JP2000351343A - シートスライド装置のロック機構 - Google Patents

シートスライド装置のロック機構

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JP2000351343A JP11163702A JP16370299A JP2000351343A JP 2000351343 A JP2000351343 A JP 2000351343A JP 11163702 A JP11163702 A JP 11163702A JP 16370299 A JP16370299 A JP 16370299A JP 2000351343 A JP2000351343 A JP 2000351343A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートスライド装置のロック機構におけるロ
ック解除操作を無理な体勢を強いることなく円滑に行な
え、ロック解除操作性を高めると共に、操作レバーの上
下位置を最適位置に調整できるシートスライド装置のロ
ック機構を提供する。 【解決手段】 固定レール20のロック穴20aに係止
するロックピン80を備える下側アーム50と連繋動作
する上側アーム40を連結用シャフト60を介して上方
位置に設け、この上側アーム40に操作用レバー70を
一体化することにより、操作レバー70の設定位置を上
方に配置して、ロック解除操作を円滑に進めると共に、
上下側アーム40,50の離間距離を調整することによ
り、操作レバー70を最適位置に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートスライド装
置のロック機構に関し、更に詳細に説明すると、車両床
面の前後方向に沿って設けられる固定レールに沿ってア
ッパーレールが摺動可能に嵌挿され、このアッパーレー
ルに車両用シートのシートクッション下面のレッグフレ
ームが取付けられ、車両用シートが固定レールに対して
スライド可能に装着されると共に、アッパーレールを固
定レールに対して所定箇所でロックするスライドロック
機構と、前記ロック状態を解除するロック解除機構とを
備えたシートスライド装置のロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、車両内には乗員が着座する車両用
シートが前席、後席側に設置されており、これら車両用
シートには、背もたれ角度を適宜調整できるリクライニ
ング装置や、また、乗員の体型に合わせて車両用シート
の前後位置を調整できるシートスライド装置が装備され
ている。
【0003】従来のシートスライド装置を図5(a),
(b)及び図6(a),(b)を参照して説明すると、
先ず、図5(a),(b)に示す従来のシートスライド
装置のロック機構1は、車両床面の前方より後方に亘っ
て設けられた固定レール3の下部水平片3bにスライド
ロック穴5が設けられ、摺動部材2側に設けたスライド
ロックのラッチ7のラッチ爪8を上方から下方に向けて
付勢し、ラッチ7のラッチ爪8を固定レール3の下部水
平片3bのスライドロック穴5に係止させている。
【0004】また、図6(a),(b)に示す如く、ス
ライドロック機構1は、車両床面の前方より後方に亘っ
て設けられた固定レール3の下部水平片3bにロックプ
レート4を固着し、スライドロック穴5をロックプレー
ト4に形成し、摺動部材2側にスライドロックのラッチ
7のラッチ爪8を上方から下方に向けて付勢し、スライ
ドロックのラッチ7のラッチ爪8をロックプレート4の
スライド穴5に係止させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のシ
ートスライド装置のロック機構1は、固定レール3のス
ライドロック穴5にスライドロックのラッチ7のラッチ
爪8を係止させる構成であるため、前記スライドロック
のラッチ7を操作するためのレバーも固定レール3近傍
部分に設けられており、特に、ワゴン車等のワンボック
スカーでは、車両の床面に対してシートクッションの着
座位置が高く設定される傾向にあり、そうした場合、シ
ートスライド装置のロック機構を解除するためには、身
体を前に屈めて操作レバーを操作する必要があり、不自
然な姿勢を強いられ、ロック解除操作を円滑に行なえな
いという問題点が指摘されている。
