JP2020086995A - 自律移動装置およびプログラム - Google Patents

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真理子 宮崎
Mariko Miyazaki
真理子 宮崎
英基 藤本
Hidemoto Fujimoto
英基 藤本
徹也 小林
Tetsuya Kobayashi
徹也 小林
雄范 金
Yuhan Kin
雄范 金
肇 梶山
Hajime Kajiyama
肇 梶山
訓稔 山本
Kunitoshi Yamamoto
訓稔 山本
哲平 青木
Teppei Aoki
哲平 青木
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Abstract

【課題】追随対象者の動作に追随して移動する際に、追随対象者が進行方向を前後反転した場合でも、追随対象者の進行方向の前後反転に合わせて常に同じ方法で自装置の進行方向を前後反転する場合と比較して、進行方向の前後反転の際に他の移動物と接触する可能性を低減する。【解決手段】検出部41は、周囲の物体との距離及びその形状を検出する。移動部44は、自装置を移動させる。制御部45は、検出部41により検出された追随対象者の動きに追随して自装置を移動させるよう移動部44を制御する際に、追随対象者が走行可能領域からはみ出さずに進行方向を前後反転した場合には、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう移動部44を制御する。【選択図】図4

Description

本発明は、自律移動装置およびプログラムに関する。
特許文献1には、高速での追従走行が可能でかつ先導車の走行軌跡に対して追従精度の高い縦列での隊列走行を実現することを目的とした自動追従走行システムが開示されている。
特許文献2には、移動方向前方に存在する物体との相対位置関係に基づいて、複数の移動モードの中から択一的に1つの移動モードを選択して、選択した移動モードにより移動制御を行う自律移動装置が開示されている。
特開2000−113399号公報 特許第4811128号公報
本発明の目的は、追随対象者の動作に追随して移動する際に、追随対象者が進行方向を前後反転した場合でも、追随対象者の進行方向の前後反転に合わせて常に同じ方法で自装置の進行方向を前後反転する場合と比較して、進行方向の前後反転の際に他の移動物と接触する可能性を低減することが可能な自律移動装置およびプログラムを提供することである。
[自律移動装置]
請求項1に係る本発明は、自装置を移動させるための移動手段と、
周囲の物体との距離及びその形状を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された追随対象者の動きに追随して自装置を移動させるよう前記移動手段を制御する際に、前記追随対象者が走行可能領域からはみ出さずに進行方向を前後反転した場合には、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう前記移動手段を制御する制御手段とを備えた自律移動装置である。
請求項2に係る本発明は、前記制御手段が、前記追随対象者が走行可能領域からはみ出して進行方向を前後反転した場合には、自装置が走行可能領域からはみ出すことを許容して進行方向を前後反転するよう前記移動手段を制御する請求項1記載の自律移動装置である。
請求項3に係る本発明は、前記制御手段が、前記追随対象者が走行可能領域からはみ出して進行方向を前後反転した場合であっても、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう前記移動手段を制御する請求項1記載の自律移動装置である。
請求項4に係る本発明は、前記制御手段が、進行方向を少なくとも2回以上前後反転させて切り返し動作を行うことにより、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう前記移動手段を制御する請求項1から3のいずれか記載の自律移動装置である。
請求項5に係る本発明は、前記制御手段が、進行方向を前後反転させることにより、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう前記移動手段を制御する請求項1から3のいずれか記載の自律移動装置である。
請求項6に係る本発明は、前記制御手段が、追随対象者の後を走行する後追いモードと、追随対象者の前を走行する先行モードとの間で動作モードを切り換えることにより、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう前記移動手段を制御する請求項1から3のいずれか記載の自律移動装置である。
請求項7に係る本発明は、前記制御手段が、追随対象者の動作に追随すると、自装置の最小回転半径内に走行禁止領域が含まれる場合、進行方向を前後反転する際に自装置が走行可能領域からはみ出すものと判定する請求項1から6のいずれか記載の自律移動装置である。
請求項8に係る本発明は、周囲の画像を撮像する撮像手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記撮像手段により撮影された画像から、走行可能領域及び走行禁止領域を判定する請求項1から7のいずれか記載の自律移動装置である。
