JP2020085753A - 電流検出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電流測定範囲を増大できる実用的な技術を提供する。【解決手段】電流センサ100は、一次導体104での被検出電流Ipの導通により発生する磁界を収束させる磁性体コア102と、磁性体コア102に収束する磁界の強度に応じた検出信号を出力するフラックスゲートセンサ106と、電源+Vccから供給されるフィードバック電流を導通し、磁性体コア102で収束させた磁界とは逆方向の磁界を磁性体コア102に発生させる二次巻線L1と、磁性体コア102で収束させた磁界と二次巻線L1で発生させた磁界とが平衡する大きさにフィードバック電流を制御する制御回路110と、フィードバック電流を電源の最大電位差を用いて二次巻線L1に導通させる電流導通回路とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、サーボタイプの電流検出器に関する。
この種の電流検出器に関して従来、磁性体コアに発生する磁界をホール素子で検出し、その検出信号をデジタル増幅器で増幅してスイッチング素子をPWM制御することにより、フィードバックコイルに流れる電流を制御する電流センサの先行技術が知られている。この先行技術では、直流電源(±)とフィードバックコイルを2つのスイッチング素子の間にハーフブリッジ接続し、2つのスイッチング素子をPWM制御により交互にON−OFFすることでフィードバックコイルに流す電流の極性を切り替えることができる。
特開2014−228418号公報
上述した先行技術は、デジタル増幅器の採用によりアナログ式の増幅器よりも部品点数の削減や消費電力の削減を可能としており、また、フィードバックコイルのインダクタンスを出力フィルタとして兼用している点で優れている。
その上で、電流センサの測定性能に着目すると、電流の測定範囲は、単純に供給される電源電圧(+電圧又は−電圧)とフィードバックループの抵抗値に依存して決まる。このため、抵抗値がハード的に固定であるとすると、フィードバック電流を流す際に使用できる電源電圧を最大化することが測定範囲の増大に直結すると考えられる。しかし、電流センサの使用環境において電源電圧は既定(所与)であることが多く、電流測定範囲の増大を単純な電圧増大によって実現しようとすることは実用的でない。
そこで本発明は、電流測定範囲を増大できる実用的な技術を提供するものである。
上記の課題を解決するため、本発明は以下の解決手段を採用する。なお、以下の説明における括弧書きはあくまで参考であり、本発明はこれに限定されない。
本発明は電流検出器を提供する。本発明の電流検出器は、いわゆるクローズドループ、サーボタイプのものであり、被検出電流の導通により発生する磁界を磁性体コアで収束させつつ、その磁界強度を検出し、磁性体コアで収束させた磁界と磁性体コアに巻いた二次巻線で発生させた逆方向の磁界とが均衡する大きさにフィードバック電流を制御することで、その時のフィードバック電流を検出抵抗で電圧変換して出力信号(電流検出値)とする。
このとき、上述のように被検出電流の測定範囲は電源の電圧とフィードバックループの抵抗値に依存するが、本発明の電流検出器は、電源電圧の最大電位差を用いて二次巻線にフィードバック電流を導通させる回路構成としている。このため、電流検出器の使用環境において電源電圧が既定(所与)のものであっても、当該電源の電圧を最大限に活用してフィードバック電流を流すことができる。これにより、既定の電源電圧の範囲内で効果的に電流測定範囲を増大することができる。
上記の先行技術等の回路構成においては、2つある直流電源(+電源及び−電源)の中点をグランドレベルとしていることから、各スイッチング素子のON時に流すことができるフィードバック電流の電源電圧は両極の中点まででしかない。
これに対し、本発明の回路構成では、仮に同じ直流電源(±)を用いた場合は両極の中点を超え、それらの最大電位差を利用してフィードバック電流を二次巻線に流すことができる点で優位である。さらには、電源を単極(+Vcc)とした場合でも、0V〜+Vccまでの最大電圧を利用してフィードバック電流を流すことができる。これにより、使用環境において既定の電源電圧を最大限に活用し、被検出電流の測定範囲を増大することができる。
本発明によれば、電流測定範囲を増大することができる。
