JP2020094337A - 開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 開閉体と撓み抑制部材の接触による衝撃を緩和する。【解決手段】 空間を仕切るように閉鎖動作する開閉体10と、閉鎖状態の開閉体10が厚さ方向へ撓むのを抑制する撓み抑制部材50とを備えた開閉装置において、撓み抑制部材50は、閉鎖状態の開閉体10の表部又は裏部に沿う撓み抑制位置と、開閉体10により開閉される開口部の周囲側である収納位置との間で回動するように、少なくともその一端側が不動部位に支持された長尺状の本体部51と、厚さ方向へ撓んだ際の本体部51を受けて弾性変形するように本体部51に装着された緩衝部材52とを具備している。【選択図】 図1
Description
本発明は、オーバーヘッドドアを含むシャッター装置、ロールスクリーン、ブラインド、オーニング装置、門扉、ゲート、スライディングウォール装置等、スライドする開閉体により空間を仕切るようにした開閉装置に関し、特にシャッター装置として好適な開閉装置に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されるように、空間を仕切るように閉鎖動作する開閉体と、この開閉体を上方側で収納する収納ケースと、前記収納ケースに一端側を枢支するとともに他端側を開閉体の下端側に枢支しその全長を伸縮するようにした棒状の撓み抑制部材とを備えたシャッター装置がある。
このシャッター装置によれば、開閉体を全閉した際に、棒状の撓み抑制部材が開閉体の表面に近接するように位置する。このため、開閉体は、強風を受ける等して撓んだ場合でも、撓み抑制部材に当接してその撓みが抑制される。
このシャッター装置によれば、開閉体を全閉した際に、棒状の撓み抑制部材が開閉体の表面に近接するように位置する。このため、開閉体は、強風を受ける等して撓んだ場合でも、撓み抑制部材に当接してその撓みが抑制される。
しかしながら、前記従来技術によれば、開閉体が撓んで撓み抑制部材に当接した際に、大きな当接音やばたつき音が発生したり、開閉体や撓み抑制部材が損傷したりする可能性がある。
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
空間を仕切るように閉鎖動作する開閉体と、閉鎖状態の前記開閉体が厚さ方向へ撓むのを抑制する撓み抑制部材とを備えた開閉装置において、前記撓み抑制部材は、閉鎖状態の前記開閉体の表部又は裏部に沿う撓み抑制位置と、前記開閉体により開閉される開口部の周囲側である収納位置との間で回動するように、少なくともその一端側が不動部位に支持された長尺状の本体部と、厚さ方向へ撓んだ際の前記開閉体を受けて弾性変形するように前記本体部に装着された緩衝部材とを具備していることを特徴とする開閉装置。
空間を仕切るように閉鎖動作する開閉体と、閉鎖状態の前記開閉体が厚さ方向へ撓むのを抑制する撓み抑制部材とを備えた開閉装置において、前記撓み抑制部材は、閉鎖状態の前記開閉体の表部又は裏部に沿う撓み抑制位置と、前記開閉体により開閉される開口部の周囲側である収納位置との間で回動するように、少なくともその一端側が不動部位に支持された長尺状の本体部と、厚さ方向へ撓んだ際の前記開閉体を受けて弾性変形するように前記本体部に装着された緩衝部材とを具備していることを特徴とする開閉装置。
本発明は、以上説明したように構成されているので、開閉体と撓み抑制部材の接触による衝撃を緩和することができる。
本実施の形態では、以下の特徴を開示している。
第一の特徴は、空間を仕切るように閉鎖動作する開閉体と、閉鎖状態の前記開閉体が厚さ方向へ撓むのを抑制する撓み抑制部材とを備えた開閉装置において、前記撓み抑制部材は、閉鎖状態の前記開閉体の表部又は裏部に沿う撓み抑制位置と、前記開閉体により開閉される開口部の周囲側である収納位置との間で回動するように、少なくともその一端側が不動部位に支持された長尺状の本体部と、厚さ方向へ撓んだ際の前記開閉体を受けて弾性変形するように前記本体部に装着された緩衝部材とを具備している(図1〜図6参照)。
この構成によれば、撓んだ際の開閉体が、緩衝部材を介して本体部に当接する。このため、その当接の際の衝撃を緩和することができる。
第一の特徴は、空間を仕切るように閉鎖動作する開閉体と、閉鎖状態の前記開閉体が厚さ方向へ撓むのを抑制する撓み抑制部材とを備えた開閉装置において、前記撓み抑制部材は、閉鎖状態の前記開閉体の表部又は裏部に沿う撓み抑制位置と、前記開閉体により開閉される開口部の周囲側である収納位置との間で回動するように、少なくともその一端側が不動部位に支持された長尺状の本体部と、厚さ方向へ撓んだ際の前記開閉体を受けて弾性変形するように前記本体部に装着された緩衝部材とを具備している(図1〜図6参照)。
