JP2020094701A - 制御装置、制御システム、端末装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

制御装置、制御システム、端末装置、制御方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020094701A
JP2020094701A JP2018230613A JP2018230613A JP2020094701A JP 2020094701 A JP2020094701 A JP 2020094701A JP 2018230613 A JP2018230613 A JP 2018230613A JP 2018230613 A JP2018230613 A JP 2018230613A JP 2020094701 A JP2020094701 A JP 2020094701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
information
correction amount
unit
evaluation value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018230613A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7340924B2 (ja
Inventor
優介 嶋井
Yusuke Shimai
優介 嶋井
淳子 貴島
Junko Kishima
淳子 貴島
光 宇留野
Hikaru Uruno
光 宇留野
幸平 玉野
Kohei Tamano
幸平 玉野
長沢 雅人
Masahito Nagasawa
雅人 長沢
忠昭 坂本
Tadaaki Sakamoto
忠昭 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2018230613A priority Critical patent/JP7340924B2/ja
Publication of JP2020094701A publication Critical patent/JP2020094701A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7340924B2 publication Critical patent/JP7340924B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】エリアを当該エリアに存在する利用者にとって適切な環境で維持することができる制御装置、制御システム、端末装置、制御方法およびプログラムを提供する。【解決手段】制御装置10は、エリアに存在する利用者が所有する端末装置から、エリアの環境に関する予め設定された質問事項に対応する回答結果を数値化した評価値を示す評価値情報とエリアを識別するエリア識別情報とを含むアンケート情報を取得するアンケート取得部111と、空気調和機からログ情報を取得するログ取得部113と、アンケート情報に基づいて、前述の評価値の第1補正量を決定する補正量決定部116と、補正量決定部116により決定された第1補正量を用いて補正された前述の評価値と、ログ情報に含まれる目標温度情報と、に基づいて、新たな目標温度を算出する目標温度算出部117と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、制御装置、制御システム、端末装置、制御方法およびプログラムに関する。
複数のユーザにより共有される室内の温度を設定温度に近づけるように動作する空気調和機を制御する空調制御装置であって、ユーザ毎に空調体感に対する意思情報を所定の集計タイミングで集計し、集計した結果に基づいて設定温度の変更値を決定するものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2015−169418号公報
ところで、空調対象エリアに存在するユーザは経時的に入れ替わっていくのが一般的である。従って、空調対象エリアの空調状態は、ユーザの入れ替わりに応じて適切に変更されていくことが要請されている。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、エリアを当該エリアに存在する利用者にとって適切な環境で維持することができる制御装置、制御システム、端末装置、制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る制御装置は、
複数の利用者により共有されるエリアの環境指標値を目標環境指標値に近づけるように動作する機器を制御する制御装置であって、
前記エリアに存在する利用者が所有する端末装置から、前記エリアの環境に関する予め設定された質問事項に対応する回答結果を数値化した評価値を示す評価値情報と前記エリアを識別するエリア識別情報とを含むアンケート情報を取得するアンケート取得部と、
前記機器から前記機器の動作状況を示す動作情報を取得する動作情報取得部と、
前記アンケート情報に基づいて、前記評価値の第1補正量を決定する補正量決定部と、
前記補正量決定部により決定された前記第1補正量を用いて補正された前記評価値と、前記動作情報と、に基づいて、新たな目標環境指標値を算出する目標環境指標値算出部と、を備える。
本発明によれば、アンケート取得部が、エリアに存在する利用者が所有する端末装置から、エリアに存在する利用者へのエリアの環境に関する予め設定された質問事項に対応する応答結果を示すアンケート情報を取得する。そして、補正量決定部が、アンケート情報に基づいて、利用者の評価値の第1補正量を決定し、目標環境指標値算出部が、第1補正量を用いて補正された評価値と、動作情報と、に基づいて、新たな目標環境指標値を算出する。これにより、アンケート情報に含まれるエリアに存在する利用者の意思が、エリアの環境に反映され易くなるので、エリアをそのエリアに存在する利用者にとって最適な環境で維持することができる。
本発明の実施の形態に係る制御システムの概略構成図 実施の形態に係る空気調和機の構成を示すブロック図 実施の形態に係る端末装置の構成を示すブロック図 実施の形態に係る端末装置を示し、(A)は質問事項への回答を促すメッセージが表示部に表示された状態を示す図、(B)は質問事項が表示部に表示された状態を示す図、(C)は施設から御礼のサービスに関する情報が表示部に表示された状態を示す図 実施の形態に係る制御装置の構成を示すブロック図 (A)は実施の形態に係るアンケートリストの一例を示す図、(B)は実施の形態に係るログリストの一例を示す図 (A)は実施の形態に係る偏差値リストの一例を示す図、(B)は実施の形態に係る機器配置テーブルの一例を示す図 実施の形態に係る第1補正量テーブルの一例を示す図 (A)は実施の形態に係る第2補正量テーブルの内容の一例を示す図、(B)は実施の形態に係る変更量テーブルの内容の一例を示す図 実施の形態に係る制御システムの動作を示すシーケンス図 実施の形態に係る制御システムの動作を示すシーケンス図 実施の形態に係る端末装置が実行するアンケート情報生成処理の流れの一例を示すフローチャート 実施の形態に係る制御装置が実行する空気調和機制御処理の流れの一例を示すフローチャート 実施の形態に係る制御装置が実行する空気調和機制御処理の流れの一例を示すフローチャート
以下、本発明の実施の形態に係る制御装置および当該制御装置を備えた制御システムについて、添付図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係る制御システムは、複数の利用者により共有される対象エリアの温度を目標温度に近づけるように動作する空気調和機と、対象エリアに存在する利用者が所有し利用者に情報を表示する表示部を有する端末装置と、制御装置と、を備える。端末装置は、予め定められた基準時間毎に基地局または人工衛星が発する電波を利用して前記端末装置の位置を示す位置情報を取得する位置取得部と、位置取得部が取得した前記位置情報に基づいて、前記端末装置が前記対象エリア内に存在するか否かを判定する位置判定部と、位置判定部により端末装置が対象エリア内に存在すると判定された場合、端末装置の前記表示部に前記対象エリアの環境に関する予め設定された質問事項を表示させる表示制御部と、表示制御部により表示部に表示された質問事項に対する回答結果を数値化した評価値を示す評価値情報と対象エリアを識別するエリア識別情報とを含むアンケート情報を生成するアンケート情報生成部と、を備える。また、制御装置は、空気調和機からログ情報を取得するログ取得部と、アンケート情報とログ情報とに基づいて、空気調和機の目標温度を補正する必要があるか否かを判定する判定部と、判定部により目標温度を補正する必要があると判定されると、目標温度の第1補正量を決定する補正量決定部と、少なくとも第1補正量を用いて目標温度を補正して得られる新たな目標温度を示す目標温度情報を、空気調和機へ送信する目標温度送信部と、を備える。
