JP2020083392A - トレイ、ワーク梱包体、及びワークの梱包方法 - Google Patents
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Abstract
Description
上記トレイにおいて、前記位置決め部は、前記本体枠部の四辺部のうち、対向する一組の辺部にそれぞれ配置される第1位置決め部と第2位置決め部とを備えることが好ましい。
上記トレイにおいて、前記第1位置決め部及び前記第2位置決め部は、それぞれ前記辺部の長さ方向における中央よりも前記辺部の長さ方向における端部側に配置されていることが好ましい。
この構成によれば、トレイ本体の向きを容易に視認することができる。
上記トレイにおいて、前記蓋枠部は、前記蓋体の前記蓋本体部の上面よりも上方に突出する蓋内周枠部と、前記蓋内周枠部の外周を取り囲むように設けられ、前記蓋本体部の下面よりも下方に位置する蓋外周枠部と、を備え、前記蓋内周枠部の形状は、帯状の上面を有する平面視四角形状であり、前記蓋内周枠部の四辺部のうち、対向する一組の辺部の幅寸法は、前記一組の辺部と異なる一組の辺部の幅寸法よりも大きいことが好ましい。
この構成によれば、トレイに取り付けられたバンド部材の位置ずれを抑えることができる。
この構成によれば、トレイ枠部の外周縁部においてバンド部材の位置ずれを抑えることができる。
この構成によれば、例えば、トレイの蓋体側に配置されるバンド部材に外力が加わることを要因としたバンド部材の位置ずれを好適に抑えることができる。
ワーク梱包体は、上記のトレイと、前記トレイに収容されるワークとを備える。
図1に示すように、本実施形態のトレイ11は、ワークWを収容するトレイ本体12と、蓋体13とを備えている。
図1及び図2に示すように、トレイ11のトレイ本体12は、ワークWを所定の位置で保持するワーク保持部14と、ワーク保持部14の外周に設けられる本体枠部15とを備えている。トレイ本体12の形状は、平面視四角形状である。トレイ本体12のワーク保持部14は、複数のワークWを所定の位置で保持するように構成されている。
図1に示すように、トレイの蓋体13は、トレイ本体12のワーク保持部14を覆う蓋本体部21と、蓋本体部21の外周に設けられる蓋枠部22とを備えている。蓋体13の蓋本体部21は、平面視でトレイ本体12のワーク保持部14と同様の外形を有している。
図6及び図7に示すように、トレイ11は、蓋体13をトレイ本体12に装着した装着状態で巻き付けられるバンド部材Bを係止するための係止部27を有している。
本実施形態のトレイ本体12及び蓋体13は、それぞれ合成樹脂製のシート材から構成されている。トレイ本体12及び蓋体13は、シート材をプレス成形することで、各部分が形成されているため、次のような構成を有している。
次に、トレイ11を用いてワークWを梱包するワークWの梱包方法について説明する。
ワークWの梱包方法は、作業台WBに対してトレイ本体12を位置決めして載置する載置工程と、ワークWをトレイ本体12のワーク保持部14に保持させる保持工程とを備えている。
(1)トレイ11において、ワークWを収容するトレイ本体12は、ワークWを所定の位置で保持するワーク保持部14と、ワーク保持部14の外周に設けられる本体枠部15とを備えている。トレイ本体12の本体枠部15は、ワークWをワーク保持部14に搬入する作業を行う作業台WBに対してトレイ本体12を位置決めする位置決め部20を有している。本体枠部15の位置決め部20は、本体枠部15の底面において本体枠部15の外周縁よりも内側となる位置に下方開口する凹部である。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・トレイ11のトレイ本体12における位置決め部20を貫通孔に変更してもよい。また、位置決め部20は、貫通孔と凹部とを組み合わせて構成することもできる。
・トレイ11の係止部27における横断係止部は、単数であってもよいし、複数であってもよい。また、トレイ11の係止部27における切り欠き係止部は、単数であってもよいし、複数であってもよい。また、トレイ11の係止部27を切り欠き係止部及び横断係止部のいずれか一方の係止部から構成することもできる。また、トレイ11の係止部27を例えば蓋体13の蓋本体部21の上面に配置することもできる。
・ワーク梱包体34のバンド部材Bを省略することもできる。
・トレイ11のトレイ本体12における本体内周枠部16を省略してもよい。
・トレイ11の外形(トレイ本体12又は蓋体13の外形)は、平面視四角形状に限定されず、他の多角形状や円形状等に変更することもできる。
・トレイ11のトレイ本体12における位置決め部20は、単数であってもよいし、3つ以上であってもよい。また、位置決め部20をトレイ本体12の本体外周枠部17において隣り合う一対の辺部にそれぞれ配置してもよい。
