JP2020099275A - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】脱穀装置の機体横外側方に設けられた動力伝達装置を機体横外側から覆う側部カバー部が備えられたコンバインにおいて、脱穀装置と側部カバー部との間の隙間に入り込んだ塵埃が隙間から落下するようにしつつ、クローラ走行装置に跳ね上げられた泥土を脱穀装置と側部カバー部との間の隙間に入り込み難くする。【解決手段】側部カバー部50の下端部と脱穀装置8の下端部8fとの間の隙間を覆う下部カバー部60が備えられている。下部カバー部60のうち、クローラ走行装置2の後端側部分の上方に位置する部分63に、複数の傾斜部材68が備えられている。複数の傾斜部材68は、機体側面視において傾斜した状態、かつ、機体前後方向において間隔Sを空けた状態で備えられ、側部カバー部50と脱穀装置8との間の隙間から下方へ塵埃が落下するのを許容するとともに、クローラ走行装置2が跳ね上げた泥土を受け止める。【選択図】図8

Description

本発明は、機体フレームを支持するクローラ走行装置と、圃場の植立穀稈を刈り取る刈取部と、前記機体フレームに支持され、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置の機体横外側方に設けられ、動力源の動力を前記脱穀装置に伝達する動力伝達装置と、が備えられたコンバインに関する。
上記したコンバインにおいて、動力伝達装置の機体横外側方に設けられ、動力伝達装置を機体横外側から覆う側部カバー部と、側部カバー部の下端部と脱穀装置の下端部との間において、機体前後方向に沿って設けられ、側部カバー部の下端部と脱穀装置の下端部との間の隙間を覆う下部カバー部と、が備えられたものがある。
この種のコンバインとしては、たとえば特許文献1に示されるコンバインがある。特許文献1に示されるコンバインでは、側部カバー部としての複数枚の横カバーが備えられ、下部カバー部としての前側の下カバー、中間の下カバー、及び、後側の下カバーが備えられている。
特開2018−82650号公報
従来の下部カバー部に関する技術を採用した場合、脱穀装置のまわりに飛散したワラ屑などの塵埃が側部カバー部と脱穀装置との隙間に入り込んでも、下部カバー部に備えられた開口部から抜け落ちることが可能である。しかし、クローラ走行装置によって跳ね上げられて下部カバー部に向かった泥土が開口部から側部カバー部と脱穀装置との隙間に入り込みやすいということがある。
本発明は、側部カバー部と脱穀装置との隙間に入り込んだ塵埃が下部カバー部から抜け落ちることを可能にしつつ、クローラ走行装置による跳ね上げ泥土が下部カバー部から側部カバー部と脱穀装置との隙間に入り込むことを回避しやすいコンバインを提供する。
本発明によるコンバインは、
機体フレームを支持するクローラ走行装置と、圃場の植立穀稈を刈り取る刈取部と、前記機体フレームに支持され、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置の機体横外側方に設けられ、動力源の動力を前記脱穀装置に伝達する動力伝達装置と、前記動力伝達装置の機体横外側方に設けられ、前記動力伝達装置を機体横外側から覆う側部カバー部と、前記側部カバー部の下端部と前記脱穀装置の下端部との間において、機体前後方向に沿って設けられ、前記側部カバー部の下端部と前記脱穀装置の下端部との間の隙間を覆う下部カバー部と、が備えられ、前記下部カバー部のうち、前記クローラ走行装置の後端側部分の上方に位置する部分に、機体側面視において傾斜した状態、かつ、機体前後方向において間隔を空けた状態で設けられ、前記側部カバー部と前記脱穀装置との間の隙間から下方へ塵埃が落下するのを許容するとともに、前記クローラ走行装置が跳ね上げた泥土を受け止める複数の傾斜部材が備えられている。
本構成によると、傾斜部材が間隔を空けて並んでいるので、脱穀装置と側部カバーとの隙間に塵埃が入り込んでも、入り込んだ塵埃が傾斜部材どうしの間から抜け落ちる。下部カバー部のうち、クロー走行装置によって跳ね上げられる泥土が当たりやすい部分に傾斜部材が位置し、傾斜部材が跳ね上げられた泥土を受け止めるので、クローラ走行装置によって泥土が跳ね上げられても、脱穀装置と側部カバーとの隙間に泥土が入り込み難い。
本発明においては、前記傾斜部材は、前記クローラ走行装置による泥土跳ね上げ方向に対して交差する方向に沿うように傾斜していると好適である。
