JP2020090821A - 地面敷設材用アンカー釘とその製釘方法 - Google Patents

地面敷設材用アンカー釘とその製釘方法 Download PDF

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Abstract

【課題】単重量が小さくとも地面敷設材に対する係止性と大きな地中保持力を確保でき、打込みの作業性に優れ、作業者にかかる負担を大幅に低減し得る地面敷設材用アンカー釘を提供する。【解決手段】径D:6〜9mmで長さL:150〜300mmの釘軸部11の一端側に、鍔径17mm以上の釘頭部12を有し、釘軸部11の他端側が尖端13をなし、釘頭部12の表面12a側と裏面12b側の少なくとも一方に複数本の凸条2が平行に刻設され、釘軸部11の少なくとも尖端13側半部に、一定ピッチで配置する多数のリング状突起4、もしくはスクリュー部5が設けられてなる。【選択図】図1

Description

本発明は、法面(斜面)や平面(平坦面)に敷設されるネット状やマット状あるいはシート状の地面敷設材を固定するためのアンカー釘と、その製釘方法に関する。
近年、道路脇や造成地の盛土及び切土斜面や平坦面、河川や池の堤防斜面やこれに続く平坦面、山間の崩壊斜面や掘削工事後の斜面等について、その早期緑化と保護を目的として、種子及び肥料を保持させた植生シート・マットを斜面全体に敷設する方式が多用されつつある。また、これら斜面や平坦面に対し、元の土壌に含まれる不要な草種子の発芽・生育を防ぐために防草シートを敷設したり、地中への雨水の浸透を抑制するために防水シートを敷設する場合もある。
しかして、これら植生シート・マット・ネット、浸食防止シート・マット、防草シート、防水シート等(以下、総称して地面敷設材という)は、法面や平坦面等の地面での敷設状態を安定に保つ上で地面地盤に固定する必要がある。その固定手段として、従来よりL字アンカーピンを地面敷設材の要所で地中に打ち込む方法が汎用されている(例えば、特許文献1の図2,4,5、特許文献2の図3,8,9)。このL字アンカーピンは、一般的に、線径9〜16mm、長さ200〜400mmの軟鋼線材からなり、先端側が尖ると共に、基端側がL字状に曲げ加工されており、基端側をハンマー等で打ち付けて地中へ打ち込むことで、その太さと長さによって地中保持力を確保するようになっている。
特開2014−114651号公報 特開2016−223265号公報
しかしながら、従来汎用のL字アンカーピンは、地面敷設材に対する係止性と地中保持力に優れる反面、単重量が大きい(例えば、線径9mm,長さ200mmの最少サイズで約110g)ことと、打込みの作業性が悪いことで、施工に従事する作業者にかかる負担が大きいという難点があった。すなわち、敷設した地面敷設材を安定に保つには多数の箇所で固定する必要があるから、作業者は重量が嵩む多数本のアンカーピンを所持したまま斜面上を小刻みに移動しつつ、停止の都度に体勢を確保して打込み作業を行うことになる上、打込み作業ではアンカーピンのL字状に曲がった基端部を打撃するため、打点がアンカーピンの地中進行方向から外れ、それだけ打撃力のロスが大きいことに加え、硬い土質であったり、先端が地中の礫や岩石等に遭遇した際に、上部側が曲がって打込み不能に陥ることも多々あった。
本発明は、上述の事情に鑑みて、従来汎用のL字アンカーピンに比較して、単重量が小さくとも地面敷設材に対する係止性と大きな地中保持力を確保でき、しかも打込みの作業性に優れ、作業者にかかる負担を大幅に低減し得る地面敷設材用アンカー釘と、このようなアンカー釘を確実に容易に製造する製釘方法とを提供することを目的としている。
上記目的を達成するための手段を図面の参照符号を付して示せば、請求項1の発明に係る地面敷設材用アンカー釘1A,1Bは、径D:6〜9mmで長さL:150〜300mmの釘軸部11の一端側に、鍔径(長径)E1:17mm以上の鍔形をなす釘頭部12を有し、該釘軸部11の他端側が尖端13をなし、釘頭部12の表面12a側と裏面12b側の少なくとも一方に複数本の凸条2が平行に刻設されると共に、釘軸部11の少なくとも尖端13側半部に、一定ピッチで配置する多数のリング状突起4、もしくはスクリュー部5が設けられてなるものとしている。
請求項2の発明は、上記請求項1の地面敷設材用アンカー釘1A,1Bにおいて、凸条2は、高さが0.1〜0.2mm、幅が0.20〜0.40mmである構成としている。
請求項3の発明は、上記請求項1又は2の地面敷設材用アンカー釘1A,1Bにおいて、釘頭部12の鍔形が楕円形であり、凸条2が該楕円形の長径E1方向に沿って形成されてなるものとしている。
請求項4の発明は、上記請求項3の地面敷設材用アンカー釘1A,1Bにおいて、楕円形の長径が20mm以上である構成としている。
請求項5の発明は、上記請求項1〜4のいずれか2の地面敷設材用アンカー釘1A,1Bにおいて、釘頭部12の表面12a側及び裏面12b側に凸条2を有し、表面12a側の凸条2が一定ピッチで10〜20本、裏面12b側の凸条2が8〜12本である構成としている。
請求項6の発明は、上記請求項1〜5のいずれかの地面敷設材用アンカー釘1Aにおいて、リング状突起4が断面三角形山形をなすと共に、該断面三角形山形における釘頭側斜面4aが尖端側斜面4bよりも急勾配である構成としている。
請求項7の発明は、上記請求項1〜6のいずれかの地面敷設材用アンカー釘1A,1Bにおいて、釘頭部11の裏面12b側の凸条2は、楕円形の短径方向中央部に設けた釘軸部11の径Dに略相当する幅の平坦部Zを除く両側に刻設されてなる構成としている。
請求項8の発明は、上記請求項1〜7のいずれかの地面敷設材用アンカー釘1A,1Bにおいて、釘頭部12の裏面12b側における両側部に、凸条2よりも高く突出する係止突起3を有してなる構成としている。
請求項9の発明は、金属線材10を切断位置へ送給すると共に、切断位置の手前側にある一対のダイス6で該金属線材10の先端側を一部突出状態に挟持し、この金属線材10の突出した先端を切断位置の先方側にあるパンチ7で打撃することによって釘頭部12を成形し、次いで該金属線材10を所定長さ送ったのち、切断位置にある切断装置8によって切断端部を尖端13形状にして切断する製釘方法において、ダイス6及びパンチ7として、両者の対向面の少なくとも一方に複数本の凹条61,71を形成したものを用い、金属線材10として径D:6〜9mmの軟鋼線を用いてパンチ7で打撃することにより、表面12a側と裏面12b側の少なくとも一方に複数本の凸条2が平行に刻設された鍔径17mm以上の鍔形の釘頭部12を成形し、釘軸部11の長さを150〜300mmとして切断端部を尖端13形状にして切断後、釘軸部11の少なくとも尖端13側半部に、転造によって一定ピッチで配置する多数のリング状突起4、もしくはスクリュー部5を形成することを特徴としている。
次に、本発明の効果について、図面を参照して具体的に説明する。請求項1の発明に係る地面敷設材用アンカー釘1A,1Bによれば、特定の径D及び長さLの釘軸部11の一端側に、鍔径が17mm以上と大きい鍔形の釘頭部12を備えると共に、釘軸部11の少なくとも尖端13側半部に、一定ピッチで配置する多数のリング状突起4、もしくはスクリュー部5を有する特異な形態であるから、従来汎用のアンカーピンに比較して単重量が小さいにも関わらず、釘頭部12による地面敷設材(植生マットM)の係止性と釘軸部11による地中保持力を充分に確保できる上、地中への打込みの際の打点が釘の地中進行方向と一致することで打撃力のロスがなく、硬い土質であったり、先端が地中の礫や岩石等に遭遇しても軸部11が突入でき、打込みの作業性に優れ、施工に従事する作業者の労力負担を大幅に軽減できる。しかして、釘頭部12の表面側12aと裏面側12bの少なくとも一方に刻設された複数本の凸条2は、製釘において釘軸部12に対応する金属線材10のパンチ7による打撃にて鍔径の大きい釘頭部12を形成するために必要となる。
請求項2の発明に係る地面敷設材用アンカー釘1A,1Bは、溝部2の高さと幅が特定範囲にあることで、鍔径の大きい釘頭部12を備えるものを確実に製造できる。
請求項3の発明に係る地面敷設材用アンカー釘1A,1Bは、釘頭部12の鍔形が楕円形であり、凸条2が該楕円形の長径E1方向に沿って形成されていることから、製釘時に金属材料が凸条2に沿って展延し易く、もっで長径E1の大きい釘頭部12を備えるものを確実に製造できる。
請求項4の発明に係る地面敷設材用アンカー釘1A,1Bは、上記楕円形の長径が20mm以上の釘頭部12を有することから、特に地面敷設材(植生マットM)の係止性に優れたものとなる。
請求項5の発明に係る地面敷設材用アンカー釘1A,1Bは、釘頭部12の表面側12a及び裏面側12bに凸条2を有し、表面側12a及び裏面側12bの凸条2が特定の本数及び配置であることで、鍔径の大きい鍔形の釘頭部12を備えるものをより確実に製造できる。
請求項6の発明に係る地面敷設材用アンカー釘1Aは、リング状突起4が断面三角形山形をなすと共に、その釘頭側斜面4aが尖端側斜面4bよりも急勾配であるから、打込方向の抵抗が小さく打込容易である一方、引抜き方向には大きな抵抗が働くために地中保持力に優れる。
請求項7の発明に係る地面敷設材用アンカー釘1A,1Bは、釘頭部11の裏面12b側の凸条2が中央部の平坦部Zを除く両側に刻設されることで、製釘時のダイス6側の応力集中に割れを回避できるという利点がある。
請求項8の発明に係る地面敷設材用アンカー釘1A,1Bでは、釘頭部12の裏面側12aにおける両側部に、凸条2よりも高く突出する係止突起3を有するから、地面敷設材に対する係止性がより向上するという利点がある。
請求項9の発明に係る地面敷設材用アンカー釘の製釘方法によれば、表面側12aと裏面側12bの少なくとも一方に複数本の凸条2が平行に刻設された鍔径17mm以上の楕円形の釘頭部12を有して、且つ釘軸部11の径が6〜9mmである地面敷設材用アンカー釘を安定的に製造できる。
本発明の第一実施形態に係る地面敷設材用アンカー釘を示し、(a)は側面図、(b)は釘頭部の正面図、(c)は(a)のX−X線の矢視断面図である。 同地面敷設材用アンカー釘の釘軸部におけるリング状突起の形成部分を拡大して示し、(a)は側面図、(b)は縦断側面図である。 本発明の第二実施形態に係る地面敷設材用アンカー釘の側面図である。 本発明に係る地面敷設材用アンカー釘による植生マットの地面への固定状態を示す概略縦断面図である。 本発明に係る製釘方法を概略的に示す製釘工程図である。 同製釘方法における製釘操作を順次示し、(a)は製釘開始前、(b)は釘頭部形成、(c)は定長送り出し、(d)は尖端形成・切断の各段階の側面図である。 同製釘操作における釘頭部形成に用いるダイスを示し、(a)は平面図、(b)は(a)のY−Y線の矢視断面図である。 同製釘操作における釘頭部形成に用いるパンチを示し、(a)は平面図、(b)は(a)のZ−Z線の矢視断面図である。 同製釘方法における釘軸部のリング状突起の転造操作を示し、(a)は転造開始、(b)は転造中、(c)は転造終了、(d)は釘排出の各段階の側面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る地面敷設材用アンカー釘とその製釘方法について、図面を参照して具体的に説明する。
第一実施形態の地面敷設材用アンカー釘1Aは、図1(a)〜(c)に示すように、丸軸状の釘軸部11の一端側に、楕円形の鍔形をなす釘頭部12を有し、該釘軸部11の他端側が尖端13をなしている。11aは、釘軸部11の一端側から釘頭部12へ移行する拡径部である。そして、釘頭部12は、表面12a側に、長径E1方向に沿う複数本(図では11本)の凸条2が一定ピッチで平行に刻設されると共に、裏面12b側にも、釘軸部11の径Dに対応する幅の中央領域Zを除いて、両側に長径E1方向に沿う複数本(図では片側4本)の凸条2が一定ピッチで平行に刻設されている。また、釘軸部11の尖端13側の略半部には、一定ピッチで配置する多数のリング状突起4が形成される一方、釘頭部12の裏面12b側における短径E2方向の両側部には、凸条2の中央に位置して長径E1方向に沿う突条3が形成されている。
ここで、アンカー釘1Aの釘軸部11は、径D:6〜9mm、長さL:150〜300mmとする。その径Dが大き過ぎたり、長さLが長過ぎては、単重量が過大になるため、その多数本を所持して地面を移動しつつ地面敷設材の固定操作を行う作業者が重労働を強いられる。逆に、径Dが小さ過ぎたり、長さLが短過ぎては、地中保持力が不充分になる。
また、アンカー釘1Aの釘頭部12は、鍔形が例示した楕円形に限らず円形であってもよいが、その鍔径(例示した楕円形では長径E1)を17mm以上とする。この鍔径が17mm未満では、地面敷設材に対する接触幅の不足によって充分な固定力が得られない。特に、例示した楕円形の釘頭部12では、その長径E1が20mm以上であることが推奨される。なお、楕円形の釘頭部12における短径E2については、特に制約はないが、製釘上の制約から通常17〜19mmの範囲になる。また、釘頭部12の厚みについても、特に制約はないが、製釘性と機械的強度面で、1.5〜2.5mmの範囲が好ましい。
該釘頭部12の表面12a側及び裏面12b側の凸条2については、各々の高さが0.05〜0.30mm、幅が0.20〜0.40mmの範囲が好適であり、これら深さ及び幅が上記範囲外では長径E1:20mm以上の大きな楕円形の釘頭部12の形成が困難になる。更に、凸条2の本数については、安定した製釘を行う上で、該釘頭部12の表面12a側では10〜20本の範囲、裏面12b側では釘軸部11の径Dに対応する幅の中央の平坦部Zを除く両側に計8〜12本の範囲とするのがよい。
釘頭部12の裏面12b側の係止突起3については、裏面12bからの突出量を0.5〜1.0mm、長さを3〜10mm、幅を0.3〜0.8mmとすることが好ましく、これら突出量と長さ及び幅が過小では地面敷設材に対する係止性を充分に確保できず、逆に過大では製釘時に鍔径の大きい釘頭部12を確実に形成することが困難になる。
釘軸部11の各リング状突起4については、図2(a)(b)に示すように、断面三角形山形であって、その釘頭側斜面4aが尖端側斜面4bよりも急勾配になっている。そして、隣接するリング状突起4,4間の谷部は、釘軸部11のブランク表面よりも低くなっている。
第二実施形態の地面敷設材用アンカー釘1Bは、釘軸部11の尖端13側の過半部の表面がスクリュー部5をなすが、それ以外は既述の第一実施形態の地面敷設材用アンカー釘1Aと全く同様であるため、釘頭部12の形態及び各部寸法については説明を省略する。しかして、このアンカー釘1Bのスクリュー部5は、釘軸部11のブランク表面に対し、山部5aが全体的に高く、谷部5bが全体的に低くなっている。
図4は、本発明の地面敷設材用アンカー釘による植生マットMの固定形態を例示するものである。なお、以降において、前記第一及び第二実施形態のアンカー釘1A,1Bを含む本発明のアンカー釘を総称して、地面敷設材用アンカー釘1とする。適用する植生マットMは、マット状の張芝部tと、その上を覆うポリエチレン製のネットnと、傾斜方向に沿って略一定間隔置きに配置する肥料袋bとで構成され、各肥料袋bが略水平方向に連続した長い筒状のものからなり、保護すべき盛土部Sの頂面S1から法面又はこれに続く平坦面S2にわたって全体的に敷設される。そして、該植生マットMの上下複数段の各肥料袋b部分において、地面敷設材用アンカー釘1を用い、ネットnの上から該肥料袋bを貫通する形で、頂面S1及び法面や平坦面S2に対して垂直に盛土部Sに打ち込むことにより、該植生マットMを盛土部Sに固定すると共に、各肥料袋bを該植生マットMにおける所要位置に固定している。
上述した地面敷設材用アンカー釘1による植生マットMの固定では、該アンカー釘1における鍔形の釘頭部12の鍔径が17mm以上と大きいため、該植生マットMに対する係止性を充分に確保できると共に、釘軸部11が径D:6〜9mmで長さL:150〜300mmであって、且つ尖端13側半部に一定ピッチで配置する多数のリング状突起4もしくはスクリュー部5を有するので地中保持力が大きく、敷設した植生マットMに様々な方向の外力が加わっても、釘頭部12がネットnから外れたり、アンカー釘1自体が盛土部Sから抜け出す懸念がなく、張芝部tからの植生の成長による根張りで頂面S1及び地面S2の土壌が崩壊不能に強化されるまで、該植生マットMを安定した敷設状態に保持できる。
一方、この地面敷設材用アンカー釘1は、従来汎用のアンカーピンに比較して細く短いことで単重量が小さいから、多数本を所持しながら地面S2上を小刻みに移動しつつ打込み操作を行う作業者にとって携行荷重が少なくて済む上、地中への打込みの際の打点が釘の地中進行方向と一致することで打撃力のロスがないため、硬い土質であったり、先端が地中の礫や岩石等に遭遇しても軸部11が突入でき、打込みの作業性に優れるから、作業者の労力負担を大幅に軽減できる。
因みに、従来汎用のL字形の軟鋼製アンカーピンで略最小の線径9mm,長さ200mmのものの重量が109.4gであったのに対し、第一及び第二実施形態の軟鋼製アンカー釘1A,1Bで楕円形の釘頭部12の長径E1が21mm、釘軸部11のブランク径Dが7mm、長さLが200mmのものは共に重量が62.4g、つまり該アンカーピンの約57%の重さであった。
このような地面敷設材用アンカー釘1としては、第一実施形態のような釘軸部11に一定ピッチで配置する多数のリング状突起4を有するものと、第二実施形態のような釘軸部11にスクリュー部5を有するものとの何れをも使用できるが、前者のリング状突起4を有するものが地中保持力により優れる点から好適である。特に、第一実施形態のアンカー釘1Aのように、リング状突起4の断面三角形山形における釘頭側斜面4aが尖端側斜面4bよりも急勾配である形態では、打込方向の抵抗が小さく打込容易である一方、引抜き方向には大きな抵抗が働くために地中保持力に優れるという利点がある。また、第一及び第二実施形態のアンカー釘1A,1Bのように、楕円形の釘頭部12の裏面側12aにおける短径E2方向両側部に長径E1方向に沿う係止突起3を有するものでは、地面敷設材に対する係止性がより向上するという利点がある。
なお、図4で例示した植生マットMの固定ではアンカー釘1を各肥料袋b部分に打ち込んでいるが、該アンカー釘1を肥料袋bから外れた位置に打ち込んでもよいことは言うまでもない。また、本発明のアンカー釘1を適用する地面敷設材としては、例示した植生マットMに限らず、元の土壌に含まれる不要な草種子の発芽・生育を防ぐための防草シートや、地中への雨水の浸透を抑制するための防水シート等、様々な目的で地面に敷設されるものを包含する。
次に、本発明の地面敷設材用アンカー釘1の製釘方法について説明する。図5で示す製釘工程図において、10は釘材料の金属線であり、線枠100に巻回された状態から繰り出して製釘機Nへ送給する。製釘機Nでは、該金属線10を矯正装置101の複数のローラ101a間を通して湾曲状から直線状に矯正し、続いて送線装置102を介して間欠的に製釘部103へ送り込む。製釘部103では、金属線10の送り方向上流側から順次、開閉自在な一対のダイス6,6からなる挟持装置60と、一対の歯体8,8を装備した切断装置80と、パンチ7を備えたパンチング装置70とが配置しており、金属線10から釘ブランク1aを作製する。そして、製釘部103で作製された釘ブランク1aは、転造機Rにおいてリング加工又はスクリュー加工が施され、本発明の地面敷設材用アンカー釘1となる。
製釘部103での動作を詳しく説明すると、まず図6(a)で示すように、切断装置80の一対の歯体8,8が開状態から閉動することにより、金属線10を両側から挟み込んで絞る切るように切断される。続いて図6(b)で示すように、両歯体8,8の開動と共に挟持装置60の両ダイス6,6が閉動し、両ダイス6,6間で金属線10を挟持した状態でパンチング装置70のパンチ7が前進移動し、両ダイス6,6の先端面から突出した金属線10の切断端部10aを一度だけ打撃することにより、釘頭部11を形成する。次いで図6(c)で示すように、両ダイス6,6が開動し、パンチ7の後退に伴い、先端に釘頭部12を形成した金属線10が送線装置102(図5参照)によって所定長さ送られる。そして図6(d)で示すように、切断装置80の歯体8,8が閉動して金属線10を切断し、同時に釘ブランク1aの尖端13が形成され、この切断した先方側が釘ブランク1aとして落下する。
しかして、本発明の製釘方法では、既述の第一及び第二実施形態のアンカー釘1A,1Bのように、鍔径が17mm以上という大きな楕円形の釘頭部12を形成する必要がある。しかるに、両ダイス6,6及びパンチ7として一般的な仕様のもの、つまり互いの対接面が平坦なものでは、そもそも釘軸部11のブランク径Dが7mm程度の場合に、鍔径17mm以上の釘頭部12は形成不可能であることが判明している。すなわち、パンチングによる釘頭部12の形成は、両ダイス6,6の先端面から突出した金属線10の切断端部10aを構成する金属材が打圧力で周辺へ展延することによるが、通常の打撃力では展延不足で大きな径の釘頭部12とならない一方、打撃力を強めた場合はダイス6やパンチ7が破損してしまう。
このような事情から、本発明者らは、充分な径の釘頭部12を実現するために、ダイス6及びパンチ7について相互の対接面の形態を様々に変更し、膨大な成形試験を伴う試行錯誤を重ねた。その過程で、釘頭部12を形成するためのパンチングに際し、金属線10の金属材を周辺へ展延移動させ易くするために、ダイス6及びパンチ7の対接面の形態を鋭意検討した。その結果、ダイス6及びパンチ7として、両者の対向面の少なくとも一方に複数本の凹条61,71を平行に形成したものを用いることにより、金属線10の金属材が展延移動し易くなり、もってダイス6及びパンチ7の破損を生じることなく、本発明の地面敷設材用アンカー釘1を安定して量産できることを究明した。
更に、釘頭部12を円形ではなく楕円形とし、その長径側で地面敷設材に対する係止幅を確保するという新たな発想から、ダイス6及びパンチ7の対向面の少なくとも一方に形成する凹条61,71を該楕円形の長径E1方向に沿う形にすることにより、長径E1が20mm以上と大きい楕円形の釘頭部12を形成することに成功した。図7及び図8に、本発明に係る地面敷設材用アンカー釘の製釘方法の一実施形態で使用するダイス6とパンチ7を例示する。
図7(a)(b)では一対の両ダイス6,6を閉状態で示しており、両ダイス6,6間に金属線10(図6参照)を挟むための丸孔6aが構成され、該丸孔6aの先端側開口縁にアンカー釘1の拡径部11a〔図1(a),図3参照〕に対応する拡径部6bを有している。そして、両6,6の先端面(パンチ7との対接面)には、丸孔6aの径に対応する幅の中央部を除いて両側に、両ダイス6,6の合接面方向に沿う複数本(図では片側4本)の凹条61が一定ピッチで形成されると共に、最外側の凹条61の中央部に、該凹条61よりも若干幅広で深い凹部62が同合接面方向に沿って形成されている。
図8(a)(b)で示すパンチ7は、円柱状であり、その端面全体に楕円形の長径方向つまり両ダイス6,6の合接面方向に沿う複数本(図では11本)の凹条71が一定ピッチで形成されている。
しかして、既述の図6(a)〜(d)で示す製釘において、図7で示す両ダイス6,6と図8で示すパンチ7とを両者の突条61,71が同方向になる配置で用いれば、パンチングによって形成される釘頭部12が楕円形になり、その表裏面には、各凹条61,71に対応して、図1(b)(c)で示すような長径E1方向に沿う複数本の凸条2が平行に刻設されると共に、釘頭部12の裏面の両側位置には、各ダイス6の凹部62に対応する係止突起3が形成されることになる。
なお、楕円形の長径方向に沿う複数本の凹条61,71については、パンチ7と両ダイス6,6の何れか一方側に設けてもよいが、例示のようにパンチ7と両ダイス6,6の両側に設ける方が、パンチング時に金属線10の金属材がより展延移動し易いために好ましい。また、金属線10としては、一般的に軟鋼線が用いられる。
かくして、楕円形の大きな釘頭部12を設けた釘ブランク1aは、既述のように転造機Rにおいてリング加工又はスクリュー加工を施すことで、本発明の地面敷設材用アンカー釘1とする。図9(a)〜d)は該転造機Rによるリング加工を工程順に例示している。このリング加工では、まず図9(a)で示すように、釘ブランク1aをブランク供給ガイド104の先端から送り矢105によって順次押し出し、平行配置する一対のリング形成用プレート9a,9b間に垂直状態で挿入する。両リング形成用プレート9a,9bは各々相互の対向面に目付加工が施されたもので、一方のプレート9aは固定側、他方のプレート9bは可動側であり、固定側のプレート9aに対して可動側のプレート9bが最大限に後退した位置で、挿入された釘ブランク1aを挟持する。次いで、送り矢105が後退すると同時に、図9(b)で示すように、可動側のプレート9bが前進移動を開始し、これに伴って釘ブランク1aが両プレート9a,9b間を回転しつつ前進し、その過程でプレート9a,9bの対向面の目付模様が釘ブランク1aの釘軸部11に転写される。そして、図9(c)で示すように回転する釘ブランク1aが固定側のプレート9aの端部に達すると、図9(d)で示すように可動側のプレート9bが更に前進することで、釘軸部11の尖端13側の略半部に多数のリング状突起4を有する地面敷設材用アンカー釘1Aが放出される。
なお、第二実施形態の地面敷設材用アンカー釘1Bのように、釘軸部11の尖端13側の略半部にスクリュー部5を有するものについては、上記転造機Rにおける一対のリング形成用プレート9a,9bに代えて、相互の対向面にスクリュー形状の目付加工を施した固定側及び可動側のプレートを用いればよい。
次に、従来汎用のL字形のアンカーピンと、既述した本発明の第一及び第二実施形態に係るアンカー釘1A,1Bについて、保持力及び打込み性の試験を行った。その結果をサイズ及び重量と共に後記表1に示す。なお、供試アンカー具はいずれも、軟鋼線を用いて製作されたものである。そして、アンカー釘1A,1Bは共に、図1(b)(c)で示すの釘頭部12を備え、各凸条2の幅が0.3mm、深さが0.2mmのものである。また、両試験は、打込み対象が本来の土壌では性状のばらつきが極めて大きいため、代替として木材を打込み対象とした。試験方法は次のとおりである。
〔保持力試験〕
SPF204材の厚板に対し、各アンカー具をハンマーで垂直に深さ100mmまで打ち込んだのち、引張試験機を用いて引抜きに要する力を保持力として測定した。比率はアンカーピンの保持力を100%とした比較である。
〔打込み性試験〕
SPF204材の厚板上で各アンカー具を垂直に保持し、ガイド用中空棒を介して重量約2kgで径25mmの円柱状の錘を高さ1mから落下させて各アンカー具の頂部を打撃する方法により、10回の打撃による打込み量を調べた。比率はアンカーピンの打込み量を100%とした比較である。
Figure 2020090821













表1から明らかなように、本発明に係るアンカー釘1A,1Bは、従来汎用のL字形のアンカーピンに比較して軽量であるにも関わらず、該アンカーピンよりも保持力が大きい上、打込み性にも優れている。なお、該アンカーピンは、打込み性試験での10回の打撃によって上部側が曲がってしまい、更なる打込みができない状態であった。
1,1A,1B 地面敷設材用アンカー釘
10 金属線
11 釘軸部
12 釘頭部
12a 表面
12b 裏面
13 尖端
2 凸条
3 係止突起
4 リング状突起
4a 釘頭側斜面
4b 尖端側斜面
5 スクリュー部
6 パンチ
61 凹条
7 ダイス
71 凹条
8 切断装置
D 釘軸部の径(ブランク径)
E1 長径(鍔径)
E2 短径
Z 平坦部

Claims (9)

  1. 径6〜9mmで長さ150〜300mmの釘軸部の一端側に、鍔径17mm以上の鍔形をなす釘頭部を有し、該釘軸部の他端側が尖端をなし、釘頭部の表面側と裏面側の少なくとも一方に複数本の凸条が平行に刻設されると共に、釘軸部の少なくとも尖端側半部に、一定ピッチで配置する多数のリング状突起、もしくはスクリュー部が設けられてなる地面敷設材用アンカー釘。
  2. 前記凸条は、高さが0.05〜0.30mm、幅が0.20〜0.40mmである請求項1に記載の地面敷設材用アンカー釘。
  3. 釘頭部の鍔形が楕円形であり、前記凸条が該楕円形の長径方向に沿って形成されてなる請求項1又は2に記載の地面敷設材用アンカー釘。
  4. 前記楕円形の長径が20mm以上である請求項3に記載の地面敷設材用アンカー釘。
  5. 釘頭部の表面側及び裏面側に前記凸条を有し、表面側の凸条が10〜20本、裏面側の凸条が8〜12本である請求項1〜4のいずれかに記載の地面敷設材用アンカー釘。
  6. 前記リング状突起が断面三角形山形をなすと共に、該断面三角形山形における釘頭側斜面が尖端側斜面よりも急勾配である請求項1〜5のいずれかに記載の地面敷設材用アンカー釘。
  7. 釘頭部の裏面側の前記凸条は、楕円形の短径方向中央部に設けた釘軸部の径に略相当する幅の平坦部を除く両側に刻設されてなる請求項1〜6のいずれかに記載の地面敷設材用アンカー釘。
  8. 釘頭部の裏面側における両側部に、前記凸条よりも高く突出する係止突起を有してなる請求項1〜7のいずれかに記載の地面敷設材用アンカー釘。
  9. 金属線材を切断位置へ送給すると共に、切断位置の手前側にある一対のダイスで該金属線材の先端側を一部突出状態に挟持し、この金属線材の突出した先端を切断位置の先方側にあるパンチで打撃することによって釘頭部を成形し、次いで該金属線材を所定長さ送ったのち、切断位置にある切断装置によって切断端部を尖端形状にして切断する製釘方法において、
    前記ダイス及びパンチとして、両者の対向面の少なくとも一方に複数本の凹条を平行形成したものを用い、金属線材として径6〜9mmの軟鋼線を用いてパンチで打撃することにより、表面側と裏面側の少なくとも一方に複数本の凸条が平行に刻設された鍔径17mm以上の鍔形の釘頭部を成形し、釘軸部の長さを150〜300mmとして切断端部を尖端形状にして切断後、釘軸部の少なくとも尖端側半部に、転造によって一定ピッチで配置する多数のリング状突起、もしくはスクリュー部を形成することを特徴とする地面敷設材用アンカー釘の製釘方法。
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