JP2018200059A - 固定機構及びメカニカルシール - Google Patents

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Abstract

【課題】回転軸に対してスリーブを固定させるためのネジ部材が外れてしまうことを抑制させることができる固定機構及びメカニカルシールを提供する。【解決手段】第1環状部材110は、環状の胴体部110Aと、胴体部110Aからスリーブの配置側に向かって突出する環状凸部110Bと、胴体部110Aに形成され、かつ第2ネジ部材140が取り付けられる第1環状部材側取付孔112と、環状凸部110Bに形成され、かつ第1ネジ部材130がネジ締結されるネジ孔113と、を備え、第2環状部材120は、環状凸部110Bに対して回動自在に装着されると共に、第1ネジ部材130が通過可能な貫通孔と、第2ネジ部材140が取り付けられる第2環状部材側取付孔121と、を備え、第2ネジ部材140により第1環状部材110と第2環状部材120が固定された状態では、貫通孔とネジ孔113は周方向の異なる位置に位置していることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、回転軸に固定させるスリーブの固定機構及びメカニカルシールに関する。
回転軸に固定されるスリーブは、セットスクリュなどのネジ部材によって固定されるのが一般的である。このネジ部材は、スリーブを回転軸に向けて径方向外側から押さえつけることができるように構成されている。また、通常、ネジ部材は外部に露出した状態となっている。そのため、回転軸の回転によって、ネジ部材には遠心力が作用するため、経時的にネジが緩んで外れてしまうことがある。従って、回転軸に対して、スリーブ部材が移動してしまうおそれがある。
なお、メカニカルシールにおいては、回転軸などへの取り付け作業を容易にするために、メカニカルシールを構成する各種部材がユニット化されて1部品として取り扱われることが多い。この場合、ユニット化されたメカニカルシールには、上記のように、回転軸に固定されるスリーブが備えられる。
特開2005−48818号公報 特開2000−266190号公報
本発明の目的は、回転軸に対してスリーブを固定させるためのネジ部材が外れてしまうことを抑制させることができる固定機構及びメカニカルシールを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の固定機構は、
回転軸に固定させるスリーブの固定機構において、
前記回転軸に取付けられる第1環状部材と、
第1環状部材にネジ締結され、かつ前記スリーブを前記回転軸に向けて径方向外側から押さえつける第1ネジ部材と、
第1環状部材に取付けられる第2環状部材と、
第1環状部材と第2環状部材とをネジ締結させる第2ネジ部材と、
を備え、
第1環状部材は、
前記回転軸の外周面に取付けられる環状の胴体部と、
前記胴体部から前記スリーブの配置側に向かって突出する環状凸部と、
前記胴体部に軸線方向に伸びるように形成され、かつ第2ネジ部材が取り付けられる第1環状部材側取付孔と、
前記環状凸部に径方向に伸びるように形成され、かつ第1ネジ部材がネジ締結されるネジ孔と、
を備え、
第2環状部材は、
前記環状凸部に対して、該環状凸部の外周面側で回動自在に装着されると共に、
径方向に伸びるように形成され、かつ第1ネジ部材が通過可能な貫通孔と、
軸線方向に伸びるように形成され、かつ第2ネジ部材が取り付けられる第2環状部材側取付孔と、
を備え、
第2ネジ部材により第1環状部材と第2環状部材が固定された状態では、前記貫通孔と前記ネジ孔は周方向の異なる位置に位置していることを特徴とする。
本発明によれば、第1ネジ部材が第1環状部材のネジ孔にネジ締結され、かつ第2ネジ部材によって、第1環状部材と第2環状部材とがネジ締結された状態においては、第1ネジ部材の径方向外側に、第2環状部材に設けられた貫通孔が配置されていない状態となる。つまり、第1ネジ部材は第2環状部材によって蓋がされた状態となる。従って、第1ネジ部材が外れてしまうことを抑制することができる。
第1環状部材側取付孔と前記ネジ孔は、第1環状部材に対して周方向に間隔を空けて複数備えられており、