本構成によると、傾斜部材によって受け止められた泥土が脱穀装置と側部カバー部との隙間に向かって飛散するということが生じ難いので、脱穀装置と側部カバーとの隙間に泥土が入り込むことをより回避しやすい。
本発明においては、前記複数の傾斜部材のうち、前側に位置する傾斜部材は、後上がり状態で傾斜し、前記複数の傾斜部材のうち、後側に位置する傾斜部材は、後下がり状態で傾斜していると好適である。
本構成によると、クローラ走行装置によって泥土が前上向きに跳ね上げられた場合、跳ね上げられた泥土が後上がり傾斜の前側の傾斜部材によって受け止めらやすく、クローラ走行装置によって泥土が後上向きに跳ね上げられた場合、跳ね上げられた泥土が後下がり傾斜の後側の傾斜部材によって受け止められやすいので、脱穀装置と側部カバー部との隙間に泥土がより入り込み難いようにできる。
本発明においては、前記複数の傾斜部材のうち、前記クローラ走行装置の後端部に対して前側に位置する傾斜部材は、後上がり状態で傾斜し、前記複数の傾斜部材のうち、前記クローラ走行装置の後端部に対して後側に位置する傾斜部材は、後下がり状態で傾斜していると好適である。
前進時のクローラ走行装置において、クローラベルトのうち、クローラ走行装置の後端部に位置する輪体の後下部に沿って移動するベルト部分は、後上がり方向に移動し、このベルト部分によって跳ね上げられる泥土の跳ね上がり方向が後上がり方向になる。クローラベルトのうち、輪体の後上部に沿って移動するベルト部分は、前上がり方向に移動し、このベルト部分によって跳ね上げられる泥土の跳ね上がり方向が前上がり方向になる。
本構成によると、後上がり方向に跳ね上げられた泥土が後下がり状態の傾斜部材によって受け止められやすいのみならず、受け止められた泥土が脱穀装置と側部カバー部との隙間に向かって飛散するということが生じ難い。前上がり方向に跳ね上げられた泥土が後上がり状態の傾斜部材によって受け止められやすいのみならず、受け止められた泥土が脱穀装置と側部カバー部との隙間に向かって飛散するということが生じ難いので、泥土が脱穀装置と側部カバー部との隙間に入ることを効果的に防止できる。
本発明においては、前記クローラ走行装置の後端部の直上方箇所において隣り合う前記傾斜部材における上端部は、山形形状に繋がっていると好適である。
本構成によると、隣り合う傾斜部材が繋がりによって補強し合うので、跳ね上げられた泥土が傾斜部材に強く当たっても、傾斜部材が変形するようなことが生じ難い。隣り合う傾斜部材の間にフレームなどの部材が存在する場合、部材を山形形状で上方から覆うので、部材に塵埃が落ちることを回避できる。
本発明においては、前記傾斜部材は、前記脱穀装置の側壁から横外向きに片持ち状に延出されていると好適である。
本構成によると、傾斜部材が両持ちで支持されるのに比べ、傾斜部材どうしの間隔の傾斜部材横幅方向での広さが広くなるので、塵埃が落下しやすくなる。また、側部カバー部を外すと、傾斜部材が脱穀装置の側壁に支持された状態で脱穀装置側に残るので、傾斜部材に付着した塵埃を取り除くなどのメンテナンス作業を行い易い。
本発明においては、前記傾斜部材は、脱着可能に支持されていると好適である。
本構成によると、傾斜部材を取り外せるので、傾斜部材の清掃や修理などを行い易い。
本発明においては、前記傾斜部材よりも高い箇所に、前記側部カバー部と前記脱穀装置との間の隙間の塵埃を後下方に向けて案内する案内部材が設けられていると好適である。
本構成によると、側部カバーと脱穀装置との隙間に入り込んだ塵埃が案内部材によって後下方に案内されるので、塵埃が傾斜部材よりも後方を落下しやすくなり、塵埃を傾斜部材どうしの間に詰まり難くできる。
本発明においては、前記下部カバー部に、前記側部カバー部に係合して前記側部カバー部を支持する支持部材が備えられていると好適である。
本構成によると、支持部材を取り付け対象物に取り付けるための取付部材に下部カバー部を活用した簡単な構造の支持構造で側部カバー部を支持できるので、側部カバー部を安価に装備できる。
コンバインの全体を示す左側面図である。 脱穀装置を示す縦断側面図である。 動力伝達装置及び下部カバー部を示す側面図である。 下部カバー部を示す平面図である。 前下側部カバー部、後下側部カバー部及び下カバー部を示す斜視図である。 取り外し状態での前下部カバー部、中下部カバー部及び後下部カバー部を示す斜視図である。 前下部カバー部の断面図である。 後下部カバー部の側面図である。 図4のIX−IX断面矢視図である。 図4のX−X断面矢視図である。 図8のXI―XI断面矢視図である。 図8のXII―XII断面矢視図である。 冶具の支持構造を示す断面図である 揺動選別装置の付け戻し要領の説明図である