【0006】また、床面の固定レール3の近傍部分に操
作レバーを設置するためには、床面に取付けられる部品
との干渉を避けねばならず、自由な位置に操作レバーを
設定できず、操作レバーの設置箇所に制約を受けるとい
う問題点も同時に指摘されている。またレッグフレーム
を高く設定し、シートクッションの着座位置を高く設定
した場合に、衝撃荷重を受けた際には変形によりロック
機構が解除される虞れを有していた。
【0007】本発明の目的は、シートスライド装置のロ
ック解除操作が円滑に行なえ、且つ床面に取付けられる
部品との干渉等の問題もなくなり、操作レバーを最適位
置に設定できると共に、着座面が高位置に設定された場
合に、衝撃荷重を受けた際に変形によるロック機構が解
除される虞れがなく、ワゴン車等のワンボックスカーに
好適なシートスライド装置のロック機構を提供するもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載のシー
トスライド装置のロック機構は、車両床面の前後方向に
沿って設けられる固定レールに沿ってアッパーレールが
摺動可能に嵌挿され、このアッパーレールに車両用シー
トのシートクッション下面のレッグフレームが取付けら
れ、車両用シートが固定レールに沿ってスライド可能に
装着されると共に、アッパーレールを固定レールに対し
て所定箇所でロックするスライドロック機構と、前記ロ
ック状態を解除するロック解除機構とを備えたシートス
ライド装置のロック機構において、前記ロック機構は、
固定レールにその前後方向に沿って所定ピッチ毎にロッ
ク穴が開設されると共に、アッパーレールに取付けられ
たブラケットの下側に回動可能に支持される下側アーム
に設けたロックピンが前記固定レールのロック穴に係合
し、且つバネにより係合方向にバネ付勢され、前記ロッ
ク解除機構は、前記下側アームと連結用シャフトを介し
て同期して回動する上側アームを備え、該上側アームが
ブラケットの上部に回動可能に取付けられ、前記上側ア
ームと一体に操作レバーを設け、該操作レバーの操作に
より上側アームと下側アームとを回動操作し、前記ロッ
クピンとロック穴との係合を解除することを特徴とす
る。
【0009】従って、請求項1に記載の発明によれば、
アッパーレールに取付けられているブラケットの下部側
に下側アームを回動自在に支持すると共に、ブラケット
の上部側に上側アームを、これも回動自在に支持し、上
下に延びる連結用シャフトにより上下側アームのフリー
端側を連結し、上側アームに操作レバーを設け、操作レ
バーを操作することにより、上側アーム及び下側アーム
を同期して回動操作して、下側アームに設けたロックピ
ンが固定レールのロック穴から外れるようにしたため、
ロックピンのロック位置に比べ操作レバーの設定位置を
上方に設定することができ、操作レバーの操作を簡易迅
速に行える。
【0010】次に、本発明の請求項2に記載のシートス
ライド装置のロック機構は、ブラケットの上下長さ及び
連結用シャフト長さを調整することにより、上側アーム
と一体化する操作レバーの上下位置を任意に設定できる
ことを特徴とする。
【0011】従って、本発明の請求項2に記載の発明に
よれば、取付用ブラケットの上下寸法、及び連結用シャ
フトの長さを適宜調整することにより、操作レバーの上
下位置を他部品との干渉を避けた最適位置に設定するこ
とができる。
【0012】また、本発明の請求項3に記載のシートス
ライド装置のロック機構は、ロックピンをロックする方
向に付勢する付勢バネは、上側アームの回動軸に設けら
れていることを特徴とする。
【0013】従って、本発明の請求項3に記載の発明に
よれば、上側アームの回動軸に設けられている付勢バネ
により、上側アームは一定の回転方向にバネ付勢され、
連結用シャフトを介して下側アームも同一方向に付勢さ
れ、ロックピンが固定レールのロック穴に係合するロッ
ク方向とバネ付勢方向とを一致させれば、常に適切なロ
ック状態が確保できる。
【0014】そして、本発明の請求項4に記載のシート
スライド装置のロック機構は、下側アームと一体にスト
ッパー片が設けられ、操作レバーの操作により、下側ア
ームを所定角度回動した際、前記ストッパー片がシート
クッションのレッグフレーム、あるいはブラケットに当
接することにより、下側アームの回動範囲を規制するよ
うにしたことを特徴とする。
【0015】従って、請求項4に記載の発明によれば、
