JP2020092041A - 電磁継電器 - Google Patents

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勝利 山形
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Abstract

【課題】接点に生じるジュール熱が放出されやすい電磁継電器を提供する。【解決手段】電磁継電器1は、固定端子21と、可動接触子24と、可動部3と、電磁石装置5と、接点収容部4と、ハウジング9と、空間81と、シール材7とを備える。可動部3は、可動接触子24を固定端子21に対して移動させる。電磁石装置5は、可動部3を駆動させる。接点収容部4は、固定端子21の固定接点22と可動接触子24とを収容する。ハウジング9は、接点収容部4を収容し、かつ露出開口95を有する。露出開口95で、固定端子21を外部に露出させる。空間81は、ハウジング9の内面と接点収容部4との間にある。シール材7は、空間81を、空間81が露出開口95を介してハウジング9の外部に通じないように、ハウジング9の外部から遮蔽する。熱伝導部材6は、空間81に配置される。【選択図】図3

Description

本開示は、一般に電磁継電器に関し、詳細には、可動接触子を固定接点が可動接点と接触しない状態と固定接点が可動接点と接触する状態との間で移動させる可動部と、可動部を駆動させる電磁石装置とを備える電磁継電器に関する。
特許文献1には、巻線とコイルボビンとを含む駆動装置と、駆動装置により駆動される接点装置と、巻線と電気的に接続されるリード線と、駆動装置及び接点装置を収納するハウジングとを備える電磁継電器が開示されている。
特開2017−195097号公報
電磁継電器に特に大電流を流す場合、接点に生じるジュール熱が放出されにくくなる。
本開示の課題は、接点に生じるジュール熱が放出されやすい電磁継電器を提供することである。
本開示の一態様に係る電磁継電器は、固定端子と、可動接触子と、可動部と、電磁石装置と、接点収容部と、ハウジングと、空間と、シール材とを備える。固定端子は固定接点を有する。可動接触子は可動接点を有する。可動部は、可動接触子を、固定接点が可動接点と接触しない非接触位置と固定接点が可動接点と接触する接触位置との間で、固定端子に対して移動させる。電磁石装置は、可動部を駆動させる。接点収容部は、固定端子の固定接点と可動接触子とを収容する。ハウジングは、接点収容部を収容し、かつ露出開口を有し、露出開口で固定端子を外部に露出させる。空間は、ハウジングの内面と接点収容部との間にある。シール材は、前記空間を、前記空間が露出開口を介してハウジングの外部に通じないように、ハウジングの外部から遮蔽する。ハウジングと固定端子との間で空間をハウジングの外部から遮蔽する。熱伝導部材は、シール材により遮蔽された空間に配置される。
本開示の一態様によれば、接点に生じるジュール熱が放出されやすい電磁継電器を得ることができる。
本開示の第1の実施形態に係る電磁継電器の斜視図である。 同上の電磁継電器の断面図である。 同上の電磁継電器の一部破断した斜視図である。 同上の電磁継電器の、下面側から見た斜視図である。 同上の電磁継電器の、下面側から見た分解斜視図である。 本開示の第2の実施形態に係る電磁継電器の斜視図である。 同上の電磁継電器の一部破断した斜視図である。 同上の電磁継電器の、下面側から見た斜視図である。 同上の電磁継電器の、下面側から見た分解斜視図である。
以下、本開示の実施形態について説明する。
本実施形態に係る電磁継電器1は、固定端子21と、可動接触子24と、可動部3と、電磁石装置5と、接点収容部4と、ハウジング9と、空間81(以下、第1空間81ともいう)と、シール材7と、熱伝導部材6とを備える(図1参照)。固定端子21は、固定接点22を有する。可動接触子24は、可動接点25を有する。可動部3は、可動接触子24を、固定接点22が可動接点25と接触しない非接触位置と固定接点22が可動接点25と接触する接触位置との間で、固定端子21に対して移動させる。電磁石装置5は、可動部3を駆動させる。接点収容部4は、固定端子21の固定接点22と可動接触子24とを収容する。ハウジング9は、接点収容部4を収容し、かつ露出開口95を有し、露出開口95で固定端子21を外部に露出させる。第1空間81は、ハウジング9の内面と接点収容部4との間にある。シール材7は、第1空間81が露出開口95を介してハウジング9の外部に通じないように、ハウジング9の外部から遮蔽する。熱伝導部材6は、第1空間81に配置される。
本実施形態では、接触位置において可動接触子24と固定端子21との間に電流が流れることでジュール熱が発生しても、このジュール熱が接点収容部4から熱伝導部材6及びハウジング9を通じて電磁継電器1の外部へ放出されやすい。
また、シール材7が、熱伝導部材6の作製時に熱伝導部材6又はその原料が第1空間81に配置される場合は、熱伝導部材6又はその原料が第1空間81からハウジング9の外部に漏出しにくくできる。このため、本実施形態では、接点に生じるジュール熱が放出されやすい電磁継電器1を得ることができる。
また、シール材7は、ハウジング9と固定端子21との間からの、外部からハウジング9内への異物の侵入を防止できる。
電磁継電器1は、例えば、電動車両等に備えられる。電磁継電器1は、例えば、電動車両の電源からモータへの電流の供給の有無を切り替える。
電磁継電器1の、より具体的な実施形態について説明する。なお、以下の説明において、固定接点22と可動接点25とが並んでいる方向を上下方向と規定し、可動接点25から見て固定接点22側の向きを上方、固定接点22から見て可動接点25側の向きを下方とする。第1固定接点221と第2固定接点222とが並んでいる方向を左右方向と規定し、第1固定接点221から見て第2固定接点222側の向きを左方、第2固定接点222から見て第1固定接点221側の向きを右方とする。観測者にとっての左が左方を、観測者にとっての右が右方を向く場合の、観測者にとっての前を向く向きを前方といい、観測者にとっての後を向く向きを後方といい、前方と後方とを含む方向を前後方向という。特に明示しない限り、以下の説明における上、下、前、後、左、及び右は、前述の向き及び方向に基づいて規定される。なお、これらの向き及び方向は、本実施形態に係る電磁継電器1の構造を説明するための便宜的なものであり、電磁継電器1を使用する場合の電磁継電器1の向き等を規定するものではない。また、下記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の1つに過ぎない。下記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。下記の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
