JP2020091222A - 荷重センサ - Google Patents

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JP2020091222A
JP2020091222A JP2018229120A JP2018229120A JP2020091222A JP 2020091222 A JP2020091222 A JP 2020091222A JP 2018229120 A JP2018229120 A JP 2018229120A JP 2018229120 A JP2018229120 A JP 2018229120A JP 2020091222 A JP2020091222 A JP 2020091222A
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杉山 雄太
Yuta Sugiyama
雄太 杉山
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Abstract

【課題】小型化が可能な荷重センサを提供する。【解決手段】荷重センサ1は、第1乃至第4のコイル11〜14がブリッジ接続されたブリッジ回路10と、検出対象の荷重が作用する検出軸部21と荷重が作用しない基準軸部22とを有する磁歪材2とを備える。ブリッジ回路10は、第2のコイル12が第1のコイル11に直列に接続されると共に、第4のコイル14が第3のコイル13に直列に接続され、かつ第1及び第2のコイル11,12と第3及び第4のコイル13,14とが並列に接続され、検出軸部21の外周に第2及び第3のコイル12,13が配置され、基準軸部22の外周に第1及び第4のコイル11,14が配置されている。磁歪材2は、検出軸部21と基準軸部22とが、荷重が作用する方向に並んで設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、荷重を検出する荷重センサに関する。
従来、外部から受ける荷重の大きさに応じて磁性体の透磁率が変化する磁歪効果を利用して、その荷重の大きさを検出するセンサが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、所定の検出方向の応力を受ける磁性体からなる応力受け部材と、検出方向における応力受け部材の変形量を検出するための一対の第1の検出部と、前記検出方向に直交する方向における応力受け部材の変形量を検出するための一対の第2の検出部とを備えたセンサ(応力センサ)が記載されている。第1の検出部及び第2の検出部は、応力受け部材の表面に交差する方向に磁界を発生させるコイルからなり、各コイルがフレキシブル基板の配線パターンにより形成されている。このフレキシブル基板は、円柱状の応力受け部材の外周面を囲うように取り付けられている。
第1の検出部としてのコイルは、検出方向に対して平行な方向の長さが検出方向に対して直交する方向の長さよりも長く、第2の検出部としてのコイルは、検出方向に対して直交する方向の長さが検出方向に対して平行な方向の長さよりも長い。また、一対の第1の検出部及び一対の第2の検出部は、ブリッジ回路を構成し、このブリッジ回路における第1の検出部と第2の検出部との間の2つの節点の電位差に基づいて応力受け部材に作用する応力が検出される。
特開2015−215233号公報(図4乃至図7参照)
このようなセンサは、用途や使用される部位によっては小型化が必要な場合がある。しかし、特許文献1に記載のものでは、円柱状の応力受け部材の外周面に沿って4つのコイルが並んで配置される構成上、小型化に制約があり、用途や使用される部位によっては、適用が難しい場合があった。
また、感度を確保し消費電流を抑制するためにはコイルのインダクタンスを大きくする必要がある。コイルのインダクタンスは、コイルの面積と巻き数の2乗に比例する。しかし、フレキシブル基板にコイルを形成して外周面に配置する方式では、コイルの面積と巻き数を増やすのには限界があり、高感度化が難しかった。
そこで、本発明は、小型化が可能で、高感度な荷重センサを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、第1乃至第4のコイルがブリッジ接続されたブリッジ回路と、検出対象の荷重が作用する検出軸部と前記荷重が作用しない基準軸部とを有する磁歪材と、を備え、前記ブリッジ回路は、前記第2のコイルが前記第1のコイルに直列に接続されると共に、前記第4のコイルが前記第3のコイルに直列に接続され、かつ前記第1及び第2のコイルと前記第3及び第4のコイルとが並列に接続され、前記検出軸部の外周に前記第2及び第3のコイルが配置され、前記基準軸部の外周に前記第1及び第4のコイルが配置され、前記磁歪材は、前記検出軸部と前記基準軸部とが、前記荷重が作用する方向に並んで設けられている、荷重センサを提供する。
本発明によれば、荷重センサの小型化と、高感度化が可能となる。
(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る荷重センサを示す断面図である。(b)は、荷重センサにおける第2及び第4のコイルを示す断面図である。(c)は、荷重センサにおける第1及び第3のコイルを示す断面図である。(d)は第1乃至第4のコイルによるブリッジ回路を示す回路図である。 荷重センサの分解斜視図である。 (a)は、本発明の第2の実施の形態に係る荷重センサを示す断面図である。(b)は、シールド部材を示す斜視図である。 (a)は、第1の実施の形態の変形例1に係る荷重センサを示す断面図である。(b)は、第2のコイルを示す断面図である。(c)は、第1のコイルを示す断面図である。(d)は、ブリッジ回路を示す回路図である。 (a)は、第1の実施の形態の変形例2に係る荷重センサを示す断面図である。(b)は、第2のコイルを示す断面図である。(c)は、第4のコイルを示す断面図である。(d)は、ブリッジ回路を示す回路図である。
[第1の実施の形態]
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る荷重センサを示す断面図である。図1(b)は、荷重センサにおける第2及び第4のコイルを示す断面図である。図1(c)は、荷重センサにおける第1及び第3のコイルを示す断面図である。図1(d)は第1乃至第4のコイルによるブリッジ回路を示す回路図である。図2は、荷重センサの分解斜視図である。
この荷重センサ1は、ブリッジ接続された第1乃至第4のコイル11〜14からなるブリッジ回路10と、荷重が作用することにより透磁率が変化する磁歪材2と、鉄等の軟磁性体からなる第1及び第2の磁性リング31,32と、磁歪材2に取り付けられた有底筒状のキャップ4とを有している。第1乃至第4のコイル11〜14のそれぞれは、ブリッジ回路10を構成するインピーダンス要素である。
磁歪材2は、例えばクロム鋼又はクロムモリブデン鋼からなる鋼材であり、より具体的にはJIS規格のSCr420H又はSCM420Hからなる。また、磁歪材2は、全体が浸炭焼入れ焼戻し処理されていると共に、少なくとも第1乃至第4のコイル11〜14が取り付けられる部分にショットピーニングが施されている。浸炭焼入れ焼戻し処理を施すことによって、磁歪材2の靱性を含む機械的強度を高めることができる。また、熱処理後にショットピーニングを施すことで、その表面にマルテンサイト変態(無拡散変態)を生じさせて非磁性のオーステナイトを減少させ、強磁性のマルテンサイトを増大させることができる。その結果、磁歪材2の表面における非磁性領域が減少して磁性領域が増大することにより、荷重が付与された際の透磁率の変化が大きくなる。
磁歪材2は、検出対象の荷重が作用する検出軸部21と荷重が作用しない基準軸部22と、検出軸部21と基準軸部22との間に設けられたフランジ部23とを有している。本実施の形態では、検出軸部21、基準軸部22、及びフランジ部23が一体に形成されている。検出軸部21及び基準軸部22は、共に円柱状であり、その軸方向長さ及び直径が共通である。
検出軸部21と基準軸部22とは、検出対象の荷重が作用する方向に並んで設けられている。フランジ部23は、検出軸部21及び基準軸部22よりも大径の円盤状である。図1では、荷重が作用する方向を矢印で示している。荷重センサ1は、キャップ4が取付対象部材8に取り付けられており、検出軸部21及び基準軸部22の中心軸線C(図2に示す)と平行な方向の荷重を検出する。
荷重センサ1は、検出軸部21に検出対象の荷重が作用すると共に、基準軸部22には荷重が作用しないように構成されている。本実施の形態では、フランジ部23から検出対象の荷重を受ける受け部材としてのキャップ4により、基準軸部22に荷重が作用しないように構成されている。
キャップ4は、磁気シールド効果を有する金属からなり、フランジ部23から軸方向の荷重を受ける円筒状の受け部41と、受け部41の軸方向一側を閉塞する底部42とを一体に有している。この金属としては、例えばパーマロイ等の鉄系金属を好適に用いることができる。受け部41は、底部42側とは反対側の端部が磁歪材のフランジ部23に当接し、フランジ部23から検出対象の荷重を受ける。
キャップ4は、受け部41がフランジ部23の複数のボルト挿通孔230に挿通された複数のボルト6によって磁歪材2に固定されている。受け部41は、フランジ部23における基準軸部22側の端面に当接しており、フランジ部23と取付対象部材8との間に配置されている。これにより、検出軸部21に付与された荷重がフランジ部23からキャップ4の受け部41に伝達され、基準軸部22には作用しない。基準軸部22とキャップ4の底部42とは、隙間を介して軸方向に向かい合っている。
ブリッジ回路10は、図1(d)に示すように、第2のコイル12が第1のコイル11に直列に接続されると共に、第4のコイル14が第3のコイル13に直列に接続されている。また、第1及び第2のコイル11,12と第3及び第4のコイル13,14とが並列に接続されている。第2及び第3のコイル12,13は、樹脂等の非磁性体からなるボビン71を介して検出軸部21の外周に配置されている。第1及び第4のコイル11,14は、同じく樹脂等の非磁性体からなるボビン72を介して検出軸部21の外周に配置されている。
図1(b)に示すように、第1及び第2のコイル11,12は、ボビン71の外周にバイファイラ巻きされている。バイファイラ巻きとは、2つのコイルのそれぞれの巻線を巻き回す際の同一ターンが互いに沿うように巻く巻き方である。図1(b)では、第1のコイル11の巻線と第2のコイル12の巻線とを、断面を示すハッチングの向きを変えて区別して示している。また、図1(c)に示すように、第1及び第4のコイル11,14は、ボビン72の外周にバイファイラ巻きされている。第1乃至第4のコイル11〜14の巻き数は共通である。
なお、これらのコイル巻線の巻き方は、バイファイラ巻きに限らず、レイヤ巻きであってもよい。レイヤ巻きとは、一方のコイルの巻線を1層目に巻き回し、他方のコイルの巻線をその外側の2層目に巻き回す巻き方である。その際、第1及び第3のコイル11,13のインピーダンス、ならびに第2及び第4のコイル12,14のインピーダンスが等しくなるように、それぞれを同じ層に巻くことが望ましい。また、ボビン71,72を用いることなく、第1乃至第4のコイル11〜14を検出軸部21及び基準軸部22の外周面に直接巻き回してもよい。
第1及び第2のコイル11,12ならびに第1及び第4のコイル11,14は、それぞれバイファイラ巻き又はレイヤ巻きすることにより、検出軸部21及び基準軸部22の外周面の全周にわたって直接、又はボビン71,72を介して巻き回されている。このため、検出軸部21及び基準軸部22の軸方向の位置によって荷重による応力分布のばらつきや局所的な不均一性があっても、その影響を受けて荷重の検出精度が低下してしまうことが抑制される。
ボビン71,72は、例えば接着により検出軸部21及び基準軸部22にそれぞれ固定されている。なお、ボビン71,72をボルトによって検出軸部21及び基準軸部22に固定してもよく、ボビン71,72を検出軸部21及び基準軸部22と一体にモールド成形してもよい。
第1及び第2の磁性リング31,32は、例えば接着によってボビン71,72の外周にそれぞれ固定されている。なお、ボビン71,72を第1及び第2の磁性リング31,32と一体にモールド成形してもよい。
キャップ4の受け部41は、基準軸部22ならびに第1及び第4のコイル11,14の外周に配置された筒状であり、第1及び第4のコイル11,14を収容している。これにより、例えば電動モータ等から発生する外部の磁界が第1及び第4のコイル11,14に影響を与えてしまうことが抑制される。また、受け部41の軸方向一側が底部42によって閉塞されているので、磁気シールド効果をより確実に得ることができる。
ブリッジ回路10の両端部における電極101,102の間には、図略の交流電源から交流電圧が印加される。そして、この交流電圧によって第1乃至第4のコイル11〜14に流れる電流により、磁束が発生する。第2及び第3のコイル12,13に発生する磁束は、検出軸部21及び第1の磁性リング31に鎖交する。第1及び第4のコイル11,14に発生する磁束は、基準軸部22及び第2の磁性リング32に鎖交する。
ブリッジ回路10の第1の出力端子103は、第1のコイル11と第2のコイル12との間に接続されている。また、ブリッジ回路10の第2の出力端子104は、第3のコイル13と第4のコイル14との間に接続されている。
磁歪材2に検出対象の荷重が作用すると、検出軸部21に応力が発生し、検出軸部21の透磁率が変化する。一方、基準軸部22には荷重が作用しないため、透磁率は変化しない。磁歪材2に荷重が作用すると、第2及び第3のコイル12,13のインピーダンスが変化し、第1及び第2の出力端子103,104間の電圧が変化する。
この電圧は、検出軸部21における透磁率の変化、すなわち荷重の大きさに応じて変化するので、第1及び第2の出力端子103,104の間の電圧を測定することにより、検出対象の荷重の大きさを検出することができる。なお、実際には出力端子103,104の電圧は交流電圧であり、同相成分を除去して差動成分のみを検出するために、出力端子103,104の間の電圧は差動増幅回路で増幅し、さらに検波して利用する。
(第1の実施の形態の効果)
以上説明した第1の実施の形態によれば、検出軸部21と基準軸部22とが検出対象の荷重が作用する方向に並んで設けられ、検出軸部21の外周に第2及び第3のコイル12,13が配置され、基準軸部22の外周に第1及び第4のコイル11,14が配置されているので、荷重センサ1を小型に構成することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について、図3を参照して説明する。図3(a)は、本発明の第2の実施の形態に係る荷重センサ1Aを示す断面図である。図3(b)は、荷重センサ1Aのシールド部材5を示す斜視図である。図3(a)において、第1の実施の形態に係る荷重センサ1の構成要素に対応する構成要素については、図1(a)等に付した符号と同一の符号を付して重複した説明を省略する。
荷重センサ1Aは、検出軸部21ならびに第2及び第3のコイル12,13の外周に配置され、磁気シールド効果を有するシールド部材5を備えている。シールド部材5は、第2及び第3のコイル12,13を収容する円筒部51と、円筒部51における基準軸部22及びフランジ部23側とは反対側の端部の一部を閉塞する底部52とを一体に有している。この底部52には、検出軸部21の一部を外部に導出させる貫通孔520が形成されている。本実施の形態では、検出軸部21が基準軸部22よりも軸方向長さが長く形成されている。
シールド部材5の材料としては、キャップ4と同様に、例えばパーマロイ等の鉄系金属を好適に用いることができる。円筒部51は、磁歪材2のフランジ部23に螺合して固定されている。また、本実施の形態では、キャップ4の受け部41も同様に、磁歪材2のフランジ部23に螺合して固定されている。
この第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果に加え、検出軸部21に作用する荷重に影響を与えることなく、第2及び第3のコイル12,13に外部の磁界が影響することを抑制することができる。
[第1の実施の形態の変形例]
次に、第1の実施の形態の変形例について説明する。第1の実施の形態では、ブリッジ回路10を構成する4つのインピーダンス要素として、第1乃至第4のコイル11〜14を用いた場合について説明したが、以下に述べる変形例では、このうち2つのインピーダンス要素を直流抵抗器に置き換えたものである。
<変形例1>
図4を参照して第1の実施の形態の変形例1について説明する。図4中、第1の実施の形態について説明したものに対応する構成要素については、図1に付したものと同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図4(a)は、変形例1に係る荷重センサ1Aを示す断面図である。図4(b)は、荷重センサ1Aの第2のコイル12を示す断面図である。図4(c)は、荷重センサ1Aの第1のコイル11を示す断面図である。(d)は、ブリッジ回路10Aを示す回路図である。
この荷重センサ1Aは、検出軸部21の外周に第2のコイル12が巻き回され、基準軸部22の外周に第1のコイル11が巻き回されている。また、第2のコイル12が第1のコイル11に直列に接続されると共に、第1及び第2の抵抗器15,16に直列に接続され、かつ第1及び第2のコイル11,12と第1及び第2の抵抗器15,16とが並列に接続されている。第1の出力端子103は、第1のコイル11と第2のコイル12との間に接続され、第2の出力端子104は、第1の抵抗器15と第2の抵抗器16との間に接続されている。第1の抵抗器15の抵抗値と第2の抵抗器16の抵抗値とは同じである。
このような変形例1によっても、第1の実施の形態と同様の作用及び効果が得られる。
<変形例2>
次に、図5を参照して第1の実施の形態の変形例2について説明する。図5中、第1の実施の形態について説明したものに対応する構成要素については、図1に付したものと同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図4(a)は、変形例2に係る荷重センサ1Bを示す断面図である。図4(b)は、荷重センサ1Bの第2のコイル12を示す断面図である。図4(c)は、荷重センサ1Bの第4のコイル14を示す断面図である。(d)は、ブリッジ回路10Bを示す回路図である。
この荷重センサ1Bは、検出軸部21の外周に第2のコイル12が巻き回され、基準軸部22の外周に第4のコイル14が巻き回されている。また、第2のコイル12が第1の抵抗器17に直列に接続されると共に、第4のコイル14が第2の抵抗器18に直列に接続され、かつ第1の抵抗器17及び第2のコイル12の直列回路と第2の抵抗器18及び第4のコイル14の直列回路とが並列に接続されている。第1の出力端子103は、第1の抵抗器17と第2のコイル12との間に接続され、第2の出力端子104は、第2の抵抗器18と第4の抵抗器14との間に接続されている。第1の抵抗器17の抵抗値と第2の抵抗器18の抵抗値とは同じである。
このような変形例2によっても、第1の実施の形態と同様の作用及び効果が得られる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]第1乃至第4のコイル(11〜14)がブリッジ接続されたブリッジ回路(10)と、検出対象の荷重が作用する検出軸部(21)と前記荷重が作用しない基準軸部(22)とを有する磁歪材(2)と、を備え、前記ブリッジ回路(10)は、前記第2のコイル(12)が前記第1のコイル(11)に直列に接続されると共に、前記第4のコイル(14)が前記第3のコイル(13)に直列に接続され、かつ前記第1及び第2のコイル(11,12)と前記第3及び第4のコイル(13,14)とが並列に接続され、前記検出軸部(21)の外周に前記第2及び第3のコイル(12,13)が配置され、前記基準軸部(22)の外周に前記第1及び第4のコイル(11,14)が配置され、前記磁歪材(2)は、前記検出軸部(21)と前記基準軸部(22)とが、前記荷重が作用する方向に並んで設けられている、荷重センサ(1,1A)。
[2]前記基準軸部(22)ならびに前記第1及び第4のコイル(11,14)の外周に配置された受け部(41)を有する受け部材(4)をさらに備え、前記磁歪材(2)は、前記検出軸部(21)と前記基準軸部(22)との間に、前記基準軸部(22)よりも大径のフランジ部(23)を有し、前記受け部(41)が前記フランジ部(23)に当接して前記荷重を受ける、上記[1]に記載の荷重センサ(1,1A)。
[3]前記受け部材(4)は、磁気シールド効果を有する金属からなり、前記受け部(41)が前記第1及び第4のコイル(11,14)を収容する筒状に形成されている、上記[2]に記載の荷重センサ(1,1A)。
[4]前記受け部材(4)は、前記受け部(41)における前記フランジ部(23)とは反対側の端部が閉塞された有底筒状である、上記[3]に記載の荷重センサ(1,1A)。
[5]前記磁歪材(2)は、JIS規格SCr420H又はSCM420Hからなり、前記検出軸部(21)と前記基準軸部(22)とを一体に有する、上記[1]乃至[4]の何れか1つに記載の荷重センサ(1,1A)。
[6]前記検出軸部(21)ならびに前記第2及び第3のコイル(12,13)の外周に配置され、磁気シールド効果を有するシールド部材(5)をさらに備えた、上記[1]乃至[5]の何れか1つに記載の荷重センサ(1,1A)。
[7]前記シールド部材(5)は、前記第2及び第3のコイル(12,13)を収容する円筒部(51)と、前記円筒部(51)における前記基準軸部(22)側とは反対側の端部の一部を閉塞する底部(52)とを有し、前記底部(52)に前記検出軸部(21)の一部を外部に導出させる貫通孔(520)が形成されている、上記[6]に記載の荷重センサ(1,1A)。
[8]第1乃至第4のインピーダンス要素がブリッジ接続されたブリッジ回路と、検出対象の荷重が作用する検出軸部と前記荷重が作用しない基準軸部とを有する磁歪材と、を備え、前記ブリッジ回路は、前記第1乃至第4のインピーダンス要素のうち2つのインピーダンス要素が直列に接続された第1の直列回路と、前記第1乃至第4のインピーダンス要素のうち他の2つのインピーダンス要素が直列に接続された第2の直列回路とが並列に接続され、前記第1乃至第4のインピーダンス要素は、前記検出軸部の外周に配置された少なくとも一つのコイルと、前記基準軸部の外周に配置された少なくとも一つのコイルとを含み、前記磁歪材は、前記検出軸部と前記基準軸部とが、前記荷重が作用する方向に並んで設けられている、荷重センサ。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1,1A…荷重センサ
10…ブリッジ回路
11〜14…第1乃至第4のコイル
2…磁歪材
21…検出軸部
22…基準軸部
23…フランジ部
4…キャップ
41…受け部
42…底部
5…シールド部材
51…円筒部
52…底部
520…貫通孔

Claims (7)

  1. 第1乃至第4のコイルがブリッジ接続されたブリッジ回路と、
    検出対象の荷重が作用する検出軸部と前記荷重が作用しない基準軸部とを有する磁歪材と、を備え、
    前記ブリッジ回路は、前記第2のコイルが前記第1のコイルに直列に接続されると共に、前記第4のコイルが前記第3のコイルに直列に接続され、かつ前記第1及び第2のコイルと前記第3及び第4のコイルとが並列に接続され、
    前記検出軸部の外周に前記第2及び第3のコイルが配置され、
    前記基準軸部の外周に前記第1及び第4のコイルが配置され、
    前記磁歪材は、前記検出軸部と前記基準軸部とが、前記荷重が作用する方向に並んで設けられている、
    荷重センサ。
  2. 前記基準軸部ならびに前記第1及び第4のコイルの外周に配置された受け部を有する受け部材をさらに備え、
    前記磁歪材は、前記検出軸部と前記基準軸部との間に、前記基準軸部よりも大径のフランジ部を有し、
    前記受け部が前記フランジ部に当接して前記荷重を受ける、
    請求項1に記載の荷重センサ。
  3. 前記受け部材は、磁気シールド効果を有する金属からなり、前記受け部が前記第1及び第4のコイルを収容する筒状に形成されている、
    請求項2に記載の荷重センサ。
  4. 前記受け部材は、前記受け部における前記フランジ部とは反対側の端部が閉塞された有底筒状である、
    請求項3に記載の荷重センサ。
  5. 前記磁歪材は、JIS規格SCr420H又はSCM420Hからなり、前記検出軸部と前記基準軸部とを一体に有する、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の荷重センサ。
  6. 前記検出軸部ならびに前記第2及び第3のコイルの外周に配置され、磁気シールド効果を有するシールド部材をさらに備えた、
    請求項1乃至5の何れか1項に記載の荷重センサ。
  7. 前記シールド部材は、前記第2及び第3のコイルを収容する円筒部と、前記円筒部における前記基準軸部側とは反対側の端部の一部を閉塞する底部とを有し、
    前記底部に前記検出軸部の一部を外部に導出させる貫通孔が形成されている、
    請求項6に記載の荷重センサ。
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