前記貫通孔と第2環状部材側取付孔は、第2環状部材に対して周方向に間隔を空けて複数備えられており、
第1ネジ部材は前記貫通孔及びネジ孔と同数備えられ、
第2ネジ部材は第1環状部材側取付孔及び第2環状部材側取付孔と同数備えられているとよい。
前記胴体部の内周面側には、前記回転軸の外周面に形成されたオネジ部にネジ締結されるメネジ部が形成されているとよい。
これにより、第1環状部材を回転軸に対して、より確実に位置決め固定させることができる。
本発明のメカニカルシールは、
回転軸とハウジングとの間の環状隙間を封止するメカニカルシールにおいて、
前記回転軸に固定されるスリーブと、
前記スリーブに対して設けられる回転環と、
前記回転環に対して摺動自在に設けられ、かつ前記ハウジングに対して設けられる固定環と、
前記回転環と固定環とを押し付ける押圧部材と、
を備えるメカニカルシールであって、
前記スリーブを前記回転軸に対して固定させる上記の固定機構を備えることを特徴とする。
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
以上説明したように、本発明によれば、回転軸に対してスリーブを固定させるためのネジ部材が外れてしまうことを抑制させることができる。
図1は本発明の実施例に係るメカニカルシールの模式的断面図である。 図2は本発明の実施例に係る固定機構の模式的断面図である。 図3は本発明の実施例に係る第1環状部材の正面図である。 図4は本発明の実施例に係る第2環状部材の正面図である。 図5は本発明の実施例に係る固定機構の組み立て説明図である。 図6は本発明の実施例に係る固定機構の組み立て説明図である。 図7は本発明の実施例に係る固定機構の組み立て説明図である。 図8は本発明の実施例に係る固定機構の組み立て説明図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図8を参照して、本発明の実施例に係る固定機構及びメカニカルシールについて説明する。図1は本発明の実施例に係るメカニカルシールの模式的断面図である。なお、図1においては、回転軸の中心軸線を含む面でメカニカルシールを切断した断面を模式的に示している。図2は本発明の実施例に係る固定機構の模式的断面図である。なお、図2においては、固定機構が取り付けられる回転軸の中心軸線を含む面で固定機構を切断した断面を模式的に示しており、かつ奥行き線は省略している。図3は本発明の実施例に係る第1環状部材の正面図である。なお、図3中のAA断面図が、図1及び図2中の第1環状部材の断面図に相当する。図4は本発明の実施例に係る第2環状部材の正面図である。なお、図4中のBB断面図が、図1及び図2中の第2環状部材の断面図に相当する。図5〜図8は本発明の実施例に係る固定機構の組み立て説明図である。なお、図5〜図8において、固定機構は模式的断面図にて示している。なお、以下の説明において、「軸線方向」とは、回転軸の中心軸線が伸びる方向を意味する。
<メカニカルシール>
本実施例に係る固定機構の説明に先立って、本実施例に係る固定機構を採用し得るメカニカルシールの一例について、図1を参照して説明する。なお、本実施例に係る固定機構は、以下に説明するメカニカルシールに拘わらず、スリーブを備える各種メカニカルシールに適用可能である。
メカニカルシール10は、回転軸200とハウジング400との間の環状隙間を封止するために用いられる。そして、メカニカルシール10は、回転軸200に固定されるスリーブ300と、スリーブ300に対して設けられる回転環500と、回転環500に対して摺動自在に設けられ、かつハウジング400に対して設けられる固定環600とを備えている。また、メカニカルシール10は、回転環500と固定環600とを押し付ける押圧部材700を備えている。本実施例に係るメカニカルシール10においては、押圧部材700は、固定環600を回転環500に向けて押圧するように構成されている。ただし、押圧部材によって、回転環を固定環に向けて押圧するように構成されるメカニカルシールもある。
そして、スリーブ300を回転軸200に対して固定させるために、本実施例に係る固定機構100が設けられている。
<固定機構>
