JP2020083564A - 給紙装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 印刷用紙によって使用するリフタ板が異なる給紙装置において、長尺紙を載せても問題がない場合でも、いったん給紙装置を閉じて、位置合わせ動作を実行させた後に再度給紙装置を開閉する必要がある。【解決手段】 2つのリフタ板の高さ差異が小さい場合は、位置合わせ動作のためだけの給紙装置の開閉を不要にする。【選択図】図5
Description
本発明は、長尺紙使用時の利便性向上を実現する給紙装置に関する。
近年メディアの多様化に伴い、長い用紙(以降長尺紙)を大量に連続通紙できる画像形成装置の需要が高まっている。このような画像形成装置の給紙装置を実現する技術として、用紙を積載可能な第1リフタ板と第2リフタ板を備えるものがある。この構成の給紙装置では、通常紙(長尺紙でない用紙)の画像形成時は第1リフタ板にのみ用紙を積載し、長尺紙を使用する場合は第1リフタ板と第2リフタ板にまたがって用紙を積載することができる。
前記給紙装置では、第1リフタ板と第2リフタ板の高さが違う状態で長尺紙を積載すると、低いリフタ板のほうに用紙がずり落ちるという問題が生じる。そのため、前記給紙装置は、長尺紙積載可能位置に用紙後端規制板が移動させられたことを検知すると、2つのリフタ板が同じ高さになるまで昇降させる位置合わせ動作を行う。
この位置合わせ動作は、ユーザの安全性のため、給紙装置が閉じられている状態で実行される。したがって、ユーザは長尺紙積載可能位置に用紙後端規制板を移動し、リフタ板に積載されている通常紙があればそれを取り除き、ここで長尺紙を載せるのではなくいったん給紙装置を閉じて給紙装置に位置合わせ動作を実行させる。位置合わせ動作が完了したら、給紙装置を開けて長尺紙を積載し、再び給紙装置を閉じる。その後、給紙装置は、リフタ板を上昇させ、給紙装置上部のセンサにより用紙が検知されてリフタ板の上昇を停止させるまでのモータ駆動時間により用紙残量を算出し給紙装置からの印刷が可能になる(特許文献1)。
しかしながら、前記給紙装置の構成では、2つのリフタ板の高さ差異が長尺紙を載せても問題がない程度に小さい場合でも、いったん給紙装置を閉じて、位置合わせ動作を実行させた後に再度給紙装置を開閉する必要がある。
また一方では、2つのリフタ板の高さ差異が小さい場合でも、位置合わせ動作を実行してから長尺紙を載せたいユーザもいる。
本発明の目的は、長尺紙を使用する場合のユーザの手間を減らすことができる給紙装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る給紙装置は、
給紙装置の開閉を可能な給紙装置開閉手段と、用紙を積載可能な第1リフタ板と、用紙を積載可能な第2リフタ板と、前記第1リフタ板と第2リフタ板を昇降させることが可能なリフタ昇降手段)と、前記第1リフタ板と第2リフタ板の高さの差異を算出するリフタ板高さ差異算出手段と、用紙後端の位置を規制する第1リフタ及び第2のリフタ上の位置を移動可能な用紙仕切り板と、前記用紙仕切り板の位置を検出する用紙仕切り板位置検出手段と、用紙の有無を検知する用紙有無検知手段と、を備え、前記用紙仕切り板位置検出手段によって、前記用紙仕切り板が第2のリフタ板上にあると検出した場合に、前記リフタ板高さ差異算出手段により算出された高さ差異が所定の値より大きい場合には、前記第1リフタ板と第2リフタ板が同じ位置になるまで昇降させる位置合わせ動作を行った後にリフタを停止し、高さ差異が所定の値より小さい場合には、リフタ高さ合わせ動作後にリフタ停止せずに継続してリフタ上昇処理を行うことを特徴とする。
給紙装置の開閉を可能な給紙装置開閉手段と、用紙を積載可能な第1リフタ板と、用紙を積載可能な第2リフタ板と、前記第1リフタ板と第2リフタ板を昇降させることが可能なリフタ昇降手段)と、前記第1リフタ板と第2リフタ板の高さの差異を算出するリフタ板高さ差異算出手段と、用紙後端の位置を規制する第1リフタ及び第2のリフタ上の位置を移動可能な用紙仕切り板と、前記用紙仕切り板の位置を検出する用紙仕切り板位置検出手段と、用紙の有無を検知する用紙有無検知手段と、を備え、前記用紙仕切り板位置検出手段によって、前記用紙仕切り板が第2のリフタ板上にあると検出した場合に、前記リフタ板高さ差異算出手段により算出された高さ差異が所定の値より大きい場合には、前記第1リフタ板と第2リフタ板が同じ位置になるまで昇降させる位置合わせ動作を行った後にリフタを停止し、高さ差異が所定の値より小さい場合には、リフタ高さ合わせ動作後にリフタ停止せずに継続してリフタ上昇処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、印刷用紙によって使用するリフタ板が異なる給紙装置において、長尺紙を使用する場合のユーザの手間を減らすことができる。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体図である。
