JP2020100364A - リレーボックス搭載構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 EVフルキャブ車においてもアレンジが可能であって、側突時にリレーボックスの変形や破損を防止することができる、リレーボックス搭載構造を提供する。【解決手段】 サイドメンバー1Lとモータ3との間隙にリレーボックス5を搭載するリレーボックス搭載構造であって、リレーボックス5は、サイドメンバー1Lとブラケット7により固定されており、ブラケット7は、リレーボックス5とサイドメンバー1Lとを所定角度で固定するものであり、サイドメンバー1Lが外側から衝撃を受けた際に、ブラケット7は形状を維持した状態でリレーボックス5とともに回動可能であって、リレーボックス5の、モータ3と対向する外側部分に、滑り構造部9を設けたことを特徴とする。【選択図】 図2

Description

本発明は、電気自動車のリレーボックス搭載構造に関する。
電気自動車においては、電気回路に使用されるワイヤーハーネスを分岐接続するジャンクションボックスを収容するリレーボックスが配置されている。このようなリレーボックスは本体および蓋から構成され、その本体内にジャンクションボックスを収容するようになっている。衝突等の衝撃が加わった際に、内部に収容された装置を保護して性能を保証することが可能なリレーボックスは、従来において検討されているが(例えば、特許文献1参照)、衝撃吸収部材を設けたり、複雑な構成となったりする等、レイアウト上の制限が発生するものであった。
特開平10−23637号公報
フルキャブ車においては、リレーボックスは、フロント席下方のモータールーム内のサイドメンバー間のレイアウトとなる。このようなレイアウトの場合、ポール側突時に、車両側面側からの衝突で、リレーボックスは、車両中央に搭載されるEV(Electric Vehicle)モータとサイドメンバーとの間に挟まれ、変形や破損が生じる懸念があった。ここで、「ポール側突」とは、国交省が定める、電柱などの側面衝突の乗員保護基準であって、電柱を模したポールを所定の速度で衝突させるモードである。フルキャブ車の場合、他に配置可能なスペースを取ることが困難であり、リレーボックスと、EVモータおよびサイドメンバーとの距離は必然的に近くなるうえ、コンパクトな設計が求められる。そのため、従来の衝撃保護構造の適用は困難であるという課題があった。
本発明は上記課題を解決するものであり、EVフルキャブ車においてもアレンジが可能であって、側突時にリレーボックスの変形や破損を防止することができる、リレーボックス搭載構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、サイドメンバーとモータとの間隙にリレーボックスを搭載するリレーボックス搭載構造であって、
前記リレーボックスは、前記サイドメンバーとブラケットにより固定されており、
前記ブラケットは、前記リレーボックスと前記サイドメンバーとを所定角度で固定するものであり、
前記サイドメンバーが外側から衝撃を受けた際に、前記ブラケットは前記リレーボックスとともに回動可能であって、
前記リレーボックスの、前記モータと対向する外側部分に、滑り構造部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、EVフルキャブ車においてもアレンジが可能であって、側突時にリレーボックスの変形や破損を防止することができるリレーボックス搭載構造を提供することができる。
図1は、本発明におけるリレーボックス搭載位置を説明する概略図である。 図2は、本発明におけるリレーボックス搭載構造を示す図であり、図1におけるI−I断面図である。 図3は、リレーボックスの滑り構造部の一例を説明する図である。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。ただし、本発明は、以下の例に限定および制限されない。なお、以下で参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された物体の寸法の比率などは、現実の物体の寸法の比率などとは異なる場合がある。図面相互間においても、物体の寸法比率等が異なる場合がある。