本実施の形態に係る制御システムは、図1に示すように、施設H1、H2内に設置された空気調和機40およびゲートウェイ装置30と、各利用者UA、UB、UC、UD、UEが所有する端末装置70と、制御装置10と、を備える。端末装置70は、ネットワークNTを介して、制御装置10と通信可能となっている。また、空気調和機40は、ゲートウェイ装置30およびネットワークNTを介して、制御装置10と通信可能となっている。ここで、ネットワークNTは、例えば公衆回線を用いた広域ネットワークである。ゲートウェイ装置30は、空気調和機40との間でLAN規格または近距離無線通信規格(例えばBluetooth(登録商標)規格)に適合した通信方式で通信する。各施設H1、H2は、1つまたは複数の対象エリアA1、A21、A22に分割される。複数の空気調和機40のうち、空気調和機40A、40Bは、施設H1内の対象エリアA1に設置され、空気調和機40Cは、施設H2内の対象エリアA21に設置され、空気調和機40Dは、施設H2内の対象エリアA22に設置されている。なお、対象エリアA1、A21、A22は、例えば施設H1、H2内の部屋の単位であってもよいし、大広間のような大きな空間の中の複数のエリアであってもよい。そして、制御装置10は、各空気調和機40の目標温度の設定を、この対象エリアA1、A21、A22毎に実行する。ゲートウェイ装置30は、プロトコル変換機能、パケット送受信機能、ルータのような異種ネットワーク間の中継機能およびモデムのような異種伝送路媒体間の変換機能を有する。
空気調和機40は、図2に示すように、冷媒を圧縮する圧縮機461と、圧縮機461を駆動する駆動部462と、送風ファン451と、送風ファン451を駆動する駆動部452と、温度センサ481と、駆動部452、462を制御する制御ユニット407と、を有する。駆動部462は、インバータ回路(図示せず)、インバータ制御回路(図示せず)等を有し、制御ユニット407から入力される制御信号に応じた回転数で圧縮機461を駆動する。駆動部452もインバータ回路(図示せず)、インバータ制御回路(図示せず)等を有し、制御ユニット407から入力される制御信号に応じた回転数で送風ファン451を駆動する。温度センサ481は、空気調和機40に搭載され、空気調和機40よる空調の対象エリアA1、A21、A22の温度に応じた計測信号を出力する。
制御ユニット407は、CPU(Central Processing Unit)401と、主記憶部402と、補助記憶部403と、通信インタフェース404と、センサインタフェース482と、これらを相互に接続するバス409と、を有する。主記憶部402は、揮発性メモリであり、CPU401の作業領域として用いられる。補助記憶部403は、磁気ディスク、半導体フラッシュメモリ等の不揮発性メモリであり、制御ユニット407の各種機能を実現するためのプログラムを記憶する。通信インタフェース404は、例えばネットワークカードであり、無線LAN(Local Area Network)、有線LAN等を介して、ゲートウェイ装置30との間で通信する。センサインタフェース482は、温度センサ481から入力される計測信号に基づいて、対象エリアA1、A21、A22の計測温度を示す計測温度情報を生成してCPU401へ出力する。
CPU401は、補助記憶部403が記憶するプログラムを主記憶部402に読み出して実行することにより、目標温度更新部411、計測温度更新部412、ログ生成部413、ログ送信部414および空調制御部415として機能する。また、補助記憶部403は、空気調和機40による空調の対象エリアA1、A21、A22の目標温度を示す目標温度情報を記憶する目標温度記憶部431と、温度センサ481により計測される対象エリアA1、A21、A22の計測温度を示す計測温度情報を記憶する計測温度記憶部432と、を有する。
目標温度更新部411は、空気調和機40に対応するリモコン装置(図示せず)または制御装置10から目標温度情報を受信すると、受信した目標温度情報で、目標温度記憶部431が記憶する目標温度情報を更新する。計測温度更新部412は、センサインタフェース482から計測温度情報を取得し、取得した計測温度情報で、計測温度記憶部432が記憶する計測温度情報を更新する。
ログ生成部413は、制御装置10から後述するログ要求情報を受信すると、空気調和機40の動作状況を示す動作情報であるログ情報を生成する。具体的には、ログ生成部413は、目標温度記憶部431から目標温度情報を取得し、計測温度記憶部432から計測温度情報を取得し、空気調和機40に固有の製造番号情報と、目標温度情報と、計測温度情報と、を含むログ情報を生成する。ログ送信部414は、ログ生成部413が生成したログ情報を制御装置10へ送信する。空調制御部415は、対象エリアA1、A21、A22の温度を目標温度記憶部431が記憶する目標温度情報が示す目標温度に近づけるための制御信号を生成して駆動部452、462へ出力する。これにより、駆動部452、462は、対象エリアA1、A21、A22の温度が目標温度に近づくように、圧縮機461、送風ファン451を駆動する。
端末装置70は、スマートフォン、タブレット等の携帯端末であり、図3に示すように、CPU701と、主記憶部702と、補助記憶部703と、通信インタフェース704と、表示部705と、入力部706と、測位部707と、これらを相互に接続するバス709と、を有する。主記憶部702は、揮発性メモリであり、補助記憶部703は、半導体フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。補助記憶部703は、端末装置70の各種機能を実現するためのプログラムを記憶する。プログラムとしては、例えば空気調和機40のメーカが開発したアプリケーションが挙げられる。このアプリケーションは、例えば利用者UA、UB、UC、UD、UEが家庭用HEMS(Home Energy Management System)を操作するためにインストールしたアプリケーションに統合する形で提供されるものであってもよい。
表示部705は、例えば液晶ディスプレイであり、利用者UA、UB、UC、UD、UEに各種情報を表示する。入力部706は、例えばタッチパネルであり、利用者UA、UB、UC、UD、UEにより操作される。通信インタフェース704は、例えば無線モジュールであり、ネットワークNTを介して、制御装置10との間で通信する。測位部707は、予め定められた基準時間毎に、携帯電話用の基地局または人工衛星が発する電波を利用して端末装置70の位置を測位することにより端末装置70の位置を示す位置情報を生成する。測位部707は、例えば人工衛星から発せられるGPS信号を受信し、受信したGPS(Global Positioning System)信号を用いて端末装置70の位置を測位し、位置情報を生成する。測位部707は、生成した位置情報をCPU701へ出力する。
CPU701は、補助記憶部703が記憶するプログラムを主記憶部702に読み出して実行することにより、位置取得部711、エリア情報取得部712、位置判定部713、表示制御部714、アンケート生成部715およびアンケート送信部716として機能する。また、補助記憶部703は、対象エリアA1、A21、A22の範囲を示す対象エリア情報を記憶するエリア情報記憶部731を有する。
位置取得部711は、測位部707から入力される位置情報を取得する。エリア情報取得部712は、制御装置10から送信される対象エリア情報を取得する。位置判定部713は、位置取得部711が測位部707から取得した位置情報と対象エリア情報とに基づいて、端末装置70がいずれの対象エリアA1、A21、A22内に存在するか否かを判定する。表示制御部714は、位置判定部713により端末装置70が対象エリアA1、A21、A22内に存在すると判定された場合、端末装置70の表示部705に対象エリアA1、A21、A22の温度に関する予め設定された質問事項を表示させる。表示制御部714は、例えばプッシュ通知により、図4(A)に示すような質問事項への回答を促すメッセージを表示部705に表示させた後、図4(B)に示すように質問事項を表示部705に表示させる。なお、表示制御部714は、利用者UA、UB、UC、UD、UEから質問事項への回答を得られた場合、図4(C)に示すような施設H1、H2から御礼のサービスに関する情報を表示部705に表示させるようにしてもよい。これにより、利用者UA、UB、UC、UD、UEが、質問事項に回答するインセンティブを生み出すことができる。