一実施形態の電流センサの構成を概略的に示すブロック図である。 ブリッジ回路の構成を詳細に示した回路図である。 ブリッジ回路により二次巻線にフィードバック電流が導通される場合の動作例を示した図である。 比較例となるハーフブリッジ回路の回路構成を示す図である。 比較例のハーフブリッジ回路の動作例を示す図である。 応用例の電流センサの構成を示すブロック図である。 電源電圧を単極電源(+Vcc)とした本実施形態と比較例とで得られるフィードバック電流の時間的な変化を示した図である。 電源電圧を両極電源(±Vcc)とした応用例と比較例とで得られるフィードバック電流の時間的な変化を示した図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。以下の実施形態では、電流検出器の一例としてフラックスゲートタイプ電流センサを挙げているが、本発明はこれに限られるものではなく、ホールICタイプ電流センサであってもよい。
図1は、一実施形態の電流センサ100の構成を概略的に示すブロック図である。電流センサ100は、主要な構成として磁性体コア102、フラックスゲートセンサ106、二次巻線L1、制御回路110、ブリッジ回路120、検出抵抗Rs、出力回路130等を備えている。なお、図1には主要な構成要素のみを図示しており、その他の構成要素は適宜省略している。
〔磁性体コア〕
磁性体コア102は一例としてC字環形状をなしており、その一部にエアギャップ102aが形成されている。磁性体コア102は、その内側に一次導体104を貫通させることで、被検出電流Ip(±)により発生する磁界を収束させる(磁気回路)。あるいは、一次導体104への被検出電流Ipの導通により磁性体コア102に磁界が発生(収束)する。
〔検出素子〕
フラックスゲートセンサ106は、磁性体コア102のエアギャップ102a内に配置されている。フラックスゲートセンサ106は、フラックスゲートコア106aに巻かれたプローブコイル106cを有しており、磁性体コア102に発生(収束)する磁界の強度に応じた検出電流を出力する。
〔二次巻線〕
二次巻線L1は、磁性体コア102の周方向の一部に巻かれており、この二次巻線L1はフィードバック電流(±)が導通されることで、被検出電流Ip(±)の導通により発生する磁界とは逆方向(打ち消す方向)の磁界を発生させる。なお、二次巻線L1の巻き方向及び巻き数Nは電流センサ100の使用条件等に合わせて適宜に設定することができる。
〔制御回路〕
制御回路110は、二次巻線L1に流すフィードバック電流の大きさ及び方向(極性)を制御する。すなわち、電流センサ100の使用時において、被検出電流Ip(±)の導通により一次導体104の周囲で磁界が発生し、磁性体コア102で収束されると、制御回路110はフィードバック電流を二次巻線L1に出力して逆方向の磁界を発生させ、プローブコイル106cが出力する検出信号(検出電流)が消失する大きさにフィードバック電流を制御する。プローブコイル106cの検出信号の消失は、被検出電流Ip(±)の導通で発生した磁界と二次巻線L1で発生させた逆方向の磁界との平衡(均衡)を意味する。また、被検出電流Ipの極性が周期的に変化する場合、これに合わせてフィードバック電流の極性も周期的に変化させる。
〔電流導通回路〕
ブリッジ回路120は、電源の最大電圧(+Vcc)を用いて二次巻線L1にフィードバック電流(±)を導通させる。最大電圧(+Vcc)は、電源からグランドレベル(0V)までの最大電位差である。ブリッジ回路120は、内蔵するスイッチング素子の切り替えにより、二次巻線L1に導通するフィードバック電流の方向(±)を切り替えることができる。このとき、制御回路110はプローブコイル106cからの検出信号に基づき、ブリッジ回路120に対して制御信号を出力する。制御信号は信号Aと信号Bの2系統であり、これら信号A,Bは差動信号である。
〔検出抵抗,出力回路〕
検出抵抗Rsは、フィードバック電流の導通方向に二次巻線L1と直列に接続されている。検出抵抗Rsはフィードバック電流を電圧変換し、出力回路130がこれを信号出力処理して出力電圧Voutとする。これにより、出力電圧Voutの波形(±)は被検出電流Ip(±)の波形と一致するため、実質的に被検出電流Ip(±)の大きさと相関した値となる。
〔ブリッジ回路詳細〕
