JP2020095506A - 隊列走行管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の対象車両の中から電子連結による隊列走行に適した隊列の編成を指定することができる隊列走行管理システムを提供する。【解決手段】隊列走行管理システムは、複数の車両の車車間を電子連結して隊列走行を行うための隊列を編成する。システムは、対象エリア内に停車している対象車両のうち、電子連結による隊列走行に対応したアクティブ車両の情報を含むリストを提示するリスト提示処理と、アクティブ車両の中から、隊列走行を行う隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付ける受け付け処理と、隊列候補車両及び隊列順番に従い編成される指定隊列の、隊列走行への適合を判定する判定処理と、判定処理によって判定された判定結果を出力する出力処理と、を含んで構成される。【選択図】図7

Description

本発明は、隊列走行管理システムに係り、特に、複数の車両の車車間を電子連結して隊列走行を行うための隊列を編成する隊列走行管理システムに関する。
縦列させた複数の車両の車車間をそれぞれ電子連結することによって隊列を編成して走行する電子牽引と呼ばれる隊列走行技術が知られている。電子牽引では、電子連結された車車間でデータを共有しながら隊列を維持するため、車間を縮めることが可能となり、これにより、空力特性の向上による燃費性能の改善の効果等が得られる。特許文献1には、このような電子牽引に関する技術が開示されている。具体的には、特許文献1の装置では、自車両の走行予定経路と他車両の走行予定経路に同一の走行区間がある場合に、これらの車両の隊列走行を行う。
特開2016−128997号公報 特開2008−204094号公報 特開2012−238169号公報
ここで、複数の対象車両の中から隊列走行を行う車両及びその隊列順番を外部から人の手によって指定する場合を考える。対象車両の中には、運転支援制御のレベルの異なる車両、ドライバが搭乗していない車両、停車位置の異なる車両、等が混在していることが想定される。このような条件の異なる対象車両の中から適した隊列を編成するには、これらの条件や隊列の編成の適合可否を分かり易く指定者に伝達することが重要となる。上記従来の技術は、隊列走行を行う車両及びその隊列順番を外部から指定することは想定されていない。
本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたもので、複数の対象車両の中から電子連結による隊列走行に適した隊列の編成を指定することができる隊列走行管理システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、第1の発明は、複数の車両の車車間を電子連結して隊列走行を行うための隊列を編成する隊列走行管理システムに適当される。隊列走行管理システムは、隊列を編成するためのプログラムを実行するプロセッサと、プログラムが格納されたメモリと、を備える。プログラムは、リスト提示処理と、受け付け処理と、判定処理と、出力処理と、を含んで構成されている。リスト提示処理は、対象エリア内に停車している対象車両のうち、電子連結による隊列走行に対応した車両の情報を含むリストを提示する。受け付け処理は、リストを提示している状態で、隊列走行を行う隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付ける。判定処理は、隊列候補車両及び隊列順番に従い編成される指定隊列の、隊列走行への適合を判定する。そして、出力処理は、判定処理によって判定された判定結果を出力する。
第2の発明は、第1の発明において、更に以下の特徴を有する。
判定処理は、隊列候補車両に搭載されたセンサ群によって監視される指定隊列の周辺監視範囲を特定する周辺監視範囲特定処理を含んで構成される。そして、判定処理は、特定された周辺監視範囲に基づいて、指定隊列の適合を判定するように構成されている。
第3の発明は、第2の発明において、更に以下の特徴を有する。
リスト提示処理は、周辺監視範囲を含んだ画像を表示装置に表示するように構成されている。
第4の発明は、第1乃至第3の何れか1つの発明において、更に以下の特徴を有する。
判定処理は、対象車両の停車位置情報を取得する停車位置情報取得処理を含んで構成されている。そして、判定処理は、取得された停車位置情報に基づいて、指定隊列の適合を判定するように構成されている。
第5の発明は、第4の発明において、更に以下の特徴を有する。
リスト提示処理は、停車位置情報を含んだ画像を表示装置に表示するように構成されている。
第6の発明は、第2又は第3の発明において、更に以下の特徴を有する。
出力処理は、周辺監視範囲を含んだ画像に判定結果を対応付けた画像を表示装置に表示するように構成されている。
第7の発明は、第4又は第5の発明において、更に以下の特徴を有する。
出力処理は、停車位置情報を含んだ画像に判定結果を対応付けた画像を表示装置に表示するように構成されている。
第8の発明は、第1乃至第7の何れか1つの発明において、更に以下の特徴を有する。
プログラムは、到着エリア内での指定隊列の駐車態様を設定する駐車態様設定処理と、設定された駐車態様に従い、指定隊列の駐車を行う駐車処理と、を含んで構成される。
また、上記の課題を解決するため、第9の発明は、複数の車両の車車間を電子連結して隊列走行を行うための隊列を編成する隊列走行管理システムに適用される。隊列走行管理システムは、隊列を編成するためのヒューマンマシーンインタフェースユニットを備えている。ヒューマンマシーンインタフェースユニットは、隊列走行を行う隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付ける入力装置と、隊列候補車両及び隊列順番に従い編成される指定隊列の、隊列走行への適合結果を出力する出力装置と、を含んで構成されている。
第10の発明は、第9の発明において、更に以下の特徴を有する。
出力装置は、対象エリア内に停車している対象車両のうち、電子連結による隊列走行に対応したアクティブ車両の情報を含むリストを出力装置に表示するように構成されている。また、入力装置は、リストが出力装置に表示されている状態で、隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付けるように構成されている。
第11の発明は、第10の発明において、更に以下の特徴を有する。
ヒューマンマシーンインタフェースユニットは、入力装置と出力装置とが一体に構成されたタッチパネルを含んで構成されている。
第12の発明は、第10又は第11の発明において、更に以下の特徴を有する。
リストは、対象車両の停車位置情報を含んだ画像である。
第13の発明は、第10乃至第12の何れか1つの発明において、更に以下の特徴を有する。
リストは、隊列候補車両に搭載されたセンサ群によって監視される指定隊列の周辺監視範囲の情報を含んだ画像である。
第14の発明は、第9乃至第13の何れか1つの発明において、更に以下の特徴を有する。
出力装置は、隊列候補車両に搭載されたセンサ群によって監視される指定隊列の周辺監視範囲の情報を含んだ画像に適合結果を対応付けた画像を表示するように構成されている。
第15の発明は、第9乃至第14の何れか1つの発明において、更に以下の特徴を有する。
出力装置は、隊列候補車両の停車位置情報を含んだ画像に適合結果を対応付けた画像を表示するように構成されている。
第16の発明は、第10乃至第15の何れか1つの発明において、更に以下の特徴を有する。
ヒューマンマシーンインタフェースユニットは、対象エリア内に停車している対象車両のうちのドライバが搭乗する車両に搭載されている。
第1の発明によれば、指定者は、電子連結による隊列走行に対応した車両の情報を含んだリストの提示を確認しながら隊列走行を行う隊列候補車両及び隊列順番を指定することが可能となる。また、指定者は、指定した指定隊列の隊列走行への適合に対する判定結果のフィードバックを受けることができる。このように、本発明によれば、隊列候補車両及び隊列順番を指定する際の利便性が向上するので、隊列走行に適した隊列の編成を指定することが可能となる。
第2の発明によれば、指定隊列の周辺監視範囲に基づいて指定隊列の適合が判定される。これにより、走行安全性の高い隊列を編成することが可能となる。
第3の発明によれば、リスト提示処理では、周辺監視範囲を含んだ画像が表示装置に表示される。これにより、周辺監視範囲を視覚的に確認しながら隊列候補車両及び隊列順番を指定することが可能となる。
第4の発明によれば、対象車両の停車位置情報に基づいて指定隊列の適合が判定される。これにより、電子連結を円滑に行うことが可能な隊列を編成することが可能となる。