図3に戻って、アンケート生成部715は、表示制御部714により表示部705に表示された質問事項に対する回答結果を数値化した評価値を示す評価値情報と対象エリアA1、A21、A22を識別するエリア識別情報とを含むアンケート情報を生成する。アンケート送信部716は、アンケート生成部715が生成したアンケート情報を制御装置10へ送信する。
制御装置10は、例えば汎用のパーソナルコンピュータであり、図5に示すように、CPU101と、主記憶部102と、補助記憶部103と、通信インタフェース104と、これらを相互に接続するバス109と、を有する。主記憶部102は、揮発性メモリであり、補助記憶部103は、磁気ディスク、半導体フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。補助記憶部103は、制御装置10の各種機能を実現するためのプログラムを記憶する。通信インタフェース104は、無線モジュール、有線通信インタフェース等であり、ネットワークNTを介して、空気調和機40および端末装置70との間で通信する。
CPU101は、補助記憶部103が記憶するプログラムを主記憶部102に読み出して実行することにより、アンケート取得部111、ログ要求送信部112、ログ取得部113、偏差値算出部114、平均評価値算出部115、補正量決定部116、目標温度算出部117、目標温度送信部118およびエリア情報送信部119として機能する。補助記憶部103は、アンケート記憶部131と、ログ記憶部132と、偏差値記憶部133と、機器配置記憶部134と、第1補正量記憶部135と、第2補正量記憶部136と、変更量記憶部137と、エリア情報記憶部138と、を有する。
アンケート記憶部131は、例えば図6(A)に示すように、アンケートの結果を示す評価値情報が、回答日時情報、利用者識別情報およびエリア識別情報に対応づけられたアンケートリストLS1を記憶する。アンケート記憶部131は、予め設定された基準期間内の過去の評価値情報を記憶している。評価値情報は、対象エリアA1、A21、A22に存在する利用者UA、UB、UC、UD、UEへの対象エリアA1、A21、A22の温度に関する予め設定された質問事項に対応する回答結果を数値化した評価値を示す。評価値としては、例えば「+2(暑い)」、「+1(やや暑い)」、「0(丁度良い)」、「−1(やや寒い)」、「−2(寒い)」の5種類が採用される。回答日時情報は、利用者UA、UB、UC、UD、UEが端末装置70の入力部706を介して前述の質問事項について回答した日時を示す情報である。利用者識別情報は、各利用者UA、UB、UC、UD、UEを識別するための情報であり、例えば端末装置70においてアプリケーションを起動する際のログイン認証に使用されたアカウント情報に相当する。エリア識別情報は、空気調和機40による空調の対象エリアA1、A21、A22を識別する情報である。例えば利用者UAは、前述の質問事項に回答した回答日時「2018/8/3 12:11」において対象エリアA1に存在していたことを示している。
ログ記憶部132は、例えば図6(B)に示すように、空気調和機40から取得したログ情報に含まれる製造番号情報、目標温度情報および計測温度情報が、制御装置10がログ情報を取得した日時を示す取得日時情報に対応づけられたログリストLS2を記憶している。製造番号情報は、取得したログ情報の送信元である空気調和機40に固有の製造番号を示す。目標温度情報は、取得したログ情報の送信元である空気調和機40がそのログ情報の送信時において目標温度記憶部431が記憶していた目標温度情報に相当する。計測温度情報は、取得したログ情報の送信元である空気調和機40がそのログ情報の送信時において計測温度記憶部432が記憶していた計測温度情報に相当する。
偏差値記憶部133は、例えば図7(A)に示すように、各利用者UA、UB、UC、UD、UEに対応する偏差値を示す偏差値情報が、利用者識別情報に対応づけられた偏差値リストLS3を記憶している。この偏差値は、利用者UA、UB、UC、UD、UE全体の評価値の平均値に比べて評価値が低い傾向、即ち、「寒い」と回答する傾向にある利用者について50未満の値を示す。一方、この偏差値は、利用者UA、UB、UC、UD、UE全体の評価値の平均値に比べて高い傾向、即ち、「暑い」と回答する傾向にある利用者について50以上の値を示す。
機器配置記憶部134は、例えば図7(B)に示すように、各対象エリアA1、A21、A22に設置された空気調和機40の製造番号情報を、設置された対象エリアA1、A21、A22のエリア識別情報および自動設定フラグ情報と対応づけた機器配置テーブルTA1を記憶している。製造番号情報は、前述のように空気調和機40に固有の製造番号を示す。自動設定フラグ情報は、各対象エリアA1、A21、A22において、空気調和機40の目標温度を利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれのアンケート情報に基づいて自動的に設定されるか否かを示す。自動設定フラグ情報が「F(TRUE)」に設定されていると、その対象エリア(例えばエリアA1)に設置された空気調和機40の目標温度がその対象エリアに存在する利用者(例えば利用者UA、UB、UC)それぞれのアンケート情報に基づいて自動的に設定される。一方、自動設定フラグ情報が「F(FALSE)」に設定されていると、その対象エリア(例えばエリアA21、A22)に設置された空気調和機40の目標温度は、空気調和機40が前述のリモコン装置から受信した目標温度情報のみに基づいて設定される。この自動設定フラグ情報の内容は、例えば空気調和機40の管理者がネットワークNTに接続された専用の端末装置(図示せず)を用いて設定することができるようにしてもよい。
第1補正量記憶部135は、例えば図8に示すように、第1補正量情報が偏差値範囲情報に対応づけられた第1補正量テーブルTA2を記憶する。この第1補正量は、評価値の偏りを補正するための量であり、偏差値が50を下回るとプラスになり、偏差値が小さくなるほどその絶対値が大きくなる。一方、第1補正量は、偏差値が50を上回るとマイナスになり、偏差値が大きくなるほどその絶対値が大きくなる。即ち、第1補正量を利用者UA、UB、UC、UD、UEの評価値に加算することにより、「寒い」と回答する傾向にある利用者の評価値が増加し、「暑い」と回答する傾向にある利用者の評価値が減少する。これにより、利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの評価値の平均値が、「暑い」と回答する傾向が極端に大きい利用者の評価値、或いは、「寒い」と回答する傾向が極端に大きい利用者の評価値に影響を受けてしまうことが抑制される。
第2補正量記憶部136は、例えば図9(A)に示すような、目標温度と計測温度との温度差と、第2補正量と、の相関関係を示す第2補正量テーブルを記憶している。この第2補正量は、目標温度と計測温度との温度差が大きい段階での目標温度の変更量を低減するための量である。この第2補正量を利用者UA、UB、UC、UD、UEの評価値に加算することにより、例えば計測温度が目標温度よりも高い場合、第2補正量がマイナスの値となり、評価値の平均値が減少する方向へ補正する。
変更量記憶部137は、例えば図9(B)に示すような、利用者UA、UB、UC、UD、UE全体の平均評価値と、空気調和機40の目標温度の変更量と、の相関関係を示す変更量テーブルを記憶している。この変更量テーブルは、平均評価値に対して符号を反転して得られる値が変更量に相当する関係を示している。従って、平均評価値が、プラスの値、即ち、利用者UA、UB、UC、UD、UE全体が「暑い」と回答する傾向にある場合、変更量がマイナスの値となり、空気調和機40の目標温度が下がることになる。
エリア情報記憶部138は、施設H1、H2内における空気調和機40による空調の対象エリアA1、A21、A22の範囲を示す対象エリア情報を記憶する。
アンケート取得部111は、対象エリアA1、A21、A22に存在する利用者UA、UB、UC、UD、UEが所有する端末装置70から送信される前述のアンケート情報を取得する。ログ要求送信部112は、機器配置記憶部134が記憶する機器配置テーブルTA1を参照して、自動設定フラグ情報が「F(TRUE)」に設定されている対象エリアA1、A21、A22に設置された空気調和機40へログ情報の送信を要求するログ要求情報を送信する。ログ取得部113は、ログ要求情報の送信先である空気調和機40からログ情報を取得する動作情報取得部である。ログ取得部113は、取得したログ情報をログ記憶部132が記憶するログリストLS2に登録する。