この構成によれば、撓んだ際の開閉体が、緩衝部材を介して本体部に当接する。このため、その当接の際の衝撃を緩和することができる。
第二の特徴として、より効果的に衝撃を緩和するために、前記緩衝部材は、少なくとも、閉鎖状態の前記開閉体における開閉方向及び横幅方向の略中央部に近接又は接触するように設けられている(図1及び図4参照)。
第三の特徴として、開閉体の閉鎖動作に伴って撓み抑制部材を撓み抑制位置にするために、前記本体部は、一端側が開閉体開放方向側の不動部位に枢着され、他端側が前記開閉体の閉鎖方向端部側に枢着され、これら両枢着部分の間を伸縮させる(図1〜図6参照)。
第四の特徴として、撓み抑制部材を伸縮可能にし且つ緩衝効果を効果的に得るために、前記本体部は、前記不動部位に枢着された基端側ロッドと、この基端側ロッドの前記他端側に対し直線状にスライドするように接続されたスライドロッドとを具備し、前記スライドロッドは、前記他端側が前記開閉体の閉鎖方向端部側に枢着され、外面に前記緩衝部材を装着している(図1〜図3参照)。
第五の特徴として、撓み抑制部材を伸縮可能にし且つ緩衝効果を効果的に得るために、前記本体部は、一端側が開閉体開放方向側の不動部位に枢着された第一のリンクと、この第一のリンクの他端側に枢着された第二のリンクとを備え、これら二つのリンクを屈曲及び進展させるように構成され、前記緩衝部材は、前記二つのリンクの一方又は双方に設けられている(図4〜図6参照)。
第六の特徴として、前記緩衝部材は、屈曲した際の前記二つのリンクの間に位置するように設けられている(図6参照)。
第七の特徴として、より効果的に緩衝音を低減するために、前記緩衝部材は、前記撓み抑制部材の外周部を覆うように設けられている(図3及び図6参照)。
<第一の実施態様>
次に、上記特徴を有する第一の実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の開閉体の厚さ方向を意味する。また、「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。また、「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
次に、上記特徴を有する第一の実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の開閉体の厚さ方向を意味する。また、「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。また、「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
開閉装置1は、空間を仕切るように下方へ閉鎖動作する開閉体10と、開閉体10の幅方向の端部を凹状に囲んで閉鎖方向へ案内する左右のガイドレール20,20と、開閉体10をその開放方向側で収納する収納部30と、全閉状態の開閉体10の下端部に対向するように設けられる下枠40と、閉鎖状態の開閉体10が厚さ方向へ撓むのを抑制する撓み抑制部材50とを備える(図1参照)。
この開閉装置1は、例えば、構造物開口部の窓サッシの屋外側に固定されて窓用シャッター装置を構成する。
この開閉装置1は、例えば、構造物開口部の窓サッシの屋外側に固定されて窓用シャッター装置を構成する。
開閉体10は、横長略矩形状の金属板を曲げ加工してなるスラット11aを、上下に隣接するスラット11a,11a間で回動するように複数連接することで、開閉体本体11を構成し、この開閉体本体11の下側の端部に、下枠40に当接させるための座板部材12(水切り又は幅木と呼称される場合もある。)を、開閉体幅方向にわたって接続している。
この開閉体10の幅方向の端部には、必要に応じて、開閉体厚さ方向へ突出してガイドレール20内から抜けないように係合する抜止め部材(図示せず)が設けられる。
ガイドレール20は、開閉体10の幅方向端部を横断面略コ字状に囲んで開閉方向へ案内する部材であり、収納部30と下枠40との間にわたって略鉛直状に設けられる。
収納部30は、収納ケース31内に、開閉体10を巻き取ったり繰り出したりする巻取軸(図示せず)を収納している。
収納ケース31は、横長箱状に形成され、その下端部に、開閉体10及び撓み抑制部材50を遊挿する横長の開口部31aを有する。
また、収納ケース31内には、必要に応じて、開閉体10を電動で開閉させるための開閉機や動力伝達機構、制御回路等が設けられる。
収納ケース31は、横長箱状に形成され、その下端部に、開閉体10及び撓み抑制部材50を遊挿する横長の開口部31aを有する。