請求項9に係る本発明は、前記制御手段が、前記撮像手段により撮影された画像から歩道と特定できた領域を走行可能領域と判定し、車道と特定できた領域を走行禁止領域と判定する請求項8記載の自律移動装置である。
請求項10に係る本発明は、前記制御手段が、前記撮像手段により撮影された画像に歩道が含まれない場合、道路の端から予め設定された距離までの領域を走行可能領域と判定し、予め設定され距離以上の領域を走行禁止領域と判定する請求項8記載の自律移動装置である。
[プログラム]
請求項11に係る本発明は、周囲の物体との距離及びその形状を検出するにより検出された追随対象者の動きに追随して自装置を移動させるよう移動手段を制御するステップと、
前記追随対象者が走行可能領域からはみ出さずに進行方向を前後反転した場合には、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう前記移動手段を制御するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
請求項1に係る本発明によれば、追随対象者の動作に追随して移動する際に、追随対象者が進行方向を前後反転した場合でも、追随対象者の進行方向の前後反転に合わせて常に同じ方法で自装置の進行方向を前後反転する場合と比較して、進行方向の前後反転の際に他の移動物と接触する可能性を低減することが可能な自律移動装置を提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、追随対象者が道路を横断して移動する場合には、追随対象者に追随して走行することが可能な自律移動装置を提供することができる。
請求項3に係る本発明によれば、追随対象者の動作に追随したことにより自装置が走行可能領域からはみ出してしまうことを防ぐことが可能な自律移動装置を提供することができる。
請求項4に係る本発明によれば、走行可能領域からはみ出さずに進行方向を前後反転することが可能な自律移動装置を提供することができる。
請求項5に係る本発明によれば、走行可能領域からはみ出さずに進行方向を前後反転することが可能な自律移動装置を提供することができる。
請求項6に係る本発明によれば、走行可能領域からはみ出さずに進行方向を前後反転することが可能な自律移動装置を提供することができる。
請求項7に係る本発明によれば、進行方向変換時に自装置が走行可能領域からはみ出すか否かを判定することが可能な自律移動装置を提供することができる。
請求項8に係る本発明によれば、予め設定することなく走行可能領域と走行禁止領域を判定することが可能な自律移動装置を提供することができる。
請求項9に係る本発明によれば、予め設定することなく走行可能領域と走行禁止領域を判定することが可能な自律移動装置を提供することができる。
請求項10に係る本発明によれば、歩道が無い道路を走行する際においても、予め設定することなく走行可能領域と走行禁止領域を判定することが可能な自律移動装置を提供することができる。
請求項11に係る本発明によれば、追随対象者の動作に追随して移動する際に、追随対象者が進行方向を前後反転した場合でも、追随対象者の進行方向の前後反転に合わせて常に同じ方法で自装置の進行方向を前後反転する場合と比較して、進行方向の前後反転の際に他の移動物と接触する可能性を低減することが可能なプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態の自律移動装置10を用いたシステムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態の自律移動装置10の外観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の自律移動装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の自律移動装置10の機能構成を示すブロック図である。 後追モードと先行モードにより移動する自律移動装置10の様子を説明するための図である。 追随対象者1が歩道上において進行方向を前後反転した場合の自律移動装置10の動作例1を説明するための図である。 追随対象者1が歩道上において進行方向を前後反転した場合の自律移動装置10の動作例1を説明するための図である。 追随対象者1が歩道上において進行方向を前後反転した場合の自律移動装置10の動作例1を説明するための図である。 追随対象者1が歩道上において進行方向を前後反転した場合の自律移動装置10の動作例1を説明するための図である。 追随対象者1が歩道上において進行方向を前後反転した場合の自律移動装置10の動作例2を説明するための図である。 追随対象者1が歩道上において進行方向を前後反転した場合の自律移動装置10の動作例2を説明するための図である。 追随対象者1が歩道上において進行方向を前後反転した場合の自律移動装置10の動作例2を説明するための図である。 追随対象者1が歩道上において進行方向を前後反転した場合の自律移動装置10の動作例2を説明するための図である。 追随対象者1が歩道上において進行方向を前後反転した場合の自律移動装置10の動作例2を説明するための図である。 