特に、図2〜図4を参照して、本実施例に係る固定機構100について説明する。本実施例に係る固定機構100は、回転軸200に取付けられる第1環状部材110と、第1環状部材110にネジ締結され、かつスリーブ300を回転軸200に向けて径方向外側から押さえつける第1ネジ部材130とを備えている。なお、本実施例に係る第1ネジ部材130はセットスクリュである。また、固定機構100は、第1環状部材110に取付けられる第2環状部材120と、第1環状部材110と第2環状部材120とをネジ締結
させる第2ネジ部材140とを備えている。なお、本実施例に係る第2ネジ部材140はボルトである。また、本実施例に係る第1環状部材110及び第2環状部材120は、いずれも金属材料により構成される。以下、特に、第1環状部材110と第2環状部材120について、より詳細に説明する。
第1環状部材110は、回転軸200の外周面に取付けられる環状の胴体部110Aと、胴体部110Aからスリーブ300の配置側に向かって突出する環状凸部110Bとを備えている。胴体部110Aの内周面側には、回転軸200の外周面に形成されたオネジ部210にネジ締結されるメネジ部111が形成されている。また、胴体部110Aには、軸線方向に伸びるように形成され、かつ第2ネジ部材140が取り付けられる第1環状部材側取付孔112が備えられている。この第1環状部材側取付孔112は、環状凸部110Bよりも径方向外側に設けられている。この第1環状部材側取付孔112は、周方向に間隔を空けて複数設けられている。より具体的には、第1環状部材側取付孔112は、等間隔に4か所に設けられている。また、環状凸部110Bには、径方向に伸びるように形成され、かつ第1ネジ部材130がネジ締結されるネジ孔113が備えられている。このネジ孔113は、貫通孔の内周面にメネジが形成された構成である。また、ネジ孔113は、周方向に間隔を空けて複数設けられている。より具体的には、ネジ孔113は、等間隔に4か所に設けられている。本実施例においては、第1環状部材側取付孔112とネジ孔113は、周方向に対して同じ位置にそれぞれ設けられている。ただし、これら第1環状部材側取付孔112とネジ孔113は、周方向に対して異なる位置に設けてもよい。
第2環状部材120は、第1環状部材110における環状凸部110Bに対して、環状凸部110Bの外周面側で回動自在に装着される。そして、第2環状部材120には、径方向に伸びるように形成され、かつ第1ネジ部材130が通過可能な貫通孔122が備えられている。この貫通孔122は、周方向に間隔を空けて複数設けられている。より具体的には、貫通孔122は、等間隔に4か所に設けられている。また、第2環状部材120には、軸線方向に伸びるように形成され、かつ第2ネジ部材140が取り付けられる第2環状部材側取付孔121が備えられている。この第2環状部材側取付孔121は、周方向に間隔を空けて複数設けられている。より具体的には、第2環状部材側取付孔121は、等間隔に4か所に設けられている。これら貫通孔122と第2環状部材側取付孔121は、周方向に45°ずれながら交互に配置されている。
そして、第2ネジ部材140により第1環状部材110と第2環状部材120が固定された状態では、貫通孔122とネジ孔113は周方向の異なる位置に位置するように構成されている。
本実施例においては、第1ネジ部材130は貫通孔122及びネジ孔113と同数備えられている。つまり、4か所のネジ孔113に、それぞれ第1ネジ部材130がネジ締結されるように構成されている。また、第2ネジ部材140は第1環状部材側取付孔112及び第2環状部材側取付孔121と同数備えられている。つまり、4か所の第1環状部材側取付孔112及び第2環状部材側取付孔121に、それぞれ第2ネジ部材140がネジ締結されるように構成されている。
<固定機構の組み立て手順>
特に、図5〜図8を参照して、本実施例に係る固定機構100の組み立て手順について説明する。本実施例に係る固定機構100は、第1ネジ部材130がネジ孔113にねじ込まれ、かつ第2ネジ部材140によって第1環状部材110と第2環状部材120とがネジ締結された状態で、ユニット化されて、1部品として取り扱うことができる(図2参照)。また、第1ネジ部材130がネジ孔113にねじ込まれた状態において、第1ネジ部材130の径方向外側の端面が、第1環状部材110における環状凸部110Bの外周
面から飛び出ないようすることができるように構成されている。