下側アームと一体にストッパー片が設けられており、操
作レバーのロック解除操作により、下側アームを所定角
度回動操作した時、このストッパー片がレッグフレー
ム、あるいは取付用ブラケットにぶつかるため、操作レ
バーを過度に回動操作することがなく、最小労力でロッ
ク解除を行なうことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシートスライ
ド装置のロック機構について、図面を参照して詳述す
る。図1は本発明に係る車両用シートの実施の形態の正
面図、図2は同車両用シートに設置したシートスライド
装置のロック機構の構成を示す説明図、図3乃至図4は
シートスライド装置のロック機構の変形態様におけるロ
ック状態並びにロック解除状態を夫々示す説明図であ
る。
【0017】図1において、車両のフロント側に設置さ
れる車両用シート10は、車両の床面Fに対して高位置
に設定されたシートクッション11と、乗員の背もたれ
となるシートバック12とから構成されており、シート
クッション11の下側には、クッションバネ等を内装し
たシートクッションフレーム11aが設けられ、シート
10を支持するレッグフレーム13がシートクッション
フレーム11aの左右2箇所から下方に延設されてい
る。
【0018】そして、この車両用シート10は、乗員の
体型に合わせてシートの前後位置を調整できるようにシ
ートスライド装置が設けられている。このシートスライ
ド装置は、床面Fに固定され、車両の前後方向に沿って
延びる固定レール20に対して、レッグフレーム13の
下縁に取付けられているアッパーレール21がスライド
可能に嵌挿されており、固定レール20に沿ってアッパ
ーレール21が摺動動作することより、このアッパーレ
ール21と一体の車両用シート10全体が所定位置にス
ライド動作できる。
【0019】次に、固定レール20とアッパーレール2
1とからなるスライド装置におけるロック機構並びにロ
ック解除機構について図2を基に説明すると、アッパー
レール21の外側面に取付用ブラケット30が溶接、ビ
ス止め等により固着されており、この取付用ブラケット
30の取付用上下端末は、上部側は斜め上方、また下部
側は斜め下方に折曲されている。更に、このブラケット
30の上側脚片31の端末はカール状に曲成された軸受
部31aを形成しており、この軸受部31aに軸受され
る回動軸31bを基に上側アーム40を回動可能に支持
している。一方、取付用ブラケット30の下側脚片32
の端末もカール状に軸受部32aとして形成され、回動
軸32bにより下側アーム50も回動可能に支持され、
上側アーム40と下側アーム50とはフリージョイント
を介して連結用シャフト60で連結されている。
【0020】更に、上側アーム40の回動軸31bには
操作レバー70が上側アーム40と一体的に回動するよ
うに取付けられていると共に、下側アーム50と一体に
ストッパー片71がこれも下側アーム50の回動と一体
的に回動するように取付けられている。そして、この下
側アーム50に取付けられているロックピン80が固定
レール20に設けられているロック穴20a内に係止す
ることにより、アッパーレール21が固定レール20に
対してロックされ、車両用シート10は所定位置でスラ
イド不能な状態となる。尚、上側アーム40の回動軸3
1bに付勢バネ81が巻装され、ロックピン80がロッ
ク穴20aと係合する方向にバネ付勢されている。
【0021】次いで、ロック機構のロック解除状態につ
いて図3及び図4を基に説明する。尚、図3及び図4に
示すシートスライド装置のロック機構は、図2の構成の
ものと取付けブラケット30、上側アーム40の形状等
が変更されているが、両者の基本構成、動作は同一であ
る。
【0022】図3に示す状態は、固定レール20のロッ
ク穴20a内に下側アーム50に設けられたロックピン
80が係止した状態であり、固定レール20に対してア
ッパーレール21はスライド不能な状態を示している。
そして、このロック状態を解除するには、図4に示すよ
うに、操作レバー70を上方に持ち上げれば、操作レバ
ー70と一体に上側アーム40が図4中反時計廻り方向
に回動すると共に、連結用シャフト60を介して下側ア
ーム50の上側アーム40と同一角度回動動作する。
【0023】そして、下側アーム50に取付けられてい
るロックピン80が固定レール20のロック穴20aか