追随対象者1が歩道上において進行方向を前後反転した場合の自律移動装置10の動作例2を説明するための図である。 自律移動装置10が切り返し動作を行う場合の実行例を説明するための図である。 追随対象者1が歩道上において進行方向を前後反転した場合の自律移動装置10の動作例3を説明するための図である。 追随対象者1が歩道上において進行方向を前後反転した場合の自律移動装置10の動作例3を説明するための図である。 追随対象者1が歩道上において進行方向を前後反転した場合の自律移動装置10の動作例3を説明するための図である。 追随対象者1が歩道上において進行方向を前後反転した場合の自律移動装置10の動作例3を説明するための図である。 追随対象者1が歩道上において進行方向を前後反転した場合の自律移動装置10の動作例4を説明するための図である。 追随対象者1が歩道上において進行方向を前後反転した場合の自律移動装置10の動作例4を説明するための図である。 追随対象者1が歩道上において進行方向を前後反転した場合の自律移動装置10の動作例4を説明するための図である。 追随対象者が進行方向を前後反転した場合に、自律移動装置10が動作モードを変更して追随動作を継続するか動作モードを変更せずに追随動作を継続するのかを判定する際の処理を説明するためのフローチャートである。 追随対象者1が進行方向を90°以上変更する場合の様子を説明するための図である。 最初の動作モードが後追モードの場合に、追随対象者1が進行方向を90°以上変更した場合の自律移動装置10の動作を説明するための図である。 最初の動作モードが後追モードの場合に、追随対象者1が進行方向を90°以上変更した場合の自律移動装置10の動作を説明するための図である。 最初の動作モードが先行モードの場合に、追随対象者1が進行方向を90°以上変更した場合の自律移動装置10の動作を説明するための図である。 最初の動作モードが先行モードの場合に、追随対象者1が進行方向を90°以上変更した場合の自律移動装置10の動作を説明するための図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の自律移動装置10を用いたシステムの構成を示す図である。
本発明の一実施形態の自律移動装置10を用いたシステムは、図1に示されるように、自律移動装置10と、この自律移動装置10を遠隔操作するための遠隔操作センターに設置されたサーバ12とから構成されている。
そして、自律移動装置10は、自装置を移動させるための移動手段を有し、この移動手段により、追随する対象とする人である追随対象者1の動作に追随して自律的に移動することができるような構成となっている。ここで、追随とは、追随対象として認識した追随対象者1の動きに応じて、追随対象者1に先行して又は後追いして自律移動することを意味する。
具体的には、自律移動装置10は、追随対象者1の手、足等の動きを検出し、追随対象者1の後ろから後追いして移動する後追いモード、追随対象者1の前に先行して移動する先行モード、移動を停止する停止モードのいずれかの動作モードにより動作することが可能に構成されている。
ここで、後追モードとは、先行する追随対象者の後を追随するよう走行する動作モードである。そして、先行モードとは、自律移動装置10が追随対象者に先行して走行する動作モードである。
そして、自律移動装置10には、後追モードボタン、先行モードボタン、停止ボタンが設けられており、ユーザはこれらのボタンを操作することにより自律移動装置10の動作モードを切り替えることができるようになっている。
なお、本実施形態では、自律移動装置10は、荷台部を備え、この荷台部に荷箱等の荷物を積載して、荷物を集荷、配達する配達員等の追随対象者1に先行して又は後追いして移動又は停止する例を用いて説明する。
また、自律移動装置10とサーバ12とは、例えば携帯電話通信網14、インターネット15を経由して相互に接続されている。そして、自律移動装置10は、遠隔操作センターのサーバ12からの指示に基づいて、遠隔操作されることが可能なように構成されている。例えば、自律移動装置10が追随対象者1を見失ってしまい動作停止状態となった場合には、サーバ12に停止連絡を送信し、サーバ12からの移動指示に基づいて近くの集配センターまで移動して回収されるようになっている。
次に、自律移動装置10の構成を説明する。図2は、自律移動装置10の外観を示す斜視図である。
自律移動装置10は、装置本体部16、荷台部17、装置本体部16を移動させるための移動機構18、タッチパネル19、検出手段としてのセンサ20、カメラ21を備えている。
荷台部17は、装置本体部16の上部に設けられており、荷箱等の荷物を積載する。
センサ20は、装置本体部16と荷台部17の間に設けられており、自装置の周囲360度に位置する物体との距離及びその形状を検出する。具体的には、センサ20は、レーザ光により物体との距離を検出するレーザレンジファインダ(レーザ距離センサ)等により構成され、LIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)と呼ばれる技術により自装置の周囲に位置する物体との距離及びその形状を検出する。