第5の発明によれば、リスト提示処理では、停車位置情報を含んだ画像が表示装置に表示される。これにより、停車位置情報を視覚的に確認しながら隊列候補車両及び隊列順番を指定することが可能となる。
第6の発明によれば、周辺監視範囲を含んだ画像に判定結果が対応づけられた画像が表示装置に表示される。これにより、周辺監視範囲の観点からの判定結果を視覚的に確認することが可能となる。
第7の発明によれば、車両停車情報を含んだ画像に判定結果が対応づけられた画像が表示装置に表示される。これにより、車両停車情報の観点からの判定結果を視覚的に確認することが可能となる。
第8の発明によれば、到着エリア内に指定隊列を駐車させる場合に、到着エリアの形状と指定隊列の長さの関係に基づいて、駐車態様が設定される。これにより、到着エリアの形状に応じた駐車動作の最適化が可能となる。
第9の発明によれば、指定者は、ヒューマンマシーンインタフェースユニットの入力装置から、隊列走行のための隊列候補車両及び隊列順番を指定することができる。また、指定者は、ヒューマンマシーンインタフェースユニットの出力装置から、指定隊列の適合結果のフィードバックを受けることができる。
第10の発明によれば、指定者は、電子連結による隊列走行に対応した車両の情報を含んだリストの表示を確認しながら隊列走行を行う隊列候補車両及び隊列順番を指定することが可能となる。
第11の発明によれば、ヒューマンマシーンインタフェースユニットはタッチパネルを含んでいる。これにより、指定者は、リストの表示をタッチする動作によって、隊列候補車両及び隊列順番を直接的に指定することが可能となる。
第12の発明によれば、対象車両の停車位置情報の表示を確認しながら隊列走行を行う隊列候補車両及び隊列順番を指定することが可能となる。
第13の発明によれば、対象車両の周辺監視範囲の表示を確認しながら隊列走行を行う隊列候補車両及び隊列順番を指定することが可能となる。
第14の発明によれば、周辺監視範囲を含んだ画像に判定結果が対応づけられた画像のフィードバックを受けることができる。これにより、周辺監視範囲の観点からの判定結果を視覚的に確認することが可能となる。
第15の発明によれば、車両停車情報を含んだ画像に判定結果が対応づけられた画像フィードバックを受けることができる。これにより、車両停車情報の観点からの判定結果を視覚的に確認することが可能となる。
第16の発明によれば、搭乗しているドライバが車内からヒューマンマシーンインタフェースユニットを操作して隊列走行のための隊列候補車両及び隊列順番を指定することができる。
実施の形態1に係る隊列走行システムに適用される車両の運転支援制御に関する機能を説明するための概念図である。 実施の形態1に係る隊列走行システムの構成を概略的に示す図である。 実施の形態1に係る隊列走行システムの構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る隊列走行システムが適用される車両の運転支援制御装置の構成例を示すブロック図である。 隊列編成処理に含まれる各種処理の構成例を示すブロック図である。 対象エリアに停車している対象車両の停車位置の一例を示す図である。 実施の形態1の隊列走行システムにおいて実行される隊列編成処理のルーチンを示すフローチャートである。 停車位置情報付リストの一例を示す図である。 停車位置情報付リストの提示処理のルーチンを示すフローチャートである。 車両スペック情報付リストの一例を示す図である。 車両スペック情報付リストの提示処理のルーチンを示すフローチャートである。 周辺監視範囲情報付リストの一例を示す図である。 図13は、周辺監視範囲情報付リストの提示処理のルーチンを示すフローチャートである。 停車位置情報付リストから隊列走行の隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付けた場合の表示画像の一例を示す図である。 車両スペック情報付リストから隊列走行の隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付けた場合の表示画像の一例を示す図である。 周辺監視範囲情報付リストから隊列走行の隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付けた場合の表示画像の一例を示す図である。 判定結果が適合であることを表す停車位置情報付判定結果画像の一例を示す図である。 判定結果が不適合であることを表す停車位置情報付判定結果画像の一例を示す図である。 判定結果が適合であることを表す車両スペック情報付判定結果画像の一例を示す図である。 判定結果が不適合であることを表す車両スペック情報付判定結果画像の一例を示す図である。 判定結果が適合であることを表す周辺監視範囲情報付判定結果画像の一例を示す図である。 判定結果が不適合であることを表す周辺監視範囲情報付判定結果画像の一例を示す図である。 実施の形態1の隊列走行システムにおいて実行される隊列走行開始処理のルーチンを示すフローチャートである。 実施の形態1の隊列走行システムにおいて実行される隊列走行終了処理のルーチンを示すフローチャートである。 車群が隊列を維持して到着エリアへ進入する駐車態様を示した図である。 隊列の車両が1台ずつ到着エリアへ進入する駐車態様を示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に示す実施の形態において各要素の個数、数量、量、範囲等の数に言及した場合、特に明示した場合や原理的に明らかにその数に特定される場合を除いて、その言及した数に、この発明が限定されるものではない。また、以下に示す実施の形態において説明する構造やステップ等は、特に明示した場合や明らかに原理的にそれに特定される場合を除いて、この発明に必ずしも必須のものではない。
実施の形態1.
1.運転支援制御
本実施の形態の隊列走行システム100は、隊列走行を行う複数の車両1を含んでいる。各車両1は、運転支援制御を行うための機能を備えている。ここでは、隊列走行システム100の説明の前に、先ず車両1の運転支援制御の概要について説明する。
図1は、本実施の形態に係る隊列走行システムに適用される車両の運転支援制御に関する機能を説明するための概念図である。車両1には、情報取得装置40と運転支援制御装置4が搭載されている。
情報取得装置40は、車両1に搭載されたセンサ類を用いて各種情報を取得する。車両1に搭載されたセンサによって取得される情報は、車両1の運転環境を示す情報である。以下の説明では、この情報を「運転環境情報400」と表記する。運転環境情報400は、車両の位置を示す車両位置情報、車両1の状態を示す車両状態情報、車両1の周囲の状況を示す周辺状況情報、等を含む。
運転支援制御装置4は、運転環境情報400に基づいて、車両1の運転を支援する運転支援制御を行う。より詳しくは、運転支援制御は、操舵制御、加速制御、及び減速制御のうち少なくとも1つを含む。そのような運転支援制御としては、自動運転制御(autonomous driving control)、パス追従制御(path-following control)、レーンディパーチャーアラート(LDA: Lane Departure Alert)、プリクラッシュセーフティ(PCS: Pre-Collision System)、アダプティブクルーズコントロール(ACC: Adaptive Cruise Control)、等が例示される。
また、運転支援制御においては、地図情報が利用される。地図情報は、位置と関連付けられた各種情報を含む。位置は、絶対位置であり、絶対座標系(緯度、経度、高度)において定義される。なお、地図情報は、一般的な道路地図やナビゲーション地図に限られず、様々な観点の地図情報を含んでいてもよい。例えば、地図情報は、ガードレールや壁等に例示される道路上の静止物、路面、白線やポール又は看板等の特徴物の位置を含んでいてもよい。
本実施の形態において、運転支援制御は、複数のレベル(段階)に分類される。以下の説明では、この運転支援制御のレベルを「運転支援レベル」と表記する。複数の運転支援レベル間では、高低の比較が可能である。運転支援レベルが高くなるほど、運転支援制御装置4がより多くの運転操作(運転タスク)を担う。運転支援レベルは、ドライバが運転支援制御装置4に車両1の運転を委任する度合い(委任度)を表しているともいえる。
運転支援レベルは、LV−1が最も低く、LV−5が最も高い。例えば、運転支援レベルLV−1〜LV−5の内容は、次の通りである。
[LV−1]運転支援制御装置が操舵制御又は加減速制御の何れかに係る運転タスクのサブタスクを実施。例えば、アダプティブクルーズコントロール(ACC: Adaptive Cruise Control)、パス追従制御(path-following control)等を利用した限定的な運転支援制御が該当する。
