JP3218394U - フィルム剥離具 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易かつ確実にフィルムを剥離することができるフィルム剥離具を提供する。
【解決手段】2枚のフィルムを剥離するフィルム剥離具は、台座部1と、台座部1に設けられた粘着剤2と、台座部1を壁面Xに固定する固定手段3とを備える。台座部1は、平板または粘着剤側の面が傾斜したブロック形状であって、粘着剤2は、防汚処理または水洗いによる繰り返し使用可能に構成される。
【選択図】図1
【解決手段】2枚のフィルムを剥離するフィルム剥離具は、台座部1と、台座部1に設けられた粘着剤2と、台座部1を壁面Xに固定する固定手段3とを備える。台座部1は、平板または粘着剤側の面が傾斜したブロック形状であって、粘着剤2は、防汚処理または水洗いによる繰り返し使用可能に構成される。
【選択図】図1
Description
本考案は、2枚のフィルムを剥離するフィルム剥離具に関する。
従来、この種のフィルム剥離具としては、下記特許文献1に示すように、一対の作動片の内側部分に粘着剤を設けて、一対の作動片でフィルムを挟むことで、フィルムを剥離するものが知られている。
しかしながら、特許文献1のフィルム剥離具では、フィルムを一対の作動片の間にセットし、次に、作動片を摘むようにして接近させてフィルムを挟み込ませて、作動片の内側にそれぞれ設けられた粘着剤にフィルムを付着させる。さらに、次に、作動片を離間させて、その上、各作動片の内側の粘着剤と一体となったフィルムを、それぞれ粘着剤から剥離させる必要がある。
このように、従来のフィルム剥離具では、剥離のための工程が多く非常に煩雑である。
以上の事情に鑑みて、本考案は、簡易かつ確実にフィルムを剥離することができるフィルム剥離具を提供することを目的とする。
第1考案のフィルム剥離具は、2枚のフィルムを剥離するフィルム剥離具であって、
台座部と、
前記台座部に設けられた粘着剤と、
前記台座部を壁面に固定する固定手段と
を備え、
前記台座部は、平板または粘着剤側の面が傾斜したブロック形状であって、
前記粘着剤は、防汚処理または水洗いによる繰り返し使用可能に構成されることを特徴とする。
台座部と、
前記台座部に設けられた粘着剤と、
前記台座部を壁面に固定する固定手段と
を備え、
前記台座部は、平板または粘着剤側の面が傾斜したブロック形状であって、
前記粘着剤は、防汚処理または水洗いによる繰り返し使用可能に構成されることを特徴とする。
第1考案のフィルム剥離具によれば、固定手段を介して壁面に固定された台座部の表面に粘着剤が設けられている。そのため、フィルムを剥離する際には、2枚のフィルムのうちの1枚を粘着剤に接着させ、そのままフィルム全体を台座部から離間させるだけで、粘着剤と接着した1枚のフィルムのみが残りのフィルムから引き離された上で、フィルム全体が粘着剤から分離される。
そのため、剥離のためにフィルムを粘着剤に押し付けて引き離すだけで剥離が完了するため、剥離のための工程が非常に少なく煩雑さを感じさせない。
このように、第1考案のフィルム剥離具によれば、簡易かつ確実にフィルムを剥離することができる。
第2考案のフィルム剥離具は、第1考案において、
前記粘着剤が透明材料で構成されることにより、台座部に描かれた図案が表出されることを特徴とする。
前記粘着剤が透明材料で構成されることにより、台座部に描かれた図案が表出されることを特徴とする。
第2考案のフィルム剥離具によれば、台座部に描かれた図案が表出することで、粘着剤部分を目立たせて簡易かつ確実にフィルムを剥離させつつ、当該フィルム剥離具の持ち去りを防止しつつ、ノベルティ商品としての利用も可能となる。
第3考案のフィルム剥離具は、第1または第2考案において、
前記固定手段が、両面テープと永久磁石と吸盤とねじとから選択可能に構成されることを特徴とする。
前記固定手段が、両面テープと永久磁石と吸盤とねじとから選択可能に構成されることを特徴とする。
第3考案のフィルム剥離具によれば、様々形状の台座部に対して、任意の固定方法を採用可能に構成することができる。
このように、第3考案のフィルム剥離具によれば、任意の固定方法を採用可能としつつ、簡易かつ確実にフィルムを剥離することができる。
第4考案のフィルム剥離具は、第1〜第3のいずれかの考案において、
前記台座部がフィルム状の袋を支持する支持手段と一体に構成させることを特徴とする。
前記台座部がフィルム状の袋を支持する支持手段と一体に構成させることを特徴とする。
第4考案のフィルム剥離具によれば、フィルムの剥離の多くは2枚のフィルムで構成される、いわゆるレジ袋の剥離の用途が多いところ、レジ袋を支持するフックやクリップ等の支持手段を台座部と一体に構成することで、利便性を向上させることができる。
このように、第4考案のフィルム剥離具によれば、使用頻度の高いレジ袋と一体させることでき、利便性を向上させつつ、容易かつ確実にフィルムを剥離することができる。
本考案の一実施形態としてのフィルム剥離具について説明する。
図1に示すように、フィルム剥離具は、2枚のフィルムを剥離するフィルム剥離具であって、台座部1と、台座部1に設けられた粘着剤2と、台座部1を壁面に固定する固定手段3とを備える。
台座部1は、例えば、コルク板などの平板である。なお、後述するように、台座部1は、平板状のものに限らず、マグネットクリップや粘着面が傾斜したブロック形状であってもよい。
粘着剤2は、例えば、粘着マット(適度な柔軟性を有する板材の両面に粘着性を有するもの、例えば、耐震マット)であって、特に、透明材料により構成される。
かかる粘着剤2を構成する粘着マットは、防汚処理または水洗いによる繰り返し使用可能となっている。
ここで、粘着剤2が透明材料により構成されることにより、図1に示すように、台座部1に刻印や描かれた図案4が透明材料を通して表出され、視認可能となっている。
固定手段3は、台座部1を壁面Xに固定する手段であって、例えば、永久磁石(台座部1側は接着剤や両面テープにより台座部1と一体化される)により構成される。
なお、固定手段3は、永久磁石に限らず、台座部1を壁面に固定する手段であれば、両面テープやねじを選択してもよく、これらを組み合わせて用いてもよい。
図案4は、例えば、台座部1へのロゴなどの刻印のほか、台座部1への直接プリントやシールの貼付などであってもよい。
以上が本実施形態のフィルム剥離具の構成である。
次に、図2を参照して、実施形態のフィルム剥離具の使用方法について説明する。
まず、図2Aに示すように、固定手段3を介して壁面Xに固定された台座部1の表面に設けられた粘着剤2に対して、開口部が密着した2枚のフィルムa,bのいずれかのフィルム面(図2Aでは、フィルムbのフィルム面)を近づける。
そして、図2Bに示すように、フィルムbのフィルム面が粘着剤2に接着したら、そのまま、2枚のフィルムa,bを粘着剤2(台座部1)から離間させるように引っ張ると、図2Cに示すように、粘着剤2と接着した1枚のフィルムbのみが、残りのフィルムaから引き離される。
そして、そのまま、2枚のフィルムa,bを引っ張り続けると、図2Dに示すように、粘着剤2と接着したフィルムbも粘着剤2から分離され、2枚のフィルム全体がフィルム剥離具から分離される。
このように、本実施形態のフィルム剥離具によれば、簡易かつ確実にフィルムを剥離することができる。
さらに、粘着剤2は、防汚処理または水洗いによる繰り返し使用可能となっているため、繰り返しフィルムの分離のための剥離行っても、汚れが付着して剥離性が低下すること防止することができる。
次に、図3および図4を参照して、本実施形態のフィルム剥離具の変更例について説明する。なお、同一の構成については、同一符号を付して説明を省略する。
図3では、台座部1をマグネットクリップを台座部11と構成している。すなわち、台座部11は、ねじりばねなどにより把持可能なクリップであって、つまみの表面側に粘着剤2が設けられると共に、固定手段3としてのマグネットが裏面側に一体に構成されている。
かかるフィルム剥離具によれば、粘着剤2は、クリップのつまみに設けられることから、適度な傾斜を持たせることでき、粘着剤2と接着させたフィルムを粘着剤2から分離する際に、分離し易くすることができる。
さらに、フィルムの剥離の多くは2枚のフィルムで構成される、いわゆるレジ袋の剥離の用途が多いところ、支持手段としてのクリップを台座部11と一体に構成することができ、利便性を向上させることができる。
これは、図4に示す本実施形態の他の変更例の場合も同様である。すなわち、図4では、
台座部12を、表面側を傾斜させたブロック体(例えば、木製や合成樹脂製)で構成し、支持手段としてのフック13を台座部12下部に設けている。
台座部12を、表面側を傾斜させたブロック体(例えば、木製や合成樹脂製)で構成し、支持手段としてのフック13を台座部12下部に設けている。
かかるフィルム剥離具の場合にも、粘着剤2に適度な傾斜を持たせることでき、粘着剤2と接着させたフィルムを粘着剤2から分離する際に、分離し易くすることができる。
さらに、フィルムの剥離の多くは2枚のフィルムで構成される、いわゆるレジ袋の剥離の用途が多いところ、支持手段としてのフックを台座部11と一体に構成することができ、利便性を向上させることができる。
このように、これらの変更例のフィルム剥離具によれば、使用頻度の高いレジ袋と一体させることでき、利便性を向上させつつ、より容易かつ確実にフィルムを剥離することができる。
1,11,12…台座部、2…粘着剤、3…固定手段、4…図案、13…フック(支持手段)、a,b…フィルム、X…壁面。
Claims (4)
- 2枚のフィルムを剥離するフィルム剥離具であって、
台座部と、
前記台座部に設けられた粘着剤と、
前記台座部を壁面に固定する固定手段と
を備え、
前記台座部は、平板または粘着剤側の面が傾斜したブロック形状であって、
前記粘着剤は、防汚処理または水洗いによる繰り返し使用可能に構成されることを特徴とするフィルム剥離具。 - 請求項1記載のフィルム剥離具において、
前記粘着剤が透明材料で構成されることにより、台座部に描かれた図案が表出されることを特徴とするフィルム剥離具。 - 請求項1または2記載のフィルム剥離具において、
前記固定手段が、両面テープと永久磁石と吸盤とねじとから選択可能に構成されることを特徴とするフィルム剥離具。 - 請求項1乃至3のうちいずれか1項記載のフィルム剥離具において、
前記台座部がフィルム状の袋を支持する支持手段と一体に構成させることを特徴とするフィルム剥離具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018002939U JP3218394U (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | フィルム剥離具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018002939U JP3218394U (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | フィルム剥離具 |
Publications (1)
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JP3218394U true JP3218394U (ja) | 2018-10-11 |
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Family Applications (1)
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JP2018002939U Active JP3218394U (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | フィルム剥離具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3218394U (ja) |
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2018
- 2018-07-31 JP JP2018002939U patent/JP3218394U/ja active Active
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