カメラ21は、装置本体部16の前面及び後面の2ヶ所に設けれ、周囲の画像、特に、追随対象者の足元周辺の画像を撮像する。
移動機構18は、装置本体部16の下部に設けられており、センサ20により検出された追随対象者1の動作に追随して自装置を移動させる。移動機構18としては、具体的には、車輪や、車輪を駆動する駆動源としてのモータや、操舵輪の舵角やブレーキ等を制御するためのアクチュエータ、油圧ポンプ等により構成されている。
図3は、自律移動装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。
自律移動装置10は、図3に示されるように、CPU31、メモリ32、記憶装置33、無線通信部34、移動機構18、タッチパネル19、センサ20、カメラ21を有し、これらが制御バス35を介して接続されている。
CPU31は、メモリ32または記憶装置33に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、自律移動装置10の動作を制御する。無線通信部34は、携帯電話通信網14との間で無線回線を介してデータの送受信を行っている。なお、本実施形態では、CPU31は、メモリ32または記憶装置33内に格納された制御プログラムを読み出して実行するものとして説明するが、当該プログラムをCD−ROM等の記憶媒体に格納してCPU31に提供することも可能である。
図4は、上記の制御プログラムが実行されることにより実現される自律移動装置10の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態の自律移動装置10は、図4に示されるように、検出部41と、撮像部42と、データ記憶部43と、移動部44と、制御部45と、データ送受信部46とを備えている。
データ送受信部46は、制御部45による制御に基づいて、サーバ12との間でデータの送受信を行う。
検出部41は、周囲の物体との距離及びその形状を検出する。具体的には、検出部41は、追随対象者1の足元を含む、周囲の地面付近の物体との距離及び形状を検出する。
移動部44は、自装置を移動させるための移動手段であり、制御部45による制御に基づいて、検出部41により検出された追随対象者1の動作に追随して自装置を移動させる。
制御部45は、検出部41により追随対象者として認識した人間の動作に追随して自装置を移動させるよう移動部44を制御する。具体的には、制御部45は、上述したような後追モードまたは先行モードにより追随対象者の動作に追随して自装置が移動するよう移動部44を制御する。
制御部45は、検出部41により追随対象者として認識した人間と自装置との距離及一定に保ちつつ、追随対象者との距離や方向に基づいて追随対象者の移動に追随して走行するように、移動部44における操舵輪の向きを制御したり駆動輪の回転速度を制御したりする。
ここで、後追モードと先行モードにより移動する自律移動装置10の様子について図5を参照して説明する。
図5(A)は、自律移動装置10が後追モードにて追随対象者1の後において走行している様子を説明する図である。また、図5(B)は、自律移動装置10が先行モードにて追随対象者1の前を先行して走行している様子を説明する図である。
図5(A)に示す後追モードでは、自律移動装置10は、追随対象者1の後を予め設定された距離を維持しつつ追尾して走行する。そして、図5(B)に示す先行モードでは、自律移動装置10は、追随対象者1の前を予め設定された距離を維持しつつ先行して走行する。
なお、本実施形態における自律移動装置10には前後は存在せず、2つのカメラ21がそれぞれ前後に設けられており、センサ20が周囲360°の範囲における物体との距離を検出するような構成であるため、左右のいずれを先頭した場合でも同様に走行することが可能な構造となっている。
撮像部42は、周囲の画像を撮像する。そして、制御部45は、撮像部42により撮影された画像から、走行可能領域及び走行禁止領域を判定する。
ここで、走行可能領域とは、自律移動装置10の走行が可能な領域として定義された領域である。例えば、車道と歩道が白線や段差等により区切られていたり、車道と歩道とが異なる色に塗り分けられていたりするような場合には、歩道が走行可能領域として定義される。そして、走行禁止領域とは、自律移動装置10の走行が、原則として禁止と定義された領域である。
また、制御部45は、人工知能(AI:artificial intelligence)としてコンピュータを機能させる部分(以下、AI)を含んでいてもよく、AIが、撮像部42により撮影された画像から、走行可能領域及び走行禁止領域を判定してもよい。
例えば、制御部45は、予め撮像した複数の画像から車道を示す領域を走行可能領域と、歩道を示す領域を走行禁止領域と定義づけされたデータを教師データとして入力して、AIに機械学習をさせて学習済みモデルを作成する。AIはこの学習済みモデルを用いて新たに撮像部42により撮影された画像から、走行可能領域及び走行禁止領域を判定する。また、自律移動装置10が存在している領域(例えば、自装置の現在位置が含まれる領域)及びそれ以外の領域(自装置の周辺領域、又はこれから進む方向の領域など)を区別して定義づけされたデータを教師データとして用いて、AIに機械学習をさせて学習済みモデルを作成する。この学習済みモデルを用いることで、AIは、自律移動装置10が存在している領域及びそれ以外の領域(自装置の周辺領域、又はこれから進む方向の領域など)が、走行可能領域であるのか走行禁止領域であるのかを判定する。なお、学習済みモデルの生成は制御部45で行わないで、外部で行ってもよい。そして、生成された学習済みモデルをデータ記憶部43または外部サーバやクラウド上に記憶しておき、AIは記憶されている学習済みモデルを読み出して、新たに撮像部42により撮影された画像から、走行可能領域及び走行禁止領域を判定する。
