JP2020100195A - シート構造 - Google Patents
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Description
車両のフロアパネルに固定されるロアレールと、前記ロアレール上をスライドするアッパレールとを有するシートレールと、
前記シートレール内で車両の内側へ回動させて前記アッパレールのスライドをロックするロック位置と車両の外側へ回動させて前記アッパレールのスライドのロックを解除するアンロック位置との範囲内で回動自在に設けられるスライドロック部材と、
前記アッパレールの上方に固定されるレール上方部材とを備え、
前記アッパレールは、前記スライドロック部材の上方に開口する開口部を有し、
前記レール上方部材は、車両の側面衝突による前記レール上方部材の車両の内側への変位により、前記アッパレールの前記開口部から前記シートレール内に挿通されて前記スライドロック部材の車両の外側面に当接することで、前記ロック位置の前記スライドロック部材の変位を規制する変位規制部を有する。
〔シート構造〕
実施形態1に係るシート構造1は、シートレール2とスライドロック部材5とレール上方部材7とを備える(図2)。シートレール2は、シート10を車両の前後方向に沿ってスライド自在に支持する(図1)。シートレール2は、ロアレール3とロアレール3上をスライドするアッパレール4とを有する。スライドロック部材5は、車両の内側へ回動させてアッパレール4のスライドをロックするロック位置と車両の外側へ回動させてアッパレール4のスライドのロックを解除するアンロック位置との範囲内で回動自在に設けられる(図2)。図2では、ロック位置を実線で示し、アンロック位置を二点鎖線で示す。レール上方部材7は、アッパレール4の上方に固定される(図1,図2)。本例の特徴の一つは、アッパレール4がスライドロック部材5の上方に開口する開口部411を有する点と、レール上方部材7が車両の側面衝突時に開口部411からシートレール2内に挿通されてロック位置のスライドロック部材5の変位を規制する変位規制部71を有する点とにある(図2)。以下、詳細に説明する。
シート10は、フロントシートでもよいしリアシートでもよい(図1)。シート10は、セパレートタイプでもよいしベンチタイプでもよい。本例のシート10は、フロントのセパレートタイプである。図1〜図3では、車両の右側のシート10を示している。シート10は、シートフレームと、シートフレームを覆うシートパッド(図示略)とを備える。シートフレームは、着座する乗員の座面となるシートクッションの骨格を形成するクッションフレーム11と、乗員の背中を支えるシートバックの骨格を形成するバックフレーム12とを有する。クッションフレーム11は、矩形枠状に形成されていて、前方のフロントフレーム111と左右一対のサイドフレーム112と後方のリアフレーム113とを有する。バックフレーム12はクッションフレーム11に対して回動自在に軸支されている。シートパッドは、クッションフレーム11を覆うシートパッドと、バックフレーム12を覆うバックパッドとを有する。
シートレール2は、シート10を車両の前後方向に沿ってスライド自在に支持する(図1)。シートレール2は、左右一対のロアレール3と左右一対のアッパレール4とを備える。左右一対のロアレール3は、車両の前後方向に沿って延びる。左右一対のロアレール3は、本例ではその前端及び後端のそれぞれが土台ブラケット14を介してフロアパネルに固定される。なお、左右一対のロアレール3は、フロアパネルに直接固定されていてもよい。左右一対のアッパレール4は、シート10を支持し、ロアレール3上をスライドする。アッパレール4のロアレール3上のスライドに連動して、アッパレール4に連結されるシート10がスライドする。アッパレール4とシート10との連結は、本例ではレールブラケット13を介して行われている。即ち、レールブラケット13の下端側がアッパレール4に固定され、レールブラケット13の上端側がクッションフレーム11の左右一対のサイドフレーム112に固定されている。なお、レールブラケット13を介することなく、一対のアッパレール4とクッションフレーム11の左右一対のサイドフレーム112とが直接固定されていてもよい。
スライドロック部材5は、アッパレール4のスライドのロックとアンロックとを行う。スライドロック部材5は、アッパレール4の天部41に支持される軸部6を支点にして車両の内側と外側とに回動自在に支持されている。スライドロック部材5の回動範囲は、シートレール2内において、車両の内側へ回動させてアッパレール4のスライドをロックするロック位置と、車両の外側へ回動させてアッパレール4のスライドのロックを解除するアンロック位置との間である。
レール上方部材7は、アッパレール4の上方に固定される。本例では、レール上方部材7は、レールブラケット13で構成されている。なお、レールブラケット13を介することなくアッパレール4とクッションフレーム11とが直接連結されている場合には、レール上方部材7は、クッションフレーム11で構成する。レール上方部材7は、変位規制部71を有する。