以下、本発明の一例である実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明では、コンバインの走行機体に関し、図1に示される矢印Fの方向を「機体前方」、矢印Bの方向を「機体後方」、矢印Uの方向を「機体上方」、矢印Dの方向を「機体下方」、図1の紙面表側の方向を「機体左方」、紙面裏側の方向を「機体右方」とする。
〔コンバインの全体について〕
図1に示されるように、コンバインは、角パイプ材などの複数の鋼材を連結して構成された機体フレーム1を有し、かつ、機体フレーム1を支持する左右一対のクローラ走行装置2を有する走行機体を備えている。走行機体の前部の右横側部分に、キャビン3を有する運転部4が形成されている。走行機体の前部の左横側部分に、刈取搬送部5が設けられている。刈取搬送部5は、刈取搬送部5の前部に設けられた刈取部5Aと、刈取搬送部5の後部に設けられた搬送部5Bとを備えている。刈取部5Aは、複数条の植付条に植立する稲、麦などの植立穀稈を引起装置6によって引き起こしながら、植立穀稈の株元をバリカン型の刈取装置7によって刈取る。搬送部5Bは、刈取部5Aが刈り取った刈取穀稈を後方に搬送する。機体フレーム1の後部に、脱穀装置8及び穀粒タンク9が横並びで支持されいる。脱穀装置8は、搬送部5Bの後方に位置し、穀粒タンク9は、運転部4の後方に位置している。脱穀装置8は、搬送部5Bが搬送してきた刈取穀稈を受け取り、受け取った刈取穀稈の穂先側部分の脱穀する脱穀処理と、脱穀処理によって得られた脱穀粒を塵埃と選別する選別処理を行う。脱穀装置8の後方に、脱穀装置8から排出された脱穀排ワラを細断処理する排ワラ細断装置11が設けられている。脱穀装置8によって得られた脱穀粒が揚穀装置12によって穀粒タンク9に供給されて穀粒タンク9に貯留される。穀粒タンク9から脱穀粒を取り出す穀粒排出装置13が穀粒タンク9の後部から延ばされている。
〔脱穀装置の構成について〕
脱穀装置8は、図2に示されるように、脱穀装置8の上部に形成された脱穀部8Aと、脱穀部8Aの下方に形成された選別部8Bと、を備えている。
脱穀部8Aは、図2に示されるように、扱室14、扱室14に回転可能に設けられた扱胴15、扱胴15の外周囲に扱胴15に沿う状態で設けられた受網16を備えている。扱胴15は、機体前後向きの扱胴軸芯Pを回転中心にして回転駆動される。扱室14の後方に分離ドラム17が回転可能に設けられている。分離ドラム17は、機体横向きのドラム軸芯P2を回転中心にして回転駆動される。扱室14の横外側方に脱穀フィードチェーン18が設けられている。
選別部8Bは、図2に示されるように、扱室14の下方に設けられた揺動選別装置19、揺動選別装置19の前部の下方に設けられた唐箕20、唐箕20の前方に設けられた第1送風ファン21、唐箕20の後方に設けられた第2送風ファン22を備えている。唐箕20と第2送風ファン22との間に1番スクリュー23が設けられている。第2送風ファン22の後方に2番スクリュー24が設けられている。揺動選別装置19の後部から案内板42が1番スクリュー23に向けて延ばされている。案内板42は、可撓性を有するシート状部材によって構成され、揺動選別装置19によって選別された1番処理物を1番スクリュー23に流下するよう案内する。
脱穀装置8においては、搬送部5Bが搬送してきた刈取穀稈の株元側部分を脱穀フィードチェーン18の始端部が受け取り、刈取穀稈の穂先側部分が扱室14に挿入された状態で、株元側部分が脱穀フィードチェーン18によって脱穀装置8の後方に向けて挟持搬送され、穂先側部分が扱胴15によって脱穀される。脱穀によって得られた脱穀粒が受網16の処理物漏下穴を介して選別部8Bに落下する。脱穀排ワラが脱穀フィードチェーン18による挟持搬送によって扱室14から後方に排出される。排出された脱穀排ワラが分離ドラム17による分離処理を受けて脱穀排ワラから脱穀粒が取り出され、取り出された脱穀粒が選別部8Bに落下する。受網16及び脱穀排ワラから選別部8Bに落下した脱穀粒を揺動選別装置19が受け取り、受け取られた脱穀粒が揺動選別装置19による揺動選別と、唐箕20、第1送風ファン21及び第2送風ファン22からの選別風による風選別とによって1番穀粒としての精粒と、2番穀粒としての未処理粒と、塵埃とに選別される。精粒は、1番スクリュー23に流入し、1番スクリュー23によって揚穀装置12に搬送される。未処理粒は、2番スクリュー24に流入し、2番スクリュー24と、機体横外側方で2番スクリュー24に接続している還元装置25とによって揺動選別装置の始端部に還元される。