第1の実施形態について、図1から図5を参照して説明する。第1の実施形態に係る電磁継電器1は、接点装置2と、電磁石装置5と、ハウジング9とを備える。ハウジング9には、接点装置2と電磁石装置5とを含む内装部品が収容されている。
内装部品について説明する(特に図2参照)。
接点装置2は、固定端子21と、可動接触子24と、接点収容部4と、可動部3とを備える。
固定端子21は、固定接点22を有する。第1の実施形態では、固定端子21は、第1固定端子211と第2固定端子212とを含み、固定接点22は第1固定接点221と第2固定接点222とを含む。第1固定端子211が第1固定接点221を有し、第2固定端子212が第2固定接点222を有する。第1固定端子211と第2固定端子212との各々は、銅などの導電性材料で作製されている。第1固定端子211と第2固定端子212とは、左右方向に並び、第1固定端子211の左方に第2固定端子212がある。第1固定端子211と第2固定端子212の各々の形状は、円柱状である。
第1固定端子211の下端に下方を向く第1固定接点221がある。第1の実施形態では、第1固定端子211は第1固定接点221と一体の部材であって、第1固定端子211の下端の部分が第1固定接点221である。なお、第1固定端子211は、第1固定端子211の本体である部材と、この本体の下端に取り付けられた本体とは別の部材である第1固定接点221とを有してもよい。また、第2固定端子212の下端に下方を向く第2固定接点222がある。第1の実施形態では、第2固定端子212は第2固定接点222と一体の部材であって、第2固定端子212の下端の部分が第2固定接点222である。なお、第2固定端子212は、第2固定端子212の本体である部材と、この本体の下端に取り付けられた本体とは別の部材である第2固定接点222とを有してもよい。
可動接触子24は、銅などの導電材料から作製される。可動接触子24は、可動接点25を有する。第1の実施形態では、可動接点25は、第1可動接点251と第2可動接点252とを含む。可動接触子24は、左右方向に長く、かつ上下方向に厚みを有する平板状である。可動接触子24は、上下方向に移動可能である。可動接触子24の上面における左右方向の二つの端部に、それぞれ第1可動接点251と第2可動接点252とがある。第1可動接点251は第1固定接点221の下方にあり、第1可動接点251と第1固定接点221とは上下方向に対向している。第2可動接点252は第2固定接点222の下方にあり、第2可動接点252と第2固定接点222とは上下方向に対向している。第1の実施形態では、可動接触子24は一体の部材であって、可動接触子24の一部が第1可動接点251、別の一部が第2可動接点252である。なお、可動接触子24は、可動接触子24の本体である平板状の部材と、この本体に取り付けられた本体とは別の第1可動接点251及び第2可動接点252とを有してもよい。
可動接触子24は、固定接点22が可動接点25と接触しない非接触位置と固定接点22が可動接点25と接触する接触位置との間で、固定端子21に対して移動可能である。第1の実施形態では、非接触位置では第1固定接点221と第2固定接点222との各々が第1可動接点251と第2可動接点252とのいずれにも接触しない。接触位置では第1固定接点221と第2固定接点222とが第1可動接点251と第2可動接点252とにそれぞれ接触する。可動接触子24は、非接触位置と接触位置との間で、上下方向に移動する。
接点収容部4は、固定端子21の固定接点22と可動接触子24とを収容する容器である。接点収容部4は、セラミック等の非磁性の耐熱性材料から作製されている。接点収容部4の形状は、下面が開口した箱状である。接点収容部4の上面には、左右方向に並んだ2つの貫通孔411がある。接点収容部4の内部の空間は、固定接点22(第1固定接点221及び第2固定接点222)と可動接触子24とを収容する収容室41である。収容室41には、例えば水素等の消弧ガスが封入されている。第1固定端子211と第2固定端子212の各々は、貫通孔411に通されている。これにより、接点収容部4は、固定端子21の固定接点22を収容する。第1固定端子211と第2固定端子212の各々の上端は、接点収容部4の上面から上方に突出している。第1固定端子211と第2固定端子212の各々は、例えば接点収容部4にろう付けによって接合されている。
接点収容部4には遮蔽部材26も配置されている。遮蔽部材26は、電気絶縁性を有している。遮蔽部材26は、例えば、セラミック又は合成樹脂等の電気絶縁性を有する材料から作製されている。遮蔽部材26は、収容室41における可動接触子24の下方に配置されている。遮蔽部材26は、固定接点22と可動接点25との間に発生するアークが、可動接触子24の前方又は後方を通って可動接触子24の下まで引き延ばされたときに、このアークに接触して更に引き延ばすことで、アークの遮蔽を促進できる。アークは、可動接触子24が接触位置から非接触位置になるときに、可動接点25と固定接点22との間に発生することがある。遮蔽部材26は、上下方向に貫通する貫通孔261を有する。
接点収容部4の外面は、固定端子21を外部に露出させる第1面421と、この第1面421につながり、かつ接点収容部4の開口と固定接点22(第1固定接点221及び第2固定接点222)と可動接触子24とを囲む第2面422とを、含む。第1の実施形態では、接点収容部4の上面が第1面421であり、接点収容部4の外周面が第2面422である。
可動部3は、ホルダ31と、駆動軸33とを備える。
ホルダ31は、収容室41に配置されている。ホルダ31は、上壁311と、上壁311につながっている下壁312と、接圧ばね32とを有している。上壁311は下壁312の上方にあり、上壁311と下壁312とは間隔をあけて上下方向に対向している。上壁311と下壁312との間には、可動接触子24が通されている。接圧ばね32は、例えば、圧縮コイルばねである。接圧ばね32は、伸縮方向が上下方向である状態で、下壁312と可動接触子24との間に配置されている。接圧ばね32は、上向きの弾性力を可動接触子24に加える。すなわち、接圧ばね32は、可動接触子24に上壁311へ向かう弾性力を可動接触子24に加える。これにより、可動接触子24が、上壁311と接圧ばね32に挟まれることで、ホルダ31に保持されている。
駆動軸33の形状は、丸棒状である。駆動軸33の軸方向は、上下方向に沿っている。駆動軸33の上端は、ホルダ31に結合されている。駆動軸33は、ホルダ31を介して、可動接触子24につながっている。駆動軸33は遮蔽部材26の貫通孔261に通されている。駆動軸33の下端は接点収容部4の下方に突出している。