給紙デッキ250からのプリント動作開始の指示が入ると、不図示の給紙モータを駆動させることで、給紙ピックアップローラ501と給紙ローラ502が回転駆動し、給紙デッキ250内の用紙が1枚ずつ給紙搬送される。このとき、用紙の給紙動作が正常に行えたかを給紙センサ603を用いて監視する。
一方で、二次転写部140に用紙が到着するタイミングに間に合うように、プロセスユニット120での画像形成動作を開始する。給紙デッキ250内の図示せぬサイズ検知センサによって用紙サイズを算出するか、もしくは表示操作部310から入力された用紙サイズに基づいて画像形成サイズを決定する。
プロセスユニット120は、感光ドラム、現像器、帯電ローラ、感光ドラムクリーナーなどによって構成されている。プロセスユニット120では、感光ドラム表面が帯電された後、レーザースキャナユニット122から照射されるレーザーにより、感光ドラム上に潜像が形成される。そして、形成された潜像は、現像器内のトナーにより感光ドラム上に現像される。その後、感光ドラム上に現像されたトナー像は、一次転写部121において一次転写電圧を印加され、転写ベルト130へ転写される。転写ベルト130へ転写されたトナー像は、転写ベルト130の回転によって、二次転写部140へと至る。
また、搬送ローラ504、搬送ローラ154、搬送ローラ155により搬送された用紙の位置を、レジ前搬送センサ160を監視することで検知する。
そして、レジ前搬送センサ160に用紙先端が到達したのち、停止しているレジ搬送ローラ161に用紙先端を突き当てた状態で所定量搬送することでループを形成して斜行補正を行う。
レジループ形成後に用紙を停止させたのち、レジ前搬送センサ160に用紙先端が到達した時刻とレジループ形成に要した時間を考慮して、用紙先端と、転写ベルト130上のトナー像の先端が、二次転写部140で一致するように、再度搬送を再開させる。
二次転写部140に到達した用紙とトナー像に対し、二次転写電圧を印加することにより、トナー像が用紙に転写される。二次転写後の用紙は、定着器170へ搬送される。用紙上のトナー像が定着器170で用紙に加熱定着された後、さらに装置下流部へ搬送される。
定着後の用紙先端が、用紙搬送センサ173に到達すると、あらかじめ指定されている指示に従って、用紙搬送路230あるいは用紙搬送路231のどちらに搬送するのかを判断し、搬送フラッパSL172を切り替えることで、用紙の搬送先を切り替える。具体的には、両面プリント指示の場合には、用紙搬送路230へ搬送し、片面プリントあるいは両面プリントの裏面の場合には、用紙搬送路231へ搬送する。以下、用紙搬送路231へ用紙搬送した場合を記述する。
用紙搬送路231へ搬送された用紙は、搬送ローラ232により、さらに下流へ搬送される。ここでも、先の切り替えと同様に、あらかじめ指定されている指示に従い、用紙搬送フラッパSL190を切り替えることにより、用紙が用紙搬送路180側へ搬送されるか、用紙搬送路181側へ搬送されるかを切り替え可能な構成となっている。ユーザの排紙指定先が第一排紙トレイ200の場合には、用紙搬送路180へ搬送され、排紙指定先が第二排紙トレイ196の場合には、用紙搬送路181側へ搬送される。
次に、図2を用いて、給紙デッキ250の詳細について説明する。
図2は、給紙デッキ250を示す断面図である。
給紙デッキ250は、積載された用紙を1枚ずつ給送するシート給送部を有している。シート給送部は、多数枚の用紙Sを収容するための箱状の収納庫506と、収納庫506内に昇降可能に配置されて用紙Sが積載されるリフタ板507aと507b、用紙を給送する給紙ピックアップローラ501とを有している。