図1に、リレーボックス搭載位置を説明する、車両上側から見た平面概略図を示す。図1において、左側が車両前側、上側が車両右側である。本発明のリレーボックス搭載構造は、サイドメンバー(1L、1R)とモータ3との間隙にリレーボックス5を搭載するリレーボックス搭載構造である。EVフルキャブ車等のモータルーム(モータ3)上に座席(フロントシート)のある車両においては、左側サイドメンバー1Lとモータ3との間のスペースにリレーボックス5を搭載されることが多い。モータ3とリレーボックス5とは、できるだけ近接して配置することが望まれており、そのような位置で他にリレーボックス5を設置する余裕のある場所がないことが多いため、リレーボックス5は図1に示すような位置に設けられる。
リレーボックス5は、サイドメンバー1Lとブラケット7によって固定されている。ブラケット7は、リレーボックス5とサイドメンバー1Lとを所定角度で固定するものである。図2は、本発明におけるリレーボックス搭載構造を示す図であり、図1におけるI−I断面図である。同図において、ブラケット7は、サイドメンバー1L上面とリレーボックス5左側面とを90°の角度で、ボルトを用いて固定するL字形状のものである。
サイドメンバー1Lが側突によって外側から衝撃(矢印F1)を受けると、乗員保護基準に適合した衝撃吸収のために一定量の変形が起こることとなる。このとき、L字形状のブラケット7は、形状を維持した状態で、L字の角位置付近を中心にして、図中矢印M1方向に回動する。ブラケット7の前記回動に伴い、リレーボックス5も、図中矢印M2方向に回動する。ブラケット7が回動することによって、側突による衝撃を受けた際に、リレーボックス5は、同図における右側方向に移動せずに斜め上方に回転移動することとなる。
L字形状のブラケット7の屈曲部には、窪みを設けておくことも好ましい。前記屈曲部に窪みを設けると、所定以上の力がかかった場合に折れるようにすることができる。このようにすると、前記外側からの衝撃(矢印F1)が大きく、サイドメンバー1Lの変形が大きい場合にも、L字の角位置付近を中心にして、図中矢印M1方向に回動でき、好ましい。
リレーボックス5には、モータ3と対向する外側部分に、滑り構造部9が設けられている。滑り構造部9は、モータ3に干渉した際に、リレーボックス5の移動方向に回動するように滑りやすい構造である。図3は、リレーボックス5の滑り構造部9の一例を説明する図である。図3に示すように、滑り構造部9は、例えば、複数の円形の板が整列したリブを設けてもよい。このような形状であると、干渉時の接触が点接触となり、好ましい。滑り構造部9は、モータ3に干渉した場合であっても変形しない十分な強度を保持していることで、スムーズな回動を実現できる。
なお、本実施形態では、リレーボックス5のみに滑り構造部9を設けた例を示したが、モータ3側にも滑り構造部11を設けることも好ましい。モータ3側にも滑り構造部11を設ける場合、曲率のついたいわゆるR面構造部とすることが好ましい。
この動きによって、リレーボックス5は、モータ3と若干の干渉があったとしても大きく当たることなく、モーター3を避けるように動くことができ、側突時にサイドメンバー1Lが変形した場合であっても、リレーボックス5あるいはモータ3の変形や破損を防止することができる。
本実施形態においては、ブラケット7はL字形状であるが、この形状に限定されるものではない。ブラケット7は、側突時のサイドメンバー1Lの動きによって形状を維持した状態で回動可能であればよく、例えば、T字形状等であってもよい。
ブラケット7をサイドメンバー1Lに取り付ける際には、ブラケット7の取り付け位置は、サイドメンバ−1Lの上面部で、リレーボックス5の中央部よりも下方で取付け面を設定することが好ましい。このような構造とすると、リレーボックス5の回転中心を下方とすることができ、側突時のリレーボックス5の移動を、よりモータ3に干渉しにくい方向にすべり上がらせることができる。したがって、サイドメンバー1Lの変形が大きい場合であっても、変形や破損を防止しやすくすることができ、好ましい。
1L,1R …サイドメンバー
3 …モータ
5 …リレーボックス
7 …ブラケット
9 …滑り構造部
11 …滑り構造部(モータ側)

Claims (1)

  1. サイドメンバーとモータとの間隙にリレーボックスを搭載するリレーボックス搭載構造であって、
    前記リレーボックスは、前記サイドメンバーとブラケットにより固定されており、
    前記ブラケットは、前記リレーボックスと前記サイドメンバーとを所定角度で固定するものであり、
    前記サイドメンバーが外側から衝撃を受けた際に、前記ブラケットは前記リレーボックスとともに回動可能であって、
    前記リレーボックスの、前記モータと対向する外側部分に、滑り構造部を設けたことを特徴とするリレーボックス搭載構造。

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