この固定機構100を回転軸200に固定させる場合には、まず、第2ネジ部材140が取り外される。そして、第2環状部材120における貫通孔122とネジ孔113とが周方向の同じ位置になるように、第2環状部材120が環状凸部110Bに対して回転される。その後、第1ネジ部材130がねじ込み方向とは逆方向に回転され、第1ネジ部材130の先端が環状凸部110Bの内周面から飛び出さない位置まで、径方向外側に移動される(図5中、矢印S1参照)。そして、胴体部110Aがスリーブ300の先端に突き当たる位置まで、胴体部110Aの内周面に設けられたメネジ部111が回転軸200のオネジ210部にねじ込まれる(図5中、矢印S2参照)。
その後、第1ネジ部材130が完全にねじ込まれる(図6中、矢印S3参照)。本実施例においては、スリーブ300の外周面側に環状溝310が設けられている。第1ネジ部材130が完全にねじ込まれると、この環状溝310の溝底に、第1ネジ部材130の先端が突き当たるように構成されている。これにより、スリーブ300は、第1ネジ部材130によって、回転軸200に向けて径方向外側から押さえつけられる。なお、以下の説明において、「第1ネジ部材130が完全にねじ込まれる」とは、第1ネジ部材130の先端が環状溝310の溝底に突き当たるまで第1ネジ部材130がねじ込まれることを意味する。
第1ネジ部材130が完全にねじ込まれた後、第2環状部材側取付孔121と第1環状部材側取付孔112とが周方向の同じ位置になるように、第2環状部材120が環状凸部110Bに対して回転される(図7参照)。そして、第2ネジ部材140によって、第1環状部材110と第2環状部材120とがネジ締結により固定される(図8参照)。
<本実施例に係る固定機構及びメカニカルシールの優れた点>
本実施例に係る固定機構100においては、第2ネジ部材140により第1環状部材110と第2環状部材120が固定された状態では、第2環状部材120に設けられた貫通孔122と第1環状部材110に設けられたネジ孔113は周方向の異なる位置に位置する。従って、第1ネジ部材130が第1環状部材110のネジ孔113にネジ締結され、かつ第2ネジ部材140によって、第1環状部材110と第2環状部材120とがネジ締結された状態においては、第1ネジ部材130の径方向外側に、第2環状部材120に設けられた貫通孔122が配置されていない状態となる。つまり、第1ネジ部材130は第2環状部材120によって蓋がされた状態となる。従って、第1ネジ部材130が外れてしまうことを抑制することができる。
第1ネジ部材130がネジ孔113に完全にねじ込まれた状態においては、第1ネジ部材130の径方向外側の端面は、第1環状部材110における環状凸部110Bの外周面から飛び出ないように構成されている。ここで、第1ネジ部材130がネジ孔113に完全にねじ込まれた状態において、第1ネジ部材130の径方向外側の端面と、第1環状部材110における環状凸部110Bの外周面とがほぼ同一面となるように構成するのが望ましい。これにより、第1ネジ部材130の径方向外側の端面と第2環状部材120の内周面との距離がゼロ(または、ほぼゼロ)となり、第1ネジ部材130の緩みを殆どなくすことができる。なお、第1ネジ部材130がネジ孔113に完全にねじ込まれた状態において、第1ネジ部材130の径方向外側の端面と、第1環状部材110における環状凸部110Bの外周面との径方向の距離が長い程、第1ネジ部材130の径方向外側の端面と第2環状部材120の内周面との距離は長くなる。この距離が長い程、第1ネジ部材130の緩みが大きくなるおそれがあるため、当該距離は短いほどよい。
また、本実施例においては、第1環状部材110における胴体部110Aの内周面側に
は、回転軸200の外周面に形成されたオネジ部210にネジ締結されるメネジ部111が形成されている。これにより、第1環状部材110を回転軸200に対して、より確実に位置決め固定させることができる。ただし、第1環状部材110の回転軸200への取付方法については、ネジ締結に限定されることはない。例えば、嵌合や圧入により第1環状部材を回転軸に取付けるようにしてもよい。
(その他)
