JP2020090055A - シャープペンシルユニット及び出没式筆記具並びにシャープペンシルユニットの製造方法 - Google Patents

シャープペンシルユニット及び出没式筆記具並びにシャープペンシルユニットの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ホルダーの前進時における曲げ応力の増加を低減する。【解決手段】 保持筒10の前端開口部から突出するホルダー20に加わる径方向の力成分により保持筒10に相対しホルダー20を前進させる運動方向変換機構M2と、運動方向変換機構M2の後側で挟持した鉛芯xを所定の操作により繰出してホルダー20に挿通する鉛芯繰出し機構M1とを備えたシャープペンシルユニットにおいて、保持筒10は、運動方向変換機構M2を有する第1の筒部11と、鉛芯繰出し機構M1を有する第2の筒部12とを備え、第1の筒部11の後端側に第2の筒部12を圧入固定している。【選択図】 図2

Description

本発明は、シャープペンシル用リフィールやシャープペンシル等を構成するシャープペンシルユニット、及び該シャープペンシルユニットを具備した出没式筆記具、並びに該シャープペンシルユニットの製造方法に関するものである。
従来、この種の発明に関連し、例えば特許文献1には、第1の筒部の後端側に第2の筒部を螺合接続して構成される保持筒と、第1の筒部の前端開口部から突出するホルダーに加わる径方向の力成分により前記保持筒に相対し前記ホルダーを前進させる運動方向変換機構と、第2の筒部内にてチャック部により挟持した鉛芯を所定の操作により繰出して前記ホルダーに挿通する鉛芯繰出し機構とを備えたシャープペンシルユニットが記載されている。そして、このシャープペンシルユニットを軸筒に収容すれば、出没式筆記具を構成することが可能である。
この出没式筆記具によれば、所定の操作によりシャープペンシルユニットを前進させて、このシャープペンシルユニットの前端のホルダーを軸筒前端の開口から突出させた状態において、ホルダーから突出した鉛芯に径方向の力が加わると、ホルダーが保持筒及び鉛芯に相対して前進するため、このホルダーにより鉛芯を覆い保護することができる。
特開2017−159579号公報
ところで、上記従来技術では、運動方向変換機構によるホルダーの前進の際には、保持筒の軸心に対しホルダーが若干傾くため、そのホルダーに挿通された鉛芯に曲げ応力が生じる。このため、前後の第1の筒部と第2の筒部について、その螺合接続箇所のバックラッシュや加工誤差等に起因して、前記ホルダーの前進時における曲げ応力が著しく増加し、鉛芯の折損や摩耗等を生じるおそれがある。
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
保持筒の前端開口部から突出するホルダーに加わる径方向の力成分により前記保持筒に相対し前記ホルダーを前進させる運動方向変換機構と、前記運動方向変換機構の後側で挟持した鉛芯を所定の操作により繰出して前記ホルダーに挿通する鉛芯繰出し機構とを備えたシャープペンシルユニットにおいて、前記保持筒は、前記運動方向変換機構を有する第1の筒部と、前記鉛芯繰出し機構を有する第2の筒部とを備え、前記第1の筒部の後端側に前記第2の筒部を圧入固定していることを特徴とするシャープペンシルユニット。
本発明は、以上説明したように構成されているので、第1の筒部と第2の筒部間の同心度を小さくして、ホルダーの前進時における曲げ応力の増加を低減することができる。
本発明に係るシャープペンシルユニットの一例を示す断面図である。 第1の筒部と第2の筒部の圧入前後の状態を(a)(b)に示し、第1の筒部側は切断部端面図、第2の筒部側は側面図である。 第1の筒部と第2の筒部の要部を拡大して示し、第1の筒部側は切断部端面図、第2の筒部側は側面図である。 同シャープペンシルユニットを具備した筆記具の一例を示す内部構造図である。 鉛芯繰出し機構の作用を示す縦断面図であり、(a)は通常の筆記状態、(b)はホルダーを前進させた状態を示す。なお、ハッチングは前の状態に対し移動した部分を示す。 本発明に係るシャープペンシルユニットの他例について、第1の筒部と第2の筒部の要部を拡大して示し、第1の筒部側は切断部端面図、第2の筒部側は側面図である。
本実施の形態では、以下の特徴を開示している。
第1の特徴は、保持筒の前端開口部から突出するホルダーに加わる径方向の力成分により前記保持筒に相対し前記ホルダーを前進させる運動方向変換機構と、前記運動方向変換機構の後側で挟持した鉛芯を所定の操作により繰出して前記ホルダーに挿通する鉛芯繰出し機構とを備えたシャープペンシルユニットにおいて、前記保持筒は、前記運動方向変換機構を有する第1の筒部と、前記鉛芯繰出し機構を有する第2の筒部とを備え、前記第1の筒部の後端側に前記第2の筒部を圧入固定している(図1〜図3参照)。
第2の特徴は、圧入時の塑性変形や損傷等を防ぐために、前記第1の筒部の後端側に、その前側部分よりも周壁を厚肉にした厚肉部が設けられ、前記厚肉部の内周面に、前記第2の筒部が圧入されている(図2及び図3参照)。
第3の特徴として、より組立精度を向上するために、前記第2の筒部の外周部は、段部を境にしてその前側に縮径された圧入部を有し、この圧入部を前記第1の筒部に圧入するとともに、前記段部に、前記第1の筒部の後端を当接しており、前記第1の筒部の後端内縁には、前記圧入部の外周面との間に隙間を確保する面取り部が設けられている(図3及び図6参照)。
第4の特徴として、同心度を矯正し組立精度を向上するために、前記第2の筒部の前端側外周面には、前記第1の筒部の内周面に近接又は摺接するように形成されたガイド面と、前記ガイド面よりも後側で拡径されて前記第1の筒部の内周面に圧接される圧接面とが設けられている(図6参照)。
第5の特徴は、上記シャープペンシルユニットを具備して出没式筆記具を構成した(図4参照)。
第6の特徴は、上記シャープペンシルユニットの製造方法であって、前記第1の筒部に対し前記第2の筒部を圧入する工程を含む(図2参照)。
<第1の実施態様>
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。本明細書中、軸方向とは、保持筒10の中心線の延びる方向を意味する。また、「前」とは、前記軸方向の一方側であって鉛芯が繰り出される方向を意味する。また、「後」とは、前記一方側に対する逆方向側を意味する。
図1に示すシャープペンシルユニット1は、保持筒10と、保持筒10の前端開口部から突出するホルダー20に加わる径方向の力成分により保持筒10に相対しホルダー20を前進させる運動方向変換機構M2と、運動方向変換機構M2の後側で挟持した鉛芯xを所定の操作により繰出してホルダー20に挿通する鉛芯繰出し機構M1と、保持筒10の後端側に接続された芯タンク部60とを具備し、芯タンク部60を進退させる操作により鉛芯xを繰り出す。
保持筒10は、運動方向変換機構M2を構成する第1の筒部11と、この第1の筒部11の後端側に接続されて鉛芯繰出し機構M1を構成する第2の筒部12及び第3の筒部13とを具備し、一体的に構成される。
運動方向変換機構M2は、第1の筒部11、第1の筒部11に内在されて前方へ突出するホルダー20、ホルダー20を後方へ付勢するホルダー付勢部材23等によって構成され、鉛芯xを介してホルダー20に加わる径方向の力成分により、鉛芯x及び保持筒10等に相対しホルダー20を前進させる。
ホルダー20は、カム斜面21aを有するホルダー本体部21と、ホルダー本体部21の後側に接続された受け部22とから一体的に構成され、保持筒10に対し進退可能に支持される。なお、他例としては、ホルダー本体部21と受け部22を一体の部材とすることが可能である。
鉛芯繰出し機構M1は、第2の筒部12内に保持された芯ブレーカ30と、芯ブレーカ30よりも後側で進退運動するチャック部40と、チャック部40に対し環状に嵌り合うクラッチリング41と、クラッチリング41をその後方側から受ける略筒状のクラッチ受け42と、チャック部40の後端側を支持する第1の筒状部材43と、第1の筒状部材43の後端側に接続された第2の筒状部材44と、第1〜第3の付勢部材51〜53とを備える。
この鉛芯繰出し機構M1は、芯タンク部60から伝達される進退運動により、チャック部40に挟持した鉛芯xを繰り出す。また、この鉛芯繰出し機構M1は、チャック部40に挟持した鉛芯xに予め設定された筆圧よりも強い付勢力が加わった際に、鉛芯xと共にチャック部40及び第1及び第2の筒状部材43,44等を後退させる。
芯ブレーカ30は、エラストマー樹脂や合成ゴム等の弾性材料から略円筒状に形成され、その内周面を、鉛芯xの外周面に弾性的に緩圧接する。この芯ブレーカ30は、第2の筒部12の前端側内周面に装着されるとともに、第2の筒部12の前端から前方へ突出している。この突出部分は、ホルダー20(詳細には受け部22)の後端部を、弾性的に受ける。
なお、鉛芯繰出し機構M1及び運動方向変換機構M2の基本構造には、特許文献1のものを適用することが可能である。
第1の筒部11は、硬質金属材料から長尺円筒状に形成され、その前部側に、ホルダー20及びホルダー付勢部材23を内在し、ホルダー付勢部材23よりも後側の内周面を、第2の筒部12を圧入するための被圧入面11aにしている(図2参照)。
第1の筒部11の後端側には、厚肉部11bが設けられる。
この厚肉部11bは、第1の筒部11の後端側の外周面を部分的に拡径することで、その前側部分よりも厚肉になった円筒状の部位である。この厚肉部11bの内周面は、上記した被圧入面11aの後端側に連続している(図2及び図3参照)。
厚肉部11bの後端の内縁には、面取り部11cが設けられる。この面取り部11cは、当該シャープペンシルユニット1の組立作業において、第1の筒部11内へ第2の筒部12をスムーズに導くとともに、第2の筒部12の前端側(圧入部12b)の外周面との間に、隙間s(図2(b)参照)を確保する。
第2の筒部12は、硬質金属材料から長尺略円筒状に形成され、その前端側の内周部に芯ブレーカ30を嵌合するとともに、外周部には、段部12aを境にしてその前側に縮径された圧入部12bを有する。
圧入部12bは、凹凸の無い円筒状の面であり、第1の筒部11の被圧入面11aに圧入されるように、その外径D1が被圧入面11aの内径D2よりも若干大きく設定される。
段部12aは、第1の筒部11に対し第2の筒部12が圧入される際に、第1の筒部11の後端に当接し、この当接によって、運動方向変換機構M2に対する鉛芯繰出し機構M1の前後方向の位置決めをする。
また、芯タンク部60は、前端部を開口した略筒状に構成され、鉛芯繰出し機構M1に対し後方側から鉛芯xを供給する。この芯タンク部60は、保持筒10の後端側に進退可能に係合した摺動筒部61と、この摺動筒部61に接続されて後方へ延設された円筒状のタンク本体部62とから構成される。これら摺動筒部61とタンク本体部62は、他例としては一体の部材とすることが可能である。
次に、第1の筒部11に対し第2の筒部12を圧入する工程について、その作用効果を説明する。
図2(a)(b)に例示するように、第1の筒部11には、予め、ホルダー20及びホルダー付勢部材23等が組み込まれる。
また、第2の筒部12には、予め、芯ブレーカ30が組付けられる。なお、他例としては、第2の筒部12に対し、予め、鉛芯繰出し機構M1を構成する全ての部品を組付けるようにしてもよい。
そして、第1の筒部11内の後端側の被圧入面11aに対し、後方側から第2の筒部12の圧入部12bが圧入され、第1の筒部11の後端部に、第2の筒部12の段部12aが当接する(図2(a)(b)参照)。
前記圧入作業中、第1の筒部11の後端側の周壁が、前記圧入に伴って塑性変形したりひび割れを生じたりするのを、厚肉部11bによって防ぐことができる。
なお、上記構成の第1の筒部11は、厚肉部11bのみを部分的に拡径することで、厚肉部11bよりも前側を比較的細身に形成している。このため、当該シャープペンシルユニット1が多機能出没式筆記具(例えば図4参照)に組み込まれ用いられた際に、他のリフィールとの不要な接触を低減することができる。
そして、第1の筒部11後端部に対する第2の筒部12の段部12aの当接により、運動方向変換機構M2に対する鉛芯繰出し機構M1の前後方向の位置が決められる。
また、第1の筒部11の後端内縁と、第2の筒部12の圧入部12bの外周面との間には、隙間sが確保される。この隙間sは、組立作業中に発生した微小なバリや異物等を逃がすように内在して、これらバリや異物等が接合面等に残留しないようにする。
よって、上記製造方法によれば、第1の筒部に対し受け部を螺合接続する従来技術等に対し、第1の筒部11と第2の筒部12の同心度を小さくすることがきる上、運動方向変換機構M2に対し鉛芯繰出し機構M1を高精度に位置決めすることができる。
そして、上記構成のシャープペンシルユニット1は、図4に例示するように、多機能出没式筆記具Aに組み込まれる。
多機能出没式筆記具Aは、複数の駒a2,a3を選択的に前進させる操作により、前進した駒a2(又はa3)に接続されたリフィールの前端筆記部を、軸筒a1前端から前方へ突出させる。前記リフィールは、図示例によれば、シャープペンシルユニット1又はボールペンリフィール2である。
なお、この多機能出没式筆記具Aには、例えば特開2014−198439号公報に示される基本構造を適用することが可能である。
この多機能出没式筆記具Aにおいて、例えば、開閉機能付きクリップa6を有する駒a2が、コイルスプリングa4の付勢力に抗して前進操作され、この駒a2に接続されたシャープペンシルユニット1(リフィール)の前端筆記部が、軸筒a1の前端開口部から前方へ突出すると、駒a2が軸筒a1内に設けられる係止部a5に係止され、この突出状態が維持される。
この突出状態において、クリップa6を前進させる操作を行えば、シャープペンシルユニット1の前端から鉛芯xが繰り出される。
また、図5(a)(b)に示すように、鉛芯xが強く被筆記面p(例えば紙面等)に押し付けられる等して、鉛芯xに過剰な径方向の力が加わった際には、保持筒10の前端開口部にカム斜面21aが摺接することで、鉛芯x及び保持筒10に相対しホルダー20が前進する。この前進の際、ホルダー20が若干傾くのに伴って、鉛芯xに曲げ応力が生じるが、上述したように、当該シャープペンシルユニット1においては、前後の第1の筒部11と第2の筒部12の同心度が小さく、鉛芯繰出し機構M1と運動方向変換機構M2間の寸法精度が高いため、前記曲げ応力の増加を抑制して、鉛芯xの折損や摩耗等を効果的に防ぐとともに、ホルダー20の良好な動作性を得ることができる。
<第2の実施態様>
次に、図6に示す実施態様について説明する。この実施態様は、上記シャープペンシルユニット1に対し、その一部を変更したものであるため、主にその変更部分について詳述し、重複する詳細説明を省略する。
図6に示す実施態様は、上記シャープペンシルユニット1に対し、第2の筒部12の圧入部12bを、圧入部12b’に置換したものである。
圧入部12b’は、その前半部側のガイド面12b1と、後半部側の圧接面12b2(圧入面)とから構成される。
ガイド面12b1は、凹凸の無い円筒状の面であり、第1の筒部11の内周面(詳細には被圧入面11a)に近接又は摺接するように、その外径D3が設定される。
圧接面12b2は、ガイド面12b1よりも後側で拡径され第1の筒部11の内周面(被圧入面11a)に圧接するように、その外径D1が設定される。
図6に示す実施態様によれば、第1の筒部11に対し第2の筒部12を圧入する際、先ず、ガイド面12b1が被圧入面11aに摺接し導かれて、二つの筒部11,12の同心度が矯正され、その後で、第1の筒部11の被圧入面11aに、第2の筒部12の圧接面12b2が圧入される。
よって、第1の筒部11に対する第2の筒部12の組付け精度を、より向上することができ、ひいては、運動方向変換機構M2の動作時に鉛芯xに生じる曲げ応力を低減し、鉛芯xの折損や摩耗等を効果的に防ぐとともに、ホルダー20の動作性をより向上することができる。
なお、上記実施の形態によれば、厚肉部11bを補強等のために用いたが、この厚肉部11bは、シャープペンシルユニット1を製造するためのロボットや治具等に、第1の筒部11を係止するために用いることも可能である。
また、本発明は上述した実施態様に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
1:シャープペンシルユニット
10:保持筒
11:第1の筒部
11a:被圧入面
11b:厚肉部
11c:面取り部
12:第2の筒部
12a:段部
12b,12b’:圧入部
12b1:ガイド面
12b2:圧接面
20:ホルダー
x:鉛芯
M1:鉛芯繰出し機構
M2:運動方向変換機構

Claims (6)

  1. 保持筒の前端開口部から突出するホルダーに加わる径方向の力成分により前記保持筒に相対し前記ホルダーを前進させる運動方向変換機構と、前記運動方向変換機構の後側で挟持した鉛芯を所定の操作により繰出して前記ホルダーに挿通する鉛芯繰出し機構とを備えたシャープペンシルユニットにおいて、
    前記保持筒は、前記運動方向変換機構を有する第1の筒部と、前記鉛芯繰出し機構を有する第2の筒部とを備え、前記第1の筒部の後端側に前記第2の筒部を圧入固定していることを特徴とするシャープペンシルユニット。
  2. 前記第1の筒部の後端側に、その前側部分よりも周壁を厚肉にした厚肉部が設けられ、前記厚肉部の内周面に、前記第2の筒部が圧入されていることを特徴とする請求項1記載のシャープペンシルユニット。
  3. 前記第2の筒部の外周部は、段部を境にしてその前側に縮径された圧入部を有し、この圧入部を前記第1の筒部に圧入するとともに、前記段部に、前記第1の筒部の後端を当接しており、
    前記第1の筒部の後端内縁には、前記圧入部の外周面との間に隙間を確保する面取り部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のシャープペンシルユニット。
  4. 前記第2の筒部の前端側外周面には、前記第1の筒部の内周面に近接又は摺接するように形成されたガイド面と、前記ガイド面よりも後側で拡径されて前記第1の筒部の内周面に圧接される圧接面とが設けられていることを特徴とする請求項1〜3何れか1項記載のシャープペンシルユニット。
  5. 請求項1〜4何れか1項記載のシャープペンシルユニットを具備した出没式筆記具。
  6. 請求項1〜4何れか1項記載のシャープペンシルユニットの製造方法であって、前記第1の筒部に対し前記第2の筒部を圧入する工程を含むことを特徴とするシャープペンシルユニットの製造方法。
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