電磁継電器1は、磁束発生部43を更に備える。磁束発生部43は、2つの永久磁石431を有している。2つの永久磁石431は、接点収容部4を間に挟んで、第1固定接点221と第2固定接点222が並ぶ方向(左右方向)に対向している。2つの永久磁石431は、異極を互いに対向させている。すなわち、2つの永久磁石431のうち一方のN極と他方のS極とが対向している。または、2つの永久磁石431は、同極を互いに対向させてもよい。2つの永久磁石431は、固定接点22と可動接点25との間の空間(第1固定接点221と第1可動接点251との間の空間、及び第2固定接点222と第2可動接点252との間の空間)に、左右方向の磁束を発生させる。左右方向の磁束は、固定接点22の周囲又は可動接点25の周囲に存在することが好ましい。磁束発生部43は、収容室41に磁束を発生させることで、固定接点22と可動接点25との間に発生するアークを引き延ばし、これにより迅速な消弧を可能とする。
電磁石装置5は、接点装置2における接点収容部4の下方にある。電磁石装置5は、励磁コイル51と、コイルボビン52と、可動鉄心53と、継鉄54と、復帰ばね55と、円筒部材56と、ブッシュ57とを備える。電磁石装置5は、励磁コイル51の両端が接続される二つのコイル端子を更に備える。
コイルボビン52は、例えば樹脂から作製される。コイルボビン52には、励磁コイル51が巻かれている。コイルボビン52は、2つの鍔部521、522と、円筒部523とを有している。円筒部523は上下方向の中心軸を有する円筒状である。円筒部523には、励磁コイル51が巻かれている。鍔部521は、円筒部523の上端から、円筒部523の径方向における外向きに延びている。鍔部522は、円筒部523の下端から、円筒部523の径方向における外向きに延びている。
円筒部材56の形状は、上下方向の中心軸を有し、かつ上端が開口した有底円筒状である。円筒部材56は、円筒部523に収容されている。
可動鉄心53は、磁性材料から作製されている。可動鉄心53は、円筒部材56に収容されている。可動鉄心53の形状は、上下方向の中心軸を有する円柱状である。可動鉄心53には、可動鉄心53の上面から下向きに窪んだ凹部531が形成されている。可動部3の駆動軸33は凹部531に通され、かつ駆動軸33の下端部が可動鉄心53に固定されている。
継鉄54は、励磁コイル51の通電時に励磁コイル51で発生した磁束が通る磁気回路の少なくとも一部である。継鉄54は、板状の第1の継鉄541と、板状の第2の継鉄542と、二つの板状の第3の継鉄543とを備える。第1の継鉄541は、可動接触子24と励磁コイル51との間に配置されている。第1の継鉄541は、コイルボビン52の上面に接している。第2の継鉄542は、コイルボビン52の下面に接している。二つの第3の継鉄543は、第2の継鉄542の左右両端から第1の継鉄541へ延びている。第1の継鉄541の形状は、矩形板状である。第1の継鉄541の略中央には、挿通孔544が形成されている。挿通孔544には、駆動軸33が通されている。
復帰ばね55は、例えば、圧縮コイルばねである。復帰ばね55の伸縮方向(上下方向)の第1端(上端)は、第1の継鉄541に接しており、第2端(下端)は、可動鉄心53の凹部531の底面に接している。復帰ばね55は、可動鉄心53に下向きの弾性力を加える。
ブッシュ57は、磁性材料から作製されている。ブッシュ57の形状は、円筒状である。ブッシュ57は、コイルボビン52の内周面と円筒部材56の外周面との間に配置されている。ブッシュ57は、継鉄54及び可動鉄心53とともに、励磁コイル51の通電時に発生する磁束が通る磁気回路を構成している。
電磁継電器1は、連結体42を更に備える。連結体42の形状は、矩形枠状である。連結体42は、接点収容部4にろう付けによって接合されている。さらに、連結体42は、電磁石装置5の備える継鉄54にろう付けによって接合されている。これにより、連結体42は、接点収容部4と継鉄54とを連結している。すなわち、連結体42は、電磁石装置5と接点収容部4とを連結している。これにより、接点収容部4の開口が継鉄54で閉塞される。また、これにより、電磁石装置5と電磁石装置5に連結された接点収容部4とを備える内器10が構成される。
ハウジング9について説明する。
ハウジング9は、例えば樹脂などから作製される。ハウジング9は、収容部91と閉塞部92とを備える。収容部91は、開口94を有し、接点収容部4と電磁石装置5とを収容する。第1の実施形態では、開口94は下方に向けて開いている。閉塞部92は、開口94の少なくとも一部(第1の実施形態では全部)を閉塞するように収容部91に取り付けられている。開口94は略四角形状であり、閉塞部92は、開口94の形状に対応する略四角形状である。収容部91は、上述の接点収容部4と電磁石装置5とを含む内装部品を収容する。これにより、ハウジング9は、接点収容部4と電磁石装置5とを収容する。収容部91において、上側から順に接点収容部4と、電磁石装置5と、収容部91の開口94とが配置されている。このため、電磁石装置5の下方に閉塞部92が位置し、電磁石装置5と閉塞部92とが上下方向に対向する。これにより、開口94は、電磁石装置5に対して接点収容部4とは反対側の位置にあり、電磁石装置5と接点収容部4とは開口94の開口面と直交する方向に沿って並んでいる。
ハウジング9の内面と接点収容部4との間には空間81(第1空間81)がある。ハウジング9の内面と電磁石装置5との間にも空間(第2空間82)がある。第1空間81において、ハウジング9の内面と接点収容部4との間に、磁束発生部43の永久磁石431等の接点収容部4以外の部品が部分的に介在していてもよい。第2空間82においても、ハウジング9の内面と電磁石装置5との間に、電磁石装置5以外の部品が部分的に介在していてもよい。第1の実施形態では、第1空間81は第2空間82に隣接し、第2空間82は第1空間81に通じている(特に図3参照)。すなわち、第1空間81と第2空間82とが一つの空間を構成している。
ハウジング9は、通孔93を有し、通孔93を介してハウジング9の外部とシール材7により遮蔽された第1空間81とが通じている。(図3及び4参照)。ハウジング9は通孔93を複数有してもよい。第1の実施形態では、ハウジング9は閉塞部92を貫通する通孔93を有する。閉塞部92は二つの通孔93を有している。第1の実施形態における通孔93は第2空間82に通じるが、上述のとおり第2空間82は第1空間81に通じているので、通孔93は第2空間82を介して第1空間81に通じている。第1の実施形態では、閉塞部92における二つの通孔93は、閉塞部92における対向し合う二つの隅部にそれぞれ形成されている。