[LV−2]運転支援制御装置が操舵制御及び加減速制御の両方に係る運転タスクのサブタスクを実施。例えば、アダプティブクルーズコントロール(ACC: Adaptive Cruise Control)及びパス追従制御(path-following control)等の複数の制御を同時に行う運転支援制御が該当する。
[LV−3]限定的な運転支援可能領域において、運転支援制御装置が操舵制御及び加減速制御に係る全ての運転タスクを実施。ドライバはステアリングから手を離していてもよい。ただし、ドライバは、車両1の周囲を監視することが要求される。ドライバは、必要に応じて手動運転を行う。
[LV−4]限定的な運転支援可能領域において、運転支援制御装置が操舵制御及び加減速制御に係る全ての運転タスクを実施。ドライバは、車両1の周囲の状況を監視しなくてもよい。ドライバは他の動作(セカンドタスク)の実施が許容される。緊急時には、運転支援制御装置は、ドライバに対して手動運転を開始するよう要求する。ただし、ドライバが要求に応答することは期待されていない。
[LV−5]全ての領域において、運転支援制御装置が操舵制御及び加減速制御に係る全ての運転タスクを実施。ドライバは、車両1の周囲の状況を監視しなくてもよい。ドライバは他の動作(セカンドタスク)の実施が許容される。緊急時には、運転支援制御装置は、自動的に、車両を安全な場所に退避させる。
この運転支援レベルの分類においては、LV−1及びLV−2では運転タスクの一部をドライバが実施するのに対して、LV−3〜LV−5では運転支援制御装置が全ての運転タスクを実施する。なお、運転支援レベルの分類は上述したものに限られない。例えば、各運転支援レベルは、更に細かく階層化されていてもよい。また、運転支援レベルの分類は、SAE(Society of Automotive Engineers)が発行するJ3016等に準拠した一般的な自動運転レベルの分類と一致していてもよい。
更に、運転支援制御装置4は、地図情報及び運転環境情報400に基づいて、車両1の走行計画を生成する。走行計画は、目的地までの目標ルートやローカルな目標軌道(車線内の目標軌道、車線変更のための目標軌道)を含む。また、走行計画は、目標軌道に追従し、交通ルールに従い、障害物を回避するための車両走行計画、等を含む。運転支援制御装置4は、車両1が走行計画に従って走行するように運転支援制御を行う。
2.隊列走行システムの概要
図2は、本実施の形態に係る隊列走行システムの構成を概略的に示す図である。隊列走行システム100は、電子連結を利用して隊列走行を行うシステムである。電子連結は、縦列させた複数の車両1の車車間を無線通信によって電気的に連結することを示している。以下の説明では、電子連結される複数の車両1を「車群2」と表記する。また、車群2の隊列順を、先頭側から順に「N−1」、「N−2」、・・・、「N−n」と表記する。
隊列走行システム100は、複数の車両1を含む車群2と、隊列走行管理システム10と、を含んでいる。車群2を構成する車両1の台数に限定はない。車群2を構成する複数の車両1は、上述の運転支援制御装置4が搭載された車両であれば、その種類に限定はない。また、それぞれの車両1の運転支援制御装置4において実施可能な運転支援レベルは、同じである必要はない。例えば、車群2には、LV−3の運転支援制御が可能な車両1と、LV−2の運転支援制御が可能な車両1とが混在していてもよい。また、車群2を構成する複数の車両1のそれぞれに対するドライバの搭乗有無についても特に限定はない。例えば、車群2には、ドライバが搭乗していないLV−4の車両1と、ドライバが搭乗しているLV−2の車両1とが含まれていてもよい。
隊列走行管理システム10は、複数の車両1を電子連結した車群2の隊列を編成するとともに、車群2の隊列走行を制御する。隊列走行管理システム10は、例えば外部に存在する管理サーバ等の外部装置に搭載される。他の例として、隊列走行管理システム10は、車群2に含まれる何れかの車両1に搭載された車載装置であってもよい。隊列走行管理システム10が実行する隊列編成処理については、詳細を後述する。隊列走行管理システム10は、指定された隊列を編成するための車群情報を、車群2の各車両1に送信する。車群2の各車両1は、受信した車群情報に基づいて車群2に含まれる車両1を特定し、車車間の電子連結を行う。以下、隊列走行システム100の構成について更に詳細に説明する。
2−1.隊列走行システムの構成
図3は、本実施の形態1に係る隊列走行システムの構成例を示すブロック図である。上述した通り、隊列走行システム100は、隊列走行管理システム10と車群2と、を含んでいる。車群2は複数の車両1で構成されている。なお、図3では、複数の車両1のうちの一車両の構成のみを示しているが、他の車両1についても同様の構成を備えているものとする。
車両1は、上述の運転支援制御装置4と、車群情報受信部6と、車両情報送信部8と、を含んで構成される。車群情報受信部6は、隊列走行管理システム10から送信される車群情報を受信する。運転支援制御装置4は、受信した車群情報に基づいて指定された車両1との電子連結を行うとともに、車両1の運転支援制御を行う。車両情報送信部8は、車両1の車両情報を隊列走行管理システム10へ送信する。車両情報は、車両1の運転環境情報400及び走行計画を含んでいる。
2−2.運転支援制御装置の構成
図4は、本実施の形態に係る隊列走行システムが適用される車両の運転支援制御装置の構成例を示すブロック図である。運転支援制御装置4は、情報取得装置40、制御装置50、及び走行装置60を備えている。
情報取得装置40は、周辺状況センサ402、車両位置センサ404、車両状態センサ406、通信装置408、HMI(Human Machine Interface)ユニット410を含んでいる。周辺状況センサ402は、車両1の周囲の状況を検出する。周辺状況センサ402としては、カメラ(撮像装置)、ライダー(LIDAR:Laser Imaging Detection and Ranging)、レーダ等が例示される。カメラは、車両1の周囲の状況を撮像する。ライダーは、レーザビームを利用して車両1の周囲の物標を検出する。レーダは、電波を利用して車両1の周囲の物標を検出する。
車両位置センサ404は、車両1の位置及び方位を検出する。例えば、車両位置センサ404は、GPS(Global Positioning System)センサを含む。GPSセンサは、複数のGPS衛星から送信される信号を受信し、受信信号に基づいて車両1の位置及び方位を算出する。
車両状態センサ406は、車両1の状態を検出する。車両1の状態は、車両1の速度、加速度、舵角、ヨーレート、等を含む。さらに、車両の状態は、車両1のドライバの搭乗有無や、ドライバの運転操作も含む。運転操作は、車両1のアクセル操作、ブレーキ操作、及びステアリングの操舵操作を含む。
通信装置408は、車両と外部と通信を行う。例えば、通信装置408は、車両1の外部装置と、通信ネットワークを介して通信を行う。ここでの外部装置は、隊列走行管理システム10や管理センターを含む。また、通信装置408は、周辺の他車両との間で車車間通信(V2V通信)を行う。車両と外部と通信を行う。通信装置408は、周囲のインフラとの間で路車間通信(V2I通信)を行ってもよい。
HMIユニット410は、ドライバに情報を提供し、また、ドライバから情報を受け付けるためのインターフェースである。具体的には、HMIユニット410は、入力装置と、出力装置を備えている。入力装置としては、例えばタッチパネルやスイッチ、マイク等が例示される。出力装置としては、例えば表示装置、スピーカ、等が例示される。
走行装置60は、操舵装置、駆動装置、及び制動装置を含む。操舵装置は、車両1の車輪を転舵する。駆動装置は、車両1の駆動力を発生させる駆動源である。駆動装置としては、エンジンや電動機が例示される。制動装置は、車両1に制動力を発生させる。
制御装置50は、プロセッサ52及びメモリ54を備えるマイクロコンピュータである。制御装置50は、ECU(Electronic Control Unit)とも呼ばれる。プロセッサ52がメモリ54に格納されたプログラムを実行することにより、制御装置50による各種処理が実行される。
例えば、制御装置50は、地図データベースから必要な地図情報542を取得する。地図データベースが車両1にインストールされている場合、制御装置50は、その地図データベースから必要な地図情報542を取得する。一方、地図データベースが車両1の外部に存在する場合、制御装置50は、通信装置408を通して必要な地図情報542を取得する。地図情報542は、メモリ54に記憶され、適宜読み出されて利用される。
また、制御装置50は、運転環境情報400を取得する。運転環境情報400は、メモリ54に格納され、適宜読み出されて利用される。運転環境情報400は、具体的には、周辺状況情報、車両位置情報、車両状態情報、運転支援レベル情報、電子連結情報、及び配信情報を含んでいる。周辺状況情報は、車両1の周囲の状況を示す。この周辺状況情報は、周辺状況センサ402による検出結果から得られる情報である。制御装置50は、周辺状況センサ402の検出結果に基づいて、周辺状況情報を取得する。