偏差値算出部114は、対象エリアA1、A21、A22に存在する利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの過去のアンケート情報に基づいて、各利用者の評価値の偏差値を算出する。補正量決定部116は、アンケート情報に基づいて、利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの評価値の第1補正量を決定する。具体的には、補正量決定部116は、第1補正量記憶部135が記憶する第1補正量テーブルTA2を参照して、偏差値算出部114により算出される利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの偏差値に対応する第1補正量を決定する。また、補正量決定部116は、ログ記憶部132が記憶するログリストLS2の中から、機器配置記憶部134が記憶する機器配置テーブルTA1を参照して、自動設定フラグ情報がF(TRUE)に設定されている対象エリアA1、A21、A22を特定し、特定した対象エリアA1、A21、A22に設置された空気調和機40のログ情報を抽出する。そして、補正量決定部116は、抽出したログ情報に含まれる目標温度情報と計測温度情報とから目標温度と計測温度との差分値に相当する温度差を算出し、第2補正量記憶部136が記憶する第2補正量テーブルを参照して、算出した温度差に対応する第2補正量を決定する。
平均評価値算出部115は、利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの評価値に前述の第1補正量を加算することにより利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの評価値を補正し、補正された後の利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの評価値の平均値である平均評価値を算出する。
目標温度算出部117は、補正量決定部116により決定された第1補正量を用いて補正された利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの評価値と、補正量決定部116により算出された第2補正量と、前述のログ情報に含まれる目標温度と、に基づいて、新たな目標温度を算出する目標環境指標値算出部である。具体的には、目標温度算出部117は、まず、平均評価値算出部115により算出された利用者UA、UB、UC、UD、UEの平均評価値に、前述の第2補正量を加算して新たな平均評価値を算出する。そして、目標温度算出部117は、変更量記憶部137が記憶する変更量テーブルを参照して、算出した新たな平均評価値に対応する変更量を特定し、ログ情報に含まれる目標温度に、特定した変更量を加算することにより新たな目標温度を算出する。目標温度送信部118は、目標温度算出部117により算出された目標温度を示す目標温度情報を、空気調和機40へ送信する。
エリア情報送信部119は、エリア情報記憶部138が記憶するエリア情報を、利用者UA、UB、UC、UD、UEが所有する端末装置70へブロードキャスト送信する。
次に、本実施の形態に係る制御システムの動作について図10および図11を参照しながら説明する。まず、図10に示すように、施設H1、H2内における空気調和機40による空調の対象エリアA1、A21、A22の範囲を示す対象エリア情報が、制御装置10から各利用者UA、UB、UC、UD、UEが所有する端末装置70へ送信される(ステップS1)。端末装置70は、対象エリア情報を受信すると、受信した対象エリア情報をエリア情報記憶部731に記憶させる(ステップS2)。次に、端末装置70は、端末装置70の位置を示す位置情報を取得する(ステップS3)。
ここで、端末装置70は、対象エリア情報と端末装置70の位置情報とに基づいて、端末装置70が対象エリアA1、A21、A22内に存在すると判定したとする(ステップS4)。この場合、端末装置70は、表示部705に対象エリアA1、A21、A22の温度に関する予め設定された質問事項を表示させる(ステップS5)。続いて、端末装置70は、表示部705に表示された質問事項に対する回答結果を数値化した評価値を示す評価値情報と対象エリアA1、A21、A22を識別するエリア識別情報とを含むアンケート情報を生成する(ステップS6)。その後、生成されたアンケート情報が、端末装置70から制御装置10へ送信される(ステップS7)。
一方、制御装置10は、アンケート情報を受信すると、受信したアンケート情報をアンケート記憶部131が記憶するアンケートリストに登録する(ステップS8)。
その後、予め設定された空気調和機40のログ情報を収集する時期が到来したとする。そして、制御装置10は、機器配置記憶部134が記憶する機器配置テーブルTA1を参照して、対象エリアA1、A21、A22の中から自動設定フラグ情報がF(TRUE)に設定されている対象エリアA1、A21、A22が存在すると判定したとする(ステップS9)。この場合、空気調和機40に対してログ情報の送信を要求するログ要求情報が、制御装置10から空気調和機40へ送信される(ステップS10)。そうすると、ログ要求情報を受信した空気調和機40のログ情報が、空気調和機40から制御装置10へ送信される(ステップS11)。一方、制御装置10は、ログ情報を受信すると、受信したログ情報をログ記憶部132が記憶するログリストLS2に登録する(ステップS12)。次に、制御装置10は、対象エリアA1、A21、A22毎に、対象エリアA1、A21、A22に存在する利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの前述の基準期間内における過去のアンケート情報を、アンケート記憶部131から取得する(ステップS13)。
続いて、制御装置10は、図11に示すように、取得したアンケート情報に含まれる評価値について利用者UA、UB、UC、UD、UE毎に偏差値を算出する(ステップS14)。その後、制御装置10は、第1補正量記憶部135が記憶する第1補正量テーブルTA2を参照して、利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの偏差値に対応する第1補正量を決定する(ステップS15)。次に、制御装置10は、利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの評価値に前述の第1補正量を加算することにより利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの評価値を補正する(ステップS16)。続いて、制御装置10は、補正された後の利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの評価値の平均値である平均評価値を算出する(ステップS17)。
その後、制御装置10は、前述のログ情報に含まれる目標温度情報と計測温度情報とから目標温度と計測温度との温度差を算出する(ステップS18)。次に、制御装置10は、第2補正量記憶部136が記憶する第2補正量テーブルを参照して、前述の温度差に対応する第2補正量を決定する(ステップS19)。
次に、制御装置10は、算出した利用者UA、UB、UC、UD、UEの平均評価値に、前述の第2補正量を加算することにより平均評価値を補正する(ステップS20)。続いて、制御装置10は、変更量記憶部137が記憶する変更量テーブルを参照して、補正された後の新たな平均評価値に対応する変更量を特定する(ステップS21)。その後、制御装置10は、ログ情報に含まれる目標温度に、特定した変更量を加算することにより新たな目標温度を算出する(ステップS22)。次に、算出された目標温度を示す目標温度情報が、制御装置10から空気調和機40へ送信される(ステップS23)。
一方、空気調和機40は、目標温度情報を受信すると、受信した目標温度情報で、目標温度記憶部431が記憶する目標温度情報を更新する(ステップS24)。そして、空気調和機40は、更新後の目標温度情報に基づいて動作する(ステップS25)。
次に、本実施の形態に係る端末装置70が実行するアンケート情報生成処理について図12を参照しながら説明する。このアンケート情報生成処理は、例えば端末装置70へ電源が投入された後アンケート情報生成用のアプリケーションが起動したことを契機として開始される。まず、エリア情報取得部712は、制御装置10から送信される対象エリア情報を受信したか否かを判定する(ステップS201)。エリア情報取得部712が、対象エリア情報を受信していないと判定すると(ステップS201:No)、後述のステップS203の処理が実行される。