図1,3に示されるように、脱穀装置8の機体左横外側方に、走行機体の前部に設けられた動力源としてのエンジン26の動力を脱穀部8A及び選別部8Bに伝達する動力伝達装置27と、動力伝達装置27を覆う横カバーKと、が設けられている。本実施形態では、動力伝達装置27が脱穀装置8の機体左横外側方に設けられているが、これに限らず、脱穀装置8の機体右横外側方に設けられていてもよい。本実施形態では、エンジン26だけが動力源として設けられているが、これに限らず、電動モータが併せて設けられていてもよい。
動力伝達装置27は、図2に示されるように、エンジン26の動力が入力されるミッションケース(図示せず)に設けられた出力プーリ28と、出力プーリ28に巻回された第1無端回動ベルト29と、第1無端回動ベルト29に対して機体横内側において出力プーリ28に巻回された第2無端回動ベルト30と、1番スクリュー23を駆動する1番プーリ31に連動連結された伝動プーリ32と、伝動プーリ32に巻回された第3無端回動ベルト33と、揺動選別装置19を駆動する選別プーリ34に巻回された第4無端回動ベルト35と、を備えている。
第1無端回動ベルト29は、出力プーリ28と1番プーリ31とに巻回されており、出力プーリ28の動力を1番スクリュー23に伝達する。第2無端回動ベルト30は、出力プーリ28と唐箕20を駆動する唐箕プーリ36とに巻回されており、出力プーリ28の動力を唐箕20に伝達する。第3無端回動ベルト33は、伝動プーリ32と、2番スクリュー24を駆動する2番プーリ37と、脱穀フィードチェーン18を駆動するチェーン駆動機構38の入力プーリ38aと、分離ドラム17を駆動する分離プーリ39と、に巻回されている。出力プーリ28から1番プーリ31に伝達された動力が第3無端回動ベルト33によって2番スクリュー24、脱穀フィードチェーン18及び分離ドラム17に伝達される。第4無端回動ベルト35は、第3無端回動ベルト33が巻回された動力取出しプーリ40に連動連結されている伝動プーリ41と選別プーリ34とに巻回されている。出力プーリ28から動力取出しプーリ40に伝達された動力が伝動プーリ41及び第4無端回動ベルト35によって揺動選別装置19に伝達される。
横カバーKは、図1,4に示されるように、動力伝達装置27の機体左横外側方に設けられて、動力伝達装置27を横外側から覆う側部カバー部50、及び、側部カバー部50の下端部と脱穀装置8の下端部8fとの間において、側部カバー部50の下端部と脱穀装置8の下端部8fとの間の隙間を覆う下部カバー部60と、を備えている。本実施形態では、脱穀装置8の下端部8fは、図4,5に示されるように、脱穀装置8の側壁45の下部に機体前後方向に延びる状態で備えられた側壁フレームによって形成されている。側壁フレームは、機体フレーム1を構成する機体前後向きのフレーム部に共用されている。
図1に示されるように、側部カバー部50は、側部カバー部50の上側部分を構成する上側部カバー部50Aと、側部カバー部50の下側部分を構成する下側部カバー部50Bと、によって構成されている。上側部カバー部50Aは、上側部カバー部50Aの前側部分を構成する前上側部カバー部51と、上側部カバー部50Aの後側部分を構成する後上側部カバー部52と、によって構成されている。下側部カバー部50Bは、下側部カバー部50Bの前側部分を構成する前下側部カバー部53と、下側部カバー部50Bの後側部分を構成する後下側部カバー部54と、によって構成されている。図5に示されるように、前下側部カバー部53の前端部に、前下側部カバー部53から脱穀装置側に延びて出力プーリ28を前方から覆うプーリカバー部55が備えられている。本実施形態では、側部カバー部50は、4つのカバー部分に分割可能に構成されているが、これに限らない。たとえば、上側部カバー部50A及び下側部カバー部50Bの一方を単一の側部カバー部によって構成し、上側部カバー部50A及び下側部カバー部50Bの他方を二つのカバー部に分割可能に構成したものであってもよい。また、側部カバー部50の全体が一の側部カバー部に構成されたものであってもよい。また、側部カバー部50が二つ、あるいは、五つ以上のカバー部に分割可能に構成されたものであってもよい。
〔下部カバー部の構成について〕