本実施例においては、第1環状部材110に設けられる第1環状部材側取付孔112は単なる貫通孔(メネジが形成されていない孔)として、第2環状部材120に設けられる第2環状部材側取付孔121はメネジが形成されている。これにより、第2ネジ部材140が第1環状部材側取付孔112から挿通されて、第2環状部材側取付孔121にねじ込まれて、第1環状部材110と第2環状部材120とがネジ締結される。以上のような構成を採用することで、スリーブ300の配置側とは反対側で、第2ネジ部材140の締結作業を行うことができるため、作業性に優れている。ただし、第2ネジ部材140の締結作業性に支障がなければ、スリーブ300の配置側から第2ネジ部材140の締結作業を行うような構成を採用してもよい。つまり、第2環状部材に設けられる第2環状部材側取付孔を単なる貫通孔として、第1環状部材に設けられる第1環状部材側取付孔にメネジが形成される構成を採用してもよい。この場合には、第2ネジ部材140が第2環状部材側取付孔から挿通されて、第1環状部材側取付孔にねじ込まれて、第1環状部材と第2環状部材とがネジ締結される。
10 メカニカルシール
100 固定機構
110 第1環状部材
110A 胴体部
110B 環状凸部
111 メネジ部
112 第1環状部材側取付孔
113 ネジ孔
120 第2環状部材
121 第2環状部材側取付孔
122 貫通孔
130 第1ネジ部材
140 第2ネジ部材
200 回転軸
210 オネジ部
300 スリーブ
310 環状溝
400 ハウジング
500 回転環
600 固定環
700 押圧部材

Claims (4)

  1. 回転軸に固定させるスリーブの固定機構において、
    前記回転軸に取付けられる第1環状部材と、
    第1環状部材にネジ締結され、かつ前記スリーブを前記回転軸に向けて径方向外側から押さえつける第1ネジ部材と、
    第1環状部材に取付けられる第2環状部材と、
    第1環状部材と第2環状部材とをネジ締結させる第2ネジ部材と、
    を備え、
    第1環状部材は、
    前記回転軸の外周面に取付けられる環状の胴体部と、
    前記胴体部から前記スリーブの配置側に向かって突出する環状凸部と、
    前記胴体部に軸線方向に伸びるように形成され、かつ第2ネジ部材が取り付けられる第1環状部材側取付孔と、
    前記環状凸部に径方向に伸びるように形成され、かつ第1ネジ部材がネジ締結されるネジ孔と、
    を備え、
    第2環状部材は、
    前記環状凸部に対して、該環状凸部の外周面側で回動自在に装着されると共に、
    径方向に伸びるように形成され、かつ第1ネジ部材が通過可能な貫通孔と、
    軸線方向に伸びるように形成され、かつ第2ネジ部材が取り付けられる第2環状部材側取付孔と、
    を備え、
    第2ネジ部材により第1環状部材と第2環状部材が固定された状態では、前記貫通孔と前記ネジ孔は周方向の異なる位置に位置していることを特徴とする固定機構。
  2. 第1環状部材側取付孔と前記ネジ孔は、第1環状部材に対して周方向に間隔を空けて複数備えられており、
    前記貫通孔と第2環状部材側取付孔は、第2環状部材に対して周方向に間隔を空けて複数備えられており、
    第1ネジ部材は前記貫通孔及びネジ孔と同数備えられ、
    第2ネジ部材は第1環状部材側取付孔及び第2環状部材側取付孔と同数備えられていることを特徴とする請求項1に記載の固定機構。
  3. 前記胴体部の内周面側には、前記回転軸の外周面に形成されたオネジ部にネジ締結されるメネジ部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の固定機構。
  4. 回転軸とハウジングとの間の環状隙間を封止するメカニカルシールにおいて、
    前記回転軸に固定されるスリーブと、
    前記スリーブに対して設けられる回転環と、
    前記回転環に対して摺動自在に設けられ、かつ前記ハウジングに対して設けられる固定環と、
    前記回転環と固定環とを押し付ける押圧部材と、
    を備えるメカニカルシールであって、
    前記スリーブを前記回転軸に対して固定させる請求項1,2または3に記載の固定機構を備えることを特徴とするメカニカルシール。
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