JP2020088501A - 携帯端末保持具および携帯端末保護ケース付き携帯端末保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末の操作の邪魔にならず、携帯端末の筐体の薄さを損なわずに、携帯端末保持具での保持を実現する。【解決手段】携帯端末の筐体に接着する貼付部と、ユーザが使用時に携帯端末を保持する際に指を通す保持部と、を備えた薄板状に形成された携帯端末保持具であって、貼付部の片面に設けられた粘着層を介して、携帯端末の筐体に貼り付けて固定する。ユーザは、保持部に設けられた指挿入穴に任意の指を通して携帯端末を保持する。貼付部と保持部は、接着部材や溶接、貼付部と保持部の一体形成又は貼付部と粘着層の一体形成により、連結する。【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末保持具および携帯端末保護ケース付き携帯端末保持具に関するものである。
携帯端末をポケットから出したり操作したりする際に、手から携帯端末が落ちてしまうことがある。これを防ぐために、携帯端末の筐体もしくは筐体を保護するケースにストラップや携帯保持リングを付けている。
特開2002−359675
しかしながら、従来技術のストラップやスマホホールドリングでは、携帯端末の操作の邪魔になったり、携帯端末の薄さを損なったりする問題点があった。
携帯端末に接着する貼付部と、携帯端末を保持するための保持部と、を備えたことを特徴とする。
第1形態の携帯端末保持具の平面図、正面図、側面図である 指挿入穴Fの形状例を示した平面図である 粘着層Gが弱いことによって起こりうる現象を示した側面図である 粘着層Gを補強する例を示した側面図である。 第2携帯の平面図と側面図である 貼付部の粘着層、接着部を示した平面図である 第3形態の平面図と側面図である 第4形態の平面図と側面図である 第5形態の平面図と斜視図と側面図である 第6形態の斜視図と平面図と側面図である 上記以外の形状やパターンを示した図である。 上記以外の形状やパターンを示した図である。 上記以外の形状やパターンを示した図である。 上記以外の形状やパターンを示した図である。
本発明により、携帯端末の薄さを損なわずに携帯端末保持具での保持を実現できる。
以下、本開示の実施形態について詳細に説明する。本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。なお、以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1のように、携帯保持具Sは、携帯端末の筐体もしくは携帯端末に装着するケースAにつける。もしくは、携帯端末保護ケースと一体となって形成されている。
図1(a)のように、携帯保持具Sは、携帯端末もしくは携帯端末に装着するケースAに付けるための貼付部と、ユーザが使用時に指を通す保持部とがあり、貼付部と保持部は連結部でつながっている。貼付部の片面には、粘着層Gが設けられている。粘着層Gを介して携帯端末Aの筐体に貼り付けて固定する。保持部には、指挿入穴Fが設けられている。ユーザは指挿入穴Fに任意の指を通して携帯端末Aを保持する。連結部は、貼付部と保持部をつないでおり、接着部材や溶接などで連結しても良いし、図1(a)のように貼付部と保持部が一体形成してあってもよい。また、貼付部と粘着層Gが一体形成してあってもよい。
携帯保持具Sの素材は特に制限しない。金属系やプラスチックに代表される合成樹脂などの硬い素材であってもよいし、しなる素材や柔らかい素材であってもよい。素材は、例えば、金属や金属繊維、鉄鋼、合金、鉄、銅、金、銀、プラチナ、アルミニウム、ステンレス、チタン、ニッケル、合成樹脂や合成繊維、天然樹脂、シリコーン樹脂、布系の素材、塩化ビニル系の素材、ABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合合成樹脂)、AS樹脂(アクリロニトリル・スチレン共重合合成樹脂)、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、EVA樹脂(エチレン・酢酸ビニル共重合合成樹脂)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、合成ゴム、天然ゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、スチレン・ブタジエンゴム、エチレンポロピレンゴム、ブチルゴム、ジエン系ゴム、非ジエン系ゴム、熱可塑性エラストマー、シリコーン、カーボンナノチューブなどの炭素繊維、トロマット、ターポリン、ポリエステルクロス、テント地、皮、紙、フィルム、竹などである。また、しなる程度に薄くした金属であってもよい。
さらに、素材は1種類で構成されていてもよく、複数の種類で構成されていてもよい。複合材料でもよい。例えば、柔らかい素材と強度のある素材を重ねた構造にすることで、やわらかさを維持しながら強度を高めることができる。より具体的には、メッシュ状の金属膜や金属繊維、合成繊維、炭素繊維のような硬いもしくは強度のある素材とシリコーンや合成ゴムなどの合成樹脂に代表される柔らかい素材を組み合わせることで、強度と柔軟性を持たせられる。その他、縦の繊維状の素材と横の繊維状の素材を組み合わせて強度を持たせても良い。加えて、保持部に形成された指挿入穴Fにユーザが指を入れやすいように、携帯保持具Sの素材を反らせて形成してもよい。具体的には、保持部が携帯端末Aと接する面から離れる方向へ反り返るように形成してもよい。さらに、貼付部と保持部の素材を変えても良い。例えば、貼付部が前記した硬い素材で保持部が前記した柔らかい素材であってもよく、逆であってもよい。さらに、貼付部と保持部が硬い素材同士であってもよいし、柔らかい素材同士であってもよい。加えて、同一素材を山折に折り曲げると共に対向した内側面どうしを接着させて二重構造にして強度を高めてもよい。また、重ねる素材同士は同じ大きさであってもよいし、異なる大きさであってもよい。例えば、貼付部にだけ素材を重ねて強度を持たせてもよく、同様に、連結部や保持部に素材にだけ素材を重ねてもよいし、貼付部、連結部、保持部の複数に跨って素材を重ねてもよい。
携帯保持具Sは、薄板状である。後記する滑り止め加工や意匠性を持たせたデザインにするために携帯保持具Sの表面に凹凸があってもよい。厚さは薄ければよく、具体的には2.0ミリメートル以下であることが望ましい。1.5ミリメートル以下がより好ましく、1.0ミリメートル以下がさらに望ましい。また、厚さは均一である必要はない。滑り止め加工や意匠性を持たせるためにデザインされた凹凸によっては前記の厚さを超える場合もありうる。また、携帯保持具Sの特徴である筐体の薄さを実現するために、粘着層Gの粘着部材の厚みを考慮して保持部の厚みよりも貼付部の厚みを薄くした構造であってもよい。
携帯保持具Sの面は、滑り止め加工を施しても良い。また、シボ加工を施してもよい。さらに、滑り止め加工は摩擦係数を高める薬品等を表面に施しても良いし、車のタイヤのように溝を形成してもよい。また、汚れがつきにくい加工をしても良い。その他、素材によっては、耐摩耗性、潤滑性、耐食性、耐酸化性、耐熱性、断熱性、絶縁性、密着性、粘着性といった表面処理加工を施してもよい。さらに、片面と他方の面がそれぞれ違う加工処理を施してもよい。例えば、携帯端末Aに接する面とは反対側の面に汚れがつきにくい加工を、その面とは反対の面に付箋の粘着層のように容易に剥離可能な程度の粘着性の処理を施すことで、未使用時に、汚れがつき難く、また、携帯端末Aに保持部を付着できて保持部の収納性を高めることができる。また、滑り止め加工をすることで、スマホの携帯端末保持具Sが付いた面をテーブル等においた際に、スマホが滑ってしまうのを防ぐことができる。加えて、面の加工処理は必ずしも前記した滑り止めや汚れ防止等といった機能性の加工である必要はなく、意匠性を狙った模様やキャラクター、会社のロゴ、サービスのロゴ・デザイン、文字などの彫刻やペイント加工を施してもよい。
携帯保持具Sの外周の形は、特に制限はしない。図1のように四角であってもよいし、丸や楕円、三角、多角形であってもよい。また、星形やハート形、動物といった生物の形状、乗り物や文房具といった非生物の形状、キャラクターや文字、企業が使用しているロゴの形状であってもよい。さらに、アメーバ状のような意味のない形状であってもよい。つまり、携帯保持具Sの指挿入穴Fの対角線が交わる点から外周までの距離が、どこの外郭の部分に対しても一定な形状であってもよいし、一定でない形状であってもよい。
指挿入穴Fは、特に制限はしないが、丸い形状であることが望ましい。また、四角や三角であってもよいし、星形やハート形であってもよい。さらに、動物といった生物の形状、乗り物や文房具といった非生物の形状、キャラクターや文字、企業が使用しているロゴの形状であってもよい。さらに、アメーバ状のような意味のない形状であってもよい。つまり、携帯保持具Sの指挿入穴Fの対角線が交わる点から指挿入穴Fの内周までの距離が、どこの内郭の部分に対しても一定な形状であってもよいし、一定でない形状であってもよい。また、指挿入穴Fは必ずしも周囲が囲われた穴である必要はなく、図2(a)のように外周と一体になっていても良いし、図2(b)のように連結部もしくは貼付部におよんでいてもよい。さらに、指挿入穴Fの穴の個数は任意の指を自由に挿入できるように1個であってもよいし複数であってもよい。
連結部は、貼付部と保持部をつなぐ部位である。連結部には、貼付部と保持部の素材が別である、もしくは素材が同一であっても別々に成形する場合は連結するための手段を講じる。連結手段は着脱の可否を問わない。例えば、双方を連結するために接着部材(後述する接着剤を含む)の使用や溶接等の加工を施したり、蝶番やヒンジ、ネジ、永久磁石、マジックテープ(登録商標)などを使用したりしても良い。また、大工の現場で使われる木材同士を連結させる組木のように、双方に組木のような成形加工を施して組み合わせて連結させてもよい。加えて、パズルのピースのように貼付部と保持部を成形して組み合わせて連結させてもよいし、貼付部と保持部のそれぞれに連結するための1つまたは複数の穴や溝とその穴や溝に挿入する1つまたは複数の突起を設けてもよい。組木やパズル構造、永久磁石など、着脱が可能な構造を用いることで、保持部が汚れた場合に取り外して洗浄したり、異なる色や形状の保持部に付け替えて楽しんだりすることができる。
また、貼付部と保持部が同一素材の場合は、連結部を特別に設ける必要はなく、一体形成してもよい。さらに、携帯保持具SとスマホケースAとが連結できるように、それぞれに穴や溝とその穴や溝に連結する突起を設けてもよい。くわえて、保持部にある指挿入穴Fにユーザが指を入れやすくするために、連結部に折り目や切り込みなどを一つまたは複数入れてもよい。折り目や切り込みは貼付部や保持部に設けてもよい。例えば、保持部を上に貼付部を下にした状態で地面と水平に複数の折り目や切り込みを入れることで、指挿入穴に指を挿入する際の本発明の立ち上げをしやすくできる。また、折り曲がる箇所などの素材の一部を他の箇所より薄くしてもよい。なお、連結する際は前述した厚さの範囲内で薄板状を維持できる構造にするのがより望ましいが、厚さに制限は加えない。
貼付部の粘着層Gは、携帯端末もしくは携帯端末保護ケースAと携帯保持具Sを接着する素材であればなんでもよい。たとえば、瞬間系、弾性系、2液常温硬化樹脂系、熱硬化性樹脂系、ホットメルト系、エラストマー系、熱可塑性樹脂系、エマルジョン系などの接着剤が該当する。また、紙粘着テープ類、布粘着テープ類、フィルム粘着テープ類、特殊粘着テープ類の基材で作られた粘着テープや両面テープであってもよい。より具体的には、セロハンテープ、クラフト粘着テープ、布粘着テープ、ポリプロピレン粘着テープ、アルミテープ、ビニールテープ、ポリエステルテープ、ポリエチレンテープ、ポリイミドテープ、ガラスクロステープ、ガムテープなどであってもよい。また、両面テープのように前述の基材を使わず、接着剤のみからなる基材レスの粘着部材であってもよい。接着する素材によってこれらの素材を適宜選択する。当然に、貼付部の素材と携帯端末Aの素材は異なることがあることから、それぞれの素材に合わせた接着部材を複数組み合わせて使用してもよい。ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール、ポリテトラフロロエチレン、フッ素樹脂、シリコーンゴムなど難接着材料など、素材によっては接着部材がつきにくいことがあるため、ノルマンヘプタンやノルマンヘキサンなどが含まれた接着剤の接着を容易にするプライマーを用いてもよい。接着部材同士の大きさや接着方法は問わない。なお、接着部材同士は接がれないように接着もしくは連結することが望ましい。もしくは指挿入穴Fを介して携帯端末保持具Sを引っ張った際に、接着部材同士が剥がれるのではなく、貼付部の素材が破損する程度の強度があればよい。さらに、使用を繰り返すことによる接着面の携帯保持具Sの破損を防ぐため(強度を高めるため)、貼付部に本発明の強度を高めるための処置を施してもよい。例えば、貼付部に薄いフィルム状の素材やセロハンに代表される膜状の物質素材を結合させ、そこに粘着層Gを設けてもよい。
粘着層Gの形状は、特に制限しない。貼付部と同じ大きさであってもよいし、異なる大きさであってもよい。また、丸や楕円であっても良いし、三角、四角形、台形、多角形であってもよい。また、星形やハート形、動物といった生物の形状、乗り物や文房具といった非生物の形状、キャラクターや文字、企業が使用しているロゴの形状であってもよい。さらに、アメーバ状のような意味のない形状であってもよい。
さらに、貼付部に接着する側の粘着層Gの面全体を貼付部に接着してもよいし、一部のみを接着してもよい。同様に、貼付部に接着する側とは反対側の携帯端末Aに接着する面全体を携帯端末Aに接着してもよいし、一部分のみを接着してもよい。当然に、粘着層Gが貼付部と携帯端末Aとに実際に接着される面積は同じであってもよいし、異なる面積であってもよい。
図3は、ユーザが指挿入穴Fに指を入れて携帯端末を保持した際に起こる可能性のある、強い力が粘着層Gに加わったときに粘着層Gと携帯端末Aが剥がれてしまう状況を示したものである。これは粘着層Gの接着力が弱かった場合や粘着層Geに最初に力が加わることによって起こりうる。具体的には、携帯保持具Sの貼付部が金属等の硬い素材である場合はもちろんのこと、シリコーンに代表される合成樹脂や皮類等の柔らかい、もしくはしなる素材であることによって、ユーザが指を挿入して携帯端末を保持する際の力が、粘着層Gと携帯端末Aの接着面の端Geに最初に加わることによって剥がれてしまう。
図3のような状況が起こる場合には、粘着層Gを剥がれにくくするために、粘着層Gの粘着力を補強してもよい。図4(a)の斜線部の補強1のように粘着層Gの端縁に接着部材を追加してもよいし、図4(b)の斜線部の補強2のように前記した粘着シートなどの粘着部材を追加してもよい。さらに、補強2は携帯保持具Sと同一の素材もしくは別素材であってそこに前記した粘着部材を付けたもので代用してもよい。補強2は携帯保持具Sと同じ大きさであってもよいし、違う大きさであってもよい。加えて、携帯保持具Sを形成するための素材の中心付近を山折に折り曲げると共に対向した内側面どうし(双方の貼付部となる部分を除く)を接着させて携帯保持具Sと共に補強2を形成してもよい。仮に、補強2によって保持部の指挿入穴Fが塞がれてしまう場合は、補強2に対して指挿入穴Fを塞ぐ部分を切り抜く等の加工をする。例えば、図11のような構造であってもよい。
また、携帯端末Aの筐体面の材質によっては粘着層Gの粘着があまり機能しない可能性もあることから補助シールを別に設けてもよい。補強シールは本発明の携帯保持具Sとセットで提供してもよい。
図5は、第2形態である。粘着層Gの貼付部に実際に接着する接着部G1より粘着層Gの携帯端末Aに実際に接着する接着部G2の面積の方が大きい構造である。このようにすることで、ユーザが指を指挿入穴Fに挿入して携帯端末Aを保持する際に粘着層Gに最初に加わる力が、粘着層Gの端の箇所G1a、つまり、接着部G2の端の箇所G2aではなく、接着部G1の端の箇所G1b、つまり、接着部G2の端から離れた箇所G2bになることによって、携帯端末Aから携帯保持具Sがより離れにくくなる。
図6は、粘着層Gの接着部G1の形状のパターンを示したものである。図6(a)は保持部側の粘着層Gの一部を貼付部に接着しない構造である(斜線部が携帯保持具Sの貼付部に接着する部分であることを示している)。ユーザの本発明使用時に、保持部側からの力が携帯端末Aと接着している部分の端に最初に加わってしまうのを防ぐことができる。また、図6(b)は保持部側からだけでなく左右からの力が接着面の端に最初に加わるのを防ぐために、左右の一部を接着しない構造である。これにより、保持部側からの力だけでなく、左右、斜めからの力が、粘着層Gと携帯端末Aとの接着面の端に最初に加わるのを防ぐことができる。
図7は、第3形態であり、携帯保持具Sの貼付部の素材に切り込みを入れた構造である。これにより、粘着層Gと携帯端末Aとの接着面の保持部側の端に力が最初に加わるのを防ぐことができる。図8は、第4形態であり、携帯保持具Sの貼付部の素材に切り込みを入れた構造である。図7と同様に、これにより、粘着層Gと携帯端末Aとの接着面の保持部側の端および左右、斜めの端に力が最初に加わるのを防ぐことができる。なお、切り込みは図7、図8の形状に限らない。要するに、ユーザが本発明使用時に、携帯端末Aの接着面の端に力が最初にかかってしまうのを防ぐ構造に成形したものであればよい。
図9は、第5形態であり、粘着層Gを使わない構造である。具体的には、携帯端末ケースと携帯端末保持具Sを一体成形した構造である。前記した合成樹脂や皮などの柔らかい素材で成形された携帯端末保護ケースS9の面に、前記の携帯端末保持具Sの外周の形状の一部を切り込み、前記の携帯保持具Sの指挿入穴Fの形状を切りこむことで、携帯端末ケースと携帯端末保持具が一体となったものを成形する。これにより接着強度を気にせずに、本発明による携帯端末の保持を実現できる。また、ケースと一体成形することで平面にすることができる。
図10は、第6形態である。図10(b)のように未使用時(収納時)は指挿入穴Fは存在せず、図10(a)のように使用時に保持部を立ち上げることで指挿入穴Fが出現し、ユーザは指を入れられるようになっている構造である。収納時の指挿入穴Fの形状は問わない。図10(b)のように収納時に全く隙間がない形状であってもよいし、隙間がある状態であってもよい。指挿入穴Fの形状および隙間の形状は丸や楕円、三角、四角形、多角形であってもよいし、星形やハート形、動物といった生物の形状、乗り物や文房具といった非生物の形状、キャラクターや文字、企業が使用しているロゴの形状であってもよい。さらに、アメーバ状のような意味のない形状であってもよい。
さらに、未使用時の保持部の収納性を高めるために(未使用時に保持部がぺらっと捲れないように)保持部もしくは貼付部のどちらか、もしくは両方に双方を引っ掛ける構造にしてもよい。例えば、穴や溝や図10(c)のように突起を設けたり、パズルのピースのように突起とそれに合う穴を設けたり、双方の素材の摩擦を利用して引っかかるようにしたり、指挿入穴Fの切り込みを入れる際に、携帯端末Aの筐体に接する面から反対の面へ広がるように切れ込みを入れることで引っかかる構造にしたりしてもよい。また、図10(d)のように粘着層Gに突起T2をつけたりすることで保持部の収納性を高めてもよい。なお、突起T2の形状や構造は問わない。保持部に形成する突起T2をはめ込む穴は溝であっても孔であってもよい。ボタンやボタンのような構造であってもよく、マジックテープ(登録商標)であってもよい。
携帯保持具は全体がフィルム状である。例えば、使用状態を示す図11〜図14に示すように、全体が短冊状のフィルム状の本体の中央を山形に折り曲げて互いに接着して保持部とする。保持部には、ユーザが指を挿入する指挿入穴を設ける。この保持部は本体の貼付部に対して連結部(折り曲げ部)をもって自在に折り曲げ可能である。貼付部の裏面には、接着層が設けられる。この接着層を介して携帯情報端末の筐体裏面(画面がない側)に貼り付けて固定する。この状態で保持部は、折り曲げ部をもって引き起こすことが可能であり、且つ畳んで携帯端末の筐体裏面に平面的に沿わせることができる。また、携帯保持具Sの素材がしなるもしくは柔らかい素材である場合には本発明の筐体全体が撓むなどにより引き起こすことが可能である。
使用するにあたっては、折り曲げ部にて保持部を引き起こし、ユーザは保持部を引き起こした状態で指を指挿入穴に入れて携帯情報端末を保持する。使用しない状態では、保持部を携帯情報端末に沿って平らに畳み、携帯端末を机上に億歳に邪魔にならないようにする。換言すれば、この携帯保持具は、例えば、全体がフィルムまたは薄板状であり、携帯情報端末の筐体または当該携帯情報端末の筐体に装着するケースに対して貼り付ける貼付面に接着層を有する貼付部と、貼付部と連設され且つ折り曲げ部をもって折り曲げ自在に設けた保持部と、保持部に設けた指を挿入する指挿入穴と、から構成される。折り曲げ部は前記した連結部に形成してもよい。携帯保持具は携帯情報端末の本体のみならず、その筐体に装着するカバーまたはケースに対して用いることができる。
貼付部は、図に示したように、全体が一つの矩形状であってその中央を山折りにすると共に対抗した内側面どうしを接着してタブ状の保持部を形成しても良いし、全体が二つの部材にわかれており、それぞれが貼付部と当該貼付部から側面視でL字状に折り曲げ形成された保持部とからなり、二つの保持部が対抗する状態で貼り合わせ、その結果、保持部の上端は分離した状態であるが当該保持部の対抗した面どうし(山折りの内側面どうし)は接着した構造になるようにしてもよい。また、一方の貼付部と保持部が側面視でL字状に折り曲げにより形成され、この保持部に対して他方の貼付部から側面視L字に折り曲げられた立ち上がり部分(前記保持部より面積が小さい)が接着された構造であってもよい。また、貼付部の携帯端末の筐体に対抗する面は、両面テープ等の接着層を設け、これにより接着しても良い。保持部の外形形状は問わず、四角であっても丸であっても多角形であっても何かのデザイン(星形、動物やキャラクターなど)であってもよい。
本願特許を特定・限定するものではなく、参考としてデザインバリエーションを説明すると、前記保持部の指挿入穴は、楕円であっても多角形であっても何らかのデザイン(星形、動物やキャラクターなど)であってもよく、これらの形状はそれぞれ創作性を備えたものである。さらに、指挿入穴が多様な形状であるとしても指を挿入時に指が痛くならないように、指挿入穴の端縁(穴が縁の場合は演習に相当する端縁)に尖らない、換言すると直線または緩やかに湾曲した端縁で構成されるのが好ましい。さらに、指挿入穴は2つ以上であってもよく、これらはそれぞれに創作性を備えたものである。さらに、図に示すように、指挿入穴が逆U字形状の穴であり、折り曲げ部に対してU字両先端が一致したものとして所望の機能を果たすものであり、当該逆U字形状についても別途創作性を備えたものである。
S 携帯保持具
A 携帯(情報)端末および携帯(情報)端末保護ケース
F 指挿入穴
G 粘着層

Claims (1)

  1. 携帯端末に接着する貼付部と、携帯端末を保持するための保持部と、を備えたことを特徴とする携帯端末保持具
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