一方、エリア情報取得部712は、対象エリア情報を受信したと判定すると(ステップS201:Yes)、対象エリア情報をエリア情報記憶部731に記憶させる(ステップS202)。次に、位置取得部711は、予め設定された測位時期が到来したか否かを判定する(ステップS203)。位置取得部711により測位時期が到来していないと判定されると(ステップS203:No)、再びステップS201の処理が実行される。一方、位置取得部711は、測位時期が到来したと判定すると(ステップS203:Yes)、測位部707から端末装置70の位置を示す位置情報を取得する(ステップS204)。
続いて、位置判定部713は、位置取得部711が測位部707から取得した位置情報と対象エリア情報とに基づいて、端末装置70が対象エリアA1、A21、A22内に存在するか否かを判定する(ステップS205)。位置判定部713により端末装置70が対象エリアA1、A21、A22内に存在しないと判定されると(ステップS205:No)、再びステップS201の処理が実行される。一方、位置判定部713が、端末装置70が対象エリアA1、A21、A22内に存在していると判定したとする(ステップS205:Yes)。この場合、表示制御部714は、端末装置70の表示部705に対象エリアA1、A21、A22の温度に関する予め設定された質問事項を表示させる(ステップS206)。
次に、アンケート生成部715は、予め設定された回答期間内に、利用者UA、UB、UC、UD、UEが入力部706を介して入力した質問事項に対する回答結果を受け付けたか否かを判定する(ステップS207)。アンケート生成部715により、前述の回答期間内に回答結果を受け付けていないと判定されると(ステップS207:No)、再びステップS201の処理が実行される。一方、アンケート生成部715は、前述の回答期間内に回答結果を受け付けたと判定されると(ステップS207:Yes)、前述の回答結果を数値化した評価値を示す評価値情報と対象エリアA1、A21、A22を識別するエリア識別情報とを含むアンケート情報を生成する(ステップS208)。その後、アンケート送信部716は、アンケート生成部715が生成したアンケート情報を制御装置10へ送信する(ステップS209)。次に、再びステップS201の処理が実行される。
次に、本実施の形態に係る制御装置10が実行する空気調和機制御処理について図13および図14を参照しながら説明する。この空気調和機制御処理は、例えば制御装置10へ電源が投入されたことを契機として開始される。まず、エリア情報送信部119は、図13に示すように、エリア情報記憶部138が記憶するエリア情報を、利用者UA、UB、UC、UD、UEが所有する端末装置70へブロードキャスト送信する(ステップS101)。次に、アンケート取得部111は、端末装置70から送信されたアンケート情報を受信したか否かを判定する(ステップS102)。アンケート取得部111によりアンケート情報を受信していないと判定されると(ステップS102:No)、後述するステップS104の処理が実行される。
一方、アンケート取得部111は、アンケート情報を受信したと判定すると(ステップS102:Yes)、受信したアンケート情報をアンケート記憶部131が記憶するアンケートリストLS1に登録する(ステップS103)。続いて、ログ要求送信部112は、予め設定されたログ情報収集時期が到来したか否かを判定する(ステップS104)。ログ要求送信部112によりログ情報収集時期が到来していないと判定されると(ステップS104:No)、再びステップS101の処理が実行される。一方、ログ要求送信部112が、ログ情報収集時期が到来したと判定したとする(ステップS104:Yes)。この場合、ログ要求送信部112は、機器配置記憶部134が記憶する機器配置テーブルTA1を参照して、対象エリアA1、A21、A22の中に、自動設定フラグ情報がF(TRUE)に設定されている対象エリアA1、A21、A22が存在するか否かを判定する(ステップS105)。
ログ要求送信部112が、対象エリアA1、A21、A22の中に、自動設定フラグ情報がF(TRUE)に設定されている対象エリアA1、A21、A22が存在しないと判定すると(ステップS105:No)、再びステップS101の処理が実行される。一方、ログ要求送信部112が、対象エリアA1、A21、A22の中に、自動設定フラグ情報がF(TRUE)に設定されている対象エリアA1、A21、A22が存在すると判定したとする(ステップS105:Yes)。この場合、ログ要求送信部112は、空気調和機40に対してログ情報の送信を要求するログ要求情報を、自動設定フラグ情報がF(TRUE)に設定されている対象エリアA1、A21、A22に設置されている空気調和機40へ送信する(ステップS106)。
ここで、空気調和機40がログ要求情報を受信すると、その空気調和機40のログ生成部413が、ログ情報を生成し、ログ送信部414が、生成されたログ情報を制御装置10へ送信する。そして、ログ取得部113は、空気調和機40から送信されたログ情報を取得する(ステップS107)。その後、ログ取得部113は、取得したログ情報をログ記憶部132が記憶するログリストLS2に登録する(ステップS108)。
次に、偏差値算出部114および平均評価値算出部115は、対象エリアA1、A21、A22毎に、対象エリアA1、A21、A22に存在する利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの前述の基準期間内における過去のアンケート情報を、アンケート記憶部131から取得する(ステップS109)。続いて、偏差値算出部114は、対象エリアA1、A21、A22に存在する利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの過去のアンケート情報に基づいて、各利用者UA、UB、UC、UD、UEの評価値の偏差値を算出する(ステップS110)。その後、補正量決定部116は、第1補正量記憶部135が記憶する第1補正量テーブルTA2を参照して、偏差値算出部114により算出される利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの偏差値に対応する第1補正量を決定する(ステップS111)。例えば、第1補正量テーブルTA2が図8に示すように設定されており、利用者UAの偏差値が「32」であったとする。この場合、補正量決定部116は、第1補正量テーブルTA2を参照して、利用者UAに対応する第1補正量を「0.75」に決定する。
次に、平均評価値算出部115は、図14に示すように、利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの評価値に前述の第1補正量を加算することにより利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの評価値を補正する(ステップS112)。例えば、利用者UAの評価値が「0(丁度良い)」である場合、その評価値は、「0.75(=0+0.75)」に補正される。続いて、平均評価値算出部115は、補正した後の利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの評価値の平均値である平均評価値を算出する(ステップS113)。
その後、補正量決定部116は、前述のログ情報に含まれる目標温度情報と計測温度情報とから目標温度と計測温度との温度差を算出する(ステップS114)。ここで、補正量決定部116は、複数の空気調和機40が設置された対象エリアA1の計測温度として、対象エリアA1に設置された複数の空気調和機40それぞれに取り付けられた温度センサ481により計測して得られる計測温度の平均値を採用する。例えば、図7(B)に示すように、対象エリアA1に製造番号情報「0010」、「0011」の空気調和機40が設置され、製造番号情報「0010」、「0011」の空気調和機40について図6(B)に示すようなログ情報が得られているとする。この場合、対象エリアA1の計測温度として、(30.2+29.8)/2=30.0℃を採用する。従って、対象エリアA1に対応する温度差は、「−2.5℃(=27.5℃−30.0℃)」となる。