車両位置情報は、車両の位置及び方位を示す情報である。制御装置は、車両位置センサ404から車両位置情報を取得する。さらに、制御装置50は、周辺状況情報に含まれる物標情報を利用して周知の自己位置推定処理(localization)を行い、車両位置情報の精度を高めてもよい。
車両状態情報は、車両1の状態を示す情報である。車両1の状態は、車両1の速度、加速度、舵角、ヨーレート、等を含む。さらに、車両1の状態は、車両1のドライバの搭乗有無や、ドライバの運転操作も含む。運転操作は、車両1のアクセル操作、ブレーキ操作、及びステアリングの操舵操作を含む。制御装置50は、車両状態センサ406から車両状態情報を取得する。
運転支援レベル情報は、車両1の運転支援レベルを示す情報である。運転支援レベル情報は、車両1に搭載された運転支援制御装置4によって定まる固有の情報である。更に電子連結情報は、周辺車両との電子連結又はその途絶の状態を示す情報である。
配信情報は、通信装置408を通して得られる情報である。制御装置50は、通信装置408を用いて外部と通信を行うことにより、配信情報を取得する。例えば、配信情報は、インフラから配信される道路交通情報を含む。また、配信情報は、車車間通信によって電子連結された周辺車両から得られる運転環境情報も含む。
制御装置50は、地図情報542及び運転環境情報400に基づいて、車両1の走行計画を生成する。走行計画は、目的地までの目標ルートやローカルな目標軌道(車線内の目標軌道、車線変更のための目標軌道)を含む。また、走行計画は、目標軌道に追従し、交通ルールに従い、障害物を回避するための車両走行計画、等を含む。制御装置50は、車両1が走行計画に従って運転支援制御を実行するように走行装置60の制御を行う。
2−3.隊列走行管理システムの構成
再び図3に戻り、隊列走行管理システム10の構成例について説明する。隊列走行管理システム10は、制御装置12と、ヒューマンマシーンインタフェース(HMI;Human Machine Interface)ユニット14と、を備えている。制御装置12は、プロセッサ20と、メモリ30と、を備えるマイクロコンピュータである。隊列走行管理システム10は、ECU(Electronic Control Unit)とも呼ばれる。プロセッサ20がメモリ30に格納されたプログラムを実行することにより、隊列走行管理システム10による各種処理が実行される。
HMIユニット14は、隊列走行の隊列を指定する指定者に情報を提供し、また、指定者から情報を受け付けるためのインターフェースである。具体的には、HMIユニット14は、入力装置16と、出力装置18と、を備えている。入力装置16としては、例えばタッチパネルやスイッチ、マイク等が例示される。出力装置18としては、例えば表示装置、スピーカ、等が例示される。
隊列走行管理システム10のメモリ30に格納されたプログラムは、隊列編成処理302と、隊列走行処理304と、を含んでいる。隊列編成処理302は、受信した各車両1の車両情報308に基づいて、指定者から指定された指定隊列の隊列走行への適合を判定し、その判定結果(適合結果)を出力する。設定された指定隊列は、車群情報310としてメモリ30に格納され、適宜読み出されて利用される。また、設定した車群情報310は、車群2を構成する各車両1にも送信される。隊列走行処理304は、車群情報310に基づいて、車群2の隊列走行の動作を制御する。以下、実施の形態1に係る隊列走行システム100の特徴である隊列編成処理302の構成及びその具体的処理について詳細に説明する。
3.隊列編成処理
3−1.隊列編成処理の構成
図5は、隊列編成処理に含まれる各種処理の構成例を示すブロック図である。この図に示すように、隊列編成処理302は、リスト提示処理320と、指定隊列受け付け処理330と、判定処理340と、出力処理350と、を含んでいる。判定処理340は、隊列編成可否判定処理342及びその内部処理としての停車位置情報取得処理346と、周辺監視可否判定処理344及びその内部処理としての周辺監視範囲特定処理348と、を含んでいる。隊列編成処理302は、出発地としての対象エリアに停車している対象車両の中から指定された指定隊列の隊列走行への適合を判定し、その結果を出力する。
図6は、対象エリアに停車している対象車両の停車位置の一例を示す図である。この図に示す例では、対象エリア200は、矩形形状の敷地であり、1つの車両出入口202が設けられている。対象エリア200には、隊列走行の対象となり得る7台の対象車両1A〜1Gが図に示す位置に停車しているとする。以下に示すフローチャートでは、これらの対象車両1A〜1Gから隊列走行のための隊列を編成する隊列編成処理について説明する。
3−2.隊列編成処理の具体的処理
図7は、本実施の形態1の隊列走行システムにおいて実行される隊列編成処理のルーチンを示すフローチャートである。図7に示すルーチンは、リスト提示処理S100と、指定隊列情報受け付け処理S200と、判定処理S300と、出力処理S400に大別される。なお、図7に示すルーチンは、制御装置12のプロセッサ20が、メモリ30に格納された隊列編成処理302のプログラムを実行することにより実行される。具体的には、図7に示すルーチンは、隊列編成処理302のプログラムのうち、リスト提示処理320を実行することにより、ステップS100のリスト提示処理が実行され、指定隊列受け付け処理330を実行することにより、ステップS200の指定隊列情報受け付け処理が実行され、判定処理340を実行することにより、ステップS300の判定処理が実行され、出力処理350を実行することにより、ステップS400の出力処理が実行される。
3−3.ステップS100:リスト提示処理
ステップS100では、制御装置12は、対象エリア200に駐車している対象車両1A〜1Gのリスト182を生成し、隊列走行の隊列編成を指定する指定者に対しての提示を行う。ここでのリスト182は、指定者が隊列走行のための隊列候補車両及び隊列順番を指定する際の指標となり得る情報を提供するリストである。リスト182は、対象車両1A〜1Gが、電子連結による隊列走行に対応したアクティブ車両であるかのアクティブ車両情報を含んでいる。アクティブ車両であることは隊列走行を行う上での前提となるため、このアクティブ車両情報は特に有用な情報である。リスト182は、例えば画像であり、表示装置としての出力装置18から出力される。
リスト182の形態に限定はない。リスト182は、アクティブ車両情報の他、隊列候補車両及び隊列順番を指定する際の指標となり得る他の情報を含んでいてもよい。以下、ステップS100において提示されるリスト182及びその提示処理の具体例について説明する。
3−3−1.停車位置情報付リスト
リスト182は、停車位置情報付リスト182Aとして構成されていてもよい。ここでの停車位置情報付リスト182Aは、対象エリア200における対象車両1A〜1Gの停車位置画像を含んだリストである。図8は、停車位置情報付リストの一例を示す図である。この図に示す停車位置情報付リスト182Aは、対象車両1A〜1Gの対象エリア200内での停車位置を示す画像とともに、各対象車両1A〜1Gがアクティブ車両であるかの情報が付加されている。この図に示す例では、対象車両1A〜1Gに付された文字及び停車位置の線種によってアクティブ車両と非アクティブ車両とを視覚的に区別している。
隊列走行の隊列を編成する際には、隊列順に移動して隊列を編成することが好ましい。この図に示す例では、対象車両1Gは、対象車両1Aが移動した後でなければ車両出入口202まで移動できないため、対象車両1G→対象車両1Aの順に隊列順番を指定することは不適である。このように、停車位置情報付リスト182Aは、停車位置の観点から好適な隊列候補車両及び隊列順番を判断することができる意味において有用なリストである。なお、停車位置情報付リスト182Aの表示形態は図8に示す例に限られない。例えば、停車位置情報付リスト182Aは、アクティブ車両情報と対象車両の停車位置情報とが含まれたリストであれば、文字、画像、線種、色彩、表示効果、等の表現方法に限定はない。
図9は、停車位置情報付リストの提示処理のルーチンを示すフローチャートである。図9に示すルーチンは、ステップS100において実行されるサブルーチンの一例である。図9に示すルーチンでは、先ず、制御装置12は、メモリ30に格納されている車両情報308の中から、対象エリア200内に停車している対象車両の車両情報を読み込む(ステップS102)。ここでの車両情報には、各対象車両1A〜1Gの運転支援レベル情報、目的地情報、ドライバの搭乗情報、車格情報等、各対象車両が隊列走行に対応したアクティブ車両か否かを判定する際に有用な情報が含まれている。