また、収納ケース31内には、必要に応じて、開閉体10を電動で開閉させるための開閉機や動力伝達機構、制御回路等が設けられる。
下枠40は、左右のガイドレール20,20の下端部間にわたって設けられた長尺状の部材である。
撓み抑制部材50は、閉鎖状態の開閉体10の表部又は裏部に沿う撓み抑制位置(図1参照)と、開閉体10により開閉される開口部の周囲側である収納位置(図2参照)との間で回動するように、少なくともその一端側が不動部位に支持された長尺状の本体部51と、厚さ方向へ撓んだ際の開閉体10を受けて弾性変形するように本体部51に装着された緩衝部材52とを具備している。
本体部51は、一端側が開閉体開放方向側の不動部位に枢着され、他端側が開閉体10の閉鎖方向端部側に枢着され、これら両枢着部分の間を伸縮させるように構成される。
詳細に説明すれば、本体部51は、一端側が収納ケース31内に枢着された基端側ロッド51aと、この基端側ロッド51aの他端側に筒状に重ね合わせられて直線状にスライドするスライドロッド51bとを具備する。
基端側ロッド51aは、金属等の硬質材料により長尺な軸状又は筒状に形成され、その一端側が開口部31aから収納ケース31内に挿入され、収納ケース31の内面に、ブラケット及び軸状部材等を介して回転自在に枢着される。この基端側ロッド51aの他端側は、収納部30内に位置する収納位置(図2参照)と、下方へ回動して開閉体10面に沿う撓み抑制位置(図1参照)との間で回動する。
スライドロッド51bは、金属等の硬質材料により長尺な筒状に形成され、その一端側が基端側ロッド51aの外周部に重ね合わせられ、基端側ロッド51aに対し直線状にスライドする。そして、このスライドロッド51bの他端側は、開閉体10の閉鎖方向端部側(詳細には座板部材12)に、ブラケット及び軸状部材等を介して回転自在に枢着されている。
緩衝部材52は、ゴムやエラストマー樹脂等の弾性材料から形成され、少なくとも、閉鎖状態の前記開閉体における開閉方向及び横幅方向の略中央部に近接するよう配設される。
本実施の形態の好ましい一例によれば、この緩衝部材52は、スライドロッド51bの全外周部を覆う筒状に構成され、スライドロッド51bの長手方向の略全長にわたって設けられる。
本実施の形態の好ましい一例によれば、この緩衝部材52は、スライドロッド51bの全外周部を覆う筒状に構成され、スライドロッド51bの長手方向の略全長にわたって設けられる。
次に上記構成の開閉装置1について、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
図1に示すように開閉体10が全閉した状態では、撓み抑制部材50が、開閉体10面に対し斜めに配置される。そして、この撓み抑制部材50のスライドロッド51b外周の緩衝部材52が、開閉体10面に近接する。
したがって、開閉体10は、風に煽られる等して厚さ方向へ撓んだ場合にでも、撓み抑制部材50に当接するため、その撓みが抑制される。この際、この当接による衝撃及び当接音は、緩衝部材52の弾性によって緩和される。
図1に示すように開閉体10が全閉した状態では、撓み抑制部材50が、開閉体10面に対し斜めに配置される。そして、この撓み抑制部材50のスライドロッド51b外周の緩衝部材52が、開閉体10面に近接する。
したがって、開閉体10は、風に煽られる等して厚さ方向へ撓んだ場合にでも、撓み抑制部材50に当接するため、その撓みが抑制される。この際、この当接による衝撃及び当接音は、緩衝部材52の弾性によって緩和される。
<第二の実施態様>
次に、図4〜図6に示す開閉装置2について説明する。この開閉装置2、上記開閉装置1に対し一部を変更したものであるため、開閉装置1と略同様の構成については同一の符号を付け、重複する詳細説明を省略する。
次に、図4〜図6に示す開閉装置2について説明する。この開閉装置2、上記開閉装置1に対し一部を変更したものであるため、開閉装置1と略同様の構成については同一の符号を付け、重複する詳細説明を省略する。
開閉装置2は、上記開閉装置1に対し、上記撓み抑制部材50を撓み抑制部材60に置換したものである。
撓み抑制部材60は、閉鎖状態の開閉体10の表部又は裏部に沿う撓み抑制位置(図4参照)と、閉鎖状態の開閉体10の周囲側における収納位置(図5参照)との間で回動しながら伸展するように、一端側が不動部位に支持された長尺状の本体部61と、厚さ方向へ撓んだ際の開閉体10を受けて弾性変形するように本体部61に装着された緩衝部材52とを具備している。
本体部61は、一端側が開閉体開放方向側の不動部位(図示例によれば収納ケース31内)に枢着された第一のリンク61aと、この第一のリンク61aの他端側にヒンジ61bを介して枢着された第二のリンク61cとを備え、これら二つのリンク61a,61cを屈曲及び進展させる。