ハウジング9は、接点装置2における固定端子21を外部に露出させる露出開口95を有する。露出開口95は、ハウジングの第1端部(上端部)に設けられている。通孔93は、第1端部とは反対側を向くハウジングの第2端部(下端部)に設けられている。具体的には、露出開口95は、第1固定端子211に対応する第1露出開口951と、第2固定端子212に対応する第2露出開口952とを含む。第1露出開口951と第2露出開口952とは、収容部91の上面を上下方向に貫通する。第1露出開口951と第2露出開口952とは左右方向に並んでいる。第1固定端子211における、接点収容部4から突出している部分は、第1露出開口951に挿通されており、これにより第1固定端子211の上端が第1露出開口951から上方へ突出している。これにより、第1固定端子211がハウジング9の外部に露出する。第1固定端子211と第1露出開口951との間には隙間を有している。この第1露出開口951の隙間を介してハウジング9の外部と第1空間81とが通じている。同様に、第2固定端子212における、接点収容部4から突出している部分は、第2露出開口952に挿通されており、これにより第2固定端子212の上端が第2露出開口952から上方へ突出している。これにより、第2固定端子212がハウジング9の外部に露出する。第2固定端子212と第2露出開口952との間には隙間を有している。この第2露出開口952の隙間を介してハウジング9の外部と第1空間81とが通じている。
上述のとおり、電磁継電器1は、第1空間81をハウジング9の外部から遮蔽するシール材7を備える。シール材7は、例えばシリコーンゴムなどの弾性を有するエラストマーから作製される。第1の実施形態では、電磁継電器1は、第1固定端子211のためのシール材7と、第2固定端子212のためのシール材7という、二つのシール材7を備える。二つのシール材7は、それぞれ第1露出開口951と第2露出開口952が第1空間81をハウジング9の外部に通じさせないようにシールする。これにより、シール材7は、第1露出開口951及び第2露出開口952を介して第1空間81とハウジング9とが通じる経路を遮蔽する。
より具体的には、シール材7はリング状である。第1固定端子211のためのシール材7は、接点収容部4の上面とハウジング9の内面(収容部91の内面)との間において、接点収容部4の上面に接し、かつハウジング9の内面における第1露出開口951の縁に接する。シール材7は、ハウジング9と接点収容部4とに挟まれ、圧縮変形していることが好ましい。第1固定端子211のためのシール材7は、第1固定接点221の周囲を囲んでいる。具体的には、シール材7は、第1固定接点221の外周面を囲って、この外周面に接している。同様に、第2固定端子212のためのシール材7は、接点収容部4の上面とハウジング9の内面(収容部91の内面)との間において、接点収容部4の上面に接し、かつハウジング9の内面における第2露出開口952の縁に接する。シール材7は、ハウジング9と接点収容部4とに挟まれて、圧縮変形していることが好ましい。第2固定端子212のためのシール材7は、第2固定接点222の周囲を囲んでいる。具体的には、第2固定接点222の外周面を囲って、この外周面に接している。
また、露出開口95におけるハウジング9と固定端子21との間の隙間にシール材7を配置することにより、シール材7により第1空間81をハウジング9の外部から遮蔽してもよい。
熱伝導部材6は、空気よりも高い熱伝導率を有する部材であればよい。熱伝導部材6は、例えば樹脂製である。熱伝導部材6は、例えば二液型のウレタン樹脂組成物を反応硬化させることで作製される。熱伝導部材6は、上述のとおり第1空間81に配置される。第1の実施形態では熱伝導部材6は第2空間82にも配置される。熱伝導部材6は、第1空間81の全体に配置されていてもよく、第1空間81の一部に配置されていてもよい。また熱伝導部材6は、第2空間82の全体に配置されていてもよく、第2空間82の一部に配置されていてもよい。
熱伝導部材6は、第1空間81に配置される第1部分61と、第2空間82に配置される第2部分62とを備える。第1部分61と第2部分62とは、連続的につながっている。すなわち、第1部分61と第2部分62の各々は、一つの部材である熱伝導部材6の一部である。この場合、第1部分61は、第1空間81の全体に配置されていてもよく、第1空間81の一部に配置されていてもよい。また第2部分62は、第2空間82の全体に配置されていてもよく、第2空間82の一部に配置されていてもよい。
第1空間81において、熱伝導部材6(第1部分61)は、接点収容部4に接し、かつハウジング9の内面にも接していることが好ましい。この場合、接点で生じた熱が接点収容部4から熱伝導部材6及びハウジング9を介して電磁継電器1の外部へ放出されやすい。
第2空間82において、熱伝導部材6(第2部分62)は、電磁石装置5に接し、かつハウジング9の内面にも接していることが好ましい。この場合、電磁石装置5で生じた熱が熱伝導部材6及びハウジング9を介して電磁継電器1の外部へ放出されやすい。具体的には、第2空間82は、ハウジング9と継鉄54との間の空間と、励磁コイル51と継鉄53との間の空間を含む。熱伝導部材6は、このハウジング9と継鉄54との間の空間と、励磁コイル51と継鉄53との間の空間とのうち、少なくとも一方に配置されていることが好ましく、両方に配置されていることが更に好ましい。また、熱伝導部材6は、コイルボビン52の2つの鍔部521、522との間に配置してもよい。
ここで、第1の実施形態における第1空間81は、接点収容部4の外面とハウジング9における接点収容部4を囲む部分の内面との間の空間である。上述のとおり、接点収容部4の外面は第1面421と第2面422とを含む。そのため、第1空間81は、第1面421とハウジング9の内面との間の空間と、第2面422とハウジング9の内面との間の空間とを、含む。熱伝導部材6(第1部分61)は、第1面421とハウジング9の内面との間の空間と、第2面422とハウジング9の内面との間の空間とのうち、少なくとも一方に配置されることが好ましく、両方に配置されていれば更に好ましい。この場合、接点で生じた熱が接点収容部4から熱伝導部材6及びハウジング9を介して電磁継電器1の外部へ特に放出されやすい。
第1の実施形態に係る電磁継電器1の動作について説明する。
電磁石装置5が可動部3を駆動させる電磁気力を発生させると、可動部3が駆動されることで、可動部3が可動接触子24を、非接触位置から接触位置へ移動させる。