次のステップでは、制御装置12は、各対象車両1A〜1Gの中からアクティブ車両を特定する(ステップS104)。ここでは、制御装置12は、例えば運転支援レベルがLV−3以上である対象車両、又は運転支援レベルがLV−2且つドライバが搭乗している対象車両をアクティブ車両として特定する。なお、アクティブ車両の特定手法に限定はない。例えば、対象車両毎に目的地や走行ルートが定められている場合には、これらの条件が共通するか否かを、更にアクティブ車両の判定の条件に加えてもよい。
次のステップでは、制御装置12は、対象エリア200内に停車している対象車両の停車位置情報を取得する(ステップS106)。ここでは、制御装置12は、メモリ30に格納されている車両情報308の中から、対象エリア200内に停車している対象車両1A〜1Gの車両位置情報を読み込む。次のステップでは、制御装置12は、停車位置情報付リスト182Aを提示する(ステップS108)。ここでは、制御装置12は、特定したアクティブ車両に関する情報と車両位置情報に基づいて、対象車両1A〜1Gの対象エリア200内での停車位置を示す画像にアクティブ車両の情報を付加した停車位置情報付リスト182Aを生成する。そして、制御装置12は、生成した停車位置情報付リスト182Aを表示装置としての出力装置18に表示する。
3−3−2.車両スペック情報付リスト
リスト182は、車両スペック情報付リスト182Bとして構成されていてもよい。ここでの車両スペック情報付リスト182Bは、対象エリア200における対象車両1A〜1Gの各種スペックを含んだリストである。図10は、車両スペック情報付リストの一例を示す図である。この図に示す車両スペック情報付リスト182Bは、対象車両1A〜1Gのアクティブ車両情報に加えて、運転支援レベル、ドライバ搭乗有無、車格等の情報が表形式で付加されている。この図に示す例では、対象車両1A〜1Gに付された文字及びその装飾によってアクティブ車両と非アクティブ車両とを視覚的に区別している。
隊列走行の隊列を編成する際には、周辺車両の割り込み等により隊列の分断に備えて、運転支援レベルの高い車両やドライバが搭乗している車両を隊列内に分散して編成することが好ましい。また、対象車両の車格は積載効率を判断する指標になり得る。また、目的地によっては、車格の大きな車両が不向きである場合もある。このように、車両スペック情報付リスト182Bは、円滑な隊列走行を行う観点から好適な隊列候補車両及び隊列順番を判断することができる意味において有用なリストである。なお、車両スペック情報付リスト182Bの表示形態は図10に示す例に限られない。例えば、車両スペック情報付リスト182Bは、アクティブ車両情報と車両スペック情報とが含まれたリストであれば、文字、画像、線種、色彩、表示効果、等の表現方法に限定はない。
図11は、車両スペック情報付リストの提示処理のルーチンを示すフローチャートである。図11に示すルーチンは、ステップS100において実行されるサブルーチンの一例である。図11に示すルーチンのステップS102及びS104では、図9に示すルーチンのステップS102及びS104と同様の処理が実行される。
ステップS104の処理が完了すると、制御装置12は、対象エリア200内に停車している対象車両の車両スペック情報を取得する(ステップS112)。ここでは、制御装置12は、メモリ30に格納されている車両情報308の中から、対象エリア200内に停車している対象車両1A〜1Gのスペックに関する情報を読み込む。次のステップでは、制御装置12は、車両スペック情報付リスト182Bを提示する(ステップS114)。ここでは、制御装置12は、特定したアクティブ車両に関する情報と車両スペック情報に基づいて、対象車両1A〜1Gのスペック情報にアクティブ車両の情報を付加して図表にまとめた車両スペック情報付リスト182Bを生成する。そして、制御装置12は、生成した車両スペック情報付リスト182Bを表示装置としての出力装置18に表示する。
3−3−3.周辺監視範囲情報付リスト
リスト182は、周辺監視範囲情報付リスト182Cとして構成されていてもよい。ここでの周辺監視範囲情報付リスト182Cは、各対象車両1A〜1Gの周辺監視情報を含んだリストである。ここでの周辺開始情報は、対象車両に搭載された周辺状況センサ402から構成されるセンサ群によって監視可能な範囲に関する情報を示している。周辺開始情報は、二次元の範囲を示す情報に限らず、車両の高さ方向の監視可能範囲を含んだ三次元の範囲を示す情報として構成されていてもよい。
図12は、周辺監視範囲情報付リストの一例を示す図である。この図に示す周辺監視範囲情報付リスト182Cは、対象車両1A〜1Gのそれぞれの周辺監視範囲を示す画像とともに、各対象車両1A〜1Gがアクティブ車両であるかの情報が付加されている。この図に示す例では、対象車両1A〜1Gに付された文字及び線種によってアクティブ車両と非アクティブ車両とを視覚的に区別している。
隊列走行の隊列を編成する際には、隊列の周囲を監視可能な隊列を編成することが好ましい。特に、運転支援レベルがLV−4以上であるような高度な運転支援レベルの走行においては、隊列の周囲を漏れなく監視できているかが重要となる。この図に示す例では、例えば、対象車両1Fは、後方の監視ができないため、隊列の最後尾車両は不向きである。また、例えば、前方の監視範囲が広い車両を隊列の先頭車両に編成すると、隊列の車速を上げることが可能となる。このように、周辺監視範囲情報付リスト182Cは、運転支援制御の観点から好適な隊列候補車両及び隊列順番を判断することができる意味において有用なリストである。なお、周辺監視範囲情報付リスト182Cの表示形態は図12に示す例に限られない。例えば、周辺監視範囲情報付リスト182Cは、アクティブ車両情報と対象車両の周辺監視情報とが含まれたリストであれば、文字、画像、線種、色彩、表示効果、等の表現方法に限定はない。
図13は、周辺監視範囲情報付リストの提示処理のルーチンを示すフローチャートである。図13に示すルーチンは、ステップS100において実行されるサブルーチンの一例である。図13に示すルーチンのステップS102及びS104では、図9に示すルーチンのステップS102及びS104と同様の処理が実行される。
ステップS104の処理が完了すると、制御装置12は、対象車両1A〜1Gの周辺監視情報を取得する(ステップS122)。ここでは、制御装置12は、メモリ30に格納されている車両情報308の中から、対象車両1A〜1Gのセンサ搭載情報を読み込む。そして、制御装置12は読み込んだセンサ搭載情報に基づいて、対象車両の周辺監視範囲を特定する。次のステップでは、制御装置12は、周辺監視範囲情報付リスト182Cを提示する(ステップS124)。ここでは、制御装置12は、特定したアクティブ車両に関する情報と周辺監視範囲情報に基づいて、対象車両1A〜1Gの周辺監視範囲を示す画像にアクティブ車両の情報を付加した周辺監視範囲情報付リスト182Cを生成する。そして、制御装置12は、生成した周辺監視範囲情報付リスト182Cを表示装置としての出力装置18に表示する。
3−4.ステップS200:指定隊列情報受け付け処理
ステップS200では、制御装置12は、出力装置18にリストを提示している状態で、隊列走行を行う隊列候補車両及び隊列順番によって指定される指定隊列を入力装置16から受け付ける。出力装置18には、入力装置16から受け付けた指定隊列の情報が含まれた画像が表示される。この画像は「指定受付画像184」と呼ばれる。
3−4−1.停車位置情報付リストを用いた指定隊列情報受け付け処理
例えば、出力装置18に提示しているリストが停車位置情報付リスト182Aである場合、制御装置12は、図8に示す停車位置情報付リスト182Aを提示している状態で、指定者からの隊列走行の隊列候補車両及び隊列順番の指定を入力装置16から受け付ける。
指定者は、表示されている停車位置情報付リスト182Aを参照しながら、隊列候補車両及び隊列順番を指定する。図14は、停車位置情報付リストから隊列走行の隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付けた場合の表示画像の一例を示す図である。この画像は、「停車位置画像付指定受付画像184A」と呼ばれる。例えば、出力装置18が入力装置16と一体となったタッチパネルである場合、制御装置12は、指定者が画面上でタッチした対象車両及びその順番を隊列候補車両及び隊列順番として受け付ける。この図に示す例では、例えば、指定者が停車位置情報付リスト182Aの対象車両1F、1A及び1Gを順にタッチした場合を示している。制御装置12は、指定者からの隊列候補車両及び隊列順番の指定を受けて、停車位置情報付リスト182A内に隊列候補車両及び隊列順番の表示を付加した停車位置画像付指定受付画像184Aを出力する。図14に示す例では、隊列候補車両1F、1A及び1Gに隊列順番N−1、N−2、N−3の記載を付加するとともに、隊列候補車両にテクスチャを付加している。このような受け付け処理によれば、指定者が停車位置情報付リスト182Aに表示されている各対象車両の停車位置を確認しながら隊列候補車両及び隊列順番を指定することができる。なお、制御装置12が停車位置情報付リスト182Aからの隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付ける方法は上記に限定されない。例えば、入力装置16としてキーボードやマウス等を用いる場合、これらの入力装置から隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付けてもよい。
