JP2020084693A - 引戸用ダストカバー構造 - Google Patents
引戸用ダストカバー構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020084693A JP2020084693A JP2018224340A JP2018224340A JP2020084693A JP 2020084693 A JP2020084693 A JP 2020084693A JP 2018224340 A JP2018224340 A JP 2018224340A JP 2018224340 A JP2018224340 A JP 2018224340A JP 2020084693 A JP2020084693 A JP 2020084693A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust cover
- sliding door
- roller
- door
- rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
Description
当該引戸用レールの走行面上に塵埃が付着すると、前記戸車は走行の都度、当該塵埃を乗り越えることとなる。このため、走行抵抗が大幅に増加して、引戸の作動が重くなる不都合が生じる。特に重量用引戸においては顕著となり、扉の開閉に大きな負担を生じることとなる。
また、下方への開口のみによって防塵を行う構成では、粉塵等が多い環境下においては、十分な防塵が確保できない欠点がある。
以下、各部構成について説明する。
本実施例においては、前記前側開口部20a及び後側開口部20bはいずれも底面に開口する構成としている。
前側開口部20aから後側開口部20bまでの間には当該ダストカバー本体部1を案内するためのガイド通路20を形成している。
本実施例においては、ガイド通路20はダストカバーガイド部2の上壁部20c、右側壁部20d、及び内部のガイド内壁部20eとによって形成される。
ここで、ガイド内壁部20e、仕切壁部21aの各中央位置(上方位置)には、夫々、ガイド内壁部側凸部20f、仕切壁部側凸部20gを設けてある。
当該取付穴25を利用し、螺子止めにより、ダストカバーガイド部2を引戸連結部(ハンガー部)3に固定する構成である。
先ず、図5(a)に示すように、上枠に対して支持枠81となる断面L字形状のL形鋼を、水平面を上方として設置する。
ダストカバー本体部1の両端は、固定部10によって引戸用レールベース部6に固定する。本実施例において固定部は雄螺子とし、当該ダストカバー本体部1の両端に設けた取付穴を通し、引戸用レールベース部6に設けた螺子穴と螺合して固定している。
前記ダストカバーガイド部2の振れ止め部23と引戸用レールベース部6の振れ止めガイド部61との係合状態においては、当該ダストカバーガイド部2を上下方向に所定範囲で揺動させるだけの間隙が設けられている。このようにして得られた部品の組み合わせを以下、「第1ブロック」Aという。
また、図6(b)から図6(c)に示すように、引戸連結部(ハンガー部)3における接続部33のボルト33Aを引戸7の扉体70に取付け、締め込むことによって、当該扉体70を吊り込む。以上によって、本実施例に係る引戸用ダストカバー構造を備えた引戸7の吊り込みが完成する。
またダストカバー本体部1がダストカバーガイド部2に格納されない位置においては当該ダストカバー本体部1によってレール枠部60の内部及び引戸用レール部5Bの防塵が確保される。
このため、例えば、以下の実施例3、4、5等に例示される構成やこれらに基づく変形例とすることも可能である。
また前記ローラ2Cは、戸車4の中心軸を通る水平ラインよりやや低い位置となる当該引戸連結部の後方寄り位置に軸中心が位置するように配置される。
ローラ2B、2Cはいずれもその中心軸体を基準として回転可能である。
これらのローラ2B、2Cの配置は、ダストカバー本体が引戸用レール枠部の上部を閉塞した状態から、戸車を回避するのに適切な位置へ案内可能とする位置となっている。
前方のローラ2B及び後方のローラ2Cは別個独立したガイド取付枠部34に設け、当該ガイド取付枠部34を引戸上端に固着した構成としている。
また、上記実施例においては、前記ダストカバー本体部1は、磁性を有する金属材料で構成し、引戸用レール枠部60に磁石部を設けた構成としているが、ダストカバー本体部に磁石を設け、引戸用レール枠部60を磁性を有する金属材料とすることもできる。また、これらの双方に対極となる磁石を設けることも可能である。
10 固定部
2 ダストカバーガイド部
20 ガイド通路
20a 前側開口部
20b 後側開口部
20c 上壁部
20d 右側壁部
20e ガイド内壁部
20f ガイド内壁部側凸部
20h ガイド内壁部側凹部
20g 仕切壁部側凸部
21 戸車格納部
21a 仕切壁部
22 戸車用開口部
23 振れ止め部
23A 溝部
24 桟部
25 取付穴
2A センターガイド部(ダストカバーガイド部)
2B ローラ(ダストカバーガイド部)
2C ローラ(ダストカバーガイド部)
2D ローラ(ダストカバーガイド部)
2E ローラ(ダストカバーガイド部)
3 引戸連結部(ハンガー部)
3B 引戸連結部
30 戸車用軸部
31 底板部
32 側板部
33 接続部
33A ボルト
34 ガイド取付枠部
4 戸車
40 戸車溝
5 引戸用レール部(金属シャフト)
5B 引戸用レール部(金属シャフト)
6 引戸用レールベース部(アルミレール)
6a 垂直板部
6b 水平板部
60 引戸用レール枠部
60a 構成壁部
60b 載置部
60c 凹部
61 振れ止めガイド部
62 磁石シート部
62a 両面テープ
7 引戸
70 扉体
80 枠体
81 支持枠
90 床面
Claims (6)
- 引戸を開閉させるための引戸用レール部及び該引戸用レール部に沿って移動可能な戸車に対して防塵機能を付与する引戸用ダストカバー構造であって、
長尺且つ可撓性を有するダストカバー本体部と、
戸車に対する前記ダストカバー本体部の接触を回避して当該ダストカバー本体部を案内するダストカバーガイド部と、
前記ダストカバー本体部は、その両端の夫々から前記ダストカバーガイド部へ至るまでの位置において連続的に前記引戸用レール部の上方を閉塞していることを特徴とする引戸用ダストカバー構造。 - 前記引戸用レール部に近接若しくは一体として配置される引戸用レール枠部を備え、
ダストカバー本体部が、前記引戸用レール枠部の上部を閉塞していることで、引戸用レール部の上方を閉塞していることを特徴とする請求項1記載の引戸用ダストカバー構造。 - 前記引戸用レール枠部の上部の一部又はダストカバー本体部の下面の一部のいずれかには少なくとも磁石部を備え、当該引戸用レール枠部の上部とダストカバー本体部の下面とが前記磁石部によって磁着されることを特徴とする請求項2記載の引戸用ダストカバー構造。
- 前記ダストカバーガイド部は、その上端が、前記戸車の上端位置より上方位置とし、且つ、その上面側にダストカバー本体部を案内するガイド通路を備えたことを特徴とする請求項2又は3記載の引戸用ダストカバー構造。
