JP2020093379A - 外傷防止カバー - Google Patents

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【課題】回転工具による組立作業時に締結対象物の外傷防止を目的とした外傷防止カバーの回転工具への着脱を容易かつ着脱時に外傷防止カバーの破損を起こさない。【解決手段】回転工具の軸方向に分割されている少なくとも二つの部材を有し、前記部材を回転工具から離脱しないように互いに係止させる係止機構を前記部材自身が有する。【選択図】図1

Description

本発明は、組立作業時に回転工具によるワークへの外傷を防止する着脱が容易な外傷防止カバーに関する。
外傷防止の工具(ソケット)用樹脂製カバーは特許文献1にあるように古くから公知であった。しかしソケット(金属)に比べて柔らかいといえど樹脂製カバーがワークに接しながら回るので、ワークにすり傷をつけるリスクは依然としてあった。これを改善する目的で、特許文献2にはソケットに対して相対回転可能な樹脂製カバーが提案されている。特許文献2の筒状樹脂製カバーは、その先端と後端にフランジ突起を有し、これらがソケットの先端と後端を係合することでソケットに装着される構造を有する。該カバーの内径はソケット外径との間に相対回転可能なようにわずかな隙間を設けているものの、前記フランジ突起の存在により作業中にカバーがソケットから脱落することはない。
実開昭56−116171号公報 特開2008−142794号公報
特許文献2の樹脂製カバーをソケットに装着するには該カバーを熱湯や高温のドライヤーなどで加温して軟化膨張させる必要がある。このため装着に手間がかかるし、装着時にフランジ突起が破損しやすい。
さらに装着使用後に該カバーが汚れたり傷付いたりした場合にはワーク保護のため交換しなければならないが、脱着作業が大変煩わしいものであった。
本発明は以上の問題点を解決する外傷防止カバーを提供することを目的とする。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、回転工具の軸方向に分割されている二つの部材を有し、前記部材を回転工具から離脱しないように互いに係止させる係止機構を有することを特徴とする回転工具の外傷防止カバーである。
本発明の外傷防止カバーは回転工具の軸方向に分割されている少なくとも二つの部材を有し、前記部材を回転工具から離脱しないように互いに係止させる係止機構を前記部材自身が有することにより、単体で構成される外傷防止カバーと比較し、脱着作業の煩わしさを解消することが可能となる。また、外傷防止カバー内径は回転工具外径との間に相対回転可能なように僅かな隙間を設けている。なお、本発明で言う「回転工具の軸方向に分割されている・・・部材」とは、カバーの部材自体が軸方向に分割される態様に限定されるものではなく、カバーの部材が回転工具の軸方向の位置で分割される態様を含むものである。
第2の発明は、前記の部材を筒状体と係止リングに限定したものである。筒状体である外傷防止カバーを回転工具に被せた後に係止リングにて係止させることで回転工具から外傷防止カバーが抜けない。係止機構をリング状にすることで回転工具に係止機構が干渉することも無く、相対回転も容易に可能となる。
第3の発明は、前記の係止リングを、装着の容易さを考慮し、弾性を有するOリングに限定したものである。外傷防止カバーを回転工具に被せた後に外傷防止カバー内部の溝に弾性材からなるOリングを装着することで回転工具から外傷防止カバーが抜けない。Oリングは弾性材のため、外傷防止カバーから外すことも容易であり、Oリングを外すことで、外傷防止カバーを回転工具から外すことが出来る。
本発明の第1の実施形態に係る外傷防止カバーの側面図(断面図)である。 (A)は本発明の第1の実施形態に係る外傷防止カバーを回転工具に装着した正面図(断面図)である。(B)は回転工具のソケット部である。 図2中a部の拡大図である。 (A)は本発明の第2の実施形態に係る筒状体の側面図である。(B)はその断面図と係止リングの側面図(断面図)である。(C)は係止リングの側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る外傷防止カバーを回転工具に装着した側面図(断面図)である。 (A)は本発明の第3の実施形態に係る筒状体の側面図(断面図)とOリングの側面図(断面図)である。(B)はOリングの正面図である。 本発明の第3の実施形態に係る外傷防止カバーを回転工具に装着した側面図(断面図)である。 図7中b部の拡大図である。 筒状体の後端側にスリットを設けた本発明の第3の実施形態を示す正面図である。 (A)(B)は図9に示した外傷防止カバーを回転工具からとり外す手段の一例を示す図である。 フランジ突起固定の従来カバーの側面図(断面図)である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて説明する。本書において、図中の製品配置は左側を先端側、右側を後端側とする。
図1に示されるように本発明である回転工具の外傷防止カバーはワークに当接可能な先端フランジ部11を有する先端側部材1とこれの外側に差し込んで脱着自在な後端側部材2を有している。後端側部材2は後端側(図中右側)に後端フランジ部21を備えている。
図2、3には本発明の外傷防止カバーを回転工具3に装着した状態を示す。先端側部材1と後端側部材2をそれぞれ回転工具3の両側から挿入、差し込んで装着する。図では先端側と後端側の2部材からなる例を示しているが、工具ソケット部31の長さに合わせて調整できるように先端側部材1と後端側部材2の間に筒部材を介入させてもよい。このようにして装着された外傷防止カバーは、ソケット部31の先端および後端ショルダーに両フランジ部11、21がかかることによってソケット部から脱落することを防ぐ。装着後の外傷防止カバーが回転工具3に対してがたつかず安定して回動できるように、外傷防止カバーの内径とソケット部31の外径との差は0.3mm〜0.6mm、両フランジ部11と21の内面間の距離はソケット部31の長さに対し0.2mm〜1mm大きく設定するのが望ましい。
図4、図5は本発明の第2の実施形態を示すものであり、筒状体4と係止リング5からなる外傷防止カバーであることを特徴とする。ここでいう係止リングとはCリングやEリングに代表される抜け止めとして一般的に使用をされるもの以外にも、本発明において抜け止めとして利用可能なリング形状のものを指す。一例としては、筒状体4に左右平行な貫通スリット41を配置することで容易に回転工具3への装着を可能とする。係止リング5は筒状体4が回転工具3から離脱しないよう、ソケット部31のショルダーにかかるように貫通スリット41に装着される。外傷防止カバーとソケットの隙間長(クリアランス)は第1の実施形態と同様である。
図6、図7は本発明の第3の実施形態を示すものであり、弾性を有するOリング6を用いた係止機構を備えることを特徴とする。筒状体4の後端側内面にはソケット部31が収まった後にOリング6が装着される内周溝7が形成されている。Oリング6の外径は筒状体4の内径より大きいが、Oリング6は弾性体であるので内周溝7への装着は容易である。装着されたOリング6はソケット部31のショルダーにかかることで筒状体4の回転工具3からの脱落を防止する。外傷防止カバーとソケットの隙間長(クリアランス)は第1の実施形態と同様である。
Oリングをオイルシールとして使用する場合、Oリングを装着する溝は角溝であることが一般的ではあるが、本発明である筒状体4の溝を角溝にするとOリング6が弾性により角溝に逃げ、筒状体4が回転工具3から抜ける可能性がある。これを防ぐために内周溝7の断面は円弧状であることが望ましい。その円弧のサイズは装着するOリング6の線径と比較し、0〜+0.2mmであることがより望ましい。作業中に回転工具3から外傷防止カバーが脱落しないようにOリング6はたわまないように内周溝7に収まらなくてはならない。このため、溝深さdはOリング6の線径の1/3〜2/3が望ましい。2/3以上の場合は回転工具3のショルダー部にOリング6が係合せず筒状体4から回転工具3が抜ける可能性がある。また1/3以下の場合は回転工具3が筒状体4からOリング6と共に抜けてしまう可能性がある。さらに原則としてOリング6の外径とそれを装着するための溝7の径は同等の大きさにする必要がある。
図9、図10は、より容易に外傷防止カバーを外すための例である。
Oリング6を外すための切欠き8を筒状体4の端部側面に設けてある。図10(A)のように切欠き8に例えばピン9など細いものを入れて、図10(B)のようにOリング6を容易に外すことが可能である。
本発明の外傷防止カバーは回転工具、外傷防止カバーのいずれかが破損しても破損した方を交換すれば再度使用可能なところから、外傷防止カバーを使用する自動車関係の組立工程におけるコスト低減、環境負荷低減に好適である。
1…先端側部材、2…後端側部材、3…回転工具、4…筒状体、5…係止リング、6…Oリング、7…筒状体内周溝、8…筒状体切欠き、9…ピン、10…従来形状の外傷防止カバー、11…フランジ突起部、d…溝深さ(円弧状)
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、工具軸の先端に該工具軸の外径より大きい外径のソケット部を有する回転工具の、該ソケット部に装着する両端に開口部を備えた筒状体と係止リングからなる回転工具の外傷防止カバーであって、前記筒状体はソケット部に装着されたときソケット部との相対回転が可能な内径を有するとともに、前記開口部の一端側にはソケット部先端に係合可能なフランジを有し、前記開口部の他端側側面には前記係止リングを装入可能な貫通スリット乃至内周溝からなる係止リング装着部を有し、前記係止リングはその最小内径が前記ソケット部の外径よりも小さく、かつ前記ソケット部が取り付けられた工具軸の外径よりも大きく形成されており、装着時に前記係止リングが、工具軸に対してソケット部が形成するショルダーの工具軸側に位置することを特徴とする回転工具の外傷防止カバーである。
本発明の外傷防止カバーは、工具軸の先端に該工具軸の外径より大きい外径のソケット部を有する回転工具の、該ソケット部に装着する両端に開口部を備えた筒状体と係止リングからなる回転工具の外傷防止カバーであって、前記筒状体はソケット部に装着されたときソケット部との相対回転が可能な内径を有するとともに、前記開口部の一端側にはソケット部先端に係合可能なフランジを有し、前記開口部の他端側側面には前記係止リングを装入可能な貫通スリット乃至内周溝からなる係止リング装着部を有し、前記係止リングはその最小内径が前記ソケット部の外径よりも小さく、かつ前記ソケット部が取り付けられた工具軸の外径よりも大きく形成されており、装着時に前記係止リングが、工具軸に対してソケット部が形成するショルダーの工具軸側に位置するように構成したことにより、単体で構成される外傷防止カバーと比較し、脱着作業の煩わしさを解消することが可能となる。上記構成にしたことにより、回転工具に係止機構が干渉することも無く、相対回転も容易に可能となる。
第2の発明は、前記の係止リングを、装着の容易さを考慮し、弾性を有するOリングに限定したものである。外傷防止カバーを回転工具に被せた後に外傷防止カバー内部の溝に弾性体からなるOリングを装着することで回転工具から外傷防止カバーが抜けない。Oリングは弾性体のため、外傷防止カバーから外すことも容易であり、Oリングを外すことで、外傷防止カバーを回転工具から外すことが出来る。

Claims (3)

  1. 回転工具の軸方向に分割されている少なくとも二つの部材を有し、前記部材を回転工具から離脱しないように互いに係止させる係止機構を前記部材自身が有することを特徴とする回転工具の外傷防止カバー。
  2. 前記部材は筒状体と係止リングであることを特徴とする請求項1記載の回転工具の外傷防止カバー。
  3. 前記係止リングは弾性を有するOリングであることを特徴とする請求項2記載の回転工具の外傷防止カバー。
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