リフタ板はリフタ板507aとリフタ板507bの2つに分かれている。リフタ板507bは、メカストッパー609によって、特定位置より下降できないようにしている。これは、長尺紙を最大積載可能な位置であり、本実施例では1000枚積載の位置としている。この特定位置よりリフタ板507bを下降してしまうと、ユーザが1000枚以上の長尺紙を収納庫に入れてしまう恐れがあるため、あえてメカストッパー609によって、リフタ板507bを1000枚積載の位置より下降できないように制限を設けている。
リフタ板507bは、メカストッパー609によって1000枚積載位置より下降できないが、リフタ板507aが上昇する際に、リフタ板507aによって持ち上げられる。また、リフタ板507aは通常紙であれば、単独で1000枚以上積載可能となっており、本実施例では3000枚積載可能である。これによって、長尺紙、通常紙それぞれで可能な限り大量積載可能な構成を実現している。
リフタ板507aの上昇、下降方法については、以下に説明する。用紙積載手段としてのリフタ板507aと507bを昇降する昇降機構(リフタ機構)530は、リフタ板507aと、507bを吊り下げて支持するワイヤ530aを有する。さらに、昇降手段としての昇降機構530は、ワイヤ530aが懸け回される複数のプーリ530bと、ワイヤ530aが連結されたワイヤプーリ530cと、ワイヤプーリ530cが接続されたリフタモータM500と、を有する。
そして、リフタモータM500がワイヤプーリ530cを回転させてワイヤ530aを巻き付けることにより、リフタ板507aが上昇する。給紙ピックアップローラ501は、リフタ板507a、507bに積載された用紙Sのシート給送方向下流に対向する上方に設けられ、リフタ板507aと507bに積載されている用紙Sを送り出す。
さらに、シート給送部は、送り出された用紙Sを更に下流に送るための給紙ローラ502と、この給紙ローラ502に対向するように配置され、用紙Sを1枚ずつ分離するリタードローラ503とを有している。給紙ローラ502及びリタードローラ503で分離搬送された用紙Sは、引き抜きローラ対504,505によって装置本体100に搬送される。
なお、上記の各ローラは、外周面がゴム等の高い摩擦係数の部材で巻かれたゴムローラとして構成されている。例えば、給紙ピックアップローラ501で2枚以上の用紙Sが送り出され、給紙ローラ502とリタードローラ503との分離ニップ部に挟まれると、2枚目以降の用紙Sの進入をリタードローラ503により阻止する。そして、1枚目の最上位用紙のみを引き抜きローラ対504,505側へ搬送する。
給紙ピックアップローラ501の近傍には、リフタ板507aが給紙ピックアップローラ501の位置にあるかどうかを検知するリフト給紙位置検知センサ602が配置されている。また、給紙ピックアップローラ501のシート給送方向における上流には、用紙有無検知センサ601が配置されている。さらに、引き抜きローラ対504,505と給紙ローラ502間には給紙センサ603が配置されている。リタードローラ503の下方には、リフタHPセンサ605が配置され、収納庫506の下部には底位置検知センサ604が配置されている。
用紙Sの後端を規制するための用紙仕切り板500があり、用紙サイズによって用紙仕切り板500はユーザが手で移動する。長尺紙を使用する場合は、用紙仕切り板500をリフタ板507b方向へ移動する。この時、リフタ板507bに用紙後端がかかるか否かを判断するために、用紙仕切り板延長検知センサ606が配置されている。用紙仕切り板延長検知センサ606は用紙仕切り板500がリフタ板507b方向へ移動するとONになるように配置されており、これにより、用紙仕切り板500がリフタ板507b側に移動していることを検知することができる。
収納庫506の側面には、補給時高さセンサ610が配置され、さらに下方には底位置検知センサ604が配置されており、これらのセンサによって用紙補給時の紙面位置が一定になるようにリフタ板507aの高さを制御している。
収納庫506内の後方には、延長リフタHPセンサ607がある。延長リフタHPセンサ607は、リフタ板507bが、HP位置にあるか否かを判断することができる。リフタHPセンサ605と延長リフタHPセンサ607は同じ高さに設置されている。
リフタHPセンサ605はリフタ板507a側に設置されており、延長リフタHPセンサ607はリフタ板507b側に設定されている。よって、収納庫に紙が入っていない状態で、リフタHPセンサ605と延長リフタHPセンサ607がONしている場合は、リフタ板507aがリフタ板507bと同じ高さにあることが分かる。リフタ板507aとリフタ板507bが同じ高さになることにより、長尺紙を積載することが可能になる。