具体的には、電磁石装置5の励磁コイル51が通電されると、励磁コイル51で発生する磁束が磁気回路を通るので、磁気回路の磁気抵抗が小さくなるように、可動鉄心53を上向きに移動させようとする電磁気力が生じる。この電磁気力が、復帰ばね55が可動鉄心53を下向きに押す力(弾性力)を上回ることで、可動鉄心53が、磁気回路における第1の継鉄541と可動鉄心53の上端との間のギャップを埋めるように、上向きに移動する。これにより、電磁石装置5が可動部3を駆動させる。
可動鉄心53が上方に移動すると、可動部3における駆動軸33及びホルダ31も上昇する。それに伴って、ホルダ31に保持されている可動接触子24が上方に移動する。その結果、可動接触子24は接触位置となる。これにより、第1固定接点221と第2固定接点222とが可動接触子24を介して電気的に接続される。すなわち、第1固定端子211と第2固定端子212とが電気的に接続される。
可動接触子24が接触位置にあるときに、励磁コイル51が通電された状態から、通電されていない状態になると、可動鉄心53を上向きに移動させる電磁気力が消滅するので、可動鉄心53は、復帰ばね55の弾性力により下向きに移動する。その結果、可動接触子24が下向きに移動し、可動接触子24は非接触位置となる。これにより、第1固定端子211と第2固定端子212とが電気的に接続されていない状態になる。
可動接触子24が接触位置にあるときに、第1固定端子211と第2固定端子212との間に電圧がかけられていると、第1固定端子211と可動接触子24との間、及び可動接触子24と第2固定端子212との間に電流が流れることで、ジュール熱が発生する。第1の実施形態では、このジュール熱が、接点収容部4から熱伝導部材6及びハウジング9を通じて電磁継電器1の外部へ放出されやすい。このため、可動接触子24及び固定端子21の温度が過剰に高くなりにくく、その結果、電磁継電器1の動作が安定しやすい。
また、シール材7は、熱伝導部材6又はその原料がシール材7により遮蔽された第1空間81に配置される際に、熱伝導部材6又はその原料が第1空間81からハウジング9の外部に漏出しにくくできる。このため、第1空間81を満たす熱伝導部材6が作製されやすい。このため、第1の実施形態では、接点に生じるジュール熱が放出されやすい電磁継電器1を、容易に得ることができる。
第1の実施形態における、熱伝導部材6を作製する方法の一例について、図5を参照して説明する。
収容部91、閉塞部92、シール材7、並びに内装部品(内器10等)を用意する。図5では、内器10以外の内装部品を省略している。
まず、内器10を含む内装部品を、収容部91の開口94から収容部91内に入れる。このとき、シール材7を、内器10と収容部91との間の、上記の説明のとおりの位置に配置する。これにより、シール材7で、第1空間81をハウジング9の外部から遮蔽する。
続いて、収容部91に閉塞部92を取り付けて、開口94を閉塞部92で閉ざす。この状態では、第1空間81及び第2空間82には熱伝導部材6は配置されていない。これにより、熱伝導部材6を備えない電磁継電器1の中間製品が得られる。
次に、中間製品を、上記の説明とは上下が逆転した状態、すなわち収容部91の開口94が上方を向く状態に、配置する。この状態で、ハウジング9の二つの通孔93(すなわち閉塞部92を貫通する二つの通孔93)のうち、一方の通孔93のみから、ハウジング9内へ、熱伝導部材6の原料を入れる。熱伝導部材6の原料は、例えば流動性を有する反応硬化性の樹脂組成物であり、例えば二液型のウレタン樹脂組成物である。いわゆる、ポッティング剤である。この場合、一方の通孔93からハウジング9内に熱伝導部材6の原料が入れられるに従って、ハウジング9内の空気等のガスがもう一方の通孔93からハウジング9の外部へ排出されやすい。そのため、ハウジング9内に熱伝導性部材の原料が入れられやすい。熱伝導部材6の原料は、例えばこの原料が第1空間81の全体を満たし、更に原料が第2空間82の一部又は全部を満たすまで、ハウジング9内に入れられる。ハウジング9内の原料の量は、通孔93を通じてハウジング9の内部を観察することで確認できる。
ハウジング9に原料を入れるときに、固定端子21は下方を向いている。そのため、ハウジング9と固定端子21との間に隙間があると、この隙間から原料が漏出してしまうおそれがある。しかし、第1の実施形態では、上述のとおり、ハウジング9に原料を入れる前から、シール材7が、露出開口95を介して第1空間81とハウジング9の外部とが通じる経路を遮蔽している。このため、固定端子21と露出開口95との隙間から原料が漏出しにくく、そのため第1空間81に原料が配置されやすい。
続いて、ハウジング9内の原料を、必要に応じて加熱するなどして、反応硬化させる。これにより、原料の硬化物からなる熱伝導部材6が作製される。
第2の実施形態について、図6から図9を参照して説明する。第2の実施形態に係る電磁継電器1では、ハウジング9が、収容部91の開口94の内周縁の一部と閉塞部92の外周縁の一部とで囲まれた、ハウジング9の外部と空間(第1空間81)とを通じさせる通孔93(以下、拡張通孔931という)を有する(図7及び図8参照)。それ以外の構成は、第1の実施形態と同じである。
第2の実施形態について、より詳しく説明する。なお、第1の実施形態の場合と同じ構成については、図面に第1の実施形態の場合と同じ符号を付して、適宜説明を省略する。
第2の実施形態におけるハウジング9は、収容部91と閉塞部92とを備える。詳しくは、ハウジング9は、下方に開いた開口94を有する中空箱型の収容部91と、収容部91の開口94の一部を閉塞するように収容部91に取り付けられた閉塞部92とを備える。
収容部91の外周面は、収容部91の下面の開口94の開口面と直交する一つの向き(左方)に突き出た拡張部912を備える(図6参照)。この拡張部912の下面には、収容部91の開口94の一部を構成する拡張開口部942がある(図8及び9参照)。これにより、第2の実施形態における開口94は、第1の実施形態における開口94と同様の四角形状の主開口部941と、主開口部941につながり、主開口部941から開口94の開口面と直交する一つの向きに突出する拡張開口部942とを有する。
第2の実施形態における閉塞部92は、主開口部941の形状に対応する四角形状である。閉塞部92は、開口94の一部である主開口部941を閉塞し、拡張開口部942は閉塞しないように、収容部91に取り付けられている。
第2の実施形態では、ハウジング9は、ハウジング9の外部と第1空間81とを通じさせる通孔93を有する。第2の実施形態では、ハウジング9は通孔93を三つ有する。第2の実施形態では、第1の実施形態と同様のハウジング9は閉塞部92を貫通する二つの通孔93を有する。さらに、ハウジング9は、上述の拡張開口部942で構成される拡張通孔931を有する。拡張通孔931は、収容部91の開口94の内周縁の一部である拡張開口部942の縁と、閉塞部92の外周縁の一部とで囲まれている。拡張通孔931も、拡張通孔931以外の通孔93と同様、第2空間82に通じるが、第2空間82は第1空間81に通じているので、拡張通孔931は第2空間82を介して第1空間81に通じている。