ら外れることにより、ロック状態が解除され、固定レー
ル20に対してアッパーレール21、即ち車両用シート
10が前後方向にスライド可能な状態となる。
【0024】尚、適宜位置で操作レバー70から手を離
せば、上側アーム40の回動支点側に設置されている付
勢バネ81のバネ力により、上側アーム40並びに下側
アーム50は、図3中時計廻り方向に付勢され、よっ
て、ロックピン80が固定レール20のロック穴20a
内に嵌まり込み、その所定位置でロック状態となる。
【0025】このように、本発明に係るシートスライド
装置におけるロック機構並びにロック解除機構は、固定
レール20のロック穴20a内に下側アーム50に設け
たロックピン80が係止することにより、ロック状態と
なるが、ロック機構部分に対して操作を行なう操作レバ
ー70は、下側アーム50に連結用シャフト60を介し
て上側アーム40を連結し、この上側アーム40に操作
レバー70を設けるという構成であるため、ロック機構
部から遠隔位置である上方位置に操作レバー70を配置
することができ、ワゴン車等、シートクッション11の
着座位置が高くなるようにレッグフレーム13の上下寸
法を長く設定するタイプのシートに対応して、操作レバ
ー70の設定位置を上方に位置させることができるた
め、屈んで操作する必要がなく、自然な姿勢で無理なく
ロック解除操作を行うことができ、使い勝手を向上させ
ることができる。
【0026】また、車両用シート10の特に床面F下側
部との間にスペース上の制約を受けやすいが、上側アー
ム40と下側アーム50との離間距離を適切に設定する
ことにより、操作レバー70の設定位置を他の部品と干
渉することがない適切な位置に配置することができ、相
手部品との兼ね合いを考慮した最適位置に設定すること
ができる。
【0027】更に、下側アーム50に設けたストッパー
片71により、ロックピン80が固定レール20のロッ
ク穴20aから外れた段階でそれ以上の動作をストッパ
ー片71により規制するようにしたため、操作レバー7
0の操作ストロークも必要最小限に抑えることができ、
ロック解除操作に要する無駄な労力を省くことができ、
効率のよいロック解除操作が期待できる。
【0028】
【発明の効果】以上が本発明に係るシートスライド装置
のロック機構の実施の形態であるが、本発明の請求項1
に記載のシートスライド装置のロック機構によれば、固
定レールにその前後方向に沿って所定ピッチ毎にロック
穴が開設されると共に、アッパーレールに取付けられた
ブラケットの下側に回動可能に支持される下側アームに
設けたロックピンが前記固定レールのロック穴に係合
し、且つバネにより係合方向にバネ付勢され、前記ロッ
ク解除機構は、前記下側アームと連結用シャフトを介し
て同期して回動する上側アームを備え、該上側アームが
ブラケットの上部に回動可能に取付けられ、前記上側ア
ームと一体に操作レバーを設け、該操作レバーの操作に
より上側アームと下側アームとを回動操作し、前記ロッ
クピンとロック穴との係合を解除するようにしたため、
ロック部材のロック位置に比べ操作レバーの設定位置を
上方に設定することができ、乗員に無理な体勢を強いる
ことなく操作レバーの操作が可能となり、ロック解除に
おける操作性を高めることができるものである。
【0029】また、本発明の請求項2に記載のシートス
ライド装置のロック機構によれば、取付用ブラケットの
上下寸法、及び連結用シャフトの長さを適宜調整するこ
とにより、操作レバーの上下位置を他部品との干渉を避
けた最適位置に設定することができ、操作レバーの設定
位置の自由度を高めることができる。
【0030】更に、本発明の請求項3に記載のシートス
ライド装置のロック機構によれば、上側アームの回動軸
に設けられている付勢バネにより、上側アームは一定の
回転方向にバネ付勢され、連結用シャフトを介して下側
アームも同一方向に付勢され、ロックピンが固定レール
のロック穴に係合するロック方向とバネ付勢方向とを一
致させれば、常に適切なロック状態が確保できるもので
ある。
【0031】また、請求項4に記載のシートスライド装
置のロック機構によれば、下側アームと一体にストッパ
ー片が設けられており、操作レバーのロック解除操作に
より、下側アームを所定角度回転操作した時、このスト
ッパー片がレッグフレームにぶつかるため、操作レバー
を過度に回動操作することがなく、最小労力でロック解