しかし、追随対象者が道路を横断して反対側移動する際に、追随対象者が車道に出たような場合には、自律移動装置10は車道を走行することができるように設定されている。
制御部45は、検出部41により検出された追随対象者の動きに追随して自装置を移動させるよう移動部44を制御する際に、追随対象者が走行可能領域からはみ出さずに進行方向を前後反転した場合には、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう移動部44を制御する。
なお、制御部45は、追随対象者が走行可能領域からはみ出して進行方向を前後反転した場合であっても、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう移動部44を制御するようにしても良い。
ここで、制御部45は、撮像部42により撮影された画像から歩道と特定できた領域を走行可能領域と判定し、車道と特定できた領域を走行禁止領域と判定する。
なお、制御部45は、撮像部42により撮影された画像に歩道が含まれない場合、道路の端から予め設定された距離、例えば1mまでの領域を走行可能領域と判定し、予め設定され距離以上の領域を走行禁止領域と判定するようにしても良い。
つまり、制御部45は、車道と歩道とが明確に区切られていないような道路においては、道路の端から予め設定された距離内の領域、例えば道路の端部から1m以内の領域を走行可能領域と判定する。
そして、制御部45は、追随対象者が走行可能領域からはみ出して進行方向を前後反転した場合には、自装置が走行可能領域からはみ出すことを許容して進行方向を前後反転するよう移動部44を制御する。
なお、自律移動装置10が進行方向を前後反転する際に、制御部45は、進行方向を少なくとも2回以上前後反転させて切り返し動作を行うことにより、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう移動部44を制御する。ここで、進行方向を少なくとも2回以上前後反転させるとは、前進を一旦停止後に後進してから、後進の停止後に再び前進を行う動作を少なくとも行うことを意味する。そして、進行方向を反転させて進んでいる間は、操舵輪の舵角を変更しながら進むような制御が行われ、この動作は自動車等の運転におけるいわゆる「切り返し動作」と同様な動作となる。なお、切り返し動作を行う場合には、上記の動作に加えて、さらに前進を停止後に後進してから、後進の停止後に再び前進を行うような動作が行われる場合もある。
なお、この切り返し動作の際に行われる進行方向の前後反転とは、自律移動装置10が追随対象者の動作に追随して行う進行方向の前後反転とは異なる意味である。追随対象者の動作に追随して行う進行方向の前後反転とは、広い意味での自装置の進行方向の反転を意味し、例えば、北方向に進んでいた場合に南方向に進むような進行方向の反転を意味している。
一方、切り返し動作の際に行われる進行方向の前後反転とは、狭い意味での進行方向の反転を意味し、例えば、前進を行っていた場合に後進を行うような進行方向の反転を意味している。このような狭い意味での進行方向の反転が行われた場合でも、装置の進行方向自体が反転したことにはならない。自律移動装置10の前後が決まっているような場合に、操舵輪の舵角を変化させながら後進するというような、いわゆる切り返し動作が行われる場合には、何度か切り返し動作が行われた後に、広い意味での進行方向の反転が完了することになるからである。
なお、いわゆる鉄道車両のように先頭と後尾を切り替えるような運用が可能であれば、装置の先頭と後尾を切り替えるだけで、広い意味での進行方向の反転も完了することになる。このような進行方向の反転が行われる場合には、上記のような切り返し動作を必要とすることなく進行方向の反転が実現されることになる。
なお、自律移動装置10が進行方向を前後反転する際に、制御部45は、進行方向を前後反転させることにより、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう移動部44を制御するようにしても良い。
さらに、自律移動装置10が進行方向を前後反転する際に、制御部45は、追随対象者の後を走行する後追いモードと、追随対象者の前を走行する先行モードとの間で動作モードを切り換えることにより、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう移動部44を制御するようにしても良い。
なお、制御部45は、追随対象者の動作に追随すると、自装置の最小回転半径内に走行禁止領域が含まれる場合、進行方向を前後反転する際に自装置が走行可能領域からはみ出すものと判定する。