第2の実施形態における、熱伝導部材6を作製する方法の一例について、図9を参照して説明する。
収容部91、閉塞部92、シール材7、並びに内装部品(内器10等)を用意する。図9では、内器10以外の内装部品を省略している。
第1の実施形態と同様に、まず、内器10を含む内装部品を、収容部91の開口94から収容部91内に入れる。このとき、シール材7を、内器10と収容部91との間の、上記の説明のとおりの位置に配置する。これにより、シール材7で、第1空間81を、第1空間81が露出開口95を介してハウジング9の外部と通じないように、ハウジング9の外部から遮蔽する。
続いて、収容部91に閉塞部92を取り付けて、開口94を閉塞部92で閉ざす。この状態では、第1空間81及び第2空間82には熱伝導部材6は配置されていない。これにより、熱伝導部材6を備えない電磁継電器1の中間製品が得られる。
次に、中間製品を、上記の説明とは上下が逆転した状態、すなわち収容部91の開口94が上方を向く状態に、配置する。この状態で、ハウジング9の三つの通孔93(すなわち閉塞部92を貫通する二つの通孔93と拡張通孔931)のうち、一つ又は二つの通孔93から、ハウジング9内へ、熱伝導部材6の原料を入れる。この場合、一つ又は二つの通孔93からハウジング9内に熱伝導部材6の原料が入れられるに従って、ハウジング9内のガスが残りの通孔93からハウジング9の外部へ排出されやすい。そのため、ハウジング9内に熱伝導性部材の原料が入れられやすい。熱伝導部材6の原料は、例えばこの原料が第1空間81の全体を満たし、更に原料が第2空間82の一部又は全部を満たすまで、ハウジング9内に入れられる。ハウジング9内の原料の量は、通孔93を通じてハウジング9の内部を観察することで確認できる。特に、拡張通孔931を、原料の量を確認しやすい位置にあると、拡張通孔931を利用して原料の量を容易に確認することができる。
第2の実施形態でも、ハウジング9に原料を入れるときに、シール材7がハウジング9と固定端子21との間で第1空間81をハウジング9の外部から遮蔽しているため、ハウジング9と固定端子21との間に隙間から原料が漏出しにくい。そのため第1空間81に原料が配置されやすい。
続いて、ハウジング9内の原料を、必要に応じて加熱するなどして、反応硬化させる。これにより、原料の硬化物からなる熱伝導部材6が作製される。
本開示は、上記の実施形態には限られない。例えば本開示は、上記の実施形態における具体的な構成を変更した変形例を含みうる。以下に本開示の変形例を示す。なお、下記において、上記の実施形態と同じ構成については、同じ符号を付して、詳細な説明を適宜省略する。
第1の実施形態及び第2の実施形態では、熱伝導部材6は第1空間81と第2空間82に配置されているが、熱伝導部材6は第1空間81のみに配置されていてもよい。また、熱伝導部材6は第1空間81の全体を満たしていることが好ましいが、第1空間81の一部のみを満たしていてもよい。ただし、上述のとおり、熱伝導部材6は、第1面421とハウジング9の内面との間の空間と、第2面422とハウジング9の内面との間の空間とのうち、少なくとも一方に配置されることが好ましく、両方に配置されていれば更に好ましい。
熱伝導部材6は、ハウジング9の内面と接点収容部4の外面とのうち、少なくとも一方に接していることが好ましく、上記の実施形態のように両方に接していればより好ましいが、ハウジング9の内面と接点収容部4の外面とのいずれにも接していなくてもよい。
接点収容部4の構成は、固定端子21の固定接点22と可動接触子24とを収容するのであれば、上記の実施形態に限られない。また、可動部3の構成は、電磁石装置5によって駆動して可動接触子24を移動させることができるのであれば、上記の実施形態に限られない。可動部3は、電磁石装置5から可動接触子24へ可動接触子24を移動させるための動力を伝達する適宜の機械要素の組み合わせで構成されうる。
上記の実施形態ではシール材7はリング状であるが、シール材7は、固定端子21の形状等に応じた適宜の形状を有してよい。また、上記の実施形態ではシール材7はエラストマーであるが、第1空間81をハウジング9の外部から遮蔽できるのであれば、シール材7は硬質な部材であってもよい。
第2の実施形態では、ハウジング9は複数の通孔93を有するが、ハウジング9は通孔93を一のみ有してもよい。その場合、ハウジング9は、例えば閉塞部92を貫通する一つの通孔93のみを有してもよく、拡張通孔931のみを有してもよい。
通孔93の位置は、第1空間81に通じるのであれば、いかなる位置でもよい。例えば通孔93は、ハウジング9の側面にあってもよい。また、上記の実施形態では通孔93は第2空間82を介して第1空間81に通じているが、通孔93は第1空間81に直接通じていてもよい。
上記の実施形態ではハウジング9は一つの収容部91と一つの閉塞部92との組み合わせであるが、ハウジング9は三つ以上の部材の組み合わせでもよい。例えば、上記の実施形態における収容部91が、下方に開口する箱状の部材と、この部材に取り付けられた筒状の部材との組み合わせであってもよい。
本開示に係る電磁継電器1は、特に電磁継電器1に大電流が流される場合に、接点に生じるジュール熱が放出されやすくなる作用が、顕著に現れる。ただし、本開示に係る電磁継電器1の用途は、大電流が流されることに限られない。電磁継電器1に流される電流の値にかかわらず、本開示では、接点に生じるジュール熱が放出されやすくなるという作用が得られる。
上記の実施形態では露出開口95は丸孔であるが、露出開口95は、固定端子部21をハウジング9の外部に露出させうるのであればいかなる形状を有してもよい。また、露出開口95は孔には限られず、例えば切り欠き状の形状を有してもよい。
本開示は、上記の実施形態及び変形例だけでなく、上記の実施形態及び変形例の組合せも含む。