3−4−2.車両スペック付リストを用いた指定隊列情報受け付け処理
また、例えば、出力装置18に提示しているリストが車両スペック情報付リスト182Bである場合、制御装置12は、図10に示す車両スペック情報付リスト182Bを提示している状態で、指定者からの隊列走行の隊列候補車両及び隊列順番の指定を入力装置16から受け付ける。
指定者は、表示されている車両スペック情報付リスト182Bを参照しながら、隊列候補車両及び隊列順番を指定する。図15は、車両スペック情報付リストから隊列走行の隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付けた場合の表示画像の一例を示す図である。この画像は、「車両スペック情報付指定受付画像184B」と呼ばれる。例えば、出力装置18が入力装置16と一体となったタッチパネルである場合、制御装置12は、指定者が画面上でタッチした対象車両及びその順番を隊列候補車両及び隊列順番として受け付ける。この図に示す例では、例えば、指定者が車両スペック情報付リスト182Bの対象車両1F、1A及び1Gを順にタッチした場合を示している。制御装置12は、指定者からの隊列候補車両及び隊列順番の指定を受けて、車両スペック情報付リスト182Bの隊列指定の欄に隊列順番の表示を付加した車両スペック情報付指定受付画像184Bを出力する。図15に示す例では、隊列候補車両1F、1A及び1Gの隊列指定の欄に隊列順番N−1、N−2、N−3の記載を付加するとともに、該当する隊列候補車両の欄にテクスチャを付加している。このような受け付け処理によれば、指定者が車両スペック情報付リスト182Bに表示されている各対象車両の車両スペックを確認しながら隊列候補車両及び隊列順番を指定することができる。なお、制御装置12が車両スペック情報付リスト182Bからの隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付ける方法は上記に限定されない。例えば、入力装置16としてキーボードやマウス等を用いる場合、これらの入力装置から隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付けてもよい。
3−4−3.周辺監視範囲情報付リストを用いた指定隊列情報受け付け処理
さらに、例えば、出力装置18に提示しているリストが周辺監視範囲情報付リスト182Cである場合、制御装置12は、図12に示す周辺監視範囲情報付リスト182Cを提示している状態で、指定者からの隊列走行の隊列候補車両及び隊列順番の指定を入力装置16から受け付ける。
指定者は、表示されている周辺監視範囲情報付リスト182Cを参照しながら、隊列候補車両及び隊列順番を指定する。図16は、周辺監視範囲情報付リストから隊列走行の隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付けた場合の表示画像の一例を示す図である。この画像は、「周辺監視範囲情報付指定受付画像184C」と呼ばれる。例えば、出力装置18が入力装置16と一体となったタッチパネルである場合、制御装置12は、指定者が画面上でタッチ・アンド・ドラッグして対象車両を隊列順に並べた場合、この対象車両及びその順番を隊列候補車両及び隊列順番として受け付ける。この図に示す例では、例えば、指定者が周辺監視範囲情報付リスト182Cの対象車両1F、1A及び1Gを画面上でタッチ・アンド・ドラッグして隊列順に並べた場合を示している。制御装置12は、指定者からの隊列候補車両及び隊列順番の指定を受けて、指定者が並べた隊列順に隊列順番の表示を付加した周辺監視範囲情報付指定受付画像184Cを出力する。図16に示す例では、隊列候補車両1F、1A及び1Gの隊列指定の欄に隊列順番N−1、N−2、N−3の記載を付加している。このような受け付け処理によれば、指定者が周辺監視範囲情報付リスト182Cに表示されている各対象車両の周辺監視範囲を確認しながら隊列候補車両及び隊列順番を指定することができる。なお、制御装置12が周辺監視範囲情報付リスト182Cからの隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付ける方法は上記に限定されない。例えば、入力装置16としてキーボードやマウス等を用いる場合、これらの入力装置から隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付けてもよい。
3−5.ステップS300:判定処理
ステップS300では、制御装置12は、ステップS200において受け付けた指定隊列が隊列走行に適合しているか否かを判定する。このステップでは、制御装置12は、先ず指定隊列による隊列の編成が可能か否かを判定する(ステップS302)。このステップS302の判定処理は、「隊列編成可否判定処理」と呼ばれる。ここでは、制御装置12は、対象エリア200内に停車している対象車両の停車位置情報を取得する処理を行う。この処理は、「停車位置情報取得処理」と呼ばれる。具体的には、制御装置12は、メモリ30に格納されている車両情報308の中から、対象エリア200内に停車している対象車両1A〜1Gの車両位置情報を読み込む。次に、制御装置12は、車両位置情報に基づいて、指定された隊列候補車両が指定された隊列順番で移動して対象エリア200の車両出入口202に向かうことができるか否かを判定する。その結果、判定の成立が認められた場合、処理は次のステップS304の処理に進み、判定の成立が認められない場合、処理は後述するステップS402の処理に進む。
ステップS304では、制御装置12は、指定隊列による周辺監視が可能か否かを判定する。このステップS304の判定処理は、「周辺監視可否判定処理」と呼ばれる。ここでは、制御装置12は、メモリ30に格納されている車両情報308の中から、対象車両1A〜1Gのセンサ搭載情報を読み込む。そして、制御装置12は読み込んだセンサ搭載情報に基づいて、指定隊列の周辺監視範囲を特定する。この処理は、「周辺監視範囲特定処理」と呼ばれる。周辺監視範囲は二次元の面積として特定されていてもよいし、また、三次元の空間容積として特定されていてもよい。次に、制御装置12は、周辺監視範囲が指定隊列の周囲360°を漏れなく含んでいるかを判定する。なお、ここでの判定は、例えば、特定された指定隊列の周辺監視範囲が理想的な周辺監視範囲をどこまでカバーできているかを表す評価値を計算し、当該評価値と閾値との比較によって行うことができる。その結果、判定の成立が認められた場合、処理は後述するステップS404の処理に進み、判定の成立が認められない場合、処理は後述するステップS402の処理に進む。
なお、ステップS300の判定処理では、上述したステップS302及びステップS304の判定に加えて、更に他の要素の判定を加えてよい。例えば、制御装置12は、周辺車両の割り込み等により隊列が分断される場合に備えて、運転支援レベルの高い車両やドライバが搭乗している車両が指定隊列内に分散して編成されているかを判定してもよい。また、目的地によっては、車格の大きな車両が不向きである場合もあるので、制御装置12は、隊列候補車両が目的地に対応した車格の車両であるかを判定してもよい。更に、前方の周辺監視範囲が広い車両は先頭車両に好適であり、また、後方の周辺監視範囲が広い車両は先最後尾車両に好適である。このため、制御装置12は、このような周辺監視範囲の車両が先頭車両や最後尾車両に指定されているかを判定してもよい。また、上記の種々の判定を反映させた評価関数を定義し、当該評価関数の評価値に基づいて指定隊列の隊列走行への適合を判定してもよい。
図7に示すルーチンは、隊列編成処理302のプログラムのうち、隊列編成可否判定処理342及びその内部処理としての停車位置情報取得処理346を実行することにより、ステップS302の判定処理が実行され、周辺監視可否判定処理344及びその内部処理としての周辺監視範囲特定処理348を実行することにより、ステップS304の判定処理が実行される。
3−6.ステップS400:出力処理
