皮材側の裏面に取り付けられるシート状のシートヒータと、を備えた乗り物用シートであって、
    前記パッド材は、前記パッド材の表面に形成され、前記表皮材の表皮端末部を吊り込むための吊り込み溝を有し、
    前記吊り込み溝は、前記パッド材の表面において所定方向に沿って延びており、前記パッド材を第1のパッド部と第2のパッド部とに区分けするように設けられ、
    前記シートヒータは、
    前記第1のパッド部の表面に配置される第1のヒータ部と、
    前記第2のパッド部の表面に配置される第2のヒータ部と、
    前記吊り込み溝を跨ぐように配置され、前記第1のヒータ部及び前記第2のヒータ部を連結し、前記第1のヒータ部及び前記第2のヒータ部よりも幅狭となるように形成されるヒータ連結部と、を有し、
    前記ヒータ連結部は、前記表皮材のうち前記表皮端末部に取り付けられ、前記表皮端末部とともに前記吊り込み溝に少なくとも一部が吊り込まれていることを特徴とする乗り物用シート。
  2. 前記吊り込み溝は、
    前記パッド材をシート幅方向の中央パッド部と、前記中央パッド部よりも外側に位置するサイドパッド部とに区分けする第1の吊り込み溝と、
    前記中央パッド部を前記シート幅方向及び前記パッド材の厚み方向とは直交する方向において第1の中央パッド部と第2の中央パッド部とに区分けする第2の吊り込み溝と、を有し、
    前記ヒータ連結部は、
    前記表皮端末部とともに前記第1の吊り込み溝に少なくとも一部が吊り込まれ、
    前記第2の吊り込み溝と並ぶ位置又は重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の乗り物用シート。
  3. 前記第1のヒータ部及び前記第2のヒータ部は、
    前記シート本体に乗員が着座したときに、前記シート本体のうち前記乗員が当接する部分と対向する位置に配置され、かつ、
    前記第2の吊り込み溝とは対向しない位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の乗り物用シート。
  4. 前記ヒータ連結部は、前記第1のヒータ部及び前記第2のヒータ部よりもシート幅方向の外側に配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の乗り物用シート。
  5. 前記第1の吊り込み溝は、シート幅方向の左右側方に形成され、
    前記ヒータ連結部は、シート幅方向の左右側方に配置され、
    左右の前記ヒータ連結部は、左右の前記第1の吊り込み溝にそれぞれ少なくとも一部が吊り込まれていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の乗り物用シート。
  6. 前記第2の吊り込み溝は、前記中央パッド部を前記直交する方向において前記第1の中央パッド部と、前記第2の中央パッド部と、第3の中央パッド部とに区分けする複数の前記第2の吊り込み溝を有し、
    前記シートヒータは、
    前記第1の中央パッド部の表面に配置される前記第1のヒータ部と、
    前記第2の中央パッド部の表面に配置される前記第2のヒータ部と、
    前記第3の中央パッド部の表面に配置される第3のヒータ部と、
    前記第1のヒータ部及び前記第2のヒータ部を連結する第1のヒータ連結部と、
    前記第2のヒータ部及び前記第3のヒータ部を連結する第2のヒータ連結部と、を有し、
    前記第1のヒータ連結部と、前記第2のヒータ連結部とが、前記直交する方向に並ぶ位置に配置されていることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の乗り物用シート。
  7. 前記第1の吊り込み溝は、シート幅方向の左右側方に形成され、
    前記ヒータ連結部は、シート幅方向の左右側方に配置され、
    左右の前記ヒータ連結部は、前記直交する方向及び前記パッド材の厚み方向において重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の乗り物用シート。
  8. 前記シートヒータは、シート状のシート基材と、前記シート基材に取り付けられ、前記シート基材に沿って延びているヒータ線と、を有し、
    前記ヒータ線のうち、前記ヒータ連結部の前記シート基材に取り付けられた部分は、前記ヒータ連結部の延出方向に沿って延びており、かつ、複数の屈曲部を形成しながら延びていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の乗り物用シート。
  9. 前記ヒータ線のうち、前記ヒータ連結部の前記シート基材に取り付けられた部分は、蛇行形状又はジグザグ形状を形成しながら延びていることを特徴とする請求項8に記載の乗り物用シート。
  10. 前記ヒータ連結部のうちシート幅方向の外側端部が、前記表皮端末部に縫製によって取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の乗り物用シート。
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