第一のリンク61aは、金属等の硬質材料により長尺状に形成され、その一端側が開口部31aから収納ケース31内に挿入され、収納ケース31内の幅方向の略中央部に、ブラケット及び軸状部材等を介して回転自在に枢着される。この第一のリンク61aの他端側は、収納部30内に位置する収納位置(図5参照)と、下方へ回動して略鉛直状に開閉体10面に沿う撓み抑制位置(図4参照)との間で回動する。
この第一のリンク61aの全外周部は、その略全長にわたって緩衝部材52により覆われている。
この第一のリンク61aの全外周部は、その略全長にわたって緩衝部材52により覆われている。
ヒンジ61bは、金属等の硬質材料により、第一のリンク61aの他端側(図4によれば下端側)と、第二のリンク61cの一端側(図4によれば上端側)に跨るように設けられる。そして、このヒンジ61bは、一端側と他端側に、それぞれ、第一のリンク61aと第二のリンク61cを回転自在に枢着している。
第二のリンク61cは、金属等の硬質材料により長尺状に形成され、他端側(図4によれば下端側)を、開閉体10の閉鎖方向端部側(詳細には座板部材12)に対し、ブラケット及び軸状部材等を介して回転自在に枢着している。
このヒンジ61bの全外周部は、その略全長にわたって緩衝部材52により覆われている。
このヒンジ61bの全外周部は、その略全長にわたって緩衝部材52により覆われている。
次に上記構成の開閉装置2について、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
図4に示すように開閉体10が全閉した状態では、撓み抑制部材60が、開閉体10面の幅方向の略中央部で、開閉体10の上下方向の略全長にわたって鉛直状に配置される。そして、この撓み抑制部材60の二つのリンク61a,61cの外周の緩衝部材52,52が、開閉体10面に近接する。
したがって、開閉体10は、風に煽られる等して厚さ方向へ撓んだ場合でも、撓み抑制部材60に当接するため、その撓みが抑制される。この際、この当接による衝撃及び当接音は、緩衝部材52の弾性によって緩和される。
図4に示すように開閉体10が全閉した状態では、撓み抑制部材60が、開閉体10面の幅方向の略中央部で、開閉体10の上下方向の略全長にわたって鉛直状に配置される。そして、この撓み抑制部材60の二つのリンク61a,61cの外周の緩衝部材52,52が、開閉体10面に近接する。
したがって、開閉体10は、風に煽られる等して厚さ方向へ撓んだ場合でも、撓み抑制部材60に当接するため、その撓みが抑制される。この際、この当接による衝撃及び当接音は、緩衝部材52の弾性によって緩和される。
しかも、開閉体10の全閉状態では、撓み抑制部材60が、開閉体10の幅方向の略中央部に鉛直状に配置されるため、撓み抑制部材が斜めに配設される態様と比較し、外観上の体裁を向上することができる。
特に、当該開閉装置2を窓サッシ等に装着し、撓み抑制部材60が、開閉体10と網戸又は窓の縦框との間に位置するようにすれば、撓み抑制部材60を前記縦框によって目立たなくすることができる。
特に、当該開閉装置2を窓サッシ等に装着し、撓み抑制部材60が、開閉体10と網戸又は窓の縦框との間に位置するようにすれば、撓み抑制部材60を前記縦框によって目立たなくすることができる。
<変形例>
なお、上記開閉装置1,2によれば、スライドロッド51bや、第一のリンク61a、第二のリンク61c等の長尺部材に対し、その全長にわたって緩衝部材52を設けたが、他例としては、前記長尺部材に対しその一部分に緩衝部材52を設けた態様とすることも可能である。この場合、この部分的な緩衝部材52は、少なくとも開閉体10の開閉方向及び横幅方向の略中央部を含む位置に設けるのが好ましい。
なお、上記開閉装置1,2によれば、スライドロッド51bや、第一のリンク61a、第二のリンク61c等の長尺部材に対し、その全長にわたって緩衝部材52を設けたが、他例としては、前記長尺部材に対しその一部分に緩衝部材52を設けた態様とすることも可能である。この場合、この部分的な緩衝部材52は、少なくとも開閉体10の開閉方向及び横幅方向の略中央部を含む位置に設けるのが好ましい。
また、上記開閉装置1,2によれば、スライドロッド51bや、第一のリンク61a、第二のリンク61c等の長尺部材に対し、その周方向へわたる環状に緩衝部材52を設けたが、他例としては、前記周方向の一部分に緩衝部材52を設けた態様や、周方向に分割された緩衝部材を具備する態様等とすることも可能である。この場合、部分的な緩衝部材は、少なくとも開閉体10の表面又は裏面に対向する位置に設けられる。