また、リフタHPセンサ605がOFFであり、延長リフタHPセンサ607がONしている場合は、リフタ板507aがリフタ板507bより下に位置していることが分かる。この時は、長尺紙を積載することはできない状態となっている。
収納庫Openボタン510を押下することで、収納庫オープンソレノイド617によって、給紙デッキ250と収納庫506を接続する非図示の収納庫ラッチ部材が解除され、収納庫506を前面に引き出すことが可能になる。また、引き出された収納庫506を閉じる場合は、ユーザが手で奥方向に押し込むことで閉じることができる。収納庫506には収納庫開閉検知センサ608があり、収納庫506が前面に引き出されている状態であるか否かを判断できる。収納庫506が前面に引き出さされている場合、収納庫開閉検知センサがONになる。
収納庫Openボタン510にはLEDが搭載されており、収納庫506が閉じているとき、このLEDは通常は点灯状態である。リフタ板507aをリフタ板507bと同じ高さになるまで上昇させる位置合わせ動作中はこのLEDを点滅させることで、まだ2つのリフタ板の高さがそろっていないことをユーザに通知することができる。
図3は本実施例におけるブロック図である。
CPU回路部300は、図1の画像形成装置のシステム制御を行っており、CPU301、ROM302、RAM303を有している。
CPU301は画像形成装置のシステム制御を行うCPUである。CPU301には、制御プログラムが書き込まれたROM302と、制御に用いるデータが書き込まれたRAM303が、アドレスバスとデータバスにより接続されている。
画像信号制御部308は、プリント動作時は、外部I/F309を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してRAM303に格納する。
画像信号制御部308は、プリント動作時は、外部I/F309を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してRAM303に格納する。
プリンタ制御部304はCPU301からの指示に基づいて、画像形成部306へ画像形成を指示する。画像形成部306は、入力されたビデオ信号に基づき画像形成を行う。また、プリンタ制御部304はCPU301からの指示に基づいて、用紙搬送部305へ用紙の給紙、搬送制御を行う。
収納庫制御部311は、延長リフタHPセンサ607、リフタHPセンサ605、補給時高さセンサ610、底位置検知センサ604、リフト給紙位置検知センサ602、リフタモータM500を制御することで、収納庫506の用紙位置を制御する。
収納庫制御部311は、延長リフタHPセンサ607、リフタHPセンサ605、補給時高さセンサ610、底位置検知センサ604、リフト給紙位置検知センサ602、リフタモータM500を制御することで、収納庫506の用紙位置を制御する。
次に本実施形における、収納庫506の開閉時のリフト動作について説明する。図4は収納庫506上に敷設されている収納庫Openボタン510押下時のリフト動作を説明するフローチャートである。
最初、S401において収納庫Openボタン510が押下されたかどうかを常時監視している。収納庫Openボタン510が押下されるとS402へ進み、リフタモータM500をリフタ板507aが下降する方向に駆動を開始する。S402において、収納庫制御部311はリフタ板507aの現在位置をリフタ板507aの駆動開始前位置として保持する。
続いて、S403では、用紙仕切り板延長検知センサ606がOFFかどうかを確認している。用紙仕切り板延長検知センサ606がOFFの場合、通常紙が収納されている。この場合、S404、S405にて、底位置検知センサ604がON、または補給時高さセンサ610がONになっているかどうか確認し、どちらかがONになるまで待つ。どちらかのセンサがONになれば、S406に進みリフタモータM500の駆動を停止させ、次にS407で収納庫オープンソレノイド617をONにして収納庫506をオープンする。S406において、収納庫制御部311は、リフタモータM500の駆動時間から算出したリフタ板507aの移動量を駆動開始前位置から減算することで、リフタ板507aの現在位置を算出し保持し、後にS411の判定に使用する。