下部カバー部60は、図3,4に示されるように、下部カバー部60のうちのクローラ走行装置2の前端側部分の上方に位置する部分を構成する前下部カバー部61と、下部カバー部60のうちのクローラ走行装置2の中間部分の上方に位置する部分を構成する中下部カバー部62と、下部カバー部60のうちのクローラ走行装置2の後端側部分の上方に位置する部分を構成する後下部カバー部63と、を備えている。
前下部カバー部61は、図3,4,5に示されるように、出力プーリ28の下方において前上がり状態で傾斜している傾斜部分61aと、傾斜部分61aの後部から後方に向かって脱穀装置8の前後方向に沿って延びる後側部分61bと、を備えている。図4,5,6に示されるように、傾斜部分61aと後側部分61bとのうちの後側部分61bのみに、塵埃の落下を許容する複数のスリット状の塵埃排出穴61cが開口されている。
前下部カバー部61は、図6,7に示されるように、脱穀装置8の下端部8fに備えられた支持部64に連結ボルト65によって取り付けるよう構成されている。前下部カバー部61は、脱穀装置8に脱着可能に支持される。
前下部カバー部61は、図3,4に示されるように、塵埃排出穴が無い傾斜部分61aによって出力プーリ28を下方から覆いつつ、脱穀装置8と側部カバー部50との間の隙間に入り込んだ塵埃が塵埃排出穴60cから落下するのを許容しつつ、側部カバー部50の下端部(前下側部カバー部53の下端部)と脱穀装置8の下端部8fとの間の隙間を覆うようになっている。
中下部カバー部62は、図3,4,5に示されるように、唐箕プーリ36の下方箇所と1番プーリ31の下方箇所とにわたって脱穀装置8の前後方向に沿って延びる板状に構成されている。図4,5,6に示されるように、中下部カバー部62のうちの1番プーリ31よりも前方に位置し、かつ、唐箕20の吸気口20aの下方に位置する前側部分のみに、塵埃の落下を許容し、かつ、唐箕20の吸気を可能にする複数のスリット状の貫通穴62aが開口されている。図3,5,6に示されるように、中下部カバー部62の後端部に、1番プーリ31を後下方から覆うカバー部80が形成されている。カバー部80は、中下部カバー部62に一体形成された第1カバー部81と、第1カバー部81から前上向きに延ばされた第2カバー部82と、第2カバー部82から前上向きに延ばされた第3カバー部83と、を備えている。第3カバー部83は、弾性を有する板部材によって構成されている。
中下部カバー部62は、図3,6,8に示されるように、脱穀装置8の下端部8fに備えられた支持部66に連結ボルト67によって取り付けるように構成されている。中下部カバー部62は、脱穀装置8に脱着可能に支持される。
中下部カバー部62は、図3,4,10に示されるように、唐箕20が横カバーKの外部から貫通穴62aを介して吸気するのを許容しつつ、かつ、脱穀装置8と側部カバー部50との間の隙間に入り込んだ塵埃が貫通穴62aから落下するのを許容しつつ、さらに、1番プーリ31をカバー部80によって後下方から覆いつつ、側部カバー部50の下端部である前下側部カバー部53の下端部と脱穀装置8の下端部8fとの間の隙間を覆うようになっている。
後下部カバー部63は、図3,4,5に示されるように、機体側面視において傾斜した状態、かつ、機体前後方向において間隔Sを空けた状態で機体前後方向に並べられた複数の傾斜部材68を備えている。隣り合う傾斜部材68の間隔Sの広さは、脱穀装置8と側部カバー部50との間の隙間に入り込んだ塵埃の抜け落ちを可能にする広さに設定されている。
図8に示される矢印X及び矢印Zは、前進時のクローラ走行装置2の後端部においてクローラベルト2aによって跳ね上げられる泥土の跳ね上がり方向を示すものである。
すなわち、前進時のクローラ走行装置2において、クローラベルト2aのうち、クローラ走行装置2の後端部に位置する輪体2Rの後下部に沿って移動するベルト部分2rは、後上がり方向に移動し、このベルト部分2rによって跳ね上げられる泥土は、矢印Zで示される後上がり方向に跳ね上げられる。クローラベルト2aのうち、輪体2Rの後上部に沿って移動するベルト部分2fは、前上がり方向に移動し、このベルト部分2fによって跳ね上げられる泥土は、矢印Xで示される前上がり方向に跳ね上げられる。
図3,8に示されるように、複数の傾斜部材68のうち、クローラ走行装置2の後端部に対して前側に位置する傾斜部材68fは、ベルト部分2fによって前上向きに跳ね上げられた泥土を的確に受け止めるように、ベルト部分2fによる泥土跳ね上げ方向(矢印Xで示される方向)に対して交差する方向に傾斜されている。複数の傾斜部材68のうち、クローラ走行装置2の後端部に対して後側に位置する傾斜部材68は、ベルト部分2rによって後上向きに跳ね上げられた泥土を的確に受け止めるように、ベルト部分2rによる泥土跳ね上げ方向(矢印Zで示される方向)に対して交差する方向に傾斜されている。
後下部カバー部63は、図4,8,9に示されるように、脱穀装置8と側部カバー部50との間の隙間に入り込んだ塵埃が傾斜部材68どうしの間隔Sから落下するのを許容しつつ、クローラ走行装置2によって後上向きに跳ね上げられた泥土を後下がり傾斜の傾斜部材86rによって受け止めて、クローラ走行装置2によって前上向きに跳ね上げられた泥土を後上がり傾斜の傾斜部材68fによって受け止めて、泥土を脱穀装置8と側部カバー部50との間の隙間に入り込み難くしつつ、側部カバー部50の下端部である前下側部カバー部53の下端部と脱穀装置8の下端部8fとの間の隙間、及び、側部カバー部50の下端部である後下側部カバー部54の下端部と脱穀装置8の下端部8fとの間の隙間を覆うようになっている。
図8に示されるように、クローラ走行装置2の後端部の直上方箇所において隣り合う傾斜部材68における上端部は、山形形状に繋げられている。隣り合う傾斜部材68の間を機体横方に通るフレーム部材70が山形形状に繋がっている傾斜部材68によって上方から覆われる。
図4,5,6に示されるように、複数の傾斜部材68は、脱穀装置8の側壁45から横外向きに片持ち状に延出した状態で側壁45に脱着可能に支持されている。
具体的には、図6,8に示されるように、最前の傾斜部材68から、上部が山形形状に連結し合っている傾斜部材68のうちの後下がり傾斜の傾斜部材68に対して後側に隣り合う後下がり傾斜の傾斜部材68までの複数の傾斜部材68を備える第1傾斜部材グループにおいて、第1傾斜部材グループにおける全ての傾斜部材68の脱穀装置側だけの端部に連結されて、第1傾斜部材グループの全ての傾斜部材68を保持する1つの保持部71が第1傾斜部材グループに備えられている。保持部71の前側部分にフック部71aが備えられている。保持部71の前側部分がフック部71aによって脱穀装置8の下端部8fに脱着可能に係合されている。保持部71の後側部分が脱穀装置8の下端部8fに備えられた支持部72に連結ボルトによって脱着可能に連結されている。上部が山形形状に連結し合っている傾斜部材68のうちの後下がり傾斜の傾斜部材68に対して後方に1つの傾斜部材68を隔てて位置する後下がり傾斜の傾斜部材68から最後の傾斜部材68までの複数の傾斜部材68を備える第2傾斜部材グループに、第1傾斜部材グループの保持部71と同様に、第2傾斜部材グループの全ての傾斜部材68の脱穀装置側だけの端部に連結された保持部71が備えられている。第2傾斜部材グループの保持部71は、第1傾斜部材グループの保持部71と同様に、フック部71a及び連結ボルトによって脱穀装置8の下端部8fに脱着可能に連結されている。
全ての傾斜部材68は、前下側部カバー部53及び後下側部カバー部54が取り外されても、脱穀装置8に片持ち状に支持された状態で脱穀装置側に残る。また、第1傾斜部材グループ及び第2傾斜部材グループにおいては、保持部71を支持部72から取り外すことにより、第1傾斜部材グループ及び第2傾斜部材グループの全ての傾斜部材68を脱穀装置8から取り外すことができる。
図3に示されるように、傾斜部材68よりも高い箇所に、案内部材73が設けられている。案内部材73は、側壁45に支持されている。案内部材73は、後下がり傾斜の案内面を上部に有し、脱穀装置8と側部カバー部50との間の隙間に入り込んだ塵埃を後下方に向けて流下するように案内面によって案内する。脱穀装置8と側部カバー部50との間の隙間に入り込んだ塵埃が後下部カバー部63よりも後方に排出されやすくなり、塵埃を傾斜部材68どうしの間に詰まり難くできる。
図5,7,8に示されるように、脱穀装置8の機体左横外側方に、前下側部カバー部53の前後2箇所を脱着可能に支持する前後2つの支持部材75、及び、後下側部カバー部54の前後2箇所を脱着可能に支持する前後2つの支持部材76が設けられている。
前下側部カバー部53を支持する2つの支持部材75は、図5,6,7,8に示されるように、脱穀装置8の下端部8fに備えられた支持部77に連結ボルトによって脱着可能に支持されている。2つの支持部材75の上下2箇所に係止部75aが備えられいる。支持部材75は、図11に示されるように、前下側部カバー部53の下部に備えられているフック部53aに下の係止75aが係合され、前下側部カバー部53の上部に備えられているロック具53bに上の係止部75aが係合されることにより、前下側部カバー部53を支持する。
後下側部カバー部54を支持する2つの支持部材76は、図5,6,8に示されるように、後下部カバー部63に支持されている。支持部材76を脱穀装置8に取付ける取付部材に後下部カバー部63を活用されている。具体的には、2つの支持部材76のうちの前の支持部材76は、図5,6,8に示されるように、第1傾斜部材グループの保持部71に支持されている。2つの支持部材76のうちの後の支持部材76は、図5,6,8に示されるように、第2傾斜部材グループの保持部71に支持されている。2つの支持部材76と保持部71とは、溶接によって連結されている。
図12に示されるように、2つの支持部材76の上下2箇所に、後下側部カバー部54を支持する係止部76aが備えられている。2つの支持部材76は、図12に示されるように、後下側部カバー部54の下部に備えられているフック部54aに下の係止部76aが係合され、後下側部カバー部54の上部に備えられているロック具54bに上の係止部76aが係合されることにより、後下側部カバー部54を支持する。
図1に示されるように、脱穀装置8の後方に、エンジン用の燃料タンク90が設けられている。図2に示されるように、燃料タンク90の上方に、燃料タンク90を上方から覆うタンクカバー91が脱着可能に設けられている。選別部8Bから取り出した揺動選別装置19を選別部8Bに付け戻すのに使用する板状の冶具92がタンクカバー91の裏面側に支持された状態でタンクカバー91と燃料タンク90との間の空間に収納されている。タンクカバー91は、図13に示されるように、タンクカバー91のフック部91aに係合する支持フレーム93、及び、タンクカバー91に設けられた連結部材98を支持する部材によって脱着可能に支持されている。
冶具92は、図13に示される支持構造に基づいてタンクカバー91に脱着可能に支持されている。冶具92の後端部92rがタンクカバー91に形成された保持部91bに係入され、冶具92の後端側部分が保持部91bに脱着可能に支持されている。冶具92の前端部がタンクカバー91の前端側部分にボルト94及び蝶ナット95によって脱着可能に支持されている。
冶具92を用いて揺動選別装置19を選別部8Bに付け戻す作業は、図14に示す付け戻し要領に基づいて行う。
タンクカバー91を燃料タンク90の上方から取り除き、揺動選別装置19を脱穀装置8の後部の開口96(図2参照)から選別部8Bに差し入れるとき、揺動選別装置19がタンクカバー91に当らないようにする。燃料タンク90の上方から取り除いたタンクカバー91に付いている冶具92をタンクカバー91から取り外す。タンクカバー91から取り外した冶具92を脱穀装置8の後部の開口96から選別部8Bに差し入れて、2番スクリュー24の上方に設置する。冶具92の後端部92rを選別部底板の端部97に係合させて、冶具92を前方へずれ動かないようにする。冶具92がずれ動かなくなると、揺動選別装置19を開口96から差し入れて、案内板42の遊端部が基端部よりも前方に位置する姿勢に案内板42をした状態で案内板42の遊端側部分を冶具92に載せる。案内板42の遊端側部分が冶具92に載ると、揺動選別装置19を前方に移動させ、案内板42の遊端側部分を冶具92の上で前方にスライド移動させる。揺動選別装置19が組付け位置に到達し、案内板42が図2に示される如く揺動選別装置19から1番スクリュー23に向かって延びた状態になると、揺動選別装置19の後端側部分を持ち上げて揺動選別装置19の下方に冶具92の取出し空間を確保し、冶具92を取出し空間及び開口96を介して脱穀装置8の外部に取り出す。冶具92を取り出すと、揺動選別装置19の持ち上げを解除し、揺動選別装置19を図2に示される組付け状態にする。
〔別実施形態〕
(1)上記した実施形態では、後上がり傾斜の傾斜部材68fと後下がり傾斜の傾斜部材68rとが備えられた例を示したが、これに限らない。泥土の跳ね上がり具合や、下部カバー部のクローラ走行装置の後端部に対する位置によっては、後下がり傾斜だけの傾斜部材、あるいは、後上がり傾斜だの傾斜部材を備えてもよい。また、傾斜部材の傾斜は、どのような角度の傾斜にしてもよい。
(2)上記した実施形態では、後下部カバー部63が2つの傾斜部材グループに分割された例を示したが。これに限らない。たとえば、単一のものであっても、3つ以上に分割されたものであってもよい。
(3)上記した実施形態では、下部カバー部60が、前下カバー部61と、中下部カバー部62と、後下部カバー部63とに分割された例を示したが、これに限らない。単一のものであっても、2つだけに分割されたものや、4つ以上に分割されたものであってもよい。