次に、補正量決定部116は、第2補正量記憶部136が記憶する第2補正量テーブルを参照して、算出した温度差に対応する第2補正量を決定する(ステップS115)。続いて、目標温度算出部117は、平均評価値算出部115により算出された利用者UA、UB、UC、UD、UEの平均評価値に、前述の第2補正量を加算することにより平均評価値を補正する(ステップS116)。その後、目標温度算出部117は、変更量記憶部137が記憶する変更量テーブルを参照して、補正した後の新たな平均評価値に対応する変更量を特定する(ステップS117)。次に、目標温度算出部117は、ログ情報に含まれる目標温度に、特定した変更量を加算することにより新たな目標温度を算出する(ステップS118)。続いて、目標温度送信部118は、目標温度算出部117により算出された目標温度を示す目標温度情報を、空気調和機40へ送信する(ステップS119)。
以上説明したように、本実施の形態に係る制御装置10によれば、アンケート取得部111が、対象エリアA1、A21、A22に存在する利用者UA、UB、UC、UD、UEが所有する端末装置70から、対象エリアA1、A21、A22の温度に関する質問事項に対応する応答結果を示すアンケート情報を取得する。そして、補正量決定部116が、アンケート情報に基づいて、利用者UA、UB、UC、UD、UEの評価値の第1補正量を決定し、目標温度算出部117が、第1補正量を用いて補正された評価値と、ログ情報に含まれる目標温度情報と、に基づいて、新たな目標温度を算出する。これにより、アンケート情報に含まれる対象エリアA1、A21、A22に存在する利用者UA、UB、UC、UD、UEの意思が、対象エリアA1、A21、A22の温度に反映され易くなる。従って、対象エリアA1、A21、A22をその対象エリアA1、A21、A22に存在する利用者UA、UB、UC、UD、UEにとって最適な温度で維持することができる。
また、本実施の形態に係る制御装置10では、偏差値算出部114が、対象エリアA1、A21、A22に存在する利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの過去のアンケート情報に基づいて、各利用者UA、UB、UC、UD、UEの評価値の偏差値を算出し、補正量決定部116が、第1補正量記憶部135が記憶する第1補正量テーブルTA2を参照して、偏差値算出部114により算出される偏差値に対応する第1補正量を決定する。そして、平均評価値算出部115は、利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの評価値に前述の第1補正量を加算することにより利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの評価値を補正し、補正された後の利用者UA、UB、UC、UD、UEそれぞれの評価値の平均値である平均評価値を算出する。これにより、平均評価値が、極端に「寒い」と回答する傾向にある利用者の評価値または極端に「暑い」と回答する傾向にある利用者の評価値の影響を受けにくくなるので、目標温度を利用者UA、UB、UC、UD、UE全体にとって適切な温度に設定することができる。
更に、本実施の形態に係る制御装置10では、補正量決定部116が、第2補正量記憶部136が記憶する第2補正量テーブルを参照して、目標温度と計測温度との温度差に対応する第2補正量を決定し、目標温度算出部117が、補正量決定部116により決定された第2補正量と、平均評価値と、に基づいて、目標温度を算出する。これにより、例えば空気調和機40が運転を開始した直後で対象エリアA1、A21、A22が未だ十分に冷却されていない段階で、利用者UA、UB、UC、UD、UEからの「暑い」というアンケート情報に基づいて目標温度を必要以上に低く設定してしまうことが抑制される。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明は前述の各実施の形態によって限定されるものではない。例えば、制御システムが、複数の利用者により共有される対象エリアの照度を目標照度に近づけるように動作する照明器具と、照明器具を制御する制御装置と、を備えるものであってもよい。この場合、アンケート取得部は、対象エリアに存在する利用者が所有する端末装置から、対象エリアの照度に関する予め設定された質問事項に対応する回答結果を数値化した評価値を示す評価値情報と対象エリアを識別するエリア識別情報とを含むアンケート情報を取得するようにすればよい。また、動作情報取得部は、照明器具から照明器具の動作状況を示す動作情報、即ち、照明器具に搭載された光源へ供給する電流の電流値を示す電流値情報を取得するようにすればよい。そして、制御装置は、補正量決定部により決定された第1補正量を用いて補正された評価値と、電流値情報と、に基づいて、新たな目標電流値を算出する目標電流値算出部を備えるようにすればよい。
或いは、制御システムが、複数の利用者により共有される対象エリアへ出力する音の大きさを目標の大きさに近づけるように音を出力する音響機器と、音響機器を制御する制御装置と、を備えるものであってもよい。この場合、アンケート取得部は、対象エリアに存在する利用者が所有する端末装置から、対象エリアの音響に関する予め設定された質問事項に対応する回答結果を数値化した評価値を示す評価値情報と対象エリアを識別するエリア識別情報とを含むアンケート情報を取得するようにすればよい。また、動作情報取得部は、音響機器から音響機器の動作状況を示す動作情報、即ち、音響機器のボリュームを示すボリューム情報を取得するようにすればよい。そして、制御装置は、補正量決定部により決定された第1補正量を用いて補正された評価値と、ボリューム情報と、に基づいて、新たな目標ボリュームを算出する目標ボリューム算出部を備えるようにすればよい。或いは、制御システムが、複数の利用者により共有される対象エリアの湿度を目標湿度に近づけるように湿度を調節する加湿機器と、加湿機器を制御する制御装置と、を備えるものであってもよい。
実施の形態では、測位部707が、携帯電話用の基地局または人工衛星が発する電波を利用して端末装置70の位置を測位することにより端末装置70の位置を示す位置情報を生成する例について説明した。但し、これに限らず、測位部707が、例えば空気調和機40と近距離無線通信を実行することにより位置情報を生成するものであってもよい。
実施の形態では、利用者UA、UB、UC、UD、UEが所有する端末装置70を用いて利用者UA、UB、UC、UD、UEの位置情報を取得する例について説明したが、これに限らず、例えば施設H1、H2に予め設置されているタブレット端末(例えば居酒屋に設置されているメニュー注文用のタブレット端末)を用いて利用者UA、UB、UC、UD、UEの位置情報を取得するものであってもよい。この場合、制御装置10は、タブレット端末の設置場所と対象エリアA1、A21、A22との対応関係を示すタブレット端末配置テーブルを記憶するタブレット端末記憶部を備えるものとすればよい。
また、本発明に係る制御装置10、端末装置70の各種機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。この場合、ソフトウェアまたはファームウェアは、プログラムとして記述され、プログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)およびMO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータに読み込んでインストールすることにより、前述の各機能を実現することができるコンピュータを構成してもよい。そして、各機能をOS(Operating System)とアプリケーションとの分担、またはOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを記録媒体に格納してもよい。
さらに、搬送波に各プログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS,Bulletin Board System)に当該プログラムを掲示し、ネットワークを介して当該プログラムを配信してもよい。そして、これらのプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前述の処理を実行できるように構成してもよい。
本発明は、大型店舗、大型公共施設等に設置された空気調和機を制御する制御装置として好適である。