また、上記開閉装置1によれば、基端側ロッド51aとスライドロッド51bが筒状に重なり合う態様としたが、他例としては、これら二つの部材を、長手方向へわたる凹溝と突条の嵌め嵌め合わせによって接続し、その一方が他方に対しスライドすることで全体が伸縮する態様とすることも可能である。
また、上記開閉装置1によれば、開閉体10の閉鎖状態で単一の撓み抑制部材50が斜めに配設されるようにしたが、他例としては、二つの撓み抑制部材を交差状に配設した態様や、3以上の撓み抑制部材を適宜に並べるようにした態様等とすることも可能である。
また、上記開閉装置1によれば、撓み抑制部材50を伸縮する二つのロッドにより構成したが、他例として、特に開閉体10の開閉ストロークが比較的短い場合等には、撓み抑制部材を単一のロッドから構成することも可能である。さらに、他例としては、撓み抑制部材を伸縮可能に接続された3以上のロッドから構成することも可能である。
同様に、上記開閉装置2についても、他例としては、二つの撓み抑制部材60を左右対称に設けた態様や、複数のリンクからなる撓み抑制部材を適宜に並べた態様、撓み抑制部材50と撓み抑制部材60を適宜に組み合わせた態様等とすることも可能である。
また、上記開閉装置2によれば、特に好ましい一例として、第一のリンク61aと第二のリンク61cの双方に緩衝部材52を設けたが、他例としては、その一方の緩衝部材52を省いた態様とすることも可能である。
また、上記開閉装置1,2によれば、撓み抑制部材50,60の一端側が止着される不動部位を、収納ケース31としたが、他例としては、前記不動部位を、ガイドレール20や、下枠40、当該開閉装置1,2の装着対象となる建物等の躯体とすることも可能である。
また、本発明は上述した実施態様に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
1,2:開閉装置
10:開閉体
50,60:撓み抑制部材
51:本体部
51a:基端側ロッド
51b:スライドロッド
52:緩衝部材
61:本体部
61a:第一のリンク
61b:ヒンジ
61c:第二のリンク
10:開閉体
50,60:撓み抑制部材
51:本体部
51a:基端側ロッド
51b:スライドロッド
52:緩衝部材
61:本体部
61a:第一のリンク
61b:ヒンジ
61c:第二のリンク
Claims (7)
- 空間を仕切るように閉鎖動作する開閉体と、閉鎖状態の前記開閉体が厚さ方向へ撓むのを抑制する撓み抑制部材とを備えた開閉装置において、
前記撓み抑制部材は、閉鎖状態の前記開閉体の表部又は裏部に沿う撓み抑制位置と、前記開閉体により開閉される開口部の周囲側である収納位置との間で回動するように、少なくともその一端側が不動部位に支持された長尺状の本体部と、厚さ方向へ撓んだ際の前記開閉体を受けて弾性変形するように前記本体部に装着された緩衝部材とを具備していることを特徴とする開閉装置。 - 前記緩衝部材は、少なくとも、閉鎖状態の前記開閉体における開閉方向及び横幅方向の略中央部に近接又は接触するように設けられていることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
- 前記本体部は、一端側が開閉体開放方向側の不動部位に枢着され、他端側が前記開閉体の閉鎖方向端部側に枢着され、これら両枢着部分の間を伸縮させることを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置。
- 前記本体部は、前記不動部位に枢着された基端側ロッドと、この基端側ロッドの前記他端側に対し直線状にスライドするように接続されたスライドロッドとを具備し、前記スライドロッドは、前記他端側が前記開閉体の閉鎖方向端部側に枢着され、外面に前記緩衝部材を装着していることを特徴とする請求項3記載の開閉装置。
- 前記本体部は、一端側が開閉体開放方向側の不動部位に枢着された第一のリンクと、この第一のリンクの他端側に枢着された第二のリンクとを備え、これら二つのリンクを屈曲及び進展させるように構成され、
前記緩衝部材は、前記二つのリンクの一方又は双方に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置。 - 前記緩衝部材は、屈曲した際の前記二つのリンクの間に位置するように設けられていることを特徴とする請求項5記載の開閉装置。
- 前記緩衝部材は、前記撓み抑制部材の外周部を覆うように設けられていることを特徴とする請求項1〜6何れか1項記載の開閉装置。
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