以上、説明した実施形態及び変形例から明らかなように、本開示の第1の態様に係る電磁継電器(1)は、固定端子(21)と、可動接触子(24)と、可動部(3)と、電磁石装置(5)と、接点収容部(4)と、ハウジング(9)と、空間(81)と、シール材(7)とを備える。固定端子(21)は固定接点(22)を有する。可動接触子(24)は可動接点(25)を有する。可動部(3)は、可動接触子(24)を、固定接点(22)が可動接点(25)と接触しない非接触位置と固定接点(22)が可動接点(25)と接触する接触位置との間で、固定端子(21)に対して移動させる。電磁石装置(5)は、可動部(3)を駆動させる。接点収容部(4)は、固定端子(21)の固定接点(22)と可動接触子(24)とを収容する。ハウジング(9)は、接点収容部(4)を収容し、かつ露出開口(95)を有し、露出開口(95)で固定端子(21)を外部に露出させる。空間(81)は、ハウジング(9)の内面と接点収容部(4)との間にある。シール材(7)は、空間(81)を、空間(81)が露出開口(95)を介してハウジング(9)の外部に通じないように、ハウジング(9)の外部から遮蔽する。熱伝導部材(6)は、シール材(7)により遮蔽された空間(81)に配置される。
第1の態様によると、接触位置で固定接点(22)と可動接点(25)とが導通してジュール熱が発生しても、ジュール熱が接点収容部(4)から熱伝導部材(6)及びハウジング(9)を通じて電磁継電器(1)の外部へ放出されやすい。また、シール材(7)は、熱伝導部材(6)又はその原料が空間(81)に配置される際に熱伝導部材(6)又はその原料が空間(81)からハウジング(9)の外部に漏出しにくくできる。
第2の態様に係る電磁継電器(1)では、第1の態様において、ハウジング(9)は、接点収容部(4)と電磁石装置(5)とを収容する。電磁継電器(1)は、ハウジング(9)と電磁石装置(5)との間にある第2空間(82)を備える。空間(81)を第1空間(81)とする。熱伝導部材(6)は、第1空間(81)と第2空間(82)に配置されている。
第2の態様によると、電磁石装置(5)で発生する熱も、熱伝導部材(6)及びハウジング(9)を通じて電磁継電器(1)の外部へ放出されやすい。
第3の態様に係る電磁継電器(1)では、第2の態様において、第2空間(82)は第1空間(81)に通じている。熱伝導部材(6)は、第1空間(81)に配置される第1部分(61)と、第2空間(82)に配置され、第1部分(61)と連続的につながった第2部分(62)とを有する。
第3の態様によると、熱伝導部材(6)が第1空間(81)から第2空間(82)にわたって存在することで、電磁継電器(1)から熱が更に放出されやすくなる。
第4の態様に係る電磁継電器(1)は、第2又は第3の態様において、電磁石装置(5)は、励磁コイル(51)と、励磁コイル(51)が巻かれたコイルボビン(52)と、励磁コイル(51)の通電により生じる磁束が通る磁気回路を構成する継鉄(53)と、を有する。熱伝導部材(6)は、第2空間(82)におけるハウジング(9)と継鉄(53)との間、及び励磁コイル(51)と継鉄(53)との間に配置されている。
第4の態様によると、電磁継電器(1)から熱伝導部材(6)を通じて熱が更に放出されやすくなる。
第5の態様に係る電磁継電器(1)では、第1から第4のいずれか一の態様において、熱伝導部材(6)は、樹脂製である。
第5の態様によると、熱伝導部材(6)が第1空間(81)内で成形されやすい。
第6の態様に係る電磁継電器(1)では、第1から第5のいずれか一の態様において、ハウジング(9)は、通孔(93)を有する。通孔(93)を介してハウジング(9)の外部とシール材(7)により遮蔽された空間(81)とが通じている。
第6の態様によると、通孔(93)を通してハウジング(9)の外部から空間(81)へ熱伝導部材(6)の原料を入れてから空間(81)内で熱伝導部材(6)を作製することができ、このため熱伝導部材(6)を作製しやすい。このため、熱伝導部材(6)を有する電磁継電器(1)を実現しやすい。
第7の態様に係る電磁継電器(1)では、第6の態様において、露出開口(95)は、ハウジング(9)の第1端部に設けられ、通孔(93)は、第1端部とは反対側を向くハウジング(9)の第2端部に設けられている。
第7の態様によると、熱伝導部材(6)の作製時には、露出開口(95)を下方に、通孔(93)を上方に向けて、通孔(93)からハウジング(9)内に熱伝導部材(6)の原料を入れることで、原料を空間(81)に供給しやすくなる。
第8の態様に係る電磁継電器(1)では、第6又は第7の態様において、ハウジング(9)は、通孔(93)を複数有する。
第8の態様によると、熱伝導部材(6)の作製時には、複数の通孔(93)のうち、いずれかの通孔(93)を利用してハウジング(9)内に熱伝導部材(6)の原料を入れることができる。さらに、残りの通孔(93)を利用してハウジング(9)内のガスの排出を促進してハウジング(9)内への原料の流入を促進できる。
第9の態様に係る電磁継電器(1)は、第1から第8のいずれか一の態様において、ハウジング(9)は、収容部(91)と閉塞部(92)とを有する。収容部(91)は、開口(94)を有し、接点収容部(4)と電磁石装置(5)とを収容する。閉塞部(92)は、開口(94)の少なくとも一部を閉塞するように収容部(91)に取り付けられる。
第9の態様によると、熱伝導部材(6)の作製時には、開口(94)から収容部(91)内に接点収容部(4)と電磁石装置(5)とを収容してから、ハウジング(9)内に熱伝導部材(6)を配置することができる。
第10の態様に係る電磁継電器(1)では、第9の態様において、ハウジング(9)の開口(94)は、電磁石装置(5)に対して接点収容部(4)とは反対側の位置にあり、電磁石装置(5)と接点収容部(4)とは開口(94)の開口面と直交する方向に沿って並んでいる。
第11の態様に係る電磁継電器(1)では、第9又は第10の態様において、ハウジング(9)は、閉塞部(92)を貫通し、ハウジング(9)の外部と空間(81)とを通じさせる通孔(93)を有する。
第11の態様によると、収容部(91)の開口(94)を閉塞部(92)で閉塞してから、通孔(93)を利用して熱伝導部材(6)の原料をハウジング(9)内に入れることができる。
第12の態様に係る電磁継電器(1)では、第9から第11のいずれか一の態様において、ハウジング(9)は、通孔(93)(拡張通孔(931))を有する。通孔(93)は、収容部(91)の開口(94)の内周縁の一部と閉塞部(92)の外周縁の一部とで囲まれた、ハウジング(9)の外部と空間(81)とを通じさせる。
第12の態様によると、収容部(91)の開口(94)を閉塞部(92)で閉塞してから、通孔(93)を利用して熱伝導部材(6)の原料をハウジング(9)内に入れることができる。
第13の態様に係る電磁継電器(1)では、第1から第12のいずれか一の態様において、シール材(7)は、固定端子(21)の周囲を囲んでいる。
第13の態様によると、シール材(7)は、空間(81)を、空間(81)が露出開口(95)と固定端子(21)との間の隙間を介してハウジング(9)の外部に通じないように、ハウジング(9)の外部から遮蔽できる。