10 制御装置、30 ゲートウェイ装置、40,40A,40B,40C,40D 空気調和機、70 端末装置、101,401,701 CPU、102,402,702 主記憶部、103,403,703 補助記憶部、104,404,704 通信インタフェース、109,409,709 バス、111 アンケート取得部、112 ログ要求送信部、113 ログ取得部、114 偏差値算出部、115 平均評価値算出部、116 補正量決定部、117 目標温度算出部、118 目標温度送信部、119 エリア情報送信部、131 アンケート記憶部、132 ログ記憶部、133 偏差値記憶部、134 機器配置記憶部、135 第1補正量記憶部、136 第2補正量記憶部、137 変更量記憶部、138,731 エリア情報記憶部、411 目標温度更新部、412 計測温度更新部、413 ログ生成部、414 ログ送信部、415 空調制御部、431 目標温度記憶部、432 計測温度記憶部、451 送風ファン、452,462 駆動部、461 圧縮機、481 温度センサ、482 センサインタフェース、711 位置取得部、712 エリア情報取得部、713 位置判定部、714 表示制御部、715 アンケート生成部、716 アンケート送信部、A1、A21、A22 対象エリア、H1,H2 施設、LS1 アンケートリスト、LS2 ログリスト、LS3 偏差値リスト、NT ネットワーク、TA1 機器配置テーブル、TA2 第1補正量テーブル、UA,UB,UC,UD,UE 利用者

Claims (10)

  1. 複数の利用者により共有されるエリアの環境指標値を目標環境指標値に近づけるように動作する機器を制御する制御装置であって、
    前記エリアに存在する利用者が所有する端末装置から、前記エリアの環境に関する予め設定された質問事項に対応する回答結果を数値化した評価値を示す評価値情報と前記エリアを識別するエリア識別情報とを含むアンケート情報を取得するアンケート取得部と、
    前記機器から前記機器の動作状況を示す動作情報を取得する動作情報取得部と、
    前記アンケート情報に基づいて、前記評価値の第1補正量を決定する補正量決定部と、
    前記補正量決定部により決定された前記第1補正量を用いて補正された前記評価値と、前記動作情報と、に基づいて、新たな目標環境指標値を算出する目標環境指標値算出部と、を備える、
    制御装置。
  2. 前記評価値の偏差値と前記第1補正量との対応関係を示す第1補正量テーブルを記憶する第1補正量記憶部と、
    前記エリアに存在する利用者それぞれの過去のアンケート情報に基づいて、各利用者の評価値の偏差値を算出する偏差値算出部と、を更に備え、
    前記補正量決定部は、前記第1補正量テーブルを参照して、前記偏差値算出部により算出される偏差値に対応する前記第1補正量を決定する、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記エリアの実際の環境指標値と前記目標環境指標値との差分値と第2補正量との対応関係を示す第2補正量テーブルを記憶する第2補正量記憶部を更に備え、
    前記補正量決定部は、前記第2補正量テーブルを参照して、前記差分値に対応する前記第2補正量を決定し、
    前記目標環境指標値算出部は、前記補正量決定部により決定された前記第2補正量と、前記評価値と、に基づいて、目標環境指標値を算出する、
    請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記機器は、空気調和機であり、
    前記環境指標値は、温度である、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 複数の利用者により共有されるエリアの環境指標値を目標環境指標値に近づけるように動作する機器と、
    前記エリアに存在する利用者が所有し前記利用者に情報を表示する表示部を有する端末装置と、
    予め定められた基準時間毎に基地局または人工衛星が発する電波を利用して前記端末装置の位置を示す位置情報を取得する位置取得部と、
    前記位置取得部が取得した前記位置情報に基づいて、前記端末装置が前記エリア内に存在するか否かを判定する位置判定部と、
    前記位置判定部により前記端末装置が前記エリア内に存在すると判定された場合、前記端末装置の前記表示部に前記エリアの環境に関する予め設定された質問事項を表示させる表示制御部と、
    前記表示制御部により前記表示部に表示された前記質問事項に対する回答結果を数値化した評価値を示す評価値情報と前記エリアを識別するエリア識別情報とを含むアンケート情報を生成するアンケート情報生成部と、
    前記機器から前記機器の動作状況を示す動作情報を取得する動作情報取得部と、
    前記アンケート情報に基づいて、前記評価値の第1補正量を決定する補正量決定部と、
    前記補正量決定部により算出された前記第1補正量を用いて補正された前記評価値と、前記動作情報と、に基づいて、新たな目標環境指標値を算出する目標環境指標値算出部と、を備える、
    制御システム。
  6. 複数の利用者により共有されるエリアに存在する利用者が所有し前記利用者に情報を表示する表示部を有する端末装置であって、
    予め定められた基準時間毎に基地局または人工衛星が発する電波を利用して測位することにより得られる前記端末装置の位置を示す位置情報を取得する位置取得部と、
    前記位置取得部が取得した前記位置情報に基づいて、前記端末装置が前記エリア内に存在するか否かを判定する位置判定部と、
    前記位置判定部により前記端末装置が前記エリア内に存在すると判定された場合、前記端末装置の前記表示部に前記エリアの環境に関する予め設定された質問事項を表示させる表示制御部と、
    前記表示制御部により前記表示部に表示された前記質問事項に対する回答結果を数値化した評価値を示す評価値情報と前記エリアを識別するエリア識別情報とを含むアンケート情報を生成するアンケート情報生成部と、を備える、
    端末装置。
  7. 複数の利用者により共有されるエリアの環境指標値を目標環境指標値に近づけるように動作する機器を制御するための制御方法であって、
    前記エリアに存在する利用者が所有する端末装置から、前記エリアの環境に関する予め設定された質問事項に対応する回答結果を数値化した評価値を示す評価値情報と前記エリアを識別するエリア識別情報とを含むアンケート情報を取得するステップと、
    前記機器から前記機器の動作状況を示す動作情報を取得するステップと、
    前記アンケート情報に基づいて、前記評価値の第1補正量を決定するステップと、
    算出された前記第1補正量を用いて補正された前記評価値と、前記動作情報と、に基づいて、新たな目標環境指標値を算出するステップと、を含む、
    制御方法。
  8. 複数の利用者により共有されるエリアに存在する利用者が所有し前記利用者に情報を表示する表示部を有する端末装置を制御するための制御方法であって、
    予め定められた基準時間毎に基地局または人工衛星が発する電波を利用して前記端末装置の位置を示す位置情報を取得するステップと、
    取得された前記位置情報に基づいて、前記端末装置が前記エリア内に存在するか否かを判定するステップと、
    前記端末装置が前記エリア内に存在すると判定された場合、前記端末装置の前記表示部に前記エリアの環境に関する予め設定された質問事項を表示させるステップと、
    前記表示部に表示された前記質問事項に対する回答結果を数値化した評価値を示す評価値情報と前記エリアを識別するエリア識別情報とを含むアンケート情報を生成するステップと、を含む、
    制御方法。
  9. コンピュータを、
    複数の利用者により共有されるエリアに存在する利用者が所有する端末装置から、前記エリアの環境に関する予め設定された質問事項に対応する回答結果を数値化した評価値を示す評価値情報と前記エリアを識別するエリア識別情報とを含むアンケート情報を取得するアンケート取得部、
    機器から前記機器の動作状況を示す動作情報を取得する動作情報取得部、
    前記アンケート情報に基づいて、前記評価値の第1補正量を決定する補正量決定部、
    前記補正量決定部により算出された前記第1補正量を用いて補正された前記評価値と、前記動作情報と、に基づいて、新たな目標環境指標値を算出する目標環境指標値算出部、
    として機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータを、
    予め定められた基準時間毎に基地局または人工衛星が発する電波を利用して、複数の利用者により共有されるエリアに存在する利用者が所有し前記利用者に情報を表示する表示部を有する端末装置の位置を示す位置情報を取得する位置取得部、
    前記位置取得部が取得した前記位置情報に基づいて、前記端末装置が前記エリア内に存在するか否かを判定する位置判定部、
    前記位置判定部により前記端末装置が前記エリア内に存在すると判定された場合、前記端末装置の前記表示部に前記エリアの環境に関する予め設定された質問事項を表示させる表示制御部、