ステップS400では、制御装置12は、ステップS300において処理された判定結果(適合結果)を出力する。判定結果は、指定隊列が隊列走行に適合しているか否かを示す適合可否情報が含まれている。判定結果は、例えば、指定受付画像184に適合可否情報が対応付けられた画像であり、表示装置としての出力装置18から出力される。この判定結果の画像は、「判定結果画像186」と呼ばれる。なお、判定結果画像186は、適合可否情報が含まれていれば、その表示内容に限定はない。また、制御装置12は、判定結果の出力と合わせて推奨する隊列例を提示してもよい。
ステップS402では、制御装置12は、指定隊列が隊列走行に適合していないことを示す判定結果画像186を出力する。ステップS402の処理が完了すると、本ルーチンは再びステップS200の処理に戻る。一方、ステップS404では、制御装置12は、指定隊列が隊列走行に適合していることを示す判定結果画像186を出力する。ステップS404の処理が完了すると、本ルーチンは終了される。以下、ステップS400において出力される判定結果の具体例について説明する。
3−6−1.停車位置画像付判定結果
例えば、指定隊列情報受け付け処理において利用した画像が停車位置画像付指定受付画像184Aである場合、制御装置12は、停車位置画像付指定受付画像184Aに適合可否情報を対応付けた判定結果画像186を出力装置から出力してもよい。この判定結果画像186は、「停車位置情報付判定結果画像186A」と呼ばれる。図17は、判定結果が適合であることを表す停車位置情報付判定結果画像の一例を示す図である。この図に示す停車位置情報付判定結果画像186Aは、上記ステップS404の処理において出力される表示である。この図に示す例では、指定隊列が対象エリア200から順に移動可能であり、隊列走行に適合していることを視覚的に示している。一方、図18は、判定結果が不適合であることを表す停車位置情報付判定結果画像の一例を示す図である。この図に示す停車位置情報付判定結果画像186Aは、上記ステップS402の処理において出力される表示である。この図に示す例では、隊列走行に適合していない隊列候補車両とその理由を視覚的に示している。
なお、停車位置情報付判定結果画像186Aの表示形態は図17又は図18に示す例に限られない。例えば、停車位置情報付判定結果画像186Aは、判定結果情報と停車位置情報が含まれた画像であれば、文字、画像、線種、色彩、表示効果、等の表現方法に限定はない。
3−6−2.車両スペック情報付判定結果
例えば、指定隊列情報受け付け処理において利用した画像が車両スペック情報付指定受付画像184Bである場合、制御装置12は、車両スペック情報付指定受付画像184Bに適合可否情報を対応付けた判定結果画像186を出力装置から出力してもよい。この判定結果画像186は、「車両スペック情報付判定結果画像186B」と呼ばれる。図19は、判定結果が適合であることを表す車両スペック情報付判定結果画像の一例を示す図である。この図に示す車両スペック情報付判定結果画像186Bは、上記ステップS404の処理において出力される表示である。この図に示す例では、指定隊列が隊列走行に適合していることを視覚的に示している。一方、図20は、判定結果が不適合であることを表す車両スペック情報付判定結果画像の一例を示す図である。この図に示す車両スペック情報付判定結果画像186Bは、上記ステップS402の処理において出力される表示である。この図に示す例では、隊列走行に適合していない隊列候補車両とその理由を視覚的に示している。
なお、車両スペック情報付判定結果画像186Bの表示形態は図19又は図20に示す例に限られない。例えば、車両スペック情報付判定結果画像186Bは、判定結果情報と車両スペック情報が含まれた画像であれば、文字、画像、線種、色彩、表示効果、等の表現方法に限定はない。
3−6−3.周辺監視範囲情報付判定結果
例えば、指定隊列情報受け付け処理において利用した画像が周辺監視範囲情報付指定受付画像184Cである場合、制御装置12は、周辺監視範囲情報付指定受付画像184Cに適合可否情報を対応付けた判定結果画像186を出力装置から出力してもよい。この判定結果画像186は、「周辺監視範囲情報付判定結果画像186C」と呼ばれる。図21は、判定結果が適合であることを表す周辺監視範囲情報付判定結果画像の一例を示す図である。この図に示す周辺監視範囲情報付判定結果画像186Cは、上記ステップS404の処理において出力される表示である。この図に示す例では、指定隊列が隊列走行に適合していることを視覚的に示している。一方、図22は、判定結果が不適合であることを表す周辺監視範囲情報付判定結果画像の一例を示す図である。この図に示す周辺監視範囲情報付判定結果画像186Cは、上記ステップS402の処理において出力される表示である。この図に示す例では、隊列走行に適合していない隊列候補車両とその理由を視覚的に示している。
なお、周辺監視範囲情報付判定結果画像186Cの表示形態は図21又は図22に示す例に限られない。例えば、周辺監視範囲情報付判定結果画像186Cは、判定結果情報と周辺監視範囲情報が含まれた画像であれば、文字、画像、線種、色彩、表示効果、等の表現方法に限定はない。
このような隊列編成処理によれば、指定者は、隊列走行に適合した指定隊列を効率よく指定することが可能となる。
4.隊列走行開始処理
隊列編成処理302によって適合であると判定された指定隊列は、車群情報310としてメモリ30に格納される。隊列走行処理304は、車群情報310に含まれている指定隊列の情報に基づいて隊列を編成し、隊列走行を開始する隊列走行開始処理を含む。以下、実施の形態1に係る隊列走行システム100のこれらの隊列走行開始処理の具体例について詳細に説明する。
4−1.隊列走行開始処理の具体的処理
図23は、本実施の形態1の隊列走行システムにおいて実行される隊列走行開始処理のルーチンを示すフローチャートである。図23に示すルーチンは、制御装置12のプロセッサ20が、メモリ30に格納された隊列走行処理304のプログラムを実行することにより実行される。
図23に示すルーチンでは、制御装置12は、車群情報310に含まれる指定隊列に関する情報に基づいて、指定隊列を構成する隊列候補車両間の電子連結を行う。具体的には、先ず、制御装置12は、隊列の現在の最後尾車両の後方に次に電子連結される後方車両の移動経路を生成する(ステップS402)。ここでの移動経路は、最後尾車両の後方に移動するまでの経路である。次に、制御装置12は、隊列の現在の最後尾車両と後続車両との電子連結を実行する(ステップS404)。次に、制御装置12は、指定隊列を構成する全ての車両の電子連結が完了したか否かを判定する(ステップS406)。その結果、判定の成立が認められない場合、制御装置12は、ステップS402の処理を再度実行する。一方、ステップS406の判定の成立が認められた場合、制御装置12は、目的地に向けて指定隊列の走行を開始する(ステップS408)。
5.隊列走行終了処理
隊列走行処理304では、制御装置12は、車群2が隊列走行によって目的地である到着エリア210に接近した場合、指定隊列を構成する各車両1の駐車態様を設定する。この処理は「駐車態様設定処理」と呼ばれる。そして、制御装置12は、設定された駐車態様に従い隊列車両を駐車する駐車処理を行う。以下、実施の形態1に係る隊列走行システム100の隊列走行終了処理の具体例について詳細に説明する。
5−1.隊列走行終了処理の具体的処理
図24は、本実施の形態1の隊列走行システムにおいて実行される隊列走行終了処理のルーチンを示すフローチャートである。図24に示すルーチンは、制御装置12のプロセッサ20が、メモリ30に格納された隊列走行処理304のプログラムを実行することにより実行される。
図24に示すルーチンでは、制御装置12は、車群2が到着エリア210に接近した場合、指定隊列を構成する各車両1の駐車態様を設定して駐車処理を行う。具体的には、先ず、制御装置12は、車群2の隊列が到着エリア210に対して長いか否かを判定する(ステップS502)。隊列が到着エリア210に対して長いと、車群2が隊列を組んだ状態で到着エリア210に進入できないおそれがある。ここでの判定は、車群2が隊列走行によって到着エリア210に進入できる長さか否かを判定する。その結果、判定の成立が認められない場合、処理はステップS504に進む。ステップS504では、制御装置12は、隊列を維持して到着エリア210に進入する駐車態様を設定する(駐車態様設定処理)。そして、制御装置12は、設定された駐車態様に従い隊列を維持して到着エリア210の車両出入口212から敷地内へ進入し、自動駐車を実行する(駐車処理)。図25は、車群が隊列を維持して到着エリアへ進入する駐車態様を示した図である。ステップS504の処理が完了すると、本ルーチンは終了される。