第14の態様に係る電磁継電器(1)では、第1から第13のいずれか一の態様において、シール材(7)は、ハウジング(9)と接点収容部(4)とに挟まれている。
第14の態様によると、シール材(7)は、空間(81)を、空間(81)がハウジング(9)と接点収容部(4)との隙間を介してハウジング(9)の外部に通じないように、ハウジング(9)の外部から遮蔽できる。
第15の態様に係る電磁継電器(1)では、第1から第14のいずれか一の態様において、固定端子(21)は、第1固定端子(211)と第2固定端子(212)とを含む。固定接点(22)は、第1固定端子(211)の有する第1固定接点(221)と、前記第2固定端子(212)の有する第2固定接点(222)とを含む。可動接点(25)は、第1可動接点(251)と第2可動接点(252)とを含む。非接触位置では第1固定接点(221)と第2固定接点(222)との各々が第1可動接点(251)と第2可動接点(252)とのいずれにも接触しない。接触位置では第1固定接点(221)と第2固定接点(222)とが第1可動接点(251)と前記第2可動接点(252)とにそれぞれ接触する。可動部(3)は、可動接触子(24)を、非接触位置と接触位置との間で、固定端子(21)に対して一方向に移動させる。
1 電磁継電器
21 固定端子
211 第1固定端子
212 第2固定端子
22 固定接点
221 第1固定接点
222 第2固定接点
24 可動接触子
25 可動接点
251 第1可動接点
252 第2可動接点
3 可動部
4 接点収容部
5 電磁石装置
6 熱伝導部材
61 第1部分
62 第2部分
7 シール材
81 空間(第一空間)
82 第2空間
9 ハウジング
91 収容部
92 閉塞部
93 通孔
94 開口
95 露出開口

Claims (15)

  1. 固定接点を有する固定端子と、
    可動接点を有する可動接触子と、
    前記可動接触子を、前記固定接点が前記可動接点と接触しない非接触位置と前記固定接点が前記可動接点と接触する接触位置との間で、前記固定端子に対して移動させる可動部と、
    前記可動部を駆動させる電磁石装置と、
    前記固定接点と前記可動接点とを収容する接点収容部と、
    前記接点収容部を収容し、かつ露出開口を有し、前記露出開口で前記固定端子を外部に露出させるハウジングと、
    前記ハウジングの内面と前記接点収容部との間にある空間と、
    前記空間を、前記空間が前記露出開口を介して前記ハウジングの外部に通じないように、前記ハウジングの外部から遮蔽するシール材と、
    前記シール材により遮蔽された前記空間に配置される熱伝導部材と、
    を備える電磁継電器。
  2. 前記ハウジングは、前記接点収容部と前記電磁石装置とを収容し、
    前記ハウジングと前記電磁石装置との間にある第2空間を更に備え、
    前記空間を第1空間とし、
    前記熱伝導部材は、前記第1空間と前記第2空間に配置されている、
    請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記第2空間は前記第1空間に通じており、
    前記熱伝導部材は、前記第1空間に配置される第1部分と、前記第2空間に配置されている、前記第1部分と連続的につながった第2部分とを有する、
    請求項2に記載の電磁継電器。
  4. 前記電磁石装置は、励磁コイルと、前記励磁コイルが巻かれたコイルボビンと、前記励磁コイルの通電により生じる磁束が通る磁気回路を構成する継鉄と、を有し、
    前記熱伝導部材は、前記第2空間における前記ハウジングと前記継鉄との間、及び前記励磁コイルと前記継鉄との間に配置された、
    請求項2または3に記載の電磁継電器。
  5. 前記熱伝導部材は、樹脂製である、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の電磁継電器。
  6. 前記ハウジングは、通孔を有し、前記通孔を介して前記ハウジングの外部と前記シール材により遮蔽された前記空間とが通じている、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の電磁継電器。
  7. 前記露出開口は、前記ハウジングの第1端部に設けられ、
    前記通孔は、前記第1端部とは反対側を向く前記ハウジングの第2端部に設けられた、
    請求項6に記載の電磁継電器。
  8. 前記ハウジングは、前記通孔を複数有する、
    請求項6又は7に記載の電磁継電器。
  9. 前記ハウジングは、
    開口を有し、前記接点収容部と前記電磁石装置とを収容する収容部と、
    前記開口の少なくとも一部を閉塞するように前記収容部に取り付けられた閉塞部と、を有する、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の電磁継電器。
  10. 前記ハウジングの前記開口は、前記電磁石装置に対して前記接点収容部とは反対側の位置にあり、前記電磁石装置と前記接点収容部とは前記開口の開口面と直交する方向に沿って並んでいる、
    請求項9に記載の電磁継電器。
  11. 前記ハウジングは、前記閉塞部を貫通し、前記ハウジングの外部と前記空間とを通じさせる通孔を有する、
    請求項9又は10に記載の電磁継電器。
  12. 前記ハウジングは、前記収容部の前記開口の内周縁の一部と前記閉塞部の外周縁の一部とで囲まれた、前記ハウジングの外部と前記空間とを通じさせる通孔を有する、
    請求項9から11のいずれか一項に記載の電磁継電器。
  13. 前記シール材は、前記固定端子の周囲を囲んでいる、
    請求項1から12のいずれか一項に記載の電磁継電器。
  14. 前記シール材は、前記ハウジングと前記接点収容部とに挟まれている、
    請求項1から13のいずれか一項に記載の電磁継電器。
  15. 前記固定端子は、第1固定端子と第2固定端子とを含み、
    前記固定接点は、前記第1固定端子の有する第1固定接点と、前記第2固定端子の有する第2固定接点とを含み、
    前記可動接点は、第1可動接点と第2可動接点とを含み、
    前記非接触位置では前記第1固定接点と前記第2固定接点との各々が前記第1可動接点と前記第2可動接点とのいずれにも接触せず、前記接触位置では前記第1固定接点と前記第2固定接点とが前記第1可動接点と前記第2可動接点とにそれぞれ接触し、
    前記可動部は、前記可動接触子を、前記非接触位置と前記接触位置との間で、前記固定端子に対して一方向に移動させる、
    請求項1から14のいずれか一項に記載の電磁継電器。
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