変位規制部71は、側面衝突時、ロック位置のスライドロック部材5の変位を規制する(図3)。具体的には、変位規制部71は、側面衝突時、レール上方部材7の車両の内側への変位により、アッパレール4の天部41の開口部411からシートレール2内に挿通される。開口部411から挿通された変位規制部71は、スライドロック部材5の車両の外側面に当接する。この当接により、スライドロック部材5の変位が規制されることで、スライドロック部材5の爪部521がロアレール3の内壁部33の貫通孔331から抜けることを規制できる。即ち、スライドロック部材5がロック位置からアンロック位置に回動することも規制できる。変位規制部71の形成箇所は、レール上方部材7において、アッパレール4の天部41の開口部411に臨む位置が挙げられる(図2)。
主に図3を参照して、本例のシート構造1における側面衝突時の挙動を説明する。図3は、側面衝突時のシート構造1の概略を示す。図3では、スライドロック部材5のロック位置を二点鎖線で示している。
実施形態に係るシート構造1は、以下の効果を奏することができる。
10 シート
11 クッションフレーム
111 フロントフレーム
112 サイドフレーム
113 リアフレーム
12 バックフレーム
13 レールブラケット
14 土台ブラケット
15 レバー
151 後方部
2 シートレール
3 ロアレール
31 底部
32 外壁部
33 内壁部
331 貫通孔
34 連結部
4 アッパレール
41 天部
411 開口部
42 内壁部
421 貫通孔
43 外壁部
431 貫通孔
44 連結部
5 スライドロック部材
51 筒状部
52 下方アーム部
521 爪部
53 上方アーム部
531 操作部
6 軸部
7 レール上方部材
71 変位規制部
Claims (1)
- 車両のフロアパネルに固定されるロアレールと、前記ロアレール上をスライドするアッパレールとを有するシートレールと、
前記シートレール内で車両の内側へ回動させて前記アッパレールのスライドをロックするロック位置と車両の外側へ回動させて前記アッパレールのスライドのロックを解除するアンロック位置との範囲内で回動自在に設けられるスライドロック部材と、
前記アッパレールの上方に固定されるレール上方部材とを備え、
前記アッパレールは、前記スライドロック部材の上方に開口する開口部を有し、
前記レール上方部材は、車両の側面衝突による前記レール上方部材の車両の内側への変位により、前記アッパレールの前記開口部から前記シートレール内に挿通されて前記スライドロック部材の車両の外側面に当接することで、前記ロック位置の前記スライドロック部材の変位を規制する変位規制部を有するシート構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018238280A JP7190801B2 (ja) | 2018-12-20 | 2018-12-20 | シート構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018238280A JP7190801B2 (ja) | 2018-12-20 | 2018-12-20 | シート構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020100195A true JP2020100195A (ja) | 2020-07-02 |
JP7190801B2 JP7190801B2 (ja) | 2022-12-16 |
Family
ID=71140776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018238280A Active JP7190801B2 (ja) | 2018-12-20 | 2018-12-20 | シート構造 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP7190801B2 (ja) |
Citations (4)
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---|---|---|---|---|
JPH06255415A (ja) * | 1993-03-03 | 1994-09-13 | Ikeda Bussan Co Ltd | 自動車用シート |
JP2013169892A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用シートスライド装置 |
JP2014024513A (ja) * | 2012-07-30 | 2014-02-06 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用シートスライド装置 |
US20140239140A1 (en) * | 2013-02-28 | 2014-08-28 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Vehicle seat sliding apparatus |
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2018
- 2018-12-20 JP JP2018238280A patent/JP7190801B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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