除を行なうことができるというものである。
【0032】本発明によれば、シートスライド装置のロ
ック解除操作が円滑に行なえ、且つ床面に取付けられる
部品との干渉等の問題もなくなり、操作レバーを最適位
置に設定できると共に、着座面が高位置に設定された場
合に、衝撃荷重を受けた際に変形によるロック機構が解
除される虞れがなく、ワゴン車等のワンボックスカーに
好適なシートスライド装置のロック機構を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートスライド装置のロック機構
を適用した車両用シートの正面図。
【図2】本発明に係るシートスライド装置のロック機構
におけるロック機構の構成を示す構成説明図。
【図3】本発明に係るシートスライド装置のロック機構
におけるロック機構の変形態様を示す構成説明図。
【図4】図3に示すロック機構におけるロック解除状態
を示す構成説明図。
【図5】従来のシートスライド装置のロック機構を示す
もので、(a)はスライドロック機構の斜視図、(b)
はスライドロック機構の断面図。
【図6】従来のシートスライド装置のロック機構を示す
もので、(a)はスライドロック機構の斜視図、(b)
はスライドロック機構の断面図。
【符号の説明】
10 車両用シート 11 シートクッション 12 シートバック 13 レッグフレーム 20 固定レール 20a ロック穴 21 アッパーレール 30 取付用ブラケット 31 上部脚片 32 下部脚片 40 上側アーム 50 下側アーム 60 連結用シャフト 70 操作用レバー 71 ストッパー片 80 ロックピン 81 付勢スプリング F 床面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両床面の前後方向に沿って設けられる
    固定レールに沿ってアッパーレールが摺動可能に嵌挿さ
    れ、このアッパーレールに車両用シートのシートクッシ
    ョン下面のレッグフレームが取付けられ、車両用シート
    が固定レールに沿ってスライド可能に装着されると共
    に、アッパーレールを固定レールに対して所定箇所でロ
    ックするスライドロック機構と、前記ロック状態を解除
    するロック解除機構とを備えたシートスライド装置のロ
    ック機構において、 前記ロック機構は、固定レールにその前後方向に沿って
    所定ピッチ毎にロック穴が開設されると共に、アッパー
    レールに取付けられたブラケットの下側に回動可能に支
    持される下側アームに設けたロックピンが前記固定レー
    ルのロック穴に係合し、且つバネにより係合方向にバネ
    付勢され、前記ロック解除機構は、前記下側アームと連
    結用シャフトを介して同期して回動する上側アームを備
    え、該上側アームがブラケットの上部に回動可能に取付
    けられ、前記上側アームと一体に操作レバーを設け、該
    操作レバーの操作により上側アームと下側アームとを回
    動操作し、前記ロックピンとロック穴との係合を解除す
    ることを特徴とするシートスライド装置のロック機構。
  2. 【請求項2】 前記ブラケットの上下長さ及び連結用シ
    ャフト長さを調整することにより、上側アームと一体化
    する操作レバーの上下位置を任意に設定できることを特
    徴とする請求項1に記載のシートスライド装置のロック
    機構。
  3. 【請求項3】 前記ロックピンをロックする方向に付勢
    する付勢バネは、上側アームの回動軸に設けられている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシー
    トスライド装置のロック機構。
  4. 【請求項4】 前記下側アームと一体にストッパー片が
    設けられ、前記操作レバーの操作により、下側アームを
    所定角度回動した際、前記ストッパー片がシートクッシ
    ョンのレッグフレーム、あるいはブラケットに当接する
    ことにより、下側アームの回動範囲を規制するようにし
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記
    載のシートスライド装置のロック機構。
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