ここで、最小回転半径(最小旋回半径)とは、操舵輪の舵角を最大にした状態で走行した際に描かれる軌跡の半径を意味する。
なお、制御部45は、最小回転半径を用いた判定だけでなく、データ記憶部43に記憶された自装置の外形形状のデータを用いて、操舵輪の舵角を最大にした状態で走行した場合の走行軌跡と自装置の外形形状とから、操舵輪の舵角を最大にした状態で方向変換した場合に自装置の外形が走行可能領域からはみ出すか否かの判定を行うようなことも可能である。
次に、本実施形態の自律移動装置10の動作について図面を参照して詳細に説明する。
先ず、本発明を適用した場合の本実施形態の自律移動装置10の動作について説明する前に、自律移動装置10が走行可能領域にはみ出す場合でも追随対象者をそのまま追随した場合の様子を図6〜図9を参照して説明する。
この図6〜図9は、動作モードを後追モードに設定した自律移動装置10を走行させた状態で歩道を歩行中の追随対象者1が、歩道上においてUターンして進行方向を前後反転した場合の様子を説明するための図である。
先ず、自律移動装置10が歩道上を後追モードにて追随対象者1の後を追随している様子を図6に示す。そして、歩道上を歩行していた追随対象者1がUターンをすることにより方向変換した場合を図7に示す。
このように追随対象者1が方向変換したことにより、自律移動装置10は追随対象者1の後を追随するために方向変換を行うとする様子を図8に示す。
ここで、図8では歩道の幅が自律移動装置10の最小回転半径と比較して狭いため、自律移動装置10が操舵輪の舵角を制御して方向変換しようとした場合、図9に示すように自律移動装置10は車道にはみ出すことになる。
その結果、もし自律移動装置10が車道にはみ出したタイミングで車道上に自動車等が走行してきた場合、図9に示すように、この自動車等と自律移動装置10とが接触または衝突する可能がある。
そのため、本実施形態の自律移動装置10では、追随対象者の動作に追随して移動する際に、追随対象者が進行方向を前後反転した場合でも、上記で説明したような動作を行うことにより、進行方向の前後反転の際に他の移動物と接触する可能性を低減するようにしている。
次に、追随対象者1が歩道上で方向変換した場合における本実施形態の自律移動装置10の動作例を図10〜図15を参照して説明する。この図10〜図15では、自律移動装置10が歩道上で切り返し動作を行うことにより方向変換を実行する場合を用いて説明する。
先ず、歩道上を歩行していた追随対象者1がUターンをすることにより方向変換した場合を図10に示す。このように追随対象者1が方向変換したことにより、自律移動装置10は追随対象者1の後を追随するために方向変換を行うとする。
しかし、自律移動装置10では、図11に示すように、自装置の最小回転半径と歩道の幅とを比較することにより、通常の方向変換を実行した場合に走行禁止領域である車道に、自装置の外形がはみ出してしまうという判定が行われる。
そのため、自律移動装置10は、図12〜図14に示すように、歩道上において前進、後退、前進と進行方向を2回反転させて切り返し動作を行うことにより、自装置が走行可能領域である歩道からはみ出さないようにして進行方向を前後反転する。
その結果、図15に示すように、自律移動装置10は、歩道からはみ出すことなく方向変換を実行して追随対象者1の後を追随した走行を継続することができる。
なお、自律移動装置10が、歩道上において切り返し動作を実行して方向変換する様子を真上から見た様子を図16に示す。図16では、自律移動装置10の形状を長方形により示すとともに、前後が分かるように同じ部位に黒丸を表示して示している。また、自律移動装置10の時間経過に伴う位置変化を示すため、自律移動装置を符号10a〜10dにより順次示して説明する。
先ず、歩道上を左から右方向に自律移動装置10aが走行してきた状態で操舵輪を右方向に切って歩道からをはみ出さない位置で停止する(自律移動装置10bの位置)。すると、停止した自律移動装置10bが、操舵輪を右方向に切るとともに進行方向を逆にして後退して歩道からはみ出さない位置で停止する(自律移動装置10cの位置)。最後に、停止した自律移動装置10cは、操舵輪を右方向に切って再度進行方向を逆にして前進して、歩道上の右から左方向への進行方向となる方向変換を終了する(自律移動装置10dの位置)。
次に、追随対象者1が歩道上で方向変換した場合における本実施形態の自律移動装置10の別の動作例を図17〜図20を参照して説明する。この図17〜図20では、自律移動装置10が進行方向を前後入れ換えることにより方向変換を実行する場合を用いて説明する。
先ず、自律移動装置10が歩道上を後追モードにて追随対象者1の後を追随している様子を図17に示す。そして、歩道上を歩行していた追随対象者1がUターンをすることにより方向変換した場合を図18に示す。このように追随対象者1が方向変換したことにより、自律移動装置10は追随対象者1の後を追随するために方向変換を行うとする。
しかし、自律移動装置10では、図19に示すように、自装置の最小回転半径と歩道の幅とを比較することにより、通常の方向変換を実行した場合に走行禁止領域である車道に、自装置の外形がはみ出してしまうという判定が行われる。
そのため、自律移動装置10は、図20に示すように、進行方向を前後入れ換えることにより方向変換を実行して、追随対象者1の後を走行する後追モードにより追随動作を継続する。
自律移動装置10では、この図20に示したように進行方向の入れ換えにより方向変換を行うことにより、切り返し動作等を必要とせず、歩道からはみ出すことなく方向を変換することができる。
次に、追随対象者1が歩道上で方向変換した場合における本実施形態の自律移動装置10の別の動作例を図21〜図23を参照して説明する。この図21〜図23では、自律移動装置10が動作モードを変更することにより方向変換を実行する場合を用いて説明する。
先ず、自律移動装置10が歩道上を後追モードにて追随対象者1の後を追随している様子を図21に示す。そして、歩道上を歩行していた追随対象者1がUターンをすることにより方向変換した場合を図22に示す。
すると、自律移動装置10は、図23に示すように動作モードを後追モードから先行モードに変更して、追随対象者1の前を走行することにより追随動作を継続する。
このように動作モードを変更して方向変換を行うことにより、自律移動装置10は、切り返し動作等を必要とせず、歩道からはみ出すことなく方向を変換することができる。
次に、このように追随対象者が進行方向を変更した場合に、自律移動装置10が動作モードを後追モードと先行モードとの間で切り替えて追随動作を継続する際の処理について説明する。
図21〜図23に示した動作例では、歩道上を歩行中の追随対象者1がUターンして180°の方向変換した場合であったため、動作モードを変更して追随動作を継続する場合について説明した。
しかし、追随対象者が歩道上を歩行している場合以外の場合には、様々な角度で進行方向を前後反転する場合が想定される。そのため、本実施形態の自律移動装置10は、図24のフローチャートにより示した制御により動作モードを変更して追随動作を継続するか動作モードを変更せずに追随動作を継続するのかを判定する。
このような自律移動装置10の動作を図24のフローチャートを参照して説明する。
自律移動装置10は、追随動作を行っている際には定期的に追随対象者の進行方向や移動速度を取得している(ステップS101)。そして、追随対象者が進行方向を90°以上変更した場合(ステップS102)、自律移動装置10は走行を停止し(ステップS103)、追随対象者の進行方向、移動速度を予測する(ステップS104)。
そして、自律移動装置10では、現在の動作モードをそのまま維持した場合と、動作モードを変更した場合における、追随対象者に追いつくまでの自装置の移動距離を算出する(ステップS105)。
そして、動作モードを変更した場合の移動距離の方が、動作モードを維持した場合の移動距離よりも短い場合(ステップS106においてyes)、自律移動装置10では、動作モードを変更して走行を開始して追随対象者の動作に追随した動作を再開する(ステップS107)。
なお、動作モードを変更した場合の移動距離が、動作モードを維持した場合の移動距離以上の場合(ステップS106においてno)、自律移動装置10では、動作モードを変更することなく維持して走行を開始して追随対象者の動作に追随した動作を再開する(ステップS108)。
次に、図24のフローチャートにより説明した動作モードを変更するか否かを判定する際の処理を具体的な場合を例示して説明する。
先ず、追随対象者1が進行方向を90°以上変更する場合の様子について図25を参照して説明する。図25では、追随対象者1の後を自律移動装置10が走行する後追モードの場合が示されている。ここで、追随対象者1が進行方向から左右90°の範囲内において進行方向を変更した場合、自律移動装置10はそのままの動作モードを維持して追随対象者1を追随する動作を継続する。
図25では、追随対象者1が左右90°の点線で示された範囲までの方向内で方向変換をした場合には、自律移動装置10はそのままの動作モードを維持して追随対象者1を追随する動作を継続する。
次に、追随対象者1が現在の進行方向から90°以上の方向変換をした場合の自律移動装置10の動作について、図26〜図29を参照して説明する。
先ず、最初の動作モードが後追モードの場合の動作例を図26、図27を参照して説明する。
図26では、自律移動装置10の前方を歩行していた追随対象者1が右方向120°の方向変換を行った場合が示されている。
この図26に示すような方向変換を追随対象者1が行った場合、自律移動装置10は、図27に示すように、動作モードを後追モードのまま維持して追随対象者1を追尾した場合の距離と、動作モードを先行モードに切り替えて追随対象者1の前に出て走行する場合の距離とをそれぞれ算出する。そして、自律移動装置10は、距離が短い方を選択して追随動作を継続する。
つまり、動作モードを後追モードのまま維持して追随対象者1を追尾した場合の距離の方が短ければ、動作モードを後追モードのまま維持して追随動作を継続する。そして、動作モードを後追モードから先行モードに切り替えて追随対象者1の前に出て走行する場合の距離の方が短ければ、動作モードを先行モードに切り替えて追随動作を継続する。
次に、最初の動作モードが先行モードの場合の動作例を図28、図29を参照して説明する。
図28では、自律移動装置10の後方を歩行していた追随対象者1が右方向120°の方向変換を行った場合が示されている。