一方、ステップS502の判定が認められた場合、車群2が隊列を維持して到着エリア210へ進入できないと判断することができる。この場合、処理はステップS506に進む。ステップS506では、制御装置12は、隊列の車両が1台ずつ到着エリア210へ進入する駐車態様を設定する(駐車態様設定処理)。そして、制御装置12は、設定された駐車態様に従い、電子連結を切り離して先頭車両から順に到着エリア210内に進入し、自動駐車を実行する(駐車処理)。図26は、隊列の車両が1台ずつ到着エリアへ進入する駐車態様を示した図である。なお、この図に示すように、ステップ506の処理では、制御装置12は、後続車両を到着エリア210外で待機させる。
ステップ506の処理が完了すると、制御装置12は、指定隊列を構成する全ての車両の自動駐車が完了したか否かを判定する(ステップS508)。その結果、判定の成立が認められない場合、制御装置12は、再度ステップS506の処理を実行する。一方、一方、ステップS508の判定の成立が認められた場合、本ルーチンは終了される。
このような隊列走行処理によれば、隊列走行の開始及び終了を円滑に行うことが可能となる。
6.変形例
実施の形態1の隊列走行管理システム10は、以下のように変形した形態を採用してもよい。
隊列走行管理システム10は、システムの一部又は全部が車両に搭載された車載システムとして構成されていてもよい。隊列走行管理システム10のHMIユニット14が対象車両1に搭載される場合、対象車両1が備えるHMIユニット410がHMIユニット14の機能を実現してもよい。なお、隊列走行管理システム10のHMIユニット14の機能が搭載される対象車両1はドライバが搭乗している車両であることが好ましい。これにより、ドライバは、車内からHMIユニット14を操作して指定隊列を指定することが可能となる。
1 車両
2 車群
4 運転支援制御装置
6 車群情報受信部
8 車両情報送信部
10 隊列走行管理システム
12 制御装置
14 HMIユニット
16 入力装置
18 出力装置
20 プロセッサ
30 メモリ
40 情報取得装置
50 制御装置
52 プロセッサ
54 メモリ
60 走行装置
100 隊列走行システム
182 リスト
182A 停車位置情報付リスト
182B 車両スペック情報付リスト
182C 周辺監視範囲情報付リスト
184 指定受付画像
184A 停車位置画像付指定受付画像
184B 車両スペック情報付指定受付画像
184C 周辺監視範囲情報付指定受付画像
186 判定結果画像
186A 停車位置情報付判定結果画像
186B 車両スペック情報付判定結果画像
186C 周辺監視範囲情報付判定結果画像
200 対象エリア
202 車両出入口
210 到着エリア
212 車両出入口
302 隊列編成処理
304 隊列走行処理
308 車両情報
310 車群情報
320 リスト提示処理
330 指定隊列受け付け処理
340 判定処理
342 隊列編成可否判定処理
344 周辺監視可否判定処理
346 停車位置情報取得処理
348 周辺監視範囲特定処理
350 出力処理
400 運転環境情報
402 周辺状況センサ
404 車両位置センサ
406 車両状態センサ
408 通信装置
410 HMIユニット
542 地図情報

Claims (16)

  1. 複数の車両の車車間を電子連結して隊列走行を行うための隊列を編成する隊列走行管理システムであって
    前記隊列走行管理システムは、
    前記隊列を編成するためのプログラムを実行するプロセッサと、
    前記プログラムが格納されたメモリと、を備え、
    前記プログラムは、
    対象エリア内に停車している対象車両のうち、電子連結による隊列走行に対応した車両の情報を含むリストを提示するリスト提示処理と、
    前記リストを提示している状態で、前記隊列走行を行う隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付ける受け付け処理と、
    前記隊列候補車両及び前記隊列順番に従い編成される指定隊列の、前記隊列走行への適合を判定する判定処理と、
    前記判定処理によって判定された判定結果を出力する出力処理と、
    を含んで構成されることを特徴とする隊列走行管理システム。
  2. 前記判定処理は、
    前記隊列候補車両に搭載されたセンサ群によって監視される前記指定隊列の周辺監視範囲を特定する周辺監視範囲特定処理を含んで構成され、
    特定された前記周辺監視範囲に基づいて、前記指定隊列の適合を判定するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の隊列走行管理システム。
  3. 前記リスト提示処理は、前記周辺監視範囲を含んだ画像を表示装置に表示するように構成されることを特徴とする請求項2に記載の隊列走行管理システム。
  4. 前記判定処理は、
    前記対象車両の停車位置情報を取得する停車位置情報取得処理を含んで構成され、
    取得された前記停車位置情報に基づいて、前記指定隊列の適合を判定するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何か1項に記載の隊列走行管理システム。
  5. 前記リスト提示処理は、前記停車位置情報を含んだ画像を表示装置に表示するように構成されることを特徴とする請求項4に記載の隊列走行管理システム。
  6. 前記出力処理は、前記周辺監視範囲を含んだ画像に前記判定結果を対応付けた画像を表示装置に表示するように構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の隊列走行管理システム。
  7. 前記出力処理は、前記停車位置情報を含んだ画像に前記判定結果を対応付けた画像を表示装置に表示するように構成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の隊列走行管理システム。
  8. 前記プログラムは、
    到着エリア内での前記指定隊列の駐車態様を設定する駐車態様設定処理と、
    設定された前記駐車態様に従い、前記指定隊列を駐車する駐車処理と、
    を含んで構成されることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の隊列走行管理システム。
  9. 複数の車両の車車間を電子連結して隊列走行を行うための隊列を編成する隊列走行管理システムであって、
    前記隊列を編成するためのヒューマンマシーンインタフェースユニットを備え、
    前記ヒューマンマシーンインタフェースユニットは、
    前記隊列走行を行う隊列候補車両及び隊列順番の指定を受け付ける入力装置と、
    前記隊列候補車両及び前記隊列順番に従い編成される指定隊列の、前記隊列走行への適合結果を出力する出力装置と、
    を含んで構成されることを特徴とする隊列走行管理システム。
  10. 前記出力装置は、対象エリア内に停車している対象車両のうち、電子連結による隊列走行に対応したアクティブ車両の情報を含むリストを前記出力装置に表示し、
    前記入力装置は、前記リストが前記出力装置に表示されている状態で、前記隊列候補車両及び前記隊列順番の指定を受け付ける
    ように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の隊列走行管理システム。
  11. 前記ヒューマンマシーンインタフェースユニットは、前記入力装置と前記出力装置とが一体に構成されたタッチパネルを含んで構成されることを特徴とする請求項10に記載の隊列走行管理システム。
  12. 前記リストは、前記対象車両の停車位置情報を含んだ画像であることを特徴とする請求項10又は11に記載の隊列走行管理システム。
  13. 前記リストは、前記隊列候補車両に搭載されたセンサ群によって監視される前記指定隊列の周辺監視範囲の情報を含んだ画像であることを特徴とする請求項10乃至12の何れか1項に記載の隊列走行管理システム。
  14. 前記出力装置は、
    前記隊列候補車両に搭載されたセンサ群によって監視される前記指定隊列の周辺監視範囲の情報を含んだ画像に前記適合結果を対応付けた画像を表示するように構成されていることを特徴とする請求項9乃至13の何れか1項に記載の隊列走行管理システム。
  15. 前記出力装置は、
    前記隊列候補車両の停車位置情報を含んだ画像に前記適合結果を対応付けた画像を表示するように構成されていることを特徴とする請求項9乃至14の何れか1項に記載の隊列走行管理システム。
  16. 前記ヒューマンマシーンインタフェースユニットは、対象エリア内に停車している対象車両のうちのドライバが搭乗する車両に搭載されていることを特徴とする請求項10乃至15の何れか1項に記載の隊列走行管理システム。
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