S403にて、用紙仕切り板延長検知センサ606がONの場合、ユーザがリフタ板507aとリフタ板507bにまたがる用紙、つまり、長尺紙が収納されている。この場合、S408にて延長リフタHPセンサ607がONになるまで待ち、ONになったら、S406でリフタモータM500の駆動を停止させ、S407で収納庫オープンソレノイド617をONにして収納庫506をオープンする。
次に、用紙仕切板延長検知センサ606の状態を監視する(S409)。通常紙の場合、すなわち用紙仕切板延長検知センサ606がONでない場合、S414に進み、収納庫開閉検知センサが閉まるのを待つ。
S409にて長尺紙の場合、すなわち用紙仕切板延長検知センサ606がONの場合、S410に進みリフタHPセンサ605がOFFかつ延長リフタHPセンサ607がONかを確認する。S410がNOの場合、リフタ板507aとリフタ板507bの高さが同じなので、ユーザはそのまま長尺紙を積載することができるため、収納庫開閉検知センサが閉まるのを待つ(S414)。
S410にてリフタHPセンサ605と延長リフタHPセンサ607の検出結果が異なる場合、リフタ板507aとリフタ板507bの高さが異なるため、S411にて2つのリフタ板の高さ差異の大小を判定する。ここでは、延長リフタHPセンサがONである、つまりリフタ板507bは下限に位置することから、2つのリフタ板の高さ差異は、S406にて保持したリフタ板507a高さにより決まる。
S411にてリフタ板507aの高さが所定値以下である場合、2つのリフタ板の高さ差異が大きいため、長尺紙を積載すると低いリフタ板のほうに用紙がずり落ちてしまう可能性が高い状態である。そこで、図6Aに示すように、一度用紙除去した後に収納庫閉指示のメッセージを操作部310に表示し、収納庫開閉検知センサ608を監視してユーザが収納庫506を閉じるのを待つ(S414)。
S411にてリフタ板507aの高さが所定値以上である場合、2つのリフタ板の高さ差異が小さいため、長尺紙を積載することができる状態にある。そこで、図6Bに示すように、長尺紙が積載可能であることを示すメッセージを操作部310に表示し、収納庫開閉検知センサ608を監視してユーザが収納庫506を閉じるのを待つ(S414)。
次に、図5を用いて、収納庫クローズ時のリフト動作および表示操作部と給紙デッキの状態を説明する。
まず、S502にて、リフタモータM500を上昇方向に駆動開始する。S502において、収納庫制御部311はリフタ板507aの現在位置を駆動開始前位置として保持しておく。
続いて、S503にて、用紙仕切り板延長検知センサ606がONかどうかを確認する。S503にて、用紙仕切り板延長検知センサ606がONの場合、S504に進みリフタHPセンサ605がOFFかつ延長リフタHPセンサ607がONかを確認する。S504がYESの場合、リフタ板507aとリフタ板507bの高さが異なるので、リフタ位置合わせ動作中であることをユーザに知らせるために収納庫OpenボタンLEDを点滅状態にする(S505)。
S506にて、リフタHPセンサがONになる、つまり2つのリフタ高さがそろうのを待ち、そろったらリフタ位置合わせが完了したことをユーザに知らせるために収納庫OpenボタンLEDを点灯状態に変更する(S507)。
続いてS508にて、S501で保持しておいたリフタ板507aの位置から、リフタ板507a上昇前の2つのリフタ板の高さ差異の大小を判定する。S508にてリフタ板507aの高さが所定値以下である場合、リフタ板507a上昇前の2つのリフタ板の高さ差異が大きいため、用紙はまだ積載されてないので、S509でリフタモータM500の駆動を停止させる。S509において、収納庫制御部311は、リフタモータM500の駆動時間から算出したリフタ板507aの移動量を駆動開始前の位置に加算することで、リフタ板507aの現在位置を算出し保持する。
S508にて、リフタ板507aの高さが所定値以上である場合、リフタ板507a上昇前の2つのリフタ板の高さ差異が小さいため、長尺紙が積載されている可能性がある。したがって、S510にて用紙有が検知されか、またはS512にてリフト給紙位置検知センサ602がONになるまでリフタ板507aの上昇を継続する。