この図28に示すような方向変換を追随対象者1が行った場合、自律移動装置10は、図29に示すように、動作モードを先行モードのまま維持して追随対象者1の前に出て走行する場合の距離と、動作モードを後追モードに切り替えて追随対象者1の後を追尾して走行する場合の距離とをそれぞれ算出する。そして、自律移動装置10は、距離が短い方を選択して追随動作を継続する。
つまり、動作モードを先行モードのまま維持して追随対象者1の前を走行する場合の距離の方が短ければ、動作モードを先行モードのまま維持して追随動作を継続する。そして、動作モードを先行モードから後追モードに切り替えて追随対象者1の後を走行する場合の距離の方が短ければ、動作モードを後追モードに切り替えて追随動作を継続する。
なお、上記で説明した本実施形態では、制御部45が自律移動装置10内に存在するものとして説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、外部のサーバやクラウド上に制御部45が設けられた構成であってもよい。
1 追随対象者
10 自律移動装置
12 サーバ
14 携帯電話通信網
15 インターネット
16 装置本体部
17 荷台部
18 移動機構
19 タッチパネル
20 センサ
21 カメラ
31 CPU
32 メモリ
33 記憶装置
34 無線通信部
35 制御バス
41 検出部
42 撮像部
43 データ記憶部
44 移動部
45 制御部
46 データ送受信部

Claims (11)

  1. 自装置を移動させるための移動手段と、
    周囲の物体との距離及びその形状を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された追随対象者の動きに追随して自装置を移動させるよう前記移動手段を制御する際に、前記追随対象者が走行可能領域からはみ出さずに進行方向を前後反転した場合には、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう前記移動手段を制御する制御手段と、
    を備えた自律移動装置。
  2. 前記制御手段は、前記追随対象者が走行可能領域からはみ出して進行方向を前後反転した場合には、自装置が走行可能領域からはみ出すことを許容して進行方向を前後反転するよう前記移動手段を制御する請求項1記載の自律移動装置。
  3. 前記制御手段は、前記追随対象者が走行可能領域からはみ出して進行方向を前後反転した場合であっても、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう前記移動手段を制御する請求項1記載の自律移動装置。
  4. 前記制御手段は、進行方向を少なくとも2回以上前後反転させて切り返し動作を行うことにより、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう前記移動手段を制御する請求項1から3のいずれか記載の自律移動装置。
  5. 前記制御手段は、進行方向を前後反転させることにより、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう前記移動手段を制御する請求項1から3のいずれか記載の自律移動装置。
  6. 前記制御手段は、追随対象者の後を走行する後追いモードと、追随対象者の前を走行する先行モードとの間で動作モードを切り換えることにより、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう前記移動手段を制御する請求項1から3のいずれか記載の自律移動装置。
  7. 前記制御手段は、追随対象者の動作に追随すると、自装置の最小回転半径内に走行禁止領域が含まれる場合、進行方向を前後反転する際に自装置が走行可能領域からはみ出すものと判定する請求項1から6のいずれか記載の自律移動装置。
  8. 周囲の画像を撮像する撮像手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記撮像手段により撮影された画像から、走行可能領域及び走行禁止領域を判定する請求項1から7のいずれか記載の自律移動装置。
  9. 前記制御手段は、前記撮像手段により撮影された画像から歩道と特定できた領域を走行可能領域と判定し、車道と特定できた領域を走行禁止領域と判定する請求項8記載の自律移動装置。
  10. 前記制御手段は、前記撮像手段により撮影された画像に歩道が含まれない場合、道路の端から予め設定された距離までの領域を走行可能領域と判定し、予め設定され距離以上の領域を走行禁止領域と判定する請求項8記載の自律移動装置。
  11. 周囲の物体との距離及びその形状を検出するにより検出された追随対象者の動きに追随して自装置を移動させるよう移動手段を制御するステップと、
    前記追随対象者が走行可能領域からはみ出さずに進行方向を前後反転した場合には、自装置が走行可能領域からはみ出さないようにして進行方向を前後反転するよう前記移動手段を制御するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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