JP2020098021A - 動吸振器 - Google Patents

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【課題】吸振特性の温度依存性を抑制することが可能な動吸振器を提供する。【解決手段】動吸振器は、一端が固定された板ばねと、前記板ばねに固定された質量体と、前記板ばねの一方の主面と前記主面に対向する対向物とに連結された、温度が高くなるに従って剛性が低くなる粘弾性体と、を備え、前記板ばねは、温度が高くなるに従って前記粘弾性体の方向に変形する。【選択図】図1

Description

本発明は、動吸振器に関する。
対象物にバネと質量体を付加することにより、固有振動数を同調させて対象物の固有振動数周辺での共振現象を抑制する動吸振器が知られている。かかる動吸振器の中でも、板バネを利用したものは、板バネの一端をバネ固定金具によって対象物に固定し、板バネの他端近傍に重錘を位置調整可能に取り付けるという構造である。また、かかる板バネ式の動吸振器において、ダンパーとして粘弾性体を付加したものがある(特許文献1参照)。
特開平7−317372号公報
ところで、粘弾性体の剛性は温度によって変化するため、粘弾性体を利用した動吸振器の吸振特性は温度によって変化し得る。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、吸振特性の温度依存性を抑制することが可能な動吸振器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の一の態様の動吸振器は、一端が固定された板ばねと、前記板ばねに固定された質量体と、前記板ばねの一方の主面と前記主面に対向する対向物とに連結された、温度が高くなるに従って剛性が低くなる粘弾性体と、を備え、前記板ばねは、温度が高くなるに従って前記粘弾性体の方向に変形する。
本発明によれば、吸振特性の温度依存性を抑制することが可能となる。
第1実施形態に係る動吸振器の構成例を模式的に示す図である。 第2実施形態に係る動吸振器の構成例を模式的に示す図である。 第3実施形態に係る動吸振器の構成例を模式的に示す図である。 動吸振器の各部を説明するための図である。 動吸振器の各部を説明するための図である。 第4実施形態に係る動吸振器の構成例を模式的に示す図である。 第4実施形態に係る動吸振器の構成例を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る動吸振器1Aの構成例を模式的に示す図である。以下の説明では、図中のZ1方向を上方向、Z2方向を下方向とする。動吸振器1Aは、吸振対象となる対象物9に設置されている。対象物9は、例えば樹脂機械、圧縮機などの各種産業用機械や、鉄やアルミなどの生産ラインなどである。
動吸振器1Aは、板ばね2と、板ばね2に固定された質量体3と、板ばね2に連結された粘弾性体4とを備えている。
板ばね2は、基端が固定されており、先端が自由端となっている。例えば、板ばね2は、対象物9に固定された立設物7に基端が固定されており、立設物7から水平方向に延びている。板ばね2の一対の主面21,22は、上方と下方をそれぞれ向いている。板ばね2の下側の主面22は、対象物9の上面と対向している。
これに限らず、板ばね2は、例えば対象物9に直接固定され、立設物7と対向してもよいし、対象物9に固定された筐体に収容され、筐体の内壁に固定され、筐体の内壁と対向してもよい。
板ばね2は、バイメタルで形成されている。バイメタルは、熱膨張率が異なる2枚の金属板を貼り合わせた部材である。各金属板は、ばね用冷間圧延鋼帯又はばね用ステンレス鋼帯などで形成されている。
板ばね2は、図中の破線で示すように、温度が高くなるに従って下方に変形するように構成されている。すなわち、板ばね2に含まれる上下2枚の金属板のうち、下側の金属板の熱膨張率が上側の金属板よりも小さく設定されている。板ばね2が下方に変形するとは、板ばね2の先端が下方に向かうように変形することである。
例えば、板ばね2は、図中の破線で示すように、真っ直ぐの状態から、先端が下がって全体として上方に凸に湾曲した状態に変形する。これに限らず、板ばね2は、先端が上がって全体として下方に凸に湾曲した状態から、真っ直ぐの状態に変形してもよい。
板ばね2は、バイメタルに限らず、温度が高くなるに従って一方の主面側に変形する部材であれば、特には限定されない。
質量体3は、板ばね2の長手方向の中途に固定されている。例えば、質量体3は、板ばね2の長手方向の中央よりも先端に近く、粘弾性体4よりも基端に近い位置に固定されている。質量体3は、粘弾性体4の逆側となる板ばね2の上側の主面21に固定されている。また、質量体3は、板ばね2の長手方向に位置を調整可能である。
粘弾性体4は、板ばね2の長手方向の中途に連結されている。例えば、粘弾性体4は、質量体3よりも板ばね2の先端に近い位置に連結されている。また、粘弾性体4は、アクリルゴム等の合成ゴム又は天然ゴムなどのゴム材料で形成されており、円柱又は角柱等の上下方向に延びる柱状に形成されている。
粘弾性体4は、板ばね2の下側の主面22とこれに対向する対象物9の上面とに挟まれて、接着剤等により連結されている。具体的には、粘弾性体4の上面が板ばね2の下側の主面22に連結され、粘弾性体4の下面が対象物9の上面に連結されている。粘弾性体4は、板ばね2の振動に伴って上下方向に伸縮し、それにより板ばね2の振動を吸振する。なお、ここでは粘弾性体4と板ばね2との連結、また粘弾性体4と対象物9との連結に接着剤等を使用したが、粘弾性体4が自己粘着性を有しているものであれば、接着剤等を不要としてもよい。
質量体3の重さや位置、粘弾性体4の剛性や位置などは、動吸振器1Aの固有振動数が対象物9の振動数と近くなるように設定される。
しかしながら、粘弾性体4は、温度が高くなるに従って剛性(ここでは、主に軸剛性に着目)が低くなるため、ある温度では動吸振器1Aの固有振動数が目標を満たしていても、動吸振器1Aやその周囲の温度が高くなると固有振動数が目標から逸脱してしまうことがある。
そこで、第1実施形態では、板ばね2を温度が高くなるに従って粘弾性体4の方向に変形するように構成することで、粘弾性体4の剛性の変化を抑制している。
すなわち、図中の破線で示すように、温度が高くなるに従って板ばね2が下方に変形すると、粘弾性体4は板ばね2により下方に押し付けられて、圧縮される。これにより、粘弾性体4の剛性は向上し、温度上昇に伴う剛性低下の少なくとも一部を補償することが可能となる。
以上に説明した第1実施形態によれば、動吸振器1Aの固有振動数の変化を抑制することが可能となる。
なお、板ばね2が粘弾性体4を押し付けるとき、板ばね2は先端側の方が基端側よりも下方に位置するように変形するため、粘弾性体4の先端側の厚さを基端側の厚さよりも大きくする(例えば、先端側が基端側よりも高くなるように上面を傾斜させる)ことで、押し付け時における粘弾性体4の変形の均一化を図ってもよい。
[第2実施形態]
図2は、第2実施形態に係る動吸振器1Bの構成例を模式的に示す図である。上記第1実施形態と重複する構成については、同番号を付すことで詳細な説明を省略する。動吸振器1Bは、2枚の板ばね2,5を備えている。以下の説明では、板ばね2を「第1板ばね2」、板ばね5を「第2板ばね5」ともいう。
2枚の板ばね2,5は、対象物9に基端が固定されており、対象物9から水平方向に延びている。第1板ばね2の下側の主面22と第2板ばね5の上側の主面51とは対向している。2枚の板ばね2,5は、例えば立設物7(図1参照)に固定されてもよいし、対象物9に固定された筐体の内壁等に固定されてもよい。
第2板ばね5も、第1板ばね2と同様に、バイメタルで形成されている。第2板ばね5は、図中の破線で示すように、温度が高くなるに従って上方に変形するように構成されている。すなわち、2枚の板ばね2,5は、温度が高くなるに従って互いの距離が近づくように変形する。
粘弾性体4は、第2板ばね5の長手方向の中途にも連結されている。例えば、粘弾性体4は、質量体3が第1板ばね2に連結されているその第1板ばね2の長手方向の位置と同等の、第2板ばねの長手方向の位置よりも第2板ばね5の先端に近い位置に連結されている。
粘弾性体4は、第1板ばね2の下側の主面22と第2板ばね5の上側の主面51とに挟まれ、接着剤等により連結されている。具体的には、粘弾性体4の上面が第1板ばね2の下側の主面22に連結され、粘弾性体4の下面が第2板ばね5の上側の主面51に連結されている。粘弾性体4は、2枚の板ばね2,5の振動に伴って上下方向に伸縮し、それにより板ばね2,5の振動を吸振する。なお、第1実施形態においても述べたように、粘弾性体4が自己粘着性を有しているものであれば、接着剤等を不要としてもよい。
第2実施形態でも、2枚の板ばね2,5を温度が高くなるに従って粘弾性体4の方向に変形するように構成することで、粘弾性体4の剛性の変化を抑制しており、動吸振器1Bの固有振動数の変化を抑制することが可能である。
特に、第2実施形態によれば、2枚の板ばね2,5が、温度が高くなるに従って互いの距離が近づくように変形するので、上記第1実施形態と比較して、粘弾性体4の圧縮量を大きくすることが可能である。
なお、第2板ばね5は、バイメタル等の温度上昇に伴って一方の主面側に変形する部材に限らず、そのような特性を有さない一般的な板ばねであってもよい。
[第3実施形態]
図3は、第3実施形態に係る動吸振器1Cの構成例を模式的に示す図である。第3実施形態の多くの構成は上記第2実施形態と重複している。上記第2実施形態と重複する構成については、同番号を付すことで詳細な説明を省略する。
第2実施形態では、第1板ばね2の長手方向の中途に固定されている質量体3を備えていたのに対し、第3実施形態ではこの質量体3を備えず、それに替わって質量体6を備えている。
質量体6は、第2板ばね5の長手方向の中途に固定されている。例えば、質量体6は、第2板ばね5の長手方向の中央よりも先端に近く、粘弾性体4よりも基端に近い位置に固定されている。質量体6は、粘弾性体4の逆側となる第2板ばね5の下側の主面52に固定されている。また、質量体6は、第2板ばね5の長手方向に位置を調整可能である。
粘弾性体4は、第2板ばね5の長手方向の中途に連結されている。例えば、粘弾性体4は、質量体6よりも第2板ばね5の先端に近い位置に連結されている。
第3実施形態でも、2枚の板ばね2,5を温度が高くなるに従って粘弾性体4の方向に変形するように構成することで、粘弾性体4の剛性の変化を抑制しており、動吸振器1Cの固有振動数の変化を抑制することが可能である。
[第4実施形態]
図6及び図7は、第4実施形態に係る動吸振器1Dの構成例を模式的に示す図である。上記実施形態と重複する構成については、同番号を付すことで詳細な説明を省略する。
図中のX1−X2方向は板ばね2の長さ方向を表し、Y1−Y2方向は板ばね2の幅方向を表す。板ばね2の長さ方向は、板ばね2の基端と先端とを結ぶ方向である。板ばね2の幅方向は、長さ方向と直交する方向である。
動吸振器1Dは、板ばね2の主面22に固定された、板ばね2の幅方向に延びる補剛部材8を備えている。補剛部材8を設けることにより、バイメタルで形成された板ばね2の温度変化に伴う幅方向の湾曲を抑制することが可能となる。幅方向の湾曲とは、板ばね2の幅方向の両端が下がって、幅方向の中央が上方に凸となる湾曲(又はその逆)である。
バイメタルで形成された板ばね2は、長さ方向だけでなく幅方向にも湾曲するが、幅方向に湾曲すると、長さ方向における曲げ剛性が変化してしまうおそれがある。そこで、本実施形態では、板ばね2に幅方向に延びる補剛部材8を固定することで、板ばね2の幅方向の湾曲を抑制している。
なお、補剛部材8の長さ方向の寸法は、板ばね2の長さ方向の寸法と比べて十分に小さいため、動吸振器1Dが対象としている振動モードにおいては、補剛部材8の装着による剛性の変化は無視できるほど小さいと考えられる。
補剛部材8は、例えば板ばね2よりも剛性が高い鉄等の材料で形成されている。また、補剛部材8は、例えば幅方向の両端部がボルト等により板ばね2に固定されている。補剛部材8は、板ばね2の下側の主面22に固定されている。これに限らず、補剛部材8は、板ばね2の上側の主面21に固定されてもよい。
補剛部材8は、複数設けられている。具体的には、補剛部材8は、質量体3よりも基端に近い位置と、粘弾性体4よりも先端に近い位置とにそれぞれ固定されている。これに限らず、補剛部材8は、1又は3以上設けられてもよいし、質量体3と粘弾性体4の間の位置等に固定されてもよい。
補剛部材8は、板ばね2の幅方向の一方の端部から他方の端部まで延びている。補剛部材8は、それより短くてもよいが、板ばね2の幅方向の中央部を跨いでその両側に延びていることが好ましい。
[設計手法]
以下、第1実施形態に係る動吸振器1Aを対象とした、動吸振器の設計手法について説明する。図4は、使用環境温度範囲における最低温度(以下、基準温度という)Tでの動吸振器1Aの状態を示し、図5は、使用環境温度範囲における最高温度Tでの動吸振器1Aの状態を示している。
まず、基準温度Tでの粘弾性体4のヤング率Ev1及び最高温度Tでの粘弾性体4のヤング率Ev2を求める。
次に、温度変化による板ばね2(バイメタル)及び粘弾性体4の変位量を算出する。基準温度Tと最高温度Tとの温度差ΔTは下記数式1で表され、基準温度Tに対する温度差ΔTにより生じる板ばね2の変位量Δtは下記数式2で表され、最高温度Tにおける粘弾性体4の厚さtv2は下記数式3で表される。
Figure 2020098021
Figure 2020098021
Figure 2020098021
ここで、Kは板ばね2(バイメタル)の材料特性である平板形の湾曲係数、lは板ばね2の基端から粘弾性体4までの距離、tは板ばね2の厚さ、tv1は基準温度Tにおける粘弾性体4の厚さを表す。
粘弾性体4において厚さ変化による体積変化が生じないと仮定した場合、温度変化後の最高温度Tにおける断面積Aは、下記数式4で表される。
Figure 2020098021
ここで、Aは基準温度Tにおける粘弾性体4の断面積を表す。なお、断面積Aは、粘弾性体4の厚さtv2までの任意の高さでの水平方向における断面積であり、厚さtv2までのどの高さにおいてもほぼ一定であると仮定する。
次に、使用環境温度範囲における温度変化による粘弾性体4のヤング率、断面積及び厚さの変化率を算出する。粘弾性体4のヤング率の変化率Xは下記数式5で表され、断面積の変化率Xは下記数式6で表され、厚さの変化率Xは下記数式7で表される。
Figure 2020098021
Figure 2020098021
Figure 2020098021
粘弾性体4の断面積をA、ヤング率をE、厚さをtとすると、粘弾性体4のバネ定数kは下記数式8で表される。
Figure 2020098021
つまり、使用環境温度範囲における粘弾性体4のバネ定数変化を抑制するためには、下記数式9を満たせばよい。さらに、この数式9に上記数式2〜7を代入すると下記数式10が得られる。
Figure 2020098021
Figure 2020098021
したがって、使用環境温度範囲における粘弾性体4のバネ定数変化を抑制するためには、当該数式10を満たすように、板ばね2の厚さt、板ばね2の基端から粘弾性体4までの距離l、基準温度Tにおける粘弾性体4の厚さtv1を決定すればよい。
なお、Kは板ばね2(バイメタル)の特性により決定される変数であり、ΔTは使用環境温度範囲により決定される変数である。
使用環境温度範囲における粘弾性体4のバネ定数変化を抑制するための各種パラメータを決定した後、固有振動数の調整を行う。固有振動数の調整は、質量体3の位置lや質量mを調整することで可能となる。
質量体3の位置lや質量mを調整する際は、例えばFEM等で基準温度Tにおける各種寸法及び材料特性を与えた解析モデルを作成し、固有値解析により目標固有振動数に対して所望の誤差範囲に収まるよう調整を行えばよい。
以上により、動吸振器1Aの設計が完了する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が当業者にとって可能であることはもちろんである。
1A,1B 動吸振器、2 板ばね、21,22 主面、3 質量体、4 粘弾性体、5 板ばね、51,52 主面、6 質量体、7 立設物、9 対象物

Claims (6)

  1. 一端が固定された板ばねと、
    前記板ばねに固定された質量体と、
    前記板ばねの一方の主面と前記主面に対向する対向物とに連結された、温度が高くなるに従って剛性が低くなる粘弾性体と、
    を備え、
    前記板ばねは、温度が高くなるに従って前記粘弾性体の方向に変形する、
    動吸振器。
  2. 前記板ばねは、バイメタルで形成される、
    請求項1に記載の動吸振器。
  3. 前記対向物は、前記動吸振器が設置される対象物、又は前記対象物に固定された部材である、
    請求項1または2に記載の動吸振器。
  4. 前記対向物としての、一端が固定された第2板ばねをさらに備える、
    請求項1または2に記載の動吸振器。
  5. 前記第2板ばねは、温度が高くなるに従って前記粘弾性体の方向に変形する、
    請求項4に記載の動吸振器。
  6. 前記板ばねの主面に固定された、前記板ばねの幅方向に延びる補剛材をさらに備える、
    請求項1ないし5の何れかに記載の動吸振器。

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