図2は、ブリッジ回路120の構成を詳細に示した回路図である。なお、ここでは二次巻線L1及び検出抵抗Rsを回路内に組み込んだ状態で示している。
ブリッジ回路120は、電源(+Vcc)とグランド(GND)との間を2系統に分岐させて接続しており、その1系統には2つのトランジスタQ3,Q2(スイッチング素子)の組が含まれ、他の1系統には残り2つのトランジスタQ4,Q1(スイッチング素子)の組が含まれている。また、1系統のトランジスタQ3,Q2の組には一方の信号Aが共通のベース電流として入力され、他の1系統のトランジスタQ4,Q1の組には他方の信号Bが共通のベース電流として入力されるものとなっている。
なお、図2では単極の電源(+Vcc)を用いた例を示したが、両極の電源(+Vcc及び−Vcc)を用いてもよい。この場合、図2中の括弧書きで示すように、グランド(GND)の位置が負電源(−Vcc)の電位となる(これ以降も同様。)。
ブリッジ回路120は、2系統に分岐して配置されたトランジスタQ3,Q2の組とトランジスタQ4,Q1の組の中間点同士を二次巻線L1及び検出抵抗Rsでブリッジ(いわゆるHフルブリッジ)させた回路構成である。各系統とも高電位側にあるトランジスタQ3,Q4はNPN型であり、低電位側にあるトランジスタQ1,Q2はPNP型である。
〔動作例〕
図3は、ブリッジ回路120により二次巻線L1にフィードバック電流が導通される場合の動作例を示した図である。以下、電流センサ100の動作例を説明する。
〔ステップ1〕
例えば、図1に示す一次導体104に被検出電流Ip(+)が導通すると、発生した磁界が磁性体コア102で収束される。
〔ステップ2〕
磁性体コア102に発生(収束)した磁界により、エアギャップ102a内に配置したフラックスゲートセンサ106(プローブコイル106c)に磁束が錯交する。
〔ステップ3〕
制御回路110により、フラックスゲートセンサ106(プローブコイル106c)に錯交する磁束を打ち消すための信号A及び信号Bが出力される。このときの信号A,Bの極性は、被検出電流Ipの極性に応じて決まる。信号A,Bは上記のように差動信号であり、一方が正信号のときは他方が負信号である。
〔ステップ4〕
図3中(A):この例では、信号Bが正(+)で信号Aが負(−)であるため、ブリッジ回路120内のNPN型トランジスタQ4とPNP型トランジスタQ2がONになる。つまり、1系統では低電位側のトランジスタQ2がON状態で、他の1系統では高電位側のトランジスタQ4がON状態となっている。また、その他のトランジスタQ3とトランジスタQ1はOFFのままである。
〔ステップ5〕
これにより、電源電圧(+Vcc)とグランド(GND)との間の最大電位差により、図3中(A)に太い矢印線で示した経路で二次巻線L1及び検出抵抗Rsにプラス方向のフィードバック電流が流れる。
〔ステップ6〕
このとき、流れるフィードバック電流の大きさ(電流値)は制御回路110により制御されている。すなわち、制御回路110は、被検出電流Ipによりフラックスゲートセンサ106に錯交した磁界を、二次巻線L1で発生させた逆方向の磁界で打ち消すのに必要な大きさのフィードバック電流が流れる信号A,Bを決定してトランジスタQ4及びトランジスタQ2に流すベース電流を制御する。この結果、プラス方向のフィードバック電流の大きさが制御され、これが検出抵抗Rsで検出電圧に変換されて出力電圧Vout(+)として取り出される。
〔ステップ7〕
図3中(B):被検出電流Ipの極性が反転(−)した場合は上記と逆になる。すなわち、ブリッジ回路120には信号Bとして負信号(−)が入力され、信号Aとして正信号(+)が入力される。この場合、NPN型トランジスタQ3とPNP型トランジスタQ1がONになり、今度はトランジスタQ4とトランジスタQ2がOFFのままとなる。つまり、1系統では高電位側のトランジスタQ3がON状態で、他の1系統では低電位側のトランジスタQ1がON状態となっている。
〔ステップ8〕
これにより、またも電源電圧(+Vcc)とグランド(GND)との間の最大電位差により、図3中(B)に太い矢印線で示した経路で二次巻線L1及び検出抵抗Rsにマイナス方向のフィードバック電流が流れる。
〔ステップ9〕