    前記表示制御部により前記表示部に表示された前記質問事項に対する回答結果を数値化した評価値を示す評価値情報と前記エリアを識別するエリア識別情報とを含むアンケート情報を生成するアンケート情報生成部、
    として機能させるためのプログラム。
JP2018230613A 2018-12-10 2018-12-10 制御装置、制御システム、端末装置、制御方法およびプログラム Active JP7340924B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018230613A JP7340924B2 (ja) 2018-12-10 2018-12-10 制御装置、制御システム、端末装置、制御方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018230613A JP7340924B2 (ja) 2018-12-10 2018-12-10 制御装置、制御システム、端末装置、制御方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020094701A true JP2020094701A (ja) 2020-06-18
JP7340924B2 JP7340924B2 (ja) 2023-09-08

Family

ID=71084767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018230613A Active JP7340924B2 (ja) 2018-12-10 2018-12-10 制御装置、制御システム、端末装置、制御方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7340924B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113342084A (zh) * 2021-06-15 2021-09-03 深圳市欧瑞博科技股份有限公司 温控设备的智能控制方法、装置、电子设备及存储介质
WO2022176514A1 (ja) * 2021-02-18 2022-08-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報処理システム、及び、情報処理方法
JP7465794B2 (ja) 2020-12-02 2024-04-11 株式会社日立ビルシステム 空調管理システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013124809A (ja) * 2011-12-14 2013-06-24 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 空調制御装置、空調制御システム及び空調制御プログラム
WO2015155978A1 (ja) * 2014-04-11 2015-10-15 日本電気株式会社 環境制御システム
WO2016088353A1 (ja) * 2014-12-01 2016-06-09 日本電気株式会社 環境制御装置および環境制御システム
WO2018087912A1 (ja) * 2016-11-14 2018-05-17 三菱電機株式会社 制御装置及び制御システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013124809A (ja) * 2011-12-14 2013-06-24 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 空調制御装置、空調制御システム及び空調制御プログラム
WO2015155978A1 (ja) * 2014-04-11 2015-10-15 日本電気株式会社 環境制御システム
WO2016088353A1 (ja) * 2014-12-01 2016-06-09 日本電気株式会社 環境制御装置および環境制御システム
WO2018087912A1 (ja) * 2016-11-14 2018-05-17 三菱電機株式会社 制御装置及び制御システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7465794B2 (ja) 2020-12-02 2024-04-11 株式会社日立ビルシステム 空調管理システム
WO2022176514A1 (ja) * 2021-02-18 2022-08-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報処理システム、及び、情報処理方法
CN113342084A (zh) * 2021-06-15 2021-09-03 深圳市欧瑞博科技股份有限公司 温控设备的智能控制方法、装置、电子设备及存储介质
CN113342084B (zh) * 2021-06-15 2023-10-31 深圳市欧瑞博科技股份有限公司 温控设备的智能控制方法、装置、电子设备及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP7340924B2 (ja) 2023-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7340924B2 (ja) 制御装置、制御システム、端末装置、制御方法およびプログラム
JP6263612B2 (ja) 通信イベント通知方法、装置及びシステム
JP2017216572A (ja) サーバおよびその制御方法、並びに制御プログラム
US11181603B2 (en) Building automation system
US20120166010A1 (en) Devices and methods for appliance usage scheduling and control using on-line calendar services with open api
JP2015186096A (ja) 通信システム、中継装置、制御装置、サーバ装置、制御方法、および情報処理方法
JPWO2015029758A1 (ja) 電気機器、空気調和機、外部制御器、携帯端末及び空調システム
JP2017041770A (ja) データ無線通信装置
US20220417891A1 (en) Method for arranging devices, method for arranging anchor terminal, arrangement candidate output system, and anchor terminal registration system
JP6636176B2 (ja) リモートコントローラおよび空気調和システム
WO2019203264A1 (ja) 機器管理システム、管理装置、管理方法及びアプリケーションプログラム
JP2019056498A (ja) 空調制御装置、空調制御方法、及び、空調制御プログラム
WO2022057068A1 (zh) 空调器及其控制方法和计算机可读存储介质
JP6451126B2 (ja) 管理装置、管理システム、管理方法および管理プログラム
US20210400446A1 (en) Sensor-integrated communication module, control system comprising same, and control method
JP2014022770A (ja) 無線通信システム、無線装置、及び無線通信方法
JP2020110006A (ja) 機器管理システム、管理装置、管理方法及びアプリケーションプログラム
WO2019167306A1 (ja) ネットワークシステムおよびサーバ
WO2019244306A1 (ja) 監視システム及び監視方法
JP6625444B2 (ja) デバイス制御装置、デバイス制御方法及びデバイス制御システム
CN112556128B (zh) 空气调节机及服务器
WO2018229980A1 (ja) 管理システム、サーバ、管理方法、及びプログラム
KR101876153B1 (ko) Wi-Fi 기반 디지털 사이니지의 데이터 송수신 장치 및 방법
WO2019073618A1 (ja) サーバおよび電気機器
JP2021015353A (ja) 販売促進システム、サーバ装置、通信端末、店舗機器、サーバ装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7340924

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150