(4)上記実施形態では、動力伝達装置27が脱穀装置8の機体左横側方に設けられた例を示したが、脱穀装置8の機体右横側方に設けられたものであってもよい。
(5)上記した実施形態では、側部カバー部50が4つのカバー部に分割されている例を示したが、これに限らず、分割されていない単一のものであってもよい。また、3つ以下、あるいは、5つ以上に分割されているものであってもよい。
(6)上記した実施形態では、下側部カバー部50Bが2つカバー部に分割されている例を示したが、これに限らず、分割されていない単一のものであってもよい。また、3つ以上に分割されているものであってもよい。
(7)上記した実施形態では、隣り合う傾斜部材の上部が山形形状に繋がれている例を示したが、繋ぎを設けないで実施してもよい。
(8)上記した実施形態では、傾斜部材68が片持ち状に支持される例を示したが、これに限らず、両持ち状で支持される構成を採用してもよい。
(9)上記した実施形態では、傾斜部材68が脱着可能に支持される例を示したが、脱穀装置及び側部カバー部の一方に取り外し不能に支持される構成を採用してもよい。
本発明は、自脱型のコンバインの他、普通型のコンバインに適用できる。
1 機体フレーム
2 クローラ走行装置
5A 刈取部
26 源動部(エンジン)
27 動力伝達装置
45 側壁
53 側部カバー部(前下側部カバー部)
54 側部カバー部(前下側部カバー部)
60 下部カバー部
63 下部カバー部の部分(後下部カバー部)
68 傾斜部材
68f 前側に位置する傾斜部材
68r 後側に位置する傾斜部材
73 案内部材
76 支持部材

Claims (9)

  1. 機体フレームを支持するクローラ走行装置と、
    圃場の植立穀稈を刈り取る刈取部と、
    前記機体フレームに支持され、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
    前記脱穀装置の機体横外側方に設けられ、動力源の動力を前記脱穀装置に伝達する動力伝達装置と、
    前記動力伝達装置の機体横外側方に設けられ、前記動力伝達装置を機体横外側から覆う側部カバー部と、
    前記側部カバー部の下端部と前記脱穀装置の下端部との間において、機体前後方向に沿って設けられ、前記側部カバー部の下端部と前記脱穀装置の下端部との間の隙間を覆う下部カバー部と、が備えられ、
    前記下部カバー部のうち、前記クローラ走行装置の後端側部分の上方に位置する部分に、機体側面視において傾斜した状態、かつ、機体前後方向において間隔を空けた状態で設けられ、前記側部カバー部と前記脱穀装置との間の隙間から下方へ塵埃が落下するのを許容するとともに、前記クローラ走行装置が跳ね上げた泥土を受け止める複数の傾斜部材が備えられているコンバイン。
  2. 前記傾斜部材は、前記クローラ走行装置による泥土跳ね上げ方向に対して交差する方向に沿うように傾斜している請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記複数の傾斜部材のうち、前側に位置する傾斜部材は、後上がり状態で傾斜し、前記複数の傾斜部材のうち、後側に位置する傾斜部材は、後下がり状態で傾斜している請求項1または2に記載のコンバイン。
  4. 前記複数の傾斜部材のうち、前記クローラ走行装置の後端部に対して前側に位置する傾斜部材は、後上がり状態で傾斜し、前記複数の傾斜部材のうち、前記クローラ走行装置の後端部に対して後側に位置する傾斜部材は、後下がり状態で傾斜している請求項1から3のいずれか一項に記載のコンバイン。
  5. 前記クローラ走行装置の後端部の直上方箇所において隣り合う前記傾斜部材における上端部は、山形形状に繋がっている請求項4に記載のコンバイン。
  6. 前記傾斜部材は、前記脱穀装置の側壁から横外向きに片持ち状に延出されている請求項1から5のいずれか一項に記載のコンバイン。
  7. 前記傾斜部材は、脱着可能に支持されている請求項1から6のいずれか一項に記載のコンバイン。
  8. 前記傾斜部材よりも高い箇所に、前記側部カバー部と前記脱穀装置との間の隙間の塵埃を後下方に向けて案内する案内部材が設けられている請求項1から7のいずれか一項に記載のコンバイン。
  9. 前記下部カバー部に、前記側部カバー部に係合して前記側部カバー部を支持する支持部材が備えられている請求項1から8のいずれか一項に記載のコンバイン。
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