そして、ここでも流れるフィードバック電流の大きさ(電流値)は制御回路110により制御されており、制御回路110は、被検出電流Ipによりフラックスゲートセンサ106に錯交した磁界を、二次巻線L1で発生させた逆方向の磁界で打ち消すのに必要な大きさのフィードバック電流が流れる信号A,Bを決定してトランジスタQ3及びトランジスタQ1に流すベース電流を制御する。この結果、マイナス方向のフィードバック電流の大きさが制御され、これが検出抵抗Rsで検出電圧に変換されて出力電圧Vout(−)として取り出される。
次に、本実施形態の電流センサ100を比較例との対比をもって説明する。
図4は、比較例となるハーフブリッジ回路520の回路構成を示す図である。比較例のハーフブリッジ回路520は、電源(+Vcc)とグランド(GND)との間を1系統のトランジスタQ1,Q2の組で接続し、これらの中点に二次巻線L1を接続した(いわゆるハーフブリッジ)回路構成である。また、二次巻線L1の先には検出抵抗Rsが接続され、その先は中間電位(+Vcc/2)の電流源V2を介してグランドされている。なお、図4中の括弧書き(−Vcc)に示したように、比較例でも両極電源を用いることができる。また、トランジスタQ1,Q2の駆動は1系統の信号で行われる。
図5は、比較例のハーフブリッジ回路520の動作例を示す図である。
図5中(A):例えば、被検出電流Ipの極性に応じて+信号が入力された場合、トランジスタQ2がONとなり、トランジスタQ1はOFFのままとなる。これにより、太い矢印線で示す経路で二次巻線L1にプラス方向のフィードバック電流が流れる。このとき流すことができるフィードバック電流の最大値は、電源電圧の最大電位差(+Vcc)ではなく、その中間電位(+Vcc/2)に依存して決まることになる。
図5中(B):被検出電流Ipの極性が反転した場合は−信号が入力され、この場合はトランジスタQ1がONとなり、トランジスタQ2はOFFとなる。これにより、太い矢印線で示す経路で二次巻線L1にマイナス方向のフィードバック電流が流れるが、やはり流すことができるフィードバック電流の最大値は、電源電圧の最大電位差(−Vcc)ではなく、その中間電位(−Vcc/2)に依存して決まることになる。
〔比較例の計算例〕
ここで、比較例のハーフブリッジ回路520について、具体的な数値を用いて検証してみる。なお、以下の数値は適当に選定したものであり、一例に過ぎない。
計算条件は以下とする。
電源電圧:+12V
二次巻線L1の抵抗:30Ω
検出抵抗Rs:2Ω
以上の計算条件から、フィードバック電流(±)の最大値を計算すると以下となる。
最大値=(電源電圧12V×(1/2))/(フィードバックループ合計抵抗値30Ω+2Ω)
=0.1875A
なお、実際にはトランジスタQ1,Q2等での電圧降下があるが、ここでは無視している。
このように、フィードバック電流の最大値は電源電圧とフィードバックループ合計抵抗値に依存するが、比較例のハーフブリッジ回路520では電源電圧12Vの半分までしか利用できないことが分かる。利用できる電源電圧が低いということは、流せるフィードバック電流の最大値が低く抑えられるということであり、したがって、それだけ電流センサ100として測定可能な範囲が制限されることを意味する。
これを仮に、ハーフブリッジ回路520を両極電源(±12)に変更した場合は最大12Vまで利用することができることになるが、電流センサ100の使用環境(システム)の簡素化が進む現状においては、両極電源を用いるケースは少なくなってきており、利便性の良さから今後、ますます電源電圧を単極電源とする需要が高まってくると考えられる。
本発明の発明者等は上記の事情に鑑み、使用できる電源電圧の単純な増大に依存することなく、使用環境によって既定(所与)の電源電圧であっても、これを最大限に活用することができる回路構成の好適な例として上記の本実施形態を開示した。
〔本実施形態の計算例〕
以下に、本実施形態のブリッジ回路120を用いた場合の計算例を示す。ここでは比較例と計算条件を合わせるものとする。
電源電圧:+12V
二次巻線L1の抵抗:30Ω
検出抵抗Rs:2Ω
本実施形態の場合、フィードバック電流(±)の最大値は以下のように計算できる。
最大値=(電源電圧12V)/(フィードバックループ合計抵抗値30Ω+2Ω)
=0.375A
なお、実際にはトランジスタQ1〜Q4等での電圧降下があるが、ここでは無視している。
〔検証結果〕
以上の計算例から明らかなように、本実施形態のブリッジ回路120を用いた場合、比較例のハーフブリッジ回路520に比較して、電源電圧(+12V)をその最大値に近い条件で利用することができる。その結果、比較例のハーフブリッジ回路520に比較して約2倍の電流をフィードバックループに流すことができることになる。したがって、電源電圧そのものを単純増加させることなく、独自の回路構成によって電流センサ100の測定範囲を増大することが可能となる。
〔応用例〕
図6は、応用例の電流センサ200の構成を示すブロック図である。一実施形態の電流センサ100との違いは、電源電圧を両極(+Vcc及び−Vcc)とした点であり、その他の構成は一実施形態と共通である。
応用例の電流センサ200による動作例は以下となる。適宜、図3を参照するものとする。
〔ステップ1A〕
例えば、図6に示す一次導体104に被検出電流Ip(+)が導通すると、発生した磁界が磁性体コア102で収束される。
〔ステップ2A〕
磁性体コア102に発生(収束)した磁界により、エアギャップ102内に配置したフラックスゲートセンサ106(プローブコイル106c)に磁束が錯交する。
〔ステップ3A〕
制御回路110により、フラックスゲートセンサ106(プローブコイル106c)に錯交する磁束を打ち消すための信号A及び信号Bが出力される。このときの信号A,Bの極性は、被検出電流Ipの極性に応じて決まる。信号A,Bは上記のように差動信号であり、一方が正信号のときは他方が負信号である。
〔ステップ4A〕
図3中(A):一実施形態と同様に信号Bは正(+)で信号Aは負(−)となり、ブリッジ回路120内のNPN型トランジスタQ4とPNP型トランジスタQ2がONになる。また、その他のトランジスタQ3とトランジスタQ1はOFFのままである。
〔ステップ5A〕
これにより、両極電源間の最大電位差(±Vcc)により、図3中(A)に太い矢印線で示した経路で二次巻線L1及び検出抵抗Rsにプラス方向のフィードバック電流が流れる。
〔ステップ6A〕
このとき流れるフィードバック電流の大きさ(電流値)が制御回路110により制御され、制御回路110は、被検出電流Ipによりフラックスゲートセンサ106に錯交した磁界を、二次巻線L1で発生させた逆方向の磁界で打ち消すのに必要な大きさのフィードバック電流が流れる信号A,Bを決定してトランジスタQ4及びトランジスタQ2に流すベース電流を制御する。この結果、プラス方向のフィードバック電流の大きさが制御され、これが検出抵抗Rsで検出電圧に変換されて出力電圧Vout(+)として取り出される。
〔ステップ7A〕
図3中(B):被検出電流Ipの極性が反転(−)した場合は上記と逆になり、ブリッジ回路120には信号Bとして負信号(−)が入力され、信号Aとして正信号(+)が入力される。この場合、NPN型トランジスタQ3とPNP型トランジスタQ1がONになり、今度はトランジスタQ4とトランジスタQ2がOFFのままとなる。
〔ステップ8A〕
これにより、またも両極電源間の最大電位差(±Vcc)により、図3中(B)に太い矢印線で示した経路で二次巻線L1及び検出抵抗Rsにマイナス方向のフィードバック電流が流れる。
〔ステップ9A〕
そして、ここでも流れるフィードバック電流の大きさ(電流値)は制御回路110により制御され、制御回路110は、被検出電流Ipによりフラックスゲートセンサ106に錯交した磁界を、二次巻線L1で発生させた逆方向の磁界で打ち消すのに必要な大きさのフィードバック電流が流れる信号A,Bを決定してトランジスタQ3及びトランジスタQ1に流すベース電流を制御する。この結果、マイナス方向のフィードバック電流の大きさが制御され、これが検出抵抗Rsで検出電圧に変換されて出力電圧Vout(−)として取り出される。
〔応用例の効果〕
応用例の電流センサ200の場合、さらに以下の利点がある。
(1)使用環境を両極電源としていても、これらの最大電位差(±Vcc)でフィードバック電流を流すことができるので、測定範囲を一実施形態と同程度に設定するのであれば、個々の電源(+Vcc及び−Vcc)の電圧は一実施形態の1/2でよい。例えば、上記の計算例で言えば、両極電源として+6Vと−6Vを使用すればよく、それだけシステムの増大を抑えることができる。
(2)あるいは、個々の電源(+Vcc及び−Vcc)の電圧を一実施形態と同等とした場合、利用できる電圧は一実施形態の2倍となる。このため、フィードバック電流の最大値を約2倍に増やすことができ、さらに測定範囲を増大させることができる。
〔検証結果一覧〕
以上に本実施形態の電流センサ100及びその応用例で用いるブリッジ回路120による利点を比較例のハーフブリッジ回路520との対比により説明した。以下に、ここまでに説明した本実施形態及びその応用例の利点を一覧する。
〔本実施形態と比較例との対比による検証〕
図7は、電源電圧を単極電源(+Vcc)とした本実施形態と比較例とで得られるフィードバック電流の時間的な変化を示した図である。図7中(A)及び(C)が本実施形態で得られるフィードバック電流の波形であり、図7中(B)及び(D)が比較例で得られるフィードバック電流の波形である。なお、波形はいずれもシミュレーションにより得られたものである。
〔交流信号を用いた制御時〕
図7中(A)の波形と図7中(B)の波形との対比から明らかなように、制御信号(本実施形態では信号A,B)が交流の場合、フィードバック電流も交流波形となるが、本実施形態では充分に高い波高でフィードバック電流の最大値Ifb1(±)が得られているのに対し、比較例では低い波高でしか最大値Ifb2(±)が得られていない。本実施形態の波高は比較例の約2倍である。これは、本実施形態では比較例の約2倍のフィードバック電流の最大値が得られることを意味しており、上記の説明と一致する。
〔直流信号を用いた制御時〕
図7中(C)の波形と図7中(D)の波形との対比から明らかなように、制御信号(本実施形態では信号A,B)が直流の場合、フィードバック電流も直流となるが、本実施形態では充分に高いレベルでフィードバック電流の最大値Ifb1(+)が得られているのに対し、比較例では低いレベルでしか最大値Ifb2(+)が得られていない。本実施形態の電流値は比較例の約2倍である。これは、本実施形態では比較例の約2倍のフィードバック電流の最大値が得られることを意味しており、上記の説明とも一致する。
〔応用例と比較例との対比による検証〕
次に図8は、電源電圧を両極電源(±Vcc)とした応用例と比較例とで得られるフィードバック電流の時間的な変化を示した図である。図8中(A)及び(C)が応用例で得られるフィードバック電流の波形であり、図8中(B)及び(D)が比較例で得られるフィードバック電流の波形である。なお、波形はいずれもシミュレーションにより得られたものである。
〔交流信号を用いた制御時〕
図8中(A)の波形と図7中(B)の波形との対比から明らかなように、制御信号(応用例では信号A,B)が交流の場合、フィードバック電流も交流波形となるが、応用例では充分に高い波高でフィードバック電流の最大値Ifb3(±)が得られているのに対し、比較例では低い波高でしか最大値Ifb4(±)が得られていない。ここでも、応用例の波高は比較例の約2倍である。これは、応用例では比較例の約2倍のフィードバック電流の最大値が得られることを意味しており、やはり上記の説明と一致する。
〔直流信号を用いた制御時〕
図8中(C)の波形と図8中(D)の波形との対比から明らかなように、制御信号(応用例では信号A,B)が直流の場合、フィードバック電流も直流となるが、応用例では充分に高いレベルでフィードバック電流の最大値Ifb3が得られているのに対し、比較例では低いレベルでしか最大値Ifb4が得られていない。ここでも応用例の電流値は比較例の約2倍である。これは、応用例では比較例の約2倍のフィードバック電流の最大値が得られることを意味しており、ここでも上記の説明と一致している。
以上のように、本実施形態の電流センサ100及び応用例の電流センサ200によれば、以下の効果がある。
(1)使用環境において既定(所与)である電源電圧を変更することなく、ブリッジ回路120の構成だけで測定範囲を増大させることができる。
(2)使用環境のシステムが単極電源化される現状において、システムの簡素化や利便性の良さといったニーズに対して的確に応えることができる。
(3)応用例のように両極電源でも利用することができ、その場合は逆に個々の電源電圧をこれまでより低く(半分に)設定することができる。
本発明は上述した実施形態や応用例に制約されることなく、種々に変形して実施可能である。例えば、ブリッジ回路120の構成は以下のように変形可能である。
(1)バイポーラトランジスタQ1〜Q4に代えて、MOSFETを用いてもよい。この場合、NPN型トランジスタQ3,Q4をNチャネル型MOSFETとし、PNP型トランジスタQ1,Q2をPチャネル型MOSFETとすることができる。なお、MOSFETは制御信号をゲート電圧とし、そのエンハンスメント領域で駆動することができる。
(2)また、バイポーラトランジスタと上記のMOSFETを同一のHブリッジに組み合わせて配置してもよい。また、このときの組み合わせのパターンは任意であり、1つをバイポーラトランジスタとし、他の3つをMOSFETとしたり、2つをバイポーラトランジスタとして他の2つをMOSFETとしたり、3つをバイポーラトランジスタとして他の1つをMOSFETとしたりしてもよい。
(3)制御信号(信号A,B)は2系統のトランジスタの組ごとに入力してもよいし、個々のトランジスタQ1〜Q4にそれぞれ別々の信号を入力してもよい。
(4)また、Hブリッジに使用するバイポーラトランジスタやMOSFETの組み合わせを上記(2)のように変形する場合、そのときの素子の組み合わせに合わせて制御信号の入力形態を適宜に変更することができる。
その他、実施形態や応用例において図示とともに挙げた構造はあくまで好ましい一例であり、基本的な構造に各種の要素を付加し、あるいは一部を置換しても本発明を好適に実施可能であることはいうまでもない。
100 電流センサ
102 磁性体コア
106 フラックスゲートセンサ
110 制御回路
120 ブリッジ回路
130 出力回路
L1 二次巻線
Rs 検出抵抗

Claims (5)

  1. 一次導体での被検出電流の導通により発生する磁界を収束させる磁性体コアと、
    前記磁性体コアに収束する磁界の強度に応じた検出信号を出力する検出素子と、
    電源から供給されるフィードバック電流を導通し、前記磁性体コアで収束させた磁界とは逆方向の磁界を前記磁性体コアに発生させる二次巻線と、
    前記二次巻線に導通する前記フィードバック電流を、前記磁性体コアで収束させた磁界と前記逆方向の磁界とが平衡する大きさに制御する制御回路と、
    前記制御回路により制御される前記フィードバック電流を前記電源の最大電位差を用いて前記二次巻線に導通させる電流導通回路と
    を備えた電流検出器。
  2. 請求項1に記載の電流検出器において、
    前記制御回路は、
    前記電流導通回路に対する制御信号として2系統の差動信号を出力し、
    前記電流導通回路は、
    前記電源の最大電位差間を2系統に分岐させて接続し、前記2系統の差動信号の入力により1系統では高電位側のスイッチング素子がオン状態かつ低電位側のスイッチング素子がオフ状態となり、他の1系統では高電位側のスイッチング素子がオフ状態かつ低電位側のスイッチング素子がオン状態となるか、もしくは、1系統では高電位側のスイッチング素子がオフ状態かつ低電位側のスイッチング素子がオン状態となり、他の1系統では高電位側のスイッチング素子がオン状態かつ低電位側のスイッチング素子がオフ状態となる2系統のスイッチング素子の組を含み、前記2系統のスイッチング素子の組の中間点同士を前記二次巻線でブリッジさせた回路構成を有することを特徴とする電流検出器。
  3. 請求項2に記載の電流検出器において、
    前記電流導通回路は、
    前記2系統の差動信号が交流出力される場合、前記2系統のスイッチング素子の組のいずれについても高電位側にNPN型トランジスタ、低電位側にPNP型トランジスタを組にして配置するか、もしくは、高電位側にNチャネル型MOSFET、低電位側にPチャネル型MOSFETを組にして配置する回路構成を有することを特徴とする電流検出器。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の電流検出器において、
    前記フィードバック電流を出力電圧に変換する検出抵抗をさらに備え、
    前記電流導通回路は、
    前記二次巻線と直列に接続させた状態で前記検出抵抗に前記フィードバック電流を導通させることを特徴とする電流検出器。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の電流検出器において、
    前記電源として単極電源が用いられる場合は前記単極電源の最大電圧で前記フィードバック電流を導通させ、前記電源として両極電源が用いられる場合は前記両極電源間の最大電圧で前記フィードバック電流を導通させることを特徴とする電流検出器。
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