・トレイ11は、例えば、金型を用いた射出成形により形成することもできる。
Claims (15)
- ワークを収容するトレイ本体を備えるトレイであって、
前記トレイ本体は、前記ワークを所定の位置で保持するワーク保持部と、前記ワーク保持部の外周に設けられる本体枠部と、を備え、
前記本体枠部は、前記ワークを前記ワーク保持部に搬入する作業を行う作業台に対して前記トレイ本体を位置決めする位置決め部を有し、
前記位置決め部は、前記本体枠部の底面において前記本体枠部の外周縁よりも内側となる位置に下方開口する凹部又は貫通孔であることを特徴とするトレイ。 - 前記トレイ本体の形状は、平面視四角形状であることを特徴とする請求項1に記載のトレイ。
- 前記位置決め部は、前記本体枠部の四辺部のうち、対向する一組の辺部にそれぞれ配置される第1位置決め部と第2位置決め部とを備えることを特徴とする請求項2に記載のトレイ。
- 前記第1位置決め部及び前記第2位置決め部は、それぞれ前記辺部の長さ方向における中央よりも前記辺部の長さ方向における端部側に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のトレイ。
- 前記本体枠部の四隅部のうち、いずれか一つの隅部の外周形状は、前記一つの隅部以外の三つの隅部の外周形状と異なることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載のトレイ。
- 前記本体枠部は、前記トレイ本体の前記ワーク保持部の上面よりも上方に突出する本体内周枠部と、
前記本体内周枠部の外周を取り囲むように設けられ、前記ワーク保持部の下面よりも下方に位置する本体外周枠部と、を備え、
前記本体内周枠部の形状は、帯状の上面を有する平面視四角形状であり、前記本体内周枠部の四辺部のうち、対向する一組の辺部の幅寸法は、前記一組の辺部と異なる一組の辺部の幅寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のトレイ。 - 蓋体をさらに備え、
前記蓋体は、前記トレイ本体の前記ワーク保持部を覆う蓋本体部と、前記蓋本体部の外周に設けられる蓋枠部と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のトレイ。 - 前記蓋枠部は、前記蓋体の前記蓋本体部の上面よりも上方に突出する蓋内周枠部と、
前記蓋内周枠部の外周を取り囲むように設けられ、前記蓋本体部の下面よりも下方に位置する蓋外周枠部と、を備え、
前記蓋内周枠部の形状は、帯状の上面を有する平面視四角形状であり、
前記蓋内周枠部の四辺部のうち、対向する一組の辺部の幅寸法は、前記一組の辺部と異なる一組の辺部の幅寸法よりも大きいことを特徴とする請求項7に記載のトレイ。 - 前記蓋体を前記トレイ本体に装着した装着状態で巻き付けられるバンド部材を係止するための係止部を有することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のトレイ。
- 前記係止部は、前記本体枠部と前記蓋枠部とから構成されるトレイ枠部の外周縁を切り欠く形状を有する切り欠き係止部を含むことを特徴とする請求項9に記載のトレイ。
- 前記係止部は、前記蓋枠部の枠内と枠外とを横断するように延在する横断係止部を含むことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のトレイ。
- 前記位置決め部は、前記凹部を含み、前記本体枠部の上面は、前記凹部に対応して膨出している本体膨出凸部を有し、
前記蓋枠部の底面は、前記本体膨出凸部が挿入される挿入凹部を有し、
前記蓋枠部の上面は、前記挿入凹部に対応して膨出している蓋膨出凸部を有することを特徴とする請求項7から請求項11のいずれか一項に記載のトレイ。 - 前記蓋枠部の上面は、前記蓋体上に前記トレイ本体を積み重ねた状態で前記トレイ本体の前記本体枠部を支持する支持突起をさらに有することを特徴とする請求項12に記載のトレイ。
- 請求項1から請求項13のいずれか一項に記載のトレイと、前記トレイに収容されるワークとを備えることを特徴とするワーク梱包体。
- 請求項1から請求項13のいずれか一項に記載のトレイを用いるワークの梱包方法であって、
前記作業台に突設されたピンを前記トレイ本体の前記位置決め部に挿入することで、前記作業台に対して前記トレイ本体を位置決めして載置する載置工程と、
前記作業台に載置された前記トレイ本体にワーク自動搬入装置を用いて前記ワークを搬入して前記ワークを前記ワーク保持部に保持させる保持工程と、を備えることを特徴とするワークの梱包方法。
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