S503で用紙仕切り板延長検知センサ606がOFFの場合、通常紙が積載されているので、リフタ位置合わせ処理は行わず、収納庫OpenボタンLEDを点灯状態にする(S507)。そして、S510で用紙有が検知されか、またはS512でリフト給紙位置検知センサ602がONになるまでリフタ板507aの上昇を継続する。
S504がNOの場合、つまり、リフタHPセンサ605がONまたは延長リフタHPセンサ607がOFFの場合、リフタ板507aとリフタ板507bの高さが同じである。この場合も、リフタ位置合わせ処理の必要がないので、収納庫OpenボタンLEDを点灯状態にする(S507)。そして、S510で用紙有が検知されか、またはS512でリフト給紙位置検知センサ602がONになるまでリフタ板507aの上昇を継続する。
S510にて、用紙有が検知されると、S509にて収納庫制御部311はリフタモータM500の駆動を停止し、その駆動時間からリフタ板507aの位置を算出する。S511にて、収納庫制御部311はリフタ板507a位置から用紙残量を算出しプリンタ制御部304に対し用紙残量を通知する。プリンタ制御部304は用紙残量通知を受信したら、給紙デッキ250からのプリント動作が可能になったことをCPU回路部300に通知する。
S512にて、リフト給紙位置検知センサ602がONになると、S509にてリフタモータM500の駆動を停止し、S513へ進み、収納庫制御部311はプリンタ制御部304に対し用紙無を通知する。S513にて、プリンタ制御部304は用紙無通知を受信すると給紙デッキ250が用紙無状態であることをCPU回路部300に通知する。
250 給紙デッキ、500 用紙仕切り板、507a,507b リフタ板、
510 収納庫Openボタン、602 リフト給紙位置検知センサ、
604 底位置検知センサ、605 リフタHPセンサ、
606 用紙仕切り板延長検知センサ、607 延長リフタHPセンサ、
608 収納庫開閉検知センサ、610 補給時高さセンサ、
M500 リフタモータ
510 収納庫Openボタン、602 リフト給紙位置検知センサ、
604 底位置検知センサ、605 リフタHPセンサ、
606 用紙仕切り板延長検知センサ、607 延長リフタHPセンサ、
608 収納庫開閉検知センサ、610 補給時高さセンサ、
M500 リフタモータ
Claims (3)
- 給紙装置であって、
前記給紙装置の開閉を可能な給紙装置開閉手段と、
用紙を積載可能な第1リフタ板と
用紙を積載可能な第2リフタ板と、
前記第1リフタ板と第2リフタ板を昇降させることが可能なリフタ昇降手段と、
前記第1リフタ板と第2リフタ板の高さの差異を算出するリフタ板高さ差異算出手段と、
用紙後端の位置を規制する第1リフタ及び第2のリフタ上の位置を移動可能な用紙仕切り板と、
前記用紙仕切り板の位置を検出する用紙仕切り板位置検出手段と、
用紙の有無を検知する用紙有無検知手段と、を備え、
前記用紙仕切り板位置検出手段によって、前記用紙仕切り板が第2のリフタ板上にあると検出した場合に、前記リフタ板高さ差異算出手段により算出された高さ差異が所定の値より大きい場合には、前記第1リフタ板と第2リフタ板が同じ位置になるまで昇降させる位置合わせ動作を行った後にリフタを停止し、高さ差異が所定の値より小さい場合には、リフタ高さ合わせ動作後にリフタ停止せずに継続してリフタ上昇処理を行うことを特徴とする給送装置。 - 前記第2リフタ板は独立駆動を持たず、前記第1リフタ板によって持ち上げられる構成であることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
- 前記用紙仕切り板位置検出手段によって、前記用紙仕切り板が前記第2のリフタ板上にあると検出した場合、積載される用紙の長さが前記第2リフタまで届く以上に長いことを検知することを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018221770A Pending JP2020083564A (ja) | 2018-11-28 | 2018-11-28 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020083564A (ja) |
-
2018
- 2018-11-28 JP JP2018221770A patent/JP2020083564A/ja active Pending
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