- 戸車を有する引戸連結部に、前記ダストカバーガイド部を設けたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の引戸用ダストカバー構造。
- 前記戸車を有する引戸連結部とは別個に、引戸の上端又は下端に接続され、且つダストカバーガイド部を有するガイド保持部を備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の引戸用ダストカバー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018224340A JP7249010B2 (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 引戸用ダストカバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018224340A JP7249010B2 (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 引戸用ダストカバー構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020084693A true JP2020084693A (ja) | 2020-06-04 |
JP7249010B2 JP7249010B2 (ja) | 2023-03-30 |
Family
ID=70906983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018224340A Active JP7249010B2 (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 引戸用ダストカバー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7249010B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5796372U (ja) * | 1980-12-04 | 1982-06-14 | ||
JP2002371743A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-26 | Howa:Kk | 吊下式引き戸の天溝部隠蔽装置 |
JP2009121233A (ja) * | 2009-03-10 | 2009-06-04 | Bunka Shutter Co Ltd | 引戸装置の枠体構造 |
JP2009167771A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Toyota Motor Corp | 建物 |
KR20100001473A (ko) * | 2008-06-27 | 2010-01-06 | 최민규 | 비노출형 레일을 갖는 창호용 샤시 |
-
2018
- 2018-11-30 JP JP2018224340A patent/JP7249010B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5796372U (ja) * | 1980-12-04 | 1982-06-14 | ||
JP2002371743A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-26 | Howa:Kk | 吊下式引き戸の天溝部隠蔽装置 |
JP2009167771A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Toyota Motor Corp | 建物 |
KR20100001473A (ko) * | 2008-06-27 | 2010-01-06 | 최민규 | 비노출형 레일을 갖는 창호용 샤시 |
JP2009121233A (ja) * | 2009-03-10 | 2009-06-04 | Bunka Shutter Co Ltd | 引戸装置の枠体構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7249010B2 (ja) | 2023-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101077227B1 (ko) | 자동개폐 기능이 구비된 호차 | |
JP2020084693A (ja) | 引戸用ダストカバー構造 | |
JP2007092386A (ja) | 戸閉具及び引戸の戸閉装置 | |
JP4976197B2 (ja) | カーテン保持具 | |
JP2007315017A (ja) | 吊戸装置 | |
JPH1171923A (ja) | トイレのドア装置 | |
JP5483551B2 (ja) | ドアレール清掃装置 | |
JP2009019466A (ja) | フラット引戸装置 | |
JP6082590B2 (ja) | 引戸用ランナー構造 | |
JP2007191928A (ja) | 引戸装置 | |
JP4495075B2 (ja) | 戸車ユニットおよびこれを備えた浴室引戸 | |
JP2004169469A (ja) | 引戸構造 | |
JP2014129644A (ja) | 引戸装置 | |
JP6720459B2 (ja) | カーテンの戻り防止具 | |
CN204827071U (zh) | 一种左右对开的双向门 | |
CN211115352U (zh) | 一种室内移门防尘无声导轨 | |
JP4202635B2 (ja) | 免震装置及びカバーユニット | |
JP7116601B2 (ja) | 引戸装置 | |
JP7149588B2 (ja) | 引戸装置 | |
JP2010024701A (ja) | 引き戸清掃装置 | |
JP7402515B2 (ja) | マルチバネシステム | |
JP3682923B2 (ja) | インナー可動部及びそれを装備したスライドレール | |
JP4822140B2 (ja) | 吊戸用振れ止め装置 | |
JP2001227233A (ja) | 冷蔵庫等におけるスライド扉の脱輪防止装置 | |
JP2017214989A (ja) | 直動案内装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220823 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220920 